JPH0877713A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH0877713A
JPH0877713A JP6208552A JP20855294A JPH0877713A JP H0877713 A JPH0877713 A JP H0877713A JP 6208552 A JP6208552 A JP 6208552A JP 20855294 A JP20855294 A JP 20855294A JP H0877713 A JPH0877713 A JP H0877713A
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JP
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signal
circuit
output
data
modulation
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JP6208552A
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Shingo Nozawa
慎吾 野澤
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成にて変調データ中の特定周波数成
分を検出可能な装置を提供する。 【構成】 信号処理装置は、入力データを変調する変調
手段と、特定周波数の信号に係る2値信号を発生する発
生手段と、前記変調手段の出力データと、前記2値信号
とを論理演算する演算手段と、前記演算手段の出力に応
じて、前記変調手段の出力データ中の特定周波数成分を
検出する検出手段と、前記検出手段の出力に応じて前記
変調手段を制御する制御手段とを備えて構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号処理装置に関し、
特には入力データをデジタル的に変調して出力する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、例えば、従来より
デジタル信号を記録媒体に対して記録再生するデジタル
VTRが知られている。
【0003】このようなデジタルVTRにおいて、特に
民生用のものにおいては磁気テープにデジタル信号を記
録する際に、トラック幅をできるかぎり狭くする等によ
り記録密度を高くして、磁気テープの消費量を少なくす
る必要がある。このように記録トラック幅を狭くした結
果、記録信号を正しく再生するためには、ヘッドが記録
トラックを正しくトレースする、いわゆるトラッキング
が重要になってくる。
【0004】デジタルVTRにおけるトラッキングのた
めのパイロット信号を記録信号に多重する装置が特開平
4−255969号に開示されている。
【0005】図15はこの種のパイロット信号を記録信
号に多重する装置の従来の構成を示すブロック図であ
る。
【0006】図15において、入力端子1から記録信号
が入力し、変調回路2でnビットの記録データに対して
それぞれ符号“1”または“0”を付加して2種類のn
+1ビットのデータに変換する。これら2種類の変調デ
ータはそれぞれ相関検出回路4,7に出力され、それぞ
れ所定の周波数fを有する多重すべきパイロット信号と
の相関が検出され、その相関に応じた信号がそれぞれ選
択回路11に出力される。
【0007】具体的には、相関検出回路4では、入力さ
れた記録データに対してsin波信号発生回路61から
のsin波信号及びcos波信号発生回路51からのc
os波信号を乗算し、その乗算の結果を加算することに
より相関を検出する。ここで、sin波信号発生回路6
1及びcos波信号発生回路51は周波数fのパイロッ
ト信号をsin成分とcos成分に分解した際のそれぞ
れの成分が多値で出力される。
【0008】選択回路11は各相関検出回路から出力さ
れた相関を示す信号に基づいて、より相関の高い変調デ
ータを選択するようにスイッチ3を制御する。
【0009】記録データをこのように変調することによ
り、周波数fのパイロット信号成分が多重されることに
なる。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
述の如き従来例では、各変調データとパイロット信号と
の相関を検出する際にsin波,cos波との多値の乗
算を行っているため、桁数の大きな乗算器および加算器
が必要になり、回路規模が大きくなってしまうという欠
点があった。
【0011】また、求めた相関値のデータ量が大きく、
相関値を比較する回路の規模が大きいという欠点があっ
た。
【0012】前記課題を考慮して、本発明は、簡単な構
成にて変調データ中の特定周波数成分を検出可能な装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、前記目的を達成するため、本発明は、入力データ
を変調する変調手段と、特定周波数の信号に係る2値信
号を発生する発生手段と、前記変調手段の出力データと
前記2値信号とを論理演算する演算手段と、前記演算手
段の出力に応じて、前記変調手段の出力データ中の前記
特定周波数成分を検出する検出手段と、前記検出手段の
出力に応じて前記変調手段を制御する制御手段とを備え
て構成されている。
【0014】
【作用】本発明はこのように構成したので、簡単な構成
にて変調データ中の特定周波数成分を検出することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0016】本実施例では、本発明をデジタルVTRに
適用した場合について説明する。図1は本発明に係るト
ラッキング制御用のパイロット信号を多重して記録する
デジタルVTRの記録系の概略構成を示すブロック図で
ある。
【0017】図中、101はビデオ信号,オーディオ信
号等を含むデジタル信号が入力する入力端子、102は
入力端子101から入力されたデジタル信号に対して符
号化、及びIDコード,同期コード,誤り訂正コード等
の付加等を行うデジタル信号処理回路であり、本実施例
では1ワード8ビットのデータを3つづつ同時に出力し
た24ビットのデータが、同回路102から並列に出力
されるものとする。
【0018】この24ビットデータは変調回路103,
104にそれぞれ供給される。これらの変調回路10
3,104は前述の24ビットデータをビットパターン
の異なる25ビットデータに変換すると共に、後述する
ようにこのデータ群をビットストリームに戻したときの
所定の周波数f1,f2成分及びDC成分の量を調整し
て出力する。
【0019】変調回路103はf1,f2及びDCの各
成分を抑圧したビットストリームを出力し、変調回路1
04は同様にf1,f2及びDCの各成分を抑圧すると
共にf1もしくはf2成分を有するビットストリームを
出力する。
【0020】図1において105,106は記録アンプ
であり、それぞれ変調回路103,104の出力するビ
ットストリームをヘッドch1及びヘッドch3,ヘッ
ドch2及びヘッドch4に入力する。
【0021】次に、本発明の第1の実施例としての図1
における変調回路103,104につて説明する。
【0022】図2は変調回路103,104の構成を示
すブロック図である。図2において、デジタル信号処理
回路102から出力されたデータが24ビットづつ入力
端子1から入力し、変調回路2により2種類の25ビッ
トデータに変換され、それぞれ相関検出回路4,7に出
力される。
【0023】図3に変調回路2の具体的な構成例を示
す。図3において、入力データが“0”付加回路201
及び“1”付加回路202にそれぞれ入力し、各24ビ
ットデータの先頭に制御ビット0または1を付加して、
インターリーブドNRZI(以下I−NRZI)回路2
03,204に出力する。本実施例におけるI−NRZ
I回路は、奇数番目のビット間及び偶数番目のビット間
で、即ちこれらの夫々について1ビットおきに排他的論
理和をとる回路である。なお、この変調方法について
は、制御ビットが“0”か“1”かにより各ワード中の
少なくとも一部のデータが反対の関係になるような変調
方法であれば本実施例に適用できる。
【0024】I−NRZI回路203,204はそれぞ
れ“0”,“1”が付加された25ビットデータをI−
NRZI変調した25ビットデータに変換して出力す
る。
【0025】変調回路2により前述のように変調された
データは、相関検出回路4及び7にそれぞれ出力され
る。相関検出回路4は変調回路2により制御ビット
“0”を付加して変調されたデータと多重すべきパイロ
ット信号との相関を検出する回路であり、また、相関検
出回路7は制御ビット“1”を付加して変調されたデー
タとパイロット信号との相関を検出する回路である。
【0026】図4は相関検出回路4の構成例を示すブロ
ック図である。なお、相関検出回路7においても入力デ
ータが異なるだけでその構成及び動作は相関検出回路3
と同様であるので、詳細な説明については省略する。
【0027】図4において、変調回路2から出力された
変調データ12がsin相関検出部5及びcos相関検
出部6におけるEXOR回路502及び602に出力さ
れる。
【0028】2値sin信号発生回路501は、周波数
fの多重すべきパイロット信号におけるsin成分を2
値の矩形波信号としてEXOR回路502に出力する。
EXOR回路502は入力データと2値のsin信号と
の排他的論理和をとり、積算回路503に出力する。積
算回路503は、EXOR回路502から出力される2
5ビットのビットストリーム中のビット“0”を−1,
ビット“1”を+1としてその総和を求め、選択回路1
1に出力する。
【0029】また、2値cos信号発生回路601は、
周波数fの多重すべきパイロット信号におけるcos成
分を2値の矩形波信号としてEXOR回路602に出力
する。EXOR回路602は入力データと2値のcos
信号との排他的論理和をとり、積算回路603に出力す
る。積算回路603は積算回路503と同様に、出力さ
れたビットストリームの各ビットを加算し、選択回路1
1に出力する。
【0030】図5は2値sin信号発生回路501及び
2値cos信号発生回路602から出力される各信号の
様子を示す図である。図5(a)が2値sin信号であ
り、(b)が2値cos信号である。このように、各信
号間で90°位相がずれている。
【0031】相関検出回路4はこのように構成されてい
るので、2値sin信号及び2値cos信号それぞれの
逆相の信号が変調データとして入力された場合、入力デ
ータと各成分信号とのEXORをとっているため、加算
回路503の出力としては最も大きくなる。即ち、相関
検出回路4は図5(a),(b)に示した2値信号の逆
位相信号との相関値を求めていることになる。
【0032】相関検出回路4,7より前述のように出力
された加算信号14〜17はそれぞれ選択回路11に出
力され、選択回路11はこれらの信号に基づいてスイッ
チ3を制御して、2種類の変調データを選択的に出力す
る。
【0033】図6はこの選択回路11の具体的な構成例
である。図6において、相関検出回路4から出力された
加算結果信号14及び15がそれぞれ加算器1101及
び1102に出力される。加算器1101,1102は
すでに算出されている過去に選択された履歴値を入力信
号に加算して絶対値演算回路1103,1104及びス
イッチ1112,1113に出力する。絶対値演算回路
1103,1104はそれぞれ入力データの絶対値を演
算し、加算器1105に出力する。加算器1105はこ
れらの信号を加算して比較回路1111に出力する。
【0034】また、相関検出回路7からの出力信号1
6,17も同様に処理され、スイッチ1112,111
3及び比較回路1111に出力される。
【0035】比較回路1111は入力された2つの値を
比較し、大きい側(あるいは小さい側)を示す選択信号
18をスイッチ1112,1113及びスイッチ3に出
力する。
【0036】スイッチ1112は選択信号18に応じて
切り換わり、選択された方の値をsin成分の履歴値と
して加算器1101及び1106に出力する。また、ス
イッチ1113は選択信号18に応じて切り換わり、選
択された方の値をcos成分の履歴値として加算器11
02及び1107に出力する。このように履歴値を各加
算結果信号14〜17に加算することにより、過去に選
択されたデータをも参照して出力すべきビットストリー
ムを決定することができる。
【0037】スイッチ3はこのように出力された選択信
号18に応じて切り換わり、変調回路2から出力された
2種類のビットストリームのうちの一方を選択的に出力
する。
【0038】このように、比較回路1111にて入力さ
れた値のうちの大きい方を選択するということは、図5
に示した信号の周波数により近い変調データを選択して
いることになる。
【0039】従って、このように構成することにより、
変調されたデータは徐々にパイロット信号と相関の高い
ものとなり、結果として周波数fのパイロット信号を記
録データに多重することができるようになる。
【0040】ここで、前述のように、比較回路1111
にて入力値の大きい側を選ぶ構成では、図7(a)に示
すように相関を検出したパイロット信号の周波数fにピ
ークをもつビットストリームに変調できる。また、比較
回路1111にて入力値の小さい方を選ぶように構成す
れば、前述とは逆に、より相関の低いデータを選択する
ようになり、図7(b)に示すようにパイロット信号の
周波数fにディップをもつビットストリームに変調でき
る。
【0041】このように、本実施例においては、変調デ
ータと記録しようとするパイロット信号との相関を検出
するのに、変調データとパイロット信号の2値のsin
信号と2値のcos信号それぞれとの論理演算結果に基
づいて検出しているので、多値の乗算が必要なく、桁数
の大きな乗算器および加算器を必要としなくなる。従っ
て、回路の規模を著しく縮小することができる。
【0042】また、論理演算として排他的論理和を用い
ているので、単なる乗算(論理積)をとる場合と違い、
変調データとパイロット信号の各成分の2値信号とが両
方ともローレベルである場合も検出することができるの
で(論理積の場合は両方がハイレベルの場合にのみ検出
することができる)、変調データ中のパイロット信号成
分をより正確に検出することが可能になる。
【0043】本実施例では、周波数fのパイロット信号
を多重する場合について説明した。ところで、前述のよ
うにデジタルVTRにおいては、f1,f2及びDCの
各成分の量を調整するように構成されている。従って、
変調データと各成分との相関知を検出して各成分の量が
所定の量になるように変調しなければならない。
【0044】このように各成分の量を調整するために
は、各成分について同様の動作を行ってやればよい。即
ち、2種類の変調データについて、それぞれ前述のよう
にパイロット信号f1,f2及びDC成分の相関値を検
出して各相関値に所定の係数を乗じ、重み付けした後に
比較回路1111にてこれら相関値に基づいてデータを
選択することにより各成分の量(各成分のピークの高さ
及びディップの深さのバランス)を調整することができ
る。この際、f1成分との相関値を検出するためには、
2値信号発生回路501,502にてそれぞれ周波数f
1のsin成分,cos成分を発生してやればよく、ま
た、f2成分との相関値を検出するためには、それぞれ
周波数f2のsin成分,cos成分を発生してやれば
よい。また、DC成分との相関値を検出するためには、
入力データをそのまま積算することにより相関値を検出
する。
【0045】なお、本実施例においては、比較回路11
11において各相関値信号の絶対値を演算していたが、
2乗演算回路を用いても同様の結果が得られる。
【0046】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0047】図8は第2の実施例としての変調回路3,
4の構成を示すブロック図である。
【0048】図8において、変調データ12は前述の実
施例と同様にsin成分検出部5及びcos成分検出部
6のEXOR回路512,612に入力される。2値信
号発生回路401は多重すべきパイロット信号における
sin成分を2値の矩形波信号で各EXOR回路51
2,612に出力する。
【0049】EXOR回路512,612は入力データ
と2値信号発生回路から出力された2値信号との排他的
論理和をとり、それぞれ積算回路513,613に出力
する。
【0050】積算回路513は、制御部10から出力さ
れたセレクト信号に応じて、セレクト信号が許可の状態
にあるときのEXOR回路512の出力を積算して出力
する。また、積算回路613は、セレクト信号をNOT
回路402により反転した信号が許可の状態にあるとき
のEXOR回路612の出力を積算して出力する。
【0051】図9(a)は2値信号発生回路401から
出力される2値信号の様子を示し、また、図9(b)は
制御部10から出力されるセレクト信号の様子を示す図
である。図よりわかるように、本実施例におけるセレク
ト信号は2値信号発生回路401から出力される2値信
号のちょうど2倍の周波数となっている。
【0052】このように構成することにより、相関検出
回路4では、2値信号発生回路401から出力される2
値信号をセレクト信号でゲートすることにより得られる
3値の信号と、変調データとの相関を検出していること
になる。この3値の信号の様子を図9(c),(d)に
示す。図9(c),(d)は、パイロット信号のsin
成分,cos成分を3値の矩形波信号として表したもの
に他ならず、積算回路513,613はそれぞれ、パイ
ロット信号のsin成分,cos成分との相関を示して
いる。以下の動作については前述の実施例と同様であ
る。
【0053】以上説明したように、本実施例において
は、2値信号と変調データとの排他的論理和をセレクト
信号に応じて重み付け加算することによりパイロット信
号のsin成分,cos成分を3値の信号で表した信号
との相関を検出しているので、簡単な構成にて変調デー
タ中のパイロット信号成分を検出することができ、やは
り、桁数の大きい乗算器が不要になる。また、相関を検
出するのが3値の信号であるので、前述の2値の信号に
比べてより正確に変調データ中のパイロット信号成分を
検出することができる。
【0054】図10に3値信号との相関値を検出する他
の回路の構成例を示す。図10においてはEXOR回路
を1つだけ設け、2値信号と入力データとのEXORの
結果をセレクトに応じて積算することにより相関値を検
出している。図10のように構成すればEXOR回路が
1つですむ。
【0055】図11は3値信号との相関値を検出する更
に他の回路の構成例を示す図である。図11において
は、2値信号発生回路501,601はそれぞれ図12
(a,(b)に示した2値信号を発生する。これらの2
値信号は前述の実施例と同様に移送が90°異なってい
る。そして、図11の回路においてはEXOR回路50
2,602の出力を図12(c),(d)に示した各セ
レクト信号に応じて積算して相関値を検出している。そ
の結果、積算回路503,603の出力は図12
(e),(f)に示した3値信号との相関を示してい
る。この構成では、sin成分とcos成分のそれぞれ
について2値信号とセレクト信号を用いているので、最
終的に相関を求めるべき3値信号の状態を制御すること
ができ、検出したいパイロット信号に応じて最適な3値
信号を形成することができる。
【0056】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。
【0057】図13は第3の実施例としての相関検出回
路4の構成を示すブロック図である。図13において、
変調データ12はEXOR回路516,517及び61
6,617にそれぞれ出力される。
【0058】4値信号発生回路515は多重すべきパイ
ロット信号におけるsin成分を2つの2値信号x,y
として発生し、それぞれEXOR回路516,517に
出力する。この2つの2値信号の様子を図14(a),
(b)に示す。
【0059】EXOR回路516,517は入力データ
と各2値信号との排他的論理和を演算し、積算回路51
8に出力する。積算回路518はEXOR回路516,
517から供給される2値信号q,rと“1”が固定し
て出力される信号sを上位からqrsと並ぶ3ビットの
データとして積算して出力する。なお、本実施例におい
ては、積算回路518に出力される3ビットのデータは
信号qを符号とする2の補数表現を示している。従っ
て、このように検出された出力9は図14(c)に示す
4値の信号と変調データとの相関値を示していることに
なる。
【0060】また、cos成分についても、4値信号発
生回路615により図14(d),(e)に示すように
sin成分と90°位相の異なる2つの2値信号を出力
し、EXOR回路616,617の出力を積算して相関
値を求める。
【0061】以上説明したように、本実施例において
は、パイロット信号のsin成分,cos成分をそれぞ
れ2つの2値矩形波信号として入力データとの論理演算
を行って各成分の4値信号との相関値を求めているの
で、前述の実施例の場合に比べて更に効率よくパイロッ
ト信号を多重することが可能でありながら、桁数の大き
い乗算器が必要ない。
【0062】なお、前述の実施例では4値の信号との相
関値を求める場合までを説明したが、これ以外にも入力
データとn値(nは2以上の整数)の信号との相関値を
求めることにより入力データ中のパイロット信号成分を
検出することができる。この場合、nの値が大きくなる
に従って、使用するEXOR回路の個数も増加すること
になる。
【0063】以上説明したように、本発明の各実施例に
おいては、変調データとパイロット信号のsin,co
s成分を2値の矩形波で表した信号との排他的論理和演
算を行い、この結果に基づいてパイロット信号の各成分
を多値で表した信号との相関値を求めることにより入力
データ中のパイロット信号成分を検出している。
【0064】従って、簡単な論理演算だけで入力データ
中のパイロット成分を検出でき、簡単な回路にて入力デ
ータに特定周波数のパイロット信号を多重することが可
能になる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、変調データと2値信号との論理演算により変調デ
ータ中の特定周波数成分を検出し、この検出結果に基づ
いて変調手段を制御しているので、簡単な構成にて変調
データ中の特定の周波数成分を検出することができ、例
えば、変調データ中の特定の周波数成分の量を調整する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのデジタルVTRの構成
を示すブロック図である。
【図2】図1における変調回路の構成を示すブロック図
である。
【図3】図2における変調回路の構成を示すブロック図
である。
【図4】図2における相関検出回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図4の回路にて用いられる2値信号の様子を示
す図である。
【図6】図2における選択回路の構成を示すブロック図
である。
【図7】本発明の実施例における変調データの周波数成
分の様子を示す図である。
【図8】図2に置ける変調回路の他の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】図8の回路にて用いられる信号の様子を示す図
である。
【図10】図8の回路として他の構成を示すブロック図
である。
【図11】図8の回路として更に他の構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】図11の回路にて用いられる信号の様子を示
す図である。
【図13】図2における変調回路の更に他の構成を示す
ブロック図である。
【図14】図12の回路にて用いられる信号の様子を示
す図である。
【図15】従来例を示す図である。
【符号の説明】
2 変調回路 4 相関検出回路 10 制御回路 11 選択回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを変調する変調手段と、 特定周波数の信号に係る2値信号を発生する発生手段
    と、 前記変調手段の出力データと、前記2値信号とを論理演
    算する演算手段と、 前記演算手段の出力に応じて、前記変調手段の出力デー
    タ中の前記特定周波数成分を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力に応じて前記変調手段を制御する制
    御手段とを備えた信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変調手段は、nビットの入力データ
    に1ビットの制御データを付加した後、このn+1ビッ
    トのデータに対してインターリーブドNRZI変換を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は前記検出手段の出力に応
    じて、前記変調手段において前記制御ビットとして1を
    付加したデータと0を付加したデータとを選択的に出力
    するように前記変調手段を制御することを特徴とする請
    求項2に記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記演算手段の出力に
    応じて、前記特定周波数の信号に係る多値信号との相関
    を検出する相関検出回路を有することを特徴とする請求
    項1に記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は排他的論理和回路である
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記変調手段の出力デ
    ータ中に前記特定周波数成分がより多く含まれるように
    前記変調手段を制御することを特徴とする請求項1に記
    載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置において、 前記変調手段の出力データを記録媒体に記録する記録手
    段を備えたことを特徴とする信号処理装置。
  8. 【請求項8】 特定周波数の信号に係る2値信号を発生
    する発生手段と、 入力データと前記2値信号とを論理演算する演算手段
    と、 前記演算手段の出力に応じて、前記特定周波数の信号に
    係る多値信号との相関を検出する検出手段とを備えた信
    号処理装置。
  9. 【請求項9】 前記発生手段は複数の前記2値信号を発
    生し、 前記演算手段は第1の2値信号と、前記第1の2値信号
    と90°位相の異なる第2の2値信号と前記入力データ
    とをそれぞれ論理演算することを特徴とする請求項8に
    記載の信号処理装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、 前記演算手段の出力を所定ビットごとに累算する累算回
    路と、 前記累算回路の出力の絶対値を検出する絶対値検出回路
    とを有することを特徴とする請求項8に記載の信号処理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記2値信号は前記特定周波数の周期
    を有する第1及び第2の2値信号を含み、 前記演算手段は前記第1の2値信号と前記入力データと
    の論理演算を行う第1の回路と、前記第2の2値信号と
    前記入力データとの論理演算を行う第2の回路とを有
    し、 更に前記検出手段は前記第1の回路の出力と前記第2の
    回路の出力とを重み付け加算する回路を含むことを特徴
    とする請求項8に記載の信号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記検出手段は、前記2値信号の整数
    倍の周波数を有する制御信号に応じて前記演算手段の出
    力を重み付け加算する回路を含むことを特徴とする請求
    項8に記載の信号処理装置。
  13. 【請求項13】 前記演算手段は排他的論理和回路であ
    ることを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載
    の信号処理装置。
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