JPH0882050A - 防水シートとそれを用いたアスファルト防水施工法 - Google Patents

防水シートとそれを用いたアスファルト防水施工法

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JPH0882050A
JPH0882050A JP23585794A JP23585794A JPH0882050A JP H0882050 A JPH0882050 A JP H0882050A JP 23585794 A JP23585794 A JP 23585794A JP 23585794 A JP23585794 A JP 23585794A JP H0882050 A JPH0882050 A JP H0882050A
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asphalt
waterproof
waterproof sheet
adhesive
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JP23585794A
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Tsuneo Tajima
常雄 田島
Takayoshi Imai
隆良 今井
Toru Kojima
徹 小島
Katsuyoshi Maari
勝義 真有
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Tajima Roofing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工現場で廃材(剥離紙)が発生せず、かつ
現場作業ができるだけ少なくてすみ、効率良く防水層が
形成できる新規な防水シートとそれを用いた施工法の提
供。 【構成】 ブロッキング防止層1、アスファルト層2、
基材層3、アスファルト層4、クッション層5、プラス
チックフィルム層6、コンタクト型接着材層7よりなる
積層物であることを特徴とする防水シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、新規なアスファルト系防水シー
トとそれを用いたアスファルト防水施工法に関する。
【0002】
【従来技術】従来防水の主流は、施工現場で250〜3
00℃に加熱したアスファルトを接着材として用いなが
らアスファルトルーフィングを積層一体化していく熱工
法であるが、アスファルトを溶解させる際にケムリ・匂
いが発生し、かつ高温アスファルトによる技能員のやけ
どの危険がある。
【0003】これらの問題を解決する有力な手段の一つ
に粘着材を設けたアスファルトルーフィングを剥離紙を
剥がして貼着していく粘着工法がある。この工法の場
合、現場で発生する多量の剥離紙の取扱が問題となって
いる。
【0004】剥離紙を使用しない工法としては、施工時
に主として加硫ゴムや塩化ビニル系樹脂からなるシート
の裏面に、コンタクト型接着材を塗布し、オープンタイ
ムをとってから、予めコンタクト型接着材と同種のコン
タクト型接着材をプライマーとして塗っておいた下地に
貼着させる接着材工法がある。しかし、接着材工法も防
水シート本体への接着材塗布や、オープンタイムを要す
る点が煩わしく作業能率が低い。しかも、接着材の量も
技能員がローラー、刷毛等により塗布するためバラツキ
が大きく、接着信頼性に不安を残している。
【0005】加硫ゴムシートなどの防水シート裏面に予
め工場で接着材を塗布した製品もあるが、ロール状にま
いた場合、接着材を塗布していない面に接着材がブロッ
キングしてしまうため、剥離紙が必要となり、やはり、
剥離紙の取扱、廃棄の問題が残る。
【0006】
【本発明の目的】本発明の目的は、施工現場で廃材(剥
離紙)が発生せず、かつ現場作業ができるだけ少なくて
すみ、効率良く防水層が形成できる新規な防水シートと
それを用いた施工法を提供する点にある。
【0007】
【目的を達成するための手段】本発明は、上から順に、 ブロッキング防止層 アスファルト層 基材層 アスファルト層 必要に応じて設けられるクッション層 プラスチックフィルム層 コンタクト型接着材層 よりなる積層物であることを特徴とする防水シートに関
する。
【0008】本発明のブロッキング防止層は、コンタク
ト型接着材と親和性のないプラスチック層またはゴム層
であることもできるし、鉱物粉粒などの微粒子体層であ
ることもできる。
【0009】前記プラスチック層またはゴム層として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、そのけん化物、ポリスチレン、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリアミ
ド、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体な
どのフィルムを挙げることができるが、一般的にポリエ
チレン、ポリプロピレンおよびポリエチレンテレフタレ
ートが通常のコンタクト型接着材に対して親和性がな
く、アンチブロッキング性を示すので、好適である。
【0010】ブロッキング防止層として、プラスチック
層やゴム層を用いる場合には、ブロッキング防止層とア
スファルト層との接着性を確実にするため、アンカーコ
ート層を設けたり、コロナ放電処理や、さらにコロナ放
電処理した上にアンカーコート層を設け接着性を改良す
ることが好ましい。
【0011】前記アンカーコート層に用いるコーティン
グ材としては、例えばウレタン系の塗料などブロッキン
グ層とアスファルト層の両方に親和性、接着性を示す材
料を選択使用する。
【0012】また、本発明の防水シートが直接日光に晒
されるような場合には、紫外線により接着性が低下して
しまうので、アンカーコート層中に紫外線防止剤、とり
わけ濃色着色料、とくにカーボンブラックを配合するこ
とが好ましいが、赤色顔料のような濃色顔料でも充分そ
の役割を果すことができる。微粒子体としては、鉱物質
微粉末やプラスチックビーズが使用できる。合成樹脂塗
料としては、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミ
ド、アクリル樹脂、エチレンと酢酸ビニルの共重合体等
が使用できる。鉱物質微粉末粉としては、シリカ、硅
砂、マイカ、クレー、アルミナ等が使用される。プラス
チックビーズとしては、ポリスチレン等任意のプラスチ
ックビーズが使用できる。それらの粒子径は、一般に
0.05〜0.3mm程度の粒子径のものが好ましい。
【0013】本発明のアスファルト層に用いるアスファ
ルトとしては、ブローンアスファルト、各種改質アスフ
ァルトなど任意のアスファルトを使用できる。
【0014】基材層を構成する材料としては、天然およ
び/または合成繊維、ガラス繊維などの無機繊維を単独
または混合した織物および/または不織布を一層以上使
用することができる。勿論、この基材中には、上下から
溶融アスファルトが滲透した状態になっている。
【0015】本発明のクッション層は、柔軟で下地とな
じみのよい層であれば、それ以外に特別の制限はない。
やや具体的な例を挙げれば、粘着材層や発泡体層である
ことができる。この層の存在により、下地コンクリート
がかなり粗面のような場合でも、コンタクト型接着材層
の層厚を大きくすることなく、下地面と充分になじみ、
良好な接着状態を保つことができる。
【0016】前記粘着材層を構成する粘着材は、合成樹
脂や合成ゴム、天然ゴム、再生ゴム等を主原料として調
合された汎用の粘着材のうちで耐アルカリ水性に富んで
いれば採用できる。なお本発明はアスファルト防水工法
に関することからアスファルトに前述のような合成高分
子物質を添加して得られる粘着材が望ましい。粘着材の
具体例を示すと、つぎのような組成にすることができ
る。 SBS(スチレン・ブタジエン・スチ レン・ブロック共重合体) 10〜30重量部とくに20重量部 石油樹脂(粘着付与剤) 5〜20重量部とくに10重量部 アスファルト 30〜70重量部とくに40重量部 プロセスオイル 10〜40重量部とくに30重量部 粘着材の塗覆厚は、クッション効果が発現されるように
配慮して設定される。0.3〜1.0mm程度であれば
良い。
【0017】発泡体層を構成する材料としては、ポリウ
レタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、架橋ポリエチ
レン、架橋ポリプロピレン、天然または合成ゴムなどを
挙げることができる。
【0018】プラスチックフィルム層を構成するプラス
チックフィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ンのようなポリオレフィン系フィルム、アクリル樹脂系
フィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、ポ
リエチレンテレフタレートのようなポリエステルフィル
ム、ポリアミドフィルム、ポリブタジエンフィルム、ス
チレン−ブタジエン共重合体フィルムなどが使用でき
る。
【0019】コンタクト型接着材は、アスファルト中の
低分子物質がクッション層を通って移行するため、ロー
ル状にしたとき、ブロッキング防止層の表面にブロッキ
ングする不安があるので、アスファルト中の低分子物質
の移行防止のためには、プラスチックフィルム層が必要
である。
【0020】プラスチックフィルム層とコンタクト型接
着材層との接着性を良くするためにフィルム面にコロナ
放電処理が普通行われるが、コンタクト型接着材の種類
によってはアンカーコート層が必要になる場合がある。
【0021】コンタクト型接着材は、昭和44年5月1
5日 (株)高分子刊行会発行、西本孝一編、「木材接
着用語辞典」に定義されているとおり、指圧をかけると
接着する接着剤であり、その後、時が経過するにつれて
硬化するタイプの接着材であり、その接着材構成成分の
主要ベースは天然ゴムおよび合成ゴムからなる接着材で
あり、昭和57年1月10日 日刊工業新聞社発行「接
着ハンドブック(第2版)」第325〜343頁に詳述
されている。本発明では、とくにクロロプレンゴム、ニ
トリル−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴムの
ものが好ましく、とりわけ、粘着性、結晶化度、分子量
のコントロールが容易なクロロプレンゴムが好ましい。
コンタクト型接着材層は、通常1〜200μm、好まし
くは1〜50μmの厚みの層として使用する。
【0022】本発明の第二は、下地面に予めコンタクト
型接着材を塗布、乾燥しておき、そこに前記の防水シー
トを接着して第1防水層を形成し、必要に応じて任意の
防水材による第2防水層を形成することを特徴とするア
スファルト防水施工法に関する。なお、第2防水層は、
必要に応じて複数層を用いることができる。また、第2
防水層上にさらにコンクリートを打つこともできる。
【0023】前記下地面に予め塗布しておくコンタクト
型接着材は、その上に施工する本発明の防水シートに用
いられているコンタクト型接着材と同種、同系統のもの
であることが好ましい。少なくとも、両方の面を合わせ
たとき充分な接着力を発揮する組合せを選択する必要が
ある。
【0024】本発明のシートを施工した後、第2層目の
防水層を形成する場合に、第2層の施工法が従来からの
アスファルト熱工法による場合には、本発明のブロッキ
ング防止層が溶融アスファルトと親和性をもつことが必
要である。
【0025】前記ブロッキング防止層が微粒子体層であ
れば、溶融アスファルトとの接着性に問題はないが、ブ
ロッキング防止層としてプラスチック層またはゴム層を
使用する場合には、この表面がアスファルトと親和性を
有するものである必要がある。もし、これらの層それ自
体が親和性に欠けるものである場合には、予めその表面
にアスファルトと親和性のある層をオーバーコートして
おくことができる。オーバーコート層を形成するための
材料としては、前述のアンカーコート層に用いたものと
同様の材料を使用することができる。
【0026】第2防水層として、本発明防水シートを用
いる場合あるいは自己粘着性を有する防水シート(例え
ば特開平4−350245号公報記載の防水シート)を
用いる場合は、本発明の防水シートのブロッキング防止
層が微粒子体層では充分の接着力が生じないので、この
場合は、ブロッキング防止層はプラスチック層またはゴ
ム層とする必要がある。そして、プラスチック層または
ゴム層の表面は、自己粘着性層と親和性の高い加工が施
されていることが好ましい。
【0027】なお、これらオーバーコート層中には、ア
ンダーコート層の個所で述べたと同様の理由により紫外
線防止剤を含有させることができる。
【0028】
【実施例】
実施例1 図1に示す積層構造の防水シートである。 ブロッキング防止層1:ポリエチレンテレフタレート
(PET)12μmと2軸延伸ポリプロピレン15μm
よりなる積層フィルムをPETを上にして使用。 アスファルト層2: SBS(シェル化学 TR−1101) 15重量% ストレートアスファルト 180−200 85重量% よりなる。 基材層3:ポリエステルスパンボンド120g/m2
のものを使用。 アスファルト層4: SBS(シェル化学 TR−1101) 15重量% ストレートアスファルト 180−200 85重量% よりなる。 クッション層5: SBS*1 20重量% 石油樹脂*2 10重量% アスファルト 40重量% プロセスオイル 30重量% よりなる厚さ0.5mmの層。 プラスチックフィルム層6:2軸延伸ポリプロピレン
(20μm)に、ポリウレタン系塗料1g/m2をコー
ティングしたものを使用。 コンタクト型接着材層7(下記の組成は固形分として
の割合を示す): a)クロロプロピレンゴム系を用いた場合 ネオプレンAC (商品名) 60重量部 ネオプレンW (商品名) 40重量部 MgO 4重量部 ZnO 5重量部 ノクラックPA(老化防止剤の商品名) 2重量部 アルキルフェノール樹脂(粘着付与材) 50重量部 b)ニトリル−ブタジエンゴム系を用いた場合 ハイカー1042(商品名) 100重量部 クマロンインデン樹脂 35重量部 下地用コンタクト型接着材(下記の組成は固形分とし
ての割合を示す): a)クロロプロピレンゴム系を用いた場合 ネオプレンW (商品名) 100重量部 MgO 4重量部 ZnO 5重量部 ノクラックPA(老化防止剤の商品名) 2重量部 アルキルフェノール樹脂(粘着付与材) 30重量部 b)ニトリル−ブタジエンゴム系を用いた場合 ハイカー1042(商品名) 100重量部 DBP 5重量部 クマロンインデン樹脂 80重量部 下地用コンタクト型接着材は、固形分25%の溶液とし
ていずれも0.3kg/m2下地に塗布し、乾燥後、前
記〜の層構成の防水シートを接着した。
【0029】実施例2 実施例1におけるクッション層を厚さ1mm、発泡倍
率15倍のポリエチレン発泡体とした以外は実施例1を
繰返した。得られた製品を連通した凸部を有するエンボ
スロールを用いて、エンボス加工し、ガス抜き可能な防
水シートを得た。なお、このエンボス加工に用いたエン
ボス用ロールは、ロール径244.5mmのもので、ロ
ール表面から多数の直径10mmの円が深さ0.88m
mで等間隔に水玉状に刻み込まれたものであり、この円
と円との間の凸部が製品の連通孔となる。
【0030】実施例3 実施例1のブロッキング防止層を6号珪砂粉粒層とし
た以外は実施例1を繰返して、防水シートを得た。この
防水シートを常法により、コンクリート屋根下地上に施
工し、ついでその上に砂付ストレッチルーフィングを通
常の熱工法で施工した。作業性は極めてよく、防水効果
も完璧であった。
【0031】実施例4 実施例1のシートを施工し、その上に自己粘着層付防水
シートを施工した(ブロッキング防止層がフィルムでな
いと、この上に施工する自己粘着層の接着性が悪い)。
【0032】下地面から発生する水蒸気による防水層の
ふくれが懸念される場合には、前記、、、、
()、よりなる積層物にの面よりエンボス加工を
施すことにより、図2に示すように凹部を連通させ、こ
の凹部を連通孔8とすることができ、この連通孔を通し
てガス抜きができるので、防水層にふくれを防止でき
る。なお、この凹凸を形成するためには、連続した凸部
を有する金型を用いてエンボス加工するが、必要に応じ
て設けられる前記クッション層が発泡体の場合は、エ
ンボス効果が薄いので、エンボス加工を行う場合は、前
記クッション層は、粘着材層とすることが好ましい。
【0033】以下に実施態様項を列記する。 (1) 上から順に、 ブロッキング防止層 アスファルト層 基材層 アスファルト層 必要に応じて設けられるクッション層 プラスチックフィルム層 コンタクト型接着材層 よりなる積層物であることを特徴とする防水シート。 (2) プラスチックフィルム層の表面が接着性向上処
理が施されたものである前項(1)記載の防水シート。 (3) 前記接着性向上処理が、コロナ放電処理である
前項(2)記載の防水シート。 (4) 前記接着性向上処理が、アンカーコート処理で
ある前項(2)記載の防水シート。 (5) ブロッキング防止層が、コンタクト型接着材と
親和性を示さないゴムまたはプラスチック層である前項
(1)、(2)、(3)または(4)記載の防水シー
ト。 (6) ゴムまたはプラスチック層がアスファルトと親
和性を有するアンカーコート層および/またはオーバー
コート層を有するものである前項(5)記載の防水シー
ト。 (7) 前記アンカーコート層および/またはオーバー
コート層が紫外線防止剤を含有するものである前項
(5)記載の防水シート。 (8) 前記紫外線防止剤が濃色着色料である前項
(7)記載の防水シート。 (9) 前記濃色着色料がカーボンブラックである前項
(8)記載の防水シート。 (10) 前記クッション層が発泡体層である前項
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、
(7)、(8)または(9)記載の防水シート。 (11) 前記クッション層が粘着材層である前項
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、
(7)、(8)または(9)記載の防水シート。 (12) 少なくとも前記、、、、よりなる
積層物にの面よりエンボス加工することにより形成さ
れた連通孔を有するものである前項(11)記載の防水
シート。 (13) 前記ブロッキング防止層が微粒子体層である
前項(1)、(2)、(3)、(4)、(10)、(1
1)または(12)記載の防水シート。 (14) 下地面に予めコンタクト型接着材を塗布、乾
燥しておき、そこに前項(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、(9)、
(10)、(11)、(12)または(13)記載の防
水シートを接着して第1防水層を形成し、必要に応じて
任意の防水材による第2防水層を形成することを特徴と
するアスファルト防水施工法。 (15) 第2防水層がアスファルト熱工法により形成
されるものである前項(14)記載のアスファルト防水
施工法。 (16) 第1防水層として、前項(5)、(6)、
(7)、(8)、(9)、(10)、(11)または
(12)記載の防水シートを使用し、第2防水層として
自己粘着性層をもつ防水シートを使用する前項(14)
記載のアスファルト防水施工法。
【0034】
【効果】
(1) 剥離紙を使用していないので、施工現場で多量
の産業廃棄物となる剥離紙が発生することがない。 (2) 現場で防水シート側に接着材を塗布する必要が
ない。 (3) 作業効率を高めることができる。 (4) 下地の凹凸があっても、支障なく防水シートを
下地に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水シートの一具体例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の防水シートの他の具体例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 ブロッキング防止層 2 アスファルト層 3 基材層 4 アスファルト層 5 クッション層 6 プラスチックフィルム層 7 コンタクト型接着材層 8 連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真有 勝義 東京都足立区小台1丁目3番1号 田島ル ーフィング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上から順に、 ブロッキング防止層 アスファルト層 基材層 アスファルト層 プラスチックフィルム層 コンタクト型接着材層 よりなる積層物であることを特徴とする防水シート。
  2. 【請求項2】 上から順に、 ブロッキング防止層 アスファルト層 基材層 アスファルト層 クッション層 プラスチックフィルム層 コンタクト型接着材層 よりなる積層物であることを特徴とする防水シート。
  3. 【請求項3】 下地面に予めコンタクト型接着材を塗
    布、乾燥しておき、そこに請求項1または2記載の防水
    シートを接着して第1防水層を形成し、必要に応じて任
    意の防水材による第2防水層を形成することを特徴とす
    るアスファルト防水施工法。
JP23585794A 1994-09-05 1994-09-05 防水シートとそれを用いたアスファルト防水施工法 Pending JPH0882050A (ja)

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CN109624454A (zh) * 2018-11-30 2019-04-16 固安金盾时代建筑防水材料有限公司 一种添加废塑料包装物的防水卷材及其制备方法

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