JPH0876875A - マイクロコンピュータ応用システム - Google Patents

マイクロコンピュータ応用システム

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Publication number
JPH0876875A
JPH0876875A JP6213386A JP21338694A JPH0876875A JP H0876875 A JPH0876875 A JP H0876875A JP 6213386 A JP6213386 A JP 6213386A JP 21338694 A JP21338694 A JP 21338694A JP H0876875 A JPH0876875 A JP H0876875A
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JP
Japan
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circuit
power consumption
signal
clock
signal output
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6213386A
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English (en)
Inventor
Hideshi Kiriyama
英志 桐山
Shigezumi Matsui
重純 松井
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャッシュメモリ方式のマイクロコンピュー
タ応用システムにおいて、マイクロコンピュータの動作
速度を低下させずに消費電力を低減する。 【構成】 ライトパルス検出部10がCPU1aのライ
トサイクル信号を検出するとカウンタ11がクリアさ
れ、カウンタ11のカウンタと制御レジスタ12とのカ
ウントを比較器13が比較し、一致すると状態検出信号
出力部14からアイドル状態信号を出力する。CPU1
aのアイドル状態をクロックセレクタ18が検出し、定
格のクロック16から定格の半分程度であるクロック1
7に切り換え、周辺回路9に供給する。ミスヒット検出
部15がCPU1aのミスヒットを検出するとアイドル
状態解除信号を状態検出信号出力部14に出力し、アイ
ドル状態信号を停止し、クロック17からクロック16
に切り換え、周辺回路9に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
応用システムに関し、特に、キャッシュメモリが設けら
れたマイクロコンピュータ応用システムの消費電力の低
減に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、こ
の種のマイクロコンピュータ応用システムにおいては、
高速アクセスを実現するために、図10に示すように、
キャッシュメモリ方式が用いられている。
【0003】このキャッシュメモリ方式の構成は、マイ
クロコンピュータ応用システムの制御を司るマイクロコ
ンピュータの中央処理装置であるCPU30,高速のメ
モリであるキャッシュメモリ31、CPU30が実行す
るプログラムが格納されている主メモリ32、キャッシ
ュメモリ31のデータ項目などをメモリするタグメモリ
33およびデータの一時記憶を行い、転送のタイミング
をとるバッファ34から構成されている。
【0004】また、これらCPU30、キャッシュメモ
リ31、主メモリ32、タグメモリ33およびバッファ
34は、CPUバス35を介してそれぞれ接続されてい
る。
【0005】CPU30がアクセスしたデータは、バッ
ファ34を介してキャッシュメモリ31に一時保存さ
れ、同一の処理が行われるループが発生するとキャッシ
ュヒットによりキャッシュメモリ31内のデータをフェ
ッチする。
【0006】よって、キャッシュヒットが行われると、
そのデータによるループが実行されている間は、キャッ
シュメモリ31からデータがフェッチされることによっ
て、プログラムのアクセス時間を短縮している。
【0007】なお、マイクロコンピュータ応用システム
におけるキャッシュメモリ方式について詳しく記載され
ている例としては、株式会社オーム社発行「LSIハン
ドブック」昭和59年11月30日発行、社団法人電子
通信学会編、P548〜P549がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なキャッシュメモリ方式のマイクロコンピュータ応用シ
ステムでは、次のような問題点があることが本発明者に
より見い出された。
【0009】すなわち、中央処理装置がキャッシュメモ
リ内のデータだけを実行している間は、マイクロコンピ
ュータ応用システムにおける他の周辺回路へのアクセス
はされておらず、非動作状態となっているにもかかわら
ず、それらの他の周辺回路においても定格のクロック信
号および電源電圧が供給されており、動作時と同様に電
力を消費してしまう。
【0010】本発明の目的は、中央処理装置がアイドル
状態となり、周辺回路にアクセスしていない時に、マイ
クロコンピュータの動作速度を低下させることなく、周
辺回路の消費電力を低減するキャッシュメモリ方式のマ
イクロコンピュータ応用システムを提供することにあ
る。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0013】すなわち、本発明のマイクロコンピュータ
応用システムは、中央処理装置がアイドル状態になった
ことを検出するアイドル検出手段と、周辺回路の消費電
力を制御する消費電力制御回路とを設け、中央処理装置
からキャッシュメモリに出力されるライト信号が所定の
時間以上出力されていないことをアイドル検出回路によ
り検出し、アイドル検出回路から出力される所定の信号
に基づいて、消費電力制御回路が消費電力を制御するも
のである。
【0014】また、本発明のマイクロコンピュータ応用
システムは、同一バスに接続された複数のマイクロコン
ピュータの内、少なくとも1個以上に設けられた中央処
理装置がアイドル状態になったことを検出するアイドル
検出手段と、複数のマイクロコンピュータにおけるバス
使用率を制御するバス調停回路とを設け、中央処理装置
からキャッシュメモリに出力されるライト信号が所定の
時間以上出力されていないことをアイドル検出回路によ
り検出し、アイドル検出回路から出力される所定の信号
に基づいて、バス調停回路が複数のマイクロコンピュー
タにおけるバス使用率を制御するものである。
【0015】さらに、本発明のマイクロコンピュータ応
用システムは、前記アイドル検出手段が、中央処理装置
から出力されるキャッシュメモリにデータの書き込みを
行うライト信号の検出を行うライトパルス検出部と、ラ
イトパルス検出部から出力された信号に基づいてリセッ
トが行われ、所定の信号をカウントする第1のカウンタ
と、予め設定された所定のデータを一時的に格納する制
御レジスタと、第1のカウンタから出力されるデータと
制御レジスタから出力されるデータとの比較を行い、一
致すると所定の信号を出力する第1の比較部と、第1の
比較部から出力された所定の信号に基づいて、アイドル
状態信号を出力する状態検出信号出力部と、中央処理装
置におけるミスヒットを検出すると状態検出信号出力部
にアイドル状態解除信号を出力するミスヒット検出部と
よりなるものである。
【0016】また、本発明のマイクロコンピュータ応用
システムは、前記消費電力制御回路が、アイドル検出手
段から出力される所定の信号に基づいて、周辺回路に供
給するクロック信号を低周波数にし、周辺回路の消費電
力を制御する第1の消費電力制御回路よりなるものであ
る。
【0017】さらに、本発明のマイクロコンピュータ応
用システムは、前記第1の消費電力制御回路が、周辺回
路に供給する正規の周波数のクロック信号を生成する第
1のクロック生成部と、第1のクロック生成部により生
成されたクロック信号を低い周波数のクロック信号に生
成する第2のクロック生成部と、状態検出信号出力部か
ら出力されたアイドル状態信号に基づいて、第1のクロ
ック生成部により生成されたクロック信号または第2の
クロック生成部により生成されたクロック信号のいずれ
かを選択して周辺回路に供給する第1のクロック選択手
段とよりなるものである。
【0018】また、本発明のマイクロコンピュータ応用
システムは、前記消費電力制御回路が、アイドル検出手
段から出力される所定の信号に基づいて、周辺回路に供
給するクロック信号を停止し、消費電力を制御する第2
の消費電力制御回路よりなるものである。
【0019】さらに、本発明のマイクロコンピュータ応
用システムは、前記第2の消費電力制御回路が、周辺回
路に供給する正規の周波数のクロック信号を生成する第
3のクロック生成部と、状態検出信号出力部から出力さ
れたアイドル状態信号に基づいて、第3のクロック生成
部により生成されたクロック信号を周辺回路に供給する
かまたは停止するかの選択を行う第2のクロック選択手
段とよりなるものである。
【0020】また、本発明のマイクロコンピュータ応用
システムは、前記消費電力制御回路が、アイドル検出回
路から出力される所定の信号に基づいて、周辺回路に供
給する電源電圧を低電圧化し、周辺回路の消費電力を制
御する第3の消費電力制御回路よりなるものである。
【0021】さらに、本発明のマイクロコンピュータ応
用システムは、前記第3の消費電力制御回路が、状態検
出信号出力部から出力されるアイドル状態信号の出力時
間を測定する第2のカウンタと、予め所定の時間が設定
されている第1のレジスタと、第2のカウンタにより測
定されたアイドル状態信号の出力時間と第1のレジスタ
により設定された時間の長さが一致すると所定の信号を
出力する第2の比較部と、第2の比較部から出力された
所定の信号に基づいて周辺回路に供給する電源電圧を切
り換える第1の電源切り換え回路とよりなるものであ
る。
【0022】また、本発明のマイクロコンピュータ応用
システムは、前記消費電力制御回路が、アイドル検出回
路から出力される所定の信号に基づいて、周辺回路に供
給する電源電圧を停止する第4の消費電力制御回路より
なるものである。
【0023】さらに、本発明のマイクロコンピュータ応
用システムは、前記第4の消費電力制御回路が、状態検
出信号出力部から出力されるアイドル状態信号の出力時
間を測定する第3のカウンタと、予め所定の時間が設定
されている第2のレジスタと、第3のカウンタにより測
定されたアイドル状態信号の出力時間と第2のレジスタ
により設定された時間の長さが一致すると所定の信号を
出力する第3の比較部と、第3の比較部から出力された
所定の信号に基づいて周辺回路に電源電圧を供給するか
または遮断するかの切り換えを行う第2の電源切り換え
回路とよりなるものである。
【0024】また、本発明のマイクロコンピュータ応用
システムは、前記バス調停回路が、状態検出信号出力部
から出力されたアイドル状態信号に基づいて、複数のマ
イクロコンピュータにおけるバス使用率を制御する所定
の信号を出力する使用率変化回路と、使用率変化回路化
から出力された所定の信号に基づいて、複数のマイクロ
コンピュータに与えるバス使用権を制御する調停回路
と、調停回路が複数のマイクロコンピュータに与えるバ
ス使用権の使用時間が設定されているタイマとよりなる
ものである。
【0025】
【作用】上記した本発明のマイクロコンピュータ応用シ
ステムによれば、アイドル検出手段により中央処理装置
がアイドル状態になったことを検出し、アイドル検出回
路から出力される所定の信号に基づいて、消費電力制御
回路が周辺回路の消費電力を制御するので、動作速度を
落とさずに消費電力の低減を行うことができる。
【0026】また、上記した本発明のマイクロコンピュ
ータ応用システムによれば、同一バスに接続された複数
のマイクロコンピュータの内、少なくとも1個以上に設
けられたアイドル検出手段によって中央処理装置がアイ
ドル状態になったことを検出し、アイドル検出回路から
出力される所定の信号に基づいてバス調停回路が複数の
マイクロコンピュータにおけるバス使用率を制御するこ
とにより、マイクロコンピュータ応用システムの動作速
度を高速化することができる。
【0027】さらに、上記した本発明のマイクロコンピ
ュータ応用システムによれば、ライトパルス検出部によ
って中央処理装置から出力されるライト信号の検出を行
い、ライトパルス検出部から出力された信号に基づいて
リセットが行われる第1のカウンタによって所定の信号
をカウントし、第1の比較部によって、予め設定された
所定のデータが格納された制御レジスタと第1のカウン
タから出力されるデータとの比較を行い、一致すると所
定の信号を状態検出信号出力部に出力し、所定の信号に
基づいて状態検出信号出力部がアイドル状態信号を出力
し、中央処理装置におけるミスヒットを検出するとミス
ヒット検出部が状態検出信号出力部にアイドル状態解除
信号を出力することによって中央処理装置のアイドル状
態を確実に検出することができる。
【0028】また、上記した本発明のマイクロコンピュ
ータ応用システムによれば、アイドル検出手段により中
央処理装置のアイドル状態が検出されると、第1の消費
電力制御回路が周辺回路に供給するクロック信号を低周
波数にすることによって周辺回路の消費電力を低減する
ことができる。
【0029】また、上記した本発明のマイクロコンピュ
ータ応用システムによれば、アイドル検出手段により中
央処理装置のアイドル状態が検出されると、第1のクロ
ック選択手段が、正規の周波数である第1のクロック生
成部により生成されたクロック信号から第2のクロック
生成部により生成された低周波数のクロック信号を選択
して周辺回路に供給を行うことによって消費電力を低減
することができる。
【0030】さらに、上記した本発明のマイクロコンピ
ュータ応用システムによれば、アイドル検出手段により
中央処理装置のアイドル状態が検出されると、第2の消
費電力制御回路が、周辺回路に供給するクロック信号を
停止することによって消費電力をより低減することがで
きる。
【0031】また、上記した本発明のマイクロコンピュ
ータ応用システムによれば、アイドル検出手段により中
央処理装置のアイドル状態が検出されると、第2のクロ
ック選択手段が、周辺回路に供給する第3のクロック生
成部によって生成された正規の周波数のクロック信号の
供給を停止することによって消費電力をより低減するこ
とができる。
【0032】さらに、上記した本発明のマイクロコンピ
ュータ応用システムによれば、アイドル検出手段により
中央処理装置のアイドル状態が検出されると、第3の消
費電力制御回路が、周辺回路に供給する電源電圧を低電
圧化することによって周辺回路の消費電力を低減するこ
とができる。
【0033】また、上記した本発明のマイクロコンピュ
ータ応用システムによれば、アイドル検出手段により中
央処理装置のアイドル状態が検出されると、第2のカウ
ンタによりアイドル状態信号の出力時間を測定し、第2
の比較部によって第2のカウンタにおける測定時間と予
め所定の時間が設定されている第1のレジスタとの時間
の長さを比較し、一致すると第2の比較部から出力され
る所定の信号に基づいて周辺回路に供給する電源電圧を
定格の電源電圧から定格よりも低い電源電圧に切り換え
る第1の電源切り換え回路により、消費電力を低減する
ことができる。
【0034】さらに、上記した本発明のマイクロコンピ
ュータ応用システムによれば、アイドル検出手段により
中央処理装置のアイドル状態が検出されると、第4の消
費電力制御回路が、周辺回路に供給する電源電圧を停止
することによって消費電力をより低減することができ
る。
【0035】また、上記した本発明のマイクロコンピュ
ータ応用システムによれば、アイドル検出手段により中
央処理装置のアイドル状態が検出されると、第3のカウ
ンタによりアイドル状態信号の出力時間を測定し、第3
の比較部によって第3のカウンタにおける測定時間と予
め所定の時間が設定されている第2のレジスタとの時間
の長さを比較し、一致すると第3の比較部から出力され
る所定の信号に基づいて周辺回路に供給する電源電圧を
遮断する第2の電源切り換え回路により、消費電力をよ
り低減することができる。
【0036】また、上記した本発明のマイクロコンピュ
ータ応用システムによれば、アイドル検出手段により中
央処理装置のアイドル状態が検出されると、使用率変化
回路が複数のマイクロコンピュータに与えるバス使用権
を制御する調停回路に所定の信号を出力し、その所定の
信号に基づいて調停回路が、複数のマイクロコンピュー
タに与えるバス使用権の使用時間が設定されているタイ
マに基づいて複数のマイクロコンピュータにおけるアイ
ドル状態になっているマイクロコンピュータのバス使用
率を少なくすることにより、マイクロコンピュータ応用
システムの動作速度を高速化することができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0038】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よるキャッシュメモリ方式によるマイクロコンピュータ
応用システムの要部ブロック図である。
【0039】本実施例1において、キャッシュメモリ方
式によるマイクロコンピュータ応用システムには、マイ
クロコンピュータ応用システムの制御を司るマイクロコ
ンピュータ1におけるCPU(中央処理装置)1aが実
行するプログラムを格納している主メモリ2が設けられ
ている。
【0040】また、マイクロコンピュータ応用システム
には、CPU1aが主メモリ2からアクセスしたデータ
を一時的に格納する高速のメモリであるキャッシュメモ
リ3が設けられ、このキャッシュメモリ3は、タグメモ
リ4と接続されており、キャッシュメモリ3に格納され
ているデータが主メモリ2のどのアドレスに対応してい
るかの情報などが格納されている。
【0041】さらに、CPU1aと主メモリ2の間に
は、データの一時記憶を行い、転送のタイミングをとる
バッファ5が設けられ、これらCPU1a、主メモリ
2、キャッシュメモリ3およびバッファ5は、それぞれ
CPUバス6を介して接続されている。
【0042】また、CPU1aには、一定時間以上CP
U1aに実行すべき処理がない場合や実行条件が整わな
い場合の状態である、いわゆる、アイドル状態か否かを
検出するアイドル状態検出回路(アイドル検出手段)7
が設けられている。
【0043】さらに、マイクロコンピュータ応用システ
ムは、消費電力制御回路となるクロック生成部(第1の
消費電力制御回路)8が設けられ、たとえば、ディスク
装置やランコントローラなどの外部接続されている周辺
回路9に接続されている。
【0044】次に、クロック生成部8は、正規の周波数
のクロック信号および正規のクロック信号よりも低い周
波数のクロック信号を生成し、周辺回路9にクロック信
号を供給している。
【0045】また、アイドル状態検出回路7は、CPU
1aがキャッシュメモリ3からデータをフェッチしたか
否かのライトパルス信号の検出を行うライトパルス検出
部10が設けられている。
【0046】さらに、アイドル状態検出回路7には、た
とえば、所定の信号をカウントするカウンタ(第1のカ
ウンタ)11が設けられ、このカウンタ11のリセット
端子は、ライトパルス検出部10から出力される信号が
入力される。
【0047】また、アイドル状態検出回路7は、予め設
定された所定のデータを出力する制御レジスタ12が設
けられ、カウンタ11および制御レジスタ12から出力
されているそれぞれのデータは、比較器(第1の比較
部)13に入力される。
【0048】この比較器13の出力部は、状態検出信号
出力部14の入力部と接続されており、カウンタ11か
ら出力されるデータと制御レジスタ12から出力される
データが一致すると比較器13から出力される所定の信
号に基づいて、状態検出信号出力部14はアイドル状態
信号を出力する。
【0049】また、状態検出信号出力部14の他の入力
部には、キャッシュメモリ3に所定のデータが格納され
ておらず、CPU1aが主メモリ2などの外部メモリに
アクセスを行う、すなわち、ミスヒットを検出するミス
ヒット検出部15から出力されるアイドル状態解除信号
が入力される。
【0050】さらに、周辺回路9にクロック信号を供給
するクロック生成部8は、正規の周波数のクロック信号
を供給するクロック(第1のクロック生成部)16およ
びクロック16のクロック信号を低い周波数のクロック
信号に生成する、たとえば、分周器からなるクロック
(第2のクロック生成部)17が設けられている。
【0051】また、クロック生成部8には、状態検出信
号出力部14から出力された信号に基づいてクロック1
6またはクロック17のいずれかのクロック信号を選択
するクロックセレクタ(第1のクロック選択手段)18
が設けられている。
【0052】そして、このクロックセレクタ18によっ
て選択されたクロック信号が、周辺回路9に供給され
る。
【0053】次に、本実施例の作用について説明する。
【0054】まず、プログラムが初期化されると、CP
U1aのアイドル状態を検出する時間を制御レジスタ1
2に設定する。この制御レジスタ12のアイドル状態の
時間は、ハードウェアによりすでに設定されているか或
いはソフトウェアによりユーザが設定を行うようにす
る。また、アイドル状態の時間は、たとえば、クロック
信号の入力回数などにより設定を行う。
【0055】そして、CPU1aが主メモリ2からデー
タをフェッチするとキャッシュメモリ3に対してライト
サイクル信号を発生する。このライトサイクル信号が、
ライトパルス検出部10により検出されると、ライトパ
ルス検出部10はカウンタ11のリセット端子にクリア
信号を出力し、カウンタ11のカウントをクリアする。
【0056】一方、CPU1aがキャッシュメモリ3か
らデータをフェッチしている間、カウンタ11は、カウ
ンタ11に入力されているクロック信号のカウントを行
う。
【0057】また、比較器13は、カウンタ11により
カウントされているクロック信号のカウント数と制御レ
ジスタ12に予め設定されているクロック信号のカウン
ト数とを絶えず比較し、カウンタ11のカウント数と制
御レジスタのカウント数が同じまたはそれ以上となった
時に状態検出信号出力部14に所定の信号を出力する。
【0058】ここで、カウンタ11によるクロック信号
のカウントが行われている場合でも、CPU1aが主メ
モリ2をアクセスするとライトパルス検出部10がライ
トパルス信号を検出し、ライトパルス検出部10からク
リア信号がカウンタ11のリセット端子に出力され、カ
ウンタ11はクリアされることになる。
【0059】そして、所定の信号が入力された状態検出
信号出力部14は、CPU1aがアイドル状態であると
判断し、アイドル状態信号をクロックセレクタ18に出
力する。
【0060】アイドル状態信号が入力されたクロックセ
レクタ18は、クロック17により生成されたクロック
信号を周辺回路9に供給する。このクロック17により
生成されているクロック信号の周波数は、クロック16
を分周器によって分周し、たとえば、クロック16によ
り生成された周波数の半分程度となっている。
【0061】次に、ライトパルス検出部10からクリア
信号が出力されるまでの間は、クロック17から生成さ
れたクロック信号がクロックセレクタ18により周辺回
路9に供給される。
【0062】また、CPU1aが主メモリ2などの外部
メモリにアクセスを行うと、ミスヒット検出部15によ
ってCPU1aのミスヒットが検出され、このミスヒッ
ト検出部15からアイドル状態解除信号が状態検出信号
出力部14に出力されるので、状態検出信号出力部14
は、クロックセレクタ18に出力しているアイドル状態
信号を停止する。
【0063】次に、アイドル状態信号が入力されなくな
ったクロックセレクタ18は、クロック17から出力し
ていたクロック信号を、クロック16から出力される定
格周波数のクロック信号に切り換え、周辺回路9に供給
する。
【0064】それにより、本実施例1によれば、CPU
1aのアイドル状態を検出し、そのアイドル状態の間だ
け周辺回路9に低周波数のクロック信号を供給すること
ができるので、マイクロコンピュータ応用システムの動
作速度の低下を招くことなく消費電力を低減することが
できる。
【0065】また、本実施例1において、マイクロコン
ピュータ応用システムは、CPU1aがアイドル状態と
なると、クロック生成部8において、クロックセレクタ
18により、クロック16の定格周波数であるクロック
信号から正規のクロック信号定格周波数よりも低い周波
数であるクロック17のクロック信号に切り換えること
によって消費電力の低減を行っていたが、たとえば、消
費電力制御回路であるクロック生成部(第2の消費電力
制御回路)8aを、図2に示すように、正規の周波数が
生成されているクロック(第3のクロック生成部)16
aと、状態検出信号出力部14から出力されるアイドル
状態信号に基づいてクロック16aのクロック信号を出
力または遮断するクロックセレクタ(第2のクロック選
択手段)18aとを設けるようにしてもよい。
【0066】このクロック生成部8aは、CPU1aが
アイドル状態となっていない時に、クロックセレクタ1
8aがクロック16aによって生成されている定格周波
数のクロック信号を周辺回路9に供給している。
【0067】そして、CPU1aがアイドル状態検出回
路7によりアイドル状態であることを検出され、状態検
出信号出力部14からアイドル状態信号がクロックセレ
クタ18aに出力されると、クロックセレクタ18a
は、クロック16aにより生成されているクロック信号
の出力を遮断し、周辺回路9に供給するクロック信号を
遮断する。
【0068】それによって、クロック信号が供給されな
い周辺回路9は、確実に電力を消費しないので、より効
果的にマイクロコンピュータ応用システムの消費電力を
低減することができる。
【0069】(実施例2)図3は、本発明の実施例2に
よるキャッシュメモリ方式によるマイクロコンピュータ
応用システムの要部ブロック図である。
【0070】本実施例2においては、キャッシュメモリ
方式によるマイクロコンピュータ応用システムに消費電
力制御回路である電源回路(第3の消費電力制御回路)
19が設けられている。
【0071】この電源回路19は、状態検出信号出力部
14から出力されるアイドル状態信号に基づいて、周辺
回路9に供給される電源電圧を定格の電源電圧と定格の
電源電圧よりも低い、たとえば、定格の電源電圧の半分
程度の電源電圧の2種類の電圧を発生し、どちらか一方
を選択して周辺回路9に供給する。
【0072】この電源回路19には、状態検出信号出力
部14から出力されるアイドル状態信号の出力時間を測
定するパルス幅測定カウンタ(第2のカウンタ)20が
設けられている。
【0073】また、電源回路19には、予め所定の時間
が設定されている長さ設定レジスタ(第1のレジスタ)
21が設けられ、パルス幅測定カウンタ20により測定
されたアイドル状態信号の出力時間の長さと長さ設定レ
ジスタ21により設定された時間の長さが一致すると所
定の信号を出力する比較器(第2の比較部)22が設け
られている。
【0074】さらに、この比較器22の出力は、電源切
り換え回路(第1の電源切り換え回路)23に入力され
ており、比較器22の所定の信号に基づいて電源切り換
え回路23は、定格の電源電圧とそれよりも低い電源電
圧との切り換えを行い、周辺回路9に電源電圧を供給す
る。
【0075】そして、前記実施例1と同様に、CPU1
aがアイドル状態となり、アイドル状態検出回路7から
アイドル状態信号がパルス幅測定カウンタ20に出力さ
れると、比較器22によってパルス幅測定カウンタ20
に入力されているアイドル状態信号の時間と長さ設定レ
ジスタ21に予め設定された時間との比較を行う。
【0076】次に、パルス幅測定カウンタ20と長さ設
定レジスタ21との時間が同じになると、比較器22は
所定の信号を電源切り換え回路23に出力する。
【0077】そして、電源切り換え回路23に比較器2
2からの所定の信号が入力されると、電源切り換え回路
23は、周辺回路9の供給している電源電圧を定格の電
源電圧からそれより低い電源電圧に切り換える。
【0078】その後、CPU1aがアイドル状態でない
ことをミスヒット検出部15が検出すると、前記実施例
1と同様に、状態信号出力検出部14から出力されてい
るアイドル状態信号が停止され、パルス幅測定カウンタ
20がリセットされることになり、比較器22からは所
定の信号が出力されない。
【0079】よって、電源切り換え回路23は、周辺回
路9に供給する電源電圧を定格の電源電圧に切り換え
る。
【0080】それにより、本実施例2では、動作してい
ない周辺回路9には、電源電圧を定格よりも低い電圧に
して供給できるので、処理速度の低下を招くことなく消
費電力を低減することができる。
【0081】また、本実施例2においては、動作してい
ない周辺回路9に供給する電源電圧を定格の電圧よりも
低い電圧にして供給していたが、図4に示すように、消
費電力制御回路である電源回路(第4の消費電力制御回
路)19aに、パルス幅測定カウンタ(第3のカウン
タ)20aおよび長さ設定レジスタ(第2のレジスタ)
21aから出力される信号の長さが一致すると信号を出
力する比較器(第3の比較部)22aならびに比較回路
22aから出力された信号に基づいて周辺回路9に供給
する電源電圧を遮断する電源切り換え回路(第2の電源
切り換え回路)23aを設けてもよい。
【0082】そして、この電源切り換え回路23aによ
って、通常は、定格の電源電圧を周辺回路9に供給し、
CPU1aがアイドル状態となり周辺回路9が動作して
いない場合に、電源電圧の供給を停止する。
【0083】それによって、CPU1aがアイドル状態
をアイドル状態検出回路7によって検出されている間、
電源切り換え回路23aにより電源電圧が遮断された周
辺回路9は、確実に電力を消費しないので、より効果的
にマイクロコンピュータ応用システムの消費電力を低減
することができる。
【0084】(実施例3)図5は、本発明の実施例3に
よるキャッシュメモリ方式によるマルチCPU方式のマ
イクロコンピュータ応用システムの要部ブロック図であ
る。
【0085】本実施例3においては、CPUバス6に2
個のマイクロコンピュータ1,1bが接続されている、
いわゆる、マルチCPU方式のマイクロコンピュータ応
用システムである。
【0086】また、マイクロコンピュータ1の制御を司
るCPU1aには、前記実施例1,2と同様に、アイド
ル状態検出回路7が設けられ、このアイドル状態検出回
路7から出力されるアイドル状態信号は、バス調停回路
24に入力される。
【0087】さらに、このバス調停回路24は、アイド
ル状態検出回路7から出力されたアイドル状態信号に基
づいて所定の制御信号を出力する使用率変化回路25が
設けられ、この使用率変化回路25から出力された所定
の制御信号は調停回路26に入力される。
【0088】この調停回路26は、CPUバス6に接続
されているそれぞれのCPU1aおよびマイクロコンピ
ュータ1bの制御を司るCPU1cにおけるCPUバス
6の使用率をタイマ27に予め設定されている時間によ
り変化させ、CPU1a,1cのバス使用権を制御する
バスリクエスト信号およびバスアクノリッジ信号を入出
力する。
【0089】次に、本実施例の作用について説明する。
【0090】まず、実施例1,2と同様に、CPU1a
がアイドル状態であることをアイドル状態検出回路7が
検出すると、アイドル状態検出回路7からバス調停回路
24の使用率変化回路25にアイドル状態信号が出力さ
れる。
【0091】そして、アイドル状態信号が入力された使
用率変化回路25は、調停回路26に所定の信号を出力
する。
【0092】使用率変化回路25から所定の信号が入力
された調停回路26は、CPU1aがアイドル状態とな
っていると判断し、タイマ27に予め設定されている時
間に基づいてCPU1cにおけるCPUバス6の使用率
を大きくする。
【0093】ここで、CPU1aにおけるCPUバス6
の使用率とCPU1cにおけるCPUバス6の使用率
を、たとえば、通常1:1の使用率から1:3の使用率
に変化させる場合を説明する。
【0094】まず、タイマ27に4等分の時間T1〜T
4を設定する。そして、通常、時間T1,T2はCPU
1aがCPUバス6を使用できる時間であり、時間T
3,T4はCPU1cがCPUバス6を使用できる時間
となっている。
【0095】そして、アイドル状態検出回路7によって
CPU1aのアイドル状態が検出され、調停回路26に
所定の信号が入力されると、調停回路26は、時間T1
をCPU1aがCPUバス6を使用できる時間とし、時
間T2〜T4をCPU1cがCPUバス6を使用できる
時間となるように、CPU1a,1cにバスを開放させ
るための信号であるバスリクエスト信号およびバスの開
放を許可するバスアクノリッジ信号を入出力し、CPU
1a,1cによるCPUバス6の使用率を変化させる。
【0096】また、タイマ27に設定する時間を4等分
以上に細かく分解することによって、CPUバス6の使
用率をより大きく変化させることができる。
【0097】それにより、本実施例3によれば、CPU
1aのアイドル状態を検出し、CPU1cのCPUバス
6の使用率を大きくすることによって、マイクロコンピ
ュータ応用システムをより高速動作させることができ
る。
【0098】また、本実施例3では、2個のCPU1
a,1cが設けられたマルチCPU方式のマイクロコン
ピュータ応用システムについて記載したが、3個以上の
CPUが設けられたマルチCPU方式(図示せず)のマ
イクロコンピュータ応用システムに用いてもよい。
【0099】さらに、2個以上のCPUが設けられたマ
ルチCPU方式のマイクロコンピュータ応用システムに
おいて、それぞれのCPUにアイドル状態検出回路7を
設け、全てのCPUにおけるアイドル状態の検出を行う
ことによって、マイクロコンピュータ応用システムをよ
り一層高速動作させることができる。
【0100】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0101】たとえば、図6に示すように、前記実施例
1,2におけるクロック生成部8と電源回路19とを組
み合わせることによって、より効果的に消費電力を低減
することができる。
【0102】さらに、図7,8,9に示すように、2個
のマイクロコンピュータ1,1bを用いたマイクロコン
ピュータ応用システムであっても、前記実施例1,2,
3におけるクロック生成部8とバス調停回路24、電源
回路19とバス調停回路24またはクロック生成回路
8、電源回路26およびバス調停回路24を組み合わせ
ることによって、消費電力を低減しながらマイクロコン
ピュータ応用システムの動作速度を高速化することがで
きる。
【0103】また、2個以上のマイクロコンピュータを
用いたマイクロコンピュータ応用システム(図示せず)
であっても、前記実施例1,2,3におけるクロック生
成部9とバス調停回路24および電源回路19を組み合
わせることによって消費電力を低減しながらマイクロコ
ンピュータ応用システムの動作速度を高速化することが
できる。
【0104】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0105】(1)本発明によれば、中央処理装置のア
イドル状態をアイドル検出手段により検出し、第1の消
費電力制御回路によって中央処理装置が周辺回路をアク
セスしていない時にだけ、周辺回路に供給するクロック
信号を低周波数にすることによってマイクロコンピュー
タの動作速度を低下させることなく、消費電力を低減で
きる。
【0106】(2)また、本発明では、中央処理装置の
アイドル状態をアイドル検出手段により検出し、第2の
消費電力制御回路によって中央処理装置が周辺回路をア
クセスしていない時にだけ、周辺回路に供給するクロッ
ク信号を停止することによってマイクロコンピュータの
動作速度を低下させることなく、消費電力をより低減で
きる。
【0107】(3)さらに、本発明においては、中央処
理装置のアイドル状態をアイドル検出手段により検出
し、第3の消費電力制御回路によって中央処理装置が周
辺回路をアクセスしていない時にだけ、周辺回路に供給
する電源電圧を低電圧にすることによってマイクロコン
ピュータの動作速度を低下させることなく、消費電力を
低減できる。
【0108】(4)また、本発明によれば、中央処理装
置のアイドル状態をアイドル検出手段により検出し、第
4の消費電力制御回路によって中央処理装置が周辺回路
をアクセスしていない時にだけ、周辺回路に供給する電
源電圧を遮断することによってマイクロコンピュータの
動作速度を低下させることなく、消費電力をより低減で
きる。
【0109】(5)さらに、本発明では、マルチCPU
方式のマイクロコンピュータ応用システムであっても、
中央処理装置のアイドル状態をアイドル検出手段により
検出し、バス調停回路によって中央処理装置が周辺回路
をアクセスしていない時にだけ、アイドル検出手段が設
けられた複数のマイクロコンピュータの内、アイドル状
態となった中央処理装置におけるマイクロコンピュータ
のバス使用率を少なくすることによってマイクロコンピ
ュータ応用システムの動作速度を高速化できる。
【0110】(6)また、本発明においては、上記
(1)〜(6)により、バッテリにより動作が行われる
ノート形パーソナルコンピュータなどのマイクロコンピ
ュータ応用システムの性能を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるキャッシュメモリ方式
によるマイクロコンピュータ応用システムの要部ブロッ
ク図である。
【図2】本発明の他の実施例によるキャッシュメモリ方
式によるマイクロコンピュータ応用システムの要部ブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施例2によるキャッシュメモリ方式
によるマイクロコンピュータ応用システムの要部ブロッ
ク図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例によるキャッシュメ
モリ方式によるマイクロコンピュータ応用システムの要
部ブロック図である。
【図5】本発明の実施例3によるキャッシュメモリ方式
によるマルチCPU方式のマイクロコンピュータ応用シ
ステムの要部ブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例によるキャッシュメモリ方
式によるマイクロコンピュータ応用システムの要部ブロ
ック図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例によるキャッシュメ
モリ方式によるマイクロコンピュータ応用システムの要
部ブロック図である。
【図8】本発明の他の実施例によるキャッシュメモリ方
式によるマイクロコンピュータ応用システムの要部ブロ
ック図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例によるキャッシュメ
モリ方式によるマイクロコンピュータ応用システムの要
部ブロック図である。
【図10】本発明者により検討されたキャッシュメモリ
方式によるマイクロコンピュータ応用システムの要部ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 1a CPU(中央処理装置) 1b マイクロコンピュータ 1c CPU 2 主メモリ 3 キャッシュメモリ 4 タグメモリ 5 バッファ 6 CPUバス 7 アイドル状態検出回路(アイドル検出手段) 8 クロック生成部(第1の消費電力制御回路) 8a クロック生成部(第2の消費電力制御回路) 9 周辺回路 10 ライトパルス検出部 11 カウンタ(第1のカウンタ) 12 制御レジスタ 13 比較器(第1の比較部) 14 状態検出信号出力部 15 ミスヒット検出部 16 クロック(第1のクロック生成部) 16a クロック(第3のクロック生成部) 17 クロック(第2のクロック生成部) 18 クロックセレクタ(第1のクロック選択手段) 18a クロックセレクタ(第2のクロック選択手段) 19 電源回路(第3の消費電力制御回路) 19a 電源回路(第4の消費電力制御回路) 20 パルス幅測定カウンタ(第2のカウンタ) 20a パルス幅測定カウンタ(第3のカウンタ) 21 長さ設定レジスタ(第1のレジスタ) 21a 長さ設定レジスタ(第2のレジスタ) 22 比較器(第2の比較部) 22a 比較器(第3の比較部) 23 電源切り換え回路(第1の電源切り換え回路) 23a 電源切り換え回路(第2の電源切り換え回路) 24 バス調停回路 25 使用率変化回路 26 調停回路 27 タイマ T1〜T4 時間 30 CPU 31 キャッシュメモリ 32 主メモリ 33 タグメモリ 34 バッファ 35 CPUバス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリが設けられたマイクロ
    コンピュータ応用システムであって、中央処理装置がア
    イドル状態になったことを検出するアイドル検出手段
    と、周辺回路の消費電力を制御する消費電力制御回路と
    を設け、前記中央処理装置から前記キャッシュメモリに
    出力されるライト信号が所定の時間以上出力されていな
    いことを前記アイドル検出回路により検出し、前記アイ
    ドル検出回路から出力される所定の信号に基づいて、前
    記消費電力制御回路が消費電力を制御することを特徴と
    するマイクロコンピュータ応用システム。
  2. 【請求項2】 キャッシュメモリが設けられ、同一バス
    に接続された複数のマイクロコンピュータにより動作が
    行われるマルチCPU方式のマイクロコンピュータ応用
    システムであって、前記複数のマイクロコンピュータに
    おけるバス使用率を制御するバス調停回路と、前記複数
    のマイクロコンピュータの内、少なくとも1個以上に設
    けられた中央処理装置がアイドル状態になったことを検
    出するアイドル検出手段とを設け、前記中央処理装置か
    ら前記キャッシュメモリに出力されるライト信号が所定
    の時間以上出力されていないことを前記アイドル検出回
    路により検出し、前記アイドル検出回路から出力される
    所定の信号に基づいて、前記バス調停回路が前記複数の
    マイクロコンピュータにおけるバス使用率を制御するこ
    とを特徴とするマイクロコンピュータ応用システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のアイドル検出手
    段が、前記中央処理装置から出力される前記キャッシュ
    メモリにデータの書き込みを行うライト信号の検出を行
    うライトパルス検出部と、前記ライトパルス検出部から
    出力された信号に基づいてリセットが行われ、所定の信
    号をカウントする第1のカウンタと、予め設定された所
    定のデータを一時的に格納する制御レジスタと、前記第
    1のカウンタから出力されるデータと前記制御レジスタ
    から出力されるデータとの比較を行い、一致すると所定
    の信号を出力する第1の比較部と、前記第1の比較部か
    ら出力された所定の信号に基づいて、アイドル状態信号
    を出力する状態検出信号出力部と、前記中央処理装置に
    おけるミスヒットを検出すると前記状態検出信号出力部
    にアイドル状態解除信号を出力するミスヒット検出部と
    よりなることを特徴とするマイクロコンピュータ応用シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記消費電力制御回路が、前記アイドル
    検出手段から出力される所定の信号に基づいて、前記周
    辺回路に供給するクロック信号を低周波数にし、前記周
    辺回路の消費電力を制御する第1の消費電力制御回路よ
    りなることを特徴とする請求項1または3記載のマイク
    ロコンピュータ応用システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の消費電力制御回路が、前記周
    辺回路に供給する正規の周波数のクロック信号を生成す
    る第1のクロック生成部と、前記第1のクロック生成部
    により生成されたクロック信号を低周波数のクロック信
    号に生成する第2のクロック生成部と、前記状態検出信
    号出力部から出力されたアイドル状態信号に基づいて、
    前記第1のクロック生成部により生成されたクロック信
    号または前記第2のクロック生成部により生成されたク
    ロック信号のいずれかを選択して前記周辺回路に供給す
    る第1のクロック選択手段とよりなることを特徴とする
    請求項4記載のマイクロコンピュータ応用システム。
  6. 【請求項6】 前記消費電力制御回路が、前記アイドル
    検出手段から出力される所定の信号に基づいて、前記周
    辺回路に供給するクロック信号を停止し、消費電力を制
    御する第2の消費電力制御回路よりなることを特徴とす
    る請求項1または3記載のマイクロコンピュータ応用シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記第2の消費電力制御回路が、前記周
    辺回路に供給する正規の周波数のクロック信号を生成す
    る第3のクロック生成部と、前記状態検出信号出力部か
    ら出力されたアイドル状態信号に基づいて、前記第3の
    クロック生成部により生成されたクロック信号を前記周
    辺回路に供給するかまたは停止するかの選択を行う第2
    のクロック選択手段とよりなることを特徴とする請求項
    6記載のマイクロコンピュータ応用システム。
  8. 【請求項8】 前記消費電力制御回路が、前記アイドル
    検出回路から出力される所定の信号に基づいて、前記周
    辺回路に供給する電源電圧を低電圧化し、前記周辺回路
    の消費電力を制御する第3の消費電力制御回路よりなる
    ことを特徴とする請求項1または3記載のマイクロコン
    ピュータ応用システム。
  9. 【請求項9】 前記第3の消費電力制御回路が、前記状
    態検出信号出力部から出力されるアイドル状態信号の出
    力時間を測定する第2のカウンタと、予め所定の時間が
    設定されている第1のレジスタと、前記第2のカウンタ
    により測定されたアイドル状態信号の出力時間と前記第
    1のレジスタにより設定された時間の長さが一致すると
    所定の信号を出力する第2の比較部と、前記第2の比較
    部から出力された所定の信号に基づいて前記周辺回路に
    供給する電源電圧を切り換える第1の電源切り換え回路
    とよりなることを特徴とする請求項8記載のマイクロコ
    ンピュータ応用システム。
  10. 【請求項10】 前記消費電力制御回路が、前記アイド
    ル検出回路から出力される所定の信号に基づいて、前記
    周辺回路に供給する電源電圧を停止する第4の消費電力
    制御回路よりなることを特徴とする請求項1または3記
    載のマイクロコンピュータ応用システム。
  11. 【請求項11】 前記第4の消費電力制御回路が、前記
    状態検出信号出力部から出力されるアイドル状態信号の
    出力時間を測定する第3のカウンタと、予め所定の時間
    が設定されている第2のレジスタと、前記第3のカウン
    タにより測定されたアイドル状態信号の出力時間と前記
    第2のレジスタにより設定された時間の長さが一致する
    と所定の信号を出力する第3の比較部と、前記第3の比
    較部から出力された所定の信号に基づいて前記周辺回路
    に電源電圧を供給するかまたは遮断するかの切り換えを
    行う第2の電源切り換え回路とよりなることを特徴とす
    る請求項10記載のマイクロコンピュータ応用システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記バス調停回路が、前記状態検出信
    号出力部から出力されたアイドル状態信号に基づいて、
    前記複数のマイクロコンピュータにおけるバス使用率を
    制御する所定の信号を出力する使用率変化回路と、前記
    使用率変化回路化から出力された所定の信号に基づい
    て、前記複数のマイクロコンピュータに与えるバス使用
    権を制御する調停回路と、前記調停回路が前記複数のマ
    イクロコンピュータに与えるバス使用権の使用時間が設
    定されているタイマとよりなることを特徴とする請求項
    2記載のマイクロコンピュータ応用システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6021502A (en) * 1997-03-19 2000-02-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha System for monitoring power consumption of semiconductor devices
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