JPH0886301A - シリンダの回り止め - Google Patents
シリンダの回り止めInfo
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- JPH0886301A JPH0886301A JP24491294A JP24491294A JPH0886301A JP H0886301 A JPH0886301 A JP H0886301A JP 24491294 A JP24491294 A JP 24491294A JP 24491294 A JP24491294 A JP 24491294A JP H0886301 A JPH0886301 A JP H0886301A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外形及び所要スペースが大きくなることな
く、簡単な構造で重量増加も殆どなく回り止めをする。 【構成】 往復動行程を超える長さで均一な凹凸横断面
形状に形成した回り止め軸71をヘッドカバー4に一端
を固着してシリンダ2内に軸心線方向に設け、この回り
止め軸71が進入可能なようにピストン5p側から穿孔
してピストンロッド5r内にピストンロッド内空所5c
を形成し、このピストンロッド内空所5cのピストン頭
部開口部に回り止め軸71の凹凸横断面形状に遊嵌する
凹凸横断面穴形状の回り止めボス51を固着して設け
た。
く、簡単な構造で重量増加も殆どなく回り止めをする。 【構成】 往復動行程を超える長さで均一な凹凸横断面
形状に形成した回り止め軸71をヘッドカバー4に一端
を固着してシリンダ2内に軸心線方向に設け、この回り
止め軸71が進入可能なようにピストン5p側から穿孔
してピストンロッド5r内にピストンロッド内空所5c
を形成し、このピストンロッド内空所5cのピストン頭
部開口部に回り止め軸71の凹凸横断面形状に遊嵌する
凹凸横断面穴形状の回り止めボス51を固着して設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流体の圧力により軸
方向に往復動をするシリンダのピストンロッドが軸心線
まわりに回転しないようにする手段に関するものであ
る。
方向に往復動をするシリンダのピストンロッドが軸心線
まわりに回転しないようにする手段に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のシリンダの回り止め手段を
示す。一端にロッド側カバー3、他端にヘッドカバー4
が取り付けられたシリンダ2内に、滑動自由に装入され
たピストン5pと一体的に結合されているピストンロッ
ド5rが、ヘッド側室2a又はロッド側室2bに圧入さ
れた作動油(流体)圧により、軸方向(図の左又は右)
に往復動をする。ピストンロッド5rの回り止め手段と
して、ピストンロッド5rに回り止めブラケット791
をピン792で取り付け、回り止めブラケット791に
案内棒79をピストンロッド5rと平行に取り付け、ロ
ッド側カバー3にピストンロッド5rの軸心線に平行な
方向に設けた直動軸受39内に案内棒79を滑動自由に
通すことにより、ピストンロッド5rの軸方向往復動を
許容しながら、軸心線まわりに回転しないようにしてい
る。
示す。一端にロッド側カバー3、他端にヘッドカバー4
が取り付けられたシリンダ2内に、滑動自由に装入され
たピストン5pと一体的に結合されているピストンロッ
ド5rが、ヘッド側室2a又はロッド側室2bに圧入さ
れた作動油(流体)圧により、軸方向(図の左又は右)
に往復動をする。ピストンロッド5rの回り止め手段と
して、ピストンロッド5rに回り止めブラケット791
をピン792で取り付け、回り止めブラケット791に
案内棒79をピストンロッド5rと平行に取り付け、ロ
ッド側カバー3にピストンロッド5rの軸心線に平行な
方向に設けた直動軸受39内に案内棒79を滑動自由に
通すことにより、ピストンロッド5rの軸方向往復動を
許容しながら、軸心線まわりに回転しないようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回り止め手段は
上記のようであるが、シリンダ2の外側に往復動をする
案内棒79があるので、外形及び所要スペースが大きく
なる。また、図4に示すようにピストンロッド5rが左
方へ進出した状態で、ピストンロッド5rに回転しよう
とする力が生じた場合、案内棒79の回り止めブラケッ
ト791固着部及び直動軸受39に相当な曲げモーメン
トが生じるので、これらは比較的頑丈な構造とする必要
があり、重量もかなり増加するというような課題があっ
た。
上記のようであるが、シリンダ2の外側に往復動をする
案内棒79があるので、外形及び所要スペースが大きく
なる。また、図4に示すようにピストンロッド5rが左
方へ進出した状態で、ピストンロッド5rに回転しよう
とする力が生じた場合、案内棒79の回り止めブラケッ
ト791固着部及び直動軸受39に相当な曲げモーメン
トが生じるので、これらは比較的頑丈な構造とする必要
があり、重量もかなり増加するというような課題があっ
た。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、外形及び所要スペースが大きくなることな
く、簡単な構造で重量増加も少ないシリンダの回り止め
手段を実現することを目的とする。
れたもので、外形及び所要スペースが大きくなることな
く、簡単な構造で重量増加も少ないシリンダの回り止め
手段を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシリンダ
の回り止めは、往復動行程を超える長さで均一な凹凸横
断面形状に形成した回り止め軸をヘッドカバーに一端を
固着してシリンダ内に軸心線方向に設け、この回り止め
軸が進入可能なようにピストン側から穿孔してピストン
ロッド内にピストンロッド内空所を形成し、このピスト
ンロッド内空所のピストン頭部開口部に前記回り止め軸
の凹凸横断面形状に遊嵌する凹凸横断面穴形状の回り止
めボスを固着して設けたものである。
の回り止めは、往復動行程を超える長さで均一な凹凸横
断面形状に形成した回り止め軸をヘッドカバーに一端を
固着してシリンダ内に軸心線方向に設け、この回り止め
軸が進入可能なようにピストン側から穿孔してピストン
ロッド内にピストンロッド内空所を形成し、このピスト
ンロッド内空所のピストン頭部開口部に前記回り止め軸
の凹凸横断面形状に遊嵌する凹凸横断面穴形状の回り止
めボスを固着して設けたものである。
【0006】
【作用】この発明におけるシリンダ内にヘッドカバーに
一端を固着して設けられた回り止め軸は、ピストンロッ
ド内空所に進入することができ、ピストンロッドの往復
動を拘束しない。しかし、この回り止め軸の凹凸横断面
形状は回り止めボスの凹凸横断面穴に遊嵌しているの
で、回り止め軸と回り止めボスとの相対回転は不可能で
あり、回り止め軸が固着されたシリンダと回り止めボス
が固着されたピストンロッドとの相対回転も不可能であ
り回り止めとなる。
一端を固着して設けられた回り止め軸は、ピストンロッ
ド内空所に進入することができ、ピストンロッドの往復
動を拘束しない。しかし、この回り止め軸の凹凸横断面
形状は回り止めボスの凹凸横断面穴に遊嵌しているの
で、回り止め軸と回り止めボスとの相対回転は不可能で
あり、回り止め軸が固着されたシリンダと回り止めボス
が固着されたピストンロッドとの相対回転も不可能であ
り回り止めとなる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、2はシリンダであり、シリンダ2
の一端にはロッド側カバー3、他端にはヘッドカバー4
が取り付けられている。シリンダ2内の両端部には図示
しない給排油(流体)口があけられて、各配管が接続さ
れている。ピストン5pとピストンロッド5rとは一体
であり、ピストン5pはシリンダ2内を滑動可能であ
り、シリンダ2内はピストン5pによってヘッド側室2
aとロッド側室2bとに区画される。ピストンロッド5
rはロッド側カバー3を気密又は液密に貫通して図の左
方へ突出し、ピストン5pとピストンロッド5rとは図
の左右方向である軸方向に往復動をするように設けられ
ている。なお、ピストン5pの外周面にはシリンダ2の
内周面に気密に滑動するようにスリーブやシールリング
が設けられている。ピストンロッド5rがロッド側カバ
ー3を貫通する箇所も同様である。
する。図1において、2はシリンダであり、シリンダ2
の一端にはロッド側カバー3、他端にはヘッドカバー4
が取り付けられている。シリンダ2内の両端部には図示
しない給排油(流体)口があけられて、各配管が接続さ
れている。ピストン5pとピストンロッド5rとは一体
であり、ピストン5pはシリンダ2内を滑動可能であ
り、シリンダ2内はピストン5pによってヘッド側室2
aとロッド側室2bとに区画される。ピストンロッド5
rはロッド側カバー3を気密又は液密に貫通して図の左
方へ突出し、ピストン5pとピストンロッド5rとは図
の左右方向である軸方向に往復動をするように設けられ
ている。なお、ピストン5pの外周面にはシリンダ2の
内周面に気密に滑動するようにスリーブやシールリング
が設けられている。ピストンロッド5rがロッド側カバ
ー3を貫通する箇所も同様である。
【0008】図1に示すように、シリンダ2内には軸心
線を一致させてスプラインシャフト71が、その一端を
ヘッドカバー4の内側に取付部材41及び取付ねじ42
により固着されて設けられている。スプラインシャフト
71は図の右端取付部以外は全長にわたって均一なスプ
ライン状横断面形状であり、往復動行程(ピストンスト
ローク)に所要長さを加えた長さとなっている。
線を一致させてスプラインシャフト71が、その一端を
ヘッドカバー4の内側に取付部材41及び取付ねじ42
により固着されて設けられている。スプラインシャフト
71は図の右端取付部以外は全長にわたって均一なスプ
ライン状横断面形状であり、往復動行程(ピストンスト
ローク)に所要長さを加えた長さとなっている。
【0009】図1に示すように、ピストン5p,ピスト
ンロッド5r内にはピストン5pの頭から穿孔してピス
トンロッド内空所5cが形成されている。ピストンロッ
ド内空所5cの内径はスプラインシャフト71の最外径
より大きく、長さ(深さ)はピストン5p,ピストンロ
ッド5rが最も右方へ移動したときでもスプラインシャ
フト71の先端が当たらない長さとなっている。ピスト
ンロッド内空所5cのピストン5p頭部開口部にはスプ
ラインボス51が、取付ねじ52によりピストン5pに
固着して設けられている。スプラインボス51のスプラ
インシャフト71が通る穴形状はスプラインシャフト7
1が遊嵌する穴形状とする。すなわち、スプラインシャ
フト71のスプライン状横断面形状に僅かな隙間を有し
て嵌合する形状で、スプラインシャフト71とスプライ
ンボス51との間は軸方向に滑動自由で軸心線まわりに
回転不可能な形状となっている。
ンロッド5r内にはピストン5pの頭から穿孔してピス
トンロッド内空所5cが形成されている。ピストンロッ
ド内空所5cの内径はスプラインシャフト71の最外径
より大きく、長さ(深さ)はピストン5p,ピストンロ
ッド5rが最も右方へ移動したときでもスプラインシャ
フト71の先端が当たらない長さとなっている。ピスト
ンロッド内空所5cのピストン5p頭部開口部にはスプ
ラインボス51が、取付ねじ52によりピストン5pに
固着して設けられている。スプラインボス51のスプラ
インシャフト71が通る穴形状はスプラインシャフト7
1が遊嵌する穴形状とする。すなわち、スプラインシャ
フト71のスプライン状横断面形状に僅かな隙間を有し
て嵌合する形状で、スプラインシャフト71とスプライ
ンボス51との間は軸方向に滑動自由で軸心線まわりに
回転不可能な形状となっている。
【0010】次に、図1に示す実施例の動作について説
明する。シリンダ2が固定されているとすれば、図示し
ない給排油(流体)口からヘッド側室2a又はロッド側
室2bに作動油(流体)を圧入すると、油(流体)圧に
よりピストン5p,ピストンロッド5rは図の左方又は
右方へ移動して、ピストンロッド5rの先端部に取り付
けられた図示しない物体を往復駆動する。なお、ピスト
ンロッド5rが固定であればシリンダ2が往復動をす
る。
明する。シリンダ2が固定されているとすれば、図示し
ない給排油(流体)口からヘッド側室2a又はロッド側
室2bに作動油(流体)を圧入すると、油(流体)圧に
よりピストン5p,ピストンロッド5rは図の左方又は
右方へ移動して、ピストンロッド5rの先端部に取り付
けられた図示しない物体を往復駆動する。なお、ピスト
ンロッド5rが固定であればシリンダ2が往復動をす
る。
【0011】図1において、シリンダ2は固定されてお
り、油圧によりピストン5pが往復動をするとすれば、
ヘッドカバー4に固着されているスプラインシャフト7
1は静止しており、ピストン5pに固着されているスプ
ラインボス51は軸方向に移動する。スプラインボス5
1の穴はスプラインシャフト71のスプライン形状に遊
嵌する形状であり、ピストンロッド内空所5cの内径は
スプラインシャフト71の最大外径より大きいので、軸
方向の相対移動は自由である。また、ピストンロッド内
空所5cの深さ(長さ)もスプラインシャフト71の進
入に支障がない寸法となっている。しかし、スプライン
シャフト71の外形及びスプラインボス51の穴形状は
スプライン状で凹凸横断面形状で遊嵌しているので、ス
プラインシャフト71とスプラインボス51との相対回
転は不可能である。したがって、スプラインシャフト7
1が固着されているシリンダ2に対して、スプラインボ
ス51が固着されているピストン5p,ピストンロッド
5rの回り止めとなる。なお、ピストンロッド内空所5
cが閉塞空間になっていると往復動が不自由となるの
で、ヘッド側室2aとピストンロッド内空所5cとの間
は、往復動にともなって流体が入出することができるよ
うに、スプラインシャフト71とスプラインボス51と
の間に適当な隙間をあけるか、又は別に流通穴があけら
れている。
り、油圧によりピストン5pが往復動をするとすれば、
ヘッドカバー4に固着されているスプラインシャフト7
1は静止しており、ピストン5pに固着されているスプ
ラインボス51は軸方向に移動する。スプラインボス5
1の穴はスプラインシャフト71のスプライン形状に遊
嵌する形状であり、ピストンロッド内空所5cの内径は
スプラインシャフト71の最大外径より大きいので、軸
方向の相対移動は自由である。また、ピストンロッド内
空所5cの深さ(長さ)もスプラインシャフト71の進
入に支障がない寸法となっている。しかし、スプライン
シャフト71の外形及びスプラインボス51の穴形状は
スプライン状で凹凸横断面形状で遊嵌しているので、ス
プラインシャフト71とスプラインボス51との相対回
転は不可能である。したがって、スプラインシャフト7
1が固着されているシリンダ2に対して、スプラインボ
ス51が固着されているピストン5p,ピストンロッド
5rの回り止めとなる。なお、ピストンロッド内空所5
cが閉塞空間になっていると往復動が不自由となるの
で、ヘッド側室2aとピストンロッド内空所5cとの間
は、往復動にともなって流体が入出することができるよ
うに、スプラインシャフト71とスプラインボス51と
の間に適当な隙間をあけるか、又は別に流通穴があけら
れている。
【0012】次に、図2に示す第2実施例について説明
する。図2においては、図1におけるスプラインシャフ
ト71の代わりにキーシャフト72が、その一端をヘッ
ドカバーの内側に固着されて設けられている。キーシャ
フト72には全長にわたって均一横断面形状のキー73
が固着されている。また、ピストン5pに取付ねじ54
で固着されたキーボス53には、キー73が固着された
キーシャフト72が遊嵌するように、キー溝を有する穴
形状が形成されている。キー73が固着されたキーシャ
フト72はキーボス53の穴に遊嵌するので、キーシャ
フト72とキーボス53とは軸方向相対移動は自由で、
軸心線まわりの回転は不可能であり、ピストン5pの往
復動は自由で回り止めとなる。
する。図2においては、図1におけるスプラインシャフ
ト71の代わりにキーシャフト72が、その一端をヘッ
ドカバーの内側に固着されて設けられている。キーシャ
フト72には全長にわたって均一横断面形状のキー73
が固着されている。また、ピストン5pに取付ねじ54
で固着されたキーボス53には、キー73が固着された
キーシャフト72が遊嵌するように、キー溝を有する穴
形状が形成されている。キー73が固着されたキーシャ
フト72はキーボス53の穴に遊嵌するので、キーシャ
フト72とキーボス53とは軸方向相対移動は自由で、
軸心線まわりの回転は不可能であり、ピストン5pの往
復動は自由で回り止めとなる。
【0013】次に、図3に示す第3実施例について説明
する。図3においては、キー73がキーボス53に固着
して設けられ、キーシャフト72にはキー73が遊嵌す
るように全長にわたって均一横断面形状のキー溝が形成
されている。キーシャフト72はキー73が固着された
キーボス53の穴に遊嵌するので、キーシャフト72と
キーボス53とは軸方向移動は自由で、軸心線まわりの
回転は不可能であり、ピストン5pの往復動は自由で回
り止めとなる。なお、図2,図3に示すようにキー73
で凹凸横断面形状を形成したものでは、使用にともなっ
てキー73が摩耗したとき容易に取り換えることができ
る利点がある。
する。図3においては、キー73がキーボス53に固着
して設けられ、キーシャフト72にはキー73が遊嵌す
るように全長にわたって均一横断面形状のキー溝が形成
されている。キーシャフト72はキー73が固着された
キーボス53の穴に遊嵌するので、キーシャフト72と
キーボス53とは軸方向移動は自由で、軸心線まわりの
回転は不可能であり、ピストン5pの往復動は自由で回
り止めとなる。なお、図2,図3に示すようにキー73
で凹凸横断面形状を形成したものでは、使用にともなっ
てキー73が摩耗したとき容易に取り換えることができ
る利点がある。
【0014】なお、図1に示したスプラインシャフト7
1のスプラインの歯は角形で4条であるが、例えば、イ
ンボリュート形歯形状としてもよく、2条,3条又は5
条以上の歯を形成しても勿論よい。また、図2及び図3
では2条のキー及びキー溝を示したが、1条又は3条以
上としてもよい。
1のスプラインの歯は角形で4条であるが、例えば、イ
ンボリュート形歯形状としてもよく、2条,3条又は5
条以上の歯を形成しても勿論よい。また、図2及び図3
では2条のキー及びキー溝を示したが、1条又は3条以
上としてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、スト
ローク以上の長さの均一な凹凸横断面形状の回り止め軸
をヘッドカバーに一端を固着してシリンダ内に設け、こ
の回り止め軸が進入可能なピストンロッド内空所を形成
し、そのピストン頭部開口部に回り止め軸の凹凸横断面
形状に遊嵌する穴形状の回り止めボスを固着して設けた
ので、外形が大きくなることなく、重量増加も殆どな
く、往復動は自由で軸心線まわりの回転は阻止する回り
止めが得られる。
ローク以上の長さの均一な凹凸横断面形状の回り止め軸
をヘッドカバーに一端を固着してシリンダ内に設け、こ
の回り止め軸が進入可能なピストンロッド内空所を形成
し、そのピストン頭部開口部に回り止め軸の凹凸横断面
形状に遊嵌する穴形状の回り止めボスを固着して設けた
ので、外形が大きくなることなく、重量増加も殆どな
く、往復動は自由で軸心線まわりの回転は阻止する回り
止めが得られる。
【図1】この発明の第1実施例によるシリンダの回り止
めを示し、(A)は側面断面図、(B)は要部の拡大縦
断面図、(C)は(B)のC−C横断面図、(D)は
(B)のD−D横断面図である。
めを示し、(A)は側面断面図、(B)は要部の拡大縦
断面図、(C)は(B)のC−C横断面図、(D)は
(B)のD−D横断面図である。
【図2】この発明の第2実施例によるシリンダの回り止
めを示し、(A)は要部の拡大縦断面図、(B)は横断
面図である。
めを示し、(A)は要部の拡大縦断面図、(B)は横断
面図である。
【図3】この発明の第3実施例によるシリンダの回り止
めを示し、(A)はキーボスの正面図、(B)はキーシ
ャフトの横断面図である。
めを示し、(A)はキーボスの正面図、(B)はキーシ
ャフトの横断面図である。
【図4】従来のシリンダの回り止めを示し、(A)は側
面断面図、(B)は横断面図である。
面断面図、(B)は横断面図である。
2:シリンダ、3:ロッド側カバー、 4:ヘッドカバ
ー、5p:ピストン、 5r:ピストンロッド、51:
スプラインボス、 53:キーボス、5c:ピストンロ
ッド内空所、71:スプラインシャフト、72:キーシ
ャフト、 73:キー。
ー、5p:ピストン、 5r:ピストンロッド、51:
スプラインボス、 53:キーボス、5c:ピストンロ
ッド内空所、71:スプラインシャフト、72:キーシ
ャフト、 73:キー。
Claims (4)
- 【請求項1】 往復動行程を超える長さで均一な凹凸横
断面形状に形成した回り止め軸をヘッドカバーに一端を
固着してシリンダ内に軸心線方向に設け、この回り止め
軸が進入可能なようにピストン側から穿孔してピストン
ロッド内にピストンロッド内空所を形成し、このピスト
ンロッド内空所のピストン頭部開口部に前記回り止め軸
の凹凸横断面形状に遊嵌する凹凸横断面穴形状の回り止
めボスを固着して設けたことを特徴とするシリンダの回
り止め。 - 【請求項2】 前記回り止め軸の凹凸横断面形状及び前
記回り止めボスの凹凸横断面穴形状をスプライン形状と
したことを特徴とする請求項1記載のシリンダの回り止
め。 - 【請求項3】 往復動行程を超える長さの均一横断面の
キーを前記回り止め軸に固着することにより前記凹凸横
断面形状を形成したことを特徴とする請求項1記載のシ
リンダの回り止め。 - 【請求項4】 前記回り止め軸に往復動行程を超える長
さの均一横断面のキー溝を形成し、このキー溝に遊嵌す
るキーを前記回り止めボスの穴に固着したことを特徴と
する請求項1記載のシリンダの回り止め。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24491294A JPH0886301A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | シリンダの回り止め |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24491294A JPH0886301A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | シリンダの回り止め |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0886301A true JPH0886301A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17125824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24491294A Pending JPH0886301A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | シリンダの回り止め |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0886301A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6001379A (en) * | 1993-09-15 | 1999-12-14 | L'oreal | Stable acidic oil-in- water type emulsions and compositions containing them |
JP2012042378A (ja) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Kayaba Ind Co Ltd | 原子炉解体用ロボット |
JP2017225909A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 株式会社テックワザワ | 揺振装置 |
CN107654443A (zh) * | 2017-08-28 | 2018-02-02 | 无锡瑞真精机股份有限公司 | 伸缩式液压自定心机构 |
KR102023384B1 (ko) * | 2019-02-19 | 2019-09-20 | 충남대학교산학협력단 | 농업용 트랙터의 지상고 가변장치 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP24491294A patent/JPH0886301A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6001379A (en) * | 1993-09-15 | 1999-12-14 | L'oreal | Stable acidic oil-in- water type emulsions and compositions containing them |
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