JPH0881857A - 経糸開口直列配置式織機 - Google Patents
経糸開口直列配置式織機Info
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- JPH0881857A JPH0881857A JP22958594A JP22958594A JPH0881857A JP H0881857 A JPH0881857 A JP H0881857A JP 22958594 A JP22958594 A JP 22958594A JP 22958594 A JP22958594 A JP 22958594A JP H0881857 A JPH0881857 A JP H0881857A
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- 238000009941 weaving Methods 0.000 claims abstract description 17
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 4
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 claims description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 2
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- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D49/00—Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
- D03D49/02—Construction of loom framework
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D41/00—Looms not otherwise provided for, e.g. for weaving chenille yarn; Details peculiar to these looms
- D03D41/005—Linear-shed multiphase looms
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】モジューラ・コンセプトに基づいて経糸開口直
列配置式織機を形成し、織機の組立及び分解を単純化す
ることにより織機の移動及び設置を容易にするととも
に、織成された布の取り外し及び経糸等の物品の取替を
簡単に短時間で実施する。 【構成】経糸開口直列配置式織機は織成用ロータ３及び
布送り機構４を有する第１のサブアセンブリー１と、経
糸ビーム２３、経糸送り機構７及び巻揚げ手段８を有す
る第２のサブアセンブリー５とに分割される。経止めユ
ニット及び経糸案内装置は組立ユニットとして形成され
るとともに、１つのサブアセンブリーに取り付けられる
か、または１つのサブアセンブリーから別のサブアセン
ブリーへの移動が可能である。織機のモジュール構造は
織機のデザイン及び操作に関する利点を証明する。
列配置式織機を形成し、織機の組立及び分解を単純化す
ることにより織機の移動及び設置を容易にするととも
に、織成された布の取り外し及び経糸等の物品の取替を
簡単に短時間で実施する。 【構成】経糸開口直列配置式織機は織成用ロータ３及び
布送り機構４を有する第１のサブアセンブリー１と、経
糸ビーム２３、経糸送り機構７及び巻揚げ手段８を有す
る第２のサブアセンブリー５とに分割される。経止めユ
ニット及び経糸案内装置は組立ユニットとして形成され
るとともに、１つのサブアセンブリーに取り付けられる
か、または１つのサブアセンブリーから別のサブアセン
ブリーへの移動が可能である。織機のモジュール構造は
織機のデザイン及び操作に関する利点を証明する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は経糸開口直列配置式織機
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の経糸開口直列配置式織機は全ての
エレメントが１つのスタンド内に取り付けられた完成ユ
ニットとして形成されている。この織機の場合、物品の
交換を実行する際に織機の一部を取り外す必要があるう
え、織機全体を１つのユニットとして搬送及び設置しな
ければならないという問題がある。
エレメントが１つのスタンド内に取り付けられた完成ユ
ニットとして形成されている。この織機の場合、物品の
交換を実行する際に織機の一部を取り外す必要があるう
え、織機全体を１つのユニットとして搬送及び設置しな
ければならないという問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、モジ
ューラ・コンセプトに基づいて経糸開口直列配置式織機
を形成し、織機の組立及び分解を単純化することにより
織機の移動及び設置を容易にするとともに、織成された
布の取り外し及び経糸等の物品の取替を簡単に短時間で
実施することである。
ューラ・コンセプトに基づいて経糸開口直列配置式織機
を形成し、織機の組立及び分解を単純化することにより
織機の移動及び設置を容易にするとともに、織成された
布の取り外し及び経糸等の物品の取替を簡単に短時間で
実施することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に基づく経糸開口直列配置式織機では、第
１のフレーム、織成用ロータ及び布送り機構が第１のサ
ブアセンブリーを構成し、第２のフレーム及び経糸送り
機構が第２のサブアセンブリーを構成している。また、
織機は巻揚げ手段を備えている。更に、構成ユニットと
してそれぞれ形成された複数の経止め装置及び１つの経
糸案内装置は、第１及び第２のサブアセンブリーのいず
れか１つにそれぞれ含まれるか、または第１及び第２の
サブアセンブリーのいずれか１つから他方のサブアセン
ブリーへ移動可能である。
めに、本発明に基づく経糸開口直列配置式織機では、第
１のフレーム、織成用ロータ及び布送り機構が第１のサ
ブアセンブリーを構成し、第２のフレーム及び経糸送り
機構が第２のサブアセンブリーを構成している。また、
織機は巻揚げ手段を備えている。更に、構成ユニットと
してそれぞれ形成された複数の経止め装置及び１つの経
糸案内装置は、第１及び第２のサブアセンブリーのいず
れか１つにそれぞれ含まれるか、または第１及び第２の
サブアセンブリーのいずれか１つから他方のサブアセン
ブリーへ移動可能である。
【０００５】
【作用】上記の構成によれば、織機を第１及び第２のサ
ブアセンブリーの２つに容易に分割可能であり、また、
これら２つのサブアセンブリーの織機への組み立ても容
易である。更に、織り上がった布の取り外し及び経糸等
の物品の取替えを実施するために経糸案内装置を１つの
サブアセンブリーから別のサブアセンブリーへ移動させ
ることが可能である。
ブアセンブリーの２つに容易に分割可能であり、また、
これら２つのサブアセンブリーの織機への組み立ても容
易である。更に、織り上がった布の取り外し及び経糸等
の物品の取替えを実施するために経糸案内装置を１つの
サブアセンブリーから別のサブアセンブリーへ移動させ
ることが可能である。
【０００６】
【実施例】次いで、本発明を添付図面に基づいて以下に
詳述する。図１，２に示す経糸開口直列配置式織機はフ
レーム２、織成用ロータ３及び布送り機構４を備えた第
１のサブアセンブリー１と、フレーム６及び経糸送り機
構７を備えた第２のサブアセンブリー５と、巻揚げ手段
８とを有する。布送り機構４はテンプル１０、スプレッ
ダー・バー（Ａｕｓｂｒｅｉｔｓｔａｂ）１１及び布排
出装置１２（Ｗａｒｅｎａｂｚｕｇｓｖｏｒｒｉｃｈｔ
ｕｎｇ）を有する。これに加えて、第１のサブアセンブ
リー１は偏向ローラ１３を有しており、布は偏向ローラ
１３を介して巻揚げ手段８へ案内される。経糸送り機構
７はバック・レスト１５、経止め装置１６、偏向ロッド
１７及び経糸案内装置１８を有する。経糸案内装置１８
は経糸の長さ方向に直交する方向に広がる平面上におい
て、所望の織りパターンに基づいて経糸を移動させて経
糸開口を織成用ロータ３上に形成する。
詳述する。図１，２に示す経糸開口直列配置式織機はフ
レーム２、織成用ロータ３及び布送り機構４を備えた第
１のサブアセンブリー１と、フレーム６及び経糸送り機
構７を備えた第２のサブアセンブリー５と、巻揚げ手段
８とを有する。布送り機構４はテンプル１０、スプレッ
ダー・バー（Ａｕｓｂｒｅｉｔｓｔａｂ）１１及び布排
出装置１２（Ｗａｒｅｎａｂｚｕｇｓｖｏｒｒｉｃｈｔ
ｕｎｇ）を有する。これに加えて、第１のサブアセンブ
リー１は偏向ローラ１３を有しており、布は偏向ローラ
１３を介して巻揚げ手段８へ案内される。経糸送り機構
７はバック・レスト１５、経止め装置１６、偏向ロッド
１７及び経糸案内装置１８を有する。経糸案内装置１８
は経糸の長さ方向に直交する方向に広がる平面上におい
て、所望の織りパターンに基づいて経糸を移動させて経
糸開口を織成用ロータ３上に形成する。
【０００７】第１のサブアセンブリー１は支持面２１を
有しており、第２のサブアセンブリー５は支持面２１上
において、ロータ３に対して所定の相対位置関係を維持
するように配置される。巻揚げ手段８は大型バッチ・ワ
インダであり、適切な組付け手段（図示略）により第１
のサブアセンブリー１のフレーム２に取り付けられると
ともに、布ビーム２２を有する。 図２は第１のサブア
センブリー１と、経糸ビーム２３を備えた第２のサブア
センブリー５とが互いに離間した状態を示す。経止め装
置１６及び経糸案内装置１８は構成ユニットとしてそれ
ぞれ形成されている。以下、経止め装置１６及び経糸案
内装置１８をそれぞれ経止めユニット及び経糸案内ユニ
ットと称する。
有しており、第２のサブアセンブリー５は支持面２１上
において、ロータ３に対して所定の相対位置関係を維持
するように配置される。巻揚げ手段８は大型バッチ・ワ
インダであり、適切な組付け手段（図示略）により第１
のサブアセンブリー１のフレーム２に取り付けられると
ともに、布ビーム２２を有する。 図２は第１のサブア
センブリー１と、経糸ビーム２３を備えた第２のサブア
センブリー５とが互いに離間した状態を示す。経止め装
置１６及び経糸案内装置１８は構成ユニットとしてそれ
ぞれ形成されている。以下、経止め装置１６及び経糸案
内装置１８をそれぞれ経止めユニット及び経糸案内ユニ
ットと称する。
【０００８】図３は経糸案内ユニット１８の好ましい実
施例を示す。経糸案内ユニット１８は、互いに離間した
複数のホルダー３２を固定したキャリア３１と、複数の
経糸案内用レール３３と、経糸案内用レール３３をその
長さ方向に沿って前後へ移動させるための２つの駆動装
置３４とを有している。駆動装置３４はホルダー３５，
３６によってそれぞれキャリア３１に固定されている。
施例を示す。経糸案内ユニット１８は、互いに離間した
複数のホルダー３２を固定したキャリア３１と、複数の
経糸案内用レール３３と、経糸案内用レール３３をその
長さ方向に沿って前後へ移動させるための２つの駆動装
置３４とを有している。駆動装置３４はホルダー３５，
３６によってそれぞれキャリア３１に固定されている。
【０００９】経糸案内ユニット１８は受承部３７及び連
結手段３８を両端にそれぞれ有している。受承部３７に
は切欠き３９が設けられている。連結手段３８は駆動装
置３４の駆動軸４１上に取り付けられた歯車４０と、歯
車４０をその周方向において部分的に包囲する支持用シ
ェル４２とを有している。
結手段３８を両端にそれぞれ有している。受承部３７に
は切欠き３９が設けられている。連結手段３８は駆動装
置３４の駆動軸４１上に取り付けられた歯車４０と、歯
車４０をその周方向において部分的に包囲する支持用シ
ェル４２とを有している。
【００１０】これに加え、本発明に基づく織機は保持手
段５１及び位置決め手段５２を有している。保持手段５
１及び位置決め手段５２は経糸案内ユニット１８を第１
又は第２のサブアセンブリー１，５のいずれか一方から
他方へ移動させるために設けられている。
段５１及び位置決め手段５２を有している。保持手段５
１及び位置決め手段５２は経糸案内ユニット１８を第１
又は第２のサブアセンブリー１，５のいずれか一方から
他方へ移動させるために設けられている。
【００１１】前記の織機では、保持手段５１は第２のサ
ブアセンブリー５に取り付けられており、位置決め手段
５２は第１のサブアセンブリー１に取り付けられている
（図２参照）。保持手段５１及び位置決め手段５２を第
２のサブアセンブリーに取り付ける等、取り付け先を第
１及び第２のサブアセンブリー１，５の間で、それぞれ
変更することが可能である。
ブアセンブリー５に取り付けられており、位置決め手段
５２は第１のサブアセンブリー１に取り付けられている
（図２参照）。保持手段５１及び位置決め手段５２を第
２のサブアセンブリーに取り付ける等、取り付け先を第
１及び第２のサブアセンブリー１，５の間で、それぞれ
変更することが可能である。
【００１２】次に図３〜５に基づいて本発明を詳述す
る。図３に示すように、経糸案内ユニット１８は保持手
段５１内において、経糸案内ユニット１８の駆動手段と
同一領域内に配置されている。保持手段５１は第２のサ
ブアセンブリー５の第２のフレーム６に形成されたガイ
ド（図示略）内に着脱可能にそれぞれ取り付けられた２
つの端部５３を有する。端部５３の各自由端には、挿入
される経糸案内ユニット１８の駆動手段３８の形状に対
応した形状を備えた半円弧状の切欠き５４が形成されて
いる。そして、経糸案内ユニット１８は切欠き５４に沿
って傾斜して配置されている。偏向ロッド１７は端部５
３に取り付けられるとともに、経止めユニット１６の保
持部材を構成している。さらに、保持手段５１は、矢印
Ａの方向に沿って保持手段５１を前後に移動させるため
に、端部５３に取り付けられた駆動手段５５を有してい
る。
る。図３に示すように、経糸案内ユニット１８は保持手
段５１内において、経糸案内ユニット１８の駆動手段と
同一領域内に配置されている。保持手段５１は第２のサ
ブアセンブリー５の第２のフレーム６に形成されたガイ
ド（図示略）内に着脱可能にそれぞれ取り付けられた２
つの端部５３を有する。端部５３の各自由端には、挿入
される経糸案内ユニット１８の駆動手段３８の形状に対
応した形状を備えた半円弧状の切欠き５４が形成されて
いる。そして、経糸案内ユニット１８は切欠き５４に沿
って傾斜して配置されている。偏向ロッド１７は端部５
３に取り付けられるとともに、経止めユニット１６の保
持部材を構成している。さらに、保持手段５１は、矢印
Ａの方向に沿って保持手段５１を前後に移動させるため
に、端部５３に取り付けられた駆動手段５５を有してい
る。
【００１３】次いで図２，５に基づいて説明する。位置
決め手段５２は経糸案内ユニット１８の受承手段５７
と、トグル・レバー５９を備えた駆動手段５８とを有し
ている。駆動手段５８は作動シリンダー、電気モータ、
及びエネルギー蓄積装置（Ｋｒａｆｔｓｐｅｉｃｈｅ
ｒ）のうちのいずれか１つから選択することが可能であ
る。受承手段５７は軸６０を中心に回動するとともに、
トグル・レバー５９に対し連結されている。第１及び第
２のサブアセンブリー１，５の協働については、経糸及
び／又は布等の交換例において詳述する。
決め手段５２は経糸案内ユニット１８の受承手段５７
と、トグル・レバー５９を備えた駆動手段５８とを有し
ている。駆動手段５８は作動シリンダー、電気モータ、
及びエネルギー蓄積装置（Ｋｒａｆｔｓｐｅｉｃｈｅ
ｒ）のうちのいずれか１つから選択することが可能であ
る。受承手段５７は軸６０を中心に回動するとともに、
トグル・レバー５９に対し連結されている。第１及び第
２のサブアセンブリー１，５の協働については、経糸及
び／又は布等の交換例において詳述する。
【００１４】図２には準備装置（Ｖｏｒｗｅｒｋ）内に
材料を配置した後の第２のサブアセンブリー５が示され
ている。経糸ビーム２３及び経糸送り機構７を備えた第
２のサブアセンブリー５は、搬送ユニットに載せられて
第１のサブアセンブリー１の位置まで搬送される。第２
のサブアセンブリー５は第１のサブアセンブリー１の支
持面２１上に載置され、ロータ３に対して所定の相対位
置に配置される。第１のサブアセンブリー１内に配置さ
れた第２のサブアセンブリー５とともに、保持手段５１
は前方（右方）に押圧され、図４，５に示す位置へ配置
される。この位置では、経止めユニット１６は既に動作
位置にあり、経糸案内ユニット１８は搬送位置にある。
図２に示す動作位置にある受承手段５７は、位置決め手
段５２によって図４に示す取り外し位置へ移動される。
取外し位置において、経糸案内ユニット１８は受承手段
５７内に配置される。経糸を配置した後、経糸案内ユニ
ット１８は動作位置に移動されることにより、織成用ロ
ータ３と連結される。そして、経糸が張られる。織成工
程中は、保持手段５１は押出し位置に配置される。被織
成物の取り外しは、この逆の手順で行われる。経糸案内
ユニット１８を保持手段５１上に移動させた後、保持手
段５１は経糸案内ユニットにおける被織成物の取替準備
を行うために引き戻される。
材料を配置した後の第２のサブアセンブリー５が示され
ている。経糸ビーム２３及び経糸送り機構７を備えた第
２のサブアセンブリー５は、搬送ユニットに載せられて
第１のサブアセンブリー１の位置まで搬送される。第２
のサブアセンブリー５は第１のサブアセンブリー１の支
持面２１上に載置され、ロータ３に対して所定の相対位
置に配置される。第１のサブアセンブリー１内に配置さ
れた第２のサブアセンブリー５とともに、保持手段５１
は前方（右方）に押圧され、図４，５に示す位置へ配置
される。この位置では、経止めユニット１６は既に動作
位置にあり、経糸案内ユニット１８は搬送位置にある。
図２に示す動作位置にある受承手段５７は、位置決め手
段５２によって図４に示す取り外し位置へ移動される。
取外し位置において、経糸案内ユニット１８は受承手段
５７内に配置される。経糸を配置した後、経糸案内ユニ
ット１８は動作位置に移動されることにより、織成用ロ
ータ３と連結される。そして、経糸が張られる。織成工
程中は、保持手段５１は押出し位置に配置される。被織
成物の取り外しは、この逆の手順で行われる。経糸案内
ユニット１８を保持手段５１上に移動させた後、保持手
段５１は経糸案内ユニットにおける被織成物の取替準備
を行うために引き戻される。
【００１５】経糸開口直列配置式織機は織成用ロータ３
及び布送り機構４を有する第１のサブアセンブリー１
と、経糸ビーム２３及び経糸送り機構７を有する第２の
サブアセンブリー５と、巻揚げ手段８とに分割される。
経止めユニット１６及び経糸案内ユニット１８は構成ユ
ニットとして形成され、サブアセンブリーの１つに割り
当てられるか、又は１つのサブアセンブリーから別のサ
ブアセンブリーへ移動される。織機のこうしたモジュー
ル構造は織機のデザイン及び操作における利点を証明す
る。
及び布送り機構４を有する第１のサブアセンブリー１
と、経糸ビーム２３及び経糸送り機構７を有する第２の
サブアセンブリー５と、巻揚げ手段８とに分割される。
経止めユニット１６及び経糸案内ユニット１８は構成ユ
ニットとして形成され、サブアセンブリーの１つに割り
当てられるか、又は１つのサブアセンブリーから別のサ
ブアセンブリーへ移動される。織機のこうしたモジュー
ル構造は織機のデザイン及び操作における利点を証明す
る。
【００１６】このように本発明に基づく経糸開口直列配
置式織機は第１及び第２のサブアセンブリーの２つに容
易に分割可能であり、また、これら２つのサブアセンブ
リーを織機として組み立てることも容易である。このた
め織機の搬送時に織機を分割して搬送することが可能と
なり、織機全体を１つのユニットとして搬送することと
比較して搬送に要する繁雑さを軽減することができる。
また、織機の分割が可能なことにより織機全体を１つの
ユニットとして予め形成したものと比べ搬送時に必要と
されるスペースも小さく、入り口及び通路の狭い工場内
等での搬送も容易なうえ、これらサブアセンブリーの組
立も比較的簡単に行うことができる。更に、経糸案内装
置を１つのサブアセンブリーから別のサブアセンブリー
へ容易に移動させることが可能であり、経糸案内装置の
取り外しを必要とする織り上がった布の取り外し及び経
糸等の物品の取替を簡単に短時間で実施することが可能
である。
置式織機は第１及び第２のサブアセンブリーの２つに容
易に分割可能であり、また、これら２つのサブアセンブ
リーを織機として組み立てることも容易である。このた
め織機の搬送時に織機を分割して搬送することが可能と
なり、織機全体を１つのユニットとして搬送することと
比較して搬送に要する繁雑さを軽減することができる。
また、織機の分割が可能なことにより織機全体を１つの
ユニットとして予め形成したものと比べ搬送時に必要と
されるスペースも小さく、入り口及び通路の狭い工場内
等での搬送も容易なうえ、これらサブアセンブリーの組
立も比較的簡単に行うことができる。更に、経糸案内装
置を１つのサブアセンブリーから別のサブアセンブリー
へ容易に移動させることが可能であり、経糸案内装置の
取り外しを必要とする織り上がった布の取り外し及び経
糸等の物品の取替を簡単に短時間で実施することが可能
である。
【００１７】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、織機の組立及び分解を単純化することにより織機の
移動及び設置が容易になるとともに、織成された布の取
り外し及び経糸等の物品の取替を簡単に短時間で実施で
きるという優れた効果を発揮する。
ば、織機の組立及び分解を単純化することにより織機の
移動及び設置が容易になるとともに、織成された布の取
り外し及び経糸等の物品の取替を簡単に短時間で実施で
きるという優れた効果を発揮する。
【図１】本発明の実施例に基づく経糸開口直列配置式織
機の側面図。
機の側面図。
【図２】図１の織機の第１及び第２のサブアセンブリー
の側面図。
の側面図。
【図３】アセンブリー・ユニットとして形成された経糸
案内装置の斜視図。
案内装置の斜視図。
【図４】搬送位置にある図４の経糸案内装置を有する図
１の織機の一部を示す側面図。
１の織機の一部を示す側面図。
【図５】動作位置にある図４の経糸案内装置を有する図
１の織機の一部を示す側面図。
１の織機の一部を示す側面図。
１…第１のサブアセンブリー、２…第１のフレーム、３
…織成用ロータ、４…布送り機構、５…第２のサブアセ
ンブリー、６…第２のフレーム、７…経糸送り機構、８
…巻揚げ手段、１０…テンプル、１１…スプレッダー・
バー、１２…布排出装置、１５…ホイップ・ロール、１
６…経止め装置、１７…偏向バー、１８…経糸案内装
置、５１…保持手段、５２…位置決め手段、５７…受承
手段、５８…駆動手段、５９…レバー機構。
…織成用ロータ、４…布送り機構、５…第２のサブアセ
ンブリー、６…第２のフレーム、７…経糸送り機構、８
…巻揚げ手段、１０…テンプル、１１…スプレッダー・
バー、１２…布排出装置、１５…ホイップ・ロール、１
６…経止め装置、１７…偏向バー、１８…経糸案内装
置、５１…保持手段、５２…位置決め手段、５７…受承
手段、５８…駆動手段、５９…レバー機構。
Claims (14)
- 【請求項１】 第１のフレーム（２）、織成用ロータ
（３）及び布送り機構（４）が第１のサブアセンブリー
（１）を構成することと、 第２のフレーム（６）及び経糸送り機構（７）が第２の
サブアセンブリー（５）を構成することと、 巻揚げ手段（８）を有することと、 構成ユニットとしてそれぞれ形成された複数の経止め装
置（１６）及び１個の経糸案内装置（１８）を、 （ａ）第１及び第２のサブアセンブリー（１，５）のい
ずれか一方に設けること、 （ｂ）第１及び第２のサブアセンブリー（１，５）の一
方から他方のサブアセンブリーへ移動可能なこと、の上
記（ａ），（ｂ）のいずれか一方の構成としたこととを
特徴とする経糸開口直列配置式織機。 - 【請求項２】 経糸案内装置（１８）を受承するための
受承手段（５７）を第１のサブアセンブリー（１）上に
調整可能に配置したことを特徴とする請求項１に記載の
織機。 - 【請求項３】 取り外し位置と、動作位置との間におい
て経糸案内装置（１８）を移動させるべく、受承手段
（５７）に連結された位置決め手段（５２）を設けたこ
とを特徴とする請求項１又は２に記載の織機。 - 【請求項４】 取り外しのために経糸案内装置（１８）
を受承手段（５７）内に配置する第１の位置と、物品の
交換準備のために経糸案内装置（１８）を配置する第２
の位置との間で、織成用ロータ（３）に対し移動可能な
経糸案内装置（１８）用の保持手段（５１）を特徴とす
る請求項１乃至３のいずれか１項に記載の織機。 - 【請求項５】 前記第１の位置が経止め装置（１６）の
動作位置となり、前記第２の位置が経止め装置（１６）
の物品交換位置となるように経止め装置（１６）を保持
手段（５１）に取り付けたことを特徴とする請求項４に
記載の織機。 - 【請求項６】 前記経止め装置（１６）が第１のサブア
センブリー（１）内に配置されていることと、 前記保持手段（５１）が経止め装置（１６）を動作位置
から物品交換位置へ移動させることとを特徴とする請求
項４に記載の織機。 - 【請求項７】 前記保持手段（５１）が第２のサブアセ
ンブリー（５）に設けられていることを特徴とする請求
項４に記載の織機。 - 【請求項８】 前記経止め装置（１６）が第２のサブア
センブリー（５）に取り付けられていることを特徴とす
る請求項５に記載の織機。 - 【請求項９】 前記位置決め手段（５２）が第１のサブ
アセンブリー（１）に取り付けられていることを特徴と
する請求項３に記載の織機。 - 【請求項１０】 前記位置決め手段（５２）が第２のサ
ブアセンブリー（５）に取り付けられていることを特徴
とする請求項３に記載の織機。 - 【請求項１１】 前記位置決め手段（５２）がレバー機
構（５９）を有することを特徴とする請求項９または１
０に記載の織機。 - 【請求項１２】前記位置決め手段（５２）が、作動シリ
ンダー、電気モータ及びエネルギー蓄積装置のうちのい
ずれかかからなる駆動手段（５８）を有することを特徴
とする請求項９乃至１１のいずれか１項に記載の織機。 - 【請求項１３】 前記布送り機構（４）が布排出装置
（１２）、スプレッダー・バー（１１）及びテンプル
（１０）を有することを特徴とする請求項１に記載の織
機。 - 【請求項１４】 前記経糸送り機構（７）がホイップ・
ロール（１５）、経止め装置（１６）、偏向バー（１
７）及び経糸案内装置（１８）を有することを特徴とす
る請求項１に記載の織機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP19930810682 EP0645484B1 (de) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | Reihenfachwebmaschine |
| DE93810682-0 | 1993-09-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0881857A true JPH0881857A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=8215036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22958594A Pending JPH0881857A (ja) | 1993-09-24 | 1994-09-26 | 経糸開口直列配置式織機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH0881857A (ja) |
| DE (1) | DE59305275D1 (ja) |
| RU (1) | RU2088708C1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| DE102016220655A1 (de) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | Lindauer Dornier Gesellschaft Mit Beschränkter Haftung | Vorrichtung zum Abziehen eines Gewebes von einer vorgeschalteten Einrichtung, sowie Webmaschine mit einer solchen Vorrichtung |
Family Cites Families (3)
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| BE1005708A3 (nl) * | 1992-02-27 | 1993-12-21 | Picanol Nv | Weefmachine met twee onderling verplaatsbare weefmachinegedeelten. |
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- 1994-09-26 JP JP22958594A patent/JPH0881857A/ja active Pending
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