JPH088181Y2 - 竪樋取付け装置 - Google Patents

竪樋取付け装置

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JPH088181Y2
JPH088181Y2 JP1989111804U JP11180489U JPH088181Y2 JP H088181 Y2 JPH088181 Y2 JP H088181Y2 JP 1989111804 U JP1989111804 U JP 1989111804U JP 11180489 U JP11180489 U JP 11180489U JP H088181 Y2 JPH088181 Y2 JP H088181Y2
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JP
Japan
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vertical gutter
cover material
decorative cover
mounting device
pillar
Prior art date
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Application number
JP1989111804U
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English (en)
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JPH0350133U (ja
Inventor
博幸 月森
信行 大井
敏光 倉崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高速道路或いは鉄道架線等の高架建築物の
脚部その他の建築物の柱体に設けられて、雨水を地表へ
と流下案内する竪樋取付け装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、第5図に示す如く、高速道路或いは鉄道架
線等の高架建築物の脚部を構成する柱体(イ)の外面に
竪樋取付け具(ロ)を固定し、該竪樋取付け具(ロ)に
竪樋(ハ)を保持せしめてなる竪樋取付け装置は知られ
ている。該竪樋取付け装置は、高速道路或いは鉄道架線
等の高架建築物の上方に降り溜まった雨水を、竪樋
(ハ)によって地表へと流下案内するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術においては、竪樋
(ハ)及び竪樋取付け具(ロ)が柱体(イ)の外面より
突出して、邪魔になるばかりでなく、竪樋(ハ)或いは
竪樋取付け具(ロ)に側方から外力が加わり易くて、該
竪樋(ハ)或いは竪樋取付け具(ロ)が破損し易いもの
であり、又、外観も良くないものであった。
そこで、第6図に示す如く、高速道路或いは鉄道架線
等の高架建築物の脚部を構成する柱体(イ)の外面に溝
部(ニ)を形成し、該溝部(ニ)の底部に竪樋取付け具
(ロ)を固定し、該竪樋取付け具(ロ)に竪樋(ハ)を
保持せしめてなる竪樋取付け装置が考えられた。該竪樋
取付け装置においては、溝部(ニ)内に竪樋(ハ)及び
竪樋取付け具(ロ)が共に納め隠されて邪魔にならず、
外観も良いものであり、又、竪樋(ハ)及び竪樋取付け
具(ロ)が柱体(イ)の外面より突出せず破損し難いも
のでもある。しかしながら、該竪樋取付け装置において
は、高速道路或いは鉄道架線等の高架建築物を新たに建
造する場合には、その脚部となる柱体(イ)を設計する
時点から、該柱体(イ)に溝部(ニ)を設けておく必要
があり、排水経路を充分に考慮しておく必要もあって、
設計が手間取るものとなり、又、該柱体(イ)を建造す
る際にも、コンクリート、セメント等でなる柱体(イ)
に溝部(ニ)を設ける工事が困難となるものであった。
特に、高速道路或いは鉄道架線等の高架建築物を改装す
る際に溝部(ニ)を新たに設ける場合には、コンクリー
ト、セメント等でなる柱体(イ)に切削加工を施して溝
部(ニ)を形成するか、或いは、両側にコンクリート、
セメント等を肉盛りして溝部(ニ)を形成するか等する
必要があって、改装工事が極めて困難となるものであっ
た。
本考案は、上記従来の技術及び改善例における問題を
悉く解決するために考案されたものであり、すなわちそ
の課題は、凹溝部内に竪樋が納め隠されて邪魔になら
ず、外観も良好で、又、竪樋が外方へ突出せず破損し難
く、しかも、柱体に前記凹溝部が簡単に設けられて、柱
体の改装に最適な竪樋取付け装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の竪樋取付け装置は、表面に凹溝部が形成され
た化粧カバー材を建築物の柱体の外周面に装着し、前記
凹溝部内に竪樋を収納保持せしめてなるものであり、こ
の構成により上記課題が解決されたものである。
〔作用〕
本考案の竪樋取付け装置においては、凹溝部内に竪樋
が収納保持されるため、竪樋が納め隠されて邪魔になら
ず、外観も良好で、又、竪樋が外方へ突出せず破損し難
く、しかも、前記凹溝部は化粧カバー材の表面に形成さ
れいて、該化粧カバー材が建築物の柱体の外周面に装着
されることによって、柱体に凹溝部が設けられるもので
あるため、該凹溝部は簡単に設けられるものであり、
又、柱体の外周面が化粧カバー材で覆われる二重構造と
なる。化粧カバー材は主として柱体を化粧するためのも
のであるため、これにより柱体の改装に最適となるもの
であるが、併せて化粧カバー材を活用して竪樋を収納保
持するものである。
〔実施例〕
以下、本考案を、図面に示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図に示す竪樋取付け装置は、本考案の一実施例
で、表面に凹溝部1が形成された化粧カバー材2を建築
物の柱体3の外周面に装着し、前記凹溝部1内に竪樋4
を収納保持せしめてなるものである。該竪樋取付け装置
は、第2図に示す如く、高速道路或いは鉄道架線等の高
架建築物5の脚部となる柱体3に設けられるものであ
る。化粧カバー材2は、合成樹脂でなり柱体3の全周に
亘って装着されるように略角筒状に形成されている。こ
の場合、化粧カバー材2は、分割されたものが柱体3の
外周面に貼着されて、施工後に略角筒状となるようにし
て形成されても良いものである。該化粧カバー材2の両
側壁の略中央には各々、内方へ凹曲した凹溝部1が一体
に形成されている。該凹溝部1の底部に竪樋取付け具6
が固定され、該竪樋取付け具6に竪樋4が保持されて、
竪樋4は凹溝部1内に収納保持されている。この場合、
竪樋取付け具6は金属製で、凹溝部1の底部の化粧カバ
ー材2を突き抜けるようにして柱体3に打ち込み固定さ
れており、又、該竪樋取付け具6は、略コ字状に分割さ
れた前片と後片とで断面角形状の竪樋4を挟持するもの
である。したがって、該実施例においては、凹溝部1内
に竪樋4が収納されて竪樋取付け具6によって保持され
るため、竪樋4及び竪樋取付け具6が納め隠されて邪魔
にならず、外観も良好で、又、竪樋4及び竪樋取付け具
6が外方へ突出せず破損し難く、しかも、前記凹溝部1
は化粧カバー材2の表面に形成されいて、該化粧カバー
材2が建築物の柱体3の外周面に装着されることによっ
て、柱体3に凹溝部1が設けられるものであるため、該
凹溝部1は簡単に設けられるものであり、又、柱体3の
外周面が化粧カバー材2で覆われる二重構造となる。化
粧カバー材2は主として柱体3を化粧するためのもので
あるため、これにより柱体3の改装に最適となるもので
あるが、併せて化粧カバー材2を活用して竪樋4を収納
保持するものである。
なお、本考案の竪樋取付け装置においては、第3図に
示す実施例の如きであっても良いものである。すなわ
ち、該実施例の竪樋取付け装置において、化粧カバー材
2は、樹脂被覆金属板が折曲加工されて形成されるもの
であり、柱体3の両側面に各々分割され別々に装着され
ている。この場合、両化粧カバー材2は、各々その両側
端部に釘7が打ち込まれてることによって、柱体3に固
定されている。又、両化粧カバー材2には各々その略中
央に凹溝部1が形成されていて、該凹溝部1の底部に竪
樋取付け具6が貼着固定され、該竪樋取付け具6に竪樋
4が保持されて、竪樋4は凹溝部1内に収納保持されて
いる。この場合、竪樋取付け具6は合成樹脂製で、前方
に開口した略U字状の挟持部を有しており、該挟持部に
断面円形状の竪樋4が弾性的に嵌合されて保持されるも
のである。
又、本考案の竪樋取付け装置においては、第4図に示
す実施例の如きであっても良いものである。すなわち、
該実施例の竪樋取付け装置においては、略角筒状に形成
される化粧カバー材2の一角部分に、内方へ凹曲した凹
溝部1が形成されている。該凹溝部1内には、断面角形
状の竪樋4が嵌合保持されている。この場合、凹溝部1
の両側縁部には係止凸起8が突設されていて、該係止凸
起8によって、前記竪樋4の抜け外れが防止されてい
る。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案の竪樋取付け装置においては、凹
溝部内に竪樋が収納保持されるため、竪樋が納め隠され
て邪魔にならず、外観も良好で、又、竪樋が外方へ突出
せず破損し難く、しかも、前記凹溝部は化粧カバー材の
表面に形成されいて、該化粧カバー材が建築物の柱体の
外周面に装着されることによって、柱体に凹溝部が設け
られるものであるため、該凹溝部は簡単に設けられるも
のであり、又、柱体の外周面が化粧カバー材で覆われる
二重構造となる。化粧カバー材は主として柱体を化粧す
るためのものであるため、これにより柱体の改装に最適
となるものであるが、併せて化粧カバー材を活用して竪
樋を収納保持するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である竪樋取付け装置を示す
断面図、第2図は同実施例の施工状態を示す斜視図、第
3図、第4図は各々別の実施例である竪樋取付け装置を
示す断面図、第5図は本考案の従来例である竪樋取付け
装置を示す断面図、第6図は従来の改善例である竪樋取
付け装置を示す断面図である。 図において、1は凹溝部、2は化粧カバー材、3は柱
体、4は竪樋、5は高架建築物、6は竪樋取付け具、7
は釘、8は係止凸起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に凹溝部が形成された化粧カバー材を
    建築物の柱体の外周面に装着し、前記凹溝部内に竪樋を
    収納保持せしめてなる竪樋取付け装置。
JP1989111804U 1989-09-25 1989-09-25 竪樋取付け装置 Expired - Lifetime JPH088181Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989111804U JPH088181Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25 竪樋取付け装置

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JP1989111804U JPH088181Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25 竪樋取付け装置

Publications (2)

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JPH0350133U JPH0350133U (ja) 1991-05-16
JPH088181Y2 true JPH088181Y2 (ja) 1996-03-06

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ID=31660268

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9395584B2 (en) 1999-07-06 2016-07-19 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of fabricating the same

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JP5596264B2 (ja) * 2007-11-02 2014-09-24 ケイミュー株式会社 外壁構造
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