JPH0880029A - ベースドライブ回路寿命検出方法 - Google Patents
ベースドライブ回路寿命検出方法Info
- Publication number
- JPH0880029A JPH0880029A JP6234431A JP23443194A JPH0880029A JP H0880029 A JPH0880029 A JP H0880029A JP 6234431 A JP6234431 A JP 6234431A JP 23443194 A JP23443194 A JP 23443194A JP H0880029 A JPH0880029 A JP H0880029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive circuit
- base drive
- time
- transistor
- power transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パワートランジスタによるモータの通常運転
前にベースドライブ回路の寿命を検出する。 【構成】 モータを駆動するパワートランジスタのベー
スドライブ回路の寿命検出方法において、前記モータの
運転前に前記パワートランジスタをオン、オフし、オ
ン、オフ時にパワートランジスタとモータに流れる電流
を検出し、この電流の立上り、または立下り時に所定の
電流値になるまでの時間が所定の時間を越えたときに前
記ベースドライブ回路が寿命であることを検出する。
前にベースドライブ回路の寿命を検出する。 【構成】 モータを駆動するパワートランジスタのベー
スドライブ回路の寿命検出方法において、前記モータの
運転前に前記パワートランジスタをオン、オフし、オ
ン、オフ時にパワートランジスタとモータに流れる電流
を検出し、この電流の立上り、または立下り時に所定の
電流値になるまでの時間が所定の時間を越えたときに前
記ベースドライブ回路が寿命であることを検出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パワートランジスタの
ベースドライブ回路の寿命を検出する方法に関する。
ベースドライブ回路の寿命を検出する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来はベースドライブ回路の異常でパワ
ートランジスタに電流が流れなくなるときは機械が振動
したり、トルクリップル等が大きくなったりして過負荷
になり、またベースドライブ回路のオン時間が短くなる
と、パワートランジスタブリッジの上下アームのパワー
トランジスタが短絡したり、過電流やオーバーシュート
等を発生させるので、これらを過負荷あるいは過電流と
して検出していた。
ートランジスタに電流が流れなくなるときは機械が振動
したり、トルクリップル等が大きくなったりして過負荷
になり、またベースドライブ回路のオン時間が短くなる
と、パワートランジスタブリッジの上下アームのパワー
トランジスタが短絡したり、過電流やオーバーシュート
等を発生させるので、これらを過負荷あるいは過電流と
して検出していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが過電流や過負
荷となると、検出して保護する前にパワートランジスタ
の破損もあり、また、電流のアンバランスによるモータ
の焼損を招くという問題があった。本発明は、パワート
ランジスタによるモータの通常運転前にベースドライブ
回路の寿命を検出することを目的とする。
荷となると、検出して保護する前にパワートランジスタ
の破損もあり、また、電流のアンバランスによるモータ
の焼損を招くという問題があった。本発明は、パワート
ランジスタによるモータの通常運転前にベースドライブ
回路の寿命を検出することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明はモータを駆動するパワートランジスタのベ
ースドライブ回路の寿命検出方法において、前記モータ
の運転前に前記パワートランジスタをオン、オフし、オ
ン、オフ時にパワートランジスタとモータに流れる電流
を検出し、この電流の立上り、または立下り時に所定の
電流値になるまでの時間が所定の時間を越えたときに前
記ベースドライブ回路が寿命であることを検出する。
め、本発明はモータを駆動するパワートランジスタのベ
ースドライブ回路の寿命検出方法において、前記モータ
の運転前に前記パワートランジスタをオン、オフし、オ
ン、オフ時にパワートランジスタとモータに流れる電流
を検出し、この電流の立上り、または立下り時に所定の
電流値になるまでの時間が所定の時間を越えたときに前
記ベースドライブ回路が寿命であることを検出する。
【０００５】
【作用】上記手段により、主回路を動作させ通常運転を
する以前にパワートランジスタベースドライブ回路の異
常を得ることができるのでモータやパワートランジスタ
の破損を未然に防止することができる。
する以前にパワートランジスタベースドライブ回路の異
常を得ることができるのでモータやパワートランジスタ
の破損を未然に防止することができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を図１に示して
説明する。図１において、１はダイオードブリッジ、２
はコンデンサ、３〜６はパワートランジスタ、７はモー
タ、８はマイクロコンピュータ、９はベースドライブ回
路、１０は電流検出器である。ベースドライブ回路９は
図のように各パワートランジスタのベースに接続されて
おり、図示しないがその中のコンデンサやフォトアイソ
レータ等が劣化して寿命となると異常となる。すなわ
ち、コンデンサの場合、劣化により容量が小さくなり、
オンディレイ回路等に使用するとオンする時間が短くな
る。フォトアイソレータの場合、発光素子の劣化等によ
り光量が弱くなり、これによりパワートランジスタの電
流のオン、オフの時間が遅くなってしまう。マイクロコ
ンピュータ８はモータ７の通常運転を制御し、あるいは
電流検出器１０からの検出電流に応じてベースドライブ
回路を制御する。以上のように構成されたパワートラン
ジスタのベースドライブ回路寿命検出回路において、そ
の動作を図２のフローおよび図３を用いて説明する。ま
ず、ステップ１では主回路電源が入った状態（コンデン
サ２に出力がある状態）でトランジスタ６を点弧したま
まで、まずトランジスタ３をオンしてその遅れ時間Ｔｏ
ｎｄ１、オフしてその遅れ時間Ｔｏｆｆｄ１を得る。ス
テップ２ではトランジスタ５を点弧したままでまずトラ
ンジスタ４をオンしてその遅れ時間Ｔｏｎｄ２、オフし
てその遅れ時間Ｔｏｆｆｄ２を得る。ステップ３では、
トランジスタ５、６についても同様にオン、オフして遅
れ時間Ｔｏｎｄ３、Ｔｏｆｆｄ３、Ｔｏｎｄ４、Ｔｏｆ
ｆｄ４を得る。例えば、図３のようにパワートランジス
タ点弧の指令をしてモータが駆動されない程度の小さな
電流が流れるとすると、例えば電流が指令オン時刻から
電流の指令値の９０％の電流値となるまでの遅れ時間Ｔ
ｏｎｄを得る。同様にして指令オフ時刻からたとえば電
流値が１０％になる時刻までの遅れ時間Ｔｏｆｆｄを得
る。次にステップ４では各遅れ時間Ｔｏｎｄ１〜４、Ｔ
ｏｆｆｄ１〜４をあらかじめ決めておいた遅れ時間のス
レショールドレベルと比較し、すべてそれ以下で正常と
し、各遅れ時間のうち１つでもスレショールドレベル以
上となれば、パワートランジスタベースドライブ回路寿
命とする。
説明する。図１において、１はダイオードブリッジ、２
はコンデンサ、３〜６はパワートランジスタ、７はモー
タ、８はマイクロコンピュータ、９はベースドライブ回
路、１０は電流検出器である。ベースドライブ回路９は
図のように各パワートランジスタのベースに接続されて
おり、図示しないがその中のコンデンサやフォトアイソ
レータ等が劣化して寿命となると異常となる。すなわ
ち、コンデンサの場合、劣化により容量が小さくなり、
オンディレイ回路等に使用するとオンする時間が短くな
る。フォトアイソレータの場合、発光素子の劣化等によ
り光量が弱くなり、これによりパワートランジスタの電
流のオン、オフの時間が遅くなってしまう。マイクロコ
ンピュータ８はモータ７の通常運転を制御し、あるいは
電流検出器１０からの検出電流に応じてベースドライブ
回路を制御する。以上のように構成されたパワートラン
ジスタのベースドライブ回路寿命検出回路において、そ
の動作を図２のフローおよび図３を用いて説明する。ま
ず、ステップ１では主回路電源が入った状態（コンデン
サ２に出力がある状態）でトランジスタ６を点弧したま
まで、まずトランジスタ３をオンしてその遅れ時間Ｔｏ
ｎｄ１、オフしてその遅れ時間Ｔｏｆｆｄ１を得る。ス
テップ２ではトランジスタ５を点弧したままでまずトラ
ンジスタ４をオンしてその遅れ時間Ｔｏｎｄ２、オフし
てその遅れ時間Ｔｏｆｆｄ２を得る。ステップ３では、
トランジスタ５、６についても同様にオン、オフして遅
れ時間Ｔｏｎｄ３、Ｔｏｆｆｄ３、Ｔｏｎｄ４、Ｔｏｆ
ｆｄ４を得る。例えば、図３のようにパワートランジス
タ点弧の指令をしてモータが駆動されない程度の小さな
電流が流れるとすると、例えば電流が指令オン時刻から
電流の指令値の９０％の電流値となるまでの遅れ時間Ｔ
ｏｎｄを得る。同様にして指令オフ時刻からたとえば電
流値が１０％になる時刻までの遅れ時間Ｔｏｆｆｄを得
る。次にステップ４では各遅れ時間Ｔｏｎｄ１〜４、Ｔ
ｏｆｆｄ１〜４をあらかじめ決めておいた遅れ時間のス
レショールドレベルと比較し、すべてそれ以下で正常と
し、各遅れ時間のうち１つでもスレショールドレベル以
上となれば、パワートランジスタベースドライブ回路寿
命とする。
【０００７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、主
回路を動作させる以前にパワートランジスタベースドラ
イブ回路の異常を検出することができるので、また各ト
ランジスタごとに確認するので、どのトランジスタのベ
ースドライブ回路かがわかり、モータやパワートランジ
スタの破損を未然に防止することができる。
回路を動作させる以前にパワートランジスタベースドラ
イブ回路の異常を検出することができるので、また各ト
ランジスタごとに確認するので、どのトランジスタのベ
ースドライブ回路かがわかり、モータやパワートランジ
スタの破損を未然に防止することができる。
【図１】本発明の具体的実施例の構成図である。
【図２】本発明の動作を示すフローである。
【図３】パワートランジスタの指令と電流のタイミング
図である。
図である。
１ ダイオードブリッジ ２ メインコンデンサ ３、４、５、６ パワートランジスタ ７ モータ ８ マイクロコンピュータ ９ ベースドライブ回路 １０ 電流検出器
Claims (1)
- 【請求項１】 モータを駆動するパワートランジスタの
ベースドライブ回路の寿命検出方法において、前記モー
タの運転前に前記パワートランジスタをオン、オフし、
オン、オフ時にパワートランジスタとモータに流れる電
流を検出し、この電流の立上り、または立下り時に所定
の電流値になるまでの時間が所定の時間を越えたときに
前記ベースドライブ回路が寿命であることを検出するパ
ワートランジスタのベースドライブ回路寿命検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234431A JPH0880029A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | ベースドライブ回路寿命検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234431A JPH0880029A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | ベースドライブ回路寿命検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0880029A true JPH0880029A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16970913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6234431A Pending JPH0880029A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | ベースドライブ回路寿命検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0880029A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017044357A1 (en) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | Schlumberger Technology Corporation | Tool lifespan parameter detector |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP6234431A patent/JPH0880029A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017044357A1 (en) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | Schlumberger Technology Corporation | Tool lifespan parameter detector |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0122306B1 (ko) | 냉동사이클 제어장치 | |
| US4375613A (en) | Electrical control circuit | |
| EP0488240B1 (en) | Inverter apparatus provided with electric discharge control circuit of DC smoothing capacitor and method of controlling the same | |
| KR970055020A (ko) | 전력용 반도체 트랜지스터의 과전류 보호회로 | |
| JP2017152923A (ja) | 負荷駆動装置 | |
| JP4769466B2 (ja) | チョッパー電源のための保護装置および自動車用照明装置 | |
| JPH0880029A (ja) | ベースドライブ回路寿命検出方法 | |
| JPH1042586A (ja) | モータ駆動回路 | |
| US4533857A (en) | Electrical energy saving device for motors | |
| US20060044726A1 (en) | Controlling circuit of power semiconductor device and controlling integrated circuit | |
| JP2665567B2 (ja) | 断線検知回路 | |
| JPH0810969B2 (ja) | 車両用交流発電機の制御装置 | |
| JPH0473893A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
| JPS58151081A (ja) | レ−ザ−電源回路 | |
| JPH07170724A (ja) | スイッチ素子の駆動回路 | |
| KR19980028572A (ko) | 인버터 공기조화기의 압축기 과열 방지방법 | |
| JPH0756582Y2 (ja) | 過電流検出回路 | |
| KR100318365B1 (ko) | 모터구동회로의 과전류보호회로 | |
| KR100308563B1 (ko) | 분리형 공기조화기의 실외기 전원공급장치및 그 방법 | |
| US6556790B2 (en) | Electronic flash device | |
| GB2318929A (en) | Vehicle generator control device | |
| KR910004028Y1 (ko) | 이상전압 검출 제어회로 | |
| JP3327360B2 (ja) | スイッチング電源回路の過電流保護装置 | |
| JP2003259653A (ja) | 電力変換装置 | |
| JPS6115596Y2 (ja) |