JPH0877364A - 画像抽出方法 - Google Patents
画像抽出方法Info
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- JPH0877364A JPH0877364A JP6240515A JP24051594A JPH0877364A JP H0877364 A JPH0877364 A JP H0877364A JP 6240515 A JP6240515 A JP 6240515A JP 24051594 A JP24051594 A JP 24051594A JP H0877364 A JPH0877364 A JP H0877364A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力に僅かな手間をかけるだけで、形状が複
雑な抽出対象画像についても適切な粗輪郭線を作成で
き、対象に忠実な画像抽出に寄与できること。 【構成】 原画像12のうちの抽出画像を粗輪郭線48
で囲み、この粗輪郭線48を細線化処理し、細線化輪郭
線で囲まれた画像を抽出する方法において、原画像12
を平滑化処理し、この平滑化画像にエッジ検出処理をし
てエッジ画素を求めて原画像12と重畳表示し、不要な
エッジ画素42fを削除するとともに、不足領域44に
必要なエッジ画素42hを付加する修正を行い、修正後
のエッジ画素42hに膨張処理をして粗輪郭線48を作
成する。入力のための人手による手間がエッジ画素の修
正(削除や付加)個所を指定するだけで済むので、粗輪
郭線48を人手で入力していた従来例と比べ、入力にか
かる手間を少なくできる。
雑な抽出対象画像についても適切な粗輪郭線を作成で
き、対象に忠実な画像抽出に寄与できること。 【構成】 原画像12のうちの抽出画像を粗輪郭線48
で囲み、この粗輪郭線48を細線化処理し、細線化輪郭
線で囲まれた画像を抽出する方法において、原画像12
を平滑化処理し、この平滑化画像にエッジ検出処理をし
てエッジ画素を求めて原画像12と重畳表示し、不要な
エッジ画素42fを削除するとともに、不足領域44に
必要なエッジ画素42hを付加する修正を行い、修正後
のエッジ画素42hに膨張処理をして粗輪郭線48を作
成する。入力のための人手による手間がエッジ画素の修
正(削除や付加)個所を指定するだけで済むので、粗輪
郭線48を人手で入力していた従来例と比べ、入力にか
かる手間を少なくできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、景観シミュレーション
やデザインシミュレーション等のイメージシミュレーシ
ョン、画像データベースシステムまたは電子カタログの
ような展示システム等で用いられる画像抽出方法に関す
るものである。
やデザインシミュレーション等のイメージシミュレーシ
ョン、画像データベースシステムまたは電子カタログの
ような展示システム等で用いられる画像抽出方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像抽出方法にはいくつかの方
法が知られているが、その中でも、抽出対象領域を粗輪
郭線で指定し、この粗輪郭線を細線化し、この細線化輪
郭線で囲まれた画像を抽出する方法がよく用いられてい
る。
法が知られているが、その中でも、抽出対象領域を粗輪
郭線で指定し、この粗輪郭線を細線化し、この細線化輪
郭線で囲まれた画像を抽出する方法がよく用いられてい
る。
【0003】この粗輪郭線を細線化して画像を抽出する
方法は、従来、図5に示すような装置を用いて図6示す
ような方法で行われていた。すなわち、画像入力部(例
えばテレビカメラやイメージスキャナ)10を用いて取
り込んだ図6の(a)に示すような原画像(または元画
像ともいう)12を、画像処理部としてのマイクロプロ
セッサ14で画像処理してRAM(例えばVRAM)1
6内の原画像記憶部16aに記憶するとともにCRTデ
ィスプレイ18で表示する。
方法は、従来、図5に示すような装置を用いて図6示す
ような方法で行われていた。すなわち、画像入力部(例
えばテレビカメラやイメージスキャナ)10を用いて取
り込んだ図6の(a)に示すような原画像(または元画
像ともいう)12を、画像処理部としてのマイクロプロ
セッサ14で画像処理してRAM(例えばVRAM)1
6内の原画像記憶部16aに記憶するとともにCRTデ
ィスプレイ18で表示する。
【0004】ついで、タブレット20からの位置情報入
力によって、CRTディスプレイ18が表示中の原画像
12の中に図6の(b)に示すような粗輪郭線(例えば
線幅が数画素の輪郭線)22を描くとともに、マイクロ
プロセッサ14内の内部メモリ(図示省略)やRAM1
6内の輪郭線記憶部16bに同図の(c)に示すような
粗輪郭線画像情報23を書き込む。すなわち、粗輪郭線
22の存在する領域の画素のデータを全て論理「1」と
し、その他の領域の画素のデータを論理「0」として表
したパターン情報としての粗輪郭線画像情報23を書き
込む。
力によって、CRTディスプレイ18が表示中の原画像
12の中に図6の(b)に示すような粗輪郭線(例えば
線幅が数画素の輪郭線)22を描くとともに、マイクロ
プロセッサ14内の内部メモリ(図示省略)やRAM1
6内の輪郭線記憶部16bに同図の(c)に示すような
粗輪郭線画像情報23を書き込む。すなわち、粗輪郭線
22の存在する領域の画素のデータを全て論理「1」と
し、その他の領域の画素のデータを論理「0」として表
したパターン情報としての粗輪郭線画像情報23を書き
込む。
【0005】ついで、ROM25に格納された細線化処
理用プログラムをマイクロプロセッサ14が実行するこ
とによって、原画像12の中の粗輪郭線22を図6の
(d)に示すような細線化処理された細線化輪郭線(例
えば線幅が1画素の輪郭線)24にするとともに、マイ
クロプロセッサ14の内部メモリや輪郭線記憶部16b
内の粗輪郭線画像情報23を細線化処理し、ついで同図
の(e)に示すようなラベル付けをする。
理用プログラムをマイクロプロセッサ14が実行するこ
とによって、原画像12の中の粗輪郭線22を図6の
(d)に示すような細線化処理された細線化輪郭線(例
えば線幅が1画素の輪郭線)24にするとともに、マイ
クロプロセッサ14の内部メモリや輪郭線記憶部16b
内の粗輪郭線画像情報23を細線化処理し、ついで同図
の(e)に示すようなラベル付けをする。
【0006】すなわち、細線化輪郭線24の存在する領
域の画素にはラベル「1」を付与し、細線化輪郭線24
で囲まれた領域内の画素にはラベル「2」を付与し、そ
の他の領域の画素にはラベル「0」を付与した、図6の
(e)に示す細線化輪郭線情報27を輪郭線記憶部16
bに記憶する。
域の画素にはラベル「1」を付与し、細線化輪郭線24
で囲まれた領域内の画素にはラベル「2」を付与し、そ
の他の領域の画素にはラベル「0」を付与した、図6の
(e)に示す細線化輪郭線情報27を輪郭線記憶部16
bに記憶する。
【0007】ついで、ROM25に格納された画像抽出
処理用プログラムをマイクロプロセッサ14が実行する
ことによって、原画像12の中から細線化輪郭線24内
に含まれる画像(すなわち抽出対象画像)を抽出し、C
RTディスプレイ18は図6の(f)に示すような抽出
画像12aを表示する。すなわち、図6の(e)にラベ
ル付けして表した細線化輪郭線情報27のラベル「2」
の部分に対応した領域を、同図の(a)または(d)に
示した原画像12の中から切り出して抽出し、その抽出
画像12aを表示する。
処理用プログラムをマイクロプロセッサ14が実行する
ことによって、原画像12の中から細線化輪郭線24内
に含まれる画像(すなわち抽出対象画像)を抽出し、C
RTディスプレイ18は図6の(f)に示すような抽出
画像12aを表示する。すなわち、図6の(e)にラベ
ル付けして表した細線化輪郭線情報27のラベル「2」
の部分に対応した領域を、同図の(a)または(d)に
示した原画像12の中から切り出して抽出し、その抽出
画像12aを表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像抽出方法は、タブレット20を用いた手入
力で表示中の原画像12の中に粗輪郭線22を描いてし
まえば、後はマイクロプロセッサ14の細線化処理機能
によって自動的に画像抽出用の細線化輪郭線24が得ら
れ、パラメータの調整が不要であるという特徴を有する
が、次のような問題点があった。
た従来の画像抽出方法は、タブレット20を用いた手入
力で表示中の原画像12の中に粗輪郭線22を描いてし
まえば、後はマイクロプロセッサ14の細線化処理機能
によって自動的に画像抽出用の細線化輪郭線24が得ら
れ、パラメータの調整が不要であるという特徴を有する
が、次のような問題点があった。
【0009】抽出対象領域を指定するためには、その領
域を完全に閉じた粗輪郭線で囲む必要があり、抽出対象
画像の形状が複雑な場合に入力に手間がかかるという問
題点があった。特に、抽出対象画像に細かい凹凸がある
場合に、これを忠実に抽出しようとすると、粗輪郭線の
入力にかなりの時間と注意力が必要になるという問題点
があった。
域を完全に閉じた粗輪郭線で囲む必要があり、抽出対象
画像の形状が複雑な場合に入力に手間がかかるという問
題点があった。特に、抽出対象画像に細かい凹凸がある
場合に、これを忠実に抽出しようとすると、粗輪郭線の
入力にかなりの時間と注意力が必要になるという問題点
があった。
【0010】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、入力のための人手による手間を少なくして、形状が
複雑な抽出対象画像についても適切な粗輪郭線を作成す
ることができ、ひいては対象に忠実な画像抽出に寄与す
ることのできる画像抽出方法を提供することを目的とす
るものである。
で、入力のための人手による手間を少なくして、形状が
複雑な抽出対象画像についても適切な粗輪郭線を作成す
ることができ、ひいては対象に忠実な画像抽出に寄与す
ることのできる画像抽出方法を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原画
像のうちの抽出対象画像領域を粗輪郭線で囲み、この粗
輪郭線を細線化処理して細線化輪郭線を求め、この細線
化輪郭線で囲まれた画像を抽出する方法において、前記
原画像にエッジ検出処理を施してエッジ画素を求め、こ
のエッジ画素を前記原画像と重畳表示し、不要なエッジ
画素を指定して削除するとともに必要なエッジ画素を指
定して付加する修正を行い、修正後のエッジ画素に膨張
処理を施して前記粗輪郭線を作成してなることを特徴と
するものである。
像のうちの抽出対象画像領域を粗輪郭線で囲み、この粗
輪郭線を細線化処理して細線化輪郭線を求め、この細線
化輪郭線で囲まれた画像を抽出する方法において、前記
原画像にエッジ検出処理を施してエッジ画素を求め、こ
のエッジ画素を前記原画像と重畳表示し、不要なエッジ
画素を指定して削除するとともに必要なエッジ画素を指
定して付加する修正を行い、修正後のエッジ画素に膨張
処理を施して前記粗輪郭線を作成してなることを特徴と
するものである。
【0012】請求項2の発明は、原画像のうちの抽出対
象画像領域を粗輪郭線で囲み、この粗輪郭線を細線化処
理して細線化輪郭線を求め、この細線化輪郭線で囲まれ
た画像を抽出する方法において、前記原画像に平滑化処
理とエッジ検出処理を施してエッジ画素を求め、このエ
ッジ画素を前記原画像と重畳表示し、不要なエッジ画素
を指定して削除するとともに必要なエッジ画素を指定し
て付加する修正を行い、修正後のエッジ画素に膨張処理
を施して前記粗輪郭線を作成してなることを特徴とする
ものである。
象画像領域を粗輪郭線で囲み、この粗輪郭線を細線化処
理して細線化輪郭線を求め、この細線化輪郭線で囲まれ
た画像を抽出する方法において、前記原画像に平滑化処
理とエッジ検出処理を施してエッジ画素を求め、このエ
ッジ画素を前記原画像と重畳表示し、不要なエッジ画素
を指定して削除するとともに必要なエッジ画素を指定し
て付加する修正を行い、修正後のエッジ画素に膨張処理
を施して前記粗輪郭線を作成してなることを特徴とする
ものである。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の発明において、エッジ画素を求めるために原画像に施
すエッジ検出処理は、エッジ部分で計算値が零または符
号の変換点となる2次微分オペレータを適用してなるも
のである。
の発明において、エッジ画素を求めるために原画像に施
すエッジ検出処理は、エッジ部分で計算値が零または符
号の変換点となる2次微分オペレータを適用してなるも
のである。
【0014】
【作用】請求項1の発明は、入力した原画像にエッジ検
出処理を施してエッジ画素を求め、このエッジ画素を原
画像と重畳表示し、不要なエッジ画素を指定して削除す
るとともに必要なエッジ画素を指定して付加する修正を
行い、修正後のエッジ画素に膨張処理を施して粗輪郭線
を作成する。この粗輪郭線を従来例と同様に細線化処理
し、得られた細線化輪郭線で囲まれた画像を抽出する。
出処理を施してエッジ画素を求め、このエッジ画素を原
画像と重畳表示し、不要なエッジ画素を指定して削除す
るとともに必要なエッジ画素を指定して付加する修正を
行い、修正後のエッジ画素に膨張処理を施して粗輪郭線
を作成する。この粗輪郭線を従来例と同様に細線化処理
し、得られた細線化輪郭線で囲まれた画像を抽出する。
【0015】請求項2の発明は、入力した原画像に平滑
化処理(例えば単純平均処理や加重平均処理)とエッジ
検出処理を施してエッジ画素を求め、このエッジ画素を
原画像と重畳表示し、不要なエッジ画素を指定して削除
するとともに必要なエッジ画素を指定して付加する修正
を行い、修正後のエッジ画素に膨張処理を施して粗輪郭
線を作成する。この粗輪郭線を従来例と同様に細線化処
理し、得られた細線化輪郭線で囲まれた画像を抽出す
る。
化処理(例えば単純平均処理や加重平均処理)とエッジ
検出処理を施してエッジ画素を求め、このエッジ画素を
原画像と重畳表示し、不要なエッジ画素を指定して削除
するとともに必要なエッジ画素を指定して付加する修正
を行い、修正後のエッジ画素に膨張処理を施して粗輪郭
線を作成する。この粗輪郭線を従来例と同様に細線化処
理し、得られた細線化輪郭線で囲まれた画像を抽出す
る。
【0016】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、原画像に施すエッジ検出処理を、エッジ部
分で計算値が零または符号の変換点となる2次微分オペ
レータ(例えばラプラシアン(Laplacian)ま
たはガウス形ラプラシアン(Gaussian Lap
lacian))を適用した処理として、エッジ画素を
求める。
明において、原画像に施すエッジ検出処理を、エッジ部
分で計算値が零または符号の変換点となる2次微分オペ
レータ(例えばラプラシアン(Laplacian)ま
たはガウス形ラプラシアン(Gaussian Lap
lacian))を適用した処理として、エッジ画素を
求める。
【0017】
【実施例】以下、本発明による画像抽出方法の一実施例
を図1から図4までを用いて説明する。これらの図にお
いて図5と同一部分は同一符号とする。図2は本発明方
法を実施する装置の概略構成図を示すもので、この図に
おいて、10はテレビカメラやイメージスキャナ等を主
体としてなる画像入力部で、この画像入力部10は、図
3の(a)に示すような原画像12を取り込んで、対応
した画像情報を出力するように構成されている。
を図1から図4までを用いて説明する。これらの図にお
いて図5と同一部分は同一符号とする。図2は本発明方
法を実施する装置の概略構成図を示すもので、この図に
おいて、10はテレビカメラやイメージスキャナ等を主
体としてなる画像入力部で、この画像入力部10は、図
3の(a)に示すような原画像12を取り込んで、対応
した画像情報を出力するように構成されている。
【0018】14は画像処理部の一例としてのマイクロ
プロセッサで、このマイクロプロセッサ14には、画像
表示部としてのCRTディスプレイ18と、ポインティ
ングデバイスとしてのタブレット20とが結合されると
ともに、RAM(例えばVRAM)34が結合されてい
る。このRAM34内には、原画像記憶部34a、平滑
化画像記憶部34b、エッジ画素記憶部34cおよび輪
郭線記憶部34dが設けられている。
プロセッサで、このマイクロプロセッサ14には、画像
表示部としてのCRTディスプレイ18と、ポインティ
ングデバイスとしてのタブレット20とが結合されると
ともに、RAM(例えばVRAM)34が結合されてい
る。このRAM34内には、原画像記憶部34a、平滑
化画像記憶部34b、エッジ画素記憶部34cおよび輪
郭線記憶部34dが設けられている。
【0019】38は前記マイクロプロセッサ14に結合
したROMで、このROM38内には、前記マイクロプ
ロセッサ14によって従来例と同様な処理(例えば画像
デ−タの読み書き処理、細線化処理、抽出処理など)を
行なわせるためのプログラムが格納されている。前記R
OM38内には、さらに、前記マイクロプロセッサ14
によって、本発明に特有の処理を実行せしめるためのプ
ログラムが格納されている。
したROMで、このROM38内には、前記マイクロプ
ロセッサ14によって従来例と同様な処理(例えば画像
デ−タの読み書き処理、細線化処理、抽出処理など)を
行なわせるためのプログラムが格納されている。前記R
OM38内には、さらに、前記マイクロプロセッサ14
によって、本発明に特有の処理を実行せしめるためのプ
ログラムが格納されている。
【0020】つぎに、図2の装置の作用を図1、図3お
よび図4を併用して説明する。 (イ)まず、従来例と同様にして、マイクロプロセッサ
14がROM38の対応したプログラムを実行(演算処
理)することによって、画像入力部10で取り込んだ原
画像12の画像情報をRAM34内の原画像記憶部34
aに書き込み、図3の(a)に示すように、CRTディ
スプレイ18で原画像12を表示せしめる。
よび図4を併用して説明する。 (イ)まず、従来例と同様にして、マイクロプロセッサ
14がROM38の対応したプログラムを実行(演算処
理)することによって、画像入力部10で取り込んだ原
画像12の画像情報をRAM34内の原画像記憶部34
aに書き込み、図3の(a)に示すように、CRTディ
スプレイ18で原画像12を表示せしめる。
【0021】(ロ)ついで、マイクロプロセッサ14
は、ROM38の平滑化処理用プログラムを実行するこ
とによって、原画像記憶部34aから読み出した原画像
12を平滑化処理し、得られた平滑化画像40の画像情
報を平滑化画像記憶部34bに記憶させ、図3の(b)
に示すように、CRTディスプレイ18で平滑化画像4
0を表示せしめる。
は、ROM38の平滑化処理用プログラムを実行するこ
とによって、原画像記憶部34aから読み出した原画像
12を平滑化処理し、得られた平滑化画像40の画像情
報を平滑化画像記憶部34bに記憶させ、図3の(b)
に示すように、CRTディスプレイ18で平滑化画像4
0を表示せしめる。
【0022】この平滑化画像40は、例えば、原画像1
2をブロック(例えば64画素(8×8)を1ブロック
とする)に区切り、このブロック毎に構成する画素の強
度(例えば輝度)を単純平均化処理することによって、
またはブロック毎に構成する画素の強度に所定の重み付
けをして平均化処理することによって求められる。この
平滑化によって画像化の過程で重畳された雑音が除去な
いし低減される。
2をブロック(例えば64画素(8×8)を1ブロック
とする)に区切り、このブロック毎に構成する画素の強
度(例えば輝度)を単純平均化処理することによって、
またはブロック毎に構成する画素の強度に所定の重み付
けをして平均化処理することによって求められる。この
平滑化によって画像化の過程で重畳された雑音が除去な
いし低減される。
【0023】(ハ)ついで、マイクロプロセッサ14
は、ROM38のエッジ検出用プログラムを実行するこ
とによって、平滑化画像記憶部34bの平滑化画像40
の画像情報の中からエッジ画素の画像情報を検出する。
このエッジ検出処理は、図4の(a)に示すようなラプ
ラシアン(Laplacian)をエッジ検出用のオペ
レータとして用い、平滑化画像40の各画素の画像情報
について計算を行い、計算値が零または符号の変換点
(両側に隣接する画素の計算値の符号が異なる場合)と
なる画素をエッジ画素であるとして求める。
は、ROM38のエッジ検出用プログラムを実行するこ
とによって、平滑化画像記憶部34bの平滑化画像40
の画像情報の中からエッジ画素の画像情報を検出する。
このエッジ検出処理は、図4の(a)に示すようなラプ
ラシアン(Laplacian)をエッジ検出用のオペ
レータとして用い、平滑化画像40の各画素の画像情報
について計算を行い、計算値が零または符号の変換点
(両側に隣接する画素の計算値の符号が異なる場合)と
なる画素をエッジ画素であるとして求める。
【0024】すなわち、エッジ部分の画素(エッジ画
素)の検出は、閾値処理等でのパラメータの指定を避け
るために、エッジ部分で値が零または符号の変換点にな
るような操作を用いて行うのが好ましく、これに適合す
るのが2次微分オペレータであり、ラプラシアンはその
一例である。
素)の検出は、閾値処理等でのパラメータの指定を避け
るために、エッジ部分で値が零または符号の変換点にな
るような操作を用いて行うのが好ましく、これに適合す
るのが2次微分オペレータであり、ラプラシアンはその
一例である。
【0025】(ニ)ついで、マイクロプロセッサ14
は、ROM38の所定のプログラムを実行することによ
って、検出したエッジ画素をエッジ画素記憶部34cに
記憶させ、図3の(c)に示すようなエッジ画素を、C
RTディスプレイ18で原画像12と重畳表示せしめ
る。図3の(c)では、表示の煩雑を避けるため、原画
像12の表示を省略してある。
は、ROM38の所定のプログラムを実行することによ
って、検出したエッジ画素をエッジ画素記憶部34cに
記憶させ、図3の(c)に示すようなエッジ画素を、C
RTディスプレイ18で原画像12と重畳表示せしめ
る。図3の(c)では、表示の煩雑を避けるため、原画
像12の表示を省略してある。
【0026】(ホ)ついで、前記(ニ)のCRTディス
プレイ18で重畳表示された原画像12とエッジ画素を
見て、後述する「膨張」処理で閉じた粗輪郭線(線幅が
数十画素程度の輪郭線)が得られるように、次の
(a)、(b)に記述するような、エッジ画素の削除と
付加の修正を行う。
プレイ18で重畳表示された原画像12とエッジ画素を
見て、後述する「膨張」処理で閉じた粗輪郭線(線幅が
数十画素程度の輪郭線)が得られるように、次の
(a)、(b)に記述するような、エッジ画素の削除と
付加の修正を行う。
【0027】(a)タブレット20によって、所定の閉
曲線を形成するためのエッジ画素42h、…以外の不要
なエッジ画素42f、42f、42fを指示し、その削
除を指令すると、マイクロプロセッサ14は、ROM3
8のエッジ画素削除用プログラムを実行するによって、
指示したエッジ画素42f、42f、42fを削除し、
エッジ画素記憶部34cの記憶内容を書き換えるととも
に、CRTディスプレイ18で原画像12と重畳表示せ
しめる(図示省略)。
曲線を形成するためのエッジ画素42h、…以外の不要
なエッジ画素42f、42f、42fを指示し、その削
除を指令すると、マイクロプロセッサ14は、ROM3
8のエッジ画素削除用プログラムを実行するによって、
指示したエッジ画素42f、42f、42fを削除し、
エッジ画素記憶部34cの記憶内容を書き換えるととも
に、CRTディスプレイ18で原画像12と重畳表示せ
しめる(図示省略)。
【0028】(b)タブレット20によって所定の閉曲
線を形成するためにエッジ画素42h、…の不足領域4
4を指示し、その付加を指令すると、マイクロプロセッ
サ14は、ROM38のエッジ画素付加用プログラムを
実行するによって、指示した不足領域44にエッジ画素
42h、…を付加し、エッジ画素記憶部34cの記憶内
容を書き換えるとともに、図3の(d)に示すように、
必要なエッジ画素42h、…で形成された閉曲線46
を、CRTディスプレイ18で原画像12と重畳表示せ
しめる。図3の(d)では、原画像12の表示を省略し
てある。
線を形成するためにエッジ画素42h、…の不足領域4
4を指示し、その付加を指令すると、マイクロプロセッ
サ14は、ROM38のエッジ画素付加用プログラムを
実行するによって、指示した不足領域44にエッジ画素
42h、…を付加し、エッジ画素記憶部34cの記憶内
容を書き換えるとともに、図3の(d)に示すように、
必要なエッジ画素42h、…で形成された閉曲線46
を、CRTディスプレイ18で原画像12と重畳表示せ
しめる。図3の(d)では、原画像12の表示を省略し
てある。
【0029】(ヘ)ついで、タブレット20等によって
膨張処理を指令すると、マイクロプロセッサ14は、R
OM38の膨張処理用プログラムを実行することによっ
て、前記(ホ)の閉曲線46を形成するエッジ画素42
h、…を膨張処理し、閉じた粗輪郭線48を作成し、そ
の画像情報を輪郭線記憶部34dに記憶するとともに、
図3の(e)に示すように、CRTディスプレイ18で
原画像12と重畳表示せしめる。図3の(e)では、原
画像12の表示を省略してある。
膨張処理を指令すると、マイクロプロセッサ14は、R
OM38の膨張処理用プログラムを実行することによっ
て、前記(ホ)の閉曲線46を形成するエッジ画素42
h、…を膨張処理し、閉じた粗輪郭線48を作成し、そ
の画像情報を輪郭線記憶部34dに記憶するとともに、
図3の(e)に示すように、CRTディスプレイ18で
原画像12と重畳表示せしめる。図3の(e)では、原
画像12の表示を省略してある。
【0030】前記(ヘ)の膨張処理は、例えば次のよう
にして行われる。(i,j)が画素の位置を表し、エッ
ジ画像が2値画像であるとし、出力画像をg(i,j)
としたときに、画素(i,j)または画素(i,j)に
隣接する画素のいずれかが1の画素の時はg(i,j)
=1とし、その他の時はg(i,j)=0とする操作を
必要な線幅(例えば数十画素の線幅)の粗輪郭線48が
得られるまで繰り返すことによって行われる。
にして行われる。(i,j)が画素の位置を表し、エッ
ジ画像が2値画像であるとし、出力画像をg(i,j)
としたときに、画素(i,j)または画素(i,j)に
隣接する画素のいずれかが1の画素の時はg(i,j)
=1とし、その他の時はg(i,j)=0とする操作を
必要な線幅(例えば数十画素の線幅)の粗輪郭線48が
得られるまで繰り返すことによって行われる。
【0031】(ト)ついで、マイクロプロセッサ14
は、図6の(d)〜(f)の従来例の場合と同様にし
て、次の(a)、(b)、(c)に記述するような細線
化処理、ラベル付け処理、画像抽出処理を行う。
は、図6の(d)〜(f)の従来例の場合と同様にし
て、次の(a)、(b)、(c)に記述するような細線
化処理、ラベル付け処理、画像抽出処理を行う。
【0032】(a)マイクロプロセッサ14は、ROM
38の細線化処理用プログラムを実行することによっ
て、輪郭線記憶部34dの粗輪郭線48の画像情報を細
線化して輪郭線記憶部34dの内容を書き換えるととも
に、図6の(d)と同様にして、細線化輪郭線(線幅が
1画素の輪郭線)をCRTディスプレイ18で原画像1
2と重畳表示せしめる(図示省略)。
38の細線化処理用プログラムを実行することによっ
て、輪郭線記憶部34dの粗輪郭線48の画像情報を細
線化して輪郭線記憶部34dの内容を書き換えるととも
に、図6の(d)と同様にして、細線化輪郭線(線幅が
1画素の輪郭線)をCRTディスプレイ18で原画像1
2と重畳表示せしめる(図示省略)。
【0033】(b)マイクロプロセッサ14は、ROM
38のラベル付け用プログラムを実行することによっ
て、図6の(e)と同様にして、細線化輪郭線の画素に
はラベル「1」を付与し、細線化輪郭線で囲まれた領域
内の画素にラベル「2」を付与するなどのラベル付けを
する。
38のラベル付け用プログラムを実行することによっ
て、図6の(e)と同様にして、細線化輪郭線の画素に
はラベル「1」を付与し、細線化輪郭線で囲まれた領域
内の画素にラベル「2」を付与するなどのラベル付けを
する。
【0034】(c)マイクロプロセッサ14は、ROM
38の画像抽出処理用プログラムを実行することによっ
て、図6の(f)と同様にして、原画像の中から細線化
輪郭線内に含まれる画像(すなわちラベル「2」を付与
された抽出対象画像)を切り出し、図6の(f)と同様
にして、これを抽出対象画像として、CRTディスプレ
イ18で表示せしめる。
38の画像抽出処理用プログラムを実行することによっ
て、図6の(f)と同様にして、原画像の中から細線化
輪郭線内に含まれる画像(すなわちラベル「2」を付与
された抽出対象画像)を切り出し、図6の(f)と同様
にして、これを抽出対象画像として、CRTディスプレ
イ18で表示せしめる。
【0035】前記実施例では、原画像の平滑化処理を行
った後に、エッジ検出処理を行ってエッジ画素を求める
ようにしたが、本発明はこれに限るものでなく、平滑化
処理を省略したエッジ検出処理でエッジ画素を求めるよ
うにしてもよい。
った後に、エッジ検出処理を行ってエッジ画素を求める
ようにしたが、本発明はこれに限るものでなく、平滑化
処理を省略したエッジ検出処理でエッジ画素を求めるよ
うにしてもよい。
【0036】前記実施例では、エッジ検出用のオペレー
タとしてラプラシアンを用いるようにしたが、本発明は
これに限るものでなく、ラプラシアンと同様な2次微分
オペレータのガウス形ラプラシアンを用いるようにして
もよく、または2次微分オペレータ以外のオペレータを
用いたエッジ検出処理でエッジ画素を求めるようにして
もよい。
タとしてラプラシアンを用いるようにしたが、本発明は
これに限るものでなく、ラプラシアンと同様な2次微分
オペレータのガウス形ラプラシアンを用いるようにして
もよく、または2次微分オペレータ以外のオペレータを
用いたエッジ検出処理でエッジ画素を求めるようにして
もよい。
【0037】例えば、図4の(b)に示すように、エッ
ジ検出用のオペレータとしてガウス形ラプラシアン(G
aussian Laplasian)を用いるように
してもよい。このガウス形ラプラシアンは、画像の平滑
化処理を含んでいるような2次微分オペレータなので、
前段で画像の平滑化処理を行わなくても、ガウス形ラプ
ラシアンを用いた演算で平滑化処理およびエッジ検出処
理をしてエッジ画素を求めることができる。
ジ検出用のオペレータとしてガウス形ラプラシアン(G
aussian Laplasian)を用いるように
してもよい。このガウス形ラプラシアンは、画像の平滑
化処理を含んでいるような2次微分オペレータなので、
前段で画像の平滑化処理を行わなくても、ガウス形ラプ
ラシアンを用いた演算で平滑化処理およびエッジ検出処
理をしてエッジ画素を求めることができる。
【0038】前記実施例では、ポインティングデバイス
はタブレットとしたが、本発明はこれに限るものでな
く、タブレット以外のポインティングデバイス(例えば
マウス、トラックボール)であってもよい。
はタブレットとしたが、本発明はこれに限るものでな
く、タブレット以外のポインティングデバイス(例えば
マウス、トラックボール)であってもよい。
【0039】前記実施例では、画像表示部をCRTディ
スプレイで形成するようにしたが、本発明はこれに限る
ものでなく、画像表示部を液晶ディスプレイ、プラズマ
ディスプレイまたはエレクトロルミネッセントディスプ
レイ等で形成するようにしてもよい。
スプレイで形成するようにしたが、本発明はこれに限る
ものでなく、画像表示部を液晶ディスプレイ、プラズマ
ディスプレイまたはエレクトロルミネッセントディスプ
レイ等で形成するようにしてもよい。
【0040】前記実施例では、ROMに各種処理用のプ
ログラムを格納し、これらのプログラムを実行すること
によって対応した機能を達成させるようにしたが、本発
明はこれに限るものでなく、ROM以外の記憶媒体(例
えばハードディスク、フロッピーディスクなど)に各種
処理用のプログラムを格納し、これらのプログラムの実
行で対応した機能を達成させるようにしてもよい。
ログラムを格納し、これらのプログラムを実行すること
によって対応した機能を達成させるようにしたが、本発
明はこれに限るものでなく、ROM以外の記憶媒体(例
えばハードディスク、フロッピーディスクなど)に各種
処理用のプログラムを格納し、これらのプログラムの実
行で対応した機能を達成させるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1、2の発明は、入力した原画像
にエッジ検出処理を施してエッジ画素を求め、このエッ
ジ画素を原画像と重畳表示し、不要なエッジ画素を指定
して削除するとともに必要なエッジ画素を指定して付加
する修正を行い、修正後のエッジ画素に膨張処理を施し
て粗輪郭線を作成することによって、エッジ画素の修正
(削除や付加)のためにだけ人手による手間がかかるよ
うにしたので、粗輪郭線を人手で入力していた従来例と
比べて、入力のための人手による手間を少なくして、形
状が複雑な抽出対象画像についても適切な粗輪郭線を作
成することができ、ひいては対象に忠実な画像抽出に寄
与することができる。
にエッジ検出処理を施してエッジ画素を求め、このエッ
ジ画素を原画像と重畳表示し、不要なエッジ画素を指定
して削除するとともに必要なエッジ画素を指定して付加
する修正を行い、修正後のエッジ画素に膨張処理を施し
て粗輪郭線を作成することによって、エッジ画素の修正
(削除や付加)のためにだけ人手による手間がかかるよ
うにしたので、粗輪郭線を人手で入力していた従来例と
比べて、入力のための人手による手間を少なくして、形
状が複雑な抽出対象画像についても適切な粗輪郭線を作
成することができ、ひいては対象に忠実な画像抽出に寄
与することができる。
【0042】さらに、請求項2の発明は、エッジ画素を
求めるためのエッジ検出処理の前に、原画像の平滑化処
理を行うようにしたので、画像化の過程で重畳した雑音
を除去ないし低減させることができる。
求めるためのエッジ検出処理の前に、原画像の平滑化処
理を行うようにしたので、画像化の過程で重畳した雑音
を除去ないし低減させることができる。
【0043】また、請求項3の発明は、請求項1または
2の発明において、エッジ画素を求めるために原画像に
施すエッジ検出処理は、エッジ部分で計算値が零または
符号の変換点となる2次微分オペレータを適用するよう
にしたので、請求項1または2の発明の効果を有すると
ともに、閾値処理等でのパラメータ指定を不要にするこ
とができる。
2の発明において、エッジ画素を求めるために原画像に
施すエッジ検出処理は、エッジ部分で計算値が零または
符号の変換点となる2次微分オペレータを適用するよう
にしたので、請求項1または2の発明の効果を有すると
ともに、閾値処理等でのパラメータ指定を不要にするこ
とができる。
【図1】本発明による画像抽出方法の一実施例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図2】本発明方法を実施する装置の概略構成図であ
る。
る。
【図3】図2の作用を説明する説明図で、(a)はCR
Tディスプレイで原画像を表示している状態を説明する
説明図、(b)は(a)の原画像に平滑化処理をして得
られた平滑化画像を表示している状態を説明する説明
図、(c)は(b)の平滑化画像にエッジ検出処理をし
て得られたエッジ画素を表示している状態(重畳表示さ
れている原画像の表示を省略)を説明する説明図、
(d)は(c)のエッジ画素に削除や付加の修正をした
状態(重畳表示されている原画像の表示を省略)を説明
する説明図、(e)は(d)の修正エッジ画素を膨張処
理して得られた粗輪郭線を表示している状態(重畳表示
されている原画像の表示を省略)を説明する説明図であ
る。
Tディスプレイで原画像を表示している状態を説明する
説明図、(b)は(a)の原画像に平滑化処理をして得
られた平滑化画像を表示している状態を説明する説明
図、(c)は(b)の平滑化画像にエッジ検出処理をし
て得られたエッジ画素を表示している状態(重畳表示さ
れている原画像の表示を省略)を説明する説明図、
(d)は(c)のエッジ画素に削除や付加の修正をした
状態(重畳表示されている原画像の表示を省略)を説明
する説明図、(e)は(d)の修正エッジ画素を膨張処
理して得られた粗輪郭線を表示している状態(重畳表示
されている原画像の表示を省略)を説明する説明図であ
る。
【図4】2次微分オペレータの一例を示すもので、
(a)はラプラシアンを示し、(b)はガウス形ラプラ
シアンを示す説明図である。
(a)はラプラシアンを示し、(b)はガウス形ラプラ
シアンを示す説明図である。
【図5】従来の画像抽出方法を実施する装置の概略構成
図である。
図である。
【図6】図5を用いた従来の画像抽出方法を説明する説
明図で、(a)は原画像を表示している状態を説明する
説明図、(b)は原画像上に画像抽出用の粗輪郭線を重
畳表示している状態を説明する説明図、(c)は粗輪郭
線情報(パターン情報)を説明する説明図、(d)は
(b)の粗輪郭線を細線化した状態を説明する説明図、
(e)は(c)の粗輪郭線を細線化しラベル付けしたパ
ターン情報を説明する説明図、(f)は抽出画像を表示
している状態を説明する説明図である。
明図で、(a)は原画像を表示している状態を説明する
説明図、(b)は原画像上に画像抽出用の粗輪郭線を重
畳表示している状態を説明する説明図、(c)は粗輪郭
線情報(パターン情報)を説明する説明図、(d)は
(b)の粗輪郭線を細線化した状態を説明する説明図、
(e)は(c)の粗輪郭線を細線化しラベル付けしたパ
ターン情報を説明する説明図、(f)は抽出画像を表示
している状態を説明する説明図である。
10…画像入力部、 12…原画像、 12a…抽出画
像、14…マイクロプロセッサ、 16、34…RA
M、16a、34a…原画像記憶部、 16b、34d
…輪郭線記憶部、18…CRTディスプレイ 20…タ
ブレット、22、48…粗輪郭線、 23…粗輪郭線情
報(パターン情報)、24…細線化輪郭線、 25、3
8…ROM、34b…平滑化画像記憶部、 34c…エ
ッジ画素記憶部、40…平滑化画像、 42f…不要な
エッジ画素、42h…必要なエッジ画素、 44…必要
なエッジ画素の不足領域、46…必要なエッジ画素42
hで形成された閉曲線。
像、14…マイクロプロセッサ、 16、34…RA
M、16a、34a…原画像記憶部、 16b、34d
…輪郭線記憶部、18…CRTディスプレイ 20…タ
ブレット、22、48…粗輪郭線、 23…粗輪郭線情
報(パターン情報)、24…細線化輪郭線、 25、3
8…ROM、34b…平滑化画像記憶部、 34c…エ
ッジ画素記憶部、40…平滑化画像、 42f…不要な
エッジ画素、42h…必要なエッジ画素、 44…必要
なエッジ画素の不足領域、46…必要なエッジ画素42
hで形成された閉曲線。
Claims (3)
- 【請求項1】原画像のうちの抽出対象画像領域を粗輪郭
線で囲み、この粗輪郭線を細線化処理して細線化輪郭線
を求め、この細線化輪郭線で囲まれた画像を抽出する方
法において、前記原画像にエッジ検出処理を施してエッ
ジ画素を求め、このエッジ画素を前記原画像と重畳表示
し、不要なエッジ画素を指定して削除するとともに必要
なエッジ画素を指定して付加する修正を行い、修正後の
エッジ画素に膨張処理を施して前記粗輪郭線を作成して
なることを特徴とする画像抽出方法。 - 【請求項2】原画像のうちの抽出対象画像領域を粗輪郭
線で囲み、この粗輪郭線を細線化処理して細線化輪郭線
を求め、この細線化輪郭線で囲まれた画像を抽出する方
法において、前記原画像に平滑化処理とエッジ検出処理
を施してエッジ画素を求め、このエッジ画素を前記原画
像と重畳表示し、不要なエッジ画素を指定して削除する
とともに必要なエッジ画素を指定して付加する修正を行
い、修正後のエッジ画素に膨張処理を施して前記粗輪郭
線を作成してなることを特徴とする画像抽出方法。 - 【請求項3】エッジ画素を求めるために原画像に施すエ
ッジ検出処理は、エッジ部分で計算値が零または符号の
変換点となる2次微分オペレータを適用してなる請求項
1または2記載の画像抽出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240515A JPH0877364A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 画像抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240515A JPH0877364A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 画像抽出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0877364A true JPH0877364A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=17060677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6240515A Pending JPH0877364A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 画像抽出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0877364A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6542639B2 (en) | 1997-08-22 | 2003-04-01 | Fujitsu Limited | Region extraction apparatus, region extraction method and computer readable recording medium |
JP2007174038A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
JP2021033686A (ja) * | 2019-08-26 | 2021-03-01 | 株式会社セルシス | 画像領域抽出処理方法及び画像領域抽出処理プログラム |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP6240515A patent/JPH0877364A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6542639B2 (en) | 1997-08-22 | 2003-04-01 | Fujitsu Limited | Region extraction apparatus, region extraction method and computer readable recording medium |
JP2007174038A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
JP2021033686A (ja) * | 2019-08-26 | 2021-03-01 | 株式会社セルシス | 画像領域抽出処理方法及び画像領域抽出処理プログラム |
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