JPH088300A - 半導体集積回路実装用樹脂及び該樹脂を用いた半導体集積回路実装構造体 - Google Patents
半導体集積回路実装用樹脂及び該樹脂を用いた半導体集積回路実装構造体Info
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- JPH088300A JPH088300A JP14479495A JP14479495A JPH088300A JP H088300 A JPH088300 A JP H088300A JP 14479495 A JP14479495 A JP 14479495A JP 14479495 A JP14479495 A JP 14479495A JP H088300 A JPH088300 A JP H088300A
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- H01L2224/73201—Location after the connecting process on the same surface
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】熱疲労特性をよりいっそう高める為には、半田
の破断を回避するだけに留まらず、チップ面に生ずる熱
応力をも小さく出来る実装構造体1とする必要がある。
充填すべき樹脂4の弾性係数をできるだけ小さくし、熱
膨張係数は接合に用いている半田のそれに近いものとす
れば良い。用いられる樹脂4としては未硬化の状態で流
動性が有りチップ2と基板5の摩擦にボイドなしで充填
可能であり、加熱などの手段により硬化して所望の物性
を示すものが用いられる。 【効果】LSIチップ2面に形成される熱応力に弱いア
ルミ薄膜の多層配線の破断を防止できるので、配線層と
半田の断線が少ない半導体集積回路構造体1を得ること
ができる。
の破断を回避するだけに留まらず、チップ面に生ずる熱
応力をも小さく出来る実装構造体1とする必要がある。
充填すべき樹脂4の弾性係数をできるだけ小さくし、熱
膨張係数は接合に用いている半田のそれに近いものとす
れば良い。用いられる樹脂4としては未硬化の状態で流
動性が有りチップ2と基板5の摩擦にボイドなしで充填
可能であり、加熱などの手段により硬化して所望の物性
を示すものが用いられる。 【効果】LSIチップ2面に形成される熱応力に弱いア
ルミ薄膜の多層配線の破断を防止できるので、配線層と
半田の断線が少ない半導体集積回路構造体1を得ること
ができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSIを基板に搭載した
実装構造体に係り、特にLSIチップを半田バンプを介
してセラミックなどの基板に接続実装した後、樹脂によ
って補強する型の半導体集積回路実装構造体に関する。 【0002】 【従来の技術】コンピュータ等LSIを多数用いた電子
機器が広く用いられる様になるに従って、ますます小型
化、多機能化が求められる蛍光にある。この要求は、L
SIの高集積化だけにとどまらず、LSIチップ同志あ
るいはLSIチップと他の周辺位置との接線スペースの
縮小にも及んでいる。 【0003】大形計算機の分野では、セラミック基板
に、接続LSIチップを搭載し、相互配線の長さを短縮
しようという動きが見られる(日経エレクトロニクス.
1981年7月20日号,p118〜114参照)。 【0004】一方、結晶表示装置など平面ディスプレイ
装置において、マトリクス駆動を行なう為、表示情報量
の増大に伴って、接続端子数が急激に増加し、接続部の
信頼性確保が困難になりつつあり、これら表示デバイス
と、駆動用LSIとを直接接続実装する装置の検討がな
されている。表示デバイスの基板であるガラス板上に回
路を形成し、LSIチップを搭載し、接続を行なうもの
である。このような技術は、液晶表示装置の他、エレク
トロルミネッセンス、エレクトロクロミックなど平面デ
ィスプレイ前半にわたって求められているものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】多数の集積回路が形成
されたLSIチップを上記した基板に実装する方法は、
いくつか考えられる。 【0006】一つは、LSIチップをあらかじめ接続ピ
ンを出して樹脂モールドし、樹脂ピンと、基板上に設け
られた配線とをはんだ接続する方法がある。この方法
は、従来のLSI実装技術の延長上にあり、技術的な難
しさは少ない。しかし、この方法では、樹脂モールドL
SI素子のサイズが、チップサイズに比べて大きくなる
為、スペースを大幅に節減することは難しく、また、コ
ストの面でもメリットが出ない。 【0007】もう一つは、LSIチップを直接、基板に
接続ししかる後に、必要な封止処理を行なうもので、新
しい試みに属するものである。まだ、試行錯誤を繰り返
している段階である為、いくつかの方式が提案されてい
る。いずれもチップと配線との接続の信頼性及び素子の
耐環境性を確保することを念頭に考えられているもので
ある。 【0008】本発明はLSIチップを基板にフリップチ
ップ法で実装し、樹脂補強してなるLSI実装構造体に
おいて、用いる樹脂の特性を最適化し、半田接続部の熱
疲労破断を防ぐだけでなく、LSIチップに形成されて
いる微細配線に加わる熱応力をも低減し、高い信頼性を
有するLSI実装構造体を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】フリップチップ接続によ
って実装された実装構造が熱疲労によって破壊されるメ
カニズムとしては、実験及び解折などにより、LSIチ
ップと基板との熱膨張の違いによる熱応力を半田バンプ
が受け、半田が繰返し歪みによって破断し、接続部の断
線に到ることは良く知られた事実である。従って、これ
を解決する最も単純な方法はチップと基板の熱膨張係数
を一致させることであるが、実用的に考えると汎用の基
板材料が使えない事になり実現性に乏しい。 【0010】両者の熱膨張差を確認した上で熱疲労寿命
を向上させる方法として半田バンプを高くする技術が検
討されている。しかし、この技術は半田バンプの形成を
非常に煩雑なものとし、フリップチップ法特有の簡便な
プロセスが適用出来なくなる。 【0011】これら従来技術にたいして、本発明は、特
に、構造が簡単で、既存のフリップチップ法特有の利点
を生かした汎用性の高いLSIチップ実装構造体に関す
るものである。 【0012】本発明では、図1に示す様な基本構造を有
し、基板との電気的な接続を行なうための半田バンプ
(3)を形成したLSIチップ(2)を基板(5)上に
フリップチップ法で接続実装したあと、半田バンプ周辺
の間隙を樹脂(4)で充填して保護したLSI実装構造
体が対象である。 【0013】このような実装構造体において、半田のせ
ん断疲労による破断を押えるためには、半田に加えられ
るせん断変形量を小さくすれば良いことは明らかであ
る。 【0014】せん断変形を受けなければ疲労することは
無いからである。発明者らは既にこの点に気付き、充填
すべき樹脂の物性を適正化することで目的を達成できる
ことを明らかにした。即ち、チップと基板とが作る問題
を、熱膨張係数が半田よりも小さく、かつ縦弾性係数が
半田のそれよりも大きい硬質の絶縁性樹脂で充填するば
良い事を見い出したものである(特願昭60−1131
16号公報)。 【0015】しかし、上記した物性の樹脂を充填した場
合に次のような問題点が生じ全ての実装構造体に体して
良好な熱疲労特性を適用した場合、確かに半田の熱疲労
断線は回避できるものの、煩雑な電子回路及び接続配線
が形成されているLSIチップを搭載した例で、薄膜導
体の部分で断線するという現象が起ることがある。 【0016】これは、充填される樹脂とチップの熱膨張
差が大きいため、チップ面に大きな熱応力が発生し、薄
膜導体を破断することが原因である。従って、熱疲労特
性をよりいっそう高める為には、半田の破断を回避する
だけに留まらず、チップ面に生ずる熱応力をも小さく出
来る実装構造体とする必要がある。本発明はそれを達成
すべくなされたもので、充填すべき樹脂の弾性係数をで
きるだけ小さくし、熱膨張係数は接合に用いている半田
のそれに近いものとすれば良いことを見い出した結果生
まれたものである。 【0017】さらに具体的に述べるならば、樹脂の縦弾
性係数が常温付近で1000Kgf/mm2以下、特に望まし
くは10−900Kgf/mm2の範囲に有り、かつ、熱膨張
係数が常温付近で20−30×10~6/℃の範囲にある
樹脂で充填された充填構造体である。縦弾性係数がこれ
以上大きいとチップ面配線導体に生ずる熱応力が大きく
なり、熱疲労寿命が著しく低下する場合が生ずる。また
縦弾性係数がこれより小さいと半田接合部に集中する応
力を樹脂層に分散する効果が小さくなり、半田接合部に
生ずる熱歪みが大きくなって熱疲労寿命が低下する。 【0018】一方、熱膨張係数がこの範囲を外れると樹
脂と半田の膨張収縮差が大きくなり、半田接合部に大き
な引っ張り応力が発生して、やはり半田の熱疲労断線が
起こりやすくなる。 【0019】本発明を実現するために用いられる樹脂と
しては未硬化の状態で流動性が有りチップと基板の摩擦
にボイドなしで充填可能であり、加熱などの手段により
硬化して所望の物性を示すものが用いられる。 【0020】このような材料はいくつか考えられるが、
次のような材料が好適である。 【0021】液状のエポシキ樹脂を主成分とし、それに
縦弾性係数低減のための液状ゴム成分及び熱膨張係数を
調整するための無機微粉末成分を配合し、硬化剤及び/
又は硬化促進剤などを混合した組成物が上げられる。ま
た、より低弾性係数の材料として、液状シリコーンコン
パウンドがあり、これに熱膨張係数及び縦弾性係数を好
適な値に調整するための無機微粉末成分を配合したもの
を用いることが出来る。 【0022】熱膨張係数を調整する為に用いられる無機
微粉末成分としては、石英、炭酸カルシウム、炭化珪
素、窒化珪素、アルミナなどそれ自体熱膨張係数が小さ
い材料が好適である。 【0023】 【作用】本発明の半導体集積回路実装構造体は、配線層
と半田の断線の原因を熱膨張係数と縦弾性係数の両条件
にあると突き止め、最適な樹脂を用いるため、強度的に
弱いLSIチップ面に形成されたアルミ薄膜の多層配線
が熱応力により早期に破断することがなく、熱疲労特性
が良好となる。 【0024】 【実施例】次に具体的実施例に基づいて本発明の実施態
様及び効果を詳しく説明する。 【0025】(実施例1〜9) 〔試料の作成方法〕 (1)試験用Siチップ 10ミリ角のSiチップを用い、Al導電体膜及びSi
O2絶縁膜を交互に形成して図4あるいは図5に示す層
構成の多層配線パターンを形成する。図4は4層、図5
は2層配線に相当する。 【0026】このような多層配線パターンを形成後、多
面層辺部に複数種の半田バンプ(17)を蒸着等により
形成する。尚隣接する半田バンプは予め設面に形成され
たAl導体によって2個単位で接続されている。半田材
料は95%Pb−5%Sn組成の低融点合金である。 【0027】(2)実装用回路組成 焼成によって作成したアルミナ基板を用いた。25×2
5mm,厚さ1.5mmであり、装置中央部に前記Siチップ
が実装される。その為装填表面には同時焼成によって形
成された複数個のW導体端子が、前記Siチップの半田
バンプと対応する位置に設けられている。上記端子はさ
らに半田接続を可能にするためのAu薄膜が形成されて
いる。さらに上記端子は基板外周部に設けられた端子と
もAu薄膜で被覆されたW導体によって接続されてい
る。 【0028】(3)樹脂材料 図1に示すエポシキ樹脂組成物及び図2に示すシリコー
ン組成物を用いた。物性値が本発明の範囲を外れている
組成物は比較例として検討したものである。 【0029】(4)実装構造体の説明 図6に示すように、予め蒸着法などにより接続端子面に
半田バンプが設けられたLSIチップを、その接続端子
面を上向きにして予熱板上に載置する。半田の組成はP
b−5%sn(融点約310℃)であり、半田には予め
ロジン系フラシクスを塗布した。次にチップを配線基板
上に接続装填する工程を図6を参照しながら説明する。 【0030】まず、予熱ヒータ(19)によりLSIチ
ップ側から全体を100℃で基板に予熱す。しかる後、
赤外線ランプ(16)により半田バンプに赤外線を照射
し、半田を溶融する。直ちに赤外線ランプ及び予備ヒー
タを切ると共に、冷却管(20)に冷却水を流して冷却
を行う。尚、半田の溶融時間は約1秒である。 【0031】次に、樹脂補強の工程を図7を用いて説明
する。 【0032】こうして作製した実装構造体を溶剤で洗浄
した後、チップ周辺に前記した樹脂組成物(1)をマイ
クロディスペンサなどにより所定量載置する。表面張力
を利用して該樹脂をチップ(2)と基板(5)が作る間
隙に完全に充填する。充填の様子は超音波法によって検
査される。 【0033】その後、表1あるいは表2に併記された条
件で加熱硬化される。 【0034】 【表1】 【0035】 【表2】【0036】このようなプロセスを経て樹脂補強型の実
装構造体(1)が作られる。 【0037】比較例及び実施例について、初期チェック
を行なった後、上記した温度サイクル試験を実施し、基
板周辺に設けられた端子を介して実装構造体の接続状態
を調べた。温度サイクル条件は、−55〜150℃で、
−55℃を30mm、150℃を30mmの1時間1サイク
ルの周期である。同一の動作にある実装構造体を少なく
とも10個試験し、3種の実装構造体に断線が認められ
るまで試験を継続した。この時のサイクル数をNf50
とした。Nf50とはサンプル数に体して50%のサン
プルが破壊した時の寿命を示す。また、断線した実装構
造体については、断面研磨などの方法により断線部位の
特定を行い、断線モードを判定した。 【0038】結果は表3に示す通りであり、実施例は総
じてNf50が大きく、信頼性の高い実装構造体となっ
ていることがわかる。 【0039】 【表3】【0040】これまでは、図1に示す実装構造体を中心
に説明してきたが、図2あるいは図3等も本発明でいう
ところの実装構造体の実施例である。 【0041】半田材料としては上記のほかPb−60%
Sn(融点191℃)を用いても良く、相対的に低温で
接合できるので、熱の影響を避けたいLSIチップある
いは基板の場合に好適である。 【0042】 【発明の効果】本発明によれば、LSIチップ面に形成
される熱応力に弱いアルミ薄膜の多層配線の破断を防止
できるので、配線層と半田の断線が少ない半導体集積回
路構造体を得ることができる。
実装構造体に係り、特にLSIチップを半田バンプを介
してセラミックなどの基板に接続実装した後、樹脂によ
って補強する型の半導体集積回路実装構造体に関する。 【0002】 【従来の技術】コンピュータ等LSIを多数用いた電子
機器が広く用いられる様になるに従って、ますます小型
化、多機能化が求められる蛍光にある。この要求は、L
SIの高集積化だけにとどまらず、LSIチップ同志あ
るいはLSIチップと他の周辺位置との接線スペースの
縮小にも及んでいる。 【0003】大形計算機の分野では、セラミック基板
に、接続LSIチップを搭載し、相互配線の長さを短縮
しようという動きが見られる(日経エレクトロニクス.
1981年7月20日号,p118〜114参照)。 【0004】一方、結晶表示装置など平面ディスプレイ
装置において、マトリクス駆動を行なう為、表示情報量
の増大に伴って、接続端子数が急激に増加し、接続部の
信頼性確保が困難になりつつあり、これら表示デバイス
と、駆動用LSIとを直接接続実装する装置の検討がな
されている。表示デバイスの基板であるガラス板上に回
路を形成し、LSIチップを搭載し、接続を行なうもの
である。このような技術は、液晶表示装置の他、エレク
トロルミネッセンス、エレクトロクロミックなど平面デ
ィスプレイ前半にわたって求められているものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】多数の集積回路が形成
されたLSIチップを上記した基板に実装する方法は、
いくつか考えられる。 【0006】一つは、LSIチップをあらかじめ接続ピ
ンを出して樹脂モールドし、樹脂ピンと、基板上に設け
られた配線とをはんだ接続する方法がある。この方法
は、従来のLSI実装技術の延長上にあり、技術的な難
しさは少ない。しかし、この方法では、樹脂モールドL
SI素子のサイズが、チップサイズに比べて大きくなる
為、スペースを大幅に節減することは難しく、また、コ
ストの面でもメリットが出ない。 【0007】もう一つは、LSIチップを直接、基板に
接続ししかる後に、必要な封止処理を行なうもので、新
しい試みに属するものである。まだ、試行錯誤を繰り返
している段階である為、いくつかの方式が提案されてい
る。いずれもチップと配線との接続の信頼性及び素子の
耐環境性を確保することを念頭に考えられているもので
ある。 【0008】本発明はLSIチップを基板にフリップチ
ップ法で実装し、樹脂補強してなるLSI実装構造体に
おいて、用いる樹脂の特性を最適化し、半田接続部の熱
疲労破断を防ぐだけでなく、LSIチップに形成されて
いる微細配線に加わる熱応力をも低減し、高い信頼性を
有するLSI実装構造体を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】フリップチップ接続によ
って実装された実装構造が熱疲労によって破壊されるメ
カニズムとしては、実験及び解折などにより、LSIチ
ップと基板との熱膨張の違いによる熱応力を半田バンプ
が受け、半田が繰返し歪みによって破断し、接続部の断
線に到ることは良く知られた事実である。従って、これ
を解決する最も単純な方法はチップと基板の熱膨張係数
を一致させることであるが、実用的に考えると汎用の基
板材料が使えない事になり実現性に乏しい。 【0010】両者の熱膨張差を確認した上で熱疲労寿命
を向上させる方法として半田バンプを高くする技術が検
討されている。しかし、この技術は半田バンプの形成を
非常に煩雑なものとし、フリップチップ法特有の簡便な
プロセスが適用出来なくなる。 【0011】これら従来技術にたいして、本発明は、特
に、構造が簡単で、既存のフリップチップ法特有の利点
を生かした汎用性の高いLSIチップ実装構造体に関す
るものである。 【0012】本発明では、図1に示す様な基本構造を有
し、基板との電気的な接続を行なうための半田バンプ
(3)を形成したLSIチップ(2)を基板(5)上に
フリップチップ法で接続実装したあと、半田バンプ周辺
の間隙を樹脂(4)で充填して保護したLSI実装構造
体が対象である。 【0013】このような実装構造体において、半田のせ
ん断疲労による破断を押えるためには、半田に加えられ
るせん断変形量を小さくすれば良いことは明らかであ
る。 【0014】せん断変形を受けなければ疲労することは
無いからである。発明者らは既にこの点に気付き、充填
すべき樹脂の物性を適正化することで目的を達成できる
ことを明らかにした。即ち、チップと基板とが作る問題
を、熱膨張係数が半田よりも小さく、かつ縦弾性係数が
半田のそれよりも大きい硬質の絶縁性樹脂で充填するば
良い事を見い出したものである(特願昭60−1131
16号公報)。 【0015】しかし、上記した物性の樹脂を充填した場
合に次のような問題点が生じ全ての実装構造体に体して
良好な熱疲労特性を適用した場合、確かに半田の熱疲労
断線は回避できるものの、煩雑な電子回路及び接続配線
が形成されているLSIチップを搭載した例で、薄膜導
体の部分で断線するという現象が起ることがある。 【0016】これは、充填される樹脂とチップの熱膨張
差が大きいため、チップ面に大きな熱応力が発生し、薄
膜導体を破断することが原因である。従って、熱疲労特
性をよりいっそう高める為には、半田の破断を回避する
だけに留まらず、チップ面に生ずる熱応力をも小さく出
来る実装構造体とする必要がある。本発明はそれを達成
すべくなされたもので、充填すべき樹脂の弾性係数をで
きるだけ小さくし、熱膨張係数は接合に用いている半田
のそれに近いものとすれば良いことを見い出した結果生
まれたものである。 【0017】さらに具体的に述べるならば、樹脂の縦弾
性係数が常温付近で1000Kgf/mm2以下、特に望まし
くは10−900Kgf/mm2の範囲に有り、かつ、熱膨張
係数が常温付近で20−30×10~6/℃の範囲にある
樹脂で充填された充填構造体である。縦弾性係数がこれ
以上大きいとチップ面配線導体に生ずる熱応力が大きく
なり、熱疲労寿命が著しく低下する場合が生ずる。また
縦弾性係数がこれより小さいと半田接合部に集中する応
力を樹脂層に分散する効果が小さくなり、半田接合部に
生ずる熱歪みが大きくなって熱疲労寿命が低下する。 【0018】一方、熱膨張係数がこの範囲を外れると樹
脂と半田の膨張収縮差が大きくなり、半田接合部に大き
な引っ張り応力が発生して、やはり半田の熱疲労断線が
起こりやすくなる。 【0019】本発明を実現するために用いられる樹脂と
しては未硬化の状態で流動性が有りチップと基板の摩擦
にボイドなしで充填可能であり、加熱などの手段により
硬化して所望の物性を示すものが用いられる。 【0020】このような材料はいくつか考えられるが、
次のような材料が好適である。 【0021】液状のエポシキ樹脂を主成分とし、それに
縦弾性係数低減のための液状ゴム成分及び熱膨張係数を
調整するための無機微粉末成分を配合し、硬化剤及び/
又は硬化促進剤などを混合した組成物が上げられる。ま
た、より低弾性係数の材料として、液状シリコーンコン
パウンドがあり、これに熱膨張係数及び縦弾性係数を好
適な値に調整するための無機微粉末成分を配合したもの
を用いることが出来る。 【0022】熱膨張係数を調整する為に用いられる無機
微粉末成分としては、石英、炭酸カルシウム、炭化珪
素、窒化珪素、アルミナなどそれ自体熱膨張係数が小さ
い材料が好適である。 【0023】 【作用】本発明の半導体集積回路実装構造体は、配線層
と半田の断線の原因を熱膨張係数と縦弾性係数の両条件
にあると突き止め、最適な樹脂を用いるため、強度的に
弱いLSIチップ面に形成されたアルミ薄膜の多層配線
が熱応力により早期に破断することがなく、熱疲労特性
が良好となる。 【0024】 【実施例】次に具体的実施例に基づいて本発明の実施態
様及び効果を詳しく説明する。 【0025】(実施例1〜9) 〔試料の作成方法〕 (1)試験用Siチップ 10ミリ角のSiチップを用い、Al導電体膜及びSi
O2絶縁膜を交互に形成して図4あるいは図5に示す層
構成の多層配線パターンを形成する。図4は4層、図5
は2層配線に相当する。 【0026】このような多層配線パターンを形成後、多
面層辺部に複数種の半田バンプ(17)を蒸着等により
形成する。尚隣接する半田バンプは予め設面に形成され
たAl導体によって2個単位で接続されている。半田材
料は95%Pb−5%Sn組成の低融点合金である。 【0027】(2)実装用回路組成 焼成によって作成したアルミナ基板を用いた。25×2
5mm,厚さ1.5mmであり、装置中央部に前記Siチップ
が実装される。その為装填表面には同時焼成によって形
成された複数個のW導体端子が、前記Siチップの半田
バンプと対応する位置に設けられている。上記端子はさ
らに半田接続を可能にするためのAu薄膜が形成されて
いる。さらに上記端子は基板外周部に設けられた端子と
もAu薄膜で被覆されたW導体によって接続されてい
る。 【0028】(3)樹脂材料 図1に示すエポシキ樹脂組成物及び図2に示すシリコー
ン組成物を用いた。物性値が本発明の範囲を外れている
組成物は比較例として検討したものである。 【0029】(4)実装構造体の説明 図6に示すように、予め蒸着法などにより接続端子面に
半田バンプが設けられたLSIチップを、その接続端子
面を上向きにして予熱板上に載置する。半田の組成はP
b−5%sn(融点約310℃)であり、半田には予め
ロジン系フラシクスを塗布した。次にチップを配線基板
上に接続装填する工程を図6を参照しながら説明する。 【0030】まず、予熱ヒータ(19)によりLSIチ
ップ側から全体を100℃で基板に予熱す。しかる後、
赤外線ランプ(16)により半田バンプに赤外線を照射
し、半田を溶融する。直ちに赤外線ランプ及び予備ヒー
タを切ると共に、冷却管(20)に冷却水を流して冷却
を行う。尚、半田の溶融時間は約1秒である。 【0031】次に、樹脂補強の工程を図7を用いて説明
する。 【0032】こうして作製した実装構造体を溶剤で洗浄
した後、チップ周辺に前記した樹脂組成物(1)をマイ
クロディスペンサなどにより所定量載置する。表面張力
を利用して該樹脂をチップ(2)と基板(5)が作る間
隙に完全に充填する。充填の様子は超音波法によって検
査される。 【0033】その後、表1あるいは表2に併記された条
件で加熱硬化される。 【0034】 【表1】 【0035】 【表2】【0036】このようなプロセスを経て樹脂補強型の実
装構造体(1)が作られる。 【0037】比較例及び実施例について、初期チェック
を行なった後、上記した温度サイクル試験を実施し、基
板周辺に設けられた端子を介して実装構造体の接続状態
を調べた。温度サイクル条件は、−55〜150℃で、
−55℃を30mm、150℃を30mmの1時間1サイク
ルの周期である。同一の動作にある実装構造体を少なく
とも10個試験し、3種の実装構造体に断線が認められ
るまで試験を継続した。この時のサイクル数をNf50
とした。Nf50とはサンプル数に体して50%のサン
プルが破壊した時の寿命を示す。また、断線した実装構
造体については、断面研磨などの方法により断線部位の
特定を行い、断線モードを判定した。 【0038】結果は表3に示す通りであり、実施例は総
じてNf50が大きく、信頼性の高い実装構造体となっ
ていることがわかる。 【0039】 【表3】【0040】これまでは、図1に示す実装構造体を中心
に説明してきたが、図2あるいは図3等も本発明でいう
ところの実装構造体の実施例である。 【0041】半田材料としては上記のほかPb−60%
Sn(融点191℃)を用いても良く、相対的に低温で
接合できるので、熱の影響を避けたいLSIチップある
いは基板の場合に好適である。 【0042】 【発明の効果】本発明によれば、LSIチップ面に形成
される熱応力に弱いアルミ薄膜の多層配線の破断を防止
できるので、配線層と半田の断線が少ない半導体集積回
路構造体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる半導体集積回路実装構造体をモデ
ル化した断面図。 【図2】本発明になる半導体集積回路実装構造体をモデ
ル化した断面図。 【図3】本発明になる半導体集積回路実装構造体をモデ
ル化した断面図。 【図4】4層導体配線のLSIチップの部分断面図。 【図5】2層導体配線のLSIチップの部分断面図。 【図6】半田接合工程の説明図。 【図7】樹脂充填工程の説明図。 【符号の説明】 1…実装構造体、 2…LSIチップ、 3…半田バンプ、 4…樹脂、 5…基板、 6…スルホール導体、 7…薄膜配線層、 8…薄膜内配線、 9…チップ、 10…第一層導体、 11…第2層導体、 12…第3層導体、 13…第4層導体、 14…第1層絶縁体、 15…第2層絶縁体、 16…第3層絶縁体。
ル化した断面図。 【図2】本発明になる半導体集積回路実装構造体をモデ
ル化した断面図。 【図3】本発明になる半導体集積回路実装構造体をモデ
ル化した断面図。 【図4】4層導体配線のLSIチップの部分断面図。 【図5】2層導体配線のLSIチップの部分断面図。 【図6】半田接合工程の説明図。 【図7】樹脂充填工程の説明図。 【符号の説明】 1…実装構造体、 2…LSIチップ、 3…半田バンプ、 4…樹脂、 5…基板、 6…スルホール導体、 7…薄膜配線層、 8…薄膜内配線、 9…チップ、 10…第一層導体、 11…第2層導体、 12…第3層導体、 13…第4層導体、 14…第1層絶縁体、 15…第2層絶縁体、 16…第3層絶縁体。
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(72)発明者 大塚 寛治
東京都小平市上水本町1450番地 株式会社
日立製作所コンピュータ事業本部デバイス
開発センタ内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.半導体集積回路が形成してなるLSIチップと,該
LSIチップの搭載される基板と,該基板と前記LSI
チップとの対向する電極端子間に形成された電気的な接
続部と,該電気的な接続部周囲の空隙部を充填するよう
に形成されてなる樹脂層とを有するLSI実装構造体に
おいて,該樹脂の常温における縦弾性係数が5〜1000kgf
/mm2で,かつ該樹脂の熱膨張係数が18〜40×10~6/℃で
あることを特徴とする半導体集積回路実装用樹脂。 2.半導体集積回路が形成してなるLSIチップと,該
LSIチップの搭載される基板と,該基板と前記LSI
チップとの対向する電極端子間に形成された電気的な接
続部と,該電気的な接続部周囲の空隙部を充填するよう
に形成されてなる樹脂層とを有するLSI実装構造体に
おいて,該樹脂の常温における縦弾性係数が5〜1000kgf
/mm2で,かつ該樹脂の熱膨張係数が18〜40×10~6/℃で
あることを特徴とする半導体集積回路実装構造体。 3.半導体集積回路が形成してなるLSIチップと,該
LSIチップの搭載される基板表面に薄膜の拡大内線層
を設け,スルーホール導体に連結させた該基板と,前記
LSIチップとの対向する電極端子間に形成された電気
的な接続部と,該電気的な接続部周囲の空隙部を充填す
るように形成されてなる樹脂層とを有するLSI実装構
造体において,該樹脂の常温における縦弾性係数が5〜1
000kgf/mm2で,かつ該樹脂の熱膨張係数が18〜40×10~6
/℃であることを特徴とする半導体集積回路実装用樹
脂。 4.半導体集積回路が形成してなるLSIチップと,該
LSIチップの搭載される基板表面に薄膜の拡大内線層
を設け,スルーホール導体に連結させた該基板と,前記
LSIチップとの対向する電極端子間に形成された電気
的な接続部と,該電気的な接続部周囲の空隙部を充填す
るように形成されてなる樹脂層とを有するLSI実装構
造体において,該樹脂の常温における縦弾性係数が5〜1
000kgf/mm2で,かつ該樹脂の熱膨張係数が18〜40×10~6
/℃であることを特徴とする半導体集積回路実装構造
体。 5.特許請求の範囲第1項もしくは第3項において,該
電気的な接続部ははんだバンプであることを特徴とする
半導体集積回路実装用樹脂。 6.特許請求の範囲第2項もしくは第4項において,該
電気的な接続部ははんだバンプであることを特徴とする
半導体集積回路実装構造体。 7.特許請求の範囲第1項,第3項,第5項のいずれか
において,該樹脂はエポキシ樹脂もしくはシリコーン樹
脂であることを特徴とする半導体集積回路実装用樹脂。 8.特許請求の範囲第2項,第4項,第6項のいずれか
において,該樹脂はエポキシ樹脂もしくはシリコーン樹
脂であることを特徴とする半導体集積回路実装構造体。 9.特許請求の範囲第1項,第3項,第5項,第7項の
いずれかにおいて,該エポキシ樹脂として脂環式エポキ
シ樹脂を用いたことを特徴とする半導体集積回路実装用
樹脂。 10.特許請求の範囲第2項,第4項,第6項,第8項
のいずれかにおいて,該エポキシ樹脂として脂環式エポ
キシ樹脂を用いたことを特徴とする半導体集積回路実装
構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7144794A JP2720831B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | Lsi実装構造体及びこれを用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7144794A JP2720831B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | Lsi実装構造体及びこれを用いた電子機器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62151190A Division JP2675003B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | Lsi実装構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088300A true JPH088300A (ja) | 1996-01-12 |
JP2720831B2 JP2720831B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=15370614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7144794A Expired - Fee Related JP2720831B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | Lsi実装構造体及びこれを用いた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2720831B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6376906B1 (en) | 1997-02-12 | 2002-04-23 | Denso Corporation | Mounting structure of semiconductor element |
JP2003051568A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Nec Corp | 半導体装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60248769A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-12-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Ic封止用樹脂組成物 |
JPS63316447A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-23 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路実装構造体 |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP7144794A patent/JP2720831B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60248769A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-12-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Ic封止用樹脂組成物 |
JPS63316447A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-23 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路実装構造体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6376906B1 (en) | 1997-02-12 | 2002-04-23 | Denso Corporation | Mounting structure of semiconductor element |
JP2003051568A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Nec Corp | 半導体装置 |
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---|---|
JP2720831B2 (ja) | 1998-03-04 |
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