JPH0876774A - 消音装置 - Google Patents

消音装置

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JPH0876774A
JPH0876774A JP6239495A JP23949594A JPH0876774A JP H0876774 A JPH0876774 A JP H0876774A JP 6239495 A JP6239495 A JP 6239495A JP 23949594 A JP23949594 A JP 23949594A JP H0876774 A JPH0876774 A JP H0876774A
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noise
adaptive digital
coefficient
sound wave
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JP6239495A
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Hiroyuki Kondo
弘之 近藤
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 何らかの故障を生じて異常音を発生したり、
大音を発生した時には、即座にこれをなくすべく対処で
きる消音装置を提供すること。 [構成] アダプティブ・デジタルフィルタ40の各タ
ップの係数の変化を消音動作異常監視装置Qで監視し、
所定量以上の変化、例えば各係数が発散する変化を示し
た場合には、このアダプティブ・デジタルフィルタ40
を初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図6は従来例の振動パー
ツフィーダを示すものであるが、その全体は1で示さ
れ、平面形状がほぼ円形でその内周壁部にスパイラル状
のトラックを形成させたボウル(椀)2は、下方のベー
スブロック3と等角度間隔で傾斜配設された板ばね5に
より結合されている。ボウル2の底壁部には可動コア4
が一体的に取り付けられており、これはベースブロック
3に固定された電磁石7と空隙gをおいて対向してお
り、電磁石7に巻装された電磁コイル6に交流を通電す
ると、可動コア4との間に交番磁気吸引力が発生し、こ
れによりボウル2は公知のねじり振動を行なう。ベース
ブロック3は円筒状の防振ゴム8により床S上に振動が
伝達するのを防止しているのであるが、この防振ゴム8
はこれに取り付けられた取付板9を介してボルトにより
床Sに取り付けられている。
【0003】可動コア4、電磁石7、電磁コイル6、板
ばね5などにより、ねじり振動駆動部が構成されるので
あるが、その全体は筒状のカバー10により閉塞されて
いる。
【0004】上述のような振動パーツフィーダ1は、従
来、各種部品を所定の姿勢にして次工程に供給するのに
広く利用されているのであるが、最近、特に半導体や電
子部品で非常に小型の部品を取り扱う場合が多くなって
きている。例えば、1mm×2mm×0.5mm程度の
大きさであり、このような部品は従来の振動数、すなわ
ち50Hz又は60Hzで移送させるにはその整列作用
は困難となる。従って、これに対処するために最近、電
磁石7に巻装されている電磁コイル6に通電される交流
の周波数を高くして、例えば300Hzでボウル2をね
じり振動させており、この場合には振巾も従来より小と
して上記小型部品を問題なく整列させ次工程に供給させ
ることができるのであるが、このような振動パーツフィ
ーダが発生する音のレベルは非常に高く、又、耳障りで
あり、近隣の住民に対し公害となっている。
【0005】本出願人は上述の問題に鑑みて、先に、特
に高周波で駆動される振動パーツフィーダであっても、
その騒音発生を大巾に減少させることができる振動パー
ツフィーダ装置を提供させることを目的として、振動パ
ーツフィーダと、該振動パーツフィーダの側周部を囲む
ように配設された第1有底筒体と、該第1有底筒体の側
周部を囲むように配設された第2有底筒体と、該第2有
底筒体の底壁部に形成された開口に設けた音波発生手段
と、前記振動パーツフィーダの近傍に又はこれに取り付
けて該振動パーツフィーダの騒音を検出する騒音検出手
段と、少なくとも該騒音検出手段の検出出力を受け、前
記音波発生手段を駆動する消音信号発生装置とから成
り、前記音波発生手段が発生する音波を前記第1有底筒
体と前記第2有底筒体の上縁部間に形成される環状の隙
間より外方へ放出させるようにしたことを特徴とする振
動パーツフィーダ装置を提案した。
【0006】図7はその具体例の振動パーツフィーダ装
置を示すものであるがその全体は21で示され、騒音発
生源としての振動パーツフィーダ22は、従来の振動パ
ーツフィーダ1と同一の構成を有するので、対応する部
分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0007】振動パーツフィーダ22の底部に取り付け
られている防振ゴム8は、取付板9を介して、振動パー
ツフィーダ22の側周部を囲む第1の有底筒体23の底
壁部にボルトにより固定されている。公知のように振動
パーツフィーダ22のボウル2の平面形状はほぼ円形で
あるが、この中心軸に同心的にやはり平面形状が円形の
上記の有底筒体23が配設されている。更に、この第1
有底筒体23と同心的にこの外方に、所定の間隔をおい
て、やはり平面形状が円形の第2有底筒体24が配設さ
れており、第1有底筒体23と、第2有筒体24の上縁
部は図示するように夫々外方及び内方に若干屈曲してい
る。これにより第1、第2有底筒体23、24の上縁部
間に環状のスリット状開口34を形成させている。また
第1有底筒体23は第2有底筒体24と図示しない連結
部材により連結されているものとするが後述するように
これら第1有底筒体23と第2有底筒体24との間に音
道26を形成させ、ここを消音用の音波を通すのである
がこの音波の伝播及び音波の波形を損なわないように取
り付けられているものとする。
【0008】第2有筒体24の底壁部は、筒状のエンク
ロージャ28の上縁部が固定されており、これも有底筒
体であるがその底壁部は防振ゴム30及び取付板31を
介して床Sに固定されている。エンクロージャ28の底
壁部には、本発明に関わる消音信号発生装置29が設け
られており、この詳細は図2に示されているが、この上
方に音波発生手段としてのスピーカ27が第2有底筒体
24の底壁部の中央に形成された円形の開口に臨んで上
端フランジ部で有底筒体24に対し固定されている。ス
ピーカ27は公知の構造を有するものであり、ほゞ円錐
形状を呈するのであるが、円錐形状のコーン27bを張
設しており、駆動部27aのコイルに流れる電流により
コーン27bが振動し、その直上方に向かって、音波を
発生する。
【0009】消音発生装置は、振動パーツフィーダ22
の可動部としてのボウル2に固定された振動検出器25
(例えばこれはジルコン酸鉛などの圧電素子でなる。)
が取り付けられており、この振動検出出力が消音信号発
生装置29に供給される。
【0010】他方、振動パーツフィーダ22のボウル2
の直上方には消音偏差検出マイク32が配設されてお
り、これの検出信号はやはり消音信号発生装置29に供
給されている。これら供給信号により、図1に示すアル
ゴリズムによって得られる駆動信号をスピーカ27の駆
動部27aの電磁コイルに供給する。
【0011】また、第1有底筒体23にの底壁部中央に
は円錐形状の音響イコライザ33が取り付けられてお
り、これはスピーカ27の中央部に同心的にある距離を
置いて対向している。
【0012】次に図8を参照して消音信号発生装置29
の詳細について説明する。振動検出器25のアナログ出
力は増巾器36により増巾されて、A/Dコンバータ3
7に供給され、ここでアナログ値がデジタル値に変換さ
れて、その結果が適応アルゴリズム39及びアダプティ
ブフィルタ40に供給される。適応アルゴリズム39は
実際の騒音環境下では時間的に変化するパラメータ、例
えば大気圧、温度、湿度、音圧及び周波数成分などに応
じてアダプティブフィルタ40の定数や伝達関数を変化
させる。これによりデジタル値としてマイク32で検出
された騒音としての音波と同一レベルであるが疎密が逆
となった音波がマイク32の位置で得られるような音波
信号が発生する。D/Aコンバータ42ではデジタル入
力がアナログ力出力に変換され、これが増巾器43で増
巾されてスピーカ27に供給される。これにより振動パ
ーツフィーダ22から伝達されていた音波を消音偏差マ
イク32の位置でほぼゼロとすることができるが、マイ
ク32で検出されたアナログ出力は増巾器45で増巾さ
れ、これがA/Dコンバータ44によりデジタル値に変
換されて上述の適応アルゴリズム39に供給され、ここ
で所定の演算が行われる。すなわち、マイク32の位置
でゼロでなければこれを補正するようにしている。
【0013】本出願人が先に提案した具体例のパーツフ
ィーダ装置は以上のように構成されるが、次にその作用
について説明する。
【0014】振動パーツフィーダ22の駆動部において
電磁コイルに高周波電流を通電すると、この周波数でボ
ウルにはねじり振動を行い、図示せずともその内周部に
形成したスパイラル状のトラックで部品が輸送され、こ
の輸送途上に部品整送手段により所定の姿勢にするか、
あるいは所定の姿勢にない部品はボウルの内方に排除さ
れるかして、そのトラックの排出端部から外方に所定の
姿勢で搬出される。なお、図7においては、ボウル2内
に形成されたスパイラル状のトラックの排出端部として
形成される直線的なトラック部は図示されてないが第1
有底筒部23及び第2有底筒部24の上縁部を越えて外
方に所定姿勢の部品を搬出するものとしている。
【0015】このねじり振動の周波数は例えば300H
zと、非常に高く、周辺部に耳障りで高いレベルの騒音
を従来発生していた。しかるに本具体例によればスピー
カ27からは消音信号発生装置29内のアルゴリズムで
演算して得られた駆動信号を駆動部27aに供給される
ことにより、スピーカ27からの音波は消音偏差検出マ
イク32の位置に達すると振動パーツフィーダ22から
発生している騒音となっている音波とは位相差を180
度変えて相消去すべく周波数と位相差を持った音波が第
1有底筒体23と第2有底筒体24の間に形成される音
道26を通り第1、第2有底筒体23、24の上縁部間
に形成される環状のスリット34を通って上方に音波が
伝播されるのであるが、スリット34は下方の音道26
の形状効果と相まって時間的に整合し、かつスリット3
4の全周に渡って均一な音波を外方へと伝播させる。よ
って、振動パーツフィーダ22から発生している騒音を
有効に消去させることができる。
【0016】さらに、本具体例によれば第1有底筒体2
3の底壁部の中央部には円錐形状の音響イコライザ33
が取り付けられていることにより、これに向かってスピ
ーカ27から発射される音波は環状の音道26を、この
形状の効果と相まって更に均一に環状のスリット34
ら振動パーツフィーダ22から発生している騒音を消去
すべき音波を有効に発生させている。
【0017】さらに、本具体例によればスピーカ27を
取り囲むようにエンクロージャ28が設けられているが
これによりスピーカ27の背後に伝播される音波は外方
に漏れて消音効果を損なうことなく上述のように確実に
騒音を消去することができる。
【0018】また、図8の回路に示されるように消音偏
差検出マイク32によりこの位置での音波を検出するこ
とによりこれを増巾してA/D変換して適応アルゴリズ
ム39に供給されるのであるが、ここでスピーカ27か
ら発生する音波の位相調節により消音偏差検出マイク3
2でゼロとなるべく補正した音波を発生するべくフィー
ドバック信号を与える。
【0019】然るに上記装置に何らかの異常が生ずる
と、騒音が消音できないばかりでなく、異常音が生じた
り、聞くに耐えない大音を発することがある。
【0020】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、装置の動作に何らかの異常が生じて、
異常音や大音を発生しても、直ちにこれをなくし消音効
果を常に維持すべく、対処することができる消音装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、騒音源
と、該騒音源の近傍に、設けるか、これに取り付けて該
騒音源が発する騒音を検出する騒音検出手段と、前記騒
音源の近傍に設けた音波発生手段と、該音波発生手段の
近傍に設けた消音偏差検出マイクと、前記騒音検出手段
の検出出力を設け、前記音波発生手段を駆動するアダプ
ティブ・デジタルフィルタと、該アダプティブ・デジタ
ルフィルタの係数を算出する適応アルゴリズムで動作す
る係数演算器と、該係数演算器の一方の入力端子に接続
され、前記騒音検出手段の検出出力を受けて、これを前
記アダプティブ・デジタルフィルタの出力端子→前記音
波発生手段→前記消音偏差検出マイク→前記係数演算器
の他方の入力端子、なる伝達経路に相当する伝達時間だ
け遅れさせる遅延デジタルフィルタとから成り、前記音
波発生手段が発生する音波と前記騒音源から発する騒音
との干渉により該騒音を消音するようにした消音装置に
おいて、前記アダプティブ・デジタルフィルタまたは係
数演算器に消音動作異常監視装置を接続し、該装置によ
り前記アダプティブ・デジタルフィルタの係数、前記係
数演算器内のデジタル信号及び前記消音偏差検出マイク
の検出出力の何れかの変化を検知し、所定量以上の変化
を検知したときには、該アダプティブ・デジタルフィル
タを初期化するようにしたことを特徴とする消音装置、
によって達成される。
【0022】
【作用】アダプティブ・デジタルフィルタの係数が所定
量以上に変化すると、例えば発散すると、アダプティブ
・デジタルフィルタを初期化する。すなわち、係数、入
力遅延線、出力などを全てゼロにセットする。これによ
り、例えば一時的な外乱ノイズの混入や一時的な伝達特
性の変動による異常音や大音を直ちに止めることができ
る。また、アダプティブ・デジタルフィルタの初期化で
異常音や大音を止めることができないときには、他に故
障原因があると判断され、これに直ちに対処することが
できる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例による消音装置につき
図面を参照して説明する。
【0024】図1はその実施例を示すものであるが、上
記従来例に対応する部分については同一の符合を付し、
その詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例におい
てはアダプティブ・デジタルフィルタ40に消音動作異
常監視装置Qが接続され、またアダプティブ・デジタル
フィルタ40、遅延デジタルフィルタ(FIRデジタル
フィルタ)50、適応アルゴリズム39及び消音動作監
視装置Qを含むマイクロプロセッサMにはこれからアク
セス信号Aを供給されるハードウエア用監視装置Pが接
続されており、これから後述するプログラムによりリセ
ット指令RをこのマイクロプロセッサMに供給するよう
にしている。なお、遅延デジタルフィルタ50は従来例
では説明を省略した。
【0025】適応アルゴリズム39は係数演算器ともよ
ばれるが、消音誤差(又は偏差)検出マイク32のアナ
ログ出力を増巾器45で増巾し、A/D変換器44でデ
ジタル値に変換し消音誤差信号eを得るが、これと遅延
デジタルフィルタ、もしくはFIRデジタルフィルタ5
0(FIR−Finite Impulse Resp
onse)の出力x’を受けてアダプティブ・デジタル
フィルタ40の係数を演算する機能を有するものであ
る。また、デジタルフィルタ50は消音誤差信号eと騒
音信号xとを時間的に等価するために、アダプティブ・
デジタルフィルタ40のデジタル出力yの出力端子から
消音誤差検出マイク32の検出点Sまたは適応アルゴリ
ズム、もしくは係数演算器39の入力端子までの伝達経
路の特性を有するものである。係数演算器39は消音誤
差信号eがほぼゼロとなるまで演算を繰り返し、アダプ
ティブ・デジタルフィルタ40のフィルタ係数を更新し
ていくのであるが、結果として地点sにおける音波がゼ
ロとなるように、すなわちスピーカ27からの音波と騒
音源22からの音波の振巾は同一であるが、粗密を逆転
させたような音波となし、騒音源外部へは騒音を漏出し
ないようにしている。
【0026】係数演算器39には、所謂、NLMS形や
LMS形等とあるが、先ず図2を参照してNLMS形に
ついて説明する。図2においてx’は図1におけるデジ
タルフィルタ50の出力であるが、これがN−1個の遅
延器241 、242 、・・・・24N-1 に順次供給され
る。すなわち、サンプリング周期をTとすれば、遅延器
241 の出力は現在よりT以前の騒音信号x’であり、
第2の遅延器242 の出力は時間2T以前の騒音信号
x’である。以下、同様にして遅延器24N-1 の出力は
(N−1)×T時間以前のデジタル出力x’を出力して
いる。すなわち、遅延器241 、242 、・・・・24
N-1 はシフトレジスタのような働きをしているのである
が、デジタルフィルタ50の出力x’は先ず、直接に乗
算器220に供給され、以下、時間T、2T・・・以前
のデジタル出力x’が乗算器221、222 、・・・・
・22N-1 に供給される。
【0027】他方、消音誤差信号eは単独の乗算器23
に供給され、これは後述するデジタル出力Δnを受け、
これらの乗算結果を第2グループの乗算器220 、22
1 、222 、・・・・22N-1 に供給する。すなわち、
これら乗算器220 、221、222 、・・・・22N-1
によりe×Δnと、現在、T時間前、2T時間前、・
・・(N−1)T時間前の騒音出力x’とが乗算されて
この乗算結果がアダプティブ・デジタルフィルタ40に
直接接続されている減算器210 、211 、212 、・
・・・21N-1 に供給され、現時点でのアダプティブ・
デジタルフィルタ40の各フィルタ係数h0 、h1 、h
2 、・・・hN-1 からこれらが減算され、その減算結果
0new、h1new、h2new、・・・hN-1newが、アダプテ
ィブ・デジタルフィルタ40の次回の各フィルタ係数と
される。デジタルフィルタ50の出力x’は他方、第1
グループの乗算器250 、251 、252 、・・・25
N- 1 に、それぞれT、2T、3T、・・・(N−1)T
時間以前のデジタル出力が供給されており、これらの二
乗計算を行なって加算器260 、261 、262 、・・
・26N-1 に供給される。これらの加算器の加算結果は
順次、下流側の加算器261 、262 、・・・26N-1
にエッジで示すように加算されていくのであるが、その
合計出力Pxが除算器27に供給される。なお、最上流
側の加算器260 には所定値βが供給されており、最終
段の加算器26N-1 の出力Pxに含まれるのであるが、
これが除算器27で所定値αをこのPxで割る時に、も
し、各乗算器250 、251 、252 、・・・25N-1
の出力の和がゼロであれば、除算器α/Pxは無限大と
なる。これを防ぐためにβが与えられている。除算器2
7の除算結果がΔnである。これが上述したように単独
の乗算器23において消音誤差信号eと乗算される。
【0028】図3はLMS形の係数演算器39’を示す
ものであるが、本係数演算器14’においては、図2と
比べて明らかなように、乗算器250 、251 、25
2 、・・・25N-1 及び加算器260 、261 、26
2 、・・・26N-1 及び除算器27が省略されている。
従って、これらの演算結果としてのΔnの代わりに所定
値μを設定している。これは所謂、ステップサイズと称
するものであり、消音誤差信号eにこのμを掛け、この
結果を乗算器220 、221 、222 、・・・22N-1
に供給し、上述のような乗算を行なって、アダプティブ
・デジタルフィルタ40の係数を更新するようにしてい
る。
【0029】なお、本実施例におけるFIRデジタルフ
ィルタ50の伝達関数は図4の回路によって決定され
る。すなわち同定化される。図1における適応アルゴリ
ズム39は誤差信号eがゼロになるようにアダプティブ
・デジタルフィルタ40の最適係数を演算するのである
が、誤差信号eと同時刻の騒音信号xを用いなければな
らないが、現実には信号eはxに較べ、図1において信
号yを出力するアダプティブ・デジタルフィルタ40の
出力端子から消去信号eの出力部、もしくは適応アルゴ
リズム39の入力端子までの伝達経路に相当する遅れを
含んでいる。そこで騒音信号xについて、この遅れと同
等の伝達関数を予めシステム同定化により求めるのであ
るが、遅延フィルタとして騒音信号xのラインに挿入
し、この信号xを誤差信号eと同時刻まで遅らせた値
x’を求める。このため、比較器100において信号d
−yが演算され、この差eが最小になるようにアダプテ
ィブ・デジタルフィルタ40の係数を適応アルゴリズム
39により演算して更新していくのであるが、この更新
演算の回数は充分に収斂すると判断される回数を予め定
めておき、この回数分だけ演算を行なって自動的に次の
作業に移行するようにしている。この所定の回数後に収
束したと考えてアダプティブ・デジタルフィルタ40の
各タップには同定化された係数が設定されているが、こ
れを遅延フィルタにコピー、すなわちメモリして、上述
のFIRデジタルフィルタ50とされる。
【0030】次に消音動作異常監視装置Qのソフトを示
すプログラムについて図5を参照して説明する。なお、
図5においてFC1はレベル1の障害を検知した回数、
FC2はレベル2の障害を検知した回数、及びWDCは
サンプリングのカウント値を示し、レベル1の障害とは
アダプティブ・デジタルフィルタ40の初期化(フィル
タ係数、入力遅延線、出力など全てゼロにセットするこ
と)をすることで復帰可能な障害、例えば一時的な外乱
ノイズの混入、一時的な上述の信号yから誤差信号eの
出力部までの伝達特性の変動によりアダプティブ・デジ
タルフィルタの係数が発散したような場合を想定してい
る。
【0031】またレベル2の障害は再同定により復帰可
能な障害、例えば、信号yから誤差信号eまでの伝達特
性が大きく変化してしまった場合(何かがぶつかって消
音時、偏差検出マイク32の位置が大きく変わったり、
この消音偏差検出マイク32と消音スピーカ29との間
に異物が混入した場合)を想定している。また、レベル
3の障害はマイクロプロセッサMをリセットすることに
より復帰可能な障害、例えば、落雷などによる瞬時停電
や他の電子機器が発生する輻射ノイズによりこのマイク
ロプロセッサMが暴走した場合を想定している。またレ
ベル4の障害では自己復帰不可能な障害、例えば、マイ
クロフォン32やスピーカ27の破損あるいはこれらの
ケーブルの断線などを想定している。
【0032】図5においてa段階でスタートボタンを押
すと、マイクロプロセッサMはb段階でリセットされ
る。次いでc段階で振動パーツフィーダ22の駆動を停
止させる。消音動作異常監視装置Qにおいてはメモリで
レベル2の障害をカウントしており、この数値FC2が
3回になっているかどうかをd段階で判断し、Yesで
あればe段階でシステムを停止させる。次いでf段階で
非常灯を点灯させる。判断dにおいてNoであれば、シ
ステム同定作用を行なう。すなわち、本実施例のFIR
フィルタ50の遅延の伝達関数を変更するために、白色
ノイズ発生器Nを用いる回路に切り替えて伝達特性を測
定し、これにより得られたその時の伝達関数をFIRフ
ィルタ50に書き込む。この上でシステムを切り替えて
図1の回路にして振動パーツフィーダ22をh段階で駆
動し、従来例で述べた消音作業をi段階で行ない、アダ
プティブ・デジタルフィルタ40の各係数が新たに収斂
するかどうかすなわち発散するか否かをj段階で判断す
る。Noであれば、以下、この消音作業を続行する。Y
esであればレベル1の障害を検知した回数FC1をメ
モリしている回路に1回を増加させる。次いでアダプテ
ィブ・デジタルフィルタ50を初期化しレベル1の障害
を検知した回数FC1が3であるかどうかをn段階で判
断する。Noであれば、上述のi段階乃至n段階を繰り
返す。Yesであれば、oの段階で、FC1の回数、す
なわちレベル1の障害を検知した回数FC1をリセット
し、レベル2の障害の回数FC2に1回を加えてメモリ
する。この後振動パーツフィーダ22を停止させ(c段
階)、上述のフローを繰り返すのであるが、d段階でレ
ベル2の障害の回数FC2が3回であるかどうかを判断
し、そうでなければ再びg段階でシステムを同定化し、
振動パーツフィーダ22をh段階で駆動し消音作業を行
なう。次いでj段階でアダプティブ・デジタルフィルタ
40の係数が収斂するか否か、すなわち発散するかどう
かを判断し、発散する、すなわちYesであればk段階
においてFC1の障害の回数に1をカウント加算してメ
モリさせる。次いでm段階でアダプティブ・デジタルフ
ィルタ40を初期化し、次いでn段階でFC1のレベル
の障害のカウント数が3であるかどうかを判断し、Ye
sであれば同様にFC1のその時に記憶している回数を
クリアし、FC2のレベルの障害の回数に1を加えてメ
モリする。このようなフローを繰り返すのであるがd段
階においてレベル2の障害回数FC2が3回である、と
判断すれば、e段階でシステムを停止させ、f段階で非
常灯を点灯させる。
【0033】また、上記のg段階でシステム同定の演算
処理時及び消音作業をi段階で行なっている時にはサン
プリング、すなわち1回の演算の度にWDCゼロ・クリ
ア指令(図1におけるアクセス信号Aに相当する)、す
なわちサンプル回数をメモリしている回路をクリアする
信号をハードウエア異常監視装置Pに供給するのである
が、サンプリングパルスを加える度にp段階において加
算し、q段階でメモリにこのサンプリングパルスを3回
カウントメモリしたかどうかを判断し、Noであればp
段階で、サンプリングパルスを加える操作を繰り返す。
YesであればマイクロプロセッサMが暴走しWDCゼ
ロクリア指令が途切れたことを表わしているのでハード
ウエア異常監視装置Pからq段階でリセット指令Rを出
して(図1参照)システムをリセットする。
【0034】消音動作異常監視装置Qは以上のようなプ
ログラムで動作するのであるが、マイクロプロセッサM
が故障したような場合においても、あるいはマイクロプ
ロセッサM自体は正常であって上述したようにエラーセ
ンサ・マイク32の位置ずれやこれとスピーカ27との
間に異物が存在したりしたために生ずる障害(レベル
2)は上述のフローで解消される。また落雷などにより
マイクロプロセッサM自体が故障した場合、すなわち暴
走したような場合にはハードウエア異常監視装置Pによ
りWDCゼロクリア指令Aが出ていない、もしくは途切
れていることを検知してg段階でリセットをかけている
ので、例えば落雷などによる瞬時停電や、他の電子機器
が発生する輻射ノイズよりマイクロプロセッサMが暴走
して消音不能となったり、あるいはスピーカ27の音波
は非常に大きくなって非常に大なる騒音が発生すること
を防止することができる。すなわち、システムリセット
により復帰させているからである。
【0035】以上述べた図5から明らかなように、本実
施例ではレベル1の障害、すなわちアダプティブ・デジ
タルフィルタ40の初期化によりこの障害を取り除けな
いレベル2の障害、すなわちFC1が3となるとFC2
の回数を1回増加させ、これでシステムを同定化し、こ
れでも障害を取り除けない場合、すなわちFC2が3に
なるとシステムを停止させ、非常灯を点灯させる。これ
は自己復帰不能な障害例えば、エラーセンサマイク32
やスピーカ27の破損、あるいはそれらのケーブルの断
線などが起こった場合である。従って、非常灯が点灯し
た場合には、これらにつき点検すればよい。また、アダ
プティブ・デジタルフィルタ40の係数の収斂状況を検
知して判断しているが、本実施例では係数が発散してい
るかで判断し、Yesであればこの現象を何回数えるか
により、障害レベルの高さを判定し、先ずアダプティブ
・デジタルフィルタ40を初期化することから始まっ
て、システムの同定またこの間落雷などによる瞬時停電
や他の電子機器が発生する輻射ノイズによるマイクロプ
ロセッサMが暴走した場合には、ハードウエア用監視装
置Pよりシステムをリセットさせる。一時的な原因によ
るマイクロプロセッサMの暴走であれば直ちにに復帰
し、消音作業を行なうことができる。
【0036】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づき種々の変形が可能である。
【0037】例えば以上の実施例では、図5のフローで
明らかなように、レベル2、3及び4の障害の判定回数
を3としているが、実際には勿論、装置が据え付けられ
る環境に応じた最適値に決定される。
【0038】更に以上の実施例では、レベル2の障害が
3回生ずると、レベル4の障害が発生したと判断してf
段階で非常灯を点灯させるようにしたが、これに限るこ
となく何らかの警報手段、例えばブザーを鳴らすように
してもよい。また、この警報手段もレベル4の障害に限
るこなく、その他の障害レベル1、2、3に対しても、
例えばLEDを点灯させてシステムが復帰後も、この点
灯を持続して各段階の障害の履歴を残しておくと、後の
調整や障害の原因調査に好都合である。
【0039】また、以上の実施例では図5で示すよう
に、a段階でスタートボタンを押すとg段階でシステム
同定を行なうようにしたが、このような消音装置を備え
た振動パーツフィーダ装置を出荷前に予めシステム同定
を行ない、その結果がメモリに記憶されている場合、す
なわち図1においてFIRデジタルフィルタ50に伝達
遅れをメモリさせている場合には、最初の同定作業は省
略することができる。
【0040】また、以上の実施例では、システム同定の
際には消音スピーカ27から白色ノイズを発生し、これ
を消音偏差検出マイク30で受けるのであるが、外乱音
があると同定の精度が損われることになる。従って、同
定作業中は振動パーツフィーダ22を停止し、音を発生
させないようにしているが、複数の振動パーツフィーダ
装置を近接して配設した場合、やはり隣接する他の振動
パーツフィーダ装置から発生する消音を消音するための
同定用白色ノイズは外乱音となって複数の消音装置の同
定作業が重複すると正しく同定できない場合がある。こ
のような状況は最初の電源ONの時、あるいはレベル2
及びレベル3の障害が複数の消音装置でほぼ同時に発生
した時に生ずる。
【0041】電源ONの時に生ずる問題は、同定作業の
時間待ちを行なうタイマを設け、同定開始時間を各装置
でずらすようにするか、同定作業の順位を決めておき、
先頭の消音装置の同定作業が完了したら、次の装置に同
定開始の指令を送るようにして順次、同定を行なうこと
で回避できる。
【0042】また、障害発生時に同定作業が各装置間で
重複する問題は、先に同定を始めた装置の同定作業が終
了するまで他の装置の同定作業を待機させることで回避
できる。そして、振動パーツフィーダ装置の作動は全て
の消音装置の同定作業は終了した時点で一斉に開始され
ればよい。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明の消音装置によ
れば、異常、もしくは故障が生じた際に速やかに復帰さ
せ、消音効果を常に維持させることができる。また、復
帰不能な最悪の状況に至ったとしても、長く異常音や大
音を発生させて周囲に迷惑を及ぼすということはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による消音装置のブロック回路
図である。
【図2】同実施例に適用される適応アルゴリズムの詳細
を示すブロック回路図である。
【図3】更に適応アルゴリズムの他例の詳細を示すブロ
ック回路図である。
【図4】同実施例における同定作業を行なうブロック回
路図である。
【図5】同実施例における消音動作監視装置及びハード
ウエア用監視装置のプログラムを示すフローである。
【図6】従来例の振動パーツフィーダの部分破断側面図
である。
【図7】同振動パーツフィーダに消音装置を設けた振動
パーツフィーダ装置である。
【図8】同消音装置のブロック回路図である。
【符号の説明】
40 アダプティブ・デジタルフィルタ 50 遅延デジタルフィルタ(FIRデジタルフィル
タ) 39 適応アルゴリズム P ハードウエア用監視装置 Q 消音動作異常監視装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音源と、該騒音源の近傍に設けるか、
    これに取り付けて該騒音源が発する騒音を検出する騒音
    検出手段と、前記騒音源の近傍に設けた音波発生手段
    と、該音波発生手段の近傍に設けた消音偏差検出マイク
    と、前記騒音検出手段の検出出力を設け、前記音波発生
    手段を駆動するアダプティブ・デジタルフィルタと、該
    アダプティブ・デジタルフィルタの係数を算出する適応
    アルゴリズムで動作する係数演算器と、該係数演算器の
    一方の入力端子に接続され、前記騒音検出手段の検出出
    力を受けて、これを前記アダプティブ・デジタルフィル
    タの出力端子→前記音波発生手段→前記消音偏差検出マ
    イク→前記係数演算器の他方の入力端子、なる伝達経路
    に相当する伝達時間だけ遅れさせる遅延デジタルフィル
    タとから成り、前記音波発生手段が発生する音波と前記
    騒音源から発する騒音との干渉により該騒音を消音する
    ようにした消音装置において、前記アダプティブ・デジ
    タルフィルタまたは係数演算器に消音動作異常監視装置
    を接続し、該装置により前記アダプティブ・デジタルフ
    ィルタの係数、前記係数演算器内のデジタル信号及び前
    記消音偏差検出マイクの検出出力の何れかの変化を検知
    し、所定量以上の変化を検知したときには、該アダプテ
    ィブ・デジタルフィルタを初期化するようにしたことを
    特徴とする消音装置。
  2. 【請求項2】 前記初期化を行なっても前記所定量以上
    の変化が解消しない場合、該初期化を所定回数行なった
    後に前記遅延デジタルフィルタの遅延時間を変更させる
    再同定を行なうようにした請求項1に記載の消音装置。
  3. 【請求項3】 前記再同定を行なっても前記所定量以上
    の変化が解消しない場合、該再同定を所定回数行なった
    後に少なくとも前記アダプティブ・デジタルフィルタを
    停止し、警報信号を発するようにした請求項2に記載の
    消音装置。
  4. 【請求項4】 サンプリング回数をカウントし、前記再
    同定及び前記アダプティブ・デジタルフィルタの前記サ
    ンプリングに同期した演算処理毎にゼロクリア指令を発
    し、前記カウント値をゼロにリセットするようにし前記
    カウント値が所定値以上になると前記アダプティブ・デ
    ジタルフィルタ、係数演算器、遅延デジタルフィルタを
    含むマイクロプロセッサ全体をリセットするようにした
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の消音装置。
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