JPH0883344A - 画像処理装置及び人物状態判定装置 - Google Patents

画像処理装置及び人物状態判定装置

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JPH0883344A
JPH0883344A JP22025094A JP22025094A JPH0883344A JP H0883344 A JPH0883344 A JP H0883344A JP 22025094 A JP22025094 A JP 22025094A JP 22025094 A JP22025094 A JP 22025094A JP H0883344 A JPH0883344 A JP H0883344A
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敏英 佐竹
Kenji Ogawa
賢二 小河
Hiroyoshi Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外乱光が大きく変化する条件下でも、検出対
象者の顔面上の特徴や検出対象者の状態を比較的短時間
で検出できる画像処理装置及び人物状態判定装置を提供
する。 【構成】 検出対象者1の顔の像を入力するCCDカメ
ラ10、検出対象者1を同軸落射照明する赤外線LED
13、検出対象者1の周辺の明暗を検出する照度センサ
20、検出対象者1の撮影画像から顔面上の特徴を、明
暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可能であるととも
に、照度センサ20が出力する明暗信号により2つ以上
の画像処理の中から1つの画像処理を選択して特徴抽出
を行なう特徴抽出回路41、抽出された抽出結果を用
い、検出対象者1の覚醒度を判定する覚醒度判定回路5
0、及び判定結果に応じて警報を発生する警報発生回路
51により居眠り検出装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、検出対象者の顔面上
の特徴を抽出するための画像処理装置と、上記検出対象
者の居眠り状態や脇見状態などの挙動を検出するための
人物状態判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図30は、例えば特開昭60−1583
03号公報に示された従来の運転者撮影装置を用いた目
の位置検出装置の構成図である。図において、1は運転
者、10a、10bはCCDカメラ、13は赤外線LE
D、14は赤外線LED13に電流を供給するLED駆
動回路、100は運転者挙動検出回路である。
【0003】次に動作について説明する。赤外線LED
13は運転席の運転者1を照射する。運転者1の映像は
運転者1の顔面を含む所定の領域を撮影できる位置に設
置されたCCDカメラ10a、10bに入力される。入
力された画像は運転者挙動検出回路100に入力され、
目の位置や顔の向きなどがエッジ検出やパターン認識等
の画像処理により抽出されていた。
【0004】一方、論文「瞳孔の抽出処理と頭部の動き
を許容する視線検出装置の試作」(電子情報通信学会論
文誌D−II Vol.J76-D-II No.3)で示されるよう
に、同軸落射装置で顔面を照射すると、網膜反射像が顕
著に撮影でき、例えば2値化処理のような非常に簡単な
画像処理で目の位置を検出できる(同軸落射照明とは、
カメラの光軸と照明光の照射方向とが同一になる構造に
した照明のことである)。図31はこの装置を用いて居
眠り検出装置を構成したものであり、特願平5−282
502号明細書に記載されたものである。図において、
1は検出対象者、10は検出対象者1の顔面を含む所定
の領域を撮影できる位置に設置されたCCDカメラ、1
1は可視光成分をカットする可視光カットフィルタ、1
2はCCDカメラに対して45度の角度で設置したハー
フミラー、13は発光波長860nm、指向角度±20
度で発光し、ハーフミラー12に光を反射して検出対象
者1を照明する赤外線LED、14は赤外線LEDを駆
動するLED駆動回路、30はCCDカメラから出力さ
れる画像信号を一時記憶する撮影画像メモリである撮影
画像入力メモリ、31はCCDカメラや撮影画像入力メ
モリ30などにタイミング信号を与えるタイミング発生
回路、40は撮影画像入力メモリの内容から瞳孔を抽出
する特徴抽出回路、50は特徴抽出回路の出力から覚醒
度を判断する覚醒度判定回路、51は警報を出力する警
報出力回路である。
【0005】次に動作について説明する。図31におい
て、光路l1 で照射される赤外線LED13の照明光
は、ハーフミラー12で半分の光を反射し、光路l2 で
検出対象者1の顔面を照射する。検出対象者1の画像は
光路l3 でハーフミラー12を通り、半分の光がCCD
カメラ10に到達し、CCDカメラ10は検出対象者1
の画像を取り込む。この時、光路l2 とl3 の光軸は検
出対象者からみて、同軸になっている(同軸落射照
明)。この時検出対象者の撮影画像は図32のようにな
る。図32において、2は眉毛、3は鼻孔、4は虹彩、
5は強膜、6は瞳孔、7は顔表面である。上記のような
構成の同軸落射照明により、瞳孔6は網膜で反射された
光により、あたかも瞳孔が光っているように観察され、
顔の表面や他の特徴点に比べて、著しく輝度が高く映
る。これは網膜が入射光と同一方向に反射光を返す性質
を持つからである。図33に撮影画像の輝度分布を示
す。図33下部に示された波形は、得られた顔面画像
(図33上部)におけるA−A線に沿った輝度分布を示
すものであり、瞳孔の位置は明らかに輝度が他の部分と
異なり輝度が高いことがわかる。CCDカメラ10が取
り込んだ顔画像は、撮影画像メモリ30に一旦入力され
る。図34に本装置による居眠り検出の処理フローを示
す。この処理フローは図31における特徴抽出回路40
と覚醒度判定回路50との動作を示すものである。特徴
抽出回路40はST10で顔画像を入力し、ST11で
瞳孔のみを抽出するため、適当な輝度しきい値th1で
2値化処理を行う。得られた2値化画像は、図35に示
すようになる。この画像は瞳孔のみが白領域として2つ
の円となり、他の部分は黒領域となるので、ST12で
白画素のY軸方向の投影を行い(投影像は図35の右側
に示す)、ST13で投影像の面積を求めることによ
り、瞳孔の見かけ上の大きさが計算できる。ST14で
は上記面積が予め定められた値以上の時は開眼、未満の
ときは閉眼と判断する。この開眼閉眼情報は、覚醒度判
定回路50に入力され、覚醒度判定回路50はST20
で連続して3秒以上閉眼情報が入力されたかどうかを判
断し、3秒以上閉眼状態であったならば、居眠り状態で
あると判断し、ST21で警報発生回路51に警報出力
命令を出力する。閉眼状態が3秒未満の時はST10に
処理は移る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】顔面上の特徴を抽出す
るための従来の画像処理装置は以上のように構成されて
おり、図30に示す運転者撮影装置では、瞳孔の位置を
検出するために、得られた画像に対し、例えばフィルタ
演算を施し、エッジ検出をし、このエッジ形状より、瞳
孔にあたる円を求めるためのハフ変換処理等を施してパ
ターン認識をし、瞳孔を探していた。また、上記エッジ
検出に際しても雑音等でエッジがうまく検出できないと
円が求まらず、画像処理が複雑で時間がかかるという問
題があった。また、同軸落射を用いた先行技術による上
記居眠り検出装置(図31)では、外乱光が小さい条件
下で使用する場合は正常に動作するが、車内で使用する
など外乱光の大きい条件では、撮影するための照明光に
比べて100〜1000倍以上の非常に強い外乱光(太
陽光)などにより、網膜反射像が取れなくなるという問
題点があった。図36に上述の外乱光による影響を説明
する説明図を示す。図36下部に示された波形は、得ら
れた顔面画像(図36上部)におけるA−A線に沿った
輝度分布を示すものであり、曲線Aは晴天における昼間
の像で、同軸落射により撮像したもの、曲線Bは雨天に
おける昼間の像で、同軸落射により撮像したもの、曲線
Cは夜間の像で、同軸落射により撮像したものである。
同軸落射のものにおいて、外乱光が大きくなるに従い
(曲線C;夜間→曲線B;昼間・雨天→曲線A;昼間・
晴天)、瞳孔6以外の部分の輝度が高くなり、瞳孔の識
別が困難になることがわかる。曲線Aによる撮影画像は
図37のようになる。この画像においては、顔表面7に
比べて強膜5はやや暗く映り、強膜5に比べ虹彩4は暗
く、瞳孔6は更に暗く映る。このように上記居眠り検出
装置における画像処理法では外乱光条件が大きく変化す
る条件下で、顔面上の特徴点を抽出できなくなるという
問題があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、車載条件下など外乱光が大きく
変化する条件下でも、検出対象者の顔面上の特徴や検出
対象者の状態を比較的短時間で検出できる画像処理装置
及び人物状態判定装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る画像処理装置は、検出対象者の顔面を含む所定の領域
の像を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、
上記検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明
光照明方向とが少なくとも上記検出対象者近傍において
ほぼ同軸となるように配置された照明手段、検出対象者
の周辺の明暗を検出する明暗検出手段、及び上記光入力
手段から出力される上記検出対象者の撮影画像から顔面
上の特徴を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可
能であるとともに、上記明暗検出手段が出力する明暗信
号により2つ以上の画像処理の中から1つの画像処理を
選択、または2つ以上の画像処理による抽出結果の中か
ら1つの抽出結果を選択する特徴抽出手段を備えたもの
である。
【0009】この発明の請求項2に係る画像処理装置
は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する
とともに、入力した画像の明暗を示す明暗信号を出力す
る光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象
者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照明方向と
が少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸とな
るように配置された照明手段、及び上記光入力手段から
出力される上記検出対象者の撮影画像から顔面上の特徴
を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可能である
とともに、上記光入力手段が出力する上記明暗信号によ
り2つ以上の画像処理の中から1つの画像処理を選択、
または2つ以上の画像処理による抽出結果の中から1つ
の抽出結果を選択する特徴抽出手段を備えたものであ
る。
【0010】この発明の請求項3に係る画像処理装置
は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する
光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象者
と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照明方向とが
少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸となる
ように配置された照明手段、上記検出対象者または他の
人物が明暗に対応して切り替えることにより明暗に対応
した信号を出力するスイッチ、及び上記光入力手段から
出力される上記検出対象者の撮影画像から顔面上の特徴
を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可能である
とともに、上記スイッチが出力する明暗信号により上記
2つ以上の画像処理の中から1つの画像処理を選択、ま
たは上記2つ以上の画像処理による抽出結果の中から1
つの抽出結果を選択する特徴抽出手段を備えたものであ
る。
【0011】この発明の請求項4に係る画像処理装置
は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する
光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象者
と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照明方向とが
少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸となる
ように配置された照明手段、上記光入力手段から出力さ
れる上記検出対象者の画像信号を用いて撮影画像の明暗
を判定する明暗度判定手段、及び上記光入力手段から出
力される上記検出対象者の撮影画像から顔面上の特徴
を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可能である
とともに、上記明暗度判定手段が出力する明暗信号によ
り上記2つ以上の画像処理の中から1つの画像処理を選
択、または上記2つ以上の画像処理による抽出結果の中
から1つの抽出結果を選択する特徴抽出手段を備えたも
のである。
【0012】この発明の請求項5に係る画像処理装置
は、上記各特徴抽出手段が、暗信号が入力された時は網
膜反射像による瞳孔抽出を行い、明信号が入力された時
は鼻孔抽出を行なうようにしたものである。
【0013】この発明の請求項6に係る画像処理装置
は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する
光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象者
と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照明方向とが
少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸となる
ように配置された照明手段、及び上記光入力手段から出
力される上記検出対象者の撮影画像から顔面上の特徴
を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可能である
とともに、上記画像処理による抽出結果に応じて最終的
な抽出結果を選択する特徴抽出手段を備えたものであ
る。
【0014】この発明の請求項7に係る画像処理装置
は、上記特徴抽出手段が、暗用の画像処理により瞳孔が
検出できない場合は、明用の画像処理による抽出結果を
選択するようにしたものである。
【0015】この発明の請求項8に係る画像処理装置
は、請求項6の特徴抽出手段が、明暗いずれかに応じた
画像処理で抽出された瞳孔の大きさが小さい場合は、明
用の画像処理による抽出結果を選択するようにしたもの
である。
【0016】この発明の請求項9に係る画像処理装置
は、上記各画像処理装置において、光入力手段の撮影条
件、または照明手段の照明条件の少なくとも一方を制御
する照明撮影制御手段を備え、上記照明撮影制御手段は
明暗検出手段、光入力手段、スイッチ、明暗度判定手
段、または特徴抽出手段のいずれかから明暗情報を取り
出して、上記撮影条件または上記照明条件を変更するよ
うにしたものである。
【0017】この発明の請求項10に係る画像処理装置
は、上記照明撮影制御手段が、明暗情報が明の場合は照
明光をオフし、特徴抽出手段は明用の画像処理により撮
影画像から顔面上の特徴を抽出し、明暗情報が暗の場合
は照明光をオンし、上記特徴抽出手段は暗用の画像処理
により撮影画像から顔面上の特徴を抽出するようにした
ものである。
【0018】この発明の請求項11に係る人物状態判定
装置は上記各画像処理装置のいずれかと、この画像処理
装置の出力から人物状態を判定する人物状態判定手段と
を備えたものである。
【0019】
【作用】本発明の請求項1の画像処理装置は、検出対象
者周辺の照度を明暗検出手段で測定することにより、暗
いときは網膜反射像を利用した画像処理を用いて検出対
象者の特徴を抽出し、明るいときは網膜反射像にこだわ
らない画像処理を用いて検出対象者の特徴を抽出するよ
うに動作するので、検出対象者の周辺の明るさが変化し
ても顔面上の特徴を捕まえることができる。
【0020】また、請求項2の画像処理装置は、入力し
た画像の明暗を示す明暗信号を出力する機能を有する光
入力手段により、検出対象者周辺の明暗情報を得、上記
と同様、明暗に応じた画像処理を選択するように動作す
るので、検出対象者の周辺の明るさが変化しても顔面上
の特徴を捕まえることができる。
【0021】また、請求項3の画像処理装置は、検出対
象者または他の人物が明暗に対応して切り替えることに
より明暗に対応した信号を出力するスイッチにより、検
出対象者周辺の明暗情報を得、上記と同様、明暗に応じ
た画像処理を選択するように動作するので、検出対象者
の周辺の明るさが変化しても顔面上の特徴を捕まえるこ
とができる。
【0022】また、請求項4の画像処理装置は、光入力
手段から出力される検出対象者の画像信号を用いて撮影
画像の明暗を判定する明暗度判定手段により、検出対象
者周辺の明暗情報を得、上記と同様、明暗に応じた画像
処理を選択するように動作するので、検出対象者の周辺
の明るさが変化しても顔面上の特徴を捕まえることがで
きる。
【0023】また、請求項5の画像処理装置は、暗信号
が入力された時は網膜反射像による瞳孔抽出を行い、明
信号が入力された時は鼻孔抽出を行なうようにすること
で、種々の特徴抽出ができる。
【0024】また、請求項6の画像処理装置は、特徴抽
出手段における画像処理の抽出結果に応じて、一旦抽出
結果を試してから画像処理あるいは抽出結果を選択する
ように動作するので、検出精度が上がる。
【0025】また、請求項7の画像処理装置は、暗用の
画像処理により瞳孔が検出できない場合は、明用の画像
処理による抽出結果を選択するように動作し、暗用の画
像処理による結果を優先するため検出精度が良い。
【0026】また、請求項8の画像処理装置は、瞳孔の
大きさを明暗いずれかの画像処理で求め、明暗情報を瞳
孔の大きさから得るようにしている。
【0027】また、請求項9の画像処理装置は、上述し
た明暗検出手段、光入力手段、スイッチ、明暗度判定手
段、または特徴抽出手段のいずれかから明暗情報を取り
出して、光入力手段の撮影条件、または照明手段の照明
条件を変更する。
【0028】また、請求項10の画像処理装置は、明暗
情報が明の場合は照明光をオフにし、明暗情報が暗の場
合は照明光をオンにする。
【0029】また、請求項11における人物状態判定装
置は、上記各構成の画像処理装置から出力される抽出結
果をもちいて、瞼の開閉状態や顔の向き等を検出し、居
眠りや脇見等、種々の人物状態を判定する。
【0030】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例による居眠り検出
装置を図について説明する。図1において、20は検出
対象者1の周辺に設置され、照度を検出する照度セン
サ、41は暗用の特徴抽出処理と明用の特徴抽出処理の
2つの画像処理を実施できる特徴抽出回路41である。
10〜14、30、31、50、51は前記従来例と同
一の動作をする構成要素である。
【0031】次に動作について説明する。図1におい
て、光路l1 で照射される赤外線LED13の照明光
は、ハーフミラー12で半分の光を反射し、光路l2 で
検出対象者1の顔面を照射する。検出対象者1の画像は
光路l3 でハーフミラー12を通り、半分の光がCCD
カメラ10に到達し、CCDカメラは検出対象者1の画
像を取り込む。この時、光路l2とl3 の光軸は検出対
象者からみて、ほぼ同軸あるいは所定の角度以内(2
度)に納まるようになっている(同軸落射照明)。本実
施例では0度としており、ハーフミラー12がCCDカ
メラ10の光軸l3 となす角度は45゜である。CCD
カメラ10から出力される画像信号は、撮影画像メモリ
30に一旦入力される。
【0032】図2は特徴抽出回路41と覚醒度判定回路
50の動作を示す処理フローである。ST10において
顔画像を入力するまでの動作は図31に示す従来例と同
一の動作をする。ST50において照度センサ20から
明暗信号を入力し、ST51で、例えば予め定められた
照度しきい値、例えば照度500Lx以下の場合は「暗
い」と判断し、処理はST11へ移り前記従来例と同一
の動作により覚醒度を判断する。ST51において「明
るい」と判断した場合は、ST41において明用の輝度
しきい値th2(<暗用しきい値th1)にて2値化処
理を行う。明るい場合の画像は図37のようになるが、
得られた2値化画像は図3のように眉毛2、眼領域8、
鼻孔3、口領域9が黒色領域となり、その他の部分は白
色領域となる画像になる。次にST42、ST43にて
眼の領域を抽出する。抽出は、まずST42で、図3の
右部分に示すように黒画素のY軸方向への輝度投影を行
う。例えば、得られる2値化画像をG2(x,y)で表
現すると(x=0〜255、y=0〜255)、Y軸へ
の投影は
【0033】
【数1】
【0034】で示される。このとき眉毛2、眼領域8、
鼻孔3、口領域9などが黒画素数の山P1,P2,P
3,P4として現れる。この山のパターンは眉毛に対応
する山P1と眼領域に対応する山P2は大きく、次の鼻
孔に対応する山P3は小さい山となるので、ST43に
て2番目の山P2を眼領域として特定する。次にST4
4で眼の開閉判断をする。図4は閉眼の場合の2値化画
像である。このように眼領域の山P2の面積は瞼を閉じ
ると小さく、眼を開けると大きくなるので、予め定めら
れた値より山P2の面積が大きい場合は開眼、小さい場
合は閉眼と判断する。以下ST20以降の動作は前記従
来例と同一である。
【0035】なお、上記実施例では明るいとき、2値化
画像における黒画素をY軸方向へ輝度投影して眼の領域
を抽出し、眼領域の山の面積により眼の開閉判断をした
が、眼領域の山の幅でもよい。また、暗いときにおいて
も、2値化画像における白画素をY軸方向へ輝度投影し
て瞳孔を抽出し、瞳孔の面積により眼の開閉判断をした
が、瞳孔を示す山の幅でもよい。また、明るいときの画
像処理法は上記方法にこだわらず、2値化画像のエッジ
処理等で眼の開閉判断等をしてもよい。
【0036】以上のように、本実施例では検出対象者周
辺の照度を照度センサで測定することにより、暗いとき
は網膜反射像を利用した画像処理を用いて検出対象者の
特徴を抽出し、明るいときは網膜反射像にこだわらない
画像処理を用いて検出対象者の特徴を抽出するように動
作するので、検出対象者の周辺の明るさが変化しても顔
面上の特徴を常に捕まえ、居眠りを監視することができ
るようになる。
【0037】実施例2.図5はこの発明の他の実施例に
よる人物状態判定装置であり、顔を左または右に向ける
と顔角度に応じて見かけ上の瞳孔間隔や鼻孔の間隔が狭
くなる。このことから脇見を検出し、警報を与える脇見
検出装置の実施例である。図5において、41は特徴抽
出回路であり、脇見検出用の特徴を抽出するように動作
する。52は脇見判定回路である。
【0038】次に動作を説明する。図6は特徴抽出回路
41、及び脇見判定回路52の動作を示すフローチャー
トである。ST10において顔画像を入力し、ST50
において照度センサ20から明暗信号を入力する。ST
51で、実施例1と同様、例えば予め定められた照度し
きい値以下の場合は「暗い」と判断し、処理はST11
へ移り、2値化処理の後ST120で、図7に示すよう
に白画素のX軸方向への投影を行なう。ST130では
2つの瞳孔の位置xq1、xq2を抽出する。即ち、2つの
瞳孔に対応してX軸方向への投影像に現われる2つの山
のピークの位置を各々求めることにより、瞳孔の位置が
抽出できる。ST140ではST130で求めた2つの
瞳孔の位置から、瞳孔の見かけ上の間隔dppを求め、得
られた見かけ上の間隔から顔の向きを推定する。顔の角
度θfは cos(θf)=dpp/Dpp から求められる。但し、Dppは顔を正面に向けたときの
見かけ上の瞳孔間隔、dppは現在の見かけ上の瞳孔間隔
である。
【0039】一方、ST51において、予め定められた
照度しきい値以上の場合は「明るい」と判断し、この場
合は、鼻孔の間隔から顔の角度を推定する。即ち、ST
41において実施例1と同様、明用の輝度しきい値th
2(<暗用しきい値th1)にて2値化処理を行い、S
T420で黒画素のY軸方向への輝度投影を行う。図3
に示すようにY軸へ輝度投影すると鼻孔3は、大きな山
P1,P2の下にある小さな黒色の山P3として現れ
る。ST420ではさらに山P3の中心yp3を求め、鼻
孔抽出の為のウィンドウを設定する。ウィンドウは縦は
yp3を中心に例えば上下2cmに対応する画素幅、横は
0〜255とする。このウィンドウは図8の上部の様に
なる。その後、X軸方向への輝度投影をする。黒画素の
X軸方向への輝度投影は
【0040】
【数2】
【0041】で示される。ここで、y0は上下1cmに対
応する画素数である。X軸方向へ輝度投影すると、図8
の下のように2つの鼻孔に対応する山Q1、Q2が現れ
るので、ST45においてQ1、Q2の鼻孔中心xq1,
xq2を求めることにより、左右の鼻孔の位置nR(xq
1、yp3)、nl(xq2、yp3)を見つける。ST46で
はST45で求めた2つの鼻孔の位置から、鼻孔の見か
け上の間隔を求め、得られた見かけ上の間隔から顔の向
きを推定する。顔の角度θfはcos(θf)=dnn/D
nnから求められる。但し、Dnnは顔を正面に向けたとき
の見かけ上の鼻孔間隔、dnnは現在の見かけ上の鼻孔間
隔である。
【0042】この顔の向きに関する情報は、脇見判定回
路52に入力され、脇見判定回路52はST22で、得
られた顔の向きが20度以上であり、かつこの状態が5
秒以上続いているかどうかを判定し、5秒以上続けば、
脇見状態であると判断し、ST23で警報発生回路51
に警報出力命令を出力する。5秒未満の時はST10に
処理は移る。
【0043】以上のように、本実施例では検出対象者周
辺の照度を照度センサで測定し、暗いときは網膜反射像
を利用して瞳孔を抽出し、明るいときは網膜反射像にこ
だわらない画像処理を用いて鼻孔を抽出することによ
り、明暗に応じて検出精度のよい特徴を抽出するので、
脇見判定の検出精度が向上する。
【0044】実施例3.図9はこの発明の実施例3によ
る居眠り検出装置を示す構成図である。図9において、
15はAGC(オートゲインコントロール)付きのCC
Dカメラであり、入力した画像の明暗を示す明暗信号で
あるAGC信号を外部に出力する機能を持つ。即ち、照
度が高い場合は、光−電気変換後の電気信号増幅のゲイ
ンを小さくし、照度が高い場合は、光−電気変換後の電
気信号増幅のゲインを大きくする機能を有するCCDカ
メラであり、このゲイン情報を外部に出力する。動作は
実施例1と同様であり、照度センサ20からの明暗信号
の変わりに、このCCDカメラ15よりゲイン情報に対
応して明暗信号が特徴抽出回路41に出力される。従っ
て、実施例1の効果に加えて、照度センサを省くことが
できるので安価な装置を提供することができる。
【0045】実施例4.図10はこの発明の実施例4に
よる居眠り検出装置を示す構成図である。図10におい
て、21は明暗状態に応じて人が切り替える明暗スイッ
チである。即ち、検出対象者または他の人物が、検出対
象者周辺の明暗に対応してスイッチ21を切り替え、明
暗に対応した信号を出力する。動作は実施例1と同様で
あり、照度センサ20からの明暗信号の変わりに、この
スイッチ21より明暗信号が特徴抽出回路41に出力さ
れる。従って、実施例3と同様、検出精度が向上すると
ともに、照度センサを省くことができるので安価な装置
を提供することができる。
【0046】なお、上記実施例4では、明暗状態に応じ
て切り替える明暗スイッチ21を用いたが、上記装置を
自動車に適用し、ライトのオンオフのスイッチを上記明
暗スイッチ21と兼用して、明暗に対応した信号をとり
だすようにしてもよい。図11は本実施例による居眠り
検出装置を車載した自動車を示す部分構成図である。図
11において、22はヘッドライトのスイッチであり、
オンの時に暗信号を、オフの時に明信号を特徴抽出回路
41に出力する。このような構成にすることにより、明
暗信号が自動車のライトのオンオフのスイッチと連動
し、運転者が自然に行なう動作により明暗信号を発生す
るため、操作が煩わしくないものが得られる。
【0047】実施例5.図12はこの発明の実施例5に
よる居眠り検出装置を示す構成図である。図12におい
て、42は撮影画像メモリ30のデータを入力し、明暗
度を判定する明暗判定回路である。即ち、G1(x,
y)を画像メモリの内容とすれば、明暗判定回路42
は、撮影画像の明暗を判定する値G1totalを次式
【0048】
【数3】
【0049】より求め、上記G1total が予め定められ
値以上の場合「明るい」と判断し、未満の場合「暗い」
と判断する。特徴抽出回路41は照度センサ20からの
明暗信号の変わりに、明暗判定回路42の明暗情報を入
力して、以下実施例1と同様に動作する。
【0050】このように画像メモリを用いて明暗を検出
することにより、明暗検出のためのセンサが省け、実施
例1の効果に加えて、安価な装置を提供することができ
る。
【0051】なお、上記実施例ではG1totalは画像デ
ータ全体を用いたが、画像の一部分を用いてもよい。
【0052】また、上記実施例では明暗判定回路42は
撮影画像メモリ30のデータを入力して明暗度を判定し
たが、図13に示すように、CCDカメラ10からの画
像信号を入力し、例えば入力される画像信号の1/30
秒間の積分量に応じて明暗を判定し、特徴抽出回路41
に明暗信号を出力するようにしてもよい。
【0053】実施例6.上記各実施例の特徴抽出回路4
1では、明用の画像処理と暗用の画像処理を外部からの
信号を入力して切り換えていたが、外部からの信号によ
らないで、各々の画像処理による抽出結果を用いて1つ
の抽出結果を選択するようにしてもよい。図14はこの
ような居眠り検出装置を示す構成図である。図14にお
いて、43は暗用特徴抽出回路、44は明用特徴抽出回
路、45は選択回路である。暗用特徴抽出回路43は、
撮影画像メモリ30のデータを入力し、図15のフロー
に従い、瞼開閉度と瞳孔のY座標を抽出する。即ち、あ
る程度暗い環境の場合は実施例1のように瞳孔のみが抽
出できるが、明るい環境では鼻の先端の輝度と瞳孔との
輝度が近くなり、しきい値th1で2値化をすると、図
16のように瞳孔と鼻の先端が白色領域となり、Y軸へ
の輝度投影を行うと、瞳孔による山R1と鼻の先端によ
る山R2が現れ、どちらが瞳孔か判断できなくなる。さ
らに明るい環境では多数の白領域が現れるので瞼開閉の
判断はできなくなる。暗用特徴抽出回路43は特徴抽出
結果として、瞳孔が抽出できる場合は、R1に対応した
値(Y座標yr1、開閉度dr1)を、瞳孔を特定できない
場合は検出不能情報を出力する。図15において、ST
10で顔画像を入力し、ST11でしきい値th1で2
値化処理を行う。ST12で白画素のY軸方向の投影を
行い、ST60で白領域を示すY軸投影像の山の数を検
出し、山が2つ以上の場合、瞳孔抽出不能としてST6
5へいき、瞳孔は検出不能であると判断する。山が1つ
の場合は瞳孔が抽出可能であるためST13で投影像の
面積を求めることにより、瞳孔の見かけ上の大きさが計
算できる。ST61では上記面積が予め定められた値以
上の時はST63へいき、開眼と判断して、投影像から
瞳孔のY座標yr1と瞼の開閉度にあたる山の幅dr1を求
める。上記面積が予め定められた値未満のときはST6
2で閉眼と判断する。ST64ではST62、ST6
3、及びST65の結果を選択回路に出力する。
【0054】一方、明用特徴抽出回路44は撮影画像メ
モリ30のデータを入力し、図17のフローに従い、瞼
開閉度と瞳孔のY座標を抽出する。即ち、明るい環境で
は実施例1のように眉、眼領域、鼻孔、口に対応した山
P1,P2,P3,P4がそれぞれ分離して抽出できる
が、やや暗くなり顔面上のコントラスト比が小さくなっ
てくると、しきい値th2で2値化をすると図18のよ
うに眉、眼領域、鼻孔、口以外に黒領域が現れ、Y軸輝
度投影を行っても眼領域の山P2を特定できなくなる。
明用特徴抽出回路44は特徴抽出結果として、検出でき
る場合はP2に対応した瞼開閉度を、検出できない場合
は、検出不能情報を出力する。図17において、ST1
0で顔画像を入力し、ST41でしきい値th2で2値
化処理を行う。ST42で黒画素のY軸方向の投影を行
い、ST70で黒領域を示すY軸投影像の山を検出し、
山が不明瞭な場合、即ち投影像の黒画素数が0と0とで
囲まれた領域が例えば4つ以下の時、ST75で眼領域
は検出不能であると判断する。山が明瞭である場合、即
ち上記領域が4つの時は、ST43で2番目の山P2を
眼領域として特定する。ST71では眼領域の山P2の
面積が予め定められた値より大きいかどうかを判断し、
大きい場合はST73において開眼と判断し、投影像か
ら眼領域のY座標と瞼の開閉度にあたる山の幅を求め
る。上小さい場合はST72において閉眼と判断する。
ST74ではST72、ST73、及びST75の結果
を選択回路に出力する。
【0055】選択回路45は図19のフローに従い、暗
用特徴抽出回路43と明用特徴抽出回路44の出力結果
から一方の結果を選択する。本実施例では、明用の特徴
抽出結果が検出不能でない限り明用を選択し、明用の特
徴抽出結果が検出不能ならば暗用の検出結果を選択す
る。即ち、ST80で暗用特徴抽出回路43の抽出結果
を入力し、ST81で明用特徴抽出回路44の抽出結果
を入力する。ST82では明用の特徴抽出結果が検出可
能であれば、ST84で明用の特徴抽出結果を選択し、
明用の特徴抽出結果が検出不能ならばST83で暗用の
特徴抽出結果を選択する。ST85では選択した抽出結
果を覚醒度判定回路50に出力し、覚醒度判定回路5
0、及び警報発生回路51は上記抽出結果を用いて、例
えば図20に示すフローに従って居眠り状態を判断し、
警報を発生する。図20において、ST100で特徴抽
出回路41から瞳孔(または眼領域)の位置を入力し、
ST101ではこの位置を記憶する。ST102では上
記位置の5分間のデータを取り、ST103でこの5分
間のデータの平均値を求めることにより、標準瞳孔(眼
領域)高さを計算する。ST104では引続き、特徴抽
出回路41から瞳孔(または眼領域)の位置を入力し、
ST105で2分間のデータから得られる平均瞳孔(眼
領域)高さを計算する。ST106ではこの平均瞳孔
(眼領域)高さと前記標準瞳孔(眼領域)高さを比較
し、平均瞳孔(眼領域)高さが標準瞳孔(眼領域)高さ
より例えば5cm以上低い場合は居眠り状態と判断し
て、ST107でブザー(警報)を鳴らすようにする。
【0056】このように本実施例では明暗状態に係わら
ず、明用と暗用の画像処理で特徴抽出を行ない、成功し
た特徴抽出結果を用いるので、実施例1に比べ、居眠り
判定の検出精度が上がる効果がある。
【0057】なお、上記実施例では開眼状態において瞳
孔または眼領域のY座標及び瞼開閉度も求め、覚醒度判
定回路で瞳孔または眼領域の位置により居眠りを判定し
たが、従来例及び実施例1〜5と同様、開閉状態のみを
抽出結果として出力し、これにより居眠りを判定しても
よい。
【0058】また、上記実施例6では明用を優先的に選
択したが、暗用を優先的に選択しても良い。
【0059】また、実施例6では暗用特徴抽出回路4
3、明用特徴抽出回路44は検出可能、検出不能の判断
により、開眼、閉眼、検出不能の3種類の結果を出力し
たが、暗用特徴抽出回路は (1) 瞳孔第1候補の開閉判定結果と位置 (2) (1)に加え、瞳孔瞳孔第2候補(図16でy
r2の位置のもの)の開閉判定結果と位置 (3)検出不能 というように投影像に対応して複数の候補も検出し、
(1)、(2)に対して、それぞれ開閉判断を実行して
も良い。従って検出結果は5種類となり、選択回路45
は複数の候補を入力する。
【0060】選択回路45の動作を図21に示す。図2
1において、ST80で暗用特徴抽出回路43の抽出結
果を入力し、ST81で明用特徴抽出回路44の抽出結
果を入力する。ST86では暗用の特徴抽出結果が検出
不能ならば、ST84で明用の特徴抽出結果を選択す
る。一方、ST86で暗用の特徴抽出結果が検出可能で
あれば、ST110で第1候補のみ検出したかどうかを
判定し、第1候補のみが検出されたのならば、ST11
1で暗用の特徴抽出結果、即ち第1候補を選択する。第
1候補以外も検出されたのならば、ST82で、明用の
特徴抽出結果が検出可能かどうかを判定し、検出不能で
あれば、ST112で暗用特徴抽出結果の第1候補と第
2候補のうち、瞳孔の位置が前回の抽出結果に近い方の
候補を選択する。ST82で、検出可能と判定されれ
ば、ST113で暗用特徴抽出結果の第1候補と第2候
補のうち、瞳孔の位置が明用特徴抽出結果に近い方の候
補を選択する。ST85では選択した抽出結果を覚醒度
判定回路50に出力する。
【0061】このように第2候補も抽出してより確かな
抽出結果を選択することにより、検出精度が向上すると
ともに、明暗の中間領域でも特徴をよく捕まえることが
出来、検出不能領域が減る効果がある。
【0062】実施例7.上記実施例6においては暗用の
画像処理と明用の画像処理を行い、各画像処理における
抽出結果を用いて1つの抽出結果を選択するようにした
が、この選択を実施例1と同様に、照度センサ20の出
力に応じて選択するようにしてもよい。図22はこの発
明の実施例7による居眠り検出装置を示す構成図であ
る。図22において、暗用特徴抽出回路43と明用特徴
抽出回路44の動作は実施例6と同一である。選択回路
45のフローを図23に示す。図23において、ST8
0で暗用特徴抽出回路43の抽出結果を入力し、ST8
1で明用特徴抽出回路44の抽出結果を入力する。ST
82で明用の特徴抽出結果が検出可能ならば、ST86
で暗用の特徴抽出結果が検出可能かどうかを判定する。
検出可能であれば、ST87で照度センサ20から明暗
信号を入力し、ST88では照度センサ20からの明暗
信号が明信号であるかどうかを判定する。明信号であれ
ばST84で明用特徴抽出回路44の抽出結果を選択す
る。暗信号であればST83で暗用特徴抽出回路43の
抽出結果を選択する。一方、ST82で明用の特徴抽出
結果が検出不能ならば、ST83で暗用特徴抽出回路4
3の抽出結果を選択する。ST85ではST83または
ST84で選択した抽出結果を覚醒度判定回路50に出
力する。
【0063】このようにすることにより、実施例1の効
果に加え、明用と暗用の画像処理の両方で特徴抽出可能
な場合、照度により、より正確な方を選択するので明と
暗の中間での環境において検出精度が上がる。
【0064】実施例8.上記実施例6では特徴抽出回路
41は、暗用の画像処理と明用の画像処理を行い、各画
像処理による抽出結果を用いて1つの抽出結果を選択す
るようにしたが、1つの画像処理による抽出結果に応じ
て、明暗いずれかの画像処理を選択し、最終的な抽出結
果を得るようにしてもよい。図24はこの発明の実施例
8による居眠り検出装置を示す構成図、図25は特徴抽
出回路41及び覚醒度判定回路50のフローである。図
25において、まずST90〜ST93で暗用の特徴抽
出を行う。ST94では、暗用の特徴抽出で瞳孔を検出
できたかを判定し、検出できていれば、以後ST10〜
ST14で暗用の特徴抽出を行い、この抽出結果を最終
的な抽出結果としてST20で上記各実施例と同様、居
眠り検出を行なう。即ち、連続して3秒以上閉眼情報が
入力されたかどうかを判断し、3秒以上閉眼状態であっ
たならば、居眠り状態であると判断し、ST21で警報
発生回路51に警報出力命令を出力する。閉眼状態が3
秒未満の時はST10に処理は移る。一方、ST94で
瞳孔が抽出できなければ、以後ST40〜ST44で明
用の特徴抽出を行い、この抽出結果を最終的な抽出結果
として、ST47で居眠り検出を行なう。即ち、連続し
て3秒以上閉眼情報が入力されたかどうかを判断し、3
秒以上閉眼状態であったならば、居眠り状態であると判
断し、ST48で警報発生回路51に警報出力命令を出
力する。閉眼状態が3秒未満の時はST40に処理は移
る。
【0065】このように、本実施例では暗用の画像処理
で特徴抽出が可能かどうかを判定して、以後の画像処理
方法を選択することにより、照度センサ等を用いずに安
価な装置で、実施例1と同様の効果がある。また、暗用
の画像処理を優先するので検出精度がよい。
【0066】なお、上記実施例8では、暗用の特徴抽出
で瞳孔を検出できるかどうかを、1回の特徴抽出処理だ
けで判定したが、1回だけではたまたま眼を閉じている
場合があるので、例えば2秒ほど暗用の特徴抽出処理を
行い、暗用が使用できるかどうかを判定しても良い。
【0067】また、実施例8では、暗用の特徴抽出で瞳
孔を検出できるかどうかを判定した後は、明用か暗用か
一方に画像処理を固定したが、明用に固定した後も、例
えば10分に一回の頻度で暗用の特徴抽出処理を行い、
暗用が使用できるかどうかを再判定しても良い。
【0068】また、実施例8では、暗用の画像処理で特
徴抽出ができるかどうかを判定したが、明用の画像処理
で特徴抽出ができるかどうかにより、以後の画像処理方
法を選択して、明用の画像処理を優先するようにしても
よい。
【0069】実施例9.図26はこの発明の実施例9に
よる居眠り検出装置に係わる特徴抽出回路41及び覚醒
度判定回路50のフローである。なお、居眠り検出装置
の構成は図24と同様の構成である。瞳孔は明るいと小
さく、暗いと大きくなることから、本実施例において
は、明暗いずれかに応じた画像処理で抽出された瞳孔の
大きさが小さい場合は、明用の画像処理、及び明用の画
像処理による抽出結果を選択し、抽出された瞳孔の大き
さが大きい場合は、暗用の画像処理、及び暗用の画像処
理による抽出結果を選択するようにしたものである。図
26において、まずST90〜ST93で暗用の画像処
理で瞳孔を抽出し、ST95でY軸方向の投影像におけ
る幅を検出することにより、瞳孔の径を求め、ST96
で瞳孔直径が例えば4mm以上で有ればST10〜ST
14で暗用、未満で有ればST40〜ST44で明用の
画像処理を実行する。以下の動作は各々実施例8と同じ
である。
【0070】このように、明用あるいは暗用の画像処理
を選択する際に、瞳孔の大きさによって選択しているの
で、特徴抽出の精度が上がるとともに、照度センサ等を
用いずに安価な装置で、実施例1と同様の効果がある。
【0071】なお、上記実施例では瞳孔の大きさにより
画像処理方法を選択したが、図14と同様の構成とし、
明用特徴抽出回路と暗用特徴抽出回路の抽出結果を、い
ずれかの回路で得られた瞳孔の大きさにより選択するよ
うにしても同様の効果がある。
【0072】実施例10.図27はこの発明の実施例1
0による居眠り検出装置を示す構成図である。図27に
おいて、16はシャッタスピード設定回路であり、照度
センサ20からの明暗情報を入力し、照度が一定以下だ
とCCDカメラ10のシャッタスピードを遅くする。ま
た照度が一定以上だとCCDカメラ10のシャッタスピ
ードを早くする。その他の動作は実施例1と同様であ
る。
【0073】このように本実施例では、明暗に応じてC
CDカメラのシャッタスピードを変更するので、実施例
1の効果に加えて、入力画像の質が向上し、特徴抽出精
度が向上する。
【0074】実施例11.図28はこの発明の実施例1
1による居眠り検出装置を示す構成図である。図28に
おいて、17はCCDカメラ10に装着する光学フィル
タを可視光カットフィルタ11にするか赤外線カットフ
ィルタ18にするかを切り替えるフィルタ交換回路であ
る。フィルタ交換回路17は照度センサ20からの明暗
情報を入力し、照度が一定以下だと可視光カットフィル
タ11を選択し、照度が一定以上だと赤外線カットフィ
ルタ18を選択する。その他の動作は実施例1と同様で
ある。
【0075】このように本実施例では、明るい場合は可
視光で撮影するのでコントラストの良い画像が得られ、
明用の検出精度が上がる。
【0076】なお、上記実施例11では明暗に応じて光
学フィルタを交換したが、可視光カットフィルタを備え
た同軸落射撮影系と、赤外カットフィルタを備えたハー
フミラーのない非同軸の撮影系との2つの撮影系を備
え、暗い時は同軸落射撮影系で撮影し、明るい時は非同
軸の撮影系で撮影するように切り替えても良い。このよ
うにすれば、フィルタ交換の回路が省け、明状態の時ハ
ーフミラーを通さず撮影するので画像の質が上がる。
【0077】また、上記実施例10、11では実施例1
に示した照度センサ20の明暗情報を基に光入力手段の
撮影条件を制御したが、実施例2ないし9に示した光入
力手段15、スイッチ21、明暗度判定手段42、また
は特徴抽出手段41のいずれかから明暗情報を取り出し
て、上記撮影条件を変更するようにしてもよい。
【0078】実施例12.図29はこの発明の実施例1
2による居眠り検出装置を示す構成図である。図29に
おいて、LED駆動回路14は照度センサ20からの明
暗情報を入力し、照度が一定以下だと赤外線LED13
をオンし、照度が一定以上だと赤外線LED13をオフ
する。その他の動作は実施例1と同様である。
【0079】このように本実施例では、暗い場合のみ赤
外線で照明するので、検出対象者を煩わせることなく顔
画像を確実に得ることができる。また、明るい場合は照
明しないので消費電力を節約できる。
【0080】なお、上記実施例12では明暗に応じて光
学LEDのオンオフを制御したが、ハーフミラーを移動
する機構を設けて、暗の場合は同軸落射に、明の場合は
ハーフミラーを通さず直接被験者を撮影するようにして
もよい。このようにすれば明状態の時、ハーフミラーを
通さず撮影するので画像の質が上がる。
【0081】また、上記実施例12では実施例1に示し
た照度センサ20の明暗情報を基に照明手段の照明条件
を制御したが、実施例2ないし9に示した光入力手段1
5、スイッチ21、明暗度判定手段42、または特徴抽
出手段41のいずれかから明暗情報を取り出して、上記
照明条件を変更するようにしてもよい。
【0082】なお、上記各実施例においてカメラはCC
Dにこだわらない。例えばCIDカメラでも良い。
【0083】また、撮影系は一つのカメラで説明した
が、複数の同軸落射照明とカメラのセットでも良い。
【0084】また、同軸落射照明はハーフミラーの場合
のみを示したが、同軸落射で有ればこのような構造にこ
だわらない。例えばカメラのレンズ中心に発光素子があ
り、運転者を直接照射する構造にしても良い。
【0085】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力す
る光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象
者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照明方向と
が少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸とな
るように配置された照明手段、検出対象者の周辺の明暗
を検出する明暗検出手段、及び上記光入力手段から出力
される上記検出対象者の撮影画像から顔面上の特徴を、
明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可能であるとと
もに、上記明暗検出手段が出力する明暗信号により2つ
以上の画像処理の中から1つの画像処理を選択、または
2つ以上の画像処理による抽出結果の中から1つの抽出
結果を選択する特徴抽出手段を備えたので、明るい条件
でも、暗い条件でも検出対象者の顔面上の特徴を比較的
短時間で検出することができる。
【0086】また、請求項2によれば、検出対象者の顔
面を含む所定の領域の像を入力するとともに、入力した
画像の明暗を示す明暗信号を出力する光入力手段、上記
検出対象者を照明し、上記検出対象者と上記光入力手段
とを結ぶ光軸と、照明光照明方向とが少なくとも上記検
出対象者近傍においてほぼ同軸となるように配置された
照明手段、及び上記光入力手段から出力される上記検出
対象者の撮影画像から顔面上の特徴を、明暗に応じた2
つ以上の画像処理で抽出可能であるとともに、上記光入
力手段が出力する上記明暗信号により2つ以上の画像処
理の中から1つの画像処理を選択、または2つ以上の画
像処理による抽出結果の中から1つの抽出結果を選択す
る特徴抽出手段を備えたので、上記と同様、明るい条件
でも、暗い条件でも検出対象者の顔面上の特徴を比較的
短時間で検出することができる。
【0087】また、請求項3によれば、検出対象者の顔
面を含む所定の領域の像を入力する光入力手段、上記検
出対象者を照明し、上記検出対象者と上記光入力手段と
を結ぶ光軸と、照明光照明方向とが少なくとも上記検出
対象者近傍においてほぼ同軸となるように配置された照
明手段、上記検出対象者または他の人物が明暗に対応し
て切り替えることにより明暗に対応した信号を出力する
スイッチ、及び上記光入力手段から出力される上記検出
対象者の撮影画像から顔面上の特徴を、明暗に応じた2
つ以上の画像処理で抽出可能であるとともに、上記スイ
ッチが出力する明暗信号により上記2つ以上の画像処理
の中から1つの画像処理を選択、または上記2つ以上の
画像処理による抽出結果の中から1つの抽出結果を選択
する特徴抽出手段を備えたので、上記と同様、明るい条
件でも、暗い条件でも検出対象者の顔面上の特徴を比較
的短時間で検出することができる。
【0088】また、請求項4によれば、検出対象者の顔
面を含む所定の領域の像を入力する光入力手段、上記検
出対象者を照明し、上記検出対象者と上記光入力手段と
を結ぶ光軸と、照明光照明方向とが少なくとも上記検出
対象者近傍においてほぼ同軸となるように配置された照
明手段、上記光入力手段から出力される上記検出対象者
の画像信号を用いて撮影画像の明暗を判定する明暗度判
定手段、及び上記光入力手段から出力される上記検出対
象者の撮影画像から顔面上の特徴を、明暗に応じた2つ
以上の画像処理で抽出可能であるとともに、上記明暗度
判定手段が出力する明暗信号により上記2つ以上の画像
処理の中から1つの画像処理を選択、または上記2つ以
上の画像処理による抽出結果の中から1つの抽出結果を
選択する特徴抽出手段を備えたので、上記と同様、明る
い条件でも、暗い条件でも検出対象者の顔面上の特徴を
比較的短時間で検出することができる。
【0089】また、請求項5によれば、各特徴抽出手段
において、暗信号が入力された時は網膜反射像による瞳
孔抽出を行い、明信号が入力された時は鼻孔抽出を行な
うようにしたので、種々の特徴抽出ができる。
【0090】また、請求項6によれば、検出対象者の顔
面を含む所定の領域の像を入力する光入力手段、上記検
出対象者を照明し、上記検出対象者と上記光入力手段と
を結ぶ光軸と、照明光照明方向とが少なくとも上記検出
対象者近傍においてほぼ同軸となるように配置された照
明手段、及び上記光入力手段から出力される上記検出対
象者の撮影画像から顔面上の特徴を、明暗に応じた2つ
以上の画像処理で抽出可能であるとともに、上記画像処
理による抽出結果に応じて最終的な抽出結果を選択する
特徴抽出手段を備えたので、上記と同様、明るい条件で
も、暗い条件でも検出対象者の顔面上の特徴を比較的短
時間で検出することができ、さらには一旦画像処理を行
なって抽出結果を導き、これにより最終的な抽出結果を
出力するので検出精度が上がる。
【0091】また、請求項7によれば、暗用の画像処理
により瞳孔が検出できない場合は、明用の画像処理によ
る抽出結果を選択するように動作するので、さらに検出
精度が上がる。
【0092】また、請求項8によれば、瞳孔の大きさを
明暗いずれかの画像処理で求め、明暗情報を瞳孔の大き
さから得るようにしたので、上記と同様、明るい条件で
も、暗い条件でも検出対象者の顔面上の特徴を比較的短
時間で、精度良く検出することができる。
【0093】また、請求項9によれば、明暗検出手段、
光入力手段、スイッチ、明暗度判定手段、または特徴抽
出手段のいずれかから明暗情報を取り出して、光入力手
段の撮影条件、または照明手段の照明条件を変更するよ
うにしたので、さらに検出精度が上がる効果がある。
【0094】また、請求項10によれば、明暗情報が明
の場合は照明光をオフにし、明暗情報が暗の場合は照明
光をオンにしたので、明るいときに不要な照明電力を使
うことがない。
【0095】また、請求項11によれば、上記各構成の
画像処理装置から出力される抽出結果をもちいて、人物
状態を判定するようにしたので、明暗に係わらず人物の
状態を検出する装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による居眠り検出装置を
示す構成図である。
【図2】 この発明の実施例1に係わる特徴抽出回路と
覚醒度判定回路の動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施例1による居眠り検出装置の
動作を説明する説明図である。
【図4】 この発明の実施例1による居眠り検出装置の
動作を説明する説明図である。
【図5】 この発明の実施例2による脇見検出装置を示
す構成図である。
【図6】 この発明の実施例2に係わる特徴抽出回路と
脇見判定回路の動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施例2による脇見検出装置の動
作を説明する説明図である。
【図8】 この発明の実施例2による脇見検出装置の動
作を説明する説明図である。
【図9】 この発明の実施例3による居眠り検出装置を
示す構成図である。
【図10】 この発明の実施例4による居眠り検出装置
を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施例4による居眠り検出装置
を車載した自動車を示す部分構成図である。
【図12】 この発明の実施例5による居眠り検出装置
を示す構成図である。
【図13】 この発明の実施例5による他の居眠り検出
装置を示す構成図である。
【図14】 この発明の実施例6による居眠り検出装置
を示す構成図である。
【図15】 この発明の実施例6に係わる暗用特徴抽出
回路の動作を示すフローチャートである。
【図16】 この発明の実施例6による居眠り検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図17】 この発明の実施例6に係わる明用特徴抽出
回路の動作を示すフローチャートである。
【図18】 この発明の実施例6による居眠り検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図19】 この発明の実施例6に係わる選択回路の動
作を示すフローチャートである。
【図20】 この発明の実施例6に係わる覚醒度判定回
路の動作を示すフローチャートである。
【図21】 この発明の実施例6に係わる他の選択回路
の動作を示すフローチャートである。
【図22】 この発明の実施例7による居眠り検出装置
を示す構成図である。
【図23】 この発明の実施例7に係わる選択回路の動
作を示すフローチャートである。
【図24】 この発明の実施例8による居眠り検出装置
を示す構成図である。
【図25】 この発明の実施例8に係わる特徴抽出回路
と覚醒度判定回路の動作を示すフローチャートである。
【図26】 この発明の実施例9に係わる特徴抽出回路
と覚醒度判定回路の動作を示すフローチャートである。
【図27】 この発明の実施例10による居眠り検出装
置を示す構成図である。
【図28】 この発明の実施例11による居眠り検出装
置を示す構成図である。
【図29】 この発明の実施例12による居眠り検出装
置を示す構成図である。
【図30】 従来の目の位置検出装置を示す構成図であ
る。
【図31】 従来の居眠り検出装置を示す構成図であ
る。
【図32】 従来の居眠り検出装置の動作を説明する説
明図である。
【図33】 従来の居眠り検出装置の動作を説明する説
明図である。
【図34】 従来の居眠り検出装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図35】 従来の居眠り検出装置の動作を説明する説
明図である。
【図36】 従来の居眠り検出装置の動作を説明する説
明図である。
【図37】 従来の居眠り検出装置の動作を説明する説
明図である。
【符号の説明】
1 検出対象者、3 鼻孔、6 瞳孔、8 眼領域、1
0 CCDカメラ、12ハーフミラー、13 赤外線L
ED、15 AGC付きCCDカメラ、16シャッタス
ピード設定回路、17 フィルタ交換回路、18 赤外
線カットフィルタ、20 照度センサ、21 明暗スイ
ッチ、22 ヘッドライトスイッチ、30 撮影画像入
力メモリ、31 タイミング発生回路、41 特徴抽出
回路、42 明暗判定回路、43 暗用特徴抽出回路、
44 明用特徴抽出回路、45選択回路、50 覚醒度
判定回路、51 警報発生回路、52 脇見判定回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐竹 敏英 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社産業システム研究所内 (72)発明者 小河 賢二 姫路市千代田町840番地 三菱電機株式会 社姫路製作所内 (72)発明者 鈴木 尋善 姫路市千代田町840番地 三菱電機株式会 社姫路製作所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の像
    を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記
    検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照
    明方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ
    同軸となるように配置された照明手段、上記検出対象者
    の周辺の明暗を検出する明暗検出手段、及び上記光入力
    手段から出力される上記検出対象者の撮影画像から顔面
    上の特徴を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可
    能であるとともに、上記明暗検出手段が出力する明暗信
    号により上記2つ以上の画像処理の中から1つの画像処
    理を選択、または上記2つ以上の画像処理による抽出結
    果の中から1つの抽出結果を選択する特徴抽出手段を備
    えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の像
    を入力するとともに、入力した画像の明暗を示す明暗信
    号を出力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上
    記検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光
    照明方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほ
    ぼ同軸となるように配置された照明手段、及び上記光入
    力手段から出力される上記検出対象者の撮影画像から顔
    面上の特徴を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出
    可能であるとともに、上記光入力手段が出力する上記明
    暗信号により上記2つ以上の画像処理の中から1つの画
    像処理を選択、または上記2つ以上の画像処理による抽
    出結果の中から1つの抽出結果を選択する特徴抽出手段
    を備えた画像処理装置。
  3. 【請求項3】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の像
    を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記
    検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照
    明方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ
    同軸となるように配置された照明手段、上記検出対象者
    または他の人物が明暗に対応して切り替えることにより
    明暗に対応した信号を出力するスイッチ、及び上記光入
    力手段から出力される上記検出対象者の撮影画像から顔
    面上の特徴を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出
    可能であるとともに、上記スイッチが出力する明暗信号
    により上記2つ以上の画像処理の中から1つの画像処理
    を選択、または上記2つ以上の画像処理による抽出結果
    の中から1つの抽出結果を選択する特徴抽出手段を備え
    た画像処理装置。
  4. 【請求項4】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の像
    を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記
    検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照
    明方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ
    同軸となるように配置された照明手段、上記光入力手段
    から出力される上記検出対象者の画像信号を用いて撮影
    画像の明暗を判定する明暗度判定手段、及び上記光入力
    手段から出力される上記検出対象者の撮影画像から顔面
    上の特徴を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可
    能であるとともに、上記明暗度判定手段が出力する明暗
    信号により上記2つ以上の画像処理の中から1つの画像
    処理を選択、または上記2つ以上の画像処理による抽出
    結果の中から1つの抽出結果を選択する特徴抽出手段を
    備えた画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の特
    徴抽出手段は、暗信号が入力された時は網膜反射像によ
    る瞳孔抽出を行い、明信号が入力された時は鼻孔抽出を
    行なうようにした画像処理装置。
  6. 【請求項6】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の像
    を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記
    検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照
    明方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ
    同軸となるように配置された照明手段、及び上記光入力
    手段から出力される上記検出対象者の撮影画像から顔面
    上の特徴を、明暗に応じた2つ以上の画像処理で抽出可
    能であるとともに、上記画像処理による抽出結果に応じ
    て最終的な抽出結果を選択する特徴抽出手段を備えた画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の特徴抽出手段は、暗用の
    画像処理により瞳孔が検出できない場合は、明用の画像
    処理による抽出結果を選択するようにした画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の特徴抽出手段は、明暗い
    ずれかに応じた画像処理で抽出された瞳孔の大きさが小
    さい場合は、明用の画像処理による抽出結果を選択する
    ようにした画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の画
    像処理装置において、光入力手段の撮影条件、または照
    明手段の照明条件の少なくとも一方を制御する照明撮影
    制御手段を備え、上記照明撮影制御手段は明暗検出手
    段、光入力手段、スイッチ、明暗度判定手段、または特
    徴抽出手段のいずれかから明暗情報を取り出して、上記
    撮影条件または上記照明条件を変更するようにした画像
    処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の照明撮影制御手段は、
    明暗情報が明の場合は照明光をオフし、特徴抽出手段は
    明用の画像処理により撮影画像から顔面上の特徴を抽出
    し、明暗情報が暗の場合は照明光をオンし、上記特徴抽
    出手段は暗用の画像処理により撮影画像から顔面上の特
    徴を抽出するようにした画像処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の画像処理装置、及び上記画像処理装置の出力から人物
    状態を判定する人物状態判定手段を備えた人物状態判定
    装置。
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