JPH0877886A - カーソルキー用スイッチ装置 - Google Patents
カーソルキー用スイッチ装置Info
- Publication number
- JPH0877886A JPH0877886A JP6232116A JP23211694A JPH0877886A JP H0877886 A JPH0877886 A JP H0877886A JP 6232116 A JP6232116 A JP 6232116A JP 23211694 A JP23211694 A JP 23211694A JP H0877886 A JPH0877886 A JP H0877886A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- cursor
- key top
- switch device
- key
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H25/00—Switches with compound movement of handle or other operating part
- H01H25/04—Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
- H01H25/041—Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小形化が可能であるとともに、異物混入によ
る動作不良や、２接点以上の同時押下を無くして信頼性
に優れた構造をしたカーソルキー用スイッチ装置を提供
する。 【構成】 表示面内に表示されているカーソルを上下及
び左右方向に動かすための接点部を前記カーソルが動く
方向毎に設けているとともに、前記各接点部と対応させ
て設けられているキートップの押下を介して前記各接点
部を操作するカーソルキー用スイッチ装置であって、キ
ートップ６がカーソルと対応する４方向のうちの選択さ
れた１つの方向に回動されて、選択された方向と対応す
る４つの接点部８のうちの１つの接点部８だけを押下す
るように回動を制御するための枢軸部１２を、４つの接
点部８の略中心に設けている。
る動作不良や、２接点以上の同時押下を無くして信頼性
に優れた構造をしたカーソルキー用スイッチ装置を提供
する。 【構成】 表示面内に表示されているカーソルを上下及
び左右方向に動かすための接点部を前記カーソルが動く
方向毎に設けているとともに、前記各接点部と対応させ
て設けられているキートップの押下を介して前記各接点
部を操作するカーソルキー用スイッチ装置であって、キ
ートップ６がカーソルと対応する４方向のうちの選択さ
れた１つの方向に回動されて、選択された方向と対応す
る４つの接点部８のうちの１つの接点部８だけを押下す
るように回動を制御するための枢軸部１２を、４つの接
点部８の略中心に設けている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ、ワード
プロセッサ等の情報処理装置における表示画面上でカー
ソルを上下、左右方向に動かすための指示を与える情報
を入力するためのカーソルキー用スイッチ装置。
プロセッサ等の情報処理装置における表示画面上でカー
ソルを上下、左右方向に動かすための指示を与える情報
を入力するためのカーソルキー用スイッチ装置。
【０００２】
【従来の技術】図５及び図６は従来のカーソルキー用ス
イッチ装置の一例としてのキーボードの要部構造を示す
もので、図５はその平面図、図６は図５のＢ−Ｂ線断面
図である。図５及び図６において、このキーボード５１
は、基板５２上に、コンタクトラバー５３とキーボード
パネル５４が順次積層されている。このうち、コンタク
トラバー５３には可撓性が持たされている。また、キー
ボードパネル５４にはキートップ用の開口５５が設けら
れ、この開口５５内より上面を各々突出させた状態にし
て、図示せぬ表示面内に表示されているカーソルを上方
向に動かすための情報を入力するためのキートップ５６
ａと、下方向に動かすための情報を入力するためのキー
トップ５６ｂと、左方向に動かすための情報を入力する
ためのキートップ５６ｃと、右方向に動かすための情報
を入力するためのキートップ５６ｄが同一面に並置して
設けられている。さらに、これらのキートップ５６ａ〜
５６ｄに対応して接点部５７が各々設けられている。こ
の接点部５７は、基板５２上に設けられた接点５８ａ，
５８ｂと、この接点５８ａ，５８ｂと対向してコンタク
トラバー５３の内面に設けられた接点５９とで形成され
ており、またコンタクトラバー５３には各接点５９の周
囲をドーム状に形成して成る自己復帰部６０が一体に形
成されている。
イッチ装置の一例としてのキーボードの要部構造を示す
もので、図５はその平面図、図６は図５のＢ−Ｂ線断面
図である。図５及び図６において、このキーボード５１
は、基板５２上に、コンタクトラバー５３とキーボード
パネル５４が順次積層されている。このうち、コンタク
トラバー５３には可撓性が持たされている。また、キー
ボードパネル５４にはキートップ用の開口５５が設けら
れ、この開口５５内より上面を各々突出させた状態にし
て、図示せぬ表示面内に表示されているカーソルを上方
向に動かすための情報を入力するためのキートップ５６
ａと、下方向に動かすための情報を入力するためのキー
トップ５６ｂと、左方向に動かすための情報を入力する
ためのキートップ５６ｃと、右方向に動かすための情報
を入力するためのキートップ５６ｄが同一面に並置して
設けられている。さらに、これらのキートップ５６ａ〜
５６ｄに対応して接点部５７が各々設けられている。こ
の接点部５７は、基板５２上に設けられた接点５８ａ，
５８ｂと、この接点５８ａ，５８ｂと対向してコンタク
トラバー５３の内面に設けられた接点５９とで形成され
ており、またコンタクトラバー５３には各接点５９の周
囲をドーム状に形成して成る自己復帰部６０が一体に形
成されている。
【０００３】このスイッチ装置では、通常は自己復帰部
６０の復帰作用によりキートップ５６ａ〜５６ｄが上方
に変位され、接点５９が接点５８ａ，５８ｂより離れて
オフとなっている。図６は、この状態を示している。こ
の状態から、カーソルを動かしたい方向に対応している
キートップ（５６ａ〜５６ｄ）を押下すると、このキー
トップと対応している接点部５７の自己復帰部６０が座
屈されて接点５８ａ，５８ｂに接点５９が接触してオン
となり、これによりカーソルを動かしたい方向の情報が
入力される。また、キートップの押下力を取り除くと、
自己復帰部６０の自己復帰作用により、キートップ（５
６ａ〜５６ｄ）を初期位置まで押し戻しながら、接点５
９が接点５８ａ，５８ｂより離れて再びオフになる。
６０の復帰作用によりキートップ５６ａ〜５６ｄが上方
に変位され、接点５９が接点５８ａ，５８ｂより離れて
オフとなっている。図６は、この状態を示している。こ
の状態から、カーソルを動かしたい方向に対応している
キートップ（５６ａ〜５６ｄ）を押下すると、このキー
トップと対応している接点部５７の自己復帰部６０が座
屈されて接点５８ａ，５８ｂに接点５９が接触してオン
となり、これによりカーソルを動かしたい方向の情報が
入力される。また、キートップの押下力を取り除くと、
自己復帰部６０の自己復帰作用により、キートップ（５
６ａ〜５６ｄ）を初期位置まで押し戻しながら、接点５
９が接点５８ａ，５８ｂより離れて再びオフになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のカーソルキー用スイッチ装置では、各々独立し
たキートップ５６ａ〜５６ｄを４つ並置させて設けた構
造となっているので、キートップ間の隙間から異物が入
り込み、動作不良が発生する虞がある問題点があった。
また、各々独立した４つのキートップ５６ａ〜５６ｄを
並置させて設けた構造となっているので、スイッチ装置
全体の占有面積が大きくなる問題点があった。さらに、
別々のキートップを同時に押下することができるので、
同時にキートップが押下された場合には誤動作を起こす
虞がある問題点もあった。
た従来のカーソルキー用スイッチ装置では、各々独立し
たキートップ５６ａ〜５６ｄを４つ並置させて設けた構
造となっているので、キートップ間の隙間から異物が入
り込み、動作不良が発生する虞がある問題点があった。
また、各々独立した４つのキートップ５６ａ〜５６ｄを
並置させて設けた構造となっているので、スイッチ装置
全体の占有面積が大きくなる問題点があった。さらに、
別々のキートップを同時に押下することができるので、
同時にキートップが押下された場合には誤動作を起こす
虞がある問題点もあった。
【０００５】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は小形化が可能であるとともに、異
物混入による動作不良や、２接点以上の同時押下を無く
して信頼性に優れた構造をしたカーソルキー用スイッチ
装置を提供することにある。
のであり、その目的は小形化が可能であるとともに、異
物混入による動作不良や、２接点以上の同時押下を無く
して信頼性に優れた構造をしたカーソルキー用スイッチ
装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、表示面内に表示されているカーソルを上下及び
左右方向に動かすための接点部を前記カーソルが動く方
向毎に設けているとともに、前記各接点部と対応させて
設けられているキートップの押下を介して前記各接点部
を操作するカーソルキー用スイッチ装置において、前記
キートップが前記カーソルと対応する４方向のうちの選
択された１つの方向に回動されて、前記４つの接点部の
うちの前記選択された方向と対応する１つの接点部だけ
を押下するように回動を制御するための枢軸部を前記４
つの接点部の略中心に設けた構成とすることによって達
成される。
っては、表示面内に表示されているカーソルを上下及び
左右方向に動かすための接点部を前記カーソルが動く方
向毎に設けているとともに、前記各接点部と対応させて
設けられているキートップの押下を介して前記各接点部
を操作するカーソルキー用スイッチ装置において、前記
キートップが前記カーソルと対応する４方向のうちの選
択された１つの方向に回動されて、前記４つの接点部の
うちの前記選択された方向と対応する１つの接点部だけ
を押下するように回動を制御するための枢軸部を前記４
つの接点部の略中心に設けた構成とすることによって達
成される。
【０００７】
【作用】この構成によれば、１つのキートップで、４つ
の接点部のうちの必ず１つの接点部だけを操作すること
ができる。したがって、キートップの占有面積を小さく
して小形化されたスイッチ装置を得ることができる。ま
た、キートップ間の隙間が無くなるので、異物の侵入を
防いで動作不良を無くすことができる。さらに、必ず１
つの接点部だけしか押下することができないので、２接
点以上の同時押下を無くして信頼性を向上させることが
できる。
の接点部のうちの必ず１つの接点部だけを操作すること
ができる。したがって、キートップの占有面積を小さく
して小形化されたスイッチ装置を得ることができる。ま
た、キートップ間の隙間が無くなるので、異物の侵入を
防いで動作不良を無くすことができる。さらに、必ず１
つの接点部だけしか押下することができないので、２接
点以上の同時押下を無くして信頼性を向上させることが
できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図１及び図２は本発明に係るカーソル
キー用スイッチ装置としてのキーボードの要部構造を示
すもので、図２はその平面図、図１は図２のＡ−Ａ線断
面図である。
詳細に説明する。図１及び図２は本発明に係るカーソル
キー用スイッチ装置としてのキーボードの要部構造を示
すもので、図２はその平面図、図１は図２のＡ−Ａ線断
面図である。
【０００９】図１及び図２において、このキーボード１
は、基板２上に、コンタクトラバー３とキーボードパネ
ル４が順次積層されている。また、キーボードパネル４
にはキートップ用の開口５が設けられ、この開口５内よ
り上面を各々突出させた状態にして、表示面内に表示さ
れているカーソルを上方向と、下方向と、左方向と、右
方向にそれぞれ動かすための情報を入力するための、１
つのカーソル用キートップ６が設けられている。
は、基板２上に、コンタクトラバー３とキーボードパネ
ル４が順次積層されている。また、キーボードパネル４
にはキートップ用の開口５が設けられ、この開口５内よ
り上面を各々突出させた状態にして、表示面内に表示さ
れているカーソルを上方向と、下方向と、左方向と、右
方向にそれぞれ動かすための情報を入力するための、１
つのカーソル用キートップ６が設けられている。
【００１０】さらに詳述すると、キートップ６は、開口
５よりも小さい断面矩形の小片状を成して形成されてい
る本体部６ａと、この本体部６ａの下端側でこの本体部
６ａの外周側面より略直角に突出された状態にして設け
られている鍔部６ｂとを一体に有して、樹脂材で形成さ
れている。また、キートップ６の上面には４つの辺にそ
れぞれ対応して、表示面内に表示されているカーソルを
上方向に動かす情報を入力するための指標となる矢印７
ａと、下方向に動かす指標となる矢印７ｂと、左方向に
動かす指標となる矢印７ｃと、右方向に動かすための情
報を入力する指標となる矢印７ｄが設けられている。
５よりも小さい断面矩形の小片状を成して形成されてい
る本体部６ａと、この本体部６ａの下端側でこの本体部
６ａの外周側面より略直角に突出された状態にして設け
られている鍔部６ｂとを一体に有して、樹脂材で形成さ
れている。また、キートップ６の上面には４つの辺にそ
れぞれ対応して、表示面内に表示されているカーソルを
上方向に動かす情報を入力するための指標となる矢印７
ａと、下方向に動かす指標となる矢印７ｂと、左方向に
動かす指標となる矢印７ｃと、右方向に動かすための情
報を入力する指標となる矢印７ｄが設けられている。
【００１１】さらに、これらのキートップ６の矢印７ａ
〜７ｄに対応して接点部８が各々設けられている。各接
点部８は、基板２上に設けられたカーボン接点９ａ，９
ｂと、この接点９ａ，９ｂと対向してコンタクトラバー
３の内面に設けられた導電ラバー接点１０とで形成され
ており、各接点部８の接点１０が設けられている部分３
ａは、各接点部共通にして１つの可撓性を有したコンタ
クトラバー３により一体に形成されている。また、各接
点部８の外側を共通に囲むようにして断面アーチ状に形
成して弾性自己復帰作用を持たせてなる自己復帰部１１
が一体に形成されている。加えて、コンタクトラバー３
の内面には、各４つの接点部８で囲まれた領域の略中心
に、この４つの接点部８の全体が一度に座屈するのを防
止するとともに、キートップ６の回動支点として使用さ
れるための枢軸部（全体座屈防止突起）１２が下側に向
かって突設されている。なお、ここでの枢軸部１２の突
出量Ｌ1 は、コンタクトラバー３の内面から接点１０の
先端までの距離Ｌ2 よりも大きく（Ｌ1 ＞Ｌ2 ）形成さ
れており、また枢軸部１２には通常の押下力では座屈し
ない程度の剛性が持たされている。
〜７ｄに対応して接点部８が各々設けられている。各接
点部８は、基板２上に設けられたカーボン接点９ａ，９
ｂと、この接点９ａ，９ｂと対向してコンタクトラバー
３の内面に設けられた導電ラバー接点１０とで形成され
ており、各接点部８の接点１０が設けられている部分３
ａは、各接点部共通にして１つの可撓性を有したコンタ
クトラバー３により一体に形成されている。また、各接
点部８の外側を共通に囲むようにして断面アーチ状に形
成して弾性自己復帰作用を持たせてなる自己復帰部１１
が一体に形成されている。加えて、コンタクトラバー３
の内面には、各４つの接点部８で囲まれた領域の略中心
に、この４つの接点部８の全体が一度に座屈するのを防
止するとともに、キートップ６の回動支点として使用さ
れるための枢軸部（全体座屈防止突起）１２が下側に向
かって突設されている。なお、ここでの枢軸部１２の突
出量Ｌ1 は、コンタクトラバー３の内面から接点１０の
先端までの距離Ｌ2 よりも大きく（Ｌ1 ＞Ｌ2 ）形成さ
れており、また枢軸部１２には通常の押下力では座屈し
ない程度の剛性が持たされている。
【００１２】そして、このキーボード１では、基板２上
にコンタクトラバー３を配置し、次いで各矢印７ａ〜７
ｄの下側にそれぞれ接点部８が配置される状態にして、
キートップ７を載せるとともに、さらにこの上からキー
ボードパネル４を載せ、これらを固定することにより組
み立てられる。また、このようにして組み立てられた状
態では、図１に示すように、キートップ６は、鍔部６ｂ
がキーボードパネル４の裏面側にストッパーとして配置
され、本体部６ａの上部が開口５から露出されている。
にコンタクトラバー３を配置し、次いで各矢印７ａ〜７
ｄの下側にそれぞれ接点部８が配置される状態にして、
キートップ７を載せるとともに、さらにこの上からキー
ボードパネル４を載せ、これらを固定することにより組
み立てられる。また、このようにして組み立てられた状
態では、図１に示すように、キートップ６は、鍔部６ｂ
がキーボードパネル４の裏面側にストッパーとして配置
され、本体部６ａの上部が開口５から露出されている。
【００１３】図３及び図４は、このスイッチ装置の動作
状態を示す図である。そこで、図１及び図２に示したス
イッチ装置の動作を図３及び図４と共に次に説明する。
まず、このスイッチ装置では、通常は図１に示すように
自己復帰部１１の弾性自己復帰作用によりキートップ６
が上方に変位され、全て（本実施例では４つ）の接点部
８における接点１０が接点９ａ，９ｂより離れて、全て
の接点部８がオフとなっている。
状態を示す図である。そこで、図１及び図２に示したス
イッチ装置の動作を図３及び図４と共に次に説明する。
まず、このスイッチ装置では、通常は図１に示すように
自己復帰部１１の弾性自己復帰作用によりキートップ６
が上方に変位され、全て（本実施例では４つ）の接点部
８における接点１０が接点９ａ，９ｂより離れて、全て
の接点部８がオフとなっている。
【００１４】この状態から、カーソルを動かしたい方向
に対応しているキートップ６上の矢印７ａ〜７ｄを押下
する。すると、キートップ６が枢軸部１２を支点として
矢印側に、この矢印と対応している接点部８のコンタク
トラバー３の部分３ａを押下しながら回動されて傾く。
そして、押下された接点部８と対応している自己復帰部
１１の一部が座屈されて接点９ａ，９ｂに接点１０が接
触してオンとなり、これによりカーソルを動かしたい方
向の情報が入力される。また、キートップへの押下力を
取り除くと、自己復帰部１１の自己復帰作用によりキー
トップ６が押し戻されて初期位置まで回動され、接点１
０が接点９ａ，９ｂより離れて再びオフになる。このよ
うにして、カーソルを動かしたい方向に対応しているキ
ートップ６上の矢印７ａ〜７ｄを押下すると、これに対
応した接点部８の上記動作がなされる。なお、キートッ
プ６の全体が押下された場合は、枢軸部１２が基板２に
当接するが、何れの方向にも回転されず、また枢軸部１
２の突出量Ｌ1 がコンタクトラバー３の内面から接点１
０の先端までの距離Ｌ2 よりも大きく（Ｌ1 ＞Ｌ2 ）形
成されていることから、何れの接点部８もオンとならな
い。
に対応しているキートップ６上の矢印７ａ〜７ｄを押下
する。すると、キートップ６が枢軸部１２を支点として
矢印側に、この矢印と対応している接点部８のコンタク
トラバー３の部分３ａを押下しながら回動されて傾く。
そして、押下された接点部８と対応している自己復帰部
１１の一部が座屈されて接点９ａ，９ｂに接点１０が接
触してオンとなり、これによりカーソルを動かしたい方
向の情報が入力される。また、キートップへの押下力を
取り除くと、自己復帰部１１の自己復帰作用によりキー
トップ６が押し戻されて初期位置まで回動され、接点１
０が接点９ａ，９ｂより離れて再びオフになる。このよ
うにして、カーソルを動かしたい方向に対応しているキ
ートップ６上の矢印７ａ〜７ｄを押下すると、これに対
応した接点部８の上記動作がなされる。なお、キートッ
プ６の全体が押下された場合は、枢軸部１２が基板２に
当接するが、何れの方向にも回転されず、また枢軸部１
２の突出量Ｌ1 がコンタクトラバー３の内面から接点１
０の先端までの距離Ｌ2 よりも大きく（Ｌ1 ＞Ｌ2 ）形
成されていることから、何れの接点部８もオンとならな
い。
【００１５】すなわち、この実施例の構造では、１つの
キートップ６で、４つの接点部８のうちの必ず１つの接
点部８だけを操作することができる。また、４つの接点
部８を各々操作するキートップ６は１つで、図５及び図
６に示した従来構造に存在したようなキートップ間の隙
間が無くなるので、異物の侵入を防いで動作不良を無く
すことができる。さらに、必ず１つの接点部８だけしか
押下することができないので、２接点以上の同時押下を
無くすことができる。
キートップ６で、４つの接点部８のうちの必ず１つの接
点部８だけを操作することができる。また、４つの接点
部８を各々操作するキートップ６は１つで、図５及び図
６に示した従来構造に存在したようなキートップ間の隙
間が無くなるので、異物の侵入を防いで動作不良を無く
すことができる。さらに、必ず１つの接点部８だけしか
押下することができないので、２接点以上の同時押下を
無くすことができる。
【００１６】なお、上記実施例の構造では、枢軸部１２
をコンタクトラバー３側に設けた構造を開示したが、基
板２からコンタクトラバー３側に突出された状態にして
設けても差し支えないものである。また、上記実施例の
構造のように、枢軸部１２がコンタクトラバー３と一体
に形成され、これにより枢軸部自体の座屈を防止しにく
い場合には、その座屈を防止するための手段を別途設け
ても良いものである。
をコンタクトラバー３側に設けた構造を開示したが、基
板２からコンタクトラバー３側に突出された状態にして
設けても差し支えないものである。また、上記実施例の
構造のように、枢軸部１２がコンタクトラバー３と一体
に形成され、これにより枢軸部自体の座屈を防止しにく
い場合には、その座屈を防止するための手段を別途設け
ても良いものである。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
１つのキートップで、４つの接点部のうちの必ず１つの
接点部だけを操作することができるので、キートップの
占有面積を小さくして小形化されたスイッチ装置を得る
ことができる。また、キートップ間の隙間が無くなるの
で、異物の侵入を防いで動作不良を無くすことができ
る。さらに、必ず１つの接点部だけしか押下することが
できないので、２接点以上の同時押下を無くして信頼性
を向上させることができる。
１つのキートップで、４つの接点部のうちの必ず１つの
接点部だけを操作することができるので、キートップの
占有面積を小さくして小形化されたスイッチ装置を得る
ことができる。また、キートップ間の隙間が無くなるの
で、異物の侵入を防いで動作不良を無くすことができ
る。さらに、必ず１つの接点部だけしか押下することが
できないので、２接点以上の同時押下を無くして信頼性
を向上させることができる。
【図１】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図２】本発明の一実施例として示すキーボードの要部
平面図である。
平面図である。
【図３】本発明の実施例装置における動作状態図であ
る。
る。
【図４】本発明の実施例装置における動作状態図であ
る。
る。
【図５】従来装置の一例を示す平面図である。
【図６】図５のＢ−Ｂ線断面図である。
２ 基板 ３ コンタクトラバー ４ キーボードパネル ６ キートップ ７ａ〜７ｄ 矢印 ８ 接点部 ９ａ，９ｂ 接点 １０ 接点 １１ 自己復帰部 １２ 枢軸部
Claims (4)
- 【請求項１】 表示面内に表示されているカーソルを上
下及び左右方向に動かすための接点部を前記カーソルが
動く方向毎に設けているとともに、前記各接点部と対応
させて設けられているキートップの押下を介して前記各
接点部を操作するカーソルキー用スイッチ装置におい
て、 前記キートップが前記カーソルと対応する４方向のうち
の選択された１つの方向に回動されて、前記４つの接点
部のうちの前記選択された方向と対応する１つの接点部
だけを押下するように回動を制御するための枢軸部を前
記４つの接点部の略中心に設けたことを特徴とするカー
ソルキー用スイッチ装置。 - 【請求項２】 基板側の接点と対向してコンタクトラバ
ー側に設けられた接点とで成る接点部を、カーソルを上
下及び左右方向に動かす操作位置毎にそれぞれ設け、前
記接点部をこの接点部と対応させて設けられているキー
トップの押下を介して操作するカーソルキー用スイッチ
装置において、 前記各接点部のコンタクトラバーを一体に形成するとと
もに、 前記キートップと前記基板との間で前記４つの接点部の
略中心に介装されて前記キートップの回動支点となり、
前記キートップが４方向に択一的に傾動されるのを許容
する枢軸部と、 前記キートップに押下力が加えられていないときに、前
記キートップを中立位置に復帰させておくための手段を
備え、 前記キートップの傾動方向に対応している接点部が押下
されるようにしたことを特徴とするカーソルキー用スイ
ッチ装置。 - 【請求項３】 前記枢軸部と前記復帰手段を前記コンタ
クトラバーと一体に形成した請求項２に記載のカーソル
キー用スイッチ装置。 - 【請求項４】 前記枢軸部を前記コンタクトラバーと別
体に形成して前記基板上に固定して取り付けて成るとと
もに、前記復帰手段を前記コンタクトラバーと一体に形
成した請求項２に記載のカーソルキー用スイッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6232116A JPH0877886A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | カーソルキー用スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6232116A JPH0877886A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | カーソルキー用スイッチ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0877886A true JPH0877886A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16934263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6232116A Pending JPH0877886A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | カーソルキー用スイッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0877886A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000003407A1 (fr) * | 1998-07-10 | 2000-01-20 | Sega Enterprises, Ltd. | Commutateur de commande |
| JP2008269958A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Denso Wave Inc | カーソルキー用スイッチ装置 |
| JP2015125851A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 株式会社Ｊｖｃケンウッド | 多方向入力構造 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6232116A patent/JPH0877886A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000003407A1 (fr) * | 1998-07-10 | 2000-01-20 | Sega Enterprises, Ltd. | Commutateur de commande |
| JP2008269958A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Denso Wave Inc | カーソルキー用スイッチ装置 |
| JP2015125851A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 株式会社Ｊｖｃケンウッド | 多方向入力構造 |
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