JPH087928B2 - ディスク上下機構 - Google Patents

ディスク上下機構

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JPH087928B2
JPH087928B2 JP2333671A JP33367190A JPH087928B2 JP H087928 B2 JPH087928 B2 JP H087928B2 JP 2333671 A JP2333671 A JP 2333671A JP 33367190 A JP33367190 A JP 33367190A JP H087928 B2 JPH087928 B2 JP H087928B2
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fixed chassis
disc
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pantograph
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龍一 藤江
敏夫 前川
光博 藤田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はCDオートチェンジャー装置に於けるディスク
の上下機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来CDオートチェンジャーに於いては、複数のディス
クが収納されているマガジンから所望のディスクを選択
して引き出し、当該ディスクをプレイ位置迄移送させる
か、またはその逆に当該プレイ位置から所定のディスク
をマガジン内の所定の位置迄戻す為のディスク上下機構
が設けられている。
処で、従来のディスク上下機構に於いては、大別する
と、第4図に示す様な送りネジ機構を採用するものと、
第6図に示される様なパンタグラフ機構を採用するもの
とが見られる。
前者に於いては、複数個のディスク8を内蔵したマガ
ジン1から所望のディスクが所定の指示により選択さ
れ、上下方向に変位し且つ当該ディスクの挿入、排出を
司る機構である支持部材2により固定支持される。
次いで該支持部材2は、第5図に示される様に固定シ
ャーシー部材7に設けられた3本の送りネジ3,3′,3″
によって水平に固定され且つ該送りネジの回転方向に従
って上下動を行い、支持しているディスク8を所定の位
置に移動させ、該固定シャーシー部材上に設けられた適
宜のプレーヤ4と接続させるか或いは当該プレーヤー4
からディスクを離反させて、そのディスクをマガジン内
の所定の場所に戻す作用を有している。
係る機構に於いて、該送りネジ3,3′,3″は第5図か
ら明らかな様に、各送りネジ3,3′,3″に嵌合して設け
られたギヤ部材11のそれぞれに同時に接続する駆動ギヤ
5に依って回転されるものであり、該駆動ギヤ5は別に
設けた適宜の駆動手段6により回転せしめられる。
一方、後者に於いては、第6図から明らかな様に、固
定シャーシー部材7と該支持部材2とがパンタグラフレ
バー12とパンタグラフレバー13とから構成されたパンタ
グラフ機構により、該支持部材2が該固定シャーシー部
材4に対して上下動可能に接続せしめられている。
そして、該パンタグラフ機構の内の少なくとも1つの
パンタグラフレバー12が適宜の駆動手段15と係合され該
駆動手段の駆動に従って該支持部材2上下動するもので
ある。
一方、係るディスクの演奏機構は近年、自動車等の室
内で使用する場合が増えて来ており、その為にその機構
の小型化、軽量化、低コスト化等が要求されているが、
更に係る演奏機構を有る特定の限定された空間に挿入配
置する必要から、その取付け形態によって、複数のディ
スクを内蔵しているマガジンを上記したCDオートチェン
ジャーに挿入したり排出したりする、所謂挿排方向は一
つの方向しか取りえないのであればその使用機会は少な
くなる。
そこで、近年に於いては、第7図に示す様に、当該マ
ガジンの挿排方向は少なくとも矢印A,Bの2方向となる
様に設計される事が多くなって来ている。
そこで、前記送りネジ方式のディスク上下機構に関し
て見ると、該支持部材の上下運動は該送りネジの回転を
利用するので、マガジン内に収納されるディスクの数に
よって該送りネジのピッチ等を異ならせる必要があり、
コストが上昇する事になる。然かしながら、本方式に有
っては、該マガジンの挿排方向を2種類にしてもその挿
排操作が容易に行える。
一方、パンタグラフ機構を用いる方式に於いては、マ
ガジン内に収納されるディスクの数が異なっても該支持
部材の上下運動は何ら変更する必要は無いが、第6図に
示す様に、従来のパンタグラフ機構に於いて駆動手段と
接続されるパンタグラフレバー12の端部Tが固定シャー
シー部材の上部に迄突出しているので、第5図に於いて
該マガジン1が矢印Aの方向に沿って挿排操作が行われ
る(縦型挿排方向と言う)演奏機構であれば問題ない
が、矢印Bの方向から挿排操作が行われる(横型挿排方
向と言う)演奏機構に於いては、該端部Tが障害とな
り、挿排操作を行う事が不可能である。
図2は、上記課題を解決するためのディスク上下機構
の側面図であってディスク上下機構20は、上記した様に
基本的には、固定シャーシー部材7と該固定シャーシー
部材7の上面に設けられ、且つディスク8を支持して上
下方向に変位する支持部材2とから構成され、該支持部
材2はパンタグラフレバー12,13等から構成されるパン
タグラフ機構21を介して該固定シャーシー部材7と上下
動可能に接続されており、然も該パンタグラフ機構21を
構成する少なくとも1つのレバー部材12が該固定シャー
シー部材7の下部に形成された制限された空間部S内に
設けられた駆動手段22を介して駆動せしめられる様に構
成されるものである。
つまり、本機構に於いては、CDオートチェンジャーの
ディスク上下機構としてパンタグラフ機構を使用する事
を基本的技術とするものであり、更に係るパンタグラフ
機構の従来に於ける欠点を改良する為、該パンタグラフ
機構21の駆動手段22を当該ディスク上下機構の固定シャ
ーシー部材7の上面で構成される水平面H以下で且つ所
定の高さを有する制限された空間に配置する。
つまり、該固定シャーシー部材7の上面で構成される
水平面Hはマガジン1の挿排操作を実行される時にその
底面が摺動する面と一致しているものである。
従って、上記の様な構成によればパンタグラフ機構は
小型化され、又該パンタグラフ機構の駆動手段は、該マ
ガジンの挿排方向には突出しない様に構成されるので当
該マガジンの横型挿排操作を行っても該パンタグラフ機
構が障害となる恐れは無い。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらパンタグラフ機構を使用する場合には構
成が複雑となるだけでなく、支持部材の変位量を正確に
制御すること、高速に変位させることが困難である。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、簡単
な構成で支持部材を正確かつ高速に変位させることので
きるディスク上下機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかるCDオートチェンジャー装置に於けるデ
ィスクの上下機構は、固定シャーシー部材と固定シャー
シー部材の上面に設けられ、且つディスクを支持して上
下方向に変位する支持部材とから構成され、折れ曲り部
が固定シャーシー部材に揺動自在に支持され一端が該支
持部材に係合される略L字形のレバー部材と、略L字形
のレバー部材の他の一端と係合し支持部材を固定シャー
シー部材に対して上下方向に変位させるために固定シャ
ーシー部材の下部に形成された制限された空間内部に設
けられた駆動手段と、を具備する。
〔作用〕 本発明にかかるディスクの上下機構にあっては、折れ
曲り部が固定シャーシー部材に支持され、一端が支持部
材に係合された略L字形のレバー部材の他端が固定シャ
ーシー部材の下部に形成された制限された空間内部に設
けられた駆動手段によって駆動されて、支持部材が固定
シャーシー部材に対して上下方向に変位する。
〔実施例〕
第1図は本発明にかゝるディスクの上下機構の側面図
であって、略L字形レバー部材28は折れ曲り部28aにお
いて固定シャーシー部材7に揺動可能に支持される。
略L字形レバー部材28の一端28aは支持部材2に係合
される。
但し、本発明に於いては、該ディスク上下機構は小型
化、且つ軽量化をも目的としているので、該駆動手段22
は、少なくとも該固定シャーシー部材7の下方部分に形
成される極めて制限された小空間部S内に配置されるに
充分な寸法と駆動能力を有している事が必要である。
それによって、マガジン1の挿排方向には何れの方向
で有っても、従来の様なマガジン1の摺動操作を妨害す
る様な障害物は存在しなくなる。
第1図は、本発明に係るディスク上下機構の一具体例
を示す断面図である。
即ち、第1図に於いては、該駆動手段22としてラック
−ギヤ方式を採用した例を示すものである。
つまり、該ディスク上下機構に於ける固定シャーシー
部材7の下面部に小型のラック24と係るラック24に係合
するギヤ26を有するモータ等から構成される駆動手段27
を設け、一方、該支持部材2を上下動させる略L字形レ
バー部材28の他の一方の端部25が該ラック24に一体的に
係合している。
従って、係る具体例に於いては、駆動手段27のモータ
を必要量回転させ、ラック24を所定量変位させることに
よって、該略L字形レバー部材28を作動させて該支持部
材2の位置を変位させるものである。
係る構造に於いては、構成が極めて簡単であり、然る
に支持部材2の変位量は正確に制御され且つ高速に変位
する事が可能となるので、コストダウンに大きく貢献す
るものである。
又本発明に於ける該駆動手段22としては適宜の駆動源
と適宜のカム機構を組み合わせた構成を採用しても良
く、その場合には、当該カム機構の一端部は該駆動源と
接続させ、又該カム機構の他端部は、該レバー機構28の
端部と接続させるものである。
又、係るカム機構を使用する場合には、該固定シャー
シー部材7の下方部に形成された小空間部S内で、該カ
ム機構のそれぞれのカム部は、その偏平部が、当該固定
シャーシー部材の平面と平行に配置される事が好まし
い。
係る構成を取る事によって、該小空間部の容積をさら
に縮小することが可能である。
然かしながら、本具体例に於いては、上記の様に該固
定シャーシー部材の平面と平行に配置されたカム部と該
レバー機構28の端部と接続させる為の別のカム部が設け
られる事が必要になる。
第3図に上記構成を実施する具体例を示す。
即ち、第3図は、本発明に係るディスク上下機構の該
パンタグラフ機構駆動機構の例を示すものであり、該パ
ンタグラフ機構駆動機構を該固定シャーシー部材7の下
方部に設けた空間S内に配置する為の機構を示したもの
である。
第3図は、該ディスク上下機構を下側から見た平面図
であり、小型モータ30の回転をウオームギヤ31から歯車
列を介してラック33が形成された摺動片34に伝達し、該
摺動片34を該モータの回転方向に応じて図面で見て上下
方向に摺動させる。
第3図の具体例に於いては、該摺動片34は矢印Bの方
向に摺動されるものとする。
それによって、該摺動片34の両端部に設けられた揺動
片35,35′がピボット39,39′を中心として矢印C,Dの方
向に旋回揺動し、パンタグラフ機構の端部と係合するL
字形に立体的に形成された摺動片36,36′を矢印Eの方
向に移動させる。
その結果、該摺動片36,36′に設けられた突起片37,3
7′と係合する該レバー機構28が端部が矢印Eの方向に
移動せしめられるので、該レバー機構28は支点28aを中
心として旋回し支持部材2を降下させる。
又、該モータが逆転する場合には、該支持部材2は逆
に上昇することになる。
〔発明の効果〕
本発明に係るCDオートチェンジャーに使用されるディ
スク上下機構によれば、簡単な構成で支持部材を正確か
つ高速に変位させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるディスク上下機構の一具体例を
示す側面図である。 第2図は従来のディスク上下機構の具体例を示す側面図
である。 第3図は本発明に係るディスク上下機構の駆動機構の例
を示す平面図である。 第4図は従来に於けるディスク上下機構の一例を示す側
面図である。 第5図は第4図に示すディスク上下機構の平面図であ
る。 第6図は従来に於けるディスク上下機構の他の例を示す
側面図である。 第7図は本発明に係るCDオートチェンジャー機構に於け
るマガジンの挿排方向を示す図である。 1……マガジン、2……支持部材、3……送りネジ、4
……プレーヤー、5……駆動ギヤ、6……駆動部、7…
…固定シャーシー部材、8……ディスク、11……ギヤ
部、12,13……パンタグラフレバー、14……駆動ギヤ、2
0……ディスク上下機構、21……パンタグラフ機構、22
……駆動手段、24……ラック、25……係合部、26……ギ
ヤ、27……駆動源、モータ、28……レバー機構、30……
モータ、31……ウオーム、32……歯車列、33……ラッ
ク、34……摺動片、35……揺動片、36……摺動片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CDオートチェンジャー装置に於けるディス
    クの上下機構であって、固定シャーシー部材と該固定シ
    ャーシー部材の上面に設けられ、且つディスクを支持し
    て上下方向に変位する支持部材とから構成され、 折れ曲り部が該固定シャーシー部材に揺動自在に支持さ
    れ、一端が該支持部材に係合される略L字形のレバー部
    材と、 該略L字形のレバー部材の他の一端と係合し、該支持部
    材を該固定シャーシー部材に対して上下方向に変位させ
    るために該固定シャーシー部材の下部に形成された制限
    された空間内部に設けられた駆動手段と、を具備するデ
    ィスク上下機構。
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