JPH0877737A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JPH0877737A
JPH0877737A JP22898194A JP22898194A JPH0877737A JP H0877737 A JPH0877737 A JP H0877737A JP 22898194 A JP22898194 A JP 22898194A JP 22898194 A JP22898194 A JP 22898194A JP H0877737 A JPH0877737 A JP H0877737A
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JP
Japan
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optical pickup
optical
base
disc
moving
Prior art date
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Application number
JP22898194A
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English (en)
Inventor
Eiichi Hirata
栄一 平田
Satoshi Uwakawa
智 宇和川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定のモードが形成されたときに光学ピック
アップを移動させ、光学ディスクと光学ピックアップと
の干渉を防ぐことができると共に、別の所定のモードが
形成されたときに原点位置に光学ピックアップを移動さ
せる。 【構成】 電源が断たれたときにプランジャー46ヘの
通電を遮断し、コイルスプリング51の引張力により揺
動部材48を回動させて、揺動部材の回動によりリター
ンレバー42を回動させ、これにより、光学ピックアッ
プ39を光学ディスク8の内周側に移動させると共に、
リターンレバーのU字状切欠42dに光学ピックアップ
の移動台41のボールベアリング43を係合させて、光
学ピックアップの移動を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なディスクプレー
ヤに関する。詳しくは、所定のモードが形成されたとき
に光学ピックアップを移動させ、光学ディスクと光学ピ
ックアップとの干渉を防ぐことができると共に、別の所
定のモードが形成されたときに原点位置に光学ピックア
ップを移動させることができる新規なディスクプレーヤ
を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】光学デイスクの信号面に記録及び/又は
再生を行なうディスクプレーヤにあっては、光学ピック
アップの対物レンズが光学ディスクの放射方向に移動自
在に配設されている。
【0003】このようなディスクプレーヤは、通常、光
学ピックアップがガイド軸に摺動自在に支持され、リニ
ヤモータ等で移動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ディスクプレーヤにおいて、光学ディスクの読取等の動
作中に何らかの原因、例えば、動作中であることを知ら
ないで、ディスクプレーヤを持ち運ぼうとして電源を遮
断してしまうことがあり、かかる場合、上記リニヤモー
タへの給電が断たれ、光学ピックアップの位置制御がで
きなくなり、光学ピックアップはガイド軸上において、
摺動自在のままに放置されてしまうことになる。
【0005】そして、この状態でディスクプレーヤを持
ち運ぶと、光学ピックアップが動いてしまい、精密に組
み立てられた光学部品の精度が狂ったり、光学ピックア
ップ及びこれを移動自在にする部材等が破損してしまう
といった事故を招来するという問題があった。
【0006】また、このような事故を防止するため、光
学ピックアップの移動を、例えば、ラックアンドピニオ
ンにより行なうようにし、電源が遮断されたときにピニ
オンを回転させるモータの回転を停止するようにするこ
とが考えられる。
【0007】このようにすることにより、電源の遮断時
に光学ピックアップは移動しなくなるが、例えば、光学
ディスクの外周部において光学ピックアップが停止する
と、ディスクプレーヤの持ち運びによる振動により、光
学ディスクの外周部が大きく撓んで光学ピックアップに
光学ディスクが接触してしまい光学ディスクを傷つける
という新たな問題が生ずる。
【0008】また、別の問題として、光学ディスクのア
ンローディング後、再び、ローディングして光学ディス
クのチャッキングを行なった場合、上述のように光学ピ
ックアップの位置が不定であるとアクセスタイムがかか
りすぎるという問題もある。
【0009】即ち、光学ピックアップがその移動範囲の
うちいずれに位置しているかが不定である場合、一旦、
基準の位置(原点)まで光学ピックアップを移動させて
からでなければ、光学ディスクの信号の読み書きを行な
うことができないためである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明ディスク
プレーヤは、上記した課題を解決するために、電源が断
たれたときにこれに連動して作動する作動手段と、該作
動手段の作動により光学ピックアップを光学ディスクの
内周側に移動させる移動手段と、光学ピックアップを光
学ディスクの内周側においてロックするロック手段とを
備えたものである。
【0011】また、別の本発明ディスクプレーヤは、光
学ディスクのチャッキング解除動作と連動して光学ピッ
クアップを光学ディスクの内周側に移動させる移動手段
と、光学ピックアップを光学ディスクの内周側において
ロックするロック手段とを備えたものである。
【0012】更に別の本発明ディスクプレーヤは、電源
が断たれたときにこれに連動して作動する作動手段と、
該作動手段の作動により光学ピックアップを光学ディス
クの内周側に移動させる第1の移動手段と、光学ディス
クのチャッキング解除動作と連動して光学ピックアップ
を光学ディスクの内周側に移動させる第2の移動手段
と、光学ピックアップを光学ディスクの内周側において
ロックするロック手段とを備え、上記第1の移動手段と
第2の移動手段のうち少なくとも光学ピックアップの移
動台を光学ディスクの外周側から押圧する押圧部材を共
通にしたものである。
【0013】
【作用】従って、本発明ディスクプレーヤによれば、光
学ディスクの読取等の動作中に何らかの原因、例えば、
動作中であることを知らないで、ディスクプレーヤを移
動しようとして誤って電源を遮断してしまっても、光学
ピックアップは光学ディスクの内周側に移動させられ、
かつ、その位置でロックされるため、この状態で、ディ
スクプレーヤを持ち運んでも光学ピックアップが動くこ
とはなく、光学部品の精度が狂ったり、光学ピックアッ
プ及びこれを移動自在にする部材等が破損してしまうと
いった事故を防止することができると共に、ディスクプ
レーヤの持ち運びにより振動が生じても、撓みが大きい
光学ディスクの外周部が光学ピックアップに接触するこ
とはなく、光学ディスクを傷つけるという問題が生ずる
こともない。
【0014】また、別の本発明ディスクプレーヤによれ
ば、光学ディスクのチャッキング解除動作に伴い、光学
ピックアップを光学ディスクの内周側に移動させ、か
つ、その位置でロックするようにしたため、次に、光学
ディスクがチャッキングされたときは、常に、光学ピッ
クアップが基準位置(原点)に位置されており、光学デ
ィスクのアクセスタイムを短くすることができる。
【0015】更に別の本発明ディスクプレーヤによれ
ば、第1の移動手段と第2の移動手段において光学ピッ
クアップの移動台を光学ディスクの外周側から押圧する
押圧部材を共通にしたので、部品点数の削減及びコスト
の低減を図ることができ、また、機構の小型化を実現す
ることができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明ディスクプレーヤの詳細を添
付図面に示した実施の一例に従って説明する。
【0017】尚、図面に示した実施例は、本発明をカー
トリッジケース内に収納された光学ディスクの記録再生
を行なうディスクプレーヤに適用したものである。
【0018】図中1はディスクプレーヤであり、筐体2
と該筐体2より一回り小さく平面で見てコ字状をしたシ
ャーシ3と該シャーシ3の後端部に回動自在に支持され
た第1の基台4と該第1の基台4の上側に位置し上記シ
ャーシ3の後端部に回動自在に支持された第2の基台5
等を備える。
【0019】尚、図1における下方に向かう方向を前側
とし、上方に向かう方向を後側とする。また、同図にお
ける右方に向かう方向を右側とし、左方に向かう方向を
左側とする。更に、同図に向って手前側、即ち、紙面側
を上方とし、紙背側を下方とする。以下の説明において
向きを示すときはこの方向によるものとする。
【0020】また、ディスクプレーヤ1を説明する前
に、このディスクプレーヤ1に使用される両面記録タイ
プの光学ディスクカートリッジ6について説明する。
【0021】光学ディスクカートリッジ6は扁平な薄い
箱状をしたカートリッジケース7と該カートリッジケー
ス7の内部に回転自在に収納された光学ディスク8等か
ら成る(図2参照)。
【0022】カートリッジケース7にはその両面の中央
部に円形のターンテーブル挿入窓7a、7a(一方のみ
図示する。)が形成され、該ターンテーブル挿入窓7
a、7aの後方にヘッド挿入窓7b、7b(一方のみ図
示する。)が形成されている。
【0023】9はカートリッジケース7のターンテーブ
ル挿入窓7a、7a及びヘッド挿入窓7b、7bを開閉
するシャッターである。
【0024】このような光学ディスクカートリッジ6は
ディスクプレーヤ1にローディングされたときに、図示
しないシャッター開閉機構により、上記シャッター9が
開かれ、ターンテーブル挿入窓7a、7a及びヘッド挿
入窓7b、7bから光学ディスク8が外部に臨まされる
ようになっている。
【0025】筐体2はその上面及び前面が開口されてお
り、それぞれ図示しない上蓋及び前面パネルにより上面
及び前面が覆われるようになっている。
【0026】10は筐体2の後壁に設けられたダクト1
0であり、該ダクト10には防塵フィルター11及びフ
ァン12が備えられており、筐体2の内外を連通するよ
うに設けられている(図1参照)。
【0027】筐体2の後壁の左端部には空気吸入口13
が形成され、その内側に防塵フィルター11とファン1
2とが空気吸入口13からその順番に配置され、ダクト
10は筐体2の後端部内側においてその左右方向の略中
央部まで延び、前方に開口する空気排出口14が形成さ
れており、該空気排出口14は左右方向に長い長孔状を
為している。
【0028】このダクト10は筐体2の外の空気を清浄
化して筐体2内に取り入れるためのもので、後述するよ
うに光学ピックアップ、電子部品、光学ディスク8等を
冷却したり、光学ピックアップ、光学ディスク8等の周
辺に塵埃が浮遊しないようにするためのものである。
【0029】シャーシ3の後壁3aには上記ダクト10
の空気排出口14と略同じ断面形状の空気取入口15が
空気排出口14に対向するように形成され、該空気取入
口15にその周縁から後方へ向かってゴム等の弾性材か
ら成る連通パイプ16が取着されており、シャーシ3が
筐体2内に組み付けられたときに該空気排出口14と空
気取入口15とを連通させるようになっている。
【0030】これにより、ファン12により筐体2の空
気吸入口13からダクト10内に吸入された空気は防塵
フィルター11を介して清浄化された後ダクト10内を
流れ、ダクト10の空気排出口14から連通パイプ16
を通って、空気取入口15からシャーシ3内に流入する
ようになっている(図1参照)。
【0031】17、17は光学ディスクカートリッジ6
のローディングの案内及びシャーシ3内において光学デ
ィスクカートリッジ6を保持するためのガイドであり、
該ガイド17、17は横断面形状でコ字状をしており、
対向する2つの壁の間隔は光学ディスクカートリッジ6
のカートリッジケース7の厚みと略同じか又は稍広く形
成されている(図3参照)。
【0032】このようなガイド17、17はシャーシ3
の左右側壁の内面にそれぞれ内側が開口する向きで、左
右側壁の略全長に亘って水平に、かつ、上記空気取入口
15と同じ高さに配設されている。
【0033】そして、ガイド17、17に光学ディスク
カートリッジ6の左右側縁が案内され、その後端縁がシ
ャーシ3の後端近傍まで挿入されて、光学ディスクカー
トリッジ6のローディングが為されるようになってい
る。
【0034】シャーシ3の後壁3aの内面には上記ガイ
ド17と断面形状が略同じフレーム部材18がシャーシ
3の内側に開口するように、かつ、ガイド17、17と
同じ高さに取着されている。
【0035】尚、フレーム部材18の後壁3aの上記空
気取入口15に対向した部分には該空気吸入口15と略
同じ形状の孔が形成されていて、上記ダクト10からシ
ャーシ3内への空気の流入を阻止しないようになってい
る。
【0036】19、19はシャーシ3の左右の側壁間に
架け渡された支軸であり、該支軸19、19はシャーシ
3の後壁3aの内面近傍であって、上記フレーム部材1
8から上下にそれぞれ稍離間した位置に配設されている
(図3参照)。
【0037】20はシャーシ3の左右両側壁の前端部間
に架け渡された補強部材であり、上記ガイド17、17
よりも下側に配設されている。
【0038】第1の基台4と第2の基台5は基本的に同
じ形状をしており、第1の基台4にはターンテーブルが
配設され、第2の基台5にはチャッキング部材が配設さ
れている点で相違するのみである。従って、第1の基台
4について主に説明を行ない、第2の基台5については
チャッキング部材についてのみ説明を行ない、他の部分
については図面の各部に第1の基台4における同様の部
分に付した符号と同じ符号に「´」を付した符号を付す
ることによりその説明を省略する。
【0039】第1の基台4は薄形の箱状で上面が開口し
た形状を為し、その後壁の外側面には横断面形状でL字
状をしたの引掛部21が後壁の左右幅全体に亘って形成
され、これにより、上方に開口する被支持溝22が形成
されており、該被支持溝22の断面形状は上記支軸19
がガタツキがない状態で嵌合する大きさをしている(図
4参照)。
【0040】第1の基台4の後壁の左右両端部には内側
に突出する厚肉部23、23が形成されており(図1参
照)、該厚肉部23にはその後端縁寄りの位置であっ
て、左右に離間した2ヶ所に上面に開口し上下方向に延
びるネジ孔が形成されている。
【0041】そして、第1の基台4は、上記シャーシ3
に支持された下側の支軸19に引掛部21を下方から引
っ掛けてその被支持溝22内に支軸19を位置させ、こ
の状態で、上記厚肉部23、23のネジ孔に皿ネジ2
4、24、・・・を螺合して、該皿ネジ24、24、・
・・の頭部下面により支軸19を被支持溝22の内面に
押し付けることにより、シャーシ3に対してその後端部
に回動自在に支持される。
【0042】25、25は第1の基台4の左右側壁の前
部において外方に向けて突設された係合軸であり、該係
合軸25、25は第1の基台4の前部の左右両端部に形
成された取付部26、26に固定される(図1参照)。
【0043】具体的には、取付部26は、左側壁及び右
側壁の前部内面に立方体状のブロックが一体に形成さ
れ、該ブロックにその上面に開口する係合軸溝27が左
側壁及び右側壁を貫通して形成され、また、該係合軸溝
27の中心軸より稍後方に寄った位置であって、左右に
離間した2ヶ所に上面に開口し上方に延びるネジ孔が形
成されている。
【0044】そして、係合軸溝27、27に上記係合軸
25、25がその一端が第1の基台4の左側壁及び右側
壁からそれぞれ突出した状態で嵌合され、上記ネジ孔に
皿ネジ28、28、・・・を螺合することにより、皿ネ
ジ28、28、・・・の頭部下面により係合軸25、2
5を係合軸溝27、27の内面に押し付け、これによっ
て、係合軸25、25が取付部26、26の係合軸溝2
7、27に固定される。
【0045】また、シャーシ3の両側壁の上記係合軸2
5、25に対応する位置には、挿通孔3b、3bが形成
され、第1の基台4がシャーシ3に支持されたときに係
合軸25、25の先端部がシャーシ3から外方に突出す
るようになっており、挿通孔3b、3bは第1の基台4
のシャーシ3に対する回動に伴う係合軸25、25の動
きを阻止しないような大きさに形成されている。尚、第
2の基台5における係合軸25´、25´に対応した位
置には上記挿通孔3b、3bに相当するものとして挿通
切欠3c、3cが形成されており、該挿通切欠3c、3
cはシャーシ3の上端縁に開口するようにされている
(図5参照)。
【0046】29、29はシャーシ3の側壁から外方に
それぞれ突出した係合軸25、25の先端部に取着され
たボールベアリングであり、該ボールベアリング29、
29は後述するカムギヤのカム溝に嵌合されるようにな
っている。
【0047】30、30は第1の基台4の左右側壁の稍
内側に底板から立設された内壁であり、該内壁30、3
0は第1の基台4の後壁と前壁とにそれぞれ連設されて
おり、内壁30、30と前壁の左右両端部を除いた部分
とが上方から見て屈曲部がないようにR状に連設されて
いる(図1参照)。
【0048】31は上記内壁30、30、第1の基台4
の後壁及び前壁の中央部の上端縁に嵌合状に取着された
シール部材である(図10参照)。尚、図1においては
シール部材31は省略してある。
【0049】シール部材31は断面形状が略U字状をし
たものの中に隔離壁31aが形成された如き形状を為
し、、U字状の底部側にチューブ状のシール部31bと
その開口側にコ字状の嵌合部31cとが形成され、該嵌
合部31cが上記内壁30、30、第1の基台4の後壁
及び前壁の中央部の上端縁に嵌合されている(図12参
照)。
【0050】このシール部材31は内壁30、30及び
前壁の中央部に嵌合された部分が第1の基台4のチャッ
キング状態において光学ディスクカートリッジ6の下面
に当接し、そのシール部31bが稍圧潰された状態とな
る。
【0051】32は第1の基台4の前端部であって、左
右方向における中央に配設されたターンテーブルであっ
て、出力軸が上方に向かって突出されたスピンドルモー
タ33の出力軸に取着されている(図13参照)。
【0052】ターンテーブル32の中央部には上方に開
口する凹部32aが形成され、該凹部32aにはセンタ
リングガイド34が配設され、該センタリングガイド3
4はその上方への抜け止めがされた状態でターンテーブ
ル32に支持されている。
【0053】センタリングガイド34は略円板状をして
おり、その外周縁には環状の立壁35が形成され、該立
壁35の外周面のうち上下方向における中央部分には上
方へ行くに従い内方に傾斜するテーパー面36が形成さ
れ、該テーパー面36の上端から更に上端部までの部分
には上方へ行くに従い更に内方に傾斜するテーパー状の
ガイド面37が形成されている。
【0054】尚、上記テーパー面36及びガイド面37
はバフ加工が施されており、光学ディスク8のチャッキ
ング時における光学ディスク6のセンタリングを容易に
行なえるようになっている。
【0055】センタリングガイド34の中心部には上記
スピンドルモータ33の出力軸より稍大径な中心孔34
aが形成され、該中心孔34aが上記スピンドルモータ
33の出力軸に外嵌されることにより、センタリングガ
イド34はスピンドルモータ33の出力軸に対して軸方
向に移動可能とされている。
【0056】そして、ターンテーブル32とセンタリン
グガイド34との間にはコイルスプリング38が縮設さ
れており、これにより、センタリングガイド34は常時
ターンテーブル32から離間する方向、即ち、上方へ付
勢されていて、センタリングガイド34が下方に押圧さ
れていない状態において、上記テーパー面36の大部分
がターンテーブル32の上面から突出するように位置さ
れている。
【0057】尚、この実施例においては、光学ディスク
のセンタリングを行なう手段としてセンタリングガイド
を適用したが、本発明はこれに限られず、光学ディスク
をターンテーブルに載置したときに、そのセンタリング
が行われるようにしたものであれば良い。
【0058】39は第1の基台4において上記ターンテ
ーブル32よりも後側に配置された光学ピックアップで
あり、2本のガイドレール40、40に摺動自在に支持
された移動台41に載置されており、その対物レンズ3
9aはターンテーブル32の回転中心に対して放射方向
に移動するようになっている(図1参照)。
【0059】尚、光学ピックアップ39の移動は一方の
ガイドレール40の外側に配設されたリニヤモータ42
により為される。
【0060】43は光学ピックアップ39の移動台41
の反リニヤモータ42側に回転自在に支持されたボール
ベアリングであり、該ボールベアリング43はその回転
軸の軸心が上下方向に延びるようにされている。該ボー
ルベアリング43は後述する光学ピックアップリターン
手段44のリターンレバー45により押圧されるように
なっている。
【0061】44は所定のモードにおいて光学ピックア
ップ39をその移動範囲のうち最も内側、即ち、ターン
テーブル32側に位置させるための光学ピックアップリ
ターン手段であり、プランジャー、アーム、リンク、レ
バー等から成り、該光学ピックアップリターン手段44
は最もターンテーブル32寄りの位置に位置された光学
ピックアップ39の側方に配設されている(図1、図1
4、図15、図16参照)。
【0062】尚、上記所定のモードには2モードあり、
何らかの原因で電源が遮断されたとき及び光学ディスク
8がチャッキングされている状態から第1の基台4をシ
ャーシ3に対して回動させたときである。この点につい
ては後述する。
【0063】光学ピックアップリターン手段44は上記
2モードに対応するために、2系統の作動機構44a、
44bがあり、いずれも、その最終端においてリターン
レバー45を作動させて上記光学ピックアップ39の移
動台41のボールベアリング43を押圧して、光学ピッ
クアップ39を移動させるようになっている。
【0064】上記2モードのうち一方のモードのときに
作動する作動機構44aは第1の基台4の底面に固定さ
れたプランジャー46と該プランジャー46の移動鉄心
47の前方に位置され、第1の基台4の底面に回動自在
に支持された揺動部材48と上記リターンレバー45等
から成る(図14、図15、図16、図17参照)。
【0065】49はプランジャー46を第1の基台4に
固定するための固定部材であり、プランジャー46を上
方から覆うような断面略コ字状をしており、プランジャ
ー46は固定部材49により覆われた状態でこれにネジ
止めされ、かつ、固定部材49が第1の基台4にネジ止
めされてプランジャー46が第1の基台4に固定され
る。
【0066】また、プランジャー46は第1の基台4の
ターンテーブル32より稍後方であってその左端部に配
設されている。
【0067】49aは固定部材49の後端部左側に突設
されたバネ引掛片である。
【0068】揺動部材48は左右方向に長くその長さ方
向の中心よりも左端寄りの位置が揺動支点48aとされ
ており、該揺動支点48aが近い側の左端部48bに上
記移動鉄心47の先端部が連結されている。
【0069】揺動部材48の右端部48cの上面には軸
心が揺動部材48の長さ方向に延びる筒状部48dが突
設され、該筒状部48dにその先端面から突出するよう
に係合ピン50が固定されている。
【0070】48eは揺動部材48の揺動支点48aよ
りも右端寄り位置に形成されたバネ引掛孔である。
【0071】51は上記固定部材49のバネ引掛片49
aと揺動部材48のバネ引掛孔48eとの間に張設され
たコイルスプリングであり、これにより揺動部材48は
上方から見て反時計回り方向へ常時付勢されている。
【0072】52は前方から見て略横倒L字状をした首
振部材であり、長い方の腕52aは左右方向で水平に、
短い方の腕52bが長腕52aの右端から垂下するよう
に配置され、また、長腕52aはその下面に凹溝52c
が形成された横断面でコ字状に形成されている。
【0073】首振部材52の長腕52aの左端であって
相対向する壁にはその長手方向に長い長孔52d、52
dが形成されている。
【0074】首振部材52の短腕52bの屈曲部寄りの
部分には短腕52bをその左右方向に貫通する挿通孔5
2eが、また、短腕52bの先端部の右面には凹状の球
継手受部52fが形成されている。
【0075】このような首振部材52の長腕52aの凹
溝52c内に揺動部材48の筒状部48dが位置され、
かつ、その短腕52bの挿通孔52eに上記揺動部材4
8の係合ピン50が挿入されて、揺動部材48に連結さ
れ、首振部材52は揺動部材48の係合ピン50を中心
に回動可能とされる。
【0076】リターンレバー45は略L字状をしてお
り、その屈曲部が第1の基台4の底面であって、上記リ
ニヤモータ42と反対側のガイドレール40のターンテ
ーブル32寄りの端部の下方に回動自在に支持され、そ
の長い方の腕45aは略後方に延びて上記移動台41の
移動範囲の後端部まで達しており、短い方の腕45bは
反リニヤモータ42側に延びている。
【0077】リターンレバー45の長腕45aは後方に
行くに従い外側(ガイドレール40と40との中心側)
に湾曲され、短い方の腕45bの先端部には球体45c
が一体に形成されている。
【0078】45dはリターンレバー45の長腕45a
の中央部から支点側に寄った位置にその外方(光学ピッ
クアップ39側)に開口するように形成されたU字状の
切欠であり、該U字状切欠45dは上記光学ピックアッ
プ39の移動台41に取着されたボールベアリング43
が側方から嵌合し得る大きさに形成されている。
【0079】しかして、リターンレバー45の短腕45
bの球体45cが上記首振部材52の球継手受体52f
に嵌合され、リターンレバー45は首振部材52、揺動
部材48、移動鉄心47を介してプランジャー46に接
続され、これによって、上述した一方の系を形成する作
動機構44aが構成される。
【0080】そして、プランジャー46の通電中は移動
鉄心47がプランジャー46内に引き込まれた状態とさ
れ、コイルスプリング51の引張力に抗して揺動部材4
8を上方から見て時計回り方向に回動した状態にし、首
振部材52の短腕52bを前方に移動させ、首振部材5
2に球継手状に連結されたリターンレバー45を上方か
ら見て反時計回り方向に回動させた状態に保持する(図
16参照)。
【0081】この状態においては、光学ピックアップ3
9の移動台41のボールベアリング43はリターンレバ
ー45に接触しておらず、従って、光学ピックアップ3
9及び移動台41はリターンレバー45によって阻止さ
れることなく、ガイドレール40、40上をその全移動
範囲において移動自在にされている。
【0082】次に、ディスクプレーヤ1において光学デ
ィスク8の読取等の動作中に何らかの原因、例えば、誤
ってディスクプレーヤ1の電源を遮断したとき、上記プ
ランジャー46への通電が遮断され、コイルスプリング
51の引張力により揺動部材48が反時計回り方向に回
動され、リターンレバー45が時計回り方向へ回動され
て、光学ピックアップ39の移動台41が前方に移動さ
せられ、光学ピックアップ39はその移動範囲の前端部
に移動せしめられるようになっている(図17参照)。
【0083】即ち、プランジャー46への通電が遮断さ
れると、移動鉄心47はプランジャー46内を移動自在
となり、揺動部材48に作用しているコイルスプリング
51の引張力により揺動部材48が反時計回り方向に回
動され、移動鉄心47の先端部がプランジャー46から
突出して首振部材52の短腕52bを後方へ移動せし
め、首振部材52の球継手受部52fに嵌合しているリ
ターンレバー45の球体45cが後方へ移動せしめら
れ、これにより、リターンレバー45が時計回り方向へ
回動されることになる。
【0084】時計回り方向へ回動せしめられたリターン
レバー45は移動台41のボールベアリング43にその
左斜め後方から接触し、かつ、これを押圧することにな
り、移動台41は前方に移動せしめられることになる。
【0085】前方に移動せしめられた移動台41はその
ボールベアリング43がリターンレバー45のU字状切
欠45dに嵌合され、これによって、リターンレバー4
5の回動及び移動台41の移動が阻止され、移動台41
及び光学ピックアップ39はロック状態とされる。
【0086】このようにすることにより、光学ディスク
8の読取等の動作中に誤って通電が遮断されても光学ピ
ックアップ39が最もターンテーブル32に近い側に位
置されるため、光学ディスク8が光学ピックアップ39
に接触することを防止することができる。
【0087】即ち、光学ディスク8が比較的大径(例え
ば、直径12インチ)である場合であって、光学ピック
アップ39が光学ディスク8の外周側に位置した状態
で、何らかの振動(ディスクプレーヤ1の移動等)がデ
ィスクプレーヤ1に加わると、光学ディスク8の外周部
が大きく撓んで光学ピックアップ39に接触してしまう
惧れがある。
【0088】特に、光学ディスク8がチャッキングされ
ている状態であることを知らないで、ディスクプレーヤ
1を移動しようとして電源を遮断して、ディスクプレー
ヤ1を移動したときに、ディスクプレーヤ1に振動が発
生し、そのチャッキングされている状態の光学ディスク
8の外周部がより大きく撓んで、光学ディスク8の外周
側に位置した光学ピックアップ39に光学ディスク8が
接触してしまうという事故があったが、上述の光学ピッ
クアップリターン手段44により光学ピックアップ39
をターンテーブル32側に位置せしめしかもその移動を
阻止してロック状態とするため、かかる接触事故を防止
することができる。
【0089】また、光学ピックアップ39をその移動範
囲の前端部においてロック状態とすることにより、当該
ディスクプレーヤ1を工場から出荷するときに、輸送時
に光学ピックアップが移動しないようにするためのネジ
止めなどの手段を講じる必要がない。
【0090】前方に移動せしめられた移動台41はその
ボールベアリング43がリターンレバー45のU字状切
欠45dに嵌合され、これによって、リターンレバー4
5の回動及び移動台41の移動が阻止され、移動台41
及び光学ピックアップ39はロック状態とされる。
【0091】上記2モードのうち他方のモードのときに
作動する作動機構44bは第1の基台4の側壁に固定さ
れた略筒状のシャフト受部材53と該シャフト受部材5
3に回転自在に支持され先端部に球体54が一体に形成
されたシャフト部材55とシャフト部材55の球体54
と反対側の端部に取着された被操作部材56と該被操作
部材56を操作するための操作部材57と上記シャフト
部材55の球体54側に連結された上記首振部材52と
該首振部材52に連結された上記リターンレバー45等
から成る(図14、図15、図18、図19参照)。
【0092】シャフト受部材53は筒状部53aの先端
部にフランジ部53bが形成され、筒状部53aが上記
第1の基台4の左側壁に形成された挿通孔に外方から挿
通された状態で、上記フランジ部53bが上記左側壁に
その外方からネジ止めされており、このようなシャフト
受部材53は上記首振部材52の左方に位置されてい
る。
【0093】シャフト部材55は球体54の反対側の端
面に軸方向長さの短い角柱部55aが突設されており、
該角柱部55aの端面に開口する螺穴が形成されてい
る。
【0094】そして、シャフト部材55はその角柱部5
5a側からシャフト受部材53の筒状部53aに右方か
ら挿入され、上記角柱部55aがシャフト受部材53の
フランジ部53bから突出される。
【0095】また、シャフト部材55の球体54にはシ
ャフト部材55の軸心に直交する方向に貫通する貫通孔
が形成されている。
【0096】被操作部材56はだるま状をした板部材か
らなり、一方の面(右面)の端部には上記シャフト部材
55の角柱部55aの断面と略同じか又は稍大きい角状
凹部56aが形成され、かつ、その角状凹部56aの底
面に被操作部材56を貫通するネジ挿通孔が形成され、
また、他方の面(左面)の端部には操作ピン56bが一
体に突設されている。
【0097】このような被操作部材56はその角状凹部
56aに上記シャフト受部材53のフランジ部53bか
ら左方へ突出されたシャフト部材55の角柱部55aが
回転不能に嵌合され、左面側からネジがそのネジ挿通孔
に挿通されて角柱部55aの螺穴に螺合されている。
【0098】これにより、シャフト部材55は被操作部
材56の操作ピン56b側を回動端とする回動により被
操作部材56と共に一体的に回動するようになってい
る。
【0099】シャフト部材55の球体54は上記首振部
材52の長腕52aの凹溝52cの左端部に嵌合され、
この状態で、ピン58を首振部材52の一方の長孔52
d、球体54の貫通孔、他方の長孔52dの順に挿通す
る。尚、上記ピン58はその長さが首振部材52の長腕
52aの幅と略同じで、球体54の貫通孔へは圧入状に
嵌合される。これにより、首振部材52とシャフト部材
55とはユニバーサルジョイント状に連結される。
【0100】操作部材57は略矩形状をした板部材から
なり、その一方の面(右面)の中心には筒状をした係合
部57aが一体に形成され、該係合部57aの中心孔の
断面形状は前後方向に長い長孔状に形成されている。
【0101】このような操作部材57はシャーシ3の左
側壁にネジ止めされ、上記第1の基台4がシャーシ3内
に組み込まれたときに上記被操作部材56の操作ピン5
6bが操作部材57の係合部57aの中心孔に挿入され
るようになっている。
【0102】しかして、上記一方の系の作動機構44a
と同様に、リターンレバー45の短腕45bの球体45
cが上記首振部材52の球継手受体52eに嵌合され、
リターンレバー45は首振部材52、シャフト部材55
を介して被操作部材56に接続され、更に、被操作部材
56の操作ピン56bが操作部材57の係合部57aの
中心孔に挿入されて、上述した他方の系を形成する作動
機構44bが構成される。
【0103】そして、被操作部材56がその操作ピン5
6bを回動端として上下方向に回動されると、シャフト
部材55が回動され、その球体54に圧入されたピン5
8を介して首振部材52の短腕52bをシャフト部材5
5の球体54の中心と揺動部材48の係合ピン50が挿
入された首振部材52の挿入孔52eとを結んだ線を回
動軸として首振部材52が回動されることになり、該短
腕52bの下端部の球継手受部52fが前後方向に移動
される。
【0104】これに伴い、首振部材52に短腕52bの
球継手受部52fに球継手状に連結されたリターンレバ
ー45の短腕45bの球体45cが前後方向に移動され
ることになり、これにより、リターンレバー45が回動
されるようになっている。
【0105】このような他方のモードにおける作動機構
44bの動作は、被操作部材56と操作部材57との上
下方向への相対的な移動に伴い行われる。
【0106】被操作部材56と操作部材57との上下方
向への相対的な移動とは、操作部材57がシャーシ3に
固定されており、このモードにおける操作部材57以外
の部材(被操作部材56、シャフト受部材53、シャフ
ト部材55、首振部材52、リターンレバー45)が第
1の基台4に支持されているため、第1の基台4がシャ
ーシ3に対して回動されたときに行われる。
【0107】具体的には、後述する光学ディスク8がチ
ャッキングされている状態において、図18に示すよう
に、操作部材57が被操作部材56の回動中心(シャフ
ト部材55の軸心)よりも相対的に下方に位置した状態
で、シャフト部材55及び首振部材52は共に左方から
見て反時計回り方向に回動された状態となり、首振部材
52の短腕52bの球継手受部52fは前方に位置さ
れ、この状態で、首振部材52に球継手状に連結された
リターンレバー45は上方から見て反時計回り方向に回
動した状態に保持される(図19参照)。
【0108】この状態は、上述した一方の系の作動機構
44aにおいて、プランジャー46への通電が為されて
いるときと同様に、光学ピックアップ39の移動台41
のボールベアリング43はリターンレバー45に接触し
ておらず、従って、光学ピックアップ39及び移動台4
1はリターンレバー45によってその移動を阻止される
ことなく、ガイドレール40、40上をその全移動範囲
において移動自在にされている。
【0109】次に、ディスクプレーヤ1において第1の
基台4を光学ディスク8がチャッキングされている状態
からシャーシ3に対して回動させたときには、操作部材
57が被操作部材56の回動中心(シャフト部材55の
軸心)よりも相対的に上方に移動するため(図20参
照)、この状態においては、シャフト部材55及び首振
部材52は共に左方から見て時計回り方向に回動され、
首振部材52の短腕52bの球継手受部52fが後方に
移動して上記リターンレバー45が上方から見て時計回
り方向に回動される(図21参照)。
【0110】リターンレバー45が時計回り方向へ回動
されると、光学ピックアップ39の移動台41が前方に
移動せしめられ、光学ピックアップ39がその移動範囲
のうち前端部に移動される。
【0111】これにより、第1の基台4を光学ディスク
8がチャッキングされている状態から回動させると、必
ず、光学ピックアップ39はターンテーブル32側に移
動せしめられ、次に、光学ディスク8をチャッキングし
たときに、必ず、光学ピックアップ39がターンテーブ
ル32側に位置せしめられており、光学ピックアップを
いわゆる原点に復帰させることができる。
【0112】また、上記2つの作動機構44a、44b
において、幾つかの部材(首振部材52、リターンレバ
ー42等)を共通化したので、2つのモードで各別に作
動する機構の部品点数の削減及び機構の簡略化を図るこ
とができる。
【0113】59は第1の基台4の前端部底面に形成さ
れた通気窓60に配設されたファンであり、第1の基台
4の空気を第1の基台4の外側に排出するようになって
いる(図1、図10、図11参照)。
【0114】第2の基台5と第1の基台4との相違は上
述のようにターンテーブル32の代わりにチャッキング
部材61が配設されている点である(図22参照)。
【0115】チャッキング部材61は、第2の基台5の
底面に取着された取付部材62と、該取付部材62に揺
動可能に支持された支持軸63と、該支持軸63の下端
部にボールベアリングを介して回転自在に支持された円
板部材64と、上記支持軸63の先端部と上記取付部材
62との間に縮設されたコイルスプリング65等から成
る。
【0116】尚、この実施例においては、チャッキング
手段としていわゆる圧着タイプのものについて説明する
が、本発明はこれに限らず、いわゆるマグネットタイプ
のチャッキング手段であっても良い。
【0117】取付部材62は断面略コ字状の本体部62
aと該本体部62aの相対向する両側壁の上端縁から略
直角に前方及び後方に突設された取付板62b、62b
とから成り、本体部62aの相対向する両側壁はその前
側に位置するものが後側に位置するものよりも高さが稍
高くなるように形成されている。
【0118】このようなチャッキング部材61はその円
板部材64が上記第1の基台4のターンテーブル32に
対向する位置に位置されて、上記取付部材62の取付板
62b、62bが第2の基台5にネジ止めされている。
【0119】そして、第2の基台5に支持されたチャッ
キング部材61はその取付部材62の本体部62aの相
対向する両側壁の高さが相違しているため、第2の基台
5が水平な状態において、円板部材64は稍前下がりの
状態になるように支持される。
【0120】これは、後述する光学ディスク8のチャッ
キング時において光学ディスク8の偏心を防止するため
である。この点については第1の基台4及び第2の基台
5の動作を説明するときに詳細に説明する。
【0121】66R、66Lは第1の基台4と第2の基
台5との動きを同期させるための同期手段としてのカム
ギヤであり、該カムギヤ66R、66Lは稍厚肉の歯車
であって、その一方の面に所定のカム溝67R、68R
又は67L、68Lが形成されている。尚、1つのカム
ギヤ66にカム溝67、68が2つ形成されているの
は、一方(以下「第1のカム溝」という。)67を第1
の基台4用に使用し、他方(以下「第2のカム溝」とい
う。)68を第2の基台5用に使用するためである(図
5参照)。尚、この実施例においては第1の基台4と第
2の基台5との同期手段としてカムギヤ66R、66L
を用いたが、本発明はこれに限らず、それぞれを各別の
駆動手段に接続し、これら駆動手段の同期を図るように
したも良い。
【0122】カムギヤ66R、66Lは上記シャーシ3
の両側壁の前端部であって、その外側面にカム溝67
R、68R又は67L、68Lが側壁に対向する向きで
回動自在にそれぞれ支持され、カムギヤ66R、66L
のうちその一方の外周歯には図示しない駆動手段の歯車
が噛合されている。
【0123】カム溝67R、68R、67L、68Lは
その溝幅が上記各基台4、5から側方へ突出された係合
軸25、25、25´、25′に取着されたボールベア
リング29、29、29´、29′の外径よりも稍大き
く形成されている。
【0124】そして、上記係合軸25、25、25´、
25′のボールベアリング29、29、29´、29′
がカム溝67R、68R、67L、68Lにそれぞれ係
合され、カムギヤ66R、66Lの回転に伴いボールベ
アリング29、29、29´、29′が上記カム溝67
R、68R、67L、68L内を転動することになり、
カム溝67R、68R、67L、68L内を転動された
ボールベアリング29、29、29´、29′はカム溝
67R、68R、67L、68Lの形状に伴いそれぞれ
上下方向に移動され、これにより、第1の基台4及び第
2の基台5が上下方向にそれぞれ回動されるようになっ
ている。
【0125】具体的には、第1のカム溝67R及び第2
のカム溝68Rは図5に示すように形成されている。
尚、図5に示したカムギヤ66Rはシャーシ3の右側壁
に配設されたものであり、シャーシ3の左側壁に配設さ
れたカムギヤ66Lのカム溝67L、68Lは右側壁に
配設されるカムギヤ66Rのカム溝67R、68Rと対
称に形成されている。
【0126】即ち、第1のカム溝67Rは扁平な略U字
状を為し、その一端部(以下「開区間」という。)67
Raがカムギヤ66Rの外周寄りであってカムギヤ66
Rの中心を中心とする円弧状に、その中間部(以下「移
動区間」という。)67Rbがカムギヤ66Rの外周か
ら内側に向かって直線状に、その他端部(以下「閉区
間」という。)67Rcがカムギヤ66Rの中心寄りで
あってカムギヤ66Rの中心を中心とする円弧状に、そ
れぞれ形成されている。
【0127】第2のカム溝68Rは扁平な略J字状を為
し、その一端部(以下「開区間」という。)68Raが
カムギヤ66Rの外周寄りであって上記第1のカム溝6
7Rの開区間67Raと略180度ずれた位置でカムギ
ヤ66Rの中心を中心とする円弧状に、その直線部(以
下「移動区間」という。)68Rbがカムギヤ66Rの
外周から内側に向かって直線状に、それぞれ形成され、
更に、第2のカム溝68Rの他端部にはカムギヤ66R
の中心寄りであってカムギヤ66Rの中心を中心とする
円弧状の閉区間68Rcが形成されている。
【0128】また、第2のカム溝68Rの開区間68R
aの端部にはカムギヤ66Rの外方に開放された切欠部
68Rdが形成されている。
【0129】図5、図23及び図27は第1の基台4が
シャーシ3に対して下方に回動され、第2の基台5がシ
ャーシ3に対して上方に回動された状態(以下「オープ
ン状態」という。)であり、光学ディスクカートリッジ
6をディスクプレーヤ1に対して抜き挿しできる状態で
ある。
【0130】またこの状態は、第2のカム溝68Rの切
欠部68Rdにより第2の基台5のボールベアリング2
9´をカム溝68Rから上方へ外すことができ、これに
より第2の基台5を更に上方へ回動させることができ
(図26参照)、ディスクプレーヤ1内部の点検、メン
テナンス等を行ない易くする。
【0131】しかして、図5に示すオープン状態から上
記カムギヤ66Rを同図における時計回り方向に回動さ
せると、これらカム溝67R、68Rに係合されたボー
ルベアリング29、29´はそれぞれの開区間67R
a、68Ra内を転動し、両ボールベアリング29、2
9´が共に開区間67Ra、68Raに位置している間
は、両基台4、5の上下方向への回動は行なわれない。
【0132】尚、図示は省略したが、図5の状態におい
て光学ディスクカートリッジ6がローディングされる。
【0133】そして、第1のカム溝67Rの開区間67
Raが第2のカム溝68Rの開区間68Raより短く形
成されているため、第1の基台4のボールベアリング2
9が第2の基台5のボールベアリング29´よりも早く
カム溝67Rの移動区間67Rbに到達し、これによ
り、第1の基台4が第2の基台5よりも早く回動し始め
る(図6、図28参照)。
【0134】更にカムギヤ66Rの回動が進むと、第2
の基台5のボールベアリング29´もその移動区間68
Rbに到達して、第2の基台5の回動が始まる(図7参
照)。
【0135】第1のカム溝67Rの移動区間67Rbの
終端は第2のカム溝68の移動区間68bの終端よりも
カムギヤ66Rの時計回り方向の回転においてタイミン
グ的に早い位置に位置するため、第1の基台4はチャッ
キング位置に第2の基台5よりも早く到達する(図8、
図24、図29参照)。
【0136】かかる状態は、ローディングされた光学デ
ィスクカートリッジ6の光学ディスク8をセンタリング
ガイド34のテーパー面36上に載置した状態であり、
具体的には、センタリングガイド34のテーパー面36
上に光学ディスク8の内周縁が載置される(図29参
照)。
【0137】また、図27に示すように、例えば、光学
ディスク8がセンタリングガイド34よりも稍前方にず
れていた場合、光学ディスク8はセンタリングガイド3
4のガイド面37にその内周縁のうち後端部が先に接触
するため、該内周縁がバフ加工されたガイド面37上を
滑って落ち、光学ディスク8の内周縁はセンタリングガ
イド34のテーパー面36に外嵌され、光学ディスク8
のセンタリングが行われる(図29参照)。
【0138】更に、カムギヤ66Rの回動が進むと、第
2の基台5のボールベアリング29´もその閉区間68
Rcに到達して光学ディスク8のチャッキングが為され
る(図9、図25、図31参照)。
【0139】また、第2の基台5のボールベアリング2
9´の閉区間68Rcへの到達の直前において、チャッ
キング部材61の円板部材64が光学ディスク8の上面
に接触するが、その接触する寸前において、円板部材6
4は光学ディスク8に対して平行になるようになってい
る(図30参照)。
【0140】これは、上述したように、チャッキング部
材61の取付部材62の本体部62aの相対向する両側
壁の高さを異ならせて第2の基台5に対して円板部材6
4を前下がり状に支持しているためであり、これによ
り、円板部材64を光学ディスク8に対してその接触時
において面接触させることができる。
【0141】そして、円板部材64が光学ディスク8に
面接触した状態で、更に第2の基台5が回動されて、円
板部材64は光学ディスク8を下方に押圧しながらセン
タリングガイド34をそのコイルスプリング38の弾発
力に抗して下方に移動させ、光学ディスク8の下面がタ
ーンテーブル32の上面に接触されて、光学ディスク8
のチャッキングが為される(図31参照)。
【0142】このとき、第2の基台5が回動されるが、
その動きは僅かであるため、光学ディスク8は精度良く
下方に移動され、光学ディスク8のセンタリング状態が
ずれることはない。
【0143】尚、光学ディスク8のチャッキングが為さ
れた状態においては、第2の基台5は水平な状態とされ
るが、上記取付部材62の本体部62aは稍傾斜された
状態となり、支持軸63が取付部材62の本体部62a
に対して直角ではなくなるが、該支持軸63は取付部材
62の本体部62aに対して揺動可能に支持されている
ため、円板部材64がターンテーブル32の回転に伴い
回転する際に回転ムラ等の弊害は生じない。
【0144】69、69はシャーシ3の後壁3aに取着
されたフレーム部材18に嵌合するように取着された矩
形ブロック状の隔壁部材であり、該隔壁部材69はフレ
ーム部材18における各基台4、5の上記内壁30、3
0、30´、30´の後端部に対応する位置に配設さ
れ、また、フレーム部材18の前端縁よりも前方に突出
されており、隔壁部材69の前端面がローディングされ
た光学ディスクカートリッジ6の後端と接触するように
なっている(図4参照)。
【0145】しかして、光学ディスクカートリッジ6が
ローディングされ、光学ディスク8のチャッキングが為
されると(正確には、各基台4、5がチャッキング状態
になると)、光学ディスクカートリッジ6の上面及び下
面に第1の基台4、第2の基台5の内壁30、30、3
0、´、30´及び前壁の中央部に嵌合されたシール部
材31、31´が密着し、また、上記フレーム部材18
の上面及び下面に各基台4、5に後壁に嵌合されたシー
ル部材31、31´が密着し、更に、シール部材31、
31´の内壁30、30、30´、30´に嵌合された
部分のうち後端部が上記隔壁部材69、69の上面及び
下面に密着する(図10参照)。
【0146】これにより、ディスクプレーヤ1内部にお
いて、光学ディスクカートリッジ6を上下方向から挟ん
だ状態の閉空間70が形成される。
【0147】即ち、光学ディスクカートリッジ6をロー
ディングし、光学ディスク8のチャッキングを行なう
と、光学ディスクカートリッジ6の後端縁と上記隔壁部
材69、69の前端面とが密着し、上記フレーム部材1
8の上面及び下面に各基台4、5に後壁に嵌合されたシ
ール部材31、31´が密着し、更に、シール部材3
1、31´の内壁30、30、30´、30´に嵌合さ
れた部分のうち後端部が上記隔壁部材69、69の上面
及び下面に密着することにより後部空間71が形成され
る。
【0148】これと同時に、光学ディスクカートリッジ
6の下側においては、第1の基台4の底面、内壁30、
30、シール部材31、光学ディスクカートリッジ6の
下面により囲まれた空間(以下「下側空間」という。)
72dが形成され、また、光学ディスクカートリッジ6
の上側においては、第2の基台5の底面、内壁30´、
30´、シール部材31´、光学ディスクカートリッジ
6の上面により囲まれた空間(以下「上側空間」とい
う。)72uが形成され、これら下側空間72d及び上
側空間72uと上記後部空間71とが連通されて、閉空
間70が形成される。
【0149】これにより、光学ディスクカートリッジ6
をローディングし、光学ディスク8のチャッキングが行
われた状態において、光学ピックアップ39及び光学デ
ィスク8は上記閉空間70内に位置されて外気と遮断さ
れるため、光学ディスク8が回転しても塵埃を含む外気
が閉空間70に侵入することはなく、光学ピックアップ
39及び光学ディスク8に塵埃が付着することはない。
【0150】また、かかる閉空間70はシャーシ3の上
記空気取入口15において上記ダクト10を介してディ
スクプレーヤ1の外部とに連通されていると共に、各基
台4、5の通気窓60、60´によりディスクプレーヤ
1の外部と連通されている(図10参照)。
【0151】そして、上記閉空間70には、上記ファン
12の回転によりダクト10から清浄化された空気が後
部空間71側から流入し、該空気は下側空間72d及び
上側空間72uを流通して、該空気は各基台4、5のフ
ァン59、59´によりその通気窓60、60´からデ
ィスクプレーヤ1外へ放出される。
【0152】かかる清浄化された空気が閉空間70を流
通するとき、その内部に位置された光学ピックアップ、
電子部品、光学ディスク8等の冷却が為される。
【0153】また、各基台4、5のオープン状態におい
ては、上記閉空間70は形成されないが、上記ダクト1
0のファン12が回転され、2つの基台4と5とに挟ま
れた空間内をその後方から清浄化された空気が流通し、
更に該空気がディスクプレーヤ1の前面から放出される
ようになっている(図11参照)。
【0154】これは、基台4、5がオープン状態のまま
であるとディスクプレーヤ1の前方から塵埃を含んだ外
気が入り込んでしまうが、上記清浄化された空気の流通
によりこのような塵埃がディスクプレーヤ1の前面から
流入することを防止することができ、光学ピックアップ
39の対物レンズ39a等にこのような塵埃が付着して
しまうことを未然に防止することができる。
【0155】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ディスクプレーヤは、電源が断たれたときに
これに連動して作動する作動手段と、該作動手段の作動
により光学ピックアップを光学ディスクの内周側に移動
させる移動手段と、光学ピックアップを光学ディスクの
内周側においてロックするロック手段とを備えたことを
特徴とする。
【0156】また、別の本発明ディスクプレーヤは、光
学ディスクのチャッキング解除動作と連動して光学ピッ
クアップを光学ディスクの内周側に移動させる移動手段
と、光学ピックアップを光学ディスクの内周側において
ロックするロック手段とを備えたことを特徴とする。
【0157】更に別の本発明ディスクプレーヤは、電源
が断たれたときにこれに連動して作動する作動手段と、
該作動手段の作動により光学ピックアップを光学ディス
クの内周側に移動させる第1の移動手段と、光学ディス
クのチャッキング解除動作と連動して光学ピックアップ
を光学ディスクの内周側に移動させる第2の移動手段
と、光学ピックアップを光学ディスクの内周側において
ロックするロック手段とを備え、上記第1の移動手段と
第2の移動手段のうち少なくとも光学ピックアップの移
動台を光学ディスクの外周側から押圧する押圧部材を共
通にしたことを特徴とする。
【0158】従って、本発明ディスクプレーヤによれ
ば、光学ディスクの読取等の動作中に何らかの原因、例
えば、動作中であることを知らないで、ディスクプレー
ヤを移動しようとして誤って電源を遮断してしまって
も、光学ピックアップは光学ディスクの内周側に移動さ
せられ、かつ、その位置でロックされるため、この状態
で、ディスクプレーヤを持ち運んでも光学ピックアップ
が動くことはなく、光学部品の精度が狂ったり、光学ピ
ックアップ及びこれを移動自在にする部材等が破損して
しまうといった事故を防止することができると共に、デ
ィスクプレーヤの持ち運びにより振動が生じても、撓み
が大きい光学ディスクの外周部が光学ピックアップに接
触することはなく、光学ディスクを傷つけるという問題
が生ずることもない。
【0159】また、別の本発明ディスクプレーヤによれ
ば、光学ディスクのチャッキング解除動作に伴い、光学
ピックアップを光学ディスクの内周側に移動させ、か
つ、その位置でロックするようにしたため、次に、光学
ディスクがチャッキングされたときは、常に、光学ピッ
クアップが基準位置(原点)に位置されており、光学デ
ィスクのアクセスタイムを短くすることができる。
【0160】更に別の本発明ディスクプレーヤによれ
ば、第1の移動手段と第2の移動手段において光学ピッ
クアップの移動台を光学ディスクの外周側から押圧する
押圧部材を共通にしたので、部品点数の削減及びコスト
の低減を図ることができ、また、機構の小型化を実現す
ることができる。
【0161】尚、上記実施例において、光学ピックアッ
プを移動させる移動手段の移動台を押圧する部材として
リターンレバーを採用したが、本発明はこれに限らず、
リンク等により移動台を引っ掛けて移動させるようにし
ても良い。
【0162】また、上記実施例において、2つの基台が
シャーシに対して同じ側を回動支点として、面と面とが
離接するように回動自在に支持し、2つの基台が互いに
近づいて対向した状態で光学ディスクをチャッキングす
るディスクプレーヤについて説明したが、本発明は、こ
れに限らず、光学ディスクカートリッジを水平方向に移
動させた後垂直方向に移動させてローディングが為され
るものや光学ディスクカートリッジを水平方向に移動さ
せた後2つの基台がそれぞれ上下方向に移動して来てロ
ーディングが為されるディスクプレーヤ等にも適用する
ことができる。要は2つの基台が光学ディスクカートリ
ッジのローディング時又はローディング後に光学ディス
クカートリッジに近接するようにされたディスクプレー
ヤであれば良い。
【0163】更に、上記実施例において、本発明ディス
クプレーヤを光学ディスクがカートリッジケースに収納
された光学ディスクカートリッジを使用するディスクプ
レーヤについて適用したが、本発明は、これに限らず、
いわゆるレーザーディスク単体やコンパクトディスク単
体で使用するディスクプレーヤに適用することもでき
る。
【0164】更にまた、上記実施例において、両面タイ
プの光学ディスクを使用するディスクプレーヤについて
説明したが、本発明は、これに限らず、片面タイプの光
学ディスクを使用するディスクプレーヤにも適用するこ
とができる。
【0165】この他、上記実施例において示した具体的
な形状や構造は、本発明の実施に当っての具体化のほん
の一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の
技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ディスクプレーヤをその第2の基台を外
した状態を示す平面図である。
【図2】本実施例において使用される光学ディスクカー
トリッジの斜視図である。
【図3】基台を外した状態のシャーシの正面図である。
【図4】ディスクプレーヤの後部を示す断面図である。
【図5】図6乃至図9と共に、同期手段と2つの基台と
の関係を概略的に示すもので、本図はオープン状態を示
す概略側面図である。
【図6】図5の状態から、同期手段を反時計回り方向に
稍回転させ、第1の基台を稍上昇させた状態を示す概略
側面図である。
【図7】図6の状態から、同期手段を反時計回り方向に
稍回転させ、第1の基台を更に上昇させ、第2の基台を
稍下降させた状態を示す概略側面図である。
【図8】図7の状態から、同期手段を反時計回り方向に
稍回転させ、第1の基台をチャッキング位置に位置さ
せ、第2の基台を更に下降させた状態を示す概略側面図
である。
【図9】図8の状態から、同期手段を反時計回り方向に
稍回転させ、第2の基台もチャッキング位置に位置させ
た状態を示す概略側面図である。
【図10】チャッキング状態のディスクプレーヤの中央
縦断面図である。
【図11】オープン状態のディスクプレーヤの中央縦断
面図である。
【図12】シール材の断面図である。
【図13】ターンテーブルの中央縦断面図である。
【図14】光学ピックアップリターン手段の分解斜視図
である。
【図15】光学ピックアップリターン手段の拡大断面図
である。
【図16】図17乃至図21と共に、光学ピックアップ
リターン手段の動作を説明するためのもので、本図は光
学ピックアップが移動自在とされた状態を示す平面図で
ある。
【図17】プランジャーへの通電が遮断され、光学ピッ
クアップがターンテーブル側に移動された状態を示す平
面図である。
【図18】基台がチャッキング状態である場合の、被操
作部材の側面図である。
【図19】図18の状態の平面図である。
【図20】基台がオープン状態にされた場合の、被操作
部材の側面図である。
【図21】図20の状態の平面図である。
【図22】チャッキング部材の中央縦断面図である。
【図23】図24乃至図26と共に、基台の動きを概略
的に示したもので、本図はオープン状態を示す側面図で
ある。
【図24】第1の基台がチャッキング位置に到達した状
態を示す側面図である。
【図25】チャッキング状態を示す側面図である。
【図26】第2の基台を上方に回動した状態を示す側面
図である。
【図27】図28乃至図31と共に、光学ディスクがチ
ャッキングされる状態を順に概略的に示したもので、オ
ープン状態を示す中央縦断面図である。
【図28】光学ディスクがセンタリングされる様子を示
す中央縦断面図である。
【図29】光学ディスクがセンタリングされた状態を示
す中央縦断面図である。
【図30】チャッキング部材が光学ディスクに接触した
状態を示す中央縦断面図である。
【図31】光学ディスクがチャッキングされた状態を示
す中央縦断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクプレーヤ 8 光学ディスク 39 光学ピックアップ 41 移動台 44 光学ピックアップリターン手段(移動手段) 44a 一方の作動機構(第1の移動手段) 44b 他方の作動機構(第2の移動手段) 45 リターンレバー(押圧部材) 45d U字状切欠(ロック手段) 46、47、51 作動手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源が断たれたときにこれに連動して作
    動する作動手段と、該作動手段の作動により光学ピック
    アップを光学ディスクの内周側に移動させる移動手段
    と、光学ピックアップを光学ディスクの内周側において
    ロックするロック手段とを備えたことを特徴とするディ
    スクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 光学ディスクのチャッキング解除動作と
    連動して光学ピックアップを光学ディスクの内周側に移
    動させる移動手段と、光学ピックアップを光学ディスク
    の内周側においてロックするロック手段とを備えたこと
    を特徴とするディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】 移動手段が光学ピックアップの移動台を
    光学ディスクの外周側から押圧して移動させるようにし
    たものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のディスクプレーヤ。
  4. 【請求項4】 電源が断たれたときにこれに連動して作
    動する作動手段と、該作動手段の作動により光学ピック
    アップを光学ディスクの内周側に移動させる第1の移動
    手段と、光学ディスクのチャッキング解除動作と連動し
    て光学ピックアップを光学ディスクの内周側に移動させ
    る第2の移動手段と、光学ピックアップを光学ディスク
    の内周側においてロックするロック手段とを備え、上記
    第1の移動手段と第2の移動手段のうち少なくとも光学
    ピックアップの移動台を光学ディスクの外周側から押圧
    する押圧部材を共通にしたことを特徴とするディスクプ
    レーヤ。
JP22898194A 1994-08-31 1994-08-31 ディスクプレーヤ Pending JPH0877737A (ja)

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