JPH088219B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JPH088219B2
JPH088219B2 JP63276637A JP27663788A JPH088219B2 JP H088219 B2 JPH088219 B2 JP H088219B2 JP 63276637 A JP63276637 A JP 63276637A JP 27663788 A JP27663788 A JP 27663788A JP H088219 B2 JPH088219 B2 JP H088219B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は液体ソースを使用して拡散,化学的気相成
長(CVD),プラズマCVD,ドライエッチング等の処理を
行う半導体製造装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一例として、エッチング装置をあげて説明する。
第2図は従来の液体ソースを有するエッチング装置を
示す概略図であり、図において、1はエッチング装置、
2はこのエッチング装置1内にある処理室、3は処理室
2へガスを流すための流量調整器、4は流量調整器3へ
のガス源である液体ソース、5はこの液体ソースのガス
を開閉するためのバルブ、6はこの液体ソース4内に発
生する液化ガス、7は前記液化ガス6を流量調整器3へ
送るための装置外配管、8はこの装置外配管7の続き
で、流量調整器3へガスを送るための装置内配管、9は
流量調整器3と処理室2との間の配管、10は上記装置内
配管8内に発生した液化による液体である。また、第3
図において、11は流量調整器3にとりつけた温調付きヒ
ータである。
次に動作について説明する。装置1の処理室2へは流
量調整器3(ガス用)を通して、液体ソース4内にある
液化ガス6を供給する。液化ガス6の開閉はバルブ5に
より行われる。液化ガス6は装置外配管7,装置内配管8,
流量調整器3,流量調整器・処理室間配管9の順に経由し
て処理室2に入り、流量調整器3で所望の流量を流すこ
とにより、処理室2内で所定の処理(本例ではエッチン
グ)が行われる。装置内配管8において、第2図のよう
に、水平部があると、その部分で部分的に温度が下がっ
てしまった場合、あるいは装置外配管7側の気温が高く
なった場合には液化による液体10が装置内配管8内に発
生し、該液化による液体10が流量調整器3に入ることに
より該流量調整器3によって得るべき所望の流量値が変
化する。そのため、一般的には第3図のように流量調整
器3に温調付きヒータ11を取りつける。我々が実験した
ところ、フレオン113(C2C13F3)という非常に液化しや
すい(20℃での蒸気圧が0.38kg/cm2)液化ガスを使い、
第2図に示すような系において、液体ソース4側を25
℃、装置内配管8(透明チューブ使用)を20℃として液
化しやすい状況を作り、流量調整器3により前記ガスを
約30SCCM流したところ、液化10が3cm巾(管径は1/4″
(インチ)φ)で〜1回/10″(秒)程度の周期で発生
し、その液体が負圧に引かれ、流量調整器3内に入り、
流量異常が発生した。この場合、流体が流量調整器3に
直接侵入することにより実流量が設定値以上に増大し
た。この場合、第3図のように流量調整器3にヒータ11
を付加したが、液体が流量調整器3に流入し、流量異常
が発生した。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の半導体製造装置は以上のように構成されている
ので、装置本体内に設けられたガス配管の水平部でガス
の液化が発生することがあり、この水平部にてガスの液
化が発生すると、この液化によって生じた液体が流量調
整器内に浸入して、流量調整器の流路がつまったり,流
量調整器による流量調整が行えなくなってしまうという
問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、装置内配管や装置外配管等の温度の変化が
生じた場合でも液化の影響を受けない、安定した特性の
得られる半導体製造装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体製造装置は、液体ソースと、そ
の内部に上記液体ソースから発生するガスにより所要の
処理が行われる処理室を有する装置本体と、上記ガスを
上記装置本体の入口部まで送る第1の配管と、上記装置
本体の内部に設けられ、上記第1の配管により上記装置
本体の入口部まで送られてきたガスを当該装置本体の内
部へ導入する第2の配管と、上記第2の配管により上記
装置本体の内部に導入されたガスを上記処理室内へ導入
する第3の配管と、上記第2の配管と上記第3の配管と
の間に介在し、上記第2の配管により上記装置本体の内
部に導入されてきたガスの上記第3の配管への流れ込み
量を調整する流量調整器とを備えた半導体製造装置にお
いて、上記第2の配管を、該第2の配管が上記流量調整
器に対し下方に位置し、かつ該第2の配管の内部を流れ
るガスの流れる方向が地面に対して垂直となるように配
置したことを特徴とするものである。
〔作用〕
この発明においては、上記構成としたから、上記装置
本体内の上記第2の配管にて上記ガスの液化が生じて
も、この液化により生じた液体は重力により上記流量調
整器内に浸入することなく,上記第2の配管内を下降す
ることとなり、上記流量調整器のガス流路がつまるとい
うような不具合を生ずることなく,当該流量調整器にて
所望の流量に調整されたガスが上記処理室内へ供給され
ることとなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による半導体製造装置を示
し、図において、8′は少なくとも0.3m以上、流量調整
器より垂直下方に配置した装置内配管、12はこの垂直な
装置内配管8′に付加した温調付きヒータである。
次に本装置の動作について説明する。基本的な動作は
従来装置の動作と同様なので説明を省略する。
本装置の場合、従来装置と異なっているのは、流量調
整器3及び装置内配管8′のガスの経路を地面に対して
垂直とし、かつ装置内配管8′をある距離、例えば0.3m
以上垂直としたことである。この場合にも、液化10は発
生するが、一般的に冷気は下方にたまるので、配管の最
低温度は下方に存在し、第1図に示す位置に液化10は発
生する。しかし、装置内配管8′は垂直なので、液体は
重力により上昇できず、流量調整器3に直接流入するこ
とはない。万一、液化10′のように、装置内配管8′内
に発生しても、重力により下方に落ちるので、流量調整
器3に入ることはない。我々の実験では、第1図のよう
な系を作成し、従来装置の動作と同様、液体ソース4側
を20℃、装置内配管8′側を20℃としたところ、液化10
は第1図のような位置(下部)に発生し、流量調整器3
には直接入らず、流量異常も発生しなかった。より液化
しにくいようにするためには、流量調整器3へのヒータ
11以外に装置内配管8′へヒータ12(点線で示す)を付
加するようにすればよい。
なお、上記実施例では、温調付きヒータ11及び12の温
度については特に言及しなかったが、これは装置側の温
度より5℃以上高いことが望ましい。又、温調付きヒー
タ11の方が温調付きヒータ12より高いか、又は同じであ
ることが望ましい。又、その温度については経時変化の
ないようなコントロールが必要である。
又、上記実施例では流量調整器3を処理室2より低い
位置に設けたが、これはもっとも高い位置に設けること
ができれば、より良い効果が得られる。
又、上記実施例ではエッチング装置を例に挙げて説明
したが、液体ソースを使用する装置であれば、CVD装
置,拡散炉、プラズマCVD装置,スパッタ装置等,任意
の装置に適用でき、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明にかかる半導体製造装置によ
れば、液体ソースと、その内部に上記液体ソースから発
生するガスにより所要の処理が行われる処理室を有する
装置本体と、上記ガスを上記装置本体の入口部まで送る
第1の配管と、上記装置本体の内部に設けられ、上記第
1の配管により上記装置本体の入口部まで送られてきた
ガスを当該装置本体の内部へ導入する第2の配管と、上
記第2の配管により上記装置本体の内部に導入されたガ
スを上記処理室内へ導入する第3の配管と、上記第2の
配管と上記第3の配管との間に介在し、上記第2の配管
により上記装置本体の内部に導入されてきたガスの上記
第3の配管への流れ込み量を調整する流量調整器とを備
えた半導体製造装置において、上記第2の配管を、該第
2の配管が上記流量調整器に対し下方に位置し、かつ該
第2の配管の内部を流れるガスの流れる方向が地面に対
して垂直となるように配置したので、上記第2の配管に
て上記ガスの液化を生じても、この液化により生じた液
体は重力により上記流量調整器内に浸入することなく,
上記第2の配管内を下降して、上記流量調整器のガス流
路がつまるというような不具合を生ずることなく,当該
流量調整器にて所望の流量に調整されたガスが上記処理
室内へ供給されることとなり、その結果、装置の性能,
及び稼働率を格段に向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるエッチング装置を示
す断面側面図、第2図及び第3図は従来のエッチング装
置を示す断面側面図である。 1はエッチング装置、2は処理室、3は流量調整器、4
は液体ソース、5はバルブ、6は液化ガス、7は装置外
配管、8は装置内配管、9は流量調整器・処理室間配
管、10,10′は液化による液体、11,12は温調付きヒー
タ。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体ソースと、 その内部に上記液体ソースから発生するガスにより所要
    の処理が行われる処理室を有する装置本体と、 上記ガスを上記装置本体の入口部まで送る第1の配管
    と、 上記装置本体の内部に設けられ、上記第1の配管により
    上記装置本体の入口部まで送られてきたガスを当該装置
    本体の内部へ導入する第2の配管と、 上記第2の配管により上記装置本体の内部に導入された
    ガスを上記処理室内へ導入する第3の配管と、 上記第2の配管と上記第3の配管との間に介在し、上記
    第2の配管により上記装置本体の内部に導入されてきた
    ガスの上記第3の配管への流れ込み量を調整する流量調
    整器とを備えた半導体製造装置において、 上記第2の配管を、該第2の配管が上記流量調整器に対
    し下方に位置し、かつ該第2の配管の内部を流れるガス
    の流れる方向が地面に対して垂直となるように配置した
    ことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】上記流量調整器にこれを加熱する加熱機構
    を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    半導体製造装置。
  3. 【請求項3】上記流量調整器及び上記第2の配管にこれ
    らをそれぞれ加熱する第1,第2の加熱機構を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体製造装
    置。
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JPS6378533A (ja) * 1986-09-20 1988-04-08 Fujitsu Ltd エツチング装置
JPH0626187B2 (ja) * 1987-04-14 1994-04-06 三菱電機株式会社 半導体結晶の製造装置

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