JPH0883554A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH0883554A
JPH0883554A JP21566094A JP21566094A JPH0883554A JP H0883554 A JPH0883554 A JP H0883554A JP 21566094 A JP21566094 A JP 21566094A JP 21566094 A JP21566094 A JP 21566094A JP H0883554 A JPH0883554 A JP H0883554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
traveling plate
yoke
instantaneous
circuit breaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP21566094A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kurono
透 黒野
Hideaki Hayashi
秀晃 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立てが容易で内部スペースを削減するこ
とができ、しかも従来と同様の優れた消弧性能を発揮す
ることができる回路遮断器を提供する。 【構成】 回路遮断器の消弧装置1に並設されたアーク
走行板8を、瞬時ヨーク9と一体化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路遮断器の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】回路に過電流が流れたときに回路を遮断
する回路遮断器は、可動接点が開いたときに固定接点と
の間でアークが発生し、その熱によって接点やより線な
どを損傷するおそれがある。このために回路遮断器に
は、従来からアークを速やかに消弧させる消弧装置が設
けられている。
【0003】図2、図3は上記のような消弧装置1を設
けた従来の回路遮断器を示すものであり、消弧装置1の
上方にはアーク走行板2が並設されており、このアーク
走行板2の上端はL端子3に溶接されていた。このよう
な構成の回路遮断器は、発生したアークをスムーズにア
ーク走行板2に移動させることができるので、可動接点
4や固定接点5などの消耗を軽減させ損傷を防止するこ
とができる利点がある。
【0004】しかしその半面、組み立て工程においては
アーク走行板2の上端をL端子3に溶接する手数が必要
であった。また瞬時ヨーク6とケース7との間にアーク
走行板2を通すためのスペースを必要とし、その分だけ
レイアウト上の余裕が取れないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、組み立てが容易であり、内部スペー
スを削減することができ、しかも従来と同様の優れた消
弧性能を発揮することができる回路遮断器を提供するた
めになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の回路遮断器は、消弧装置に並設さ
れたアーク走行板を、瞬時ヨークと一体化したことを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の回路遮断器は、接点が開いたときに発
生するアークを消弧装置に並設されたアーク走行板によ
ってスムーズに移動させ、アークによる接点やより線な
どの損傷を防止することができる。しかもこのアーク走
行板は瞬時ヨークと一体化されているため、従来のよう
な溶接を必要とせず、ねじによってL端子に簡単に取り
付けることができる。またアーク走行板を瞬時ヨークと
一体化したので、内部スペースを削減することができる
利点もある。
【0008】
【実施例】以下に本発明を図1に示す実施例により更に
詳細に説明する。図1において、1は消弧装置、3はL
端子、4は可動接点、5は固定接点である。本発明にお
いては、消弧装置1に並設されたアーク走行板8は瞬時
ヨーク9と一体化されている。この瞬時ヨーク9は回路
に大電流が流れたときにトリガプレート10を瞬時に引き
つけてクレドル11を外し、ハンドル12をトリップさせて
可動接点4を開くためのものである。図1の瞬時ヨーク
9はアーク走行板8と一体化された断面U字形のもので
あり、その上端はねじ13によってL端子3に固定されて
いる。
【0009】このように本発明ではアーク走行板8を瞬
時ヨーク9と一体化したので、従来のように両者を別体
としたものに比較して組み立てが容易となり、また部品
点数の削減によるコストダウンを図ることができた。ま
た本発明によれば従来必要とされていたアーク走行板と
瞬時ヨークとの間隙をなくすことができるので、その厚
みの分だけ内部スペースに余裕が生じ、ケース7の補強
に当てることができる利点もある。
【0010】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の回路遮
断器はアーク走行板と瞬時ヨークとを一体化したことに
より組み立てが容易となり、内部スペースを削減するこ
とができ、しかも従来と同様の優れた消弧性能を発揮す
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】従来例をオン状態として示す断面図である。
【図3】従来例をオフ状態として示す断面図である。
【符号の説明】
1 消弧装置 2 従来のアーク走行板 3 L端子 4 可動接点 5 固定接点 6 従来の瞬時ヨーク 7 ケース 8 本発明のアーク走行板 9 本発明の瞬時ヨーク 10 トリガプレート 11 クレドル 12 ハンドル 13 ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消弧装置に並設されたアーク走行板を、
    瞬時ヨークと一体化したことを特徴とする回路遮断器。
JP21566094A 1994-09-09 1994-09-09 回路遮断器 Pending JPH0883554A (ja)

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JPH0883554A true JPH0883554A (ja) 1996-03-26

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ID=16676074

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100377272C (zh) * 2003-03-11 2008-03-26 富士电机机器制御株式会社 模压盒式断路器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440821A (ja) * 1990-06-04 1992-02-12 Iseki & Co Ltd 収穫機における分草装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440821A (ja) * 1990-06-04 1992-02-12 Iseki & Co Ltd 収穫機における分草装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980403