JPH0884877A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JPH0884877A
JPH0884877A JP22503594A JP22503594A JPH0884877A JP H0884877 A JPH0884877 A JP H0884877A JP 22503594 A JP22503594 A JP 22503594A JP 22503594 A JP22503594 A JP 22503594A JP H0884877 A JPH0884877 A JP H0884877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing machine
work cloth
force
motor
bed
Prior art date
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Pending
Application number
JP22503594A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Mitsui
裕之 三井
Shiro Oya
司朗 大矢
Etsuzo Nomura
悦造 野村
Yuji Tagawa
祐二 田川
Yoichi Kurahashi
洋一 倉橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミシンのフレームを小型化すると共に、製造
コストを抑制することができるミシンを提供することで
ある。 【構成】 パルスモータ23,25を駆動すると、円筒
カム31,33の回転に伴って円筒ころ39,47が移
動し、揺動軸43,46などを介して、送り板11がX
軸方向およびY軸方向に移動される。ところで、前記パ
ルスモータ23,25の回転軸23a,25aが、ミシ
ンの下軸21と平行にしてベッド3の下面に配設されて
いることにより、ミシンのフレームをコンパクトにする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工布を保持する加工
布保持手段と、該加工布保持手段をベッド表面に沿って
移動させ、縫針と上記加工布との相対位置を変化させる
加工布移動手段と、を備えたミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のミシンとして次のよ
うなものが考えられている。例えば、特公昭60−27
307号公報には、回転軸をベッドと垂直にしてベッド
下方に配設された一対のモータと、各モータの回転軸に
固定されたピニオンギヤと噛合する扇形の一対の平歯車
と、一方の平歯車の揺動に応じて送り板(加工布保持手
段)をベッド表面に沿った1方向(X軸方向)へ移動さ
せる一連のレバー群と、他方の平歯車の揺動に応じて送
り板をベッド表面に沿った他の方向(Y軸方向)へ移動
させる一連のレバー群と、を備えたミシンが記載されて
いる。
【0003】このようなミシンでは、いずれか所望のモ
ータを回転駆動することにより、送り板をX軸方向,Y
軸方向の内所望の方向へ移動させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ミシン
では、モータの回転軸をベッドと垂直に配設しているの
で、そのモータなどを収容するミシンフレームが大きく
なる。また、ミシンテーブルにモータ配設用の穴を形成
する必要が生じることもあり、この場合、ミシンの製造
コストが高くなる。
【0005】更に、特公昭60−17548に記載のよ
うに、送り板をベルトおよびプーリを介して移動させる
ミシンも考えられているが、この種のミシンでは、X軸
方向移動用のモータとY軸方向移動用のモータとを捩れ
の位置に配設しなければならない。このため、やはりミ
シンフレームが大きくなる。
【0006】そこで、本発明は、加工布保持手段をベッ
ド表面に沿って移動させることのできるミシンにおい
て、そのフレームを小型化することを目的としてなされ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、加工布を保持する加工
布保持手段と、該加工布保持手段をベッド表面に沿って
移動させ、縫針と上記加工布との相対位置を変化させる
加工布移動手段と、を備えたミシンにおいて、該加工布
移動手段が、回転軸を上記ミシンの下軸と平行にして上
記ベッドの下面に配設されたモータと、該モータの回転
力を上記ベッド表面に沿った方向の力に変換して上記加
工布保持手段に伝達する駆動力伝達手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、上記加工布移動手
段が、上記加工布保持手段に互いに異なる方向の力を伝
達する一対の上記駆動力伝達手段を備えると共に、該各
駆動力伝達手段毎に上記モータを備え、該各モータが上
記下軸の両側に配設されたことを特徴とする請求項1記
載のミシンを要旨としている。
【0009】更に、請求項3記載の発明は、上記駆動力
伝達手段が、上記回転軸に同軸状に固定され、周囲に螺
旋状の凹凸が形成された螺旋状係合手段と、該螺旋状係
合手段の凹凸と係合し、上記螺旋状係合手段の回転に応
じて上記回転軸の軸方向に移動する係合片と、該係合片
の上記回転軸の軸方向への移動を、上記ベッド表面に沿
った所定方向の力に変換して上記加工布保持手段に伝達
する伝達手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ま
たは2記載のミシンを要旨としている。
【0010】
【作用】このように構成された請求項1記載の発明で
は、モータを回転させると、駆動力伝達手段はその回転
力をベッド表面に沿った方向の力に変換して加工布保持
手段に伝達する。このため、加工布を保持した加工布保
持手段をベッド表面に沿って上記方向に移動させること
ができる。ここで、モータは、回転軸を上記ミシンの下
軸と平行にして上記ベッドの下面に配設されている。こ
のため、モータを収容するためにミシンのフレームが大
型化したり、ミシンテーブルにモータ配設用の穴を形成
する必要が生じたりすることがない。
【0011】請求項2記載の発明では、一方の駆動力伝
達手段に対応して備えられたモータを回転させた場合
と、他方の駆動力伝達手段に対応して備えられたモータ
を回転させた場合とでは、加工布保持手段には異なる方
向の力が伝達される。このため、各モータを適宜駆動す
ることにより、加工布保持手段をベッド表面に沿って任
意の方向に移動させることができる。また、各モータ
は、回転軸を上記ミシンの下軸と平行にして下軸の両側
に配設されている。下軸は通常ベッドの中心近傍に配設
されるので、このような構成を採用することによりミシ
ンのフレームをより小型化することができる。また、こ
のような構成を採用することにより、各モータを捩れの
位置に配設する必要もない。このため、モータを二つ使
用しているにも関わらずミシンのフレームを良好に小型
化することができる。
【0012】請求項3記載の発明では、モータを回転さ
せれば螺旋状係合手段が回転し、その回転に応じて係合
片がその回転軸の軸方向へ移動する。すると、伝達手段
が、その係合片の移動をベッド表面に沿った所定方向の
力に変換して上記加工布保持手段に伝達する。一方、加
工布保持手段から伝達手段を介して、係合片に上記軸方
向の力が加わったとしても、その力は螺旋状係合手段に
回転力を与えない。例えば、加工布保持手段の移動,停
止,方向転換などを行うと、加工布保持手段から力が加
わるが、その力は螺旋状係合手段と係合片との係合によ
って吸収され、モータには伝わらない。従って、モータ
の出力は比較的小さいものでよく、モータを小型化して
一層ミシンのフレームを小型化することができる。ま
た、螺旋状係合手段と係合片との係合により駆動力を伝
達する構成はきわめて簡単であり、この構成によってミ
シンのフレームが大型化することもない。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図2は、実施例のミシン1の構成を一部破断して表
す正面図である。図に示すように、ベッド3の上面には
覆板5および針板7が固定されている。その覆板5には
穴部5a,5bが形成され、針板7には針穴7a(図
1)が形成されている。覆板5の下面には送り台9が、
上面には送り板11がそれぞれ配設され、その送り台9
および送り板11は穴部5a,5bを介して互いに固定
されている。送り板11の先端には四角枠11aが形成
され、送り台9上には押え腕13が固定されている。こ
の押え腕13は、ミシン1のアーム15とベッド3との
間で前方に延び、四角枠11a上に配設された加工布
(図示せず)をバネ13aの力によって押さえつけるも
のである。このため、送り台9,送り板11,押え腕1
3,および四角枠11aと押え腕13との間に保持され
た加工布は、穴部5a,5bの大きさに応じた所定範囲
で、覆板5に沿って一体に移動する。
【0014】次に、図1はベッド3内部の構成を表す平
面図である。図に示すように、ミシン1の下軸21(基
端部を図示省略)の両側には、一対のパルスモータ2
3,25がその回転軸23a,25aを下軸21と平行
にして配設されている。各回転軸23a,25aの先端
には、カップリング27,29を介して円筒カム(円筒
周囲に螺旋状の突条を有するカム)31,33が固定さ
れている。
【0015】ベッド3のハウジング35と送り台9との
間には、直線状レバー37が揺動自在に固定され、その
直線状レバー37の中央近傍に配設された円筒ころ39
が円筒カム31と係合している。また、送り台9の前端
近傍には長穴9aが形成され、その長穴9aには角コマ
41が摺動可能に収容されている。そして、角コマ41
と円筒カム33との間にはL字状レバー45が配設され
ている。このL字状レバー45は、直線状レバー37の
送り台9側の揺動軸43と同軸状に配設された揺動軸4
6(図3)を中心に揺動するよう構成されている。
【0016】次に、図3はミシン1のベッド3内部の構
成を表す横断面図である。なお、本図では、円筒カム3
1,33を模式的に描いている。L字状レバー45の円
筒カム33側先端には、円筒カム33と係合する円筒こ
ろ47が配設されている。この円筒ころ47は、L字状
レバー45の先端から回転軸25aに向かって立設固定
された軸47aと、その軸47aに自転可能に外嵌され
た円筒状のころ本体47bとから構成されている。な
お、前述の円筒ころ39も、同様に自転可能に構成され
ている。
【0017】また、L字状レバー45の揺動軸46近傍
には、下軸21が貫通する幅広穴45aが形成されてい
る。この幅広穴45aは、下軸21の直径よりも広い幅
を有している。このため、揺動軸43,46が下軸21
に沿って移動可能となると共に、L字状レバー45が揺
動軸46を中心に、幅広穴45aの幅に応じた所定角度
で揺動可能となる。
【0018】このように構成されたミシン1では、パル
スモータ23,25を駆動すると次のように送り板11
を移動させることができ、延いては、四角枠11aと押
え腕13との間に保持された加工布を針板7上で移動さ
せることができる。パルスモータ23を駆動すると、円
筒カム31の回転に伴って円筒ころ39が回転軸23a
方向(以下、X軸方向という)へ移動する。すると、揺
動軸43もX軸方向へ移動し、延いては、送り板11を
X軸方向へ移動させることができる。また、パルスモー
タ25を駆動すると、円筒カム33の回転に伴って円筒
ころ47がX軸方向へ移動する。すると、L字状レバー
45が揺動軸46を中心に揺動し、延いては、角コマ4
1を介して送り板11をY軸方向(覆板5と平行でX軸
方向と直交する方向)へ移動させることができる。この
ため、いずれか所望のパルスモータ23,25を回転駆
動することにより、送り板11をX軸方向,Y軸方向の
内所望の方向へ移動させることができる。
【0019】ここで、送り板11の移動,停止,方向転
換を行うと、送り板11から送り台9,直線状レバー3
7,およびL字状レバー45を介して、円筒ころ39,
47にX軸方向の力が加わる。ところが、この力は円筒
カム31,33に回転力を与えない。すなわち、送り板
11から加わる力は円筒ころ39,47と円筒カム3
1,33との係合によって吸収されてしまう。従って、
本実施例のミシン1では、送り板11から力が加わって
もその力を良好に解消することができ、その力の解消の
ためにパルスモータ23,25を大型化したりする必要
もない。
【0020】このため、ミシン1の小型化,低価格化を
図ることができる。また、送り板11を高速で移動させ
て、送り板11から比較的大きな力が加わっても、その
力を良好に解消することができるので、高速回転への追
従性を向上させることもできる。また、本実施例では、
送り板11から加わる力を解消する構成を、円筒カム3
1,33と円筒ころ39,47との係合によるきわめて
簡単な構成によって実現しているので、一層良好にミシ
ン1の小型化,低価格化を図ることができる。更に、本
実施例では、ベッド3の略中心に配設された下軸21の
両側に、パルスモータ23,25を、その回転軸23
a,25aが下軸21と平行になるように配設してい
る。このため、パルスモータを二つ備え任意の方向に送
り板11を移動させることができるにも関わらず、ベッ
ド3、延いてはミシン1をきわめて良好に小型化するこ
とができる。また、ミシンテーブル50などにモータ配
設用の穴を形成する必要もないので、製造コストを抑制
することができる。
【0021】また更に、円筒カム31,33と円筒ころ
39,47とを係合させた構成は、摩擦が少なく、バッ
クラッシュも小さいので、ミシン1の耐久性を向上させ
ると共に、送り板11をきわめて正確に移動させること
ができる。なお上記実施例において、円筒カム31,3
3が螺旋状係合手段に、円筒ころ39,47が係合片
に、送り台9,直線状レバー37,およびL字状レバー
45が伝達手段に、送り板11および押え腕13が加工
布保持手段に、それぞれ相当する。
【0022】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態
様で実施することができる。例えば、図4に例示したミ
シンのベッド103では、ベッド3の円筒カム31,3
3、および円筒ころ39,47の代わりに、ウォームギ
ヤ131,133、およびウォームホイール139,1
47を使用している。なお、本図では、図3の実施例と
同一構成の部分には同一符号を付与している。
【0023】図に示すように、パルスモータ23にはウ
ォームギヤ131が固定され、そのウォームギヤ131
と噛合するウォームホイール139には、そのウォーム
ホイール139と一体に揺動する直線状レバー137が
固定されている。その直線状レバー137の先端は、揺
動軸43を介して送り台9に接続されると共に、角コマ
41が固定された直線状レバー145(紙面の手前方向
に伸びる)に揺動自在に接続されている。このため、パ
ルスモータ23を駆動すると、送り台9および直線状レ
バー145がX軸方向(紙面に垂直方向)に移動する。
【0024】また、パルスモータ25にはウォームギヤ
133が固定され、そのウォームギヤ133と噛合する
ウォームホイール147は、回転軸151を介してハウ
ジング135裏面の平歯車153に固定されている。平
歯車153は、直線状レバー145の揺動軸146に固
定された平歯車155と噛合している。また、直線状レ
バー145には下軸21が揺動可能に貫通する幅広穴1
45aが形成されている。このため、パルスモータ25
を駆動すると、直線状レバー145の先端に配設された
角コマ41がY軸方向に移動する。
【0025】従って、上記実施例と同様、いずれか所望
のパルスモータ23,25を回転駆動することにより、
送り板11をX軸方向,Y軸方向の内所望の方向へ移動
させることができる。また、本実施例では、ウォームギ
ヤ131,133とウォームホイール139,147と
の係合によって送り板11から加わる力を吸収すること
ができる。従って、本実施例でもパルスモータ23,2
5を大型化したりすることなく送り板11からの力を解
消することができ、このためミシンの小型化,低下価格
化を図ると共に、高速回転への追従性を向上させること
ができる。しかも、本実施例では、送り板11から加わ
る力を解消する構成を、ウォームギヤ131,133と
ウォームホイール139,147との係合によるきわめ
て簡単な構成によって実現しているので、一層良好にミ
シンの小型化、低価格化を図ることができる。更に、本
実施例でも下軸21の両側に、パルスモータ23,25
をその回転軸23a,25aが下軸21と平行になるよ
うに配設している。このため、パルスモータを二つ備え
ているにも関わらず、ミシンをきわめて良好に小型化す
ることができる。
【0026】なお、本実施例では、ウォームギヤ13
1,133が螺旋状係合手段に、ウォームホイール13
9,147の歯が係合片に、それぞれ相当する。また、
本発明は、円筒カムと円筒ころ、或いは、ウォームギヤ
とウォームホイール以外の駆動力伝達手段を使用したミ
シンなどにも適用できることはいうまでもない。例え
ば、回転軸23a,25aに固定した一対のフェイスギ
ヤと、図4のウォームホイール139,145と類似の
機構を介して送り板11と接続され、各フェイスギヤに
個々に係合する一対の平歯車とを備えたミシンなどにも
適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明では、モータを収容するためにミシンのフレームが大
型化したり、ミシンテーブルにモータ配設用の穴を形成
する必要が生じたりすることがない。従って、ミシンの
フレームを小型化すると共に、製造コストを抑制するこ
とができる。
【0028】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。すな
わち、加工布保持手段をベッド表面に沿って任意の方向
に移動させることができるにも関わらず、ミシンのフレ
ームを良好に小型化することができる。
【0029】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の発明の効果に加えて、モータを小型化して一層
ミシンのフレームを小型化することができるといった効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のミシンのベッド内部の構成を表す平面
図である。
【図2】実施例のミシンの構成を一部破断して表す正面
図である。
【図3】実施例のミシンのベッド内部の構成を表す横断
面図である。
【図4】他の実施例のミシンのベッド内部の構成を表す
横断面図である。
【符号の説明】
1…ミシン 3,103…ベッド
9…送り台 11…送り板 13…押え腕
21…下軸 23,25…パルスモータ 31,33…円筒カ
ム 35,135…ハウジング 37,137,14
5…直線状レバー 39,47…円筒ころ 45…L字状レバー 131,133…ウォームギヤ 139,147…ウ
ォームホイール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田川 祐二 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 倉橋 洋一 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工布を保持する加工布保持手段と、 該加工布保持手段をベッド表面に沿って移動させ、縫針
    と上記加工布との相対位置を変化させる加工布移動手段
    と、 を備えたミシンにおいて、 該加工布移動手段が、 回転軸を上記ミシンの下軸と平行にして上記ベッドの下
    面に配設されたモータと、 該モータの回転力を上記ベッド表面に沿った方向の力に
    変換して上記加工布保持手段に伝達する駆動力伝達手段
    と、 を備えたことを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 上記加工布移動手段が、上記加工布保持
    手段に互いに異なる方向の力を伝達する一対の上記駆動
    力伝達手段を備えると共に、該各駆動力伝達手段毎に上
    記モータを備え、 該各モータが上記下軸の両側に配設されたことを特徴と
    する請求項1記載のミシン。
  3. 【請求項3】 上記駆動力伝達手段が、 上記回転軸に同軸状に固定され、周囲に螺旋状の凹凸が
    形成された螺旋状係合手段と、 該螺旋状係合手段の凹凸と係合し、上記螺旋状係合手段
    の回転に応じて上記回転軸の軸方向に移動する係合片
    と、 該係合片の上記回転軸の軸方向への移動を、上記ベッド
    表面に沿った所定方向の力に変換して上記加工布保持手
    段に伝達する伝達手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のミシ
    ン。
JP22503594A 1994-09-20 1994-09-20 ミシン Pending JPH0884877A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5960731A (en) * 1997-12-26 1999-10-05 Juki Corporation Control method of contour sewing machine and control apparatus thereof
CN1117898C (zh) * 1999-05-06 2003-08-13 重机公司 缝纫机的驱动电机安装结构
KR101398075B1 (ko) * 2006-07-04 2014-05-27 쥬키 가부시키가이샤 자동 바느질 재봉기

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