JPH0879220A - スクランブル解除装置 - Google Patents

スクランブル解除装置

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Publication number
JPH0879220A
JPH0879220A JP6230769A JP23076994A JPH0879220A JP H0879220 A JPH0879220 A JP H0879220A JP 6230769 A JP6230769 A JP 6230769A JP 23076994 A JP23076994 A JP 23076994A JP H0879220 A JPH0879220 A JP H0879220A
Authority
JP
Japan
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signal
password
decoder
tuner
character
Prior art date
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Pending
Application number
JP6230769A
Other languages
English (en)
Inventor
Mioji Tsumura
三百次 津村
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SOFUITSUKU KK
TSUYOKA KK
Original Assignee
SOFUITSUKU KK
TSUYOKA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SOFUITSUKU KK, TSUYOKA KK filed Critical SOFUITSUKU KK
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Publication of JPH0879220A publication Critical patent/JPH0879220A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正にスクランブルの解除をしていない場合
には受信装置において強制的に特定の画面あるいは音声
を表示する。 【構成】 送信信号にはスクランブルが施されたビデオ
信号と、このビデオ信号と重複してデジタルの文字信号
およびパスワードを含む。受信装置はチューナと、ビデ
オ信号・音声信号制御装置と、スクランブル解除のため
の予めパスワードが付与されたデコーダと、上記チュー
ナが受信した信号のうちデジタル信号を監視する信号監
視装置と、キャラクタテーブルを有するマイクロプロセ
ッサとを備える。信号監視装置が検索したパスワードが
上記デコーダに予め付与されたパスワードと一致すれば
デコーダを起動してスクランブルを解除する反面、上記
パスワードを確認しないときには上記チューナから出力
される文字信号を上記マイクロプロセッサに出力する。
文字信号は、ビデオ信号の走差信号の空時間に埋め込む
か、ビデオ信号の搬送波中の未使用帯域で送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有料情報などの送受信
に係り、受信装置においてスクランブルが施された電波
のスクランブル解除をできないときには、強制的に特定
の番組が表示されるようにしたスクランブル装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホストコンピュータに蓄積さ
れた有料のデータベースを一般利用者が利用する場合を
主として、不可価値情報の利用に対してどのように有効
に課金するかは大きな問題になっている。電話回線など
のように有線回線であれば電話局において電話料金に不
可価値料金を上乗せして、代行徴収する手段は公知であ
る。また、双方向のCATVでも基本的には電話回線と
同じであり、比較的料金徴収のための計算は容易であ
る。ところが、たとえば衛星を利用した衛星放送では情
報は一方的に情報提供者から送信され、利用者は情報提
供者に対して受信の可否を確認することなく有料情報を
受信することができる。
【0003】そこでこれらの不都合を解決するために、
送信電波にスクランブルを施しておき、受信装置にはス
クランブルを解除するためのデコーダを搭載し、このデ
コーダの利用料金として月決めなどによって料金を徴収
するシステムが公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来からのス
クランブル解除のための構成であれば、そのスクランブ
ルを解除するためのデコーダが受信装置に搭載されてい
る場合には、有効にスクランブルが解除されて適正な画
面あるいは音声が出力されるが、デコーダに書き込まれ
ている解除プログラムがそのスクランブル解除に適正な
ものでない場合には、ノイズ画面になったりノイズ音声
が出力されるだけであり、好ましくない。
【0005】本発明は、適正にスクランブルの解除をし
ていない場合には受信装置において強制的に特定の画面
あるいは音声を表示するようにしたスクランブル解除装
置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上述したスク
ランブル解除装置とするために、送信信号にはスクラン
ブルが施されたビデオ信号と、このビデオ信号と重複し
てデジタルの文字信号およびパスワードを含むこととし
た。受信装置はチューナと、ビデオ信号・音声信号制御
装置と、スクランブル解除のための予めパスワードが付
与されたデコーダと、上記チューナが受信した信号のう
ちデジタル信号を監視する信号監視装置と、キャラクタ
テーブルを有するマイクロプロセッサとを備えている。
そして、信号監視装置が検索したパスワードが上記デコ
ーダに予め付与されたパスワードと一致すればデコーダ
を起動してスクランブルを解除する反面、上記パスワー
ドを確認しないときには上記チューナから出力される文
字信号を上記マイクロプロセッサに出力するという手段
を用いた。
【0007】また、文字信号は、ビデオ信号の走差信号
の空時間に埋め込むか、ビデオ信号の搬送波中の未使用
帯域で送信することとした。
【0008】
【作用】チューナは汎用の複数のチャンネルを選択する
ものであるが、すくなくとも本発明が目的とするスクラ
ンブルを施した信号の送信チャンネルを選択できるもの
である必要がある。受信装置に搭載されたデコーダには
予め決められたパスワードが付与されており、送信信号
に付加されたパスワードは、特定の受信装置のみに信号
を送る機能を有している。これによって、課金処理など
を達成する。ビデオ信号・音声信号制御装置は画像・音
声を処理する作用を行う。信号監視装置はチューナで受
信した信号からデジタル信号だけを取り出し、入力パス
ワードとデコーダのパスワードを照合したり、文字信号
を後段のマイクロプロセッサに出力する機能を有する。
デコーダはスクランブルを解除するための復号器として
の機能を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付した図面に
従って詳述する。先ず本発明の基本的な構成としては、
送信装置があり、送信装置からは特定のチャンネルでス
クランブルが施された信号が発射され、一方、上記送信
装置の電波域に受信装置が存在するものとする。送信電
波はビデオ信号にスクランブルが施されているが、スク
ランブル解除のためのパスワードやスクランブルの種類
などを表記するデジタル信号が書き込まれていると同時
に、それぞれのフレーム中で走差線から次の走差線に移
行するときの空時間には所要データ量が小さくて済む文
字データなどが埋め込まれている。即ち、ビデオ信号の
無信号部分には文字データが埋め込まれ、1つの搬送波
で二重の信号を送信している。ここで、パスワードと
は、予め受信装置に搭載されたデコーダに付与されたも
のであり、送信装置から特定の受信装置のみに対して受
信許可するような場合に、送信装置からパスワードを付
加して信号を発射するのである。本発明ではこのような
パスワード付きの信号を処理することを前提とする。
【0010】図1は受信装置の入力部分を示すブロック
図であり、アンテナ1で受信した信号はチューナ2に入
力される。3はビデオ信号・音声信号制御装置で、ビデ
オ信号であれば画像処理を行った後にモニタ装置に出力
する一方、音声信号であれば音声装置に出力する。アン
テナ1が受信した信号がスクランブルの施されていない
信号であれば、チューナ2から直接ビデオ信号・音声信
号制御装置3に入力され、後段のモニタ装置と音声装置
にそれぞれ出力される。4はデコーダであり、予め定め
られたプロトコルに従ってスクランブルを解除するプロ
グラムが書き込まれた復号装置、5はチューナ2からの
信号を監視し、ビデオ信号中に書き込まれているデジタ
ル信号を読み込んで、信号の種類などを特定し、チュー
ナ2に対して制御信号を出力する。また、走差線に埋め
込まれている文字信号を検索した場合には、これを読み
とってマイクロプロセッサ6に出力する。マイクロプロ
セッサ6では文字信号をキャラクタテーブルを参照する
などして、インタフェイスを介してモニタ装置(図示せ
ず)に文字を表示する。モニタ装置としては、ビデオ信
号を表示するためのモニタ装置と共用しても差し支えな
い。7は外部記憶装置であり、キャラクタテーブルなど
を格納すると同時に、必要に応じて任意のファイルを書
き込むものである。
【0011】上述した装置を利用して、入力信号を処理
する手順を図2に示す。先ずチューナ2でチャンネルを
選択すると、そのチャンネルで搬送された信号がモニタ
装置に出力される。この場合、信号にスクランブルが施
されていない場合にはモニタ装置には通常の画面が表示
されるが、スクランブルが施されている場合には画面は
ノイズ画面になる。チューナ2では選択したチャンネル
の信号が次々と処理されるが、信号中にデジタル信号が
あればこのデジタル信号は信号監視装置5に出力され
る。ここで、デジタル信号のデータストリーム中にスク
ランブル解除用のパスワードが存在するかどうかを信号
監視装置5で検索し、デコーダ4に予め付与されたパス
ワードを検索すればデコーダ4を始めて起動し、チュー
ナ2の出力はいったんデコーダ4に入力されて、スクラ
ンブルを解除し、再びチューナ2を介してビデオ信号・
音声信号制御装置3に出力される。そして、この時点で
モニタ装置の画面はスクランブルが解除された画面にな
る。
【0012】一方、信号監視装置5で一定時間パスワー
ドを検索することができなかったと判断したときには、
チューナ2を制御してビデオ信号をモニタ装置には出力
せず、チューナ2からのデジタル出力をマイクロプロセ
ッサ6に出力する。ここで、チューナ2からのデジタル
出力とは文字信号であるから、マイクロプロセッサ6で
は外部記憶装置7に格納されたキャラクタテーブルを参
照してインタフェイスを介してモニタ装置に対して文字
出力を行う。また、必要であればチューナ2を再度制御
して音声信号を音声装置に出力することも停止させ、任
意の音楽などを外部記憶装置7から読みだして出力した
り、チューナ2の音声チャンネルだけを強制的に切り換
えて、予め決められたコマーシャル専用チャンネルなど
を選択する手段も採用する。これらの手順はオペレータ
がチャンネルを変更するまで継続し、チャンネル変更が
あれば通常のテレビジョン受信に変更され、一連の手順
が終了する。
【0013】本実施例では文字信号は走差線の空き時間
に埋め込むこととしたが、周波数変調の場合には1つの
チャンネルが使用する帯域幅は比較的広いので、その帯
域中の未使用部分を利用することも可能である。また、
文字で表現されるメッセージの内容は任意であるが、警
告文や案内文の外にも、宣伝文を流してもよいことはも
ちろんである。
【0014】
【発明の効果】本発明では上述した構成を採用したの
で、パスワードが照合できずにデコーダを起動できない
ときにはビデオ信号に埋め込まれたり、搬送波に並行し
て乗せられた文字信号をモニタ装置などに表示すること
ができるので、通常のようにスクランブルが施された状
態でモニタ画面がノイズ画面になることがなく、任意の
文字情報を伝達することができる。従って、スクランブ
ルが施されているチャンネルであっても有効に利用する
ことができ、電波の有効利用に寄与することが可能とな
った。また、走差線の空時間に文字信号を埋め込む構成
では、従来では利用されていなかった信号を利用するこ
とになり、伝送効率を向上することができる。一方、搬
送波の未使用帯域を利用して文字信号を送信する構成で
も、帯域あたりの伝送効率は向上し、特に広い帯域を利
用しなければならない周波数変調の場合には有効な手段
とすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で利用する受信装置の受信部分のブロッ
ク図、
【図2】受信装置において受信信号を処理するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ 3 ビデオ信号・音声信号制御装置 4 デコーダ 5 信号監視装置 6 マイクロプロセッサ 7 外部記憶装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも特定チャンネルの送信信号を受
    信する装置であって、上記送信信号にはスクランブルが
    施されたビデオ信号と、このビデオ信号と重複してデジ
    タルの文字信号およびパスワードが含まれる一方、上記
    受信装置はチューナと、ビデオ信号・音声信号制御装置
    と、スクランブル解除のための予めパスワードが付与さ
    れたデコーダと、上記チューナが受信した信号のうちデ
    ジタル信号を監視する信号監視装置と、キャラクタテー
    ブルを有するマイクロプロセッサとを備え、上記信号監
    視装置が検索したパスワードが上記デコーダに予め付与
    されたパスワードと一致すればデコーダを起動してスク
    ランブルを解除する反面、上記パスワードを確認しない
    ときには上記チューナから出力される文字信号を上記マ
    イクロプロセッサに出力することを特徴としたスクラン
    ブル解除装置。
  2. 【請求項2】文字信号は、ビデオ信号の走差信号の空時
    間に埋め込むこととした請求項1記載のスクランブル解
    除装置。
  3. 【請求項3】文字信号は、ビデオ信号の搬送波中の未使
    用帯域で送信することとした請求項1記載のスクランブ
    ル解除装置。
JP6230769A 1994-08-30 1994-08-30 スクランブル解除装置 Pending JPH0879220A (ja)

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JP6230769A JPH0879220A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 スクランブル解除装置

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JP6230769A JPH0879220A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 スクランブル解除装置

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JPH0879220A true JPH0879220A (ja) 1996-03-22

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ID=16912981

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JP6230769A Pending JPH0879220A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 スクランブル解除装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013179688A (ja) * 2013-05-23 2013-09-09 Mega Chips Corp 映像再生装置、映像処理装置および映像再生方法、映像処理方法ならびに映像再生プログラム、映像処理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013179688A (ja) * 2013-05-23 2013-09-09 Mega Chips Corp 映像再生装置、映像処理装置および映像再生方法、映像処理方法ならびに映像再生プログラム、映像処理プログラム

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