JPH08800U - モータのブラシ - Google Patents

モータのブラシ

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Publication number
JPH08800U
JPH08800U JP6839893U JP6839893U JPH08800U JP H08800 U JPH08800 U JP H08800U JP 6839893 U JP6839893 U JP 6839893U JP 6839893 U JP6839893 U JP 6839893U JP H08800 U JPH08800 U JP H08800U
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JP
Japan
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surface portion
commutator
flat surface
brush
curved surface
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Withdrawn
Application number
JP6839893U
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English (en)
Inventor
次男 前田
Original Assignee
フジマイクロ株式会社
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Publication date
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Publication of JPH08800U publication Critical patent/JPH08800U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型であっても、整流子との接触面積が充分
とれ、バネ性を長期間確保でき、トルク抵抗が小さいモ
ータ用ブラシを提供する。 【構成】 ブラケット取付平面部と整流子接触平面部と
を湾曲面部を介して両者の内角が90度未満となるよう
にして連設してブラシ本体を形成し、湾曲面部には、一
端側がブラケット取付平面部に、他端側が整流子接触平
面部に至る窓孔を設け、上記整流子接触平面部の先端は
フォーク状に複数に分割する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はモータのブラシの改良に関するもので、特に、小径モータ用に適した モータのブラシの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モータのブラシは弾性金属帯板の先端にカーボンを保持させこのカーボ ンが整流子に接触するようになしたカーボンブラシと、カーボンを使用せずにフ ォーク状に分割した弾性金属帯板の先端が直接整流子に接触するフォークブラシ とが汎用されている。
【0003】 そして、フォークブラシはフォーク部に耐摩耗性金属層を積層するのみの簡易 な構成であること、材質によって比較的容易にその弾性が設定できること等の理 由で最近は小型モータ用に一般的に使用されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のフォークブラシも整流子外径が2mm前後等と小径である と、なおモータ効率に支障を及すトルク抵抗を生ずるという課題を有している。
【0005】 すなわち、このトルク抵抗を低減するには弾性を大きく(本願において「弾性 が大きい」とはより小さな力を加えることで容易に変形することを意味する。) すれば良く、そのためには、材質に応じてブラシの全長、幅、厚みを適宜設定す れば良いがこれらの条件にも夫々に以下のごとき課題を有するものである。 先ず、全長を長くすることで大きな弾性を得ることは可能であるが、小径モー タでは収納場所が少なく、無制限にその全長を長くすることはできない。 幅を狭めることで弾性を大きくできるが、幅が狭いと整流子との接触面積が小 さくなり電気的な接触抵抗値が大きくなり、幅も無制限には狭められないし、ま た幅が狭いと全体が捻られて整流子とのと接触部が均一に接触しずらいという傾 向を有している。。 厚みを薄くすることで弾性を大きくできるが、この場合はバネのヘタリが生じ 易くなり、同じく無制限にその厚みを薄くすることはできない。
【0006】 そこで、本考案は上記課題を解決すべくなされたもので、小型であっても、整 流子との接触面積が充分とれ、バネ性を長期間確保でき、トルク抵抗が小さいモ ータ用ブラシを提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は 前述課題を解決するために、ブラケット取付平面部1aと整流子接触平面部1c とを湾曲面部1bを介して両者の内角Θが90度未満となるようにして連設して ブラシ本体1を形成し、 上記湾曲面部1bには、一端側がブラケット取付平面部1aに、他端側が整流 子接触平面部1cに至る窓孔2を設け、 上記整流子接触平面部1cの先端はフォーク状に複数に分割した技術的手段を 講じたものである。
【0008】
【作用】
【0009】 また、本考案モータのブラシは全体をブラケット取付平面部1aと整流子接触 平面部1cとを湾曲面部1bを介して両者の内角Θが90度未満となるようにし て連設してあるので、ブラケット取付平面部1aの固定部を除いた全体がバネと して機能するとともに、湾曲部1bで湾曲させたことでコンパクト化でき、狭い 場所に収納可能となる作用を作用を呈する。
【0010】 また、湾曲面部1bには、一端側がブラケット取付平面部1aに、他端側が整 流子接触平面部1cに至る窓孔2を設けてあるので、この窓孔2が整流子Cとの 接触面積を低減することなく、弾性を増す作用を呈するものである。
【0011】
【実施例】
次に本考案を添付図面に基づき詳細に説明する。図中、1ブラシ本体で、この ブラシ本体1はブラケット取付平面部1aと整流子接触平面部1cとを湾曲面部 1bを介して両者の内角Θが90度未満となるようにして連設して形成してある 。
【0012】 上記ブラシ本体1はバネ性を有する従来公知な金属帯材を使用すればよい。そ して、該ブラシ本体1はブラケット取付平面部1aと整流子接触平面部1cの内 角Θが90度未満となるように湾曲面部1bで湾曲して、側面略∠形に形成する 。なお本実施例では「図2」に示すように内角Θは約75度程度となしたが、実 際にモータM内で使用する場合は、「図4」に示すように、整流子接触平面部1 cを整流子Cに圧接して両者の角度はより狭めて所定の弾性を得るのは無論であ る。
【0013】 そして、上記湾曲面部1bには、一端側がブラケット取付平面部1aに、他端 側が整流子接触平面部1cに至る窓孔2を設けてある。この窓孔2は湾曲面部1 bの弾性を大きくするために設けるもので、その幅長さを所定に設定することで 残りの湾曲面部の弾性が所定の大きさとなるようになしてある。なお、この弾性 を大きくするために窓孔2を設けるのに代え湾曲面部1bの幅を狭めてもよいが 、湾曲面部1bの幅を狭めると整流子接触平面部1cが捻り易くなり、整流子C との的確な接触が保証できなくなるので、本考案では幅を狭めることなく窓孔2 を設けることで弾性の増加をはかったものである。
【0014】 そして、上記整流子接触平面部1cの先端はフォーク状に複数に分割してある 。この整流子接触平面部1cの先端をフォーク状に複数二分割するのは従来のフ ォークブラシと同じで、図では示していないが、このフォーク上部位には耐摩耗 性金属を積層したものを使用するのも従来と同じである。
【0015】 なお、図中、3はブラケット取付平面部1aに開穿した取り付け孔、4は位置 決め欠部を示すもので、取り付け孔3内に図示しないブラケットの突起等を挿通 して通常合成樹脂で構成されるブラケットの突起部先端を加熱押し潰して止着す るか、あるいは別な方法としてこの取り付け孔3内を固定用螺子を挿入して固定 する。また、位置決め欠部4は同じくブラケットに突設した突起に係止すること で(取り付け孔3内に挿入される前記ブラケットの突起または固定用螺子と共に )ブラケット取付平面部1aの取り付け位置が確定できるようになしてある。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記のごときであるので、ブラケット取付平面部1aと整流子接触平 面部1cとを湾曲面部1bを介して両者の内角Θが90度未満となるようにして 連設してあるので、ブラケット取付平面部1aの固定部を除いた全体がバネとし て機能するとともに、湾曲部1bで湾曲させたことでコンパクト化できる、言い 換えるなら、バネとして機能する部分が長がいにもかかわらずコンパクトなモー タのブラシを提供できるものである。
【0017】 さらに、本考案は湾曲面部1bには、一端側がブラケット取付平面部1aに、 他端側が整流子接触平面部1cに至る窓孔2を設けてあるので、この窓孔2が整 流子Cとの接触面積を低減することなく弾性を増すことができるので、上記コン パクト化と合わせて大きな弾性を有したモータのブラシを提供できるものである 。
【0018】 また、上記窓孔2湾曲面部1bの横幅を狭めるものではないので、ブラシ本体 1が捻られて、整流子Cに均一に圧接するモータのブラシを提供できるものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】縦断面図である。
【図3】底面図である。
【図4】モータに装着した状態での要部平面図である。
【符号の説明】
1 ブラシ本体 1a ブラケット取付平面部 1b 湾曲面部 1c 整流子接触平面部 1cとを湾曲面部1b 2 窓孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケット取付平面部(1a)と整流子
    接触平面部(1c)とを湾曲面部(1b)を介して両者
    の内角(Θ)が90度未満となるようにして連設してブ
    ラシ本体(1)を形成し、 上記湾曲面部(1b)には、一端側がブラケット取付平
    面部(1a)に、他端側が整流子接触平面部(1c)に
    至る窓孔(2)を設け、 上記整流子接触平面部(1c)の先端はフォーク状に複
    数に分割したモータのブラシ。
JP6839893U 1993-11-29 1993-11-29 モータのブラシ Withdrawn JPH08800U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6839893U JPH08800U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 モータのブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6839893U JPH08800U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 モータのブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08800U true JPH08800U (ja) 1996-05-17

Family

ID=13372557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6839893U Withdrawn JPH08800U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 モータのブラシ

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JP (1) JPH08800U (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 19980305