JPH0878872A - 通信装置筺体の放熱構造 - Google Patents
通信装置筺体の放熱構造Info
- Publication number
- JPH0878872A JPH0878872A JP21455494A JP21455494A JPH0878872A JP H0878872 A JPH0878872 A JP H0878872A JP 21455494 A JP21455494 A JP 21455494A JP 21455494 A JP21455494 A JP 21455494A JP H0878872 A JPH0878872 A JP H0878872A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat dissipation
- communication device
- housing
- communication equipment
- equipment
- Prior art date
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- Pending
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】装置高が低く上にものを載せられがちで、かつ
壁にほぼ密着して設置されるオフィス設置通信装置の自
然空冷を効率的かつ確実に行う放熱孔構造の提供。 【構成】オフィス設置通信装置筺体1の前後上縁部2を
斜めに形成して放熱孔3を設けたことで、上部背面から
の放熱を可能とし、装置の上に何らかの物を載せられて
も放熱孔が閉鎖されない。さらに、垂直面よりも斜め面
の方が放熱孔面積をより多く確保できる。
壁にほぼ密着して設置されるオフィス設置通信装置の自
然空冷を効率的かつ確実に行う放熱孔構造の提供。 【構成】オフィス設置通信装置筺体1の前後上縁部2を
斜めに形成して放熱孔3を設けたことで、上部背面から
の放熱を可能とし、装置の上に何らかの物を載せられて
も放熱孔が閉鎖されない。さらに、垂直面よりも斜め面
の方が放熱孔面積をより多く確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置の筺体に関し、
特に装置高が低く壁にほぼ密着して設置されるオフィス
設置形通信装置筺体の放熱構造に関する。
特に装置高が低く壁にほぼ密着して設置されるオフィス
設置形通信装置筺体の放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオフィス設置通信装置筺体の放熱
は、図3に示すように、筺体10の上部前面に設けた放
熱孔11により行なわれている。このような構造では、
放熱孔の面積が電子機器パッケージの実装により制限さ
れる。すなわち電子機器パッケージの上縁と筺体上面と
の間のみが放熱に有効であり、放熱孔の面積は電子機器
パッケージの上縁と筺体上面との間の寸法hで制限され
る。また、上部背面に放熱孔12を設けても通信装置が
壁に密着して設置された場合には背面放熱孔12は閉鎖
され有効ではない。このため、図4に示すように、前面
だけでなく上面に放熱孔13を設けて放熱能力を大幅に
改善した構成が提案されている。
は、図3に示すように、筺体10の上部前面に設けた放
熱孔11により行なわれている。このような構造では、
放熱孔の面積が電子機器パッケージの実装により制限さ
れる。すなわち電子機器パッケージの上縁と筺体上面と
の間のみが放熱に有効であり、放熱孔の面積は電子機器
パッケージの上縁と筺体上面との間の寸法hで制限され
る。また、上部背面に放熱孔12を設けても通信装置が
壁に密着して設置された場合には背面放熱孔12は閉鎖
され有効ではない。このため、図4に示すように、前面
だけでなく上面に放熱孔13を設けて放熱能力を大幅に
改善した構成が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4記
載の構成では、通信装置の上に何らかの物を載せられた
場合には、放熱孔13が閉鎖されてしまい、放熱能力が
図3の構成程度に低下してしまうという問題があった。
載の構成では、通信装置の上に何らかの物を載せられた
場合には、放熱孔13が閉鎖されてしまい、放熱能力が
図3の構成程度に低下してしまうという問題があった。
【0004】本発明の目的は上述の欠点を除去し、放熱
孔の面積の制限が少なく、しかも通信装置の上に何らか
の物を載せられた場合でも放熱効果が低下しない通信装
置筺体の放熱構造を提供することにある。
孔の面積の制限が少なく、しかも通信装置の上に何らか
の物を載せられた場合でも放熱効果が低下しない通信装
置筺体の放熱構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の通信装置の放熱構造は、通信装置の筺体下
部付近より吸気し、上部付近より排気する自然空冷の通
信装置筺体の放熱構造において、前記筺体の前後上縁部
を斜めに形成して放熱孔を設けている。
め、本発明の通信装置の放熱構造は、通信装置の筺体下
部付近より吸気し、上部付近より排気する自然空冷の通
信装置筺体の放熱構造において、前記筺体の前後上縁部
を斜めに形成して放熱孔を設けている。
【0006】
【実施例】次に図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す斜視図で、
図2はその断面図である。図において、本発明のオフィ
ス設置型通信装置筺体1では、筺体前後上縁部2を斜め
に形成している。この斜めに形成した上縁部には放熱孔
3、3′が設けられている。吸気孔4から取り入れられ
た冷気7は電子機器パッケージ5で暖められ、暖気8と
なり放熱孔3、3′から排出される。θだけ斜めに形成
した筺体上縁部2の長さは、電子機器の上縁と筺体上面
との間の寸法をhとするとき、h/sinθとなり、実
質的寸法hを大きくでき、放熱面積を実質的に大きくで
きる。
図2はその断面図である。図において、本発明のオフィ
ス設置型通信装置筺体1では、筺体前後上縁部2を斜め
に形成している。この斜めに形成した上縁部には放熱孔
3、3′が設けられている。吸気孔4から取り入れられ
た冷気7は電子機器パッケージ5で暖められ、暖気8と
なり放熱孔3、3′から排出される。θだけ斜めに形成
した筺体上縁部2の長さは、電子機器の上縁と筺体上面
との間の寸法をhとするとき、h/sinθとなり、実
質的寸法hを大きくでき、放熱面積を実質的に大きくで
きる。
【0008】例えば45°斜めにした前後上部2に放熱
孔を設けた場合には、図3の従来例の放熱孔11に比べ
前面の放熱孔3で約1.4倍の放熱孔面積を確保でき、
更に背面部の放熱孔3′も壁により閉鎖されることはな
いので、前後合計して2.8倍の放熱孔面積を確保でき
る。
孔を設けた場合には、図3の従来例の放熱孔11に比べ
前面の放熱孔3で約1.4倍の放熱孔面積を確保でき、
更に背面部の放熱孔3′も壁により閉鎖されることはな
いので、前後合計して2.8倍の放熱孔面積を確保でき
る。
【0009】また、斜めに形成された上縁部は筺体上部
に何らかの物9を載せられても放熱孔3、3′が閉鎖さ
れないため、放熱能力は若干低下する可能性があるもの
の、図4に示す従来例のように放熱孔の大半が閉鎖され
ることを回避でき放熱効果の低下を防止できる。
に何らかの物9を載せられても放熱孔3、3′が閉鎖さ
れないため、放熱能力は若干低下する可能性があるもの
の、図4に示す従来例のように放熱孔の大半が閉鎖され
ることを回避でき放熱効果の低下を防止できる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオフィス
設置型通信装置は、壁面にほぼ密着して設置されても、
また上面に何らかの物を載せられても、確実かつ安定的
な放熱能力を確保する放熱構造を提供することが出来
る。
設置型通信装置は、壁面にほぼ密着して設置されても、
また上面に何らかの物を載せられても、確実かつ安定的
な放熱能力を確保する放熱構造を提供することが出来
る。
【図1】本発明の一実施例の概観図。
【図2】図1に示した実施例の断面図。
【図3】従来例の概観図。
【図4】別な従来例の概観図。
1 オフィス設置型通信装置筺体 2 形成した筺体上縁部 3 放熱孔 4 放熱孔 5 電子機器パッケージ 6 電子機器パッケージ搭載ユニット 7 冷気 8 暖気 9 障害物 10 従来のオフィス設置型通信装置筺体 11 放熱孔 12 放熱孔 13 放熱孔 14 壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金澤 智昭 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 岩ケ谷 圭佐 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 通信装置の筺体下部付近より吸気し、上
部付近より排気する自然空冷の通信装置筺体の放熱構造
において、前記筺体の前後上縁部を斜めに形成して放熱
孔を設けたことを特徴とする通信装置筺体の放熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21455494A JPH0878872A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 通信装置筺体の放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21455494A JPH0878872A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 通信装置筺体の放熱構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0878872A true JPH0878872A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16657651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21455494A Pending JPH0878872A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 通信装置筺体の放熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0878872A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007261240A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-10-11 | Ricoh Co Ltd | 収納ケース及び画像形成装置 |
JP2016058759A (ja) * | 2009-09-18 | 2016-04-21 | フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド | 熱を放散するための改善された通気を有する電子装置のエンクロージャ |
JPWO2020111274A1 (ja) * | 2018-11-30 | 2021-11-04 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 電子機器 |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP21455494A patent/JPH0878872A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007261240A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-10-11 | Ricoh Co Ltd | 収納ケース及び画像形成装置 |
JP4701125B2 (ja) * | 2006-03-02 | 2011-06-15 | 株式会社リコー | 収納ケース及び画像形成装置 |
JP2016058759A (ja) * | 2009-09-18 | 2016-04-21 | フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド | 熱を放散するための改善された通気を有する電子装置のエンクロージャ |
JPWO2020111274A1 (ja) * | 2018-11-30 | 2021-11-04 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 電子機器 |
US11751364B2 (en) | 2018-11-30 | 2023-09-05 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Electronic equipment |
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