JPH0875910A - 色分解プリズム装置 - Google Patents

色分解プリズム装置

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Publication number
JPH0875910A
JPH0875910A JP6209691A JP20969194A JPH0875910A JP H0875910 A JPH0875910 A JP H0875910A JP 6209691 A JP6209691 A JP 6209691A JP 20969194 A JP20969194 A JP 20969194A JP H0875910 A JPH0875910 A JP H0875910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color separation
prism
separation prism
incident
lens barrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6209691A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Yabuki
隆宜 矢吹
裕 ▲たか▼橋
Yutaka Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6209691A priority Critical patent/JPH0875910A/ja
Publication of JPH0875910A publication Critical patent/JPH0875910A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型軽量で、墨塗り時の墨の侵入やごみの侵
入を防ぎ作業性が高い色分解プリズム装置を提供する。 【構成】 ねじ29によりレンズ鏡筒28に固定された
鏡筒取付部材27は、第1プリズム21の入射面21a
における有効光線30a、30bの入射および全反射領
域の有効光線領域の外周全体に設けた3ヵ所の当接面2
7cにより第1プリズム21の入射面21aに接着剤3
1で固定し、かつ有効光線領域の外周全体に当接面27
cより△dだけ低い外周リブ27aを設けることによ
り、色分解プリズム装置の小型軽量を保ち、かつ墨塗り
時の墨の侵入やゴミの侵入を防ぐことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオムービー、ビデ
オカメラ等の2板方式あるいは3板方式カメラの光学系
に用いられている色分解プリズム装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオムービー、ビデオカメラの
普及にともない、高画質化に対する要求がますます高ま
ってきている。高画質化の手段としては色分解プリズム
装置を用いた2板、3板方式カメラが一般的であるが、
組立てが難しく非常に高価である。そのため、組立てが
容易でかつ信頼性の高い安価な色分解プリズム装置が求
められている。
【0003】以下図面を参照しながら従来の色分解プリ
ズム装置について説明する。図3に従来の色分解プリズ
ム装置の構成図を示す。図3において、12は色分解プ
リズムで、第1プリズム1、第2プリズム2、第3プリ
ズム3の3個のプリズムを密着固定することによって構
成され、各接合面には蒸着等により各々異なった色フィ
ルタ−(図示せず)が形成されている。個々のプリズム
の射出面にはそれぞれ固体撮像素子4、5、6が接着固
定されている。
【0004】7は鏡筒取付部材で、第1プリズム1の入
射面1aにおける有効光線10a、10bの入射および
全反射領域の外周全体に設けた外周リブ7aにより取り
付け基準面7bを基準として第1プリズム1の入射面に
接着剤11で固定されている。そして、色分解プリズム
12への不要な入射光を遮るために色分解プリズム12
の周囲に墨を塗布する。最後に、鏡筒取付部材7はねじ
9によりレンズ鏡筒8に固定される。
【0005】このように構成された色分解プリズム装置
についてその動作を説明する。周知のように、レンズ鏡
筒8から入射された有効光線10a,10bは第1プリ
ズム1、第2プリズム2の接合面においてその接合面に
形成された色フィルタ−と同色成分のみが選別されて反
射し、再度第1プリズム入射面で反射して、固体撮像素
子1に入射される。また、第1プリズム1、第2プリズ
ム2の接合面を透過した残りの色成分は、同様に第2プ
リズム2と第3プリズム3の接合面に形成された色フィ
ルタ−と同色成分が選別されて反射し、固体撮像素子5
に入射され、第2プリズム2と第3プリズム3の接合面
を透過した残りの色成分はそのまま固体撮像素子6に入
射される。色フィルタ−として光の3原色(赤、青、
緑)のうち2色を選べば、固体撮像素子4、5、6には
光の3原色成分が色分割されて入射される。
【0006】また、鏡筒取付部材7と第1プリズム1の
入射面1aの間は外周リブ7aと接着剤11によって全
周密閉されているため、不要光線遮光のための墨塗り時
の墨の侵入や組立て後のゴミの侵入も発生しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、色分解プリズム12と鏡筒取付部材7の固
定を第1プリズムの入射面全外周によって行っているた
め、接着面および接着時の平面度管理が非常に難しく、
片ぼけによる映像不良の原因となる。また接着剤11が
有効光線10a、10bの範囲内にはみ出した場合には
ゴーストフレアの発生等の映像不良が発生するため、接
着剤11のはみ出し余裕分△Hだけプリズムを入射面の
縦横方向に大きくしなければならず、色分解プリズム装
置の組立て作業性および小型化に対して大きな問題を有
していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、非常に組立て性が高く、かつ小型軽量な色分解プリ
ズム装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の色分解プリズム装置は、少なくとも2個のプ
リズムによって構成された色分解プリズムと、色分解プ
リズムの入射面の入射光線通過領域と全反射領域とを含
む有効光線領域の外側に少なくとも3ヵ所の当接面で接
着固定され、かつ有効光線領域の外側全周に入射面と微
小隙間を保って設けたリブを有した鏡筒取付部材と、色
分解プリズムへの不要な入射光を遮るために色分解プリ
ズムの周囲と鏡筒取付部材のリブに塗布する墨により構
成したものである。
【0010】
【作用】この構成によって、鏡筒取付部材に設けた少な
くとも3ヶ所の当節面で色分解プリズムの入射面と鏡筒
取付部材をを接着固定でき、かつ色分解プリズム入射面
と微小隙間を保ったリブにより色分解プリズム入射面を
必要最小面積にできるので、組立て性が良く小型軽量な
色分解プリズム装置が実現でき、この色分解プリズム装
置を搭載する2板、3板方式カメラが安価かつ小型にで
きる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における色分解プ
リズム装置の構成図で、図2はその第1プリズム取付位
置説明図である。
【0013】図1、図2において、20は色分解プリズ
ムで、従来例同様に色分解プリズム20は、色フィルタ
−(図示せず)を各接合面に成し第1プリズム21、第
2プリズム22、第3プリズム23の3個のプリズムを
密着固定することによって構成されている。また、個々
のプリズムの射出面にはそれぞれ固体撮像素子24、2
5、26が接着固定されている。
【0014】27は鏡筒取付部材で、ねじ29によりレ
ンズ鏡筒28に固定されている。鏡筒取付部材27は、
第1プリズム21の入射面21aにおける有効光線30
a、30bの入射および全反射領域である有効光線領域
30の範囲外に設けた3ヵ所の当接面27cにより取り
付け基準面27bを基準として第1プリズム1の入射面
に接着剤31で固定されている。同様に有効光線領域3
0の外周全体には外周リブ27aが設けられている。外
周リブ27aの高さは当接面27cより△dだけ低く設
定されている。この△dの値を不要光線遮光のために色
分解プリズム20に塗る墨の粘性と表面張力により最適
値に設定することにより、鏡筒取付部材27と第1プリ
ズム21の入射面21aの間への墨塗り時の墨の侵入や
組立て後のゴミの侵入を防ぐことができる。また、有効
光線領域は全反射領域を有するため図2に示すように円
を変形させた形状となるため、色分解プリズム20を接
着する3ヵ所の当接面27cは色分解プリズム20の入
射面の長さH、幅Dを大きくすることなく接着剤31の
はみ出し時の余裕を確保することができる。一方、色分
解プリズム20との接着を3ヵ所の当接面で行うため、
平面度の管理、接着剤の塗布量、塗布時間などの管理の
点でも非常に有効である。
【0015】以上のように本実施例によれば、鏡筒取付
部材27を、第1プリズム21の入射面21aにおける
有効光線領域30の範囲外に設けた3ヵ所の当接面27
cにより第1プリズム21の入射面に接着剤31で固定
し、かつ有効光線領域30の外周全体に当接面27cよ
り△dだけ低い外周リブ27aを設けることにより、高
い組立て作業性で、色分解プリズム装置の小型軽量化を
保ったまま墨塗り時の墨の侵入やゴミの侵入を防ぐこと
が可能である。
【0016】なお、実施例においては3個のプリズムを
構成して射出面が3面の色分解プリズム装置を例示して
いるが、必ずしもこの数に限らない。また、色分解プリ
ズム装置の各射出面に固体撮像素子が固定されている
が、撮像管であってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、少なくとも2個
のプリズムによって構成された色分解プリズムと、色分
解プリズムの入射面の入射光線通過領域と全反射領域と
を含む有効光線領域の外側に少なくとも3ヵ所の当接面
で接着固定され、かつ有効光線領域の外側全周に入射面
と微小隙間を保って設けたリブを有した鏡筒取付部材
と、色分解プリズムへの不要な入射光を遮るために色分
解プリズムの周囲と鏡筒取付部材のリブに塗布する墨と
を備えていることにより、有効光線領域を色分解プリズ
ムの入射面上に大きく広げることができるので、小型軽
量で、かつ墨塗り時の墨の侵入やゴミの侵入を防いで組
立て作業性の良い優れた色分解プリズム装置を実現でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における色分解プリズム装置の
構成図
【図2】同、第1プリズム取付位置説明図
【図3】従来の色分解プリズム装置の構成図
【符号の説明】
20 色分解プリズム 21 第1プリズム 21a 入射面 22 第2プリズム 23 第3プリズム 24 固体撮像素子 25 固体撮像素子 26 固体撮像素子 27 鏡筒取付部材 27a 外周リブ 27b 取り付け基準面 27c 当接面 28 レンズ鏡筒 29 ねじ 30 有効光線領域 31 接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個のプリズムによって構成
    された色分解プリズムと、前記色分解プリズムの入射面
    の入射光線通過領域と全反射領域とを含む有効光線領域
    の外側に少なくとも3ヵ所の当接面で接着固定され、か
    つ前記有効光線領域の外側全周に前記入射面と微小隙間
    を保って設けたリブを有した鏡筒取付部材と、前記色分
    解プリズムへの不要な入射光を遮るために前記色分解プ
    リズムの周囲と前記鏡筒取付部材のリブに塗布する墨と
    を備える色分解プリズム装置。
JP6209691A 1994-09-02 1994-09-02 色分解プリズム装置 Pending JPH0875910A (ja)

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JP6209691A JPH0875910A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 色分解プリズム装置

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JPH0875910A true JPH0875910A (ja) 1996-03-22

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JP6209691A Pending JPH0875910A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 色分解プリズム装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009049549A (ja) * 2007-08-15 2009-03-05 Panasonic Corp 撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009049549A (ja) * 2007-08-15 2009-03-05 Panasonic Corp 撮像装置

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