JPH0877192A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0877192A
JPH0877192A JP6212526A JP21252694A JPH0877192A JP H0877192 A JPH0877192 A JP H0877192A JP 6212526 A JP6212526 A JP 6212526A JP 21252694 A JP21252694 A JP 21252694A JP H0877192 A JPH0877192 A JP H0877192A
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Application number
JP6212526A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tani
谷  正之
Kimiya Yamatari
公也 山足
Koichiro Tanikoshi
浩一郎 谷越
Masato Hotta
正人 堀田
Masayasu Futagawa
正康 二川
Harumi Uchigasaki
晴美 内ケ崎
Yukihiro Kawamata
幸博 川股
Atsuhiko Nishikawa
敦彦 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0877192A publication Critical patent/JPH0877192A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報が作成、記録、発信、処理された場所に
基づいて情報の検索に利用できること。 【構成】 携帯コンピュータ10に位置センサ1を設
け、CPU11で各種ファイルに情報を保存するとき
に、位置センサ1により検知された位置情報を付帯情報
としてデイスク13に記録する。そして、デイスク13
に記録されたファイル群の中から指定のファイルを検索
するときには、ファイルが作成されたときの場所を示す
位置情報に基づいてファイル群の中から指定のファイル
を検索する。 【効果】 情報が作成、記録、発信、処理された場所に
関する位置情報を検索のキーとしているため、指定の情
報を迅速且つ簡便に検索できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に係り、
特に、情報が作成された場所に関する位置情報を検索の
手がかりとして利用するに好適な情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピユータに代表される情報処理シス
テムにおいては、システム内の情報を容易に検索できる
ように、情報そのものの他に、付帯的な情報を付加して
記憶する方法が採用されている。例えば、多くのコンピ
ュータのオペレーテイングシステムでは、フアイル本体
と対応付けて、フアイルの作成日時、作成者、フアイル
の種類等を記憶している。これらの付帯情報は、多くの
フアイルの中から所望のフアイルを探し出す際の大きな
手がかりとなる。
【0003】例えば、去年の夏頃開かれた会議の資料を
探したいという場合には、フアイルの作成日時が検索の
大きな手がかりとなる。さらに、情報を検索する場合、
その情報が作成または発信された場所が重要な手がかり
になるときがある。例えば、会議名は忘れても、その会
議が開かれた場所を覚えている場合等においては、その
時書いたメモを会議開催場所をキーとして検策できれば
便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の情報処
理システムでは、システム自体が移動することを前提と
していなかったため、扱う情報と、この情報が作成、記
録、処理された場所とを対応付ける手段が提供されてい
なかった。すなわち、近年、携帯用コンピュータ、カメ
ラ、携帯電話等、ユーザとともに移動可能な情報処理シ
ステムが増加しており、これらのシステムでは、情報が
各種の場所で作成、記録されるようになっている。とこ
ろが、これらの情報処理システムでは、情報が作成、記
録、処理された場所に関する情報を基に所望の情報を検
索することができなかった。
【0005】本発明の目的は、情報が作成、記録、発信
または処理された場所に関する位置情報を検索に利用す
ることができる情報処理装置と文書編集装置と画像撮影
記録装置と音声通話装置及びファックス通信装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数の情報を処理する情報処理手段と、
情報処理手段により処理された情報を格納する情報格納
手段と、情報処理手段により各情報が処理されたときに
情報処理手段の現在地に関する位置情報を検知する位置
検知手段と、位置検知手段の検知による位置情報を各情
報に付帯情報として記録する記録手段と、位置情報に従
って情報格納手段の情報群を検索して指定の情報を抽出
する情報抽出手段とを備えている情報処理装置を構成し
たものである。
【0007】また、本発明は、フアイルを管理するもの
として、情報を記憶するファイル群を格納するファイル
格納手段と、ファイル格納手段に各ファイルが格納され
るときに各ファイルの現在位置に関する位置情報を検知
する位置検知手段と、位置検知手段の検知による位置情
報を各ファイルに対応付けて記録する記録手段と、位置
情報に従ってファイル格納手段のファイル群を検索して
指定のファイルを抽出するファイル抽出手段とを備えて
いる情報処理装置を構成したものである。
【0008】また、フアイルを管理するものとして、前
記情報処理装置の位置検知手段と記録手段の代わりに、
ファイル格納手段の現在位置に関する位置情報を検知す
る位置検知手段と、ファイル格納手段に各ファイルが格
納されるときに位置検知手段の検知による位置情報を各
ファイルに記録する記録手段とを設けたものを用いるこ
とができる。
【0009】フアイルを管理する情報処理装置として
は、以下の要素を備えることが望ましい。
【0010】(1) 各ファイルの格納時における地図
上の位置を各ファイルの位置情報に従って地図情報と共
に表示する情報表示手段を備えている。
【0011】(2)場所を指定する場所指定手段と、フ
ァイル格納時に記録手段によって対応付けられた位置情
報が場所指定手段の指定場所に属するファイルを識別す
るファイル識別手段とを備えている。
【0012】(3)場所を指定する場所指定手段と、フ
ァイル格納時に記録手段によって対応付けられた位置情
報が場所指定手段の指定場所に属するファイルを識別す
るファイル識別手段と、ファイル格納手段を検索してフ
ァイル識別手段により識別されたファイルに関する情報
を抽出する情報抽出手段と、情報抽出手段により抽出さ
れたファイルに関する情報を地図情報と共に表示するフ
ァイル情報表示手段を備えている。
【0013】また本発明は、文章を編集するものとし
て、編集された複数の文書に関する文書情報を格納する
文書格納手段と、各文書が編集されたときの現在位置に
関する位置情報を検知する位置検知手段と、位置検知手
段の検知による位置情報を各文書情報に対応付けて記録
する記録手段と、位置情報に従って文書格納手段の文書
情報群を検索して指定の文書情報を抽出する文書抽出手
段とを備えている文書編集装置を構成したものである。
【0014】また、本発明は、画像を撮影し記録するも
のとして、静止画像または動画像として撮影された複数
の画像に関する画像情報を格納する画像格納手段と、各
画像が撮影されたときの現在位置に関する位置情報を検
知する位置検知手段と、位置検知手段の検知による位置
情報を各画像情報に対応付けて記録する記録手段と、位
置情報に従って画像格納手段の画像情報群を検索して指
定の画像情報を抽出する画像抽出手段とを備えている画
像撮影記録装置を構成したものである。
【0015】また、本発明は、音声通話システムに関す
るものとして、音声による通話情報を通信回線へ出力す
る音声出力手段と、音声出力手段から通話情報が出力さ
れるときの現在位置に関する位置情報を検知する位置検
知手段と、位置検知手段の検知による位置情報を通話情
報に付加する付加手段とを備えている音声通話装置を構
成したものである。
【0016】さらに、本発明は、ファックス通信システ
ムに関するものとして、ファックス通信を通信媒体とし
たファックス通信情報を通信回線へ出力するファックス
出力手段と、ファックス出力手段からファックス通話情
報が出力されるときの現在位置に関する位置情報を検知
する位置検知手段と、位置検知手段の検知による位置情
報をファックス通信情報に付加する付加手段とを備えて
いるファックス通信装置を構成したものである。
【0017】
【作用】前記した手段によれば、情報が処理されたとき
には、情報の処理された現在地に関する位置情報が各情
報に付帯情報として記録されるため、位置情報を検索の
キーとして、情報群の中から指定の情報を抽出すること
ができる。
【0018】また情報がフアイルに記憶されている場
合、情報がフアイルに格納されるときの場所に関する位
置情報がフアイルに対応付けて記録されるため、位置情
報を検索のキーとして、所望のフアイルを抽出すること
ができる。
【0019】また、フアイルに地図情報とともに各フア
イルの位置情報が記憶されているときには、フアイルが
作成された場所に基ずいて指定の地図情報を画像表示す
ることができる。さらに、フアイルが作成されたときの
場所を地図上の位置と対応付けて識別情報として記憶し
たときには、地図が画像表示された際には、フアイルが
画面のどの位置に表示されるかがわかり、所望のフアイ
ルを作成したときにいた場所に基づいてフアイルを素早
く見つけることができる。
【0020】また、文書を編集した場合、文書を編集し
た場所の位置情報を検索のキーとして、所望の文書を抽
出することができる。
【0021】また、画像を撮影して記録する場合、撮影
した画像と対応付けて撮影場所に関する位置情報が記憶
されるため、位置情報を検索のキーとして所望の画像を
抽出することができる。
【0022】また、音声通話システムにおいて、音声通
話中に発信元の位置が音声で出力されるため、通話内容
を記録した後検索する際に、所望の通話内容を発信元の
位置情報に基づいて検索することができる。
【0023】また、ファックス通信システムにおいて、
ファックスの送信情報に発信元の位置に関する位置情報
が重畳されるため、所望のファックスを発信元の位置情
報に基づいて検索することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0025】まず、図1〜10を用いて、本発明の第1
実施例である位置センサ付携帯コンピュータについて説
明する。
【0026】図1に、位置センサ付携帯コンピュータ1
0の構成を示し、コンピュータ10の外観イメージを図
2に示す。図1および図2において、コンピュータ10
は、CPU(中央処理装置)11、メインメモリ12、
デイスク13、デイスプレイ2、デイスプレイインター
フェイス15、タブレット16、ペンインターフェイス
17、カメラ5、映像処理装置18、マイク19、スピ
ーカ20、音声処理装置21、位置センサ1、通信装置
14を備え、各部がバス24を介して接続されている。
【0027】コンピュータ10はタイマを内蔵している
とともに、バス24がキーボードに接続されている。そ
してCPU11によって各種の情報が処理され、処理さ
れた情報がデイスク13に格納されるようになってい
る。デイスク13に各種情報をファイルとして格納する
場合、各ファイルに対応付けて情報が処理されたときの
場所に関する位置情報が付帯情報としてデイスク13に
記録されるようになっている。この位置情報は位置セン
サ1によって検知され、位置センサ1により検知された
現在地に関する位置情報がデイスク13の各ファイルに
対応付けて記録されるようになっている。そしてデイス
ク13に格納されたファイル群の中から指定のファイル
を抽出するときには、位置情報に従ってファイル群の中
から指定のファイルを抽出するようになっている。すな
わち、CPU11は情報処理手段と情報抽出手段を構成
し、デイスク13は情報格納手段を構成し、位置センサ
1は位置検知手段を構成し、デイスク13は記録手段を
構成するようになっている。
【0028】以下、各部の具体内容について説明する。
【0029】CPU11は各種のテキストやグラフィッ
ク情報を生成し、生成した情報をデイスプレイインター
フェイス15を介してデイスプレイ2に描画するように
なっている。デイスプレイ2の上には透明タブレット1
6が重ねて一体化されている。ペン3を用いてタブレッ
ト16上の画像を指定するときには、ペン3の位置がタ
ブレット6によって検知され、ペン3の位置情報がCP
U11に転送されるようになっている。同様に、ペン3
に付随するボタン4の押し下げ、開放もタブレット16
によって検知され、検知出力がCPU11に転送される
ようになっている。さらに、ユーザはペン3を用いて、
文字や図形情報をコンピュータ10に入力することがで
きる。
【0030】またコンピュータ10には、周囲の状況を
静止画像や動画像として記録するためのカメラ5が装備
されている。このカメラ5は折り曲げが自在なフレキシ
ブルアームによってコンピュータ本体に取り付けられて
おり、このアームを適当に曲げることにより、周囲の映
像を自在に撮影できる。カメラ5で撮影された映像を処
理する映像処理装置18は、CPU11からの指令に従
ってカメラ5からの映像信号をアナログからデジタルに
変換し、さらに、デジタル化された信号を圧縮し、適当
なフォーマットの画像データとしてメインメモリ12に
記録する。さらに、映像処理装置18は、CPU11か
らの指令に従って、メインメモリ12内に記憶された圧
縮画像データを伸長し、このデータに従った画像をデイ
スプレイインターフェイス15を介してデイスプレイ2
の画面上に表示するようになっている。
【0031】さらに、コンピュータ10には、音声を記
録するためのマイク19が設けられているとともに、音
声を出力するためのスピーカ20が装備されている。マ
イク19とスピーカ20はそれぞれ音声処理装置21に
接続されており、音声処理装置21はCPU11からの
指令に従ってマイク19からの音声信号をアナログから
デジタルに変換し、さらにデジタル信号を圧縮して適当
なフォーマットの音声データとしてメインメモリ12に
記録するようになっている。さらに、音声処理装置21
は、CPU11からの指令に従って、メインメモリ12
内に記憶された圧縮音声データを伸長し、さらにアナロ
グの音声信号に変換してスピーカ20から音声を出力す
るようになっている。
【0032】位置センサ1は、コンピュータ10の現在
位置を常時測定しており、測定した位置が予め設定した
値より大きく変化すると、CPU11に割込みを掛け
て、現在位置をCPU11に報告するようになってい
る。一方、CPU11は位置センサ1に問い合わせるこ
とにより、コンピュータ10の位置を随時知ることがで
きる。
【0033】本実施例における位置センサ1としては、
GPS(Global Positioning Sy
stem)が用いられている。このGPSは、複数の衛
星からの基準信号をGPS用アンテナ22を介して受信
し、受信信号から自分の位置、速度、時間を検知するシ
ステムである。このシステムを用いると、CPU11は
位置センサ1に問い合わせることにより、現在位置だけ
でなく、移動速度や現在時刻を知ることができる。な
お、位置センサ1としては、GPS以外の他の位置検知
方法を採用したものを用いてもよい。特に、建物内や地
下で使用する場合には、衛星からの電波を受け取りにく
いので、他の方法を用いたほうがよい。
【0034】通信装置14は、通信用アンテナ23を介
して他のコンピュータや情報端末(電話やFAX等)と
情報をやり取りするために設けられており、本実施例で
は、通信回線として、公衆の無線電話回線が用いられて
いる。このような構成により、コンピュータ10をFA
X装置や電話機として使用することができる。もちろ
ん、他の通信方法を用いてもよい。例えば衛星通信等を
利用してもよい。
【0035】次に、メモ作成時の処理を図3に従って説
明する。
【0036】図3は、デイスプレイ2の一画面表示形態
で、メモを作成している状態を示している。図3におい
て、デイスプレイ2の画面にメモ50の表示およびアイ
コン40〜45が表示される。このときユーザがペン3
を操作すると、メモ50にテキスト52が入力される。
また、カメラ5からの映像が静止画像53として入力さ
れる。静止画像53が入力された場合、位置センサ1の
検知による時刻および現在位置の位置情報を基に撮影日
時54と撮影場所55が合成表示される。これにより、
静止画像53がいつどこで撮影されたかが一目でわか
る。また静止画像53は、撮影日時や撮影場所と対応付
けてメインメモリ12に記録されるので、撮影日時や場
所に基づいて画像を検索することができる。
【0037】デイスプレイ2上の画像からファイルを管
理するために、ファイルメニュー30には以下の項目で
示すメニューが設定されている。
【0038】新規:ファイルを新たに作成する。 保存:ファイルをデイスク13に保存する。 開く:デイスク13中の指定されたファイルを開く。 閉じる:編集中のファイルを閉じる。 終了:アプリケーションプログラムを終了する。 リスト:ファイル管理情報を一覧表示する。 マップ:作成されたコンピュータ10の位置に基づいて
地図上にファイルを一覧表示する。
【0039】編集メニュー31は、メモ、画像、音声等
各種データを編集するためのメニューであり、下記項目
が設定されている。
【0040】カット:選択された内容を編集データから
消去するとともにその内容をメモリ12内の所定領域
(ペーストバッファと呼ぶ)に複写する。 コピー:選択された内容をペーストバッファに複写す
る。 ペースト:ペーストバッファの内容を指定位置に挿入す
る。 またアイコン40〜45はアプリケーションプログラム
を起動するために設けられており、アイコン40〜45
はそれぞれ下記アプリケーションプログラムと対応して
いる。そして、ペン3でアイコンを指定し、ボタン4を
クリック(押し下げた後開放する操作)すると、指定さ
れたアプリケーションプログラムが起動するようになっ
ている。
【0041】カメラ:カメラ5からの映像を静止画像デ
ータまたは動画像データとしてデイスク13に保存する
プログラム。また保存した画像データの表示も行なう。
【0042】マイク:マイク19からの音声入力をデジ
タルデータとしてデイスク13に保存するプログラム。
保存された保存データの再生も行なう。
【0043】電話:電話を掛けるためのプログラム。本
プログラムを起動すると、コンピュータ10を通常の電
話機として使用できる。また本プログラムから発信され
る電話の冒頭にはコンピュータ10の現在位置を示す情
報をコード化した音声が付加されるようになっている FAX:メモをファックス送受信するためのプログラ
ム。本プログラムから発信されるファックスには全てコ
ンピュータ10の現在位置を示す情報が付加される。
【0044】メール:他のコンピュータと電子メールを
授受するためのプログラム。本プログラムから発信され
る電子メールには全てコンピュータ10の現在位置を示
す情報が付加される。
【0045】メモ:メモを編集し、編集した内容をデイ
スク13に保存するためのプログラム。
【0046】またデイスプレイ2の表示部46には現在
の日時が表示され、表示部47には位置センサ1によっ
て測定された位置(経度と緯度)に基づく位置情報が表
示される。表示部47に表示される情報の例としては、
経度と緯度、地名、住所、付近に住む人の名前、付近に
ある建物の名前、付近にある機器の名前、付近の観光名
所、道路名、付近にある駅名等である。これらの位置に
基づく情報を位置情報と総称することにする。
【0047】アイコン40が選択されると、カメラプロ
グラムが起動され、デイスプレイ2には、図4に示すよ
うな表示形態になる。このときデイスプレイ2の主要部
には、静止画像または動画像入力ツール60が表示さ
れ、入力ツール60の中央部の領域79にはカメラ5に
より撮影された映像が表示される。即ち、この領域79
には、カメラ5で撮影中の映像またはメモリ12に記憶
されたデジタル画像データを再生した画像が表示され
る。領域79の下方の表示部77にはアイコン69が選
択されたときに位置情報が表示され、表示部78には、
アイコン68が選択されたときに、現在の日時が表示さ
れるようになっている。そして領域79の映像がカメラ
5が現在撮影中の映像である場合には、表示部77には
現在の位置情報が表示される。
【0048】ここで、アイコン61が選択されると、カ
メラ5のシャッタが作動し、カメラ5が撮影していた映
像が静止画像としてメモリ12に記憶され、その映像が
領域79に表示される。さらにアイコン61が選択され
たときには、静止画像データとともに、そのときの日時
と、位置センサ1によって測定された位置情報が静止画
像データと対応付けてメモリ12に記録される。なお、
アイコンまたはメニュー項目の選択はペン3の先を所望
のアイコンまたはメニュー項目の上においてボタン4を
開放することにより行なわれる。
【0049】次に、アイコン62を選択すると、動画像
データの記録が開始される。この後再度アイコン62を
選択すると、動画像データの記録が終了する。この場合
も、動画像データと対応付けて、撮影の日時と位置情報
も記録される。ファイルメニュー30の項目「保存」を
選択すると、メモリ12に記録された画像データとそれ
に対応付けられた撮影時刻及び撮影位置の情報をデイス
ク13に格納できる。
【0050】次に、ファイルメニュー30の項目「開
く」を選択すると、デイスク13内に格納された画像デ
ータが領域79に表示される。このとき、アイコン63
〜67を選択すると、以下に示すような機能に従って動
画像データの表示制御が行なわれる。
【0051】アイコン63:逆方向に高速に再生する。 アイコン64:逆方向に通常の速度で再生する。 アイコン65:再生を停止する。 アイコン66:順方向に通常の速度で再生する。 アイコン67:順方向に高速に再生する。
【0052】次に、フアイルメニュー30の項目「リス
ト」を選択すると、デイスプレイ2の画面には図5に示
すようなフアイル管理情報の一覧70が表示される。こ
のファイル管理情報一覧70はディスク13内に格納さ
れたファイルに関する下記情報を含んでいる。
【0053】ファイル名:格納時に付けられたファイル
の名称。 種別:ファイルの種類を示す。通常はファイルを生成し
たアプリケーション名である。 日時:ファイルがディスク13に格納されたときの日
時。 場所:ファイルがディスク13に格納されたときのコン
ピュータ10の位置に基づく位置情報。 作成者:ファイルを作成したユーザの名前。
【0054】上記各管理情報に関して、範囲を指定して
一覧表示することもできる。この場合、各管理情報は表
示されている列の最上部に表示されたアイコン71〜7
5を選択することにより、選択されたアイコンに従って
一覧表示する範囲を設定することができる。
【0055】例えば、アイコン74をクリックすると、
図6に示すよに、位置情報に関する範囲を指定するため
のツール80が表示される。ツール80の文字入力領域
81に地名を入力すると、その地名に該当する位置でデ
ィスク13に保存されたファイルだけが一覧表示され
る。また、ツール80には、緯度の範囲を指定する数値
入力領域82、83が設けられたいるとともに、経度の
範囲を指定する数値入力領域84、85が設けられてい
る。そして、地名、緯度、経度のいずれかが複数で指定
された場合には、その論理和で一覧表示されるファイル
が決定される。また、複数の管理情報に関して範囲が設
定された場合には、それらの論理和で一覧表示されるフ
ァイルが決定される。
【0056】次に、フィイルメニュー30の項目「マッ
プ」が選択されると、図7に示すように、地図90が表
示される。この場合、地図90上には、ディスク13に
格納されたファイル91〜94がアイコンで表示され
る。各アイコン91〜94はディスク13に格納された
ファイルに対応するアイコンである。そして、通常、対
応するファイルの名前がアイコンの下部に表示される。
例えば、アイコン91に対応するファイルの名前は「A
地区状況」である。また、アイコンの地図上の表示位置
は、ファイルがディスク13に格納された時点のコンピ
ュータ10の位置に基づいて決定される。
【0057】さらに、各アイコン91〜95は、図5に
示すアイコン71〜75と同等の機能を備えている。す
なわち、アイコン95〜99を選択すると、アイコン表
示するファイルの範囲がファイル管理情報に基づいて指
定される。さらに、アイコン98が選択されると、図6
と同じ位置の範囲を指定するツールが表示される。そし
て、表示されたツールを用いて地名、緯度、経度等に関
して範囲を指定すると、指定された範囲の地図だけが表
示される。また、アイコン97が選択されて、日時が指
定されると、その日時の範囲に作成されたファイルに対
応するアイコンだけが表示される。その際には、地図も
その日時の間にコンピュータ10が移動した範囲だけが
表示される。地図全体を表示できないときには、スクロ
ールバー100、101を操作すると、地図を順次スク
ロールで表示することができる。
【0058】次に、図8と図9を用いてコンピュータ1
0に搭載されたファイルシステムについて説明する。
【0059】図8にファイルシステムのファイル管理情
報のデータ構造500を示す。このファイル管理情報
は、以下に示す項目を備えている。
【0060】タイムスタンプ:ファイル作成時の日時。 位置スタンプ:ファイル作成時のコンピュータ10の位
置(経度と緯度)。 作成者:ファイルを作成したユーザ名。 ファイル種別:通常、ファイルを作成したアプリケーシ
ョン名。 サイズ:ファイルの大きさ。 先頭アドレス:作成ファイルの先頭を指すディスク13
内のアドレス。
【0061】上記ファイル管理情報を基に、ファイルを
作成するに際して、アプリケーションからファイル作成
要求があると、ファイルシステムが図9に示すような手
順でファイルを作成する。
【0062】まず、アプリケーションから要求のあった
サイズの領域をディスク13内に確保し(ステップ51
0)、その領域の先頭アドレスをファイル管理500の
「先頭アドレス」に設定し、確保した領域のサイズを
「サイズ」に設定する(ステップ520)。次に、位置
センサ1の検知による現在位置と時刻を問い合わせ(ス
テップ530)、それぞれファイル管理情報500の
「タイムスタンプ」と「位置スタンプ」に設定する(ス
テップ540)。最後に、ファイルの作成を要求したア
プリケーション名、アプリケーションを使用しているユ
ーザ名をそれぞれファイル管理情報500の「ファイル
種別」と「作成者」に設定する(ステップ550)。
【0063】次に、位置センサ1が検知した緯度、経度
の情報を基に地名等のより高度な位置情報を生成する手
法を図10に従って説明する。
【0064】まず、緯度と経度によって地図上の一点が
指定されると、位置/領域対応マップ110を用いて、
指定された一点が予め地図上に設定されたどの領域に属
するかを判定する。位置/領域対応マップ110は、領
域ごとに識別番号が割り当てられており、緯度と経度が
指定されると、これらの情報から1つの領域が決定され
る。例えば、図10におていて、緯度がy、経度xの場
合には、領域識別番号ID1が得られる。そして、領域
が特定できたときには、次に、領域/位置情報対応表1
20を用いて、特定した領域に対応する位置情報を検索
する。図10の例では、位置情報として地名が検索され
る。例えば、領域ID1には「尾瀬」という地名が対応
することになる。そして、指定された位置に対応して複
数の領域を対応づけたいときには、位置/領域対応マッ
プ110を複数個備えればよいことになる。図10で
は、地名を例にとっているが、任意の情報と位置とを関
連付けられることはいうまでもない。
【0065】この様に、緯度、経度等のプリミテイブな
位置情報から地名等ユーザにとってより意味のある情報
を生成することにより、ユーザインターフェースを分か
りやすく且つ使いやすくすることができる。
【0066】図10に示した位置/領域マップは、例え
ば、以下に示すように、コンピュータ10内に実装でき
る。例えば、各領域を多角形でメモリ12に描画する。
さらに、多角形をその領域の識別番号に対応する色で塗
りつぶす。そして緯度と経度が指定されたときに、メモ
リ12の対応する位置の色を読み出せば、その領域の識
別番号を特定することができる。
【0067】次に、本発明の第2実施例である移動作業
支援システムを図11から図14を用いて説明する。
【0068】本実施例におけるシステムの目的は、広域
を移動する作業員(通常は複数)と中央指令室200と
の協調作業を支援することである。このシステムの支援
対象である移動作業には、例えば、通信網、配電網、下
水道等の現地点検調査、訪問セールス、選挙活動、台
風、地震等による広域災害の被害調査および復旧作業、
動植物の生態調査等のフィールドワーク一般等がある。
【0069】図11に本システムの概略を示す。図11
において、作業員は、第1実施例で説明した位置センサ
付コンピュータ10と同一機能を備えた位置センサ付携
帯コンピュータ130〜132を携帯しながら移動す
る。この時、作業員は携帯コンピュータ130〜132
を使って中央指令室200と電話、FAX、電子メール
で情報の授受を行なう。もちろん、携帯コンピュータ1
30〜132間で電話、FAX、電子メールを用いて情
報の授受を行なうこともできる。さらに、各携帯コンピ
ュータ130〜132から発信された電話、FAX、電
子メールには全て発信場所の位置を示す位置情報が付加
される。さらに携帯コンピュータ130〜132と中央
指令室200および携帯コンピュータ130〜132間
との通信は公衆電話回線を通じて行なう。なお、公衆電
話回線の代わりに、衛星通信を利用してもよい。特に、
無線の公衆電話回線が利用できない地域を作業員が移動
する場合には、衛星通信を利用することが考えられる。
【0070】図12に、中央指令室200のシステム構
成を示す。図12において、コンピュータ210は、公
衆電話回線とモデム212〜213を介して接続されて
おり、携帯コンピュータ130〜132と電話、FA
X、電子メールを用いて情報の授受を行なう。コンピュ
ータ210は、携帯コンピュータ130〜132と授受
した情報等を中央指令室200内の全てのオペレータが
一望できるように、大型デイスプレイ250に表示す
る。各オペレータはそれぞれ自分用のワークステーショ
ン220〜230を有しており、ワークステーション2
20〜230はそれぞれコンピュータ、デイスプレイ、
キーボード、マウス等を備えている。ワークステーショ
ン220〜230およびコンピュータ210はネットワ
ーク201を介して接続されており、相互に情報を授受
できるようになっている。さらにワークステーション2
20〜230に付随するマウスやキーボードからの入力
イベントをネットワーク201を介してコンピュータ2
10に転送することもできる。
【0071】このような機能を備えると、オペレータは
ワークステーション220〜230のマウスやキーボー
ドを使って、ワークーステーションのデイスプレイだけ
でなく大型デイスプレイ250上の表示情報を対話操作
できる。
【0072】図13に、大型デイスプレイ250の画面
表示形態の一例を示す。大型デイスプレイ250の表示
画面251には、携帯コンピュータ130〜132から
発信された電話、FAX、電子メールの記録ファイルに
対応するアイコン252〜260が表示される。例え
ば、アイコン254、256、257はそれぞれFA
X、電子メール、電話の記録ファイルに対応している。
携帯コンピュータ130〜132と中央指令室200間
で行なわれる電話のやり取りは全てコンピュータ210
によってデジタル化され、コンピュータ210に付随す
るデイスクに記録される。さらに携帯コンピュータ13
0〜132からの電話の冒頭には発信元の現在位置を示
す音声信号が流される。このためコンピュータ210で
は、その音声信号に基づいて、発信元の位置を特定し、
電話の内容とともに特定した位置を記憶することができ
る。
【0073】一方、FAXの場合には、FAX情報の冒
頭に発信元の位置がコーデイングされており、コーデイ
ングされた情報に基づいて発信元の位置が特定され、F
AXの内容とともに特定された位置に関する情報がデイ
スクに記憶される。
【0074】一方、アイコン252〜260は、各アイ
コンの情報が発信された位置に対応づけられて地図上に
配置される。これらのアイコンが地図上に配置されるこ
とにより、情報がどこから発信されたかに基づいて情報
を検索することが容易となる。例えば、アイコン252
〜260がマウスによってクリックされると、対応する
記録情報は、クリックしたオペレータが使用しているワ
ークステーションに表示される。さらに、アイコン25
4をワークステーション220のマウスを使ってクリッ
クすると、ワークステーション220のデイスプレイに
対応するFAXの内容が表示される。
【0075】図14に、作業者の現在位置を表示画面2
51に表示した場合の一例を示す。図14において、表
示画面251上の表示文字A、B、Cはそれぞれ携帯コ
ンピュータ130〜132を有する作業者の現在位置を
示す。携帯コンピュータ130〜132は、各コンピュ
ータが予め定められた距離以上移動すると、現在位置を
コンピュ−タ210に報告するようになっている。そし
て、コンピュータ210は各携帯コンピュータ130〜
132に、現在位置を問い合わせすることができる。こ
のような情報の授受が行なわれることにより、コンピュ
ータ210は、携帯コンピュータ130〜132の現在
位置を常に把握することができる。さらにコンピュータ
210は、携帯コンピュータ130〜132から現在位
置の報告があると、作業者の位置表示をそれに合わせて
更新する。また中央指令室200から電話、FAX、電
子メールを携帯コンピュータ130〜132に向けて発
信する場合、相手先を画面251上で指定することがで
きる。例えば、画面251上作業者の位置が文字A、
B、Cで表示されているときに、マウスでいずれかの文
字をポインテイングすると、電話、FAX、電子メール
の発信先を指定することができる。また、マウスのポイ
ンタ261をドラッグ(マウスのボタンを押しながらポ
インタ26を動かす操作)して領域262を指定する
と、領域262内にいる作業者全員(図14の例では作
業者B、C)が発信先として指定される。
【0076】この様に、本実施例によれば、中央指令室
200とコンピュータ130〜132との間で、位置情
報を基に情報の授受を行なうことができる。この場合、
位置情報に従って指定のコンピュータと中央指令室とで
情報の授受を行なうことができる。
【0077】次に、本発明の第3実施例である現場作業
支援システムについて図15を用いて説明する。
【0078】本実施例におけるシステムの目的は、プラ
ントの現場で作業する作業者と中央操作室間との協調作
業を支援することである。この場合、プラントの現場で
作業する作業者は、第1実施例で説明した携帯コンピュ
ータを携帯しながらプラント内を移動する。ただし、本
実施例では、屋内における移動作業を支援対象としてい
るため、携帯コンピュータに付随する位置センサ1と通
信装置14は第1実施例とは異なるものを用いている。
【0079】すなわち、本実施例では、プラントの現場
300の各所に設置したビーコン301〜304を用い
て携帯コンピュータの位置検出と、携帯コンピュータ間
および携帯コンピュータと中央操作室350間での通信
を行なうこととしている。各ビーコン301〜304は
領域311〜314内で携帯コンピュータと通信可能で
ある。例えば、領域311に携帯コンピュータがあると
きには、携帯コンピュータはビーコン311を介して通
信ができる。そして携帯コンピュータが領域312へ移
動するときには、ビーコン302を介して通信すること
になる。各ビーコン301〜304は常に位置情報を発
信しており、この位置情報に関する信号を携帯コンピュ
ータが受信することにより、携帯コンピュータは自分の
現在位置を知ることができる。このため現場300の領
域311〜314内に作業者がいるときには、ビーコン
301〜304からの位置情報を入力し、この位置情報
をネットワーク320を介して中央操作室350へ転送
することができる。中央操作室350には、コンピュー
タ351と、それに付随するキーボード353、マウス
354、デイスプレイ352が設置されており、現場3
00の領域311〜314にいる作業者から情報が転送
されたときには、デイスプレイ352の画面上には作業
者の現在位置が表示される。
【0080】本実施例においては、衛星通信を用いて情
報の授受が行なえない領域である建屋内に作業者がいる
場合でも、建屋内に設けられたビーコン301〜304
の位置情報を受信することにより、この位置情報を基に
携帯コンピュータ間および携帯コンピュータと中央操作
室350間で情報の授受を行なうことができる。
【0081】次に、本発明の第4実施例である位置セン
サ付カメラ400について図16に従って説明する。
【0082】本実施例における位置センサ付カメラ40
0は基本的には通常のカメラに位置センサ430を付加
することにより、撮影した画像に撮影した場所を記録で
きるようにしたものである。位置センサ付カメラ410
は、レンズ系を中心とした撮像部410、撮像された映
像を記憶するための記憶部420、位置センサ430、
撮影した日時を計測するための時計440から構成され
ている。そして位置センサ430としてGPSを用いて
いる。
【0083】撮影部410はカメラ410が撮影した映
像情報に、位置センサ430から得られた位置情報に基
づく情報と、時計42から得られた日時に関する情報と
を付加し、これらの情報を記憶部420へ出力する。記
憶部420は撮影部410からの映像情報をフィルムま
たはメモリに記憶する。
【0084】このように、本実施例においては、カメラ
410は写真とともに日時だけでなく、撮影場所も記録
できるため、撮影場所の情報を基に、撮影後にどういう
状況で写真を撮影したのかを想起することができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報を処理するに際に、付帯情報として位置情報を記憶
するようにしたため、位置情報を基に指定の情報を検索
することができる。さらに、情報を記憶するファイルに
各種情報を記憶する際に、位置情報を付帯情報として記
憶するようにしたため、位置情報を基に、ファイル群の
中から指定のファイルを抽出することができる。この場
合、人間はものごとを思い出す際に、どこで処理したか
が重要な手がかりとなるため、人間の想起方法に合った
ファイル検索が可能となり、所望のファイルをより短時
間に且つ簡便に探し出すことができる。
【0086】また、ファイルに記憶された情報を画像表
示する場合、画像の内容を、ファイルが作成された場所
に対応付けて表示しているため、ファイルの作成場所か
ら、ファイルの識別情報が画面のどこに表示されいるの
かを素早く見つけ出すことができる。
【0087】また、本発明によれば、文書を編集した際
には、編集した場所に関する位置情報を記憶するように
しているため、どこで文書を編集したかを覚えていれ
ば、編集した場所を位置情報として、指定の文書を検索
することができる。
【0088】また、本発明によれば、撮影した画像に、
撮影した場所に関する位置情報を記録するようにしたた
め、どこで撮影した画像かを覚えていれば、所望の画像
を簡単で且つ短時間に検索することができる。
【0089】さらに、本発明によれば、音声情報に、音
声を発生するときの位置情報を付加するようにしたた
め、過去の音声通話内容、発信元の場所に基づいて指定
の音声情報を検索することができる。この場合、特に、
複数の場所から通話がなされた場合でも、位置情報から
指定の通話を検索することができる。
【0090】さらに、ファックス情報に発信場所の位置
情報を付加したため、発信元の場所を示す位置情報から
指定のファックス情報を検索することができる。この場
合は、複数の場所からファックスを受信したときでも、
指定のファックス情報を簡便に検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である位置センサ付き携帯
コンピュータのシステム構成図である。
【図2】第1実施例の外観を示す図である。
【図3】第1実施例におけるメモ編集時の一画面形態を
示す図である。
【図4】第1実施例のおける画像撮影時の一画面形態を
示す図である。
【図5】第1実施例におけるファイル一覧表示時の一画
面形態を示す図である。
【図6】第1実施例におけるファイル作成場所の指定方
法を説明するための図である。
【図7】第1実施例におけるファイルのマップ表示時の
一画面形態を示す図である。
【図8】第1実施例におけるファイル管理情報のデータ
構造を示す図である。
【図9】第1実施例におけるファイル保存手順を示す図
である。
【図10】第1実施例における位置情報生成方法を示す
図である。
【図11】本発明の第2実施例の全体構成図である。
【図12】第2実施例における中央指令室のシステム構
成図である。
【図13】第2実施例における大型デイスプレイの一画
面形態を示す図である。
【図14】第2実施例における大型デイスプレイの一画
面表示形態を示す図である。
【図15】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図16】本発明の第4実施例を示す構成図である。
【符号の説明】 1 位置センサ、 2 デイスプレイ、 3 ペン、 5 カメラ、 10 位置センサ付き携帯コンピュータ、 11CPU、 14 通信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 正人 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 二川 正康 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 内ケ崎 晴美 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 川股 幸博 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 西川 敦彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報を処理する情報処理手段と、
    情報処理手段により処理された情報を格納する情報格納
    手段と、情報処理手段により各情報が処理されたときに
    情報処理手段の現在地に関する位置情報を検知する位置
    検知手段と、位置検知手段の検知による位置情報を各情
    報に付帯情報として記録する記録手段と、位置情報に従
    って情報格納手段の情報群を検索して指定の情報を抽出
    する情報抽出手段とを備えている情報処理装置。
  2. 【請求項2】 情報を記憶するファイル群を格納するフ
    ァイル格納手段と、ファイル格納手段に各ファイルが格
    納されるときに各ファイルの現在位置に関する位置情報
    を検知する位置検知手段と、位置検知手段の検知による
    位置情報を各ファイルに対応付けて記録する記録手段
    と、位置情報に従ってファイル格納手段のファイル群を
    検索して指定のファイルを抽出するファイル抽出手段と
    を備えている情報処理装置。
  3. 【請求項3】 情報を記憶するファイル群を格納するフ
    ァイル格納手段と、ファイル格納手段の現在位置に関す
    る位置情報を検知する位置検知手段と、ファイル格納手
    段に各ファイルが格納されるときに位置検知手段の検知
    による位置情報を各ファイルに対応付けて記録する記録
    手段と、位置情報に従ってファイル格納手段のファイル
    群を検索して指定のファイルを抽出するファイル抽出手
    段とを備えている情報処理装置。
  4. 【請求項4】 各ファイルの格納時における地図上の位
    置を各ファイルの位置情報に従って地図情報と共に表示
    する情報表示手段を備えている請求項2又は3記載の情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】 場所を指定する場所指定手段と、ファイ
    ル格納時に記録手段によって対応付けられた位置情報が
    場所指定手段の指定場所に属するファイルを識別するフ
    ァイル識別手段とを備えている請求項2又は3記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 場所を指定する場所指定手段と、ファイ
    ル格納時に記録手段によって対応付けられた位置情報が
    場所指定手段の指定場所に属するファイルを識別するフ
    ァイル識別手段と、ファイル格納手段を検索してファイ
    ル識別手段により識別されたファイルに関する情報を抽
    出する情報抽出手段と、情報抽出手段により抽出された
    ファイルに関する情報を地図情報と共に表示するファイ
    ル情報表示手段を備えている請求項2又は3記載の情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 編集された複数の文書に関する文書情報
    を格納する文書格納手段と、各文書が編集されたときの
    現在位置に関する位置情報を検知する位置検知手段と、
    位置検知手段の検知による位置情報を各文書情報に対応
    付けて記録する記録手段と、位置情報に従って文書格納
    手段の文書情報群を検索して指定の文書情報を抽出する
    文書抽出手段とを備えている文書編集装置。
  8. 【請求項8】 静止画像または動画像として撮影された
    複数の画像に関する画像情報を格納する画像格納手段
    と、各画像が撮影されたときの現在位置に関する位置情
    報を検知する位置検知手段と、位置検知手段の検知によ
    る位置情報を各画像情報に対応付けて記録する記録手段
    と、位置情報に従って画像格納手段の画像情報群を検索
    して指定の画像情報を抽出する画像抽出手段とを備えて
    いる画像撮影記録装置。
  9. 【請求項9】 静止画像または動画像として撮影された
    画像を画像情報として出力する画像出力手段と、各画像
    が撮影されたときの現在位置に関する位置情報を検知す
    る位置検知手段と、位置検知手段の検知による位置情報
    を各画像情報に対応付けて記録する記録手段とを備えて
    いる画像撮影記録装置。
  10. 【請求項10】 音声による通話情報を通信回線へ出力
    する音声出力手段と、音声出力手段から通話情報が出力
    されるときの現在位置に関する位置情報を検知する位置
    検知手段と、位置検知手段の検知による位置情報を通話
    情報に付加する付加手段とを備えている音声通話装置。
  11. 【請求項11】 ファックス通信を通信媒体としたファ
    ックス通信情報を通信回線へ出力するファックス出力手
    段と、ファックス出力手段からファックス通話情報が出
    力されるときの現在位置に関する位置情報を検知する位
    置検知手段と、位置検知手段の検知による位置情報をフ
    ァックス通信情報に付加する付加手段とを備えているフ
    ァックス通信装置。
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