JPH0875574A - Pztアクチュエータの変位測定装置 - Google Patents

Pztアクチュエータの変位測定装置

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JPH0875574A
JPH0875574A JP6213694A JP21369494A JPH0875574A JP H0875574 A JPH0875574 A JP H0875574A JP 6213694 A JP6213694 A JP 6213694A JP 21369494 A JP21369494 A JP 21369494A JP H0875574 A JPH0875574 A JP H0875574A
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JP
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temperature
displacement
pzt actuator
actuator
measuring device
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JP6213694A
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Chihiro Nishikawa
千尋 西川
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅広い温度範囲において正確なPZTアクチ
ュエータの変位を測定することができるとともに、設定
温度を変更した際に、迅速に次回の設定温度におけるP
ZTアクチュエータの変位を測定する。 【構成】 PZTアクチュエータの変位測定装置PD1
は、変位測定装置PD1の骨格をなす支持躯体10と、
PZTアクチュエータPEにプリセット荷重を加える油
圧シリンダと20、PZTアクチュエータPEの温度を
所定温度に維持する恒温装置30を備えている。また、
PZTアクチュエータの変位測定装置PD1は、測定装
置制御部40と、PZTアクチュエータPEの変位を検
出する変位センサ50と、PZTアクチュエータPEに
加えられる荷重変動を検出するとロードワッシャ55を
備えている。そして、変位センサ50、及び油圧シリン
ダ20は、恒温装置30の外部に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PZTアクチュエータ
の変位測定装置に関し、さらに詳細には、PZTアクチ
ュエータの温度に対する変位特性の変化を測定するため
のPZTアクチュエータの変位測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PZTアクチュエータは、高応答
性、高い発生力、駆動制御の容易性等を理由に、車載用
アクチュエータとして用いられ始めている。ここで、車
載用アクチュエータは、載置される場所によるものの、
一般的に、0度以下の低温から、100度以上の高温に
至るまで、幅広い温度環境下にさらされる。したがっ
て、各温度領域において、PZTアクチュエータを的確
に作動させるためには、各温度領域におけるPZTアク
チュエータの変位特性の変化、発生力等を測定し、各温
度領域におけるPZTアクチュエータの温度依存特性を
知っておく必要がある。
【0003】従来、PZTアクチュエータの温度に対す
る変位特性、発生力の変化を測定する場合には、図4に
示すように、気相恒温槽110の内部にPZTアクチュ
エータの変位測定装置PD2を載置し、変位測定装置全
体を測定温度雰囲気下におくことによって変位測定が行
われていた。ここで、恒温槽110内部に載置されるP
ZTアクチュエータの変位測定装置等としては、例え
ば、特開平4−238235公報に開示されているよう
なPZTアクチュエータの発生力測定装置が知られてい
る。
【0004】このPZTアクチュエータの発生力測定装
置PD2では、基台100の下側フレーム上101にP
ZTアクチュエータPEを載置し、PZTアクチュエー
タPEの上面に、押当ブロック102を静かに接触させ
る。そして、恒温槽110の気相温度を設定温度に到達
させ、測定温度下における変位センサ103のキャリブ
レーションを行う。
【0005】続いて、電圧を印加しない状態でのPZT
アクチュエータPEの上下方向の長さを変位センサ10
3によって検出する。そして、測定装置制御部111か
ら電源部104に向けてPZTアクチュエータの駆動信
号が出力され、電源部104はこの駆動信号に基づい
て、PZTアクチュエータPEに対して電圧を印加す
る。電圧の印加されたPZTアクチュエータPEは、上
側フレーム105側に伸長し、その伸長分だけ押当ブロ
ック102は押し上げられる。
【0006】次に、測定装置制御部111は、圧力ポン
プ106、及び、圧力制御弁107に向けて、空気圧シ
リンダ108の駆動信号を出力し、ピストン109を徐
々に伸長させる。そして、PZTアクチュエータPE
は、押当ブロック102によって徐々に押圧され、変位
センサ103によって検出される変位が、先の電圧を印
加していない状態の検出値と一致したところで、空気圧
シリンダ108による押圧を終了する。
【0007】そして、このときロードワッシャ112に
よって検出された押圧力が、所定温度におけるPZTア
クチュエータPEの発生力として得られる。このPZT
アクチュエータの発生力測定装置PD2によれば、所定
温度領域におけるPZTアクチュエータの発生力を知る
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PZTアクチュエータの変位測定装置PD2は、測定装
置全体が気相恒温槽110の内部に載置されているため
以下のような問題点を有していた。
【0009】第1の問題点として、測定装置PD2全体
を恒温槽内部110に載置するため、測定装置PD2全
体の温度が先回の測定において設定された設定温度にな
っている場合、この測定装置PD2の温度を今回の測定
温度に到達させるには、時間を要するという問題があっ
た。
【0010】すなわち、測定装置PD2全体が測定温度
に到達していない場合には、測定中に測定装置PD2の
各部材温度が逐次変化してしまい、これに伴い各部材が
熱膨張、あるいは、熱収縮する結果、PZTアクチュエ
ータPEにかかる圧力が変動してしまう。ここで、図3
に示すように、PZTアクチュエータPEの変位は、圧
力によって変化するとともに、その変位は微少であるた
め、各構成部材のわずかな膨張、収縮によって正確な変
位測定を行うことができなくなる。
【0011】また、測定装置PD2に対して必要な熱量
を伝達する媒体は気体であるが、気体の熱伝導率は小さ
いので、同じ温度差の場合、気体よりも大きな熱伝導率
を有する液体を熱媒体とした場合と比較して、測定系
(測定装置)に伝達することができる熱量が少ない。し
たがって、測定系(測定装置)の温度が設定温度に到達
するまでに時間を要してしまう。また、比熱が小さい故
に温度変化に反応し易く、恒温槽110内部を均一な測
定温度に保持することは困難であった。したがって、測
定温度を−30度から120度に変更した場合には、ほ
ぼ1日かかってしまう。
【0012】第2の問題点として、測定の度に設定温度
が変化する恒温槽110内に変位センサ103が配設さ
れているので、各測定温度毎にキャリブレーションを行
わなければならず、変位測定の準備作業が煩雑になると
ともに、1回の変位測定に時間がかかるという問題があ
る。
【0013】すなわち、変位センサ103は、雰囲気温
度によって検出値が影響を受ける温度ドリフトを有して
おり、正確な検出データを得るためには、変位センサ1
03を温度変化の影響を受けない場所に配設するか、測
定温度が変更される度にキャリブレーションを行う必要
がある。しかしながら、従来例にかかる測定装置PD2
では、恒温槽110内部に変位センサ103が配設され
ているためされているので、上記したキャリブレーショ
ンが必要となるのである。
【0014】また、この変位センサ103は、恒温槽1
10の測定温度レンジに合わせて、広い温度範囲におい
て正確な検出値を得ることができることが要求される
が、正確な変位を広い温度範囲において測定可能な変位
センサは高価であり、さらに、そのキャリブレーション
が困難であるという問題を有していた。
【0015】第3の問題点として、空気圧シリンダ10
8もまた、恒温槽110内に配置されているので、各測
定温度において同一の荷重条件を実現するためには、空
気圧シリンダ108の体積変位、すなわち、ピストン1
09の変位量を調整する必要があった。
【0016】すなわち、空気圧シリンダ108内におけ
る空気の体積弾性率は、厳密にいえば温度変化にともな
って変化しており、温度が異なると、空気圧シリンダ1
08により得られる荷重、すなわち、PZTアクチュエ
ータPEを押圧する押圧力が異なってしまうのである。
特に、測定するPZTアクチュエータPEの変位量は微
少であり、微妙な空気弾性率の変化が測定結果に影響を
与えてしまう。
【0017】そして、この問題を解決するためには、各
測定温度における空気の体積弾性率から同一の荷重条件
を実現する空気圧送量を演算し、その演算結果に基づい
て空気圧シリンダ108を作動させなければならず、煩
雑であった。
【0018】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、幅広い温度範囲において正確
なPZTアクチュエータの変位を測定することができる
PZTアクチュエータの変位測定装置を提供することを
目的とする。また、設定温度を変更した際に、迅速に次
回の設定温度におけるPZTアクチュエータの変位を測
定することができるPZTアクチュエータの変位測定装
置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るPZTアクチュエータの変位測定装置は、
PZTアクチュエータを収納するとともに、そのPZT
アクチュエータの温度を一定に保持するための液相式恒
温手段と、その液相式恒温手段の外部に配設されるとと
もに、前記PZTアクチュエータを押圧する押圧手段
と、前記恒温手段の外部に配設されるとともに、前記押
圧手段の変位を検出するための変位検出手段と、前記押
圧手段と前記PZTアクチュエータとの間に介在され、
前記押圧手段により前記PZTアクチュエータに加えら
れた荷重を検出する荷重検出手段とを構成として備え
る。
【0020】
【作用】上記構成を備えた本発明に係るPZTアクチュ
エータの変位測定装置では、測定対象となるPZTアク
チュエータの上端面に、荷重検出手段を載置し、さら
に、その荷重検出手段の上面に押圧手段を当接させる。
そして、PZTアクチュエータの側周面を、PZTアク
チュエータの温度を一定温度に維持するために液相式恒
温手段によって包囲する。
【0021】こうして、測定対象となるPZTアクチュ
エータの設置が終了したところで、液相式恒温手段は、
液相の液温を設定温度に向けて上昇、あるいは、下降さ
せて液温を設定温度に到達させる。そして、液相の温度
が設定温度に近づくと供に、PZTアクチュエータの温
度も設定温度に近づき、やがて、液相の温度とPZTア
クチュエータの温度が設定温度と等しくなる。
【0022】PZTアクチュエータの温度が設定温度に
到達したところで、押圧手段によって、PZTアクチュ
エータに対してプリセット荷重が加えられる。そして、
PZTアクチュエータに対してプリセット荷重がかけら
れている状態で、PZTアクチュエータに電圧を印加し
て、PZTアクチュエータを伸長させる。
【0023】このときのPZTアクチュエータの変位
は、変位検出手段が押圧手段の変位を検出することによ
って検出され、また、PZTアクチュエータにかかる押
圧力の変動は、荷重検出手段によって検出される。
【0024】PZTアクチュエータが印加された電圧に
対応する長さだけ伸長したところで、PZTアクチュエ
ータに対して印加していた電圧を除去する。すると、P
ZTアクチュエータは自然長まで収縮し、このときのP
ZTアクチュエータの変位は変位センサによって検出さ
れ、PZTアクチュエータにかかる押圧力は荷重検出手
段によって検出される。
【0025】なお、PZTアクチュエータを除く各構成
要素は、液相式恒温手段の外部に配設されているので、
変位センサのキャリブレーション等を行う必要はなく、
また、液相式恒温手段が用いられているので、PZTア
クチュエータの測定作業は円滑に実行される。
【0026】
【実施例】以下、本発明をPZTアクチュエータの変位
測定装置に具体化した一実施例について図面を参照して
説明する。
【0027】先ず、本実施例に係るPZTアクチュエー
タの変位測定装置PD1の構成について図1を参照して
説明する。PZTアクチュエータの変位測定装置PD1
は、変位測定装置PD1の骨格をなす支持躯体10と、
PZTアクチュエータPEにプリセット荷重を加える油
圧シリンダ20と、PZTアクチュエータPEの温度を
所定温度に維持する恒温装置30を備えている。また、
PZTアクチュエータの変位測定装置PD1は、測定装
置制御部40と、PZTアクチュエータPEの変位を検
出する変位センサ50と、PZTアクチュエータPEに
加えられる荷重変動を検出するとロードワッシャ55を
備えている。
【0028】支持躯体10は、基台12と、基台12の
上面に連結される側面フレーム14と、側面フレーム1
4の上端に連結される天井フレーム16から構成されて
いる。そして、基台12、及び各フレーム14、16に
は、PZTアクチュエータPEにプリセット荷重がかけ
られた際、並びに、PZTアクチュエータPEが伸長す
る際に大きな応力が作用するので、剛性の高い部材が用
いられている。
【0029】油圧シリンダ20は、天井フレーム16の
中央に配設されており、油密室22を有するシリンダ2
1と、油密室22に油が圧送されることによって駆動さ
れるピストン24を備えている。また、ピストン24は
シリンダ21内を摺動するピストンロッド25と被押圧
物を押圧する押圧部26を備えている。
【0030】シリンダ21には、油密室22に油を圧送
するための圧力ポンプ27、及び、圧力ポンプ27から
油密室22へ圧送される油の圧力を調整し、ピストン2
4の押圧力を制御する圧力制御弁28が接続されてい
る。さらに、圧力制御弁28は駆動用電源60を介して
測定装置制御部40と接続されており、また、圧力ポン
プ27も測定装置制御部40と接続されている。
【0031】恒温装置30は、オイルを設定温度に調温
する調温バス31と、PZTアクチュエータPE側周面
に直接配設され、調温バス31において設定温度に調温
されたオイルが循環する循環バス32とを備えている。
そして、調温バス31と循環バス32とは、循環パイプ
33によって連結され、調温バス31内のオイルは図示
しないオイルポンプによって循環させられる。
【0032】循環バス32の上面、及び下面には、上
方、あるいは下方から見て中央部にPZTアクチュエー
タPEを挿入するための挿入孔32aが形成されてお
り、挿入孔32aの内周には、循環バス32内のオイル
が漏出することを防止するためにOリング35が内設さ
れている。
【0033】ここで、循環バス32に測定対象となるP
ZTアクチュエータPEを挿入する際には、先ず、下側
の挿入孔32aにセラミック製のシム36を嵌合し、そ
の上にPZTアクチュエータPEを載置する。そして、
PZTアクチュエータPEの上面、すなわち、循環バス
32上面の挿入孔32aにセラミック製シム36を嵌合
することによって、PZTアクチュエータPEの周りに
オイルが循環するオイル循環空間OSが形成される。
【0034】循環バス32の挿入孔32aに嵌合される
セラミック製シム36は、挿入孔32aの有する径より
若干小さな径を有する円柱状のセラミック部材であり、
高い断熱性と、高い剛性を備えている。
【0035】ここで、挿入孔32aとシム36との隙間
にOリング35を介在させるだけでは、PZTアクチュ
エータPEが変位した場合に、挿入孔32aとシム36
との機密性が担保できるか否かが懸念される。しかしな
がら、PZTアクチュエータPEの変位量は、20〜4
0μmと極めて小さく、かかる変位量は、Oリング35
が変形することによって実現されるため、挿入孔32a
とシム36との機密性は確実に担保される。
【0036】循環バス32には、循環バス32内の油温
を検出するための油温センサ32bが備えられており、
この油温センサ32bは油温検出部34を介して測定装
置制御部40と接続されている。また、調温バス31
は、測定装置制御部40と接続されており、測定装置制
御部40から送信される設定温度信号に基づいて、調温
バス31内の油温を調温する。
【0037】変位センサ50は、ピストンロッド25と
平行に天井フレーム16に配設されており、検出信号を
増幅させるためのアンプ51を介して測定装置制御部4
0と接続されている。そして、変位センサ50は、ピス
トン24の押圧部26上面の変位を検出することによっ
て、間接的にPZTアクチュエータPEの変位を検出す
る。すなわち、ピストン24の押圧部26とPZTアク
チュエータPEとは、ロードワッシャ55、シム36を
介して一体に動作する状態にあるので、ピストン24の
押圧部26の変位を測定することによってPZTアクチ
ュエータPEの変位を測定することが可能となるのであ
る。
【0038】ロードワッシャ55は、PZTアクチュエ
ータPEに加えられている荷重を測定するセンサであ
り、ピストン24の押圧部26下面とシム36との間に
配設されている。また、ロードワッシャ55は、荷重検
出部56を介して測定装置制御部40と接続されてお
り、ロードワッシャ55に押圧力が加えられた際に変化
する電流値によって、PZTアクチュエータPEに加え
られている荷重を検出するものである。
【0039】PZTアクチュエータの変位測定装置PD
1の制御システムは、測定装置制御部40を核として構
成されており、測定装置制御部40からの出力信号線
は、上記各構成要素27、28の他、PZTアクチュエ
ータPE、及び、調温バス31と接続されている。一
方、測定装置制御部40への入力信号線は、上記各種検
出手段32b、55、50と接続されている。
【0040】測定装置制御部40は、図示しない、各種
プログラム等が記憶されたROM、各種プログラム等に
基づいて演算を行うCPU、演算結果、センサにより検
出された検出データ等を一時的に記憶するRAMを備え
ている。
【0041】次に、上記構成を備えた本実施例に係るP
ZTアクチュエータの変位測定装置PD1の動作につい
て説明する。先ず、下側の挿入孔32aがセラミック製
シム36によって閉塞されている循環バス32内に測定
の対象となるPZTアクチュエータPEを挿入して、シ
ム36上に載置する。さらに、循環バス32の上側挿入
孔32aをシム36によって閉塞し、循環バス32とP
ZTアクチュエータPEとの間には、熱媒体としてのオ
イルが循環する空間(通路)OSが形成される。そし
て、調温バス31内のオイルは、循環パイプ33を介し
て循環バス32内に供給され、オイル循環空間OSを循
環した後、再び調温バス31に戻ってくる。
【0042】ここで、測定装置制御部40は、循環バス
32内に設置されている油温センサ32bによって検出
される循環バス32内の油温と、設定温度を比較して調
温バス31内の油温を上昇、あるいは、下降させる。こ
うして、調温バス31において調温されたオイルは、再
び、循環バス32内を循環し、測定対象となるPZTア
クチュエータPEを加熱、あるいは、冷却することを繰
り返す。
【0043】この結果、循環バス32内の温度は、徐々
に測定温度へと到達し、やがて、設定温度と循環バス3
2内の油温が同一温度になり、測定系全体が同一温度雰
囲気下に置かれる。ここで、従来例に係るPZTアクチ
ュエータの変位測定装置であれば、恒温槽の中に変位測
定装置全体が配置され、また、変位センサ50が配置さ
れていたので、測定温度における変位センサ50のキャ
リブレーションを行わなけらばならなかった。
【0044】しかしながら、本実施例に係るPZTアク
チュエータの変位測定装置PD1では、変位センサ50
は恒温装置30の外部に配設されており、常に、室温雰
囲気下にある。したがって、設定温度毎にキャリブレー
ションを行う必要がなく、測定系が同一雰囲気下に置か
れたところで、直ちに、PZTアクチュエータPEの変
位を測定する作業に移ることが可能となる。
【0045】上側シム36の上にロードワッシャ55を
載置し、ロードワッシャ55にピストン24の押圧部2
6を当接させた後、続いて、PZTアクチュエータPE
に対してプリセット荷重がかけられる。ここで、従来例
に係るPZTアクチュエータの変位測定装置PD2であ
れば、恒温槽110の中に変位測定装置全体が配置され
ていたので、空気室内の油の体積弾性力を考慮して圧力
制御弁28を制御しなければならない。
【0046】しかし、本実施例に係るPZTアクチュエ
ータの変位測定装置PD1では、油圧シリンダ20が恒
温装置30の外部に配設されており、常に、室温雰囲気
下におかれているので、測定温度下における油密室22
内の油の体積弾性率を考慮して圧力制御弁28を制御す
る必要がない。したがって、循環バス32内の測定系が
同一温度雰囲気下に置かれたところで、直ちに、PZT
アクチュエータPEに対するプリセット荷重の印加を実
行することができる。
【0047】測定装置制御部40は、PZTアクチュエ
ータPEに対してプリセット荷重を加えるよう油圧シリ
ンダ20を制御する圧力制御弁28、及び圧力ポンプ2
7に向けて駆動信号を出力する。駆動信号を受けた圧力
ポンプ27は、作動を開始して油密室22に向けて油を
圧送し始める。一方、圧力制御弁28は、油密室22に
供給する圧力ポンプ27から圧送された油の量を調整
し、PZTアクチュエータに加える荷重量を調整する。
【0048】このとき、ピストン24の押圧部26の変
位(プリセット荷重が加えられたことに伴うPZTアク
チュエータPEの変位)は、天井フレーム16に配設さ
れている変位センサ50によって逐次検出されている。
そして、検出されたデータは、アンプ51によって増幅
された後、測定装置制御部40に出力される。
【0049】また、PZTアクチュエータPEに加えら
れる荷重は、ロードワッシャ55によって逐次検出され
ており、検出された荷重データは、検出部56を介して
測定装置制御部40に向けて出力される。そして、測定
装置制御部40では、ロードワッシャ55によって検出
された荷重データに基づくフィードバック制御により、
圧力制御弁28のバルブ開度を決定し、所定のプリセッ
ト荷重を実現させる。
【0050】PZTアクチュエータPEに所定のプリセ
ット荷重が加えられたところで、次に、測定装置制御部
40によってPZTアクチュエータPEに対し所定電圧
が印加され、プリセット荷重下におけるPZTアクチュ
エータPEの動的変位の測定が開始される。
【0051】このとき、PZTアクチュエータPEは、
下面側を基台12とシム36によって支持されているの
で、電圧が印加された際には、天井フレーム16に向け
て伸長を開始する。このPZTアクチュエータPEの動
的変位は、変位センサ50によって検出されており、ま
た、同時に、PZTアクチュエータPEにかかる荷重変
動がロードワッシャ55によって検出されている。
【0052】そして、PZTアクチュエータPEに対す
る所定電圧の印加が終了したところで、PZTアクチュ
エータPEに印加されていた電圧を除去(放電)し、圧
電アクチュエータPEを元の長さまで収縮させる。この
ときの圧電アクチュエータPEの動的変位は、変位セン
サ50によって検出されており、また、PZTアクチュ
エータPEにかかる荷重変動は、ロードワッシャ55に
よって検出されている。
【0053】このようにして、1の測定温度におけるP
ZTアクチュエータPEの変位測定が完了し、続いて、
他の測定温度におけるPZTアクチュエータPEの変位
測定が開始される。かかる場合、変位センサ50、及
び、油圧シリンダ20が恒温装置30の外部に配設さ
れ、常に、室温雰囲気下に置かれている。したがって、
上述したように、他の測定温度における変位センサ50
のキャリブレーションを行う必要はなく、また、他の測
定温度における油密室22内の油の体積弾性率を考慮し
て圧力制御弁28を制御する必要もない。この結果、測
定系の雰囲気温度が同一になったところで、直ちに、P
ZTアクチュエータPEの変位測定が実施可能となる。
【0054】ここで、上記のようにしてPZTアクチュ
エータPEの変位を測定した際におけるPZTアクチュ
エータPEの挙動について図2を参照して説明する。こ
こに図2は、PZTアクチュエータPEに印加される電
圧、PZTアクチュエータPEを流れる電流、PZTア
クチュエータPEの動的変位、PZTアクチュエータP
Eにかかる荷重変動を変化を示し、縦軸は大きさ、横軸
は時間を示すタイムチャートである。
【0055】PZTアクチュエータPEの駆動信号がオ
フされると、PZTアクチュエータPEに保持されてい
た電荷が放出されるため、PZTアクチュエータPEの
駆動信号の立ち下がりエッジに同期して、PZTアクチ
ュエータPE端子電圧が急激に下がり、PZTアクチュ
エータPEを負の電流が流れる。
【0056】一方、PZTアクチュエータPEの動的変
位は、変位センサ50によって検出され、PZTアクチ
ュエータPEにかかる荷重の変動は、ロードワッシャ5
5によって検出される。このように、動的変位のみなら
ず、荷重変動を同時に検出することで、PZTアクチュ
エータPEがある変位を示したときの荷重変動を知るこ
とが可能となり、PZTアクチュエータPEの変位特性
がより詳細に分析されることとなる。なお、PZTアク
チュエータ変位とPZTセット荷重との関係は、図3に
示すとおりである。
【0057】また、PZTアクチュエータPEの動的変
位は、 PZT動的変位=荷重一定時変位−PZT荷重変動×1
/剛性 の数式によって得られることが知られており、PZTア
クチュエータPEが静的に変位する場合と比較して、そ
の大きさが小さくなる。ここで、荷重一定時変位とは、
PZTアクチュエータに対して荷重を静的に加えていっ
た場合におけるPZTアクチュエータの変位をいうもの
とする。また、剛性はPZTアクチュエータの有する剛
性値である。
【0058】以上、実施例に基づき詳細に説明した通
り、本実施例に係るPZTアクチュエータの変位測定装
置PD1は、恒温装置30を測定の対象となるPZTア
クチュエータPEの周囲に配設し、PZTアクチュエー
タPEのみを測定温度雰囲気下に置く構成を備えてい
る。
【0059】したがって、変位センサ50は、恒温装置
30の外部に配設されることとなり、また、室温雰囲気
下に置かれるので、恒温装置30の設定温度(測定温
度)が変化した場合であっても、変位センサ50周りの
温度が変化することがない。この結果、従来と異なり、
測定温度が変化する度に変位センサのキャリブレーショ
ンを行う必要がなく、PZTアクチュエータPEの変位
測定作業を効率的に行うことができる。また、変位を検
出することができる温度レンジが狭く、安価な変位セン
サを用いることができる。
【0060】また、油圧シリンダ20も恒温装置30の
外部に配設されるとともに、室温雰囲気下に置かれるこ
ととなり、恒温装置30の設定温度が変化した場合であ
っても、油圧シリンダ20周りの温度が変化することは
ない。したがって、測定温度が変化した場合であって
も、油密室22内の油の体積弾性率を考慮することなく
油圧シリンダ20に油を供給し、所定の荷重を実現する
ことができる。この結果、油圧シリンダ20の操作を極
めて容易に行うことができる。
【0061】さらに、従来例に係るPZTアクチュエー
タの変位測定装置PD2は、変位測定中における装置全
体の熱膨張、熱収縮等による荷重変動を回避するため、
装置全体が測定温度に到達した後に測定を行わなければ
ならなかった。
【0062】しかしながら、本実施例に係る変位測定装
置PD1では、測定対象たるPZTアクチュエータPE
のみが恒温装置30内に置かれるので、PZTアクチュ
エータPEが測定温度に到達すれば、装置全体が測定温
度に到達するまで変位測定を待機する必要がなく、迅速
に変位測定を行うことができる。
【0063】またさらに、従来例に係る変位測定装置P
D2では、測定装置全体を恒温槽内部に載置するために
は、大きな内部容積を有する恒温槽110を用いなけれ
ばならず、そのような恒温槽110全体を設定温度に到
達させるためには、非常に時間がかかるという問題があ
った。
【0064】しかしながら、本実施例に係る変位測定装
置PD1では、恒温装置30が測定の対象となるPZT
アクチュエータPEの周囲に配設されており、内部容積
の小さい恒温装置30を用いることができる。したがっ
て、測定系の温度を測定温度まで迅速に到達させること
が可能となり、いくつかの測定温度下におけるPZTア
クチュエータPEの変位を測定する場合にも、効率的に
変位測定を実施することができる。
【0065】さらにまた、本実施例に係る変位測定装置
PD1を構成する恒温装置30は、オイルを熱媒体とし
ているので、外乱による温度変位が少なく、また、測定
対象となるPZTアクチュエータPEを迅速に測定温度
に到達させることが可能となる。
【0066】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例になんら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形改良が
可能であることは容易に推察されるものである。
【0067】例えば、本実施例では、押圧手段として油
圧シリンダ20を用いたが、PZTアクチュエータPE
に対して連続した荷重変動を与えることができる押圧手
段であればこれに限られず、例えば、空気圧シリンダを
用いてもよい。
【0068】また、恒温装置30における熱媒体として
オイルを用いたが、液体であればこれに限られず、測定
温度範囲に応じて決定すればよいことである。例えば、
測定温度が室温近傍であれば、水を用いることも可能で
あり、オイルを用いる場合と比較して取扱いが容易であ
るという利点を有する。また、測定温度が極めて低い場
合には、氷点下においても流動性を失うことのない有機
溶媒を用いれば、循環バス32内における流動性を確保
することができる。
【0069】さらに、PZTアクチュエータPEの変位
測定手順は、上記実施例における手順に限られるもので
なく、所望するPZTアクチュエータPEの変位特性を
測定するために必要な手順を適宜採ればよい。また、測
定装置制御部40のROMに、予め連続する測定プログ
ラムを格納しておき、そのプログラムに従って、自動的
にPZTアクチュエータPEの変位を測定する構成とし
てもよい。かかる場合、変位測定作業の効率を向上させ
ることができる。
【0070】なお、特許請求の範囲には記載していない
が、上記説明した実施例から把握される技術的思想につ
いて、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1に記載されたPZTアクチュエータの変
位測定装置において、前記PZTアクチュエータ、前記
液相式恒温手段、前記押圧手段、前記変位検出手段、及
び、前記荷重検出手段と接続されるとともに、前記各手
段を制御して変位測定処理を実行する測定装置制御部を
備えたことを特徴とするPZTアクチュエータの変位測
定装置。
【0071】このような構成を備えた場合には、測定装
置制御部から液相式恒温手段に向けて設定温度信号が出
力され、また、測定装置制御部から押圧手段に向けてプ
リセット荷重信号が出力され、さらに、測定装置制御部
からPZTアクチュエータに向けて駆動信号が出力され
る。一方、変位検出手段から測定装置制御部に向けて検
出した変位データが出力され、また、荷重検出手段から
測定装置制御部に向けて検出した荷重変動データが出力
される。
【0072】したがって、予め変位測定パターンを測定
装置制御部に備えておけば、測定者がPZTアクチュエ
ータ変位測定装置を操作することなく、設定された測定
条件におけるPZTアクチュエータの変位測定を実施す
ることができる。 (2)請求項1または(1)に記載されたPZTアクチ
ュエータの変位測定装置において、前記PZTアクチュ
エータの下端面と、その載置面との間に介在される第1
剛性断熱部材と、前記PZTアクチュエータの上端面に
配設される第2剛性断熱部材を備え、前記液相式恒温手
段は、前記PZTアクチュエータ及び前記剛性断熱部材
の側周面に沿って配置される循環バスと、その循環バス
へ供給する液体を所定温度に調温する調温バスと、循環
バス内の液温を検出する液温センサとから構成されてい
ることを特徴とするPZTアクチュエータの変位測定装
置。
【0073】このような構成を備える場合には、先ず、
調温バスは、液体を所定温度に調温して循環バスに供給
する。そして、所定温度に調温され循環バス内に供給さ
れた液体は、PZTアクチュエータと接触することによ
り温度が変化し、その変化した液体温度が液温センサに
よって検出される。調温バスは、液温センサによって検
出されたデータに基づいて、循環バスから戻った液体の
調温を行う。
【0074】この処理が繰り返されることにより、循環
バス内の液温は、やがて所定温度に到達する。したがっ
て、PZTアクチュエータに対して直接、加熱装置等の
熱が伝達されることがなく、急激な温度変化によってP
ZTアクチュエータを損傷させることもない。また、P
ZTアクチュエータ周囲の液温は、液温センサによって
検出されているので、その検出結果に基づいて、PZT
アクチュエータ周囲の温度を設定温度とすることができ
る。
【0075】また、PZTアクチュエータの上端面、下
端面には、それぞれ剛性断熱部材が配設されているの
で、PZTアクチュエータの温度保持が容易になる。ま
た、断熱材を介在させることによって、装置全体の剛性
が低下することがなく、正確な測定値を得ることができ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係るPZTア
クチュエータの変位測定装置は、恒温手段を測定対象で
あるPZTアクチュエータの側周囲に配設し、変位検出
手段、押圧手段を恒温系の外部に配設する構成を備えて
いる。
【0077】したがって、幅広い温度範囲において正確
なPZTアクチュエータの変位を測定することができ
る。また、設定温度を変更した際に、迅速に次回の設定
温度におけるPZTアクチュエータの変位を測定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係るPZTアクチュエータの変位
測定装置の全体構成を示す説明図である。
【図2】 PZTアクチュエータの駆動信号に対する各
種データのタイムチャートである。
【図3】 PZTアクチュエータの変位とPZTアクチ
ュエータにプリセットされる荷重との関係を示すグラフ
である。
【図4】 従来例に係るPZTアクチュエータの変位測
定装置の全体構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10…支持躯体、12…基台、16…天井フレーム、2
0…油圧シリンダ、21…シリンダ、22…油密室、2
4…ピストン、26…押圧部、30…循環装置、31…
調温バス、32…循環バス、32a…挿入孔、32b…
油温センサ、36…シム、40…測定装置制御部、50
…変位センサ、55…ロードワッシャ、OS…オイル循
環空間、PE…PZTアクチュエータ、PD1、PD2
…PZTアクチュエータ変位測定装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PZTアクチュエータを収納するととも
    に、そのPZTアクチュエータの温度を一定に保持する
    ための液相式恒温手段と、 その液相式恒温手段の外部に配設されるとともに、前記
    PZTアクチュエータを押圧する押圧手段と、 前記恒温手段の外部に配設されるとともに、前記押圧手
    段の変位を検出するための変位検出手段と、 前記押圧手段と前記PZTアクチュエータとの間に介在
    され、前記押圧手段により前記PZTアクチュエータに
    加えられた荷重を検出する荷重検出手段とを備えたこと
    を特徴とするPZTアクチュエータの変位測定装置。
JP6213694A 1994-09-07 1994-09-07 Pztアクチュエータの変位測定装置 Pending JPH0875574A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299709A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Kyocera Corp アクチュエータ及び噴射装置
CN106872176A (zh) * 2017-01-18 2017-06-20 南京理工大学 一种电磁直线作动器试验台
JP2017194466A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフトInfineon Technologies AG 複数の信号経路を用いたセンサ自己診断

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