JPH087968B2 - テ−プカセツト - Google Patents

テ−プカセツト

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JPH087968B2
JPH087968B2 JP19872087A JP19872087A JPH087968B2 JP H087968 B2 JPH087968 B2 JP H087968B2 JP 19872087 A JP19872087 A JP 19872087A JP 19872087 A JP19872087 A JP 19872087A JP H087968 B2 JPH087968 B2 JP H087968B2
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JP
Japan
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tape
drive belt
reel
take
drive
Prior art date
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Application number
JP19872087A
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English (en)
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JPS6442088A (en
Inventor
賢吾 斎藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、リールに巻き付けられたテープにドライブ
ベルトが圧接されこのドライブベルトの移動でテープが
走行されるテープカセットに関する。
[発明の概要] 本発明は、供給リール及び巻取リールに巻き付けられ
たテープにドライブベルトが圧接されこのドライブベル
トの移動でテープが走行されるテープカセットにおい
て、 前記ドライブベルトの電気抵抗を1010Ω以下に構成る
ことにより、 ドライブベルトに所定以上の静電気が帯電することを
防止して静電ノイズによるエラーの発生を著しく低下で
きるものである。
[従来の技術] コンピュータの外部記録装置として高トラック密度の
テープカセットが提案されている(特公昭52−14976号
参照)。
このテープカセットは、ケース内に供給リールと巻取
リールとが回転自在に設けられており、この供給リール
と巻取リール間にはテープ走行路が構成されている。テ
ープがこのテープ走行路を走行すべく配されていると共
に供給リールと巻取リールに巻き付けられている。この
供給リールと巻取リールに巻き付けられたテープの最外
周にはドライブベルトが圧接されている。
而して、ドライブ装置の駆動力にて前記ドライブベル
トが移動されこのドライブベルトの摩擦力にてテープが
走行される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、テープ走行時においてはドライブベル
トとテープとの圧接箇所の両端でドライブベルトとテー
プの接着及び剥離が行われる。この剥離の際に剥離帯電
がドライブベルトに発生しこの静電気が所定以上の値に
なると、例えばドライブ装置の電子回路に放電しこの放
電によってエラーを発生するという欠点があった。
そこで、本発明は静電気の放電によるエラー発生を防
止するテープカセットを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明の構成は、ケースに
供給リールと巻取リールとを回転自在に設け、この供給
リールと巻取リールとにテープが巻き付けられこの巻き
付けられたテープの最外周にドライブベルトが圧接され
このドライブベルトの移動によって前記テープが走行さ
れるテープカセットにおいて、前記ドライブベルトの電
気抵抗を1010Ω以下に構成したことを特徴とする。
[作用] ドライブベルトが移動すると、テープが圧接箇所でこ
のドライブベルトの摩擦力を受けて走行する。ドライブ
ベルトとテープとの圧接箇所の両端では接着と剥離が繰
り返されがドライブベルトの電気抵抗が1010Ω以下のた
め剥離帯電量が少ない。従って、例えばドライブ装置の
電子回路への放電確率が著しく低くなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図乃至第3図において、本発明の実施例が示され
ている。
第1図及び第2図において、ケース1はプラスチック
製の上ケース部2と金属製の下ケース部3とから成り、
前記上ケース部2の周縁に設けられた側壁部4の下面が
下ケース部3の周縁に突き合わされている。前記ケース
1内には供給リール5と巻取リール6とが回転自在に設
けられている。この供給リール5と巻取リール6との間
にテープ7を走行させるテープ走行路8が構成されてい
る。このテープ走行路8はケース1の前面付近に二個の
ガイドピン9,10が、供給リール5とガイドピン9との
間、ガイドピン9とガイドピン10との間及びガイドピン
10と巻取リール6との間にそれぞれピン11,12,13が下ケ
ース部2に立設されて構成されている。テープ7は供給
リール5に一端側が巻き付けられその他端側がテープ走
行路8を走行された後に巻取リール6に巻き付けられて
いる。即ち、供給リール5から導かれたテープ7はガイ
ドピン9に所定角度巻き付けられて方向変換されケース
1の前面近くを前面に平行に走行される。そして、ガイ
ドピン10に所定角度巻き付けられて再び方向変換され巻
取リール6に導かれている。
前記テープ走行路8には走行するテープ7の一部をケ
ース1外部に露出するテープ露出部20が設けられてい
る。このテープ露出部20は、ドライブ装置装着時にテー
プ7がヘッドに圧接される箇所で、このテープ露出部20
はカバー23にて開閉される。このカバー23は、切欠部21
で形成される空間を被う形状を有し、下ケース部3の軸
30に回転自在に支持されていると共にコイルバネ31のバ
ネ力で閉塞位置に付勢されている。
テープ走行機構14は、ケース1内の後方の左右コーナ
部にコーナローラ15,16が、前方の中央にドライブロー
ラ17がそれぞれ設けられている。この一対のコーナロー
ラ15,16及びドライブローラ17は下ケース部3に立設の
軸24,25,26にそれぞれ回転自在に支持されている。又、
ドライブローラ17の上部は大径部17aに形成されこの大
径部17aの一部が上ケース部2の穴19からケース1外部
に露出している。前記一対のコーナローラ15,16及びド
ライブローラ17にはエンドレスのドライブベルト18が掛
けられている。このドライブベルト18は可撓性を有し且
つ電気抵抗が1010Ω以下に構成されており、ドライブロ
ーラ17とそれぞれのコーナローラ15,16間に位置する部
分は供給リール5と巻取リール6に巻き付けられたテー
プ7の最外周に圧接されている。
尚、図中27はテープエンド検出用の鏡体である。
以下、上記テープカセットの作用について説明する。
テープカセットをドライブ装置に装着すると、このロ
ーディング過程でカバー23がコイルバネ31のバネ力に抗
して回動する。カバー23が開放位置まで回動すると、テ
ープ露出部20に位置するテープ7にドライブ装置のヘッ
ドが圧接すると共にドライブ装置のローラにドライブロ
ーラ17が圧接される。ローラの回転でのドライブローラ
17が回動する。このドライブローラ17の回動でドライブ
ベルト18が第2図の矢印方向に走行すると、テープ7が
ドライブベルト18との圧接箇所で摩擦力を受け、テープ
7が第2図の矢印方向に走行する。ドライブベルト18と
テープ7との圧接箇所の両端(第2図のa部,b部)では
接着(a部)と剥離(b部)が繰り返されるが、ドライ
ブベルト18の電気抵抗が1010Ω以下のためドライブベル
ト18には剥離による静電気の帯電量が少ない。従って、
ドライブ装置の電子回路等への放電確率が著しく低下
し、第3図に示すように、放電によるノイズの発生割合
が著しく低下する。
尚、この実施例ではドライブベルト18のみ電気抵抗を
1010Ω以下にしたが、ドライブベルト18と接着・剥離を
繰り返すコーナローラ15,16及びドライブローラ17の電
気抵抗も1010Ω以下に構成すればこれらの部材との間に
おける剥離帯電量も低下されさらに放電確率が低くな
る。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、ドライブベルトに
よってテープ走行されるテープカセットにおいて、ドラ
イブベルトの電気抵抗を1010Ω以下に構成したので、ド
ライブベルトの静電帯電量が低下され静電ノイズによる
エラーの発生を著しく低下できシステムの信頼性が向上
するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図において本発明の実施例が示され、第
1図はテープカセットの分解斜視図、第2図は上ケース
部を除いたテープカセットの平面図、第3図はドライブ
ベルトの電気抵抗値と静電ノイズの発生割合との関係を
示す特性線図である。 1……ケース、5……供給リール、6……巻取リール、
7……テープ、18……ドライブベルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースに供給リールと巻取リールとを回転
    自在に設け、この供給リールと巻取リールとにテープが
    巻き付けられこの巻き付けられたテープの最外周にドラ
    イブベルトが圧接されこのドライブベルトの移動によっ
    て前記テープが走行されるテープカセットにおいて、 前記ドライブベルトの電気抵抗を1010Ω以下に構成した
    ことを特徴とするテープカセット。
JP19872087A 1987-08-08 1987-08-08 テ−プカセツト Expired - Lifetime JPH087968B2 (ja)

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JP19872087A JPH087968B2 (ja) 1987-08-08 1987-08-08 テ−プカセツト

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JPS6442088A JPS6442088A (en) 1989-02-14
JPH087968B2 true JPH087968B2 (ja) 1996-01-29

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JP2506584Y2 (ja) * 1989-12-19 1996-08-14 ソニー株式会社 テ―プカ―トリッジ
JPH04209380A (ja) * 1990-12-07 1992-07-30 Sony Corp テープカセット
JP3357894B2 (ja) * 1992-05-28 2002-12-16 イメイション・コーポレイション ベルト駆動テープカートリッジのための被覆ベルト

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