JPH08856U - スナック食品 - Google Patents

スナック食品

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JPH08856U
JPH08856U JP058020U JP5802093U JPH08856U JP H08856 U JPH08856 U JP H08856U JP 058020 U JP058020 U JP 058020U JP 5802093 U JP5802093 U JP 5802093U JP H08856 U JPH08856 U JP H08856U
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JP
Japan
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snack food
yakisoba
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thin skin
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Pending
Application number
JP058020U
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English (en)
Inventor
祥司 川西
Original Assignee
カワニシ食品株式会社
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Publication date
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Publication of JPH08856U publication Critical patent/JPH08856U/ja
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器や箸等を必要とせず、手に持って手軽に
食べることができ、ゴミの減量化や省資源化が可能な中
華麺入りスナック食品を提供する。 【構成】 本考案のスナック食品においては、調理済み
の焼きそば層1の周りに、野菜類、肉類、魚貝介類を混
ぜ加熱調理された焼きそば具層2が設けられ、さらにそ
の外側が、クレープや薄焼き卵のような薄皮材3により
隙間なく包み込まれている。この食品は、冷凍された後
運搬あるいは保管され、調理用の電子レンジ等により内
部まで一様に誘導加熱されてから食される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、容器や箸を使用せずに手で持って手軽に食べることができる中華麺 入りのスナック食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、ハンバーガー、フライドチキン、焼きそば、寿司のように、立ち食いや 持ち帰り(テイクアウト)が自由で手軽に空腹を満たすことができるファストフ ードと呼ばれる食品が、急速に消費を拡大しつつある。そして、これらのファス トフード食品の中でも、特に焼きそばは、ソース味(ウスターソース味)と中華 麺の組合わせという、洋風と中華風とがミックスされた独特の食感を有し、子供 から大人まで幅広い層に人気の高い食品である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのように人気の高い焼きそばであるが、簡便さと省資源化の点で、ハ ンバーガー等の他のファストフード食品に一歩遅れをとっていた。すなわち、ハ ンバーガーやフライドチキンは、紙等に包み直接手で摘んで食べることができる が、焼きそばの場合には、プラスチックのトレイや皿等の容器に入れられかつ箸 やフォークを必要とするため、歩きながら食べることが難しく、また使用済みの 容器や箸等がゴミとして大量に出され、環境を破壊しかねないという問題があっ た。
【0004】 本考案は、このような問題を解決するためになされたもので、トレイや皿等の 容器を必要とせず、手で持って手軽に食べることができ、かつ食後に出るゴミの 減量化や省資源化を図ることができる中華麺入りスナック食品を提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案のスナック食品は、中華麺を集塊して棒状の中華麺層を形成し、この中 華麺層の周囲に長手方向に沿って調理された焼きそば具層を設け、その外側に、 穀物澱粉または卵を主体とする材料により成形された薄皮材を被包してなること を特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案のスナック食品は、外側を焼きそば具層で覆われウスターソース等で調 味された中華麺層と、クレープのような小麦粉や卵を主体として焼かれた薄皮材 とが組合わせ複合された新しい食味を有する。また、焼きそば独特の風味も保持 されているので、子供から大人まで広く好まれる食品である。
【0007】 また、中華麺層と焼きそば具層が薄皮材により被包されているので、食味し易 い型に形成され、直接あるいは紙やプラスチックラップフィルム等に包み手に持 って容易に食べることができる。したがって、焼きそばでありながら型が崩れる ことなく手で持って手軽に食べることができ、取り扱いが簡便であるうえに、皿 等の容器や箸、フォーク等を必要とせず、ゴミの減量化、省資源化の点で有効で ある。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。図1は、本考案の中華麺入り スナック食品の一実施例を示す横断面図である。
【0009】 図において符号1は中華麺層を示し、この中華麺層1は中華蒸し麺(焼きそば 麺)を油で炒め塩、ウスターソース等により調味してなる通称焼きそばである。 この中華麺層1は所定の大きさ、例えば片手で握れる程度の棒状の集塊に形成さ れている。そして、このような調理済みの中華麺層1の周りに、キャベツ等の野 菜類を主とし、これに鶏肉、豚肉、牛肉等の肉類や魚貝介類を混ぜた材料を加熱 調理してなる焼きそばの具層2が設けられている。さらにその外側には、穀物澱 粉または卵を主体とする材料により成形された薄皮材3、例えばクレープや薄焼 き卵のような薄皮シートが、中華麺層1および焼きそば具層2を隙間なく包み込 むように設けられている。薄皮材3は、焼きそば具層2を保持し、弾力性があり 、歯ごたえが柔らかくかつ型崩れを防止する。
【0010】 また、本考案においては、図2および図3にそれぞれ示すように、上記集塊さ れた中華麺層1の上に非流動性の調味料層4を設け、その周りに調理された焼き そば具層2を設けてから、あるいは中華麺層1の周りに調理された焼きそば具層 2を設け、その上に非流動性の調味料層4を設けてから、その外側を、穀物澱粉 または卵を主体とする材料により成形された薄皮材3で被包することもできる。 なお、なお、このように非流動性の調味料層4を介添えさせる場合は、中央の中 華麺層1とその周りを覆う野菜類等の焼きそば具層2が、ほとんど味つけされて ないかあるいは薄味に調味されている。
【0011】 これらの実施例において、最外側に設けられる薄皮材3としては、小麦粉と卵 を主体とした原料を薄くパンケーキ風に焼いたフランス風の焼き菓子、いわゆる クレープ(クレープシュゼット)や、卵だけを薄いシート状に焼いた薄焼き卵等 を使用することができる。
【0012】 また、非流動性の調味料としては、ウスターソースを主体とする焼きそば用の 液体調味料を乾燥させた粉末調味料や、あるいは前記した液体調味料をそのまま 冷却して凍結または半凍結させた固形または半流動性のシート状ソース等を使用 することができる。さらに、これらの非流動性の調味料は、前記した層間に帯状 あるいは多数の斑点状に介挿される。
【0013】 このように構成される実施例のスナック食品は、形成後、一旦冷却して凍結さ せた冷凍状態で運搬あるいは保管され、食べるときに調理用の電子レンジ等によ り内部まで一様に誘導加熱されてから食されるので、取扱いが簡単で、加熱調理 に時間がかからない。また、外側を紙等で包みあるいは直接手に持って食べるこ とができるので、取り扱いが簡便であるうえに、容器や箸、フォーク等を必要と せず、ゴミの減量化の点で有効である。さらに、ウスターソース等で調味された 中華麺層1と、クレープや薄焼き卵のような洋風の薄皮材3とが組合わせられて おり、子供から老人まで広く好まれる新しい食味を有している。
【0014】 またさらに、図2および図3に示す実施例の食品においては、冷凍状態では中 華麺層1および焼きそば具層2が粉末などの非流動性調味料層4とそれぞれ分離 されており、電子レンジ等により誘導加熱され食される時点で初めて、調味料が 流動状態となり、中華麺層1の焼きそばや具層2の野菜等と混じり合うことにな る。したがって、調味直後のより新鮮な味を味わうことができる。
【0015】 さらに、本考案の別の実施例を図4に示す。この実施例においては、加熱調味 済みの中華麺層1と、その周りに設けられた具の層2とからなる中身材料が、皿 状の薄皮材5の一方の凹部に入れられ、その上にもう一方の皿状薄皮材5が被せ られている。すなわち、この皿状薄皮材5は、小麦粉に粉状コンスターチや水等 を加えて混練し深皿状の金型に入れて成型したものであり、通常もなかの皮とし て知られている。そして、図5に示すように、この皿状薄皮材5の外側表面には 、型離れを良くするための細かい格子状の凹凸(図示を省略。)の他に、幅方向 を三等分する位置にそれぞれ仕切り溝6が凹設されており、さらにそれぞれの仕 切り部内にも斜め方向に仕切り溝6が設けられている。
【0016】 このように構成される図4に示すスナック食品においては、図1〜図3の実施 例と同様に、手で持って食べることができるので、取り扱いが簡便で容器や箸を 必要とせず、ゴミの減量化等の点で有効であるうえに、皿状薄皮材5を各仕切り 溝6の位置で、中に挟み込まれた焼きそばや具ごと手で折り取りあるいは歯で噛 み取って食べることができ、食べやすいという利点がある。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のスナック食品においては、中華麺層の焼きそばと 野菜類等の具が、穀物澱粉や卵でできた薄皮材により被包されているので、手に 持って手軽に食べることができる。したがって、取り扱いが簡便であるうえに、 トレイや皿等の容器、箸等を必要とせず、ゴミの減量化や省資源化の点から極め て有効である。また、子供から大人まで広く好まれる新しい食味を有しており、 将来的にも有望な食品である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の中華麺入りスナック食品の一実施例を
示す横断面図。
【図2】本考案のスナック食品の別の実施例を示す横断
面図。
【図3】本考案のスナック食品の第3の実施例を示す横
断面図。
【図4】本考案のスナック食品の第4の実施例を示す斜
視図。
【図5】図4に示す実施例に使用する皿状薄皮材を示す
斜視図。
【符号の説明】
1………中華麺層 2………焼きそば具層 3………薄皮材 4………非流動性の調味料層 5………皿状薄皮材 6………仕切り溝

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中華麺を集塊して棒状の中華麺層を形成
    し、この中華麺層の周囲に長手方向に沿って調理された
    焼きそば具層を設け、その外側に、穀物澱粉または卵を
    主体とする材料により成形された薄皮材を被包してなる
    ことを特徴とするスナック食品。
  2. 【請求項2】 前記中華麺層と前記焼きそば具層との間
    に、調味料層を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    スナック食品。
  3. 【請求項3】 前記焼きそば具層と前記薄皮材との間
    に、調味料層を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    スナック食品。
  4. 【請求項4】 調味料層が、帯状に設けられていること
    を特徴とする請求項2または3記載のスナック食品。
  5. 【請求項5】 調味料層が、多数の斑点状に設けられて
    いることを特徴とする請求項2または3記載のスナック
    食品。
JP058020U 1993-10-27 1993-10-27 スナック食品 Pending JPH08856U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP058020U JPH08856U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 スナック食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP058020U JPH08856U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 スナック食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08856U true JPH08856U (ja) 1996-05-31

Family

ID=13072286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP058020U Pending JPH08856U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 スナック食品

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JP (1) JPH08856U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60149359A (ja) * 1984-01-13 1985-08-06 House Food Ind Co Ltd 容器入りシート状食品の製造法
JPS637766A (ja) * 1986-06-26 1988-01-13 Toyohiko Nishimura 焼きそば等の麺類寿司及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60149359A (ja) * 1984-01-13 1985-08-06 House Food Ind Co Ltd 容器入りシート状食品の製造法
JPS637766A (ja) * 1986-06-26 1988-01-13 Toyohiko Nishimura 焼きそば等の麺類寿司及びその製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970121