JPH0882118A - 上半部可倒型ポール - Google Patents

上半部可倒型ポール

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JPH0882118A
JPH0882118A JP21642194A JP21642194A JPH0882118A JP H0882118 A JPH0882118 A JP H0882118A JP 21642194 A JP21642194 A JP 21642194A JP 21642194 A JP21642194 A JP 21642194A JP H0882118 A JPH0882118 A JP H0882118A
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JP
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pole
upper pole
upper half
stage pole
tip side
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JP21642194A
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Takayuki Watanabe
隆之 渡辺
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TOMOBISHI KK
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TOMOBISHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部に設けた照明器具等の保守点検作業を容
易にした上半部可倒型ポールを提供する。 【構成】 上段ポール3先端側に照明器具4を装着し、
前記下段ポール2先端側に上段ポール3を回動可能に連
結すると共に、上段ポール3を下段ポール2に対して立
位状態に固定/固定解除するための固定手段5を設け、
前記上段ポール3に、下段ポール2との連結箇所を回動
中心として上段ポール3を回動転倒、復帰操作するため
の操作バー6を着脱自在に設ける。 【効果】 作業の能率を低下させることなく、安全に保
守点検を行うことができ、足場等の付帯設備を不要と
し、且つ取扱い性がよく、広い分野で応用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部に設けた照明器具
等の保守点検作業を容易にした上半部可倒型ポールに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外に設置される標識器具、各種
の表示器具、道路等に設置される街灯には、専用のポー
ルを設けて、ポールの先端側にそれらの器具を取り付け
た構成としたものがある。かかるポールには、ポールを
完全に地面に固定設置した固定型のものと、全体を倒す
ことができるようにした可倒型のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような固定型のポ
ールは、強度的には問題がない反面、頂部に設けた器具
の交換、掃除等の保守点検作業の際、器具まで届くよう
に足場を組まなければならず、また、足場の上に乗って
行う高所作業であるので、作業の安全管理に留意する必
要があり、作業能率が低下する。一方、足場を組まない
場合は、電線工事の際に使うような、特殊な作業車が必
要となる。この場合は、交通量が多いところや、道路の
幅が狭いようなところでは、作業車を駐車しておくこと
ができず、点検作業が困難なことがある。一方、可倒型
のポールでは、倒すときに全体を支えながら倒さなけれ
ばならない。また、ポール全体の荷重が脚部の一点にか
かるために、脚部に相応の強度が必要となる。本発明は
かかる課題を改善するためになされたもので、作業の能
率を低下させることなく、安全に保守点検を行うことが
でき、作業の際の付帯設備を減らすことができ、且つ取
扱い性がよく、広い分野で応用可能な上半部可倒型ポー
ルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、下段ポールと上段ポールとによって
構成すると共に上段ポール先端側に照明器具を装着し、
前記下段ポール先端側に上段ポールを回動可能に連結す
ると共に、上段ポールを下段ポールに対して立位状態に
固定/固定解除するための固定手段を設け、前記上段ポ
ールに、下段ポールとの連結箇所を回動中心として上段
ポールを回動転倒、復帰操作するための操作手段を設け
たことを特徴とする。また、前記上段ポール先端側に
は、ランプを搭載した標識器具を装着することを特徴と
する。また、前記上段ポール先端側にランプを搭載した
広告器具を装着することができる。また、前記操作手段
は、操作レバーであり、上段ポールに着脱自在に装着す
る構成としたことを特徴とする。また、前記操作レバー
において、上段ポールに装着した箇所から離れた末端側
に、操作レバーを引き戻すためのロープを接続したこと
を特徴とする。さらに、前記操作レバーにおいて、上段
ポールに装着した箇所から離れた末端側に、錘を着脱自
在に取り付けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】下段ポールに上段ポールを固定した固定手段を
操作して固定解除し、操作手段によって、前記上段ポー
ルを、下段ポールとの連結箇所を回動中心として回動さ
せると、上段ポールは、下段ポールとの連結箇所を中心
として立位状態から折れ曲がるように転倒変位し、器具
を装着した頂点部が、下段ポールの足元にまでもたらさ
れ、前記器具は、地上において点検作業者の手の届くと
ころとなる。これにより、作業者は点検作業を進めるこ
とができ、足場等、点検作業に伴う付帯設備の設営等は
不要となり、点検作業時間を短縮化することができ、能
率が向上する。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる上半部可倒型ポールに
ついて、一実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下説明する。図1、図2に上半部可倒型ポール1を示
し、この上半部可倒型ポール1は、下段ポール2と上段
ポール3とによって構成すると共に上段ポール3先端側
に照明器具4を装着し、前記下段ポール2先端側に上段
ポール3を回動可能に連結すると共に、上段ポール3を
下段ポール2に対して立位状態に固定/固定解除するた
めの固定手段5を設け、前記上段ポール3に、下段ポー
ル2との連結箇所を回動中心として上段ポール3を回動
転倒、復帰操作するための操作手段、すなわち操作バー
6を設けた構成としている。前記下段ポール2は、中空
の断面角形部材であり、路面等に鉛直状に固設されるも
のである。前記上段ポール3も、中空の断面角形部材を
使用している。前記照明器具4は、周知の照明用ランプ
を内蔵したものである。なお、照明器具4の他に、各種
標識、広告文字等を付した、半透明状のプラスチック製
外箱を設けてもよい。
【0007】次に、図3に、下段ポール2と上段ポール
3との連結構造と、上段ポール3を下段ポール2に対し
て立位状態に固定/固定解除するための固定手段5につ
いて、拡大図を示し、以下、説明する。前記上段ポール
3と下段ポール2とは、上段ポール3の中間部より基端
側に近接した位置において、上段ポール3外側から挾み
付けるように設けた取付け補助金具8に、ボルト部材7
を、抜け止めナット9を介して上段ポール3に挿通し、
スペーサ部材10を介して下段ポール2の上部先端側の
取付け部材11に挿通し、抜け止めナット12をボルト
部材7に取り付け、締め付けナット13を、ボルト部材
7に螺着することにより、回動可能に連結構成されてい
る。一方、前記固定手段5は、上段ポール3の下端部に
設けた取付け枠14と、下段ポール2側に取り付けたL
字型金具15とを、先端を螺刻した固定ボルト16によ
って、取付け枠14内のナット17にねじ込むことによ
り、上段ポール3を下段ポール2に固定する構造として
いる。
【0008】そして、前記上段ポール3を回動転倒、復
帰操作するための操作バー6は、上段ポール3に、上段
ポール3と下段ポール2との連結軸であるボルト部材7
近傍と、上段ポール3下端部近傍に設けたクランプ手段
18によって、上段ポール3および下段ポール2の軸方
向に着脱自在に装着されている。
【0009】このような構成の上半部可倒型ポール1に
おいて、下段ポール2に上段ポール3を固定した固定手
段5の固定ボルト16を操作して、上段ポール3下端の
取付け枠14内のナット17から離脱させて固定解除
し、操作バー6によって、前記上段ポール3を、下段ポ
ール2との連結軸であるボルト部材7を回動中心として
回動させると、上段ポール3は、前記ボルト部材7を中
心として立位状態から折れ曲がるように転倒変位し、照
明器具4を装着した頂点部が、下段ポール2の足元にま
でもたらされ、照明器具4は、地上において点検作業者
の手の届くところとなる(図4参照)。この際、上段ポ
ール3は、上段ポール3の頂点部の照明器具4の重さに
よって、ボルト部材7を中心として立位状態から容易に
転倒変位することができる。かかる状態で、作業者は点
検作業を進めることができ、足場等、点検作業に伴う付
帯設備の設営等は不要となり、点検作業時間を短縮化す
ることができ、能率が向上する。
【0010】そして、点検作業が終了し、頂点部に照明
器具4を装着した上段ポール3を元に戻すには、この上
段ポール3の頂点部側を持って、先ず上段ポール3を水
平状態の位置までに押し上げるように回動させると、逆
に操作バー6の末端側が手に届く位置まで降りて来るの
で、今度は、操作バー6を押し下げるように操作するこ
とにより、上段ポール3を立位状態に復帰させることが
でき、固定手段5の固定ボルト16を操作して、上段ポ
ール3下端の取付け枠14内のナット17にねじ込み、
上段ポール3を下段ポール2に固定することができる。
そして、操作バー6をクランプ手段18から外し、次の
ポールの点検作業に移ることができる。このように、従
来の可倒型ポールのように、全体を倒すわけでははない
ので、労力がはるかに軽減される。
【0011】以上、本発明にかかる上半部可倒型ポール
について、一実施例を挙げ、説明したが、上半部可倒型
ポール1の全長が長く、下段ポール2と上段ポール3と
の連結箇所、すなわち、回動中心であるボルト部材7の
位置が高いと、転倒させた上段ポール3を復帰させる
際、上段ポール3の頂点部側を持ち上げても、操作バー
6の末端側が手の届くところまで来ない場合も考えられ
るので、この操作バー6の末端側にロープ19を接続す
るようにしてもよい(図5参照)。
【0012】さらに、前記上半部可倒型ポール1におい
て、照明器具4の重量が大きいと、復帰させる際の労力
が大きいので、操作バー6の末端側に錘20を着脱可能
に取り付けるようにしてもよい(図6参照)。このよう
にすると、ロープ19によって操作バー6の末端側を引
き戻す際の労力を軽減することができる。さらに、ポー
ルの寸法、乗せる照明器具の重量等にかかわらず、本発
明にかかる上半部可倒型ポールを適用することができ
る。
【0013】(発明の効果)以上のとおり本発明にかか
る上半部可倒型ポールによれば、作業の能率を低下させ
ることなく、安全に保守点検を行うことができ、足場等
作業の際の付帯設備を不要となり、且つ取扱い性がよ
く、広い分野で応用可能な上半部可倒型ポールを提供す
ることが可能となる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる上半部可倒型ポールの一実施例
を示す模式的な正面説明図である。
【図2】図1に示す上半部可倒型ポールの模式的な側面
説明図である。
【図3】図1、図2に示す上半部可倒型ポールにおい
て、下段ポールと上段ポールとの連結構造、および上段
ポールの固定手段の一例を示す要部拡大側面説明図であ
る。
【図4】上段ポールを、操作手段によって、転倒させた
ところを示す模式的な正面説明図である。
【図5】本発明にかかる上半部可倒型ポールの別の実施
例において、復帰操作を示す模式的な正面説明図であ
る。
【図6】本発明にかかる上半部可倒型ポールのもう一つ
の別の実施例において、復帰操作を示す模式的な正面説
明図である。
【符号の説明】
1 上半部可倒型ポール 2 下段ポール 3 上段ポール 4 照明器具 5 固定手段 6 操作バー 7 ボルト部材 8 取付け補助金具 9 抜け止めナット 10 スペーサ部材 11 取り付け部材 12 抜け止めナット 13 締め付けナット 14 取付け枠 15 L字型金具 16 固定ボルト 17 ナット 18 クランプ手段 19 ロープ 20 錘

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下段ポールと上段ポールとによって構
    成すると共に上段ポール先端側に照明器具を装着し、前
    記下段ポール先端側に上段ポールを回動可能に連結する
    と共に、上段ポールを下段ポールに対して立位状態に固
    定/固定解除するための固定手段を設け、前記上段ポー
    ルに、下段ポールとの連結箇所を回動中心として上段ポ
    ールを回動転倒、復帰操作するための操作手段を設けた
    ことを特徴とする上半部可倒型ポール。
  2. 【請求項2】 上段ポール先端側にランプを搭載した
    標識器具を装着することを特徴とする請求項1記載の上
    半部可倒型ポール。
  3. 【請求項3】 上段ポール先端側にランプを搭載した
    広告器具を装着することを特徴とする請求項1記載の上
    半部可倒型ポール。
  4. 【請求項4】 前記操作手段は、操作レバーであり、
    上段ポールに着脱自在に装着する構成としたことを特徴
    とする請求項1記載の上半部可倒型ポール。
  5. 【請求項5】 前記操作レバーにおいて、上段ポール
    に装着した箇所から離れた末端側に、操作レバーを引き
    戻すためのロープを接続したことを特徴とする請求項4
    記載の上半部可倒型ポール。
  6. 【請求項6】 前記操作レバーにおいて、上段ポール
    に装着した箇所から離れた末端側に、錘を着脱自在に取
    り付けたことを特徴とする請求項4または5記載の上半
    部可倒型ポール。
JP6216421A 1994-09-09 1994-09-09 上半部可倒型街灯用ポール Expired - Lifetime JP2836730B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153909A (ja) * 1997-07-30 1999-02-26 Iwasaki Electric Co Ltd 照明装置
CN106949428A (zh) * 2017-03-25 2017-07-14 南京榆液液压有限公司 路灯灯杆

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4847186A (ja) * 1971-10-15 1973-07-04
JPS59136856U (ja) * 1983-03-02 1984-09-12 明星電気株式会社 傾倒自立型ポ−ル
JPS608341U (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 三菱重工業株式会社 塔状構造物の起倒操作装置

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