JPH0883759A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH0883759A
JPH0883759A JP6240806A JP24080694A JPH0883759A JP H0883759 A JPH0883759 A JP H0883759A JP 6240806 A JP6240806 A JP 6240806A JP 24080694 A JP24080694 A JP 24080694A JP H0883759 A JPH0883759 A JP H0883759A
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Akihiro Fujimoto
昭浩 藤本
Takashi Takekuma
貴志 竹熊
Kiyomi Sonobe
清実 薗部
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Tokyo Electron Kyushu Ltd
Iwaki Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • B05C11/08Spreading liquid or other fluent material by manipulating the work, e.g. tilting

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の処理液供給系の配管を簡略化すると共
に、装置の小型化及びコストの低廉化を図る。 【構成】 半導体ウエハWにレジスト液Lを供給する複
数のレジスト液供給ノズル20a〜20cと、所定のレ
ジスト液Lを収容する複数のレジスト液収容タンク23
a〜23cとを供給管21a〜21cを介して接続す
る。各供給管21a〜21cに、非圧縮流体Fの圧力に
よって作動するポンプ24を介設し、各ポンプ24を切
換弁27を介して同一の非圧縮流体Fの圧力発生手段3
0に接続する。これにより、切換弁27を切換えること
で、同一の圧力発生手段30から発生される加圧・減圧
によってポンプ24を駆動させて、所望のレジスト液収
容タンク23a〜23cから半導体ウエハWにレジスト
液Lを滴下(供給)することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハ等の被
処理体の表面にレジスト液等の処理液を供給して処理す
る処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスの製造工程にお
いては、被処理体としての半導体ウエハ(以下にウエハ
という)にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフ
ィ技術を用いて回路パターンを縮小してフォトレジスト
に転写し、これを現像処理する一連の処理が施されてい
る。
【0003】上記ウエハ表面にフォトレジストを塗布す
るには、スピンチャック上で回転するウエハの中心部に
レジスト液を滴下させ、これを周縁部に向って拡散する
ことによって行われる。このようにして行われるフォト
レジストの塗布処理は、回路パターンの線幅等に応じて
粘性の異なる数種のレジスト液を選択して使用している
のが現状である。
【0004】そこで、従来では、異なる種類のレジスト
液を収容する複数のレジスト液収容タンクと、各レジス
ト液をウエハ表面に滴下(供給)する複数のレジスト液
供給ノズルとを供給管を介して接続し、各供給管に介設
される各ポンプを、ポンプに付設されたアクチェータに
よって作動させてレジスト液の供給を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のレジスト塗布処理装置においては、各供給管に
レジスト液供給用のポンプと、ポンプに付設されてポン
プの作動を司るアクチェータとを具備するため、配管部
が複雑になると共に、多くの配管スペースを取り、装置
全体が大型化するという問題があった。また、アクチェ
ータには、それぞれセンサやエンコーダ等の機器が必要
となるため、コストが嵩むという問題もあった。
【0006】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、複数の処理液供給系の配管を簡略化すると共に、装
置の小型化及びコストの低廉化を図れるようにした処理
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の処理装置は、被処理体に処理液を供給する
複数の処理液供給ノズルと、各処理液供給ノズルから供
給される所定の処理液を収容する複数の処理液供給源
と、上記各処理液供給ノズルと処理液供給源とをそれぞ
れ接続する供給管及び供給管に介設されて処理液を供給
する処理液供給手段とを具備する処理装置を前提とし、
上記処理液供給手段を非圧縮流体の圧力によって作動す
るポンプにて形成し、上記各ポンプを非圧縮流体の流路
を切換える切換手段を介して同一の非圧縮流体の圧力発
生手段に接続してなることを特徴とするものである。
【0008】この発明において、上記ポンプは非圧縮流
体の圧力によって作動するものであれば、任意のもので
よいが、好ましくは、ポンプは非圧縮流体の加圧又は減
圧によって作動するポンプである方がよく、例えば筒状
フィルタの周囲に可撓性の合成樹脂製のチューブフラム
を配設したチューブフラムタイプのものを使用すること
ができる。
【0009】また、上記切換手段は、使用する各ポンプ
と圧力発生手段との接続を切換可能にするものであれ
ば、その構造は任意のものでよく、例えば各ポンプに接
続する複数のポートと圧力発生手段に接続するポートと
を有する切換弁にて形成してもよく、あるいは、各ポン
プと圧力発生手段とを接続する管路に介設される開閉式
の切換弁にて形成してもよい。
【0010】また、上記圧力発生手段は、非圧縮流体の
加圧又は減圧を発生するものであれば、その構造は任意
のものでよく、例えばポンプと連通する非圧縮流体の収
容室内に向って進退移動するベローズの移動を、例えば
ステッピングモータの回転をボールネジ機構を介して直
線運動に変換して行うもの、あるいは、シリンダ等の往
復駆動機構を用いて行うものなどを使用することができ
る。
【0011】
【作用】上記のように構成されるこの発明の処理装置に
よれば、各処理液供給ノズルと処理液供給源とをそれぞ
れ接続する供給管に介設される処理液供給手段を、非圧
縮流体の圧力によって作動するポンプにて形成し、各ポ
ンプを切換手段を介して同一の非圧縮流体の圧力発生手
段に接続することにより、切換手段を切換えることで、
同一の圧力発生手段から発生される加圧又は減圧によっ
てポンプを駆動させて、所望の処理液供給ノズルから被
処理体に処理液を供給することができる。
【0012】
【実施例】次に、この発明の実施例を添付図面に基いて
詳細に説明する。この実施例ではこの発明に係る処理装
置を半導体ウエハの塗布・現像処理システムに適用した
場合について説明する。
【0013】半導体ウエハ(以下にウエハという)の塗
布・現像処理システムは、図1に示すように、被処理体
例えばウエハWを搬入・搬出するローダ部1、ウエハW
をブラシ洗浄するブラシ洗浄装置2、ウエハWを高圧ジ
ェット水で洗浄するジェット水洗浄装置3、ウエハWの
表面を疎水化処理するアドヒージョン処理装置4、この
アドヒージョン処理装置4の下に配置されウエハWを所
定温度に冷却する冷却処理装置5、ウエハWの表面にレ
ジストを塗布しかつサイドリンス処理によりウエハ周縁
部の余分なレジストを除去するこの発明の処理装置であ
るレジスト塗布処理装置6、レジスト塗布の後でウエハ
Wを加熱してプリベーク並びにポストベークを行う複数
の多段に積層された加熱処理装置7、露光されたウエハ
W表面上のレジストの回路パターンを現像処理しかつ現
像後のウエハW表面をリンス処理する機能を備えた現像
処理装置8などを集合化して作業効率の向上を図ってい
る。
【0014】上記のように構成される塗布・現像処理シ
ステムの中央部には、長手方向に沿ってウエハ搬送路9
が設けられ、このウエハ搬送路9に各装置2〜8が正面
を向けて配置され、各装置2〜8との間でウエハWの受
け渡しを行うウエハ搬送アーム10を備えた2つのウエ
ハ搬送機構11がウエハ搬送路9に沿って移動自在に設
けられている。そして、例えば、ローダ部1の図示省略
のウエハカセット内に収納されている処理前のウエハW
を1枚取り出して搬送し、順に、洗浄、アドヒージョン
処理、冷却し、レジスト塗布処理装置6によってレジス
トを塗布した後、プリベーク、図示省略の露光装置によ
る露光後に、現像処理装置8によって現像処理を行い、
次いでポストベークを行い、処理後のウエハWをローダ
部1の図示省略のウエハカセット内に搬送して収納す
る。
【0015】上記レジスト塗布処理装置6は、図2及び
図3に示すように、ウエハWを真空吸着によって保持
し、水平方向に回転するスピンチャック12と、このス
ピンチャック12とウエハWを包囲する処理カップ13
と、ウエハWの表面に処理液例えばレジスト液を供給す
る複数(図面では3つの場合を示す)のレジスト液供給
ノズル20a〜20c(処理液供給ノズル)と、レジス
ト液供給ノズル20a〜20cを待機位置14とウエハ
Wの中心上方の位置に移動する移動アーム22aを有す
る移動機構22とを具備してなる。なお、レジスト液供
給ノズル20a〜20cは、各ノズル20a〜20cの
ヘッド20Aに設けられた保持ピン20dを移動アーム
22aにて把持して移動されるように構成されている。
【0016】この場合、上記レジスト液供給ノズル20
a〜20cは、それぞれ供給管21a〜21cを介して
レジスト液収容タンク23a〜23c(処理液供給源)
に接続されている。また、供給管21a〜21cにはポ
ンプ24が介設されると共に、このポンプ24の一次側
すなわちレジスト液収容タンク23a〜23c側に逆止
弁25が介設され、また、ポンプ24の二次側すなわち
レジスト液供給ノズル20a〜20c側には流路開閉用
の空気操作式弁26が介設されている。
【0017】上記各ポンプ24は、図4に示すように、
非圧縮流体の流路を切換えるための切換手段であるロー
タリ式の3位置切換弁27を介設する接続管28を介し
て圧力発生手段30に接続されている。各ポンプ24
は、供給管21a〜21cに連通する室24a内に筒状
フィルタ24bを内蔵すると共に、フィルタ24bの周
囲に可撓性を有する例えばPFA(ポリテトラフルオロ
エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体)等の合成樹脂製のチューブフラム24cを配設し、
このチューブフラム24cの外側室24dに、圧力発生
手段30によって流入される非圧縮流体の圧力によって
レジスト液Lの吸入、吐出が行えるように構成されてい
る。このようにポンプ24を構成することにより、ポン
プ24の駆動時に、ゲル(GEL)発生や気泡の発生を
抑制し、パーティクルの滞留を皆無にすることができ
る。なお、ポンプ24のケースは例えばPTFE(ポリ
テトラフルオロエチレン)等の合成樹脂製部材にて形成
されている。
【0018】上記圧力発生手段30は、図4に示すよう
に、接続管28に接続する吐出ポート31を有する室3
2内に例えば、油(シリコンオイル,テフロン系のオイ
ル),水,水銀,アルコール,シンナーやこの混合液な
どの液体の非圧縮流体Fを収容すると共に、この室32
内に向って進退する可撓性を有するPTFE(ポリテト
ラフルオロエチレン)等の合成樹脂製のベローズ33を
往復移動させるように構成したアクチュエータにて形成
されている。この場合、ベローズ33は、ボールネジ機
構34及びタイミングベルト35を介してステッピング
モータ36に連結されて、ステッピングモータ36の回
転駆動をボールネジ機構34によって直線運動に変換す
ることによって往復動し得るように構成されている。な
お、圧力発生手段30には、ステッピングモータ36の
回転数(アナログ量)をデジタル量に変換するエンコー
ダや非圧縮流体Fの供給量等を検出するセンサ等(図示
せず)が具備されている。
【0019】したがって、ステッピングモータ36を正
逆回転することにより、ボールネジ機構34を介してベ
ローズ33が室32内を進退移動すると、ベローズ33
の容積が増減すなわち室32内の非圧縮流体Fの収容容
積が減増し、それに伴って非圧縮流体Fがポンプ24の
チューブフラム24cの外側室24d内に対して流入あ
るいは流出しチューブフラム24cに加圧力又は減圧力
を与えて、チューブフラム24cの容積が増加・減少す
るため、ポンプ24の吸入・吐出動作を行い、所定量の
レジスト液をレジスト液供給ノズル20a〜20cから
ウエハW上に滴下(供給)することができる。すなわ
ち、圧力発生手段30の室32内の非圧縮流体Fの量の
可変量が、ポンプ24によって供給されるレジスト液の
供給量と同一量になる。
【0020】なお、上記レジスト液収容タンク23a〜
23cにはフィルタ41を介してN2(窒素)ガス供給
源40に接続するN2ガス供給管42が接続され、N2
ス供給源40から供給されるN2ガスによってレジスト
液Lがレジスト液供給ノズル20a〜20c側へ圧送さ
れ、ポンプ24の供給動作を補助するように構成されて
いる。
【0021】上記実施例では、各ポンプ24と圧力発生
手段30とをロータリ式の3位置切換弁27を介して接
続する場合について説明したが、切換手段は必ずしもロ
ータリ式の3位置切換弁27である必要はなく、直動式
の3位置切換弁であってもよく、また、図5に示すよう
に、各ポンプ24と圧力発生手段30とを接続する接続
管28にそれぞれ介設される開閉式の切換弁29a〜2
9cにて開閉手段を形成するようにしてもよい。なお、
上記ロータリ式の3位置切換弁27の切換動作や、開閉
式の切換弁29a〜29cの開閉動作は、手動あるいは
自動にて行うように構成する。
【0022】また、上記実施例では、圧力発生手段30
のベローズ33の進退移動を、ステッピングモータ36
の回転をボールネジ機構34よって直線移動に変換して
行う場合について説明したが、必ずしもこのような構造
である必要はなく、図5に示すようにシリンダ37のピ
ストンロッド38をベローズ33に連結して、シリンダ
37によってベローズ33を直接進退移動させるように
してもよい。この場合、ピストンロッド38のストロー
ク量を調整することにより、供給量を調整する。
【0023】次に、上記のように構成されるレジスト塗
布処理装置の動作について説明する。まず、ウエハ搬送
機構11のウエハ搬送アーム10によってウエハWをレ
ジスト塗布処理装置6に搬送して、ウエハWをスピンチ
ャック12にて吸着保持する。
【0024】次に、塗布したいレジスト液Lを収容する
レジスト液収容タンク例えば23bの供給管21bに介
設されるポンプ24の駆動側に3位置切換弁27を切換
えるか、切換弁29bを開位置に切換える。そして、空
気操作式弁26を開にすると共に、圧力発生手段30を
駆動して非圧縮流体Fをポンプ24の外側室24d内に
対して流入動作させると、チューブフラム24cを加圧
するので、加圧力によりチューブフラム24cが収縮し
て容積が減少するため、内部のレジスト液Lを押出し、
所定量のレジスト液Lがレジスト液供給ノズル20bに
供給されて、ウエハW上に滴下され、スピンチャック1
2の回転によって、滴下されたレジスト液はウエハWの
周縁部に拡散される。空気操作式弁26を閉にして、圧
力発生手段30を駆動して非圧縮流体Fをポンプ24の
外室側24d内に対して流出動作させると、チューブフ
ラム24cの外側を減圧するので、減圧力によりチュー
ブフラム24cが膨脹して容積が増加するため、逆止弁
25を介してレジスト液Lを内部に吸引する。
【0025】この場合、レジスト液Lの所定供給量、例
えば10ccを一度に滴下するようにしてもよく、ある
いは、例えば2ccずつを5回に分けて滴下するように
してもよい。また、複数段階に分けて所定量(例えば2
cc)ずつレジスト液を滴下する場合に、各段階の滴下
(2cc)動作後に、一度圧力発生手段30のベローズ
33の移動をベローズ33の容積が減少する方向に戻し
て(例えば0.1〜0.2cc分戻して)ゼロ調整し、
次の段階の所定量(例えば2cc)を滴下するようにす
ることにより、ポンプ24からレジスト液供給ノズル2
0bまでのレジスト液Lに作用する圧力の変動を防止す
ることができ、精度の高いレジスト液の滴下を行うこと
ができる。
【0026】更に、上記のようにベローズ33の移動を
戻してから滴下するようにすることにより、圧力発生手
段30とポンプ24間の非圧縮流体Fの圧力の変動によ
る影響を防止することができる。
【0027】例えば、接続管28として可撓性のチュー
ブを使用した場合、チューブが圧力や周囲温度の影響に
より膨脹すると滴下量が変動しやすい。
【0028】まず、ポンプ24内にはレジスト液Lが吸
引されているものとして、2ccを滴下する際、圧力発
生手段30を駆動すると共に、空気操作式弁26を開に
すると、非圧縮流体Fがポンプ24のチューブフラム2
4cを押圧してレジスト液供給ノズル20bからレジス
ト液Lが滴下され、圧力発生手段30の駆動を停止する
と共に、空気操作式弁26を開にする。
【0029】この時、ポンプ24内は密閉状態となり、
接続管28内には非圧縮流体Fによる幾らかの残圧(残
留圧力)が存在するため、この残圧により接続管28
(チューブ)は膨脹する。接続管28が膨脹状態のまま
で、次の2ccを滴下しようとする際、空気操作式弁2
6が開になると、ポンプ24内は開放状態となるので、
接続管28(チューブ)は収縮しチューブフラム24c
を押圧しレジスト液Lを供給する。
【0030】したがって、圧力発生手段30の駆動によ
る供給量と接続管28(チューブ)の収縮に伴う供給量
とが合せて滴下されることとなり、2ccよりも多量の
レジスト液Lが滴下される。
【0031】そこで、先の滴下終了時に、圧力発生手段
30のベローズ33の移動を戻しておけば、接続管28
内の残圧は無くなるため、上記のような不具合は解消で
き、高精度のレジスト液Lの滴下が可能となる。
【0032】上記のようにして、ウエハWの表面に所定
のレジスト液Lを塗布した後、スピンチャック12の回
転を停止すると共に、圧力発生手段30の駆動を停止し
て、レジスト塗布処理が完了する。
【0033】レジスト塗布処理が完了した後、ウエハ搬
送機構11のウエハ搬送アーム10によってウエハWは
レジスト塗布処理装置6から取出され、加熱処理装置7
に搬送されてプリベークが行われ、図示省略の露光装置
による露光後に、現像処理装置8によって現像処理が行
われ、次いで加熱処理装置7にてポストベークが行われ
た後、ウエハWはローダ部1の図示省略のウエハカセッ
ト内に搬送されて収納される。
【0034】上記実施例では、レジスト液収容タンク2
3b内のレジスト液LをウエハWに塗布する場合につい
て説明したが、別のレジスト液収容タンク23a又は2
3c内のレジスト液Lを塗布する場合には、3位置切換
弁27を供給管21a又は21cに介設されるポンプ2
4側に接続するか、あるいは、切換弁29a又は29c
を開放し、その他の切換弁29b,29c又は29a,
29bを閉じて所望のレジスト液Lの塗布を行うことが
できる。この場合、同一の共通の圧力発生手段30を共
用しているため、ポンプ24が切換えられても、同一量
のレジスト液を容易に供給することが可能となる。各ポ
ンプ24毎に圧力発生手段30を設けた場合には、各圧
力発生手段30の動作のバラツキが各ポンプ24の動作
のバラツキとなり、同一量のレジスト液を供給するのは
難しい。
【0035】また、レジスト液Lの滴下中に、圧力発生
手段30のベローズ33の移動量を可変にすることによ
ってレジスト液Lの滴下量を変えることができる。ま
た、必要に応じて3位置切換弁27あるいは切換弁29
a〜29cを連続的に切換えあるいは開閉操作すること
により、異なる種類のレジスト液を順に滴下させること
も可能である。この場合、滴下時間や滴下量を検知し
て、その信号を3位置切換弁27や切換弁29a〜29
cに伝達することによって制御することができる。
【0036】なお、上記実施例では、レジスト液供給系
が3系統の場合について説明したが、3系統以外の例え
ば2系統や4系統以上の複数系統のレジスト液供給系に
ついても、同様に、切換弁の操作によって同一の圧力発
生手段30にてレジスト液を供給することができる。ま
た、この発明の処理装置が半導体ウエハのレジスト塗布
処理装置である場合について説明したが、被処理体は必
ずしも半導体ウエハに限られるものではなく、例えばL
CD基板、セラミック基板などに対してレジスト塗布処
理あるいはレジスト塗布以外の処理、例えば現像処理、
エッチング処理、洗浄処理などを施すものについても適
用できるものである。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の処理
装置によれば、上記のように構成されているので、配管
系統の簡略化及び構成部材の削減によるスペースの有効
利用が図れ、また、装置の小型化が図れると共に、コス
トの低廉化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の処理装置を組込んだ半導体ウエハの
塗布・現像処理システムの斜視図である。
【図2】この発明の処理装置の概略側面図である。
【図3】この発明の処理装置の概略平面図である。
【図4】この発明の処理装置の概略構成図である。
【図5】この発明の処理装置の別の実施例の概略構成図
である。
【符号の説明】
20a〜20c レジスト液供給ノズル(処理液供給ノ
ズル) 21a〜21c 供給管 23a〜23c レジスト液収容タンク(処理液供給
源) 24 ポンプ 27 3位置切換弁(切換手段) 29a〜29c 切換弁(切換手段) 30 圧力発生手段 W 半導体ウエハ(被処理体) L レジスト液(処理液) F 非圧縮流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/16 502 (72)発明者 竹熊 貴志 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 (72)発明者 薗部 清実 埼玉県入間郡三芳町藤久保554番地 株式 会社イワキ技術センター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体に処理液を供給する複数の処理
    液供給ノズルと、各処理液供給ノズルから供給される所
    定の処理液を収容する複数の処理液供給源と、上記各処
    理液供給ノズルと処理液供給源とをそれぞれ接続する供
    給管及び供給管に介設されて処理液を供給する処理液供
    給手段とを具備する処理装置において、 上記処理液供給手段を非圧縮流体の圧力によって作動す
    るポンプにて形成し、 上記各ポンプを非圧縮流体の流路を切換える切換手段を
    介して同一の非圧縮流体の圧力発生手段に接続してなる
    ことを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 ポンプは、非圧縮流体の加圧又は減圧に
    よって作動することを特徴とする請求項1記載の処理装
    置。
JP24080694A 1994-09-09 1994-09-09 処理装置 Expired - Fee Related JP3230128B2 (ja)

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