JPH0877366A - 画像処理プロセッサ及びそれを用いたデータ処理システム - Google Patents

画像処理プロセッサ及びそれを用いたデータ処理システム

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JPH0877366A
JPH0877366A JP6209523A JP20952394A JPH0877366A JP H0877366 A JPH0877366 A JP H0877366A JP 6209523 A JP6209523 A JP 6209523A JP 20952394 A JP20952394 A JP 20952394A JP H0877366 A JPH0877366 A JP H0877366A
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啓介 中島
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崇 宮本
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賢一郎 大村
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晃洋 桂
Mitsuru Watabe
満 渡部
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】グラフィックプロセッサに直結されたグラフィ
ックメモリバスを用いて、低コストで高速な処理を実現
する。 【構成】画像処理に関するグラフィックコマンドを生成
するプロセッサとプログラム,コマンドおよび原画デー
タを保持するメインメモリとを接続するシステムバスに
接続され、上記プロセッサからの上記グラフィックコマ
ンドに基づき上記フレームバッファに描画を行うグラフ
ィックプロセッサであって、上記グラフィックプロセッ
サは、上記グラフィックコマンドおよび原画データを保
持するグラフィックデータメモリを接続する第1のデー
タパスと上記システムバスとを接続するか、上記第1の
データパスと表示データを保持するフレームバッファと
を接続する第2のデータパスとを接続するデータパス切
り替え部を有することにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュー
タ,ワークステーション,ファクシミリ,プリンタ,グ
ラフィック装置などの情報端末機器分野における、メモ
リ上に割り付けられた画像やテキスト,グラフィックデ
ータを加工する画像データ処理システムにかかわり、特
にクロックに同期して高速にメモリをアクセスする高速
画像データ処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のグラフィックシステムではプロセ
ッサバスに接続され、プロセッサの指示に基づきフレー
ムバッファに描画し、CRTに表示するシステムが知ら
れていた。
【0003】また、従来の高速処理を必要とされるグラ
フィックワークステーションで用いられている画像デー
タ処理システムは、PIXEL No.129号pp26
−34の「IRISワークステーションのすべて」で示
されるように、多量の処理プロセッサと大容量メモリと
してVRAM(シリアルポート付きダイナミックメモ
リ)を使用していた。
【0004】また、高価なVRAMの代替えとしてシン
クロナスDRAMも開発が進められており、電子技術1
993.10号pp24−28記載のように、低速グラ
フィック装置のシステム例が述べられていた。
【0005】また、従来ファクシミリやプリンタ,グラ
フィック装置で用いられている画像処理システムは、特
開昭61−261969号で示されるように、周辺画素を参照す
る局所的な処理用として高速のSRAM(スタティック
メモリ),符号データやフォントデータ格納用の大容量
メモリとしてDRAM(ダイナミックメモリ)を使用し
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のグラフィックシ
ステムでは、グラフィックプロセッサがプロセッサなど
のシステムバスに接続されているため、3次元表示に必
要なテクスチャーマッピング処理を高速に行うには、バ
ス速度が遅いため実行することができないという問題が
あった。
【0007】また、従来の高速画像データ処理システム
では、高性能を維持するためには特殊なメモリを必要と
し、装置を低価格化する上で、大きな問題があった。ま
た従来の画像処理システムでは、装置を小型化し、LS
Iとして集約する上で、この2種類のメモリを統合でき
ないことが装置構成上大きな問題となっていた。
【0008】本発明の目的は、メモリに格納された画像
データを高速に加工,描画処理し、これを読み出し表示
するグラフィック処理を低コストに提供することにあ
る。
【0009】このためには、プロセッサの構成方式から
メモリ制御方式にいたるアーキテクチャ上の課題を解決
する必要がある。
【0010】プロセッサの構成方式の課題は、最高スル
ープットを最低限のハードウエアで実現するため、処理
の統合化と分散化のトレードオフを行う必要がある。こ
のために、プロセッサとメモリを結合するメモリバスの
配置方法について検討した。また、メモリ制御方式とし
ては、高速処理用メモリと大容量メモリを統合し、低コ
ストに大容量,高速のメモリアクセスを実現する必要が
ある。具体的にはクロックに同期してアドレス,データ
および制御信号をラッチする機能を有するメモリとして
SDRAM(シンクロナスDRAM)を用いてシステム
を用いる構成した場合を検討している。
【0011】SDRAMを利用することで、メモリにア
クセスしたいアドレスを発行してから、例えばリードデ
ータが出力されるクロックタイミングを指定できるた
め、リード処理を完結する前に、次のアドレスを発行す
ることが可能となる。
【0012】しかし、続けてアドレスを発行する場合は
同じ行アドレス内に限られており、同じバンクで異なる
行アドレスにアクセスするためには、プリチャージ処理
などのミスヒット処理が必要となる。
【0013】本発明の他の目的は、このプロセッサの配
置方法およびメモリ制御方法、特にミスヒット処理を低
コストに、高速に実現する構成を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、画像処
理に関するグラフィックコマンドを生成するプロセッサ
とプログラム,コマンドおよび原画データを保持するメ
インメモリとを接続するシステムバスに接続され、上記
プロセッサからの上記グラフィックコマンドに基づき上
記フレームバッファに描画を行うグラフィックプロセッ
サであって、上記グラフィックプロセッサは、上記グラ
フィックコマンドおよび原画データを保持するグラフィ
ックデータメモリを接続する第1のデータパスと上記シ
ステムバスとを接続するか、上記第1のデータパスと表
示データを保持するフレームバッファとを接続する第2
のデータパスとを接続するデータパス切り替え部を有す
ることにある。
【0015】また、他の特徴は、画像処理に関するグラ
フィックコマンドを生成するプロセッサと,プログラ
ム,コマンドおよび原画データを保持するメインメモリ
と,上記プロセッサからの上記グラフィックコマンドに
基づき上記フレームバッファに描画を行うグラフィック
プロセッサと,上記プロセッサと上記メインメモリと上
記グラフィックプロセッサとを接続するシステムバス
と,上記グラフィックプロセッサに接続され、上記グラ
フィックコマンドおよび原画データを保持するグラフィ
ックデータメモリと,表示データを保持するフレームバ
ッファと,上記グラフィックプロセッサと上記グラフィ
ックデータメモリとを接続する第1のデータパスと,上
記グラフィックプロセッサと上記フレームバッファとを
接続する第2のデータパスとを有し、上記グラフィック
プロセッサは、上記第1のデータパスと上記システムバ
スを接続するか上記第1のデータパスと上記第2のデー
タパスを接続するデータパス切り替え部を有することに
ある。
【0016】つまり、プロセッサからのコマンドや原画
データを一時的に蓄える、フレームメモリとは異なるロ
ーカルメモリをグラフィクスプロセッサに直結すること
で高速処理を実現するため、プロセッサからコマンドや
原画データをローカルメモリに転送するデータパスと,
このローカルメモリからデータを読み出しながらフレー
ムバッファに描画するデータパスを切り替えるバススイ
ッチを設けた。
【0017】またプロセッサの構成は、DMA制御によ
るコマンドフェッチ,側辺演算部と直線演算部と画素演
算部の構成とし、データ制御部と側辺演算部と直線演算
部とをパイプライン処理の可能なものとしている。
【0018】また、本発明の実施例では、側辺演算部を
11個以上の減算を主に行う演算装置DDA(デジタル
・ディフェレンシャル・アナライザ)で構成し、直線演
算部を5個以上のDDAで構成した例を示している。
【0019】また、SDRAMを複数個利用すること
で、コマンドや元絵データを読み込みながら、処理を行
い、描画データを書き込むというパイプライン処理で最
高のスループットを実現可能とし、このため、プロセッ
サとメモリを結合するメモリバスの配置方法は、3つの
独立メモリバスとし、第1のメモリには、コマンドと入
力データを格納し、第2,第3のメモリは交代バッファ
として、描画処理で書き込み中は、異なるメモリを表示
処理で読み出している。
【0020】また、描画プロセッサと表示プロセッサで
は処理形態が異なるため、メモリアクセスの際にメモリ
から一度に読み出すデータの数であるバーストレングス
を異ならしめ、具体的には描画プロセッサはバーストレ
ングス1で使用し表示プロセッサはバーストレングス8
で使用する。
【0021】また、描画プロセッサにおける書き込みア
ドレス,読み出しアドレスのミスヒットを検出する手段
としてアドレス発生手段のアドレスから行アドレスを抽
出する手段と上記行アドレスをメモリアクセス毎に記憶
する手段と上記記憶した行アドレスと現在の行アドレス
を比較する手段と上記比較結果が異なっていた場合バス
制御部にミスヒットを通知する手段とで構成しメモリの
ロウアドレス更新処理即ちプリチャージ処理,ロウアド
レスの活性化処理を行うバス制御部手段を設け、書き込
みアドレスもしくは読み出しアドレスのいずれかのミス
ヒットを検出すると双方ミスヒット処理を実行すること
で、画像処理乗パイプラインを保持する構成としてい
る。
【0022】
【作用】ローカルメモリを設けることで、プロセッサの
システムバスと接続してコマンド転送していた場合に比
べて、描画処理時にローカルメモリから専用バスを用い
て高速読み出しができるため高速処理を実現できる。
【0023】プロセッサの構成方式として、データ制御
部によるコマンドフェッチ,側辺演算部と直線演算部と
画素演算部の構成とし、データ制御部と側辺演算部と直
線演算部とをパイプライン動作可能とし、側辺演算部を
11個以上のDDAで構成し、直線演算部を5個以上の
DDAで構成することで、必要最小限の処理を最大スル
ープットで、最小のハードウエアで実行可能である。
【0024】また、複数のメモリバスを用いて、データ
をパイプライン処理することで、プロセッサ内部で、バ
ッファメモリを持つことなく、低コストに高速処理を実
現することができる。
【0025】また、描画処理と表示処理のバーストレン
グスを異ならしめることで、表示のミスヒットを最小化
し、処理時間を短縮し、消費電力の低減に寄与してい
る。
【0026】また、描画の書き込みの際、あらかじめ書
き込みアドレスのミスヒットを検出しておくことで、読
み出しアドレスをミスヒットさせれば、画像処理データ
のパイプラインを、バッファメモリなしで、ハード量を
少なくすることが可能である。
【0027】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて以下に説明す
る。
【0028】図21は従来のグラフィックシステムの概
略構成を示している。CPU101は主メモリ102内の命
令,データを用いてグラフィックプロセッサ103に描
画処理を発行する。グラフィックプロセッサ103は、
この指示に基づきフレームバッファ104に描画する。
表示部105ではフレームバッファ104から描画完了
済みのデータを読み出しCRT106に表示する。フレームバ
ッファ104に表示用パラレルシリアル変換器付きのD
RAM(VRAM)を用いていれば描画と表示を同時に実
行可能である。しかし、VRAMは高価であるため低コ
ストのシステムではフレームバッファ104はDRAM
で構成し、グラフィックプロセッサ103とフレームバ
ッファ間のバスを用いてタイムシェアリングで描画処理
と表示データの読み出しを実行し、グラフィックプロセ
ッサ103からCRT106に表示するシステムが一般的であ
った。
【0029】しかし、この従来のグラフィックシステム
では、グラフィックプロセッサがCPUなどのシステム
バスに接続されているため、3次元表示に必要なテクス
チャーマッピング処理を高速に行うには、バス速度が遅
いため実行することができないという問題があった。
【0030】また、従来の高速画像データ処理システム
では、高性能を維持するためには特殊なメモリを必要と
し、装置を低価格化する上で、大きな問題があった。
【0031】またさらに、従来の画像処理システムで
は、装置を小型化し、LSIとして集約する上で、この
2種類のメモリを統合できないことが装置構成上大きな
問題となっていた。
【0032】図22は、このような課題を解決するため
の本発明の実施例の概略ブロック図を示している。つま
り、CPU101からのコマンドや原画データを一時的に蓄え
る、フレームバッファ104とは異なるローカルメモリ
3をグラフィクスプロセッサ1に直結することで高速処
理を実現した。
【0033】そのために、CPU101からコマンドや原画デ
ータをローカルメモリ3に転送するデータパスと、この
ローカルメモリ3からデータを読み出しながらフレーム
バッファ104に描画するデータパスを切り替えるバス
スイッチ162を有するバス制御部16を設けた。この
ローカルメモリ3を設けることで、CPU101のシステムバ
スと接続してコマンド転送していた場合に比べて、描画
処理時にローカルメモリ3から専用バスを用いて高速読
み出しができるため高速処理を実現できる。
【0034】図1を用いて本発明の一実施例のブロック
図をデータフローを中心に説明する。CPU101は、主メモ
リ102を用いてグラフィックプロセッサ1への指示を
リスト作成し、システムコントローラ2を用いて、デー
タ制御部11を経由し、処理すべきコマンドおよび入力
データをシンクロナスDRAM3に転送する。システム
コントローラ2はDMAコントローラであり、CPUの
指示に基づいて主メモリ102のデータをグラフィック
プロセッサ1に転送する。その後、システムコントロー
ラ2は、グラフィックプロセッサ1に対し、実行開始コ
マンドを発行する。グラフィックプロセッサ1内のデー
タ制御部11は、実行開始コマンドにより、シンクロナ
スDRAM3からコマンドを取りだし、必要なパラメー
タを側辺演算部12,直線演算部13,画素演算部14
に転送し、側辺演算部12を起動する。
【0035】側辺演算部12では、入力データの格納さ
れている座標および描画座標を端点単位で計算し、直線
演算部13を起動する。直線演算部13では、1ドット
単位で、入力データの格納されている座標および描画座
標を演算し、データの加工を行う画素演算部14に指示
を行う。画素演算部14では、シンクロナスDRAM3 から
入力データを取りだし、加工後、バス制御部17,切り
替えスイッチ19を経由しシンクロナスDRAM4もし
くはシンクロナスDRAM5のいずれかに描画する。ど
ちらから描画を開始するかは、リセット後の状態で決め
られている。シンクロナスDRAM4もしくはシンクロ
ナスDRAM5のうち、描画されていないほうのメモリ
は、表示部15からバス制御部18,切り替えスイッチ
19を経由し読み出し処理を行い、表示出力バス60を
経由し表示合成LSI6へデータ転送する。
【0036】ここで、本実施例ではグラフィックプロセ
ッサ1を単一の半導体基盤上つまり1チップLSIに構
成することで低コスト化を実現した。このLSIは、シ
ステムコントローラ2に接続するバス20と第1のシン
クロナスDRAM3に接続するバス30と第2のシンク
ロナスDRAM4に接続するバス40と第3のシンクロ
ナスDRAM5に接続するバス50と表示合成LSI6
に接続するバス60を有しているが168ピンのフラッ
トパッケージに収納することができた。これは各バス幅
を16ビットに限定したことに寄るものである。
【0037】図23は本発明の一実施例のブロック図を
示しており、制御フローを中心に説明する。
【0038】システムコントローラ2からの制御信号を
データ制御部11を経由し、バス制御部16に対しアク
セス要求を行う。一方、画素演算部14からバス制御部
16に対し画素データの読み出し要求を行う。これらは
バスアービタ109を用いて調停される。つまり、デー
タ制御部11も画素演算部14もバスアービタ109に
対してバス要求を行い、バスアービタ109は優先判定
を行い、1つのみに対してバス仕様許可信号を発行す
る。
【0039】バス制御部16,17はデータの連続書き
込みを行うために、行アドレスの更新処理、つまりミス
ヒットなどによりデータにディレーが発生する事を検知
するミスヒット情報を共有する。このことにより、一方
のデータにディレーが起こっても、もう片方を待たせる
ことで、画像処理のパイプラインを崩すことなく実行し
ている。
【0040】切り替えスイッチ19の制御は表示部の垂
直同期信号VSYNC信号を基に作成するが、これはC
PUからの指示に基づき切り替えることも可能である。
【0041】図24はバス調停の制御をより詳しく説明
したブロック図である。図23では説明を簡単化するた
めデータ制御部11を1つのブロックとして説明した
が、実際はデータ制御部11はCPUインターフェイス
部111とグラフィック制御部112の2つの機能を有
している。CPUインターフェイス部111は、外部の
システムコントローラ2から入力したコマンドや原画デ
ータを第1のシンクロナスDRAM3に書き込む、もし
くは第1のシンクロナスDRAM3のデータを読み出
し、システムコントローラ2に転送する機能を実現す
る。グラフィック制御部112は、第1のシンクロナス
DRAM3のコマンドを読み出し、画像処理を行う側辺
演算部12や直線演算部13や画素演算部14などの処
理部にパラメータを設定する。このCPUインターフェ
イス部111もグラフィック制御部112も、さらに画素
演算部14も独立してバスアービタ109にバス仕様許
可を要求する信号を発行する。これらのうち優先度の高
いのもが1つ選ばれバス制御部16のスイッチを切り替
えデータパスを確立する。
【0042】図2はシンクロナスDRAM3の格納デー
タの例を示している。コマンドエリア31には、コマン
ドリスト311,312など複数のコマンドが格納され
ている。コマンドリストの内容は、コマンドコード31
12,リンクポインタ3113,モード指定3114,テー
ブルポインタ3115,入力データポインタ3116,
描画座標ポインタ3117で構成されている。コマンド
コード3112はコマンドの種別を表している。リンク
ポインタ3113は、このコマンドが終了したら、どの
コマンドを次に実行するかのコマンド開始アドレスが格
納されている。モード指定3114は画素演算部14
で、どのような画像処理を実行するか属性が記述されて
いる。テーブルポインタ3115は、画像処理に用いる
グーロシェーディングやその他の属性を表現するテーブ
ル331の先頭アドレスを格納しており、処理を開始す
る前に、シンクロナスDRAM3から、内部の処理テー
ブルにロードしておくために用いる。入力データポイン
タ3116は、入力データ、つまり加工前の元絵データ
321が格納されているアドレスを示している。描画座
標ポインタ3117は、加工したデータをどの位置に描
画するか座標値を記述している。
【0043】図3はシンクロナスDRAM4とシンクロ
ナスDRAM5の利用法について説明した図である。シ
ンクロナスDRAM3から読み出されたデータはバス制
御部16を経由し画素演算部14でデータ加工が施され
バス制御部17を経由し、切り替えスイッチ19内のス
イッチ191でシンクロナスDRAM4とシンクロナス
DRAM5のいずれかにアクセスするように切り替えが
行われる。この図ではメモリバス40を経由しシンクロ
ナスDRAM4に接続された例を示している。シンクロ
ナスDRAM5には、すでに描画された画像が蓄積され
ており、メモリバス50,スイッチ192,バス制御部
18を経由し、表示部15へ読み出しを行う。
【0044】図4は描画プロセッサ7のパイプライン動
作を示している。データ制御部11でコマンドをフェッ
チし、パラメータを設定する。設定終了後、側辺演算部
12に側辺演算開始信号を送り、ラインコピー処理の端
点座標を計算が開始される。側辺演算部12はこの信号
を受けて演算を開始する。コマンドの解釈の後、最初の
ラインコピーの側辺演算を行い、直線演算部13にこれ
らのデータを設定する。最初のラインコピーの側辺演算
終了後、直線演算部13に直線演算開始信号を送ると共
に、次のラインコピーの側辺演算および側辺演算結果の
格納の演算を開始する。側辺演算部12は、直線演算部
13によるラインコピー1回分の演算が終了するまで
に、次のラインコピーの始点終点の演算を行えば良い。
【0045】直線演算部13は直線演算開始信号を受け
て直線演算を開始し、1サイクルで1画素分の直線演算
を行う。直線演算部13はDDA演算の結果である桁上
げ信号を1サイクルごとに画素演算部に出力する。同時
に画素演算部14にメモリアクセス開始信号を出力す
る。
【0046】画素演算部14はメモリアクセス開始信号
を受けて各シンクロナスDRAMへのメモリアクセスを
開始する。描画コマンドの最終画素の処理後、データ制
御部11に最終画素処理終了信号を送り、1つの描画コ
マンドの処理が終了する。描画コマンドフェッチ部は、
この信号により次の描画コマンドのフェッチを開始す
る。
【0047】以下各ブロックの詳細を述べる前に、テク
スチャマッピングと呼ばれる描画アルゴリズムについて
述べる。
【0048】テクスチャマッピングとは、画像の拡大,
縮小,回転を行う画像操作のプリミティブである。通
常、図5(a)のように矩形のソース画像ABCDを任
意の四角形A′B′C′D′に写像する機能として定義
される。
【0049】本発明のデータ処理プロセッサでは、この
テクスチャマッピングをラインコピーの複数回実行で実
現する方式を用いる。ラインコピーとは、図5(b)の
ようにソース画像の水平な画素列P0(Xp0,Yp0)−P
1(Xp1,Yp1)をディスティネーション空間上の任意直
線Q0(Xq0,Yq0)−Q1(Xq1,Yq1)に写像するとい
う画像操作のプリミティブである。
【0050】本発明のデータ処理プロセッサは以上のよ
うなテクスチャマッピングを7個のDDAで実現した。
7個のDDAのうち、ラインコピーの始点Q0と終点Q
1を求めるために5個のDDAを、Q0とQ1を結ぶ直
線を求めるために2個のDDAを使用している。本発明の
データ処理プロセッサでは前者の演算を側辺演算と定義
し、後者の演算を直線演算と定義する。
【0051】以下、図6の例を用いて、7個のDDAの
役割を順に説明する。図6ではディスティネーション画
像がソース画像より大きい場合、すなわち拡大の時を示
している。なお、ディスティネーション画像がソース画
像より小さい場合は、縮小と定義する。
【0052】第一のDDAは側辺演算のためのDDAで
あり、ソース画像のY方向の画素間距離Syと、ディス
ティネーション画像の左右の側辺のX方向成分Drx,D
lxまたはY方向成分Dry,Dlyのうち最大の画素間距離
を持つ成分MAXEDGE (図6ではDry)とのDDAであ
る。このDDAは、両者の画素間距離のうち長いほう
(図6ではDry)を基準として演算を行う。
【0053】第二のDDAは側辺演算のためのDDAで
あり、MAXEDGE と、ディスティネーション画像の右側辺
の最大の画素間距離を持つX方向成分DrxまたはY方向
成分Dry(図6ではDry)とのDDAである。このDD
AはMAXEDGE を基準として演算を行う。
【0054】第三のDDAは側辺演算のためのDDAで
あり、MAXEDGE と、ディスティネーション画像の左側辺
の最大の画素間距離を持つX方向成分D1xまたはY方向
成分D1y(図6ではD1y)とのDDAである。このDD
AはMAXEDGE を基準として演算を行う。
【0055】第四のDDAは8連結画素法を用いて右側
辺演算を行うためのDDAであり、ディスティネーショ
ン画像の右側辺のX方向成分DrxとY方向成分DryのD
DAである。このDDAは両者の画素間距離のうち長い
ほう(図6ではDry)を基準として演算を行う。
【0056】第五のDDAは8連結画素法を用いて左側
辺演算を行うためのDDAであり、ディスティネーショ
ン画像の左側辺のX方向成分D1xとY方向成分D1yのD
DAである。このDDAは両者の画素間距離のうち長い
ほう(図6ではD1y)を基準として演算を行う。
【0057】第六のDDAは直線演算のためのDDAで
あり、ソース画像のX方向の画素間距離Sxと、側辺演
算で求めたディスティネーション画像の始点Q0と終点
Q1からなる直線のX方向成分LxまたはY方向成分L
yのうち最大の画素間距離を持つ成分MAXLINE (図6で
はLx)とのDDAである。このDDAは両者の画素間
距離のうち長いほう(図6ではLx)を基準として演算
を行う。
【0058】第七のDDAは4連結画素法を用いて直線
演算を行うためのDDAであり、始点Q0と終点Q1か
らなる直線のX方向成分LxとY方向成分LyとのDD
Aである。このDDAは両者の画素間距離のうち長いほ
う(図6ではLx)を基準として演算を行う。
【0059】ここでデジタル微分解析法DDAとは2つ
の変数a,bで構成される直線の座標を整数演算で求め
る方法の1つである。今、2つの変数a,bがあり、そ
れぞれの変位量をn,mとし、n<mとする。また、b
の変位に対するaの真の変位dn(実数)とaの変位の
誤差をエラー値eとする。この時bが1変位する時のd
nは0≦dn<1となる。eはbが1変位するたび毎に
dnだけ加算される。いずれe>1となり、桁上げが生
ずる。この時、aに1変位があったとみなされる。DD
Aはこのような演算を繰り返し、bの変位に対するaの
変位を検出する。
【0060】次に本発明のデータ処理プロセッサのテク
スチャマッピング描画アルゴリズムの構造について述べ
る。
【0061】本発明のデータ処理プロセッサでは、テク
スチャマッピング描画アルゴリズムを機能別に分けてい
る。それらは、側辺演算アルゴリズム,直線演算アルゴ
リズム,画素コピーアルゴリズムの3つである。
【0062】側辺演算アルゴリズムは、ディスティネー
ションの左側辺および右側辺の座標を演算するためのア
ルゴリズムである。これは図7に示すフローチャートに
したがって、上記第一から第五までのDDAを実行し、
ラインコピーの始点Q0,終点Q1の座標を求めるもの
である。
【0063】直線演算アルゴリズムは、ディスティネー
ションの左側辺上のある点とそれに対応する右側辺のあ
る点を結ぶ直線の座標を演算するためのアルゴリズムで
ある。これは図8に示すフローチャートにしたがって、
上記第六と第七のDDAを実行し、側辺演算によって求
められた始点終点にしたがってラインコピーの座標を求
めるものである。
【0064】画素コピーアルゴリズムは、ソース画像の
ある1画素をディスティネーションのある1画素にコピ
ーするためのアルゴリズムである。これは図9に示すフ
ローチャートにしたがって、側辺演算および直線演算で
求められた1組のソース1画素とディスティネーション
1画素に対するメモリアクセスを実行するものである。
【0065】図10に本発明のデータ処理プロセッサの
テクスチャマッピング描画アルゴリズムを実行した時の
軌跡を示す。拡大の時はソース画像の1画素を拡大に応
じて数回コピーし、縮小の時はソース画像を縮小に応じ
て間引いてコピーする。
【0066】シェーディングは、画像の簡易立体表現の
1手法であり、画像の色相および輝度をなめらかに変化
させる画像操作のプリミティブである。本発明のデータ
処理プロセッサでは色相をなめらかに変化させる機能と
して定義している。
【0067】本発明のデータ処理プロセッサのシェーデ
ィングは、ディスティネーションの各画素の色(R,
G,B)に、シェーディング色(ΔR,ΔG,ΔB)を色
成分別に加え、新たにディスティネーションの各画素の
色を(R+ΔR,G+ΔG,B+ΔB)とする色演算を
行う方式である。本発明のデータ処理プロセッサはこの
シェーディングをテクスチャマッピング実行時に、テク
スチャマッピングの結果であるディスティネーション任
意四角形に対して実行する方式とした。任意四角形中の
各画素のシェーディング色はディスティネーション上の
任意四角形ABCDの4頂点に指定するシェーディング
色(Ra,Ga,Ba),(Rb,Gb,Bb),(Rc,
Gc,Bc),(Rd,Gd,Bd)に基づいて演算す
る。
【0068】本シェーディングはテクスチャマッピング
実行と同時に行うことが前提である。ディスティネーシ
ョンの左右側辺の各画素のシェーディング色は側辺演算
時に、ラインコピーの各画素のシェーディング色は直線
演算時に求める。ディスティネーションの各画素と以上
で求めたシェーディング色との加算は、画素コピー時に
行う。
【0069】ここで、色データは赤緑青の各色成分の絶
対値であるとする。
【0070】本発明のデータ処理プロセッサは以上のよ
うなシェーディングを9個のDDAで実現した。9個の
DDAのうち、ラインコピーの始点Q0と終点Q1のシ
ェーディング色を求めるために6個のDDAを、Q0と
Q1を結ぶ直線のシェーディング色を求めるために3個
のDDAを使用している。本発明のデータ処理プロセッ
サでは前者の演算を側辺シェーディング色演算と定義
し、後者の演算を直線シェーディング色演算と定義す
る。
【0071】以下、図11を用いて9個のDDAの役割
を順に説明する。
【0072】第八のDDAは右側辺シェーディング赤色
演算のためのDDAであり、頂点Bと頂点Cのシェーデ
ィング赤色差ΔRrと、ディスティネーション画像の右
側辺のX方向成分またはY方向成分のうち最大の画素間
距離を持つ成分MAXEDGERとのDDAである。このDDA
はΔRrとMAXEDGERの画素間距離のうち大きいほうを基
準として演算を行う。
【0073】第九のDDAは右側辺シェーディング緑色
演算のためのDDAであり、頂点Bと頂点Cのシェーデ
ィング緑色差ΔGrと、MAXEDGERとのDDAである。こ
のDDAはΔGrとMAXEDGERの画素間距離のうち大きい
ほうを基準として演算を行う。
【0074】第十のDDAは右側辺シェーディング青色
演算のためのDDAであり、頂点Bと頂点Cのシェーデ
ィング青色差ΔBrと、MAXEDGERとのDDAである。こ
のDDAはΔBrとMAXEDGERの画素間距離のうち大きい
ほうを基準として演算を行う。
【0075】第十一のDDAは左側辺シェーディング赤
色演算のためのDDAであり、頂点Aと頂点Dのシェー
ディング赤色差ΔRlと、ディスティネーション画像の
左側辺のX方向成分またはY方向成分のうち最大の画素
間距離を持つ成分MAXEDGELとのDDAである。このDD
AはΔRlとMAXEDGELの画素間距離のうち大きいほうを
基準として演算を行う。
【0076】第十二のDDAは左側辺シェーディング緑
色演算のためのDDAであり、頂点Aと頂点Dのシェー
ディング緑色差ΔGlと、MAXEDGELとのDDAである。
このDDAはΔGlとMAXEDGELの画素間距離のうち大き
いほうを基準として演算を行う。
【0077】第十三のDDAは左側辺シェーディング青
色演算のためのDDAであり、頂点Aと頂点Dのシェー
ディング青色差ΔBlと、MAXEDGELとのDDAである。
このDDAはΔBlとMAXEDGELの画素間距離のうち大き
いほうを基準として演算を行う。
【0078】第十四のDDAは直線シェーディング赤色
演算のためのDDAであり、側辺演算で求めたディステ
ィネーション画像の始点Q0と終点Q1のシェーディン
グ赤色の差であるシェーディング赤色差ΔRqと、始点
Q0と終点Q1からなる直線のX方向成分またはY方向
成分のうち最大の画素間距離を持つ成分MAXLINE とのD
DAである。このDDAは、ΔRqとMAXLINE のうち長
いほうを基準として演算を行う。
【0079】第十五のDDAは直線シェーディング緑色
演算のためのDDAであり、始点Q0と終点Q1のシェ
ーディング緑色差ΔGqとMAXLINE とのDDAである。
このDDAはΔGqとMAXLINE のうち長いほうを基準と
して演算を行う。
【0080】第十六のDDAは直線シェーディング青色
演算のためのDDAであり、始点Q0と終点Q1のシェ
ーディング青色差ΔBqとMAXLINE とのDDAである。
このDDAはΔBqとMAXLINE のうち長いほうを基準と
して演算を行う。
【0081】次に本発明のデータ処理プロセッサのシェ
ーディング描画アルゴリズムの構造について述べる。
【0082】本発明のデータ処理プロセッサではシェー
ディング描画アルゴリズムを機能別に3つに分けてい
る。それらは、側辺シェーディング色演算アルゴリズ
ム,直線シェーディング色演算アルゴリズム,シェーデ
ィング色加算アルゴリズムである。
【0083】側辺シェーディング色演算アルゴリズム
は、ディスティネーションの左側辺および、右側辺のシ
ェーディング色を演算するためのアルゴリズムである。
これは、図12に示すフローチャートにしたがって、上
記第八から第十三までのDDAを実行し、ラインコピー
の始点Q0,終点Q1のシェーディング色を求めるもの
である。
【0084】直線シェーディング色演算アルゴリズム
は、ディスティネーションの左側辺上のある点とそれに
対応する右側辺のある点を結ぶ直線のシェーディング色
を演算するためのアルゴリズムである。これは、図13
に示すフローチャートにしたがって、上記第十四から第
十六までのDDAを実行し、側辺演算によって求められ
た始点Q0,終点Q1にしたがってラインコピーの各画
素のシェーディング色を求めるものである。
【0085】シェーディング色加算アルゴリズムは、以
上で求めたシェーディング色を各画素に加算するための
アルゴリズムである。これは、図9に示すフローチャー
トに示すようなディスティネーションに対するシェーデ
ィング色の加算を実行するものである。
【0086】さて、上記のテクスチャーマッピング描画
アルゴリズムを実現する各ユニットの説明にはいる。描
画プロセッサ7は、データ制御部11,側辺演算部1
2,直線演算部13,画素演算部14で構成される。
【0087】データ制御部11は描画ソースデータ・描
画コマンド用SDRAMより描画コマンドと描画パラメ
ータのフェッチを実行するモジュールである。側辺演算
部12および画素演算部14内にある内部レジスタにフ
ェッチしたコマンドおよびパラメータを格納する。
【0088】側辺演算部12は側辺描画アルゴリズムを
実行するモジュールである。描画コマンドの解釈,描画
パラメータにしたがった側辺演算の実行,直線演算部1
3内にある内部レジスタへの側辺演算結果の格納を行
う。このうち側辺演算は、第一から第五,第八から第十
三の合計11個のDDAを実行し、ソース座標P0とP
1,ディスティネーション座標Q0とQ1,ディスティ
ネーション座標Q0とQ1のシェーディング色(R0,
G0,B0),(R1,G1,B1)を求める演算であ
る。
【0089】側辺演算部12は、図14に示すように、
専用のリード,ライトバスを持つ13ビットAU2個と
両AU共通の13ビットレジスタと各AU専用の13ビ
ットレジスタで構成される。2つのAUをそれぞれAU
a,AUbとする。両AUを効率よく使用するため、両
AUの動作状態には同期動作と独立動作の2つがある。
【0090】同期動作は両AUが同一のシーケンサによ
って制御される動作である。両AUは共通のレジスタを
持っており、AUaの演算結果を後にAUbで、AUb
の演算結果をAUaで使用することができる。描画コマ
ンドの解釈と第一から第三のDDAはこの動作状態で演
算している。
【0091】独立動作は両AUが別々のシーケンサによ
って制御される動作である。両AUはそれぞれ専用のレ
ジスタを持っており、AUaの演算結果を後にAUb
で、AUbの演算結果をAUaで使用することはできな
い。第四と第五,第八から第十三のDDAはこの動作状
態で演算している。第四と第八から第十のDDAと,第
五と第十一から第十三のDDAをそれぞれAUaとAU
bで並列演算している。
【0092】直線演算部13は直線描画アルゴリズムを
実行するモジュールである。側辺演算部12によって格
納された側辺演算結果にしたがって直線演算を実行す
る。直線演算は第六と第七,第十四から第十六の合計5
個のDDA演算である。DDA演算の結果は画素演算部
での画素演算時のインクリメント信号として使用され
る。
【0093】直線演算部13は、図15に示すように、
1サイクルでDDA演算を行うDDAハード5個と13ビ
ットレジスタ群で構成される。13ビットレジスタ群
は、側辺演算部から引き渡されたラインコピーの始点終
点のパラメータを記憶している。5個のDDAハード
は、このパラメータに基づき、第六と第七,第十四から
第十六のDDA演算を行う。これらは並列に動作し、1
サイクルで1画素分のDDA演算を行う。
【0094】画素演算部14は画素コピーアルゴリズム
を実行するモジュールである。直線演算結果にしたがっ
て各SDRAMに対するアドレス,データの画素演算を
行い、描画ソースデータ・描画コマンド用SDRAMへ
のソースデータのリードアクセス,画素演算,画素演算
結果のフレームバッファSDRAMへのライトアクセス
を実行する。画素演算は、ラインコピー上のある画素の
ソース座標P,ディスティネーション座標Q,ディステ
ィネーション座標Qのシェーディング色(R,G,B)
を求める演算であり、初期値からのインクリメントで求
められる。
【0095】画素演算部14は、図16に示すように、
ソースメモリアドレスカウンタ144,ディスティネーショ
ンメモリアドレスカウンタ145,シェーディング赤
色,緑色,青色に対応した5ビットカウンタ141,1
42,143,専用のリード,ライトバスを持つ5ビッ
トAU146,147,148で構成される。ソースメ
モリアドレスカウンタ144およびディスティネーショ
ンメモリアドレスカウンタ145はそれぞれ、第六,第
七のDDAに対応し、これらのDDA演算の結果、桁上
げが生じたときアドレスのカウントアップを行う。5ビ
ットカウンタ3個はそれぞれ第十四から第十六のDDA
に対応し、これらのDDA演算の結果、桁上げが生じた
ときシェーディング色データのカウントアップを行う。
5ビットAU3個は、それぞれソースデータ赤色,緑
色,青色に5ビットカウンタで生成されたシェーディン
グ赤色,緑色,青色の加算を行う。
【0096】図17はバス制御部のタイミングチャート
を示す。図17(a)は読み出し時にミスヒットする例
を示している。画素演算部14からT1で発行された読
み出しアドレスRDADRはバス制御部16に送られ、
バス制御部16は、シーケンサのステータスRDBST
をT2に第一データ読み込みR1に変更する。これによ
りシンクロナスDRAM3からT3にデータDR1を入
力する。DR1は、画素演算部14で加工処理され書き
込みデータDW1となる。書き込みアドレスWRADR
は、図示しないディレーなどで遅延されWRADR3と
なり、バス制御部17のシーケンサのステータスWRB
STをT4に第一データ書き込みW1に変更する。
【0097】ここで次に読み出す読み出しアドレスRD
ADRのR2がR1の行アドレスと異なっていた場合、
再度行アドレスのプリチャージ,行アドレスの活性化処
理を行うミスヒット処理が必要となる。T2ステートで
RDADRとしてR2が発行されると、バス制御部16
内の図示しないミスヒット検出部で、R1の行アドレス
と比較処理が行われ、異なることが判明するとミスヒッ
ト信号RDMHTを発行する。これに基づきT4からT
6の期間はRDADR,WRADR,WRADR3などの各ア
ドレスの更新は停止し前アドレスの保持を行い、画素演
算部14も停止する。読み出しにてミスヒットした場合
は、書き込みデータには有効データが途切れるため、書
き込みバス制御部ではT5からT7の期間アイドルす
る。
【0098】図17(b)は書き込み時にミスヒットす
る例を示している。画素演算部14からT2で発行され
た書き込みアドレスWRADRがミスヒットすると考え
る。もし、書き込みアドレスのミスヒットをデータ書き
込み時点で検知したとすると、ミスヒットが判明するの
はT4ステートであり、T5ステートからアドレスを停
止しても、書き込みアドレス,データがつぎつぎに送ら
れてくるためデータの消失が起こってしまう。このた
め、書き込みアドレスも読み出しアドレスと同じタイミ
ングでミスヒット検出し、読み出し処理時にアイドルさ
せることで書き込みミスヒットの処理時間を確保してい
る。
【0099】図18はバス制御部16の内部ブロック図
を示している。データ制御部11からのデータバスS
D,アドレスバスSAと画素演算部14からのデータバ
スMD,アドレスバスRDADRを切り替え器162,
163で切り替えシンクロナスDRAM3へのデータバ
スVDAT,アドレスバスVADRを作成する。切り替
え器162,163の制御はメモリ制御部164で実施
する。メモリ制御部164はシーケンサ166,ラッチ
165,167で構成する。シーケンサ166の制御は
表示部15からのメモリ制御信号MCTRなどを参照し
て実施する。シーケンサ166の出力はラッチ167を
経由しメモリ制御信号VCNTとしてシンクロナスDR
AM3に供給する。バス制御部17,18も、入力バス
の本数や入出力の方向が異なるだけで同等の構成である
ので説明は省略する。
【0100】図19は切り替えスイッチ19の構成を示
す。バス制御部17の出力179とバス制御部18の出
力189をスイッチブロック191内のスイッチ19
2,193で切り替える。この制御は表示部15からの
メモリ切り替え信号MSYNCで実行する。メモリ切り
替え信号MSYNCは、表示部の垂直同期信号VSYN
Cを基に作成する。これは1フレーム毎に、描画メモリ
と表示メモリを切り替えて利用することで最大のスルー
プットを実現できる。
【0101】図20は表示部のブロック図を示す。制御
部154はシーケンサ156とラッチ155,157で
構成し、シーケンサ156は外部信号の垂直同期信号VS
YNCなどを参照し、制御信号を発生する。これにはメモ
リ切り替え信号MSYNCも含む。切り替えスイッチ1
9で選択したシンクロナスDRAM4もしくは5から読
み出したデータ181は、データ変換部151にてモー
ドに対応して加工され外部の表示合成LSI6にバス6
0を通して転送する。
【0102】
【発明の効果】このようにシンクロナスDRAM複数個
利用することで、コマンドや元絵データを読み込みなが
ら、処理を行い、描画データを書き込むというパイプラ
イン処理で最高のスループットを実現することにより、
低コストで高性能なデータ処理システムを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図。
【図2】シンクロナスDRAMのメモリマップ。
【図3】シンクロナスDRAM間のデータフロー。
【図4】描画プロセッサのパイプライン動作チャート。
【図5】テクスチャーマッピングの概念図。
【図6】テクスチャーマッピングのパラメータ定義。
【図7】側辺演算アルゴリズム。
【図8】直線演算アルゴリズム。
【図9】画素演算アルゴリズム。
【図10】テクスチャーマッピングの実例。
【図11】シェーディング処理の概念図。
【図12】側辺シェーディングアルゴリズム。
【図13】直線シェーディングアルゴリズム。
【図14】側辺演算部のブロック図。
【図15】直線演算部のブロック図。
【図16】画素演算部のブロック図。
【図17】ミスヒット処理のタイミングチャート。
【図18】バス制御部のブロック図。
【図19】バススイッチのブロック図。
【図20】表示部のブロック図。
【図21】従来のグラフィックシステムの概念ブロック
図。
【図22】本発明のグラフィックシステムの概念ブロッ
ク図。
【図23】本発明の実施例のブロック図。
【図24】バス調停制御のブロック図。
【符号の説明】
1…グラフィックプロセッサ、2…システムコントロー
ラ、3,4,5…シンクロナスDRAMなどのローカル
メモリ、11…データ制御部、12…側辺演算部、13
…直線演算部、14…画素演算部、15…表示部、1
6,17,18…バス制御部、20…CPUバス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 崇 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 大村 賢一郎 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 桂 晃洋 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 渡部 満 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像処理に関するグラフィックコマンドを
    生成するプロセッサとプログラム,コマンドおよび原画
    データを保持するメインメモリとを接続するシステムバ
    スに接続され、上記プロセッサからの上記グラフィック
    コマンドに基づき上記フレームバッファに描画を行うグ
    ラフィックプロセッサであって、 上記グラフィックプロセッサは、上記グラフィックコマ
    ンドおよび原画データを保持するグラフィックデータメ
    モリを接続する第1のデータパスと上記システムバスと
    を接続するか、上記第1のデータパスと表示データを保
    持するフレームバッファとを接続する第2のデータパス
    とを接続するデータパス切り替え部を有することを特徴
    とする画像処理プロセッサ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記データパス切り替え部は、上記グラフィックコマン
    ドまたは上記原画データを上記メインメモリから上記グ
    ラフィックデータメモリへ転送するには上記第1のパス
    と上記システムバスとを接続し、上記グラフィックプロ
    セッサと上記フレームバッファとの間でデータのアクセ
    スを行うには上記第1のパスと上記第2のパスとを接続
    するように切り替えることを特徴とする画像処理プロセ
    ッサ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 上記グラフィックメモリはクロック信号に同期してアド
    レスを入力し、データの入出力を行い、制御信号を入力
    するシンクロナスメモリであることを特徴とする画像処
    理プロセッサ。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか1項において、 上記フレームバッファは描画のための書き込み処理と表
    示のための読み出し処理を交互に行う第1のフレームバ
    ッファと第2のフレームバッファとからなり、上記グラ
    フィックプロセッサによってそれぞれの描画書き込み処
    理と表示処理とを切り替えることを特徴とする画像処理
    プロセッサ。
  5. 【請求項5】画像処理に関するグラフィックコマンドを
    生成するプロセッサと、 プログラム,コマンドおよび原画データを保持するメイ
    ンメモリと、 上記プロセッサからの上記グラフィックコマンドに基づ
    き上記フレームバッファに描画を行うグラフィックプロ
    セッサと、 上記プロセッサと上記メインメモリと上記グラフィック
    プロセッサとを接続するシステムバスと、 上記グラフィックプロセッサに接続され、上記グラフィ
    ックコマンドおよび原画データを保持するグラフィック
    データメモリと、 表示データを保持するフレームバッファと、 上記グラフィックプロセッサと上記グラフィックデータ
    メモリとを接続する第1のデータパスと、 上記グラフィックプロセッサと上記フレームバッファと
    を接続する第2のデータパスとを有し、 上記グラフィックプロセッサは、上記第1のデータパス
    と上記システムバスを接続するか上記第1のデータパス
    と上記第2のデータパスを接続するデータパス切り替え
    部を有することを特徴とするデータ処理システム。
  6. 【請求項6】請求項5において、 上記データパス切り替え部は、上記グラフィックコマン
    ドまたは上記原画データを上記メインメモリから上記グ
    ラフィックデータメモリへ転送するには上記第1のパス
    と上記システムバスとを接続し、上記グラフィックプロ
    セッサと上記フレームバッファとの間でデータのアクセ
    スを行うには上記第1のパスと上記第2のパスとを接続
    するように切り替えることを特徴とするデータ処理シス
    テム。
  7. 【請求項7】請求項5または6において、 上記グラフィックプロセッサと上記グラフィックデータ
    メモリとを単一の半導体基板上に構成したことを特徴と
    するデータ処理システム。
  8. 【請求項8】請求項5から7のいずれか1項において、 上記グラフィックメモリはクロック信号に同期してアド
    レスを入力し、データの入出力を行い、制御信号を入力
    するシンクロナスメモリであることを特徴とするデータ
    処理システム。
  9. 【請求項9】請求項5から8のいずれか1項において、 上記フレームバッファは描画のための書き込み処理と表
    示のための読み出し処理を交互に行う第1のフレームバ
    ッファと第2のフレームバッファとからなり、上記グラ
    フィックプロセッサによってそれぞれの描画書き込み処
    理と表示処理とを切り替えることを特徴とするデータ処
    理システム。
  10. 【請求項10】ロウアドレスをラッチし、上記ラッチさ
    れたロウアドレスと同一のロウアドレスのアクセスはカ
    ラムアドレスの更新によって連続的にアクセスされると
    共に、クロック信号に同期してアドレス入力,データ入
    出力および制御信号入力が可能にされる第1および第2
    および第3のメモリと、 上記第1および第2および第3のメモリに個別的に割り
    当てられたメモリバスと、 上記それぞれのメモリバスに割り当てられたバス制御手
    段と、 上記バス制御手段に結合される第1および第2のデータ
    処理モジュールとを有し、 上記第1のデータ処理モジュールと上記第2のデータ処
    理モジュールのバーストレングスを異なって動作させる
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  11. 【請求項11】請求項10において、 上記第1のデータ処理モジュールのバーストレングスを
    1とし、上記第2のデータ処理モジュールのバーストレ
    ングスを8として動作させることを特徴とするデータ処
    理システム。
  12. 【請求項12】ロウアドレスをラッチし、上記ラッチさ
    れたロウアドレスと同一のロウアドレスのアクセスはカ
    ラムアドレスの更新によって連続的にアクセスされると
    共に、クロック信号に同期してアドレス入力,データ入
    出力および制御信号入力が可能にされる第1および第2
    および第3のメモリと、 上記第1および第2および第3のメモリに個別的に割り
    当てられたメモリバスと、 上記メモリバスに各別に割り当てられたバス制御手段
    と、 上記バス制御手段に結合され第1および第2,第3のメ
    モリをアクセスするためのデータおよびアドレスを生成
    するものであって、第1のメモリから読み出したデータ
    に対してデータ処理を行いデータ処理結果を第2もしく
    は第3のメモリに格納するための上記第1および第2も
    しくは第3のメモリのアクセスアドレスを生成する第1
    のデータ処理モジュールと、 上記第1のデータ処理モジュールで格納したデータを第
    2もしくは第3のメモリから読み出すためのメモリのア
    クセスアドレスを生成する第2のデータ処理モジュール
    と、 上記第1のデータ処理モジュールから上記第1のメモリ
    に向けて出力されるロウアドレスが前回供給されたロウ
    アドレスと異なれば、上記第1のメモリのロウアドレス
    を更新する処理を実行する手段と、 上記第1のデータ処理モジュールから上記第2もしくは
    第3のメモリに向けて出力されるロウアドレスが前回供
    給されたロウアドレスと異なれば、上記第2もしくは第
    3のメモリのロウアドレスを更新する処理を実行する手
    段とを有し、 上記第1のメモリのロウアドレスを更新する処理期間中
    は、第1のメモリからデータを読み出してから上記第2
    もしくは第3のメモリへ格納する遅延時間で、上記第2
    もしくは第3のメモリをノーオペレーションもしくはロ
    ウアドレスを更新する処理を実行し、上記第2もしくは
    第3のメモリのロウアドレスを更新する処理期間中の、
    第1のメモリからデータを読み出してから上記第2もし
    くは第3のメモリへ格納する遅延時間分前のタイミング
    で、上記第1のメモリをノーオペレーションもしくはロ
    ウアドレスを更新する処理を実行させることを特徴とす
    るデータ処理システム。
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