JPH088516B2 - 等化器トレーニング方法およびその装置 - Google Patents

等化器トレーニング方法およびその装置

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JPH088516B2
JPH088516B2 JP9134389A JP9134389A JPH088516B2 JP H088516 B2 JPH088516 B2 JP H088516B2 JP 9134389 A JP9134389 A JP 9134389A JP 9134389 A JP9134389 A JP 9134389A JP H088516 B2 JPH088516 B2 JP H088516B2
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宏一郎 田中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動等化器のタップ係数修正のためのトレー
ニング方法およびその装置に関する。
従来の技術 高速データ伝送を行う上で、伝送路の特性を補償する
ために、自動等化器が不可欠である。自動等化器はトラ
ンスバーサルフィルタを用いて構成されるが、一般には
伝送路特性が未知のためフィルタのタップ係数は一意に
は定まらない。そこで通信開始時点において送信側より
トレーニングシーケンスという既知のシーケンスを送り
出し、受信側ではそれを利用して伝送路特性に適応する
ようにタップ係数を修正する必要がある。
第4図は従来の等化器トレーニング方法の例を示すフ
ローチャートである。まず、受信信号を記憶するが(第
4図−101)、その記憶内容のうちトレーニングシーケ
ンス部分が a1,a2,・・・,ap の順に並んでいるとする。jはトレーニングシーケンス
のうち何番かを示すカウンタであり、1に設定する(第
4図−103)。そしてajを用いてタップ係数の修正を行
い(第4図−104)、カウンタjを1増加させる(第4
図−105)。jがp以下であれば(第4図−106)そのj
が表すトレーニングシーケンスを用いてタップ係数を修
正し、そうでなければトレーニング動作を終了する。
第5図は従来の等化器トレーニング装置の例を示すブ
ロック図である。受信信号は波形メモリ201に入力さ
れ、そこで保持される。カウンタ202では波形メモリ以
後の構成が追随できる周期でアドレスを増加させ、波形
メモリ内のトレーニングシーケンス部分をそれ以後の構
成に順番に送り出す。伝送路歪を受けた受信トレーニン
グシーケンスはトランスバーサルフィルタ204で等化さ
れるが、その等化出力と基準シーケンス発生回路205の
出力との差が小さくなるようにタップ係数修正回路206
がタップ係数を修正する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、一般にタップ係数修正に簡略な手段を
用いると、1回あたりのタップ係数修正量を小さく抑え
ねばタップ係数が発散してしまう性質があり、1回あた
りのタップ係数修正量は小さく抑える必要が生じる。そ
して、タップ係数修正量を小さくするとタップ係数の値
を十分な精度をもつまで収束させるために多くの修正回
路、つまり長いトレーニングシーケンスを必要とする。
すなわち前述の方法及び装置では、簡略な係数修正手段
を用いるとトレーニングシーケンス送信に長い時間を要
するため、データ伝送効率が低下するという欠点があっ
た。逆に短いトレーニングシーケンスでタップ係数修正
を完了させようとすると、タップ修正量を大きくとるた
めに複雑な修正手段を用いる必要があり、受信装置の規
模が大きくなるという欠点があった。
本発明はこのような従来の課題を解消し、短いトレー
ニングシーケンスと簡略なタップ係数修正手段とを両立
させうる、等化器トレーニングの方法と装置を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の等化器トレーニング方法およびその装置にお
いては、送信側では短いトレーニングシーケンスを送り
出し、受信側では受信信号のトレーニングシーケンス部
分をタップ係数修正のために繰り返し用いている。
作用 短いトレーニングシーケンスを用いることにより、全
送信時間に対するトレーニングシーケンス送信時間の割
合を減少させてデータ伝送効率を高める。そして受信側
ではそのシーケンスを繰り返してタップ係数修正に用い
ることによりタップ係数修正を多数回行うことが可能と
なり、従って1回あたりの係数の修正量を重視する必要
がなく、簡略なタップ係数修正手段の利用が可能にな
る。つまり装置の規模を縮小することができる。
実施例 以下、本発明の実施例の等化器トレーニング方法とそ
の装置について図面を参照して説明する。
第1図は等化器トレーニング方法の例を示すフローチ
ャートである。まず、受信信号を記憶するが(第1図−
101)、その記憶内容のうちトレーニングシーケンス部
分が a1,a2,・・・,ap の順に並んでいるとする。iはトレーニングシーケンス
の繰り返し回数を表すカウンタであり、まず1に設定す
る(第1図−102)。jはトレーニングシーケンスのう
ち何番かを示すカウンタであり、1に設定する(第1図
−103)。そしてajを用いてタップ係数の修正を行い
(第4図−104)、カウンタjを1増加させる(第1図
−105)。jがp以下であれば(第1図−106)そのjが
表すトレーニングシーケンスを用いてタップ係数を修正
し、そうでなければカウンタiを1増加させる(第1図
−107)。iが指定の回数n以下であれば(第1図−10
8)再度トレーニングシーケンスの先頭部分にもどり、
そうでなければトレーニング動作を終了する。
第2図は等化器トレーニング装置の例を示すブロック
図である。受信信号が波形メモリ201に入力され、そこ
で保持される。カウンタ202では波形メモリ以後の構成
が追随できる周期でアドレスを増加させ、波形メモリ内
のトレーニングシーケンス部分をそれ以後の構成に順番
に送り出す。このカウンタは反復リセット回路203によ
り、トレーニングシーケンスが1回終了するごとにリセ
ットされるので、波形メモリはトレーニングシーケンス
部分を繰り返し選んで出力する。伝送路歪を受けた受信
トレーニングシーケンスはトランスバーサルフィルタ20
4で等化されるが、その等化出力と基準シーケンス発生
装置205の出力との差が小さくなるようにタップ係数修
正回路206がタップ係数を修正する。基準シーケンス発
生装置205も前述の反復リセット回路203によりリセット
されるので、基準シーケンスも繰り返して発生する。こ
こで、基準シーケンスとは、受信信号の等価後の残留歪
を検出するための基準信号として発生させるもので、送
信側で用いたトレーニングシーケンスと同一のシーケン
スである。
第3図は第2図のトランスバーサルフィルタの一部と
波形メモリとを一つのシフトレジスタで共用したもので
ある。受信信号はフトレジスタ301に入力される。その
シフトレジスタはトレーニングシーケンスの持続時間毎
に区間に区切られており、データ選択器302でその内の
一区間を選ぶ。すなわち、まずトレーニングシーケンス
を繰り返し利用するために、それがシフトレジスタ内を
進むのと同期して順次S/R1からS/Rnへと選んで行くので
ある。データ選択器302の出力はタップ係数と積和回路3
03で積和演算され、等化出力になる。反復リセット回路
203、基準シーケンス発生回路205、タップ係数修正回路
206の動作は第2図の例と同じである。
なお、第2図はトランスバーサルフィルタ型線形等化
器を用いた実施例であるが、これは判定帰還型等化器と
しても良い。この場合には、伝送路の特性がより劣悪な
場合にもトレーニングを行うことができる。さらに、ト
ランスバーサルフィルタ型以外の等化器を用いても良い
ことは明かである。
発明の効果 以上のように本発明の等化器トレーニング方法と装置
は、トレーニングシーケンスを繰り返して用いるもので
あり、トレーニングシーケンスが短い場合にもそれを長
いトレーニングシーケンスとして利用できるので、簡略
な係数設定手段で十分な精度のタップ係数を得ることが
できる。従って実用上きわめて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における等化器トレーニング
方法を示すフローチャート、第2図は本発明の一実施例
における等化器トレーニング装置を示すブロック図、第
3図は第2図のトランスバーサルフィルタの一部と波形
メモリを共用した実施例を示すブロック図、第4図は従
来の等化器トレーニング方法を示すフローチャート、第
5図は従来の等化器トレーニング装置を示すブロック図
である。 201……波形メモリ、202……カウンタ、203……反復リ
セット回路、204……トランスバーサルフィルタ、205…
…基準シーケンス発生回路、206……タップ係数修正回
路、301……シフトレジスタ、302……データ選択器、30
3……積和回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】等化のためのトレーニングシーケンスを含
    む受信信号を記憶手段により記憶し、記憶内容の選択手
    段により記憶内容のうち前記トレーニングシーケンス部
    分をタップ係数修正に使用し、修正後再度前記トレーニ
    ングシーケンス部分を取り出してタップ係数修正に使用
    する動作を複数回繰り返すことを特徴とする等化器トレ
    ーニング方法。
  2. 【請求項2】等化のためのトレーニングシーケンスを含
    む受信信号の記憶手段と、前記記憶手段から受信信号に
    含まれる前記トレーニングシーケンス部分を繰り返し選
    択する手段と、前記受信信号の等価後の残留歪を検出す
    る際に、基準とするシーケンスを繰り返し発生する手段
    とを有することを特徴とする等化器トレーニング装置。
JP9134389A 1989-04-11 1989-04-11 等化器トレーニング方法およびその装置 Expired - Fee Related JPH088516B2 (ja)

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