JPH0875680A - シリコン単結晶の評価方法 - Google Patents

シリコン単結晶の評価方法

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JPH0875680A
JPH0875680A JP6240630A JP24063094A JPH0875680A JP H0875680 A JPH0875680 A JP H0875680A JP 6240630 A JP6240630 A JP 6240630A JP 24063094 A JP24063094 A JP 24063094A JP H0875680 A JPH0875680 A JP H0875680A
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    • G01N23/20Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by using diffraction of the radiation by the materials, e.g. for investigating crystal structure; by using scattering of the radiation by the materials, e.g. for investigating non-crystalline materials; by using reflection of the radiation by the materials
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Abstract

(57)【要約】 【目的】既に熱処理を施した初期格子間酸素濃度の未知
な試料においても酸素析出量を求めることができるシリ
コン単結晶の評価方法の提供。 【構成】X線源7から放射されたX線はスリット板6に
より方向の揃った細い光束の入射X線3となり試料単結
晶1に放射される。ブラッグ条件を満足するように試料
の入射X線に対する角度θ1を調節した後、試料単結晶
1で回折した回折X線4を試料単結晶1の裏面から受光
スリット板6を介してシンチレーションカウンタ5によ
り強度を測定する。その回折X線強度から酸素析出量を
算出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコンウェーハの酸
素析出量の評価方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】半導体集積回路(IC)は、チョクラルス
キー法やフローティングゾーン法等によって作られたシ
リコン単結晶を材料として製造された0.5mm程度の
厚さの鏡面シリコンウェーハ(以下、シリコンウェーハ
という)にダイオード、トランジスタ、MOS−FE
T、抵抗、容量等のICパターンを形成し、表面を薄い
絶縁膜で覆い、その上に金属膜で配線端子を取付て製造
される。ICを製造するために、例えば、シリコン多結
晶を石英のるつぼにいれて溶融させ、るつぼの上から結
晶の核となる単結晶の棒をゆっくり回転させながら、シ
リコン融液に接触させて、チョクラルスキー法によって
シリコン単結晶を成長させるが、その単結晶中には過飽
和の約1018/cm 3の格子間酸素を含むことは避けら
れず、この格子間酸素を含んだシリコンウェーハに、例
えば、800℃以下の低温と1000℃以上の高温のア
ニールを引き続き行うと、格子間酸素はシリコンの酸化
物として容易に析出され、単結晶内部に微小欠陥が多数
発生する。
【0003】この微小欠陥は、ウェーハの内部領域のみ
に存在する場合、重金属不純物等のゲッタリングサイト
として働き好適であるが、ウェーハの表面近傍に存在す
るとデバイスの歩留り等に直接悪影響を与える。したが
って、シリコン単結晶中の格子間酸素析出量の評価はま
すます重要性が増しているものである。従来、チョクラ
ルスキー法によって引き上げられたシリコン単結晶にお
いて、熱処理が施された場合に析出した格子間酸素の析
出量の評価は、フーリエ変換型赤外吸収(FT−IR)
法が用いられている。この方法はシリコン単結晶中に存
在する格子間酸素原子が赤外光領域の特定の波長の光を
吸収することを利用するものであり、赤外光領域の吸収
スペクトルを求め、そのスペクトルのピークの高さから
格子間酸素濃度を求め、同一のシリコンウェーハで熱処
理前の格子間酸素濃度Oi(b)と熱処理後の格子間酸
素濃度Oi(a)との差により酸素析出量ΔOiを求め
るものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術による
と、酸素析出量ΔOiは熱処理前の格子間酸素濃度Oi
(b)と熱処理後の格子間酸素濃度Oi(a)との差で
あり、既に熱処理を施した初期格子間酸素濃度の未知な
試料においては酸素析出量を求めることができないとい
う問題があった。また、前述の従来技術は、シリコン単
結晶を透過してきた赤外光線を検出する透過法であるた
め、試料の厚み方向全体における酸素析出量は評価でき
るが、試料のある深さまでの表面近傍領域における酸素
析出量は試料を薄くすることなしに非破壊的に評価する
ことはできない。また、シリコン単結晶の抵抗率を制御
するために単結晶中に混入させるドーパントの濃度が高
い低抵抗率単結晶では、自由キャリアによる赤外光の吸
収が顕著となり赤外光線が透過しにくくなるため、試料
を極端に薄くする必要があり、実用的でなかった。上述
の事情に鑑み、本発明は、既に熱処理を施した初期格子
間酸素濃度の未知な試料においても酸素析出量を求める
ことができるシリコン単結晶の評価方法を提供すること
を目的としたものである。また、本発明の他の目的は、
試料のある深さまでの表面近傍領域における酸素析出量
を非破壊的に求めることができるシリコン単結晶の評価
方法を提供することである。また、本発明の他の目的
は、低抵抗率のシリコン単結晶においても上記と同様に
酸素析出量を非破壊的に求めることができるシリコン単
結晶の評価方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、上
記目的を達成するために、シリコンウェーハの表面側に
X線を照射し、ある特定の格子面においてブラッグ回折
された回折X線を照射面とは異なる面側から取り出して
回折X線強度を測定することにより、予め熱処理を施し
た被検体シリコンウェーハの回折X線強度と酸素析出量
との相関関係を用意し、被検体シリコンウェーハの熱処
理後の回折X線強度から該被検体シリコンウェーハの酸
素析出量を求めるシリコン単結晶の評価方法であって、
熱処理を施した被検体シリコンウェーハの回折X線強度
を測定し、前記相関関係から酸素析出量を算出するよう
に構成したものである。また、{hkl}で指定する前
記特定の回折格子面の指数を、hは零を除く偶数、kは
零を含む偶数で指定され、lは零で指定されるように構
成すると好ましいものである。また、前記特定の回折格
子面の指数は、{220}、または{440}、または
{660}、または{880}、または{400}、ま
たは{800}、もしくは{1200}で構成すると、
さらに好ましいものである。また、前記相関関係を、熱
処理を施していないシリコンウェーハ厚と熱処理を施し
たシリコンウェーハ厚とは略同等とし、熱処理前の回折
X線強度と熱処理後の回折X線強度との、回折X線強度
比もしくは回折X線強度差と酸素析出量との関係として
構成すると好ましいものである。また、本第2発明は、
シリコンウェーハの表面側にX線を照射し、ある特定の
格子面においてブラッグ回折された回折X線を照射面と
同一面側から取り出して回折X線強度を測定することに
より、予め熱処理を施した被検体シリコンウェーハの回
折X線強度と酸素析出量との相関関係を用意し、被検体
シリコンウェーハの熱処理後の回折X線強度から該被検
体シリコンウェーハの酸素析出量を求めるシリコン単結
晶の評価方法であって、熱処理を施した被検体シリコン
ウェーハの回折X線強度を測定し、前記相関関係から酸
素析出量を算出するように構成したものである。また、
{hkl}で指定する前記特定の回折格子面の指数を、
hは零を除く偶数で指定され、k及びlは零で指定して
構成すると好ましいものである。また、前記特定の回折
格子面の指数は、{400}、または{800}、もし
くは{1200}で構成すると、さらに好ましいもので
ある。また、前記相関関係を、熱処理前の回折X線強度
と熱処理後の回折X線強度との、回折X線強度比もしく
は回折X線強度差と酸素析出量との関係として構成する
と好ましいものである。
【0006】
【作用】次に、本発明の作用を説明する。本発明の特徴
は、従来例では熱処理前と熱処理後に同一のシリコンウ
ェーハについて格子間酸素濃度を測定し、その差により
酸素析出量を求めるものであったが、既に熱処理が施さ
れたシリコンウェーハであっても、その回折X線強度を
測定するだけで酸素析出量を演算することができるもの
である。本第1発明は、シリコンウェーハの表面側にX
線を照射し、ある特定の格子面においてブラッグ回折さ
れた回折X線を照射面とは異なる面側から取り出し、回
折X線強度を測定しているので、試料の厚み方向全体か
らの回折X線強度を測定するものである。また、あらか
じめ得られている熱処理後の回折X線強度と酸素析出量
の相関関係から酸素析出量を算出するように構成したも
のであるため、熱処理後の回折X線強度を測定するだけ
で簡単に酸素析出量が算出されるものである。
【0007】また、本第2発明は、シリコンウェーハの
表面側にX線を照射し、ある特定の格子面においてブラ
ッグ回折された回折X線を照射面と同一面側から取り出
し、回折X線強度を測定し、試料の照射面からある深さ
までの表面近傍領域からの回折X線強度を測定できるの
で、試料を薄くする必要がない。また、あらかじめ得ら
れている熱処理後の回折X線強度と酸素析出量との相関
関係から酸素析出量を算出するように構成したものであ
るため、熱処理後の回折X線強度を測定するだけで簡単
に酸素析出量が算出されるものである。また、あらかじ
め、未熱処理シリコンウェーハの回折X線強度Xbを測
定して保存しておくと、熱処理後の回折X線強度Xaと
前記Xbとから回折X線強度比(例えばXa/Xb)、
または回折X線強度差(例えばXa−Xb)を演算する
ことができ、そして、回折X線強度比または回折X線強
度差と酸素析出量との相関関係を保存しているために、
前記相関関係により酸素析出量を算出できるものであ
る。その背景には、酸素析出量と回折X線強度比または
回折X線強度差との間には良い相関関係にあることであ
る。そして、特筆すべきことは、熱処理を施していない
シリコンウェーハの回折X線強度は、初期酸素濃度や抵
抗率等にはほとんど影響されず、同一又は略同等の厚み
を持つシリコン単結晶であればほとんど同じであるこ
と、すなわち、熱処理を施していないシリコンウェーハ
の回折X線強度は近似的にウェーハ厚にのみ依存するこ
とを本発明者は確認している点である。したがって、熱
処理を施していないシリコンウェーハの回折X線強度
は、既に求められているものであり、その値と熱処理後
のシリコンウェーハの回折X線強度とにより、強度比ま
たは強度差を求め、酸素析出量を算出するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳
細に説明する。但し、この実施例に記載される構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な
記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0009】図1は、本発明に係る半導体結晶の評価方
法に用いるラウエケースでのX線回折法の一構成図、図
2は、ブラッグケースでのX線回折法の一構成図、表1
は熱処理を施していないシリコン単結晶のラウエケース
での{440}回折X線強度及びブラッグケースでの
{400}回折X線強度と試料厚みとの関係を示す表、
図3は、熱処理を施したシリコン単結晶についてFT−
IR法による酸素析出量に対してラウエケースでの{4
40}回折X線強度比、及びFT−IR法による酸素析
出量に対してブラッグケースでの{400}回折X線強
度比をプロットした図である。
【0010】図1はラウエケースによるX線回折法の一
構成図である。同図において、X線発生装置で構成され
たX線源7から放射されたX線は入射スリット板6によ
り方向の揃った細い光束の入射X線3となり試料単結晶
1に放射するように構成されている。回折格子面2を有
する試料単結晶1は、入射X線3に対して角度θ1を調
整できるように回動可能に設けられている。受光スリッ
ト板8は、試料単結晶1で回折した回折X線4を試料単
結晶1の裏面から受光するために設けられ、この受光ス
リット板8の後方にはシンチレーションカウンタ5が回
折X線4の強度を測定するために設けられている。
【0011】図2はブラッグケースによるX線回折法の
一構成図である。同図において、図1と同一部材は同一
符号を用いる。X線源7から放射されたX線は入射スリ
ット板6により方向の揃った細い光束の入射X線3とな
り試料単結晶1に放射するように構成されている。回折
格子面2を有した試料単結晶1は、入射X線3に対して
角度θ2を調整できるように回動可能に設けられてい
る。受光スリット板8は、試料単結晶1で回折した回折
X線4を試料単結晶1の表面から受光するように表面側
に設けられ、この受光スリット板8の後方にはシンチレ
ーションカウンタ5が回折X線4の強度を測定するため
に設けられている。
【0012】次に、このように構成されたX線回折装置
を用いての本発明を実験例及び実施例により具体的に説
明する。 (実験例1) (1ー1) まず、チョクラルスキー法により引き上げ
られた(表1に示す)抵抗率及び格子間酸素濃度Oi
(b)のP型シリコン単結晶から各々表1に示す4種類
の異なった板厚の試料ウエーハ(計36種類)を作製し
た。 (1ー2) 熱処理前において、抵抗率とFT−IR法
による格子間酸素濃度Oi(b)を測定した。 (1ー3) また、熱処理前において、回折X線強度を
ラウエケース及びブラッグケースによって測定した。測
定は、X線源7に加速電圧55kv、1Aの電流を流
し、モリブデン(Mo)ターゲットの特性X線Kα1
(波長=0.0709nm)が、ラウエケースでは{4
40}、ブラッグケースでは{400}回折のブラッグ
条件を満足するように試料の入射X線に対する角度を調
節した後、回折X線の強度をシンチレーションカウンタ
5で測定した。
【0013】(1ー4) 上記(1ー3)の測定で得ら
れた回折X線強度Xb(単位103cps)を表1に示
した。 (1ー5) 表1の、ラウエケースによると、440μ
m厚みにおけるX線回折強度Xbは7000cps、5
10μmでは6800cps、630μmでは6000
cps、690μmでは5500cpsに集中し、ブラ
ッグケースによると、厚みが440〜690μmにおい
て、12000cpsに集中している。このことから、
熱処理を施していないウェーハの回折X線強度は、初期
格子間酸素濃度や抵抗率等にはほとんど影響されず、ラ
ウエケースの場合は近似的に試料厚みTのみに依存する
強度を示し、ブラッグケースの場合は、試料の厚さTに
よらず同一の強度を示す。よって、回折X線強度(ラウ
エケースの場合は、試料の厚さT別の回折X線強度)を
一度測定しておけば、この値を普遍値として利用できる
ことがわかる。
【0014】
【表1】
【0015】(実験例2) (2ー1) 次に実験例1で用いた36種類の試料ウェ
ーハを800℃で窒素雰囲気中に4時間の熱処理と、1
000℃で乾燥酸素雰囲気中16時間の熱処理を施し
た。 (2ー2) 実験例1の(1ー3)と同じ方法により、
熱処理後の上記36種類の試料ウェーハについて、ラウ
エケース及びブラッグケースでの回折X線強度Xaの測
定を行った。 (2ー3) FT−IR法により、熱処理後の上記36
種類の試料について、格子間酸素濃度Oi(a)を測定
し、これらOi(a)と、すでに実験例1の(1ー2)
の測定で得られている熱処理前の格子間酸素濃度Oi
(b)との差から酸素析出量ΔOiを、各々の試料ウェ
ーハについて算出した。 (2ー4) 前記(2ー2)の測定で得られた熱処理後
の回折X線強度Xaを、すでに実験例1の(1ー3)の
測定で得られた熱処理前の回折X線強度Xbで除した回
折X線強度比Xa/Xbを、上記36種類の試料ウェー
ハ各々について算出した。 (2ー5) ラウエケースでの回折X線強度比Xa/X
bを縦軸に、前記(2ー3)で得られた酸素析出量ΔO
iを横軸にして図3のごとくプロットした。このグラフ
から、ラウエケースでの回折X線強度比Xa/Xbと酸
素析出量ΔOiは良い相関関係にあり、Aを係数とする
と、近似的に下記(数1)で表されることが確認され
る。 Xa/Xb=AΔOi+1・・・・・・・・・・・(数1) また、ウェーハ厚が一定値であれば、Xbは一定である
ので、(数1)は下記の(数2)でも表すことができ
る。 Xa−Xb=AXb・ΔOi・・・・・・・・・・(数2)
【0016】(2ー6) ブラッグケースでの回折X線
強度比Xa/Xbを縦軸に、前記(2ー3)で得られた
酸素析出量ΔOiを横軸にして図3のごとくプロットし
た。このグラフから、ブラッグケースでの回折X線強度
比Xa/Xbと酸素析出量ΔOiは良い相関関係にあ
り、Bを係数とすると、近似的に下記(数3)で表され
るることが確認される。 Xa/Xb=BΔOi+1・・・・・・・・・・・(数3) また、ブラッグケースにおいては、実験例1の結果か
ら、上記Xbは一定であるので、(数3)は下記の(数
4)でも表すことができる。 Xa−Xb=BXb・ΔOi・・・・・・・・・・・(数4)
【0017】(実施例1) (3ー1) チョクラルスキー法により、抵抗率10〜
12ΩcmのボロンドープP型シリコン単結晶を得、こ
の単結晶の同一領域から厚さ510μmのウェーハを5
枚作成した。 (3ー2) FT−IR法により、上記5枚のウェーハ
について、熱処理前における格子間酸素濃度Oi(b)
を測定した。 (3ー3) 次に、実験例2の(2ー1)と同じ方法に
より、上記5枚のウェーハに熱処理を施した。 (3ー4) 実験例1の(1ー3)と同じ方法により、
上記5枚のウェーハについて、熱処理後におけるラウエ
ケース及びブラッグケースでの回折X線強度Xaを測定
した。 (3ー5) FT−IR法により、上記5枚のウェーハ
について、熱処理後における格子間酸素濃度Oi(a)
を測定し、この測定値と、上記(3ー2)の測定で得ら
れている熱処理前の格子間酸素濃度との差から酸素析出
量ΔOiを算出し、5枚のウェーハの平均値で8.4p
pma−JEIDAを得た。 (3ー6) ラウエケースにおいて、実験例1ですでに
得られているウェーハ厚510μmにおける熱処理前の
回折X線強度Xb(6800cps)と、前記(3ー
4)の測定で得られた熱処理後の回折X線強度Xaとか
ら回折X線強度比Xa/Xbを算出し、5枚のウェーハ
の平均値で7.7を得た。この回折X線強度比7.7と
図3のラウエケースでの相関関係より、酸素析出量を求
めると、酸素析出量ΔOiは8.6ppma−JEID
Aとなり、この値は前記(3ー5)で得られたFT−I
R法での値と良い一致を示した。 (3ー7)ブラッグケースにおいて、実験例1ですでに
得られている熱処理前の回折X線強度Xb(12000
cps)と、前記(3ー4)の測定で得られた熱処理後
の回折X線強度Xaとから回折X線強度比Xa/Xbを
算出し、5枚のウェーハ平均値で3.1を得た。この回
折X線強度比3.1と、図3のブラッグケースでの相関
関係より、酸素析出量を求めると、酸素析出量ΔOiは
8.3ppma−JEIDAとなり、この値は前記(3
ー5)で得られたFT−IR法での値と良い一致を示し
た。
【0018】(実施例2) (4ー1) チョクラルスキー法により、抵抗率0.0
4〜0.05ΩcmのボロンドープP型シリコン単結晶
を得、この単結晶の同一領域から厚さ510μmのウェ
ーハ5枚及び厚さ100μmのウェーハ2枚を作成し
た。 (4ー2) 抵抗率が0.04〜0.05Ωcmのシリ
コン単結晶では、自由キャリアによる赤外光の吸収が生
じて、厚いウェーハでは正確なFT−IR測定ができな
いので、上記厚さ100μmのウェーハを用いてFT−
IR法により、熱処理前の格子間酸素濃度Oi(b)を
測定し、この値(2枚の平均値)を以って、他の5枚の
ウェーハ(厚さ510μm)の格子間酸素濃度Oi
(b)とした。 (4ー3) 次に実験例2の(2ー1)と同じ方法によ
り、上記5枚のウェーハに熱処理を施した。
【0019】(4ー4) 実験例1の(1ー3)と同じ
方法により、上記5枚のウェーハについて、熱処理後の
ラウエケース及びブラッグケースでの回折X線強度Xa
を測定した。 (4ー5) 上記(4ー4)の測定が終了した後、化学
エッチングを施してウェーハ厚さを510μmから10
0μmにし、然る後、FT−IR法により、5枚のウェ
ーハについて、熱処理後の格子間酸素濃度Oi(a)を
測定し、この測定値と、前記(4ー2)の測定で得られ
た熱処理前の格子間酸素濃度Oi(b)との差から酸素
析出量ΔOiを算出し、5枚のウェーハの平均値で1
2.7ppma−JEIDAを得た。 (4ー6) ラウエケースにおいて、実験例1で得られ
ているウェーハ厚510μmにおける熱処理前の回折X
線強度Xb(6800cps)と、前記(4ー4)の測
定で得られた熱処理後の回折X線強度Xaとから回折X
線強度比Xa/Xbを算出し、5枚のウェーハの平均値
で11.0を得た。この回折X線強度比11.0と、図
3のラウエケースでの相関関係より酸素析出量を求める
と、酸素析出量ΔOiは12.8ppma−JEIDA
となり、この値は前記(4ー5)で得られた値と良い一
致を示した。 (4ー7) ブラッグケースにおいて、実験例1で得ら
れている熱処理前の回折X線強度Xb(12000cp
s)と、前記(4ー4)の測定で得られた熱処理後の回
折X線強度Xaとから回折X線強度比Xa/Xbを算出
し、5枚のウェーハの平均値で4.3を得た。この回折
X線強度比4.3と、図3のブラッグケースでの相関関
係により酸素析出量ΔOiを求めると、酸素析出量ΔO
iは12.8ppma−JEIDAとなり、この値は前
記(4ー5)で得られた値と良く一致を示した。
【0020】上述したように、本発明に係るシリコン単
結晶の評価方法において、熱処理を施していないシリコ
ンウェーハの回折X線強度は、初期格子間酸素濃度や抵
抗率等にはほとんど影響されず、ラウエケースの場合は
近似的に試料厚みTのみに依存する強度を示し、ブラッ
グケースの場合は、試料の厚さTによらず同一の強度を
示す。よって、回折X線強度を一度測定しておけば、こ
の値を普遍値として利用できることがわかる。したがっ
て、熱処理前の回折X線強度Xbをラウエケース及びブ
ラッグケースの場合と分けて、事前にデータを把握し、
シリコンウェーハの熱処理前の回折X線強度Xbのデー
タを保存することができる。そして、熱処理後の回折X
線強度Xaを熱処理前の回折X線強度Xbで除した回折
X線強度比Xa/Xb、または前記Xaから前記Xbを
減じた回折X線強度差Xa−Xbと酸素析出量ΔOiと
は良い相関関係にあることから、事前にその相関関係を
用意しておくことができるので、被検体シリコンウェー
ハの酸素析出量ΔOiを得るためには、熱処理後の回折
X線強度Xaを測定した後は、事前に用意されている熱
処理前の回折X線強度Xbと新たに得られた熱処理後の
回折X線強度Xaから回折X線強度比Xa/Xbまたは
回折X線強度差Xa−Xbを演算し、事前に得られてい
る回折X線強度比Xa/Xbまたは回折X線強度差Xa
−Xbと酸素析出量ΔOiとの相関関係から酸素析出量
ΔOiを知ることができるものである。
【0021】ラウエケースの場合は、試料の厚み方向全
体からの回折X線を得ることができるので、厚み方向全
体からの酸素析出量ΔOiを求めることができる。ま
た、ブラッグケースの場合は、X線照射面からのX線の
侵入深さは、そのX線の消衰距離(X線の強度が1/e
になる距離)程度である。よって、この深さまでの表面
近傍領域における酸素析出量ΔOiを求めることができ
る。
【0022】尚、本実施例においては、使用される回折
が{440}、{400}回折で開示しているが、本発
明者はラウエケースにおいて{220}、{660}、
{880}、{400}、{800}、{1200}、
ブラッグケースにおいて{800}、{1200}にお
いても同じ結果を確認している。したがって、使用され
る回折が{440}、{400}回折に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更
が可能である。例えば、{hkl}で指定される特定の
回折格子面の指数が、ラウエケースにおいてはhが零を
除く偶数、kは零を含む偶数であり、lが零で指定さ
れ、また、ブラッグケースにおいてはhが零を除く偶数
であり、k及びlが零で指定される格子の平面群での回
折であってもよい。
【0023】以上、詳述したように、本発明の特徴は、
従来例では熱処理前と熱処理後に、同一のシリコンウェ
ーハについて格子間酸素濃度を測定し、その差により酸
素析出量を求めるものであったが、既に熱処理後のウェ
ーハであっても、その回折X線強度を測定するだけで酸
素析出量を演算することができるものである。特筆すべ
きことは、本発明者は、酸素析出量と回折X線の強度比
または強度差との間には良い相関関係にあり、そして、
熱処理を施していないシリコンウェーハの回折X線強度
は、初期酸素濃度や抵抗率等にはほとんど影響されず、
同一叉は略同等の厚みを持つシリコン単結晶であればほ
とんど同じであること、すなわち、熱処理を施していな
いシリコンウェーハの回折X線強度は近似的にウェーハ
厚みに依存する普遍値であることを確認した点である。
したがって、既に求められている熱処理を施されていな
いシリコンウェーハの厚みに対応する回折X線データを
事前に用意することができ、また、この回折X線強度と
熱処理後のシリコンウェーハの回折X線強度とによる強
度比または強度差に対応する酸素析出量との相関関係を
用意しておくことができるものである。
【0024】そして、熱処理後において、シリコンウェ
ーハの特定の格子面におけるブラッグ回折された回折X
線の強度を測定し、既に測定してあるシリコンウェーハ
の熱処理前の回折X線強度とから回折X線強度比または
回折X線強度差を算出し、既に得られている回折X線強
度比または回折X線強度差と酸素析出量の相関関係によ
り酸素析出量を算出するものである。また、シリコンウ
ェーハの表面側にX線を照射し、ある特定の格子面にお
いてブラッグ回折された回折X線を照射面とは異なる面
側から取り出し、回折X線強度を測定し、酸素析出量を
算出することにより試料の厚み方向全体からの回折X線
強度を測定できるものである。また、シリコンウェーハ
の表面側にX線を照射し、ある特定の格子面においてブ
ラッグ回折された回折X線を照射面と同一面側から取り
出し、回折X線強度を測定し、酸素析出量を算出するこ
とにより試料の照射面からある深さまでの表面近傍領域
からの回折X線強度を、試料を薄くすることもなく測定
できるものである。
【0025】
【効果】以上説明したように、本発明は、X線をシリコ
ン単結晶に照射して、ある特定の格子面からの回折X線
強度を測定することにより非破壊的に酸素析出量を定量
的に求めることができるものである。特に、熱処理後の
試料において、回折X線強度を測定するだけで酸素析出
量を算出できるものである。また、試料の厚み方向全体
の酸素析出量のみならず、表面近傍領域における酸素析
出量を非破壊的に求めることができるものである。さら
に、従来の技術からでは非常に困難であった0.1Ωc
m以下の低抵抗率シリコン単結晶における酸素析出量の
評価も簡便に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体結晶の評価方法に用いるラ
ウエケースによるX線回折法の一構成図である。
【図2】本発明に係る半導体結晶の評価方法に用いるブ
ラッグケースによるX線回折法の一構成図である。
【図3】熱処理を施したシリコン単結晶について、FT
−IR法による酸素析出量に対してラウエケースでの
{440}回折X線強度比、及びFT−IR法による酸
素析出量に対してブラッグケースでの{400}回折X
線強度比をプロットした図である。
【符号の説明】
1 試料単結晶 2 回折格子面 3 入射X線 4 回折X線 5 シンチレーションカウンタ 6 入射スリット板 7 X線源 8 受光スリット板 9 試料単結晶の回転方向
フロントページの続き (72)発明者 竹中 卓夫 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越半 導体株式会社半導体磯部研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンウェーハの表面側にX線を照射
    し、ある特定の格子面においてブラッグ回折された回折
    X線を照射面とは異なる面側から取り出して回折X線強
    度を測定することにより、予め熱処理を施した被検体シ
    リコンウェーハの回折X線強度と酸素析出量との相関関
    係を用意し、被検体シリコンウェーハの熱処理後の回折
    X線強度から該被検体シリコンウェーハの酸素析出量を
    求めるシリコン単結晶の評価方法であって、 熱処理を施した被検体シリコンウェーハの回折X線強度
    を測定し、前記相関関係から酸素析出量を算出すること
    を特徴とするシリコン単結晶の評価方法。
  2. 【請求項2】{hkl}で指定する前記特定の格子面
    の、hは零を除く偶数、kは零を含む偶数で指定され、
    lは零で指定される回折格子面の指数を有することを特
    徴とする請求項1記載のシリコン単結晶の評価方法。
  3. 【請求項3】 前記特定の回折格子面の指数は、{22
    0}、または{440}、または{660}、または
    {880}、または{400}、または{800}、も
    しくは{1200}であることを特徴とする請求項2記
    載のシリコン単結晶の評価方法。
  4. 【請求項4】 前記相関関係は、熱処理を施していない
    シリコンウェーハ厚と熱処理を施したシリコンウェーハ
    厚とは略同等とし、熱処理前の回折X線強度と熱処理後
    の回折X線強度との、回折X線強度比もしくは回折X線
    強度差と酸素析出量との関係であることを特徴とする請
    求項1記載のシリコン単結晶の評価方法。
  5. 【請求項5】 シリコンウェーハの表面側にX線を照射
    し、ある特定の格子面においてブラッグ回折された回折
    X線を照射面と同一面側から取り出して回折X線強度を
    測定することにより、予め熱処理を施した被検体シリコ
    ンウェーハの回折X線強度と酸素析出量との相関関係を
    用意し、被検体シリコンウェーハの熱処理後の回折X線
    強度から該被検体シリコンウェーハの酸素析出量を求め
    るシリコン単結晶の評価方法であって、 熱処理を施した被検体シリコンウェーハの回折X線強度
    を測定し、前記相関関係から酸素析出量を算出すること
    を特徴とするシリコン単結晶の評価方法。
  6. 【請求項6】 {hkl}で指定する前記特定の格子面
    の、hは零を除く偶数で指定され、k及びlは零で指定
    される回折格子面の指数を有することを特徴とする請求
    項5記載のシリコン単結晶の評価方法。
  7. 【請求項7】 前記特定の回折格子面の指数は、{40
    0}、または{800}、もしくは{1200}である
    ことを特徴とする請求項6記載のシリコン単結晶の評価
    方法。
  8. 【請求項8】 前記相関関係は、熱処理前の回折X線強
    度と熱処理後の回折X線強度との、回折X線強度比もし
    くは回折X線強度差と酸素析出量との関係であることを
    特徴とする請求項5記載のシリコン単結晶の評価方法。
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