JPH0875474A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPH0875474A
JPH0875474A JP6230396A JP23039694A JPH0875474A JP H0875474 A JPH0875474 A JP H0875474A JP 6230396 A JP6230396 A JP 6230396A JP 23039694 A JP23039694 A JP 23039694A JP H0875474 A JPH0875474 A JP H0875474A
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和裕 井上
Katsuhiko Tanaka
克彦 田中
Yoichi Mochida
洋一 持田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 角速度センサにおいて、H型振動体を形成
し、第1振動梁と第2振動梁の振動中心を押えることに
より、振動エネルギが外部への漏れるのを低減し、角速
度の検出感度を向上する。 【構成】 基板12にポスト14を立設し、そのポスト
14の先端側には、両側に延びる第1振動梁16,16
と各第1振動梁16の先端から両側に延びる第2振動梁
17,17とからなるH型振動体15を形成する。ま
た、各第1振動梁16には振動発生用圧電体20、各第
2振動梁17には捩れ振動検出用圧電体21を形成し、
第1振動梁16が矢示A方向に振動しているときに、ポ
スト14まわりの角速度ωが加わるとコリオリ力によっ
て第2振動梁17が矢示B方向に振動し、捩れ振動検出
用圧電体21でこの振動を検出して、角速度ωを検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば回転体に加わる
角速度を検出するのに用いて好適な角速度センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、角速度センサは振動体に一定の
振動(励振)を与えた状態で、外部から回転力が加えら
れると、振動体にコリオリ力(慣性力)が作用するか
ら、このコリオリ力を圧電抵抗、静電容量等の変化とし
て検出するもので、例えば特開昭61−139719号
公報、特開昭61−114123号公報等に示される片
持梁や両持梁形式のもの、または米国特許第 5,203,208
号に示される4本梁形式のもの等が知られている。
【0003】これらの各形式のうち、従来技術による角
速度センサとして米国特許第 5,203,208号明細書に示さ
れた角速度センサを図10および図11に示し説明す
る。
【0004】図中、1は従来技術による角速度センサを
示し、該角速度センサ1は、X,Y軸方向に形成される
面上に位置した矩形状の枠体2と、該枠体2内に後述す
る支持梁5,5,…を介して支持された振動板3と、該
振動板3に固着された重錘4とから大略構成されてい
る。
【0005】3はシリコン材料によって枠体2および各
支持梁5と共に形成された正方形状の振動板を示し、該
振動板3は薄板状に形成され、その中心部にはZ軸方向
に延び質量部となる重錘4が一体形成されている。そし
て、該振動板3は後述する電極板7,9との間で平行平
板型電極となって静電容量を形成する電極板となってい
る。
【0006】5,5,…は振動板3を枠体2に対して弾
性的に支持する支持梁を示し、該各支持梁5は、基端側
が枠体2の4ケ所の角部に形成された三角形状の固定部
5A,5A,…と、該各固定部5Aと前記振動板3の各
角部とを連結する梁部5B,5B,…とから構成されて
いる。また、前記固定部5A,5A,…には梁部5Bの
伸長方向と直交する方向に延びる補助穴5C,5C,…
が形成され、該各補助穴5Cは、各支持梁5に弾性を与
えることにより、振動板3および重錘4を枠体2に対し
て有効的に振動させるものである。
【0007】6,6は振動板3を矢示A方向のX軸を回
動中心とする振動をさせる振動発生部を示し、該各振動
発生部6は前述した振動板3と、重錘4を挟んでY軸上
に位置し、該振動板3との間に微小隙間Sを有して対面
した電極板7とからなり、該電極板7には複数個の小孔
7A,7A,…が穿設されている。また、前記各電極板
7の基端部は前記枠体2のY軸方向に対向する辺に固着
され、先端は重錘4に向けて伸長し、自由端となってい
る。
【0008】そして、前記各振動発生部6を構成する振
動板3と電極板7との間に図示しない発振器から電気的
な振動信号を印加すると、微小隙間S間には静電力が発
生し、振動板3のY軸方向に位置した部分が電極板7に
交互に近づくように動作し、X軸を回動中心とする矢示
A方向の振動を発生させる。
【0009】8,8は振動板3の矢示B方向のY軸を回
動中心とする捩れ振動を検出する捩れ振動検出部を示
し、該各捩れ振動検出部8は前述した振動板3と、重錘
4を挟んでX軸上に位置し、該振動板3との間で微小隙
間Sを有して対面した電極板9とからなり、該電極板9
には複数個の小孔9A,9A,…が穿設されている。ま
た、前記各電極板9の基端部は前記枠体2のX軸方向に
対向する辺に固着され、先端は重錘4に向けて伸長し、
自由端となっている。
【0010】ここで、前述した振動発生部6により、振
動板3が矢示A方向に振動した状態で、重錘4(Z軸)
回りの角速度が加わると、コリオリ力によって振動板3
に矢示B方向の捩れ振動が発生する。そして、この矢示
B方向の振動は振動板3と電極板9との微小隙間Sの変
化となり、当該各捩れ振動検出部8ではこの微小隙間S
の変化を静電容量の変化として検出するようになってい
る。
【0011】また、前記各電極板7,9に形成した複数
個の小孔7A,9Aは振動板3の変位によって発生する
空気を挿通させることにより、振動板3に加わる空気抵
抗を低減するものである。
【0012】このように構成される従来技術による角速
度センサ1においては、各振動発生部6による振動板3
と電極板7との間に電気的な振動信号が入力されると、
振動板3と電極板7との間には静電力が発生し、この静
電力により振動板3のうちY軸方向の部分を交互に電極
板7に近づけ、振動板3を矢示A方向の振動状態(励振
状態)に保持している。
【0013】この状態で、重錘4(Z軸)回りの角速度
ωが加わると、振動板3のうちX軸方向の部分にコリオ
リ力が発生し、該振動板3を矢示B方向に捩れ振動を発
生させ、該振動板3を変位させる。そして、各捩れ振動
検出部8では、振動板3と電極板9との間の変位を微小
隙間Sの静電容量の変化として検出することにより、角
速度ωに対応した信号を検出することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による角速度センサ1では、振動板3を支持する
支持梁5,5,…は、振動の節となっていない振動板3
の各角部に対して支持しているため、振動エネルギが各
支持梁5を介して外部に漏れ、振動板3の機械的Q値
(振動状態)を低下させるという問題がある。
【0015】このため、コリオリ力によって発生する振
動板3の矢示B方向の捩れ振動が小さくなり、角速度ω
の検出感度が低下してしまうという問題がある。
【0016】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は振動板を高い振動状態で振動さ
せることにより、高感度の角速度検出を行うことができ
る角速度センサを提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明による角速度センサは、基板と、
該基板上に立設されたポストと、該ポストの先端側に位
置して設けられ、該ポストから両側に向けて延びる一対
の第1振動梁と該第1振動梁先端から該第1振動梁と直
交する方向に向けて延びる一対の第2振動梁から形成さ
れたH型振動体と、該H型振動体の第1振動梁と第2振
動梁との接続点に位置してそれぞれ設けられた2個の重
錘と、前記第1振動梁に振動を発生させるべく設けられ
た振動発生手段と、前記第2振動梁に発生する捩れ振動
を検出すべく設けられた振動検出手段とを備え、前記振
動発生手段で第1振動梁を振動させた状態で前記ポスト
の軸を回転中心とする角速度が加わったときに、第2振
動梁に発生するコリオリ力による捩れ振動を振動検出手
段で検出するようにしたことにある。
【0018】請求項2の発明では、基板と、該基板上に
立設されたポストと、該ポストの先端側に位置して設け
られ、該ポストから両側に向けて延びる一対の第1振動
梁と該第1振動梁先端から該第1振動梁と直交する方向
に向けて延びる一対の第2振動梁から形成されたH型振
動体と、該H型振動体の第1振動梁と第2振動梁との接
続点に位置してそれぞれ設けられた2個の重錘と、前記
第2振動梁に振動を発生させるべく設けられた振動発生
手段と、前記第1振動梁に発生する捩れ振動を検出すべ
く設けれた振動検出手段とを備え、前記振動発生手段で
第2振動梁を振動させた状態で前記ポストの軸を回転中
心とする角速度が加わったときに、第1振動梁に発生す
るコリオリ力による捩れ振動を振動検出手段で検出する
ようにしたことにある。
【0019】請求項3の発明では、前記振動発生手段ま
たは振動検出手段のうち、少なくとも一方を圧電体から
構成したことにある。
【0020】請求項4の発明では、前記第1振動梁に振
動発生を行う振動発生手段または第1振動梁に発生する
捩れ振動を検出する振動検出手段は、一の電極板となる
重錘と該重錘に対面する基板上に設けられた他の電極板
とから構成したことにある。
【0021】請求項5の発明では、前記第2振動梁に振
動を発生させる振動発生手段または第2振動梁に発生す
る捩れ振動を検出する振動検出手段は、一の電極板とな
る第2振動梁と該第2振動梁に対面する位置に設けられ
た他の電極板とから構成したことにある。
【0022】
【作用】請求項1,2の発明のように、ポストの先端に
設けられたH型振動体を、該ポストの先端から両側に延
びる一対の第1振動梁と、該第1振動梁の先端から該第
1振動梁から直交する方向に延びる一対の第2振動梁と
から構成したから、当該H型振動体は第1振動梁の振動
中心をポストで押え、第2振動梁の振動中心を第1振動
梁先端で押えることにより、振動エネルギが漏れるのを
防止でき、第1振動梁と第2振動梁を高い振動状態で振
動させることができる。
【0023】また、請求項1の発明のように構成するこ
とにより、第1振動梁は振動発生手段によって振動さ
れ、この状態のときに、ポストを回転中心とする角速度
が加わると、この角速度に応じたコリオリ力が第2振動
梁に生じて捩れ振動が発生する。そして、この捩れ振動
による変位を振動検出手段で検出することにより、角速
度に対応した信号を振動検出手段から出力することがで
きる。
【0024】一方、請求項2の発明のように構成するこ
とにより、第2振動梁は振動発生手段によって振動さ
れ、この状態のときに、ポストを回転中心とする角速度
が加わると、この角速度に応じたコリオリ力が第1振動
梁に生じて捩れ振動が発生する。そして、この捩れ振動
による変位を振動検出手段で検出することにより、角速
度に対応した信号を振動検出手段から出力することがで
きる。
【0025】請求項3の発明のように、振動発生手段ま
たは振動検出手段を、H型振動体の第1振動梁と第2振
動梁とに設けた圧電体によって構成することにより、例
えば第1振動梁を振動発生手段で振動させる場合には、
外部から圧電体に電気的な振動信号を入力することによ
り、第1振動梁を振動させる。一方、第2振動梁に発生
するコリオリ力を検出する場合には、捩れ振動を圧電体
の起電圧として検出することができる。
【0026】請求項4の発明のように、前記第1振動梁
に振動を発生する振動発生手段または第1振動梁に発生
する捩れ振動を検出する振動検出手段を、一の電極板と
なる重錘と他の電極板とから構成したから、第1振動梁
を振動発生手段で振動させる場合には、外部から重錘と
電極板との間に電気的な振動信号を入力することによ
り、該重錘と電極板との間には静電力が発生し、この静
電力によって振動を発生できる。一方、振動梁に発生す
る捩れ振動を検出する場合には、重錘と振動梁との離間
寸法による静電容量の変化を電気信号として検出するこ
とができる。
【0027】請求項5の発明のように、前記第2振動梁
に振動を発生する振動発生手段または第2振動梁に発生
する捩れ振動を検出する振動検出手段を、一の電極板と
なる第2振動梁と他の電極板とから構成したから、例え
ば、第2振動梁を振動発生手段で振動させる場合には、
外部から第2支持梁と電極板との間に電気的な振動信号
を入力することにより、該第2振動梁と電極板との間に
発生する静電力によって第2振動梁を振動させる。一
方、第2振動梁に発生するコリオリ力を検出する場合に
は、第2振動梁と電極板との離間寸法による静電容量の
変化として検出することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図9に基
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0029】まず、図1ないし図3に本発明による第1
の実施例を示す。
【0030】図中、11は本実施例による角速度センサ
を示し、該角速度センサ11は後述する絶縁基板12,
枠体13,ポスト14,H型振動体15,重錘19およ
び圧電体20,21等から構成されている。
【0031】12はX,Y軸方向に延びるように平板状
に形成された正方形状の基板、13は該基板12上の外
形に沿って固着された枠体をそれぞれ示し、該基板12
と枠体13によって当該角速度センサ11の基台を構成
している。
【0032】14は角柱状のポストを示し、該ポスト1
4は前記基板12の中央部に位置してZ軸方向に立設さ
れ、その高さ寸法は前記枠体13のZ軸方向の高さ寸法
よりも若干短くなっている。
【0033】15はシリコンの板体によってH字状に形
成されたH型振動体を示し、該H型振動体15は前記ポ
スト14の先端側に設けられ、Y軸方向両側に向けて延
びる一対の第1振動梁16,16と、該各第1振動梁1
6の先端(自由端)からX軸方向両側に向けて延びる合
計4個の第2振動梁17,17,…と、前記各第1振動
梁16とポスト14の接続点からX軸方向に向けて延
び、枠体13と接続される接続板18とから構成されて
いる。なお、接続板18は後述する振動発生用圧電体2
0,捩れ振動検出用圧電体21と外部とをそれぞれ接続
するリード線(図示せず)を保持するものである。
【0034】ここで、前記第1振動梁16の固有振動数
と第2振動梁17の固有振動数とは一致するように設計
され、後述する振動発生用圧電体20に印加される振動
信号はこの振動数によって印加される。
【0035】19,19はZ軸方向に延びる2個の重錘
を示し、該各重錘19は前記H型振動体15の各第1振
動梁16と各第2振動梁17との接続点に位置して設け
られている。また、該各重錘19は各振動梁16,17
の振動を増幅させるものである。
【0036】20,20は各第1振動梁16上に着膜形
成された振動発生手段としての振動発生用圧電体を示
し、該各振動発生用圧電体20は振動発生用として作用
するため、外部に位置した発振器(図示せず)から振動
信号を該各圧電体20に交互に印加することにより、該
各圧電体20では二次圧電効果(所謂、逆圧電効果)が
発生する。この結果、各第1振動梁16をZ軸方向に交
互に振動させ、矢示A方向のX軸を回動中心として振動
させる。
【0037】21,21,…は各第2振動梁17上に着
膜形成された振動検出手段としての4個の捩れ振動検出
用圧電体を示し、該捩れ振動検出用圧電体21は捩れ振
動検出用として作用するため、矢示B方向のY軸を回動
中心とする捩れ振動が発生したときの第2振動梁17に
生じる捩れ振動を圧電効果によって起電圧として検出す
るものである。
【0038】本実施例による角速度センサ11は、上述
した如くに構成されるが、次に検出動作について説明す
る。
【0039】まず、各振動発生用圧電体20に外部の発
振器から振動信号が入力されると、該各振動発生用圧電
体20には二次圧電効果が発生し、各振動発生用圧電体
20が形成された第1振動梁16を矢示A方向のX軸を
回動中心とする振動を発生させ、励振状態に保持する。
この状態にあるときに、ポスト14(Z軸)回りに角速
度ωが加わると、H型振動体15にはZ軸および矢示A
方向の振動に直交する方向にコリオリ力が発生し、この
コリオリ力によって各第2振動梁17に矢示B方向のY
軸を回動中心とする捩れ振動が発生する。
【0040】そして、各捩れ振動検出用圧電体21で
は、この各第2振動梁17の捩れ振動の振幅変化を圧電
効果による起電圧として検出し、角速度に応じた検出信
号として外部に導出するようになっている。
【0041】また、本実施例による角速度センサ11に
おいては、第1振動梁16,16の矢示A方向の回動中
心となる位置をポスト14で支持し、第2振動梁17,
17の矢示B方向の回動中心となる位置を第1振動梁1
6の先端で支持するようなH型振動体15として形成し
たから、該H型振動体15では各振動部16,17の振
動中心を押えることができる、この結果、H型振動板1
5は振動エネルギがポスト14を介して外部に漏れるの
を低減し、第1振動梁16を高いQ値で振動させること
ができる。
【0042】また、ポスト14(Z軸)回りの角速度ω
に対するコリオリ力を大きくすることができ、各第2振
動梁17における捩れ振動を大きくして当該角速度セン
サ11の検出感度を著しく向上させることができる。
【0043】また、H型振動体15の形状は、各第2振
動梁17と第1振動梁16との接続点、各第1振動梁1
6とポスト14との接続点が振動エネルギによって振動
するのを防止することにより、各接続部における耐久性
を向上させ、当該角速度センサ11のセンサ寿命を確実
に延ばすことができる。
【0044】さらに、本実施例による角速度センサ11
は構造が簡単であり、シリコン加工によるマイクロマシ
ン技術を用いて製造することができるため、量産化に優
れていると共に、小型化を容易にできる。
【0045】なお、前記第1の実施例では、H型振動体
15に接続板18を形成し、該接続板18を介してリー
ド線を配設するようにしたが、本発明においてはこの接
続板18は省略してもよいことは勿論である。
【0046】次に、図4に本発明による第2の実施例を
示すに、本実施例による角速度センサ11′の特徴は、
2個からなる第1振動梁16に振動検出手段としての捩
れ振動検出用圧電体21′をそれぞれ設け、4個からな
る第2振動梁17に振動発生用圧電体20′をそれぞれ
設けたことにある。
【0047】このように構成する本実施例の角速度セン
サ11′においては、各振動発生用圧電体20′に外部
の発振器から振動信号が入力されると、該各振動発生用
圧電体20′には二次圧電効果が発生し、第2振動梁1
7を矢示A方向のY軸を回動中心とする振動を発生させ
る。この状態にあるときに、ポスト14(Z軸)回りに
角速度ωが加わると、H型振動体15にはZ軸および矢
示B方向の振動に直交する方向にコリオリ力が発生し、
このコリオリ力によって各第1振動梁16に矢示A方向
のY軸を回動中心とする捩れ振動が発生する。
【0048】そして、各捩れ振動検出用圧電体21′で
は、この各第1振動梁16の捩れ振動の振幅変化を圧電
効果による起電圧として検出し、角速度に応じた検出信
号として外部に導出するようになっている。
【0049】さらに、本実施例による角速度センサ1
1′においても、前述した第1の実施例とほぼ同様に、
振動板をH型振動体15を用いることにより、振動エネ
ルギがポスト14を介して外部に漏れるのを低減し、第
1振動梁16を高いQ値で振動させることができる。従
って、ポスト14(Z軸)回りの角速度ωに対するコリ
オリ力を大きくすることができ、当該角速度センサ31
の検出感度を著しく向上することができる等の効果を奏
する。
【0050】次に、図5ないし図7に本発明による第3
の実施例を示すに、本実施例の特徴は、振動発生手段と
振動検出手段を静電力と静電容量によって振動発生また
は捩れ振動検出を行うようにしたものである。なお、本
実施例では前述した第1の実施例と同一の構成要素に同
一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0051】図中、31は本実施例による角速度センサ
を示し、該角速度センサ31は前述した第1の実施例に
よる角速度センサ11とほぼ同様に、基板12,枠体1
3,ポスト14,H型振動体15,重錘19および後述
する第1電極板33,第2電極板35等から構成されて
いる。
【0052】32,32は振動発生手段としての2個の
振動発生部を示し、該振動発生部32は平行平板型の電
極板を構成するため底面19Aが一の電極板となる各重
錘19と、該各重錘19の底面19Aと対面する基板1
2上に形成された他の電極板としての第1電極板33,
33とから構成され、該各第1電極板33と重錘19の
底面19Aとの間には隙間SA が形成されている。
【0053】そして、前記各振動発生部32の第1電極
板33と重錘19との間に発振器から電気的な振動信号
を交互に印加することにより、隙間SA 間に静電力が発
生し、各重錘19を交互に第1電極板33に近づけるこ
とができ、これにより、H型振動体15は矢示A方向の
X軸を回動中心とする振動を発生させる。
【0054】34,34,…は振動検出手段としての4
個の捩れ振動検出部を示し、該各捩れ振動検出部34は
平行平板型の電極板を構成するため上面17Aが一の電
極板となる第2振動梁17と、該第2振動梁17の上面
17Aと隙間SB を介して対面して形成された他の電極
板としての4個の第2電極板35,35,…とから構成
され、該各第2電極板35には複数個の小孔35A,3
5A,…が穿設されている。また、前記各第2電極板3
5の基端部は前記枠体13のX軸方向に抵抗する辺に固
着され、先端は重錘19に向けて伸長する自由端となっ
ている。
【0055】ここで、前述したように、H型振動体15
を矢示A方向に励振した状態で、Z軸(ポスト14)回
りの角速度が加わると、コリオリ力によって各第2振動
梁17に矢示B方向の捩れ振動が発生する。そして、こ
の矢示B方向の捩れ振動は第2振動梁17の上面17A
と第2電極板35との隙間SB の変化となり、当該各捩
れ振動検出部34ではこの隙間SB の変化を静電容量の
変化として電気信号を外部に導出することができる。
【0056】また、前記各第2電極板35に形成した複
数個の小孔35A,35A,…は第2振動梁17の変位
によって発生する空気を挿通させることにより、第2振
動梁17に加わる空気抵抗を低減するものである。
【0057】このように構成される第3の実施例による
角速度センサ31においては、その検出動作は従来技術
によるものとほぼ同様に、各振動発生部32の第1電極
板33と重錘19との間に電気的な振動信号が入力され
ると、重錘19の底面19Aと第1電極板33との隙間
SA には静電力が発生し、この静電力により各第1振動
梁16を交互に第1電極板33に近づけ、H型振動体1
5を矢示A方向のX軸を回動中心とする振動状態に保持
する。
【0058】この状態で、ポスト14(Z軸)回りの角
速度ωが加わると、H型振動体15の各第2振動梁17
にコリオリ力が発生し、該H型振動体15を矢示B方向
のY軸を回動中心とする捩れ振動を発生させ、第2振動
梁17を変位させる。そして、各捩れ振動検出部34で
は、この変位を隙間SB の静電容量の変化として検出す
ることにより、角速度ωに対応した電気信号を導出する
ようになっている。
【0059】また、本実施例による角速度センサ31に
おいても、前述した第1の実施例とほぼ同様に、振動板
をH型振動体15を用いることにより、振動エネルギが
ポスト14を介して外部に漏れるのを低減し、第1振動
梁16を高いQ値で振動させることができる。従って、
ポスト14(Z軸)回りの角速度ωに対するコリオリ力
を大きくすることができ、当該角速度センサ31の検出
感度を著しく向上することができる等の効果を奏する。
【0060】さらに、本実施例においては、第1の実施
例において必要であった圧電体20,21と外部とを接
続するリード線を省略することができ、部品点数を削減
することができる。
【0061】次に、図8に本発明による第4の実施例を
示すに、本実施例による角速度センサ31′の特徴は、
振動発生手段を第2振動梁17の上面17A(図示せ
ず)と第2電極板35からなる振動発生部32′として
構成し、振動検出手段を重錘19の底面19A(図示せ
ず)と第1電極板33からなる捩れ振動検出部34′に
よって構成したことにある。
【0062】そして、このように構成される角速度セン
サ31′の検出動作においては、各振動発生部32′の
第2振動梁17の上面17Aと第2電極板35との間に
電気的な振動信号が入力されると、第2振動梁17の上
面17Aと第2電極板35との隙間SB には静電力が発
生し、この静電力により各第2振動梁17を交互に第2
電極板35に近づけ、H型振動体15を矢示A方向のY
軸を回動中心とする励振状態に保持する。
【0063】この状態で、ポスト14(Z軸)回りの角
速度ωが加わると、H型振動体15の各第1振動梁16
にコリオリ力が発生し、該H型振動体15を矢示B方向
のX軸を回動中心とする捩れ振動を発生させ、第1振動
梁16を変位させる。そして、各捩れ振動検出部34′
では、重錘19の底面19Aと第1電極板33との隙間
SA を静電容量の変化とし検出し、角速度ωに対応した
信号を出力する。
【0064】さらに、本実施例による角速度センサ3
1′においても、前述した第1の実施例とほぼ同様の作
用効果を得ることができる。
【0065】次に、図9に本発明による第5の実施例を
示すに、本実施例による角速度センサ41の特徴は、振
動発生手段を前記第1の実施例による振動発生用圧電体
20によって構成し、振動検出手段を前記第3の実施例
による振動検出部34によって構成したことにある。
【0066】そして、このように構成される角速度セン
サ41の検出動作においては、各振動発生用圧電体20
に外部の発振器から振動信号が入力されると、該各振動
発生用圧電体20には二次圧電効果が発生し、第1振動
梁16を矢示A方向のX軸を回動中心とする振動を発生
させる。この状態にあるときに、ポスト14(Z軸)回
りに角速度ωが加わると、H型振動体15にはZ軸およ
び矢示A方向の振動に直交する方向にコリオリ力が発生
し、このコリオリ力によって各第2振動梁17に矢示B
方向のY軸を回動中心とする捩れ振動が発生させ、第2
振動梁17を変位させる。そして、各捩れ振動検出部3
4では、第2振動梁17の上面17Aと第2電極板35
との隙間SB を静電容量の変化として検出し、角速度ω
に対応した信号を出力する。
【0067】さらに、本実施例による角速度センサ41
においても、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効
果を得ることができる。
【0068】なお、前記第5の実施例においては、振動
発生手段を第1の実施例による振動発生用圧電体20で
構成し、振動検出手段を前記第3の実施例による捩れ振
動検出部34で構成するようにしたが、本発明はこれに
限らず、振動発生手段を第3の実施例による振動発生部
32で構成し、振動検出手段を第1の実施例による捩れ
振動検出用圧電体21で構成してもよい。
【0069】さらに、振動発生手段を第2の実施例によ
る振動発生用圧電体20′で構成し、振動検出手段を第
4の実施例による捩れ振動検出部34′で構成してもよ
く。また、振動発生手段を第4の実施例による振動発生
部32′で構成し、振動検出手段を第2の実施例による
捩れ振動検出用圧電体21′で構成してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1,2の本発
明によれば、ポストの先端に設けられたH型振動体を、
該ポストの先端から両側に延びる一対の第1振動梁と、
該第1振動梁の先端から該第1振動梁に直交方向する延
びる一対の第2振動梁とから構成したから、当該H型振
動体は第1振動梁の振動中心と第2振動梁の振動中心と
を押えることができ、各振動部の振動エネルギが外部に
漏れるのを確実に防止することができる。
【0071】また、請求項1の発明による角速度の検出
動作においては、第1振動梁は振動発生手段によって振
動され、この状態のときに、ポストを回転中心とする角
速度が加わると、この角速度に応じたコリオリ力が第2
振動梁に生じて捩れ振動が発生する。そして、この捩れ
振動による変位を振動検出手段で検出することにより、
角速度に対応した信号を振動検出手段から出力すること
ができる。
【0072】一方、請求項2の発明による検出動作にお
いては、第2振動梁は振動発生手段によって振動され、
この状態のときに、ポストを回転中心とする角速度が加
わると、この角速度に応じたコリオリ力が第1振動梁に
生じて捩れ振動が発生する。そして、この捩れ振動によ
る変位を振動検出手段で検出することにより、角速度に
対応した信号を振動検出手段から出力することができ
る。
【0073】これにより、第1振動梁と第2振動梁とを
高い振動状態で振動させることができるから、請求項
1,2の発明においては角速度センサの検出感度を著し
く向上させることができる。
【0074】請求項3の発明のように、振動発生手段ま
たは振動検出手段を、H型振動体の第1振動梁と第2振
動梁とに設けた圧電体によって構成することにより、第
1振動梁を振動発生手段で振動させる場合には、外部か
ら圧電体に電気的な振動信号を入力することにより、第
1振動梁を振動させることができる。
【0075】一方、第2振動梁に発生するコリオリ力を
検出する場合には、捩れ振動を圧電体の起電圧として検
出することができ、角速度を高精度に検出できる。
【0076】請求項4の発明のように、前記第1振動梁
に振動を発生させる振動発生手段または第1振動梁に発
生する捩れ振動を検出する振動検出手段を、一の電極板
となる重錘と他の電極板とから構成したから、第1振動
梁を振動発生手段で振動させる場合には、外部から重錘
と電極板との間に電気的な振動信号を入力することによ
り、該重錘と電極板との間に静電力を発生させ、この静
電力によって振動を発生できる。
【0077】一方、第1振動梁に発生する捩れ振動を検
出する場合には、重錘と振動梁との離間寸法による静電
容量の変化を電気信号として検出し、角速度を高精度に
検出することができる。
【0078】請求項5の発明のように、前記第2振動梁
に振動を発生させる振動発生手段または第2振動梁に発
生する捩れ振動を検出する振動検出手段を、一の電極板
となる第2振動梁と他の2電極板とから構成したから、
例えば、第2振動梁を振動発生手段で振動させる場合に
は、外部から第2支持梁と電極板との間に電気的な振動
信号を入力することにより、該第2振動梁と電極板との
間に発生する静電力によって第2振動梁を振動させる。
一方、第2振動梁に発生するコリオリ力を検出する場合
には、第2振動梁と電極板との離間寸法による静電容量
の変化として検出することができ、角速度を高精度に検
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す角速度センサの斜
視図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた縦断面図であ
る。
【図3】図1中の矢示III −III 方向からみた縦断面図
である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す角速度センサの斜
視図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す角速度センサの斜
視図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向からみた縦断面図であ
る。
【図7】図5中の矢示VII −VII 方向からみた縦断面図
である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す角速度センサの斜
視図である。
【図9】本発明の第5の実施例を示す角速度センサの斜
視図である。
【図10】従来技術による角速度センサを示す斜視図で
ある。
【図11】図10中の矢示XI−XI方向からみた縦断面図
である。
【符号の説明】 11,31 角速度センサ 12 基板 14 ポスト 15 H型振動体 16 第1振動梁 17 第2振動梁 17A 上面(一の電極板) 19 重錘 19A 底面(一の電極板) 20,20′ 振動発生用圧電体(振動発生手段) 21,21′ 捩れ振動検出用圧電体(振動検出手段) 32,32′ 振動発生部(振動発生手段) 33 第1電極板 34,34′ 捩れ振動検出部(振動検出手段) 35 第2電極板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 持田 洋一 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板上に立設されたポスト
    と、該ポストの先端側に位置して設けられ、該ポストか
    ら両側に向けて延びる一対の第1振動梁と該第1振動梁
    先端から該第1振動梁と直交する方向に向けて延びる一
    対の第2振動梁から形成されたH型振動体と、該H型振
    動体の第1振動梁と第2振動梁との接続点に位置してそ
    れぞれ設けられた2個の重錘と、前記第1振動梁に振動
    を発生させるべく設けられた振動発生手段と、前記第2
    振動梁に発生する捩れ振動を検出すべく設けられた振動
    検出手段とを備え、前記振動発生手段で第1振動梁を振
    動させた状態で前記ポストの軸を回転中心とする角速度
    が加わったときに、第2振動梁に発生するコリオリ力に
    よる捩れ振動を振動検出手段で検出してなる角速度セン
    サ。
  2. 【請求項2】 基板と、該基板上に立設されたポスト
    と、該ポストの先端側に位置して設けられ、該ポストか
    ら両側に向けて延びる一対の第1振動梁と該第1振動梁
    先端から該第1振動梁と直交する方向に向けて延びる一
    対の第2振動梁から形成されたH型振動体と、該H型振
    動体の第1振動梁と第2振動梁との接続点に位置してそ
    れぞれ設けられた2個の重錘と、前記第2振動梁に振動
    を発生させるべく設けられた振動発生手段と、前記第1
    振動梁に発生する捩れ振動を検出すべく設けれた振動検
    出手段とを備え、前記振動発生手段で第2振動梁を振動
    させた状態で前記ポストの軸を回転中心とする角速度が
    加わったときに、第1振動梁に発生するコリオリ力によ
    る捩れ振動を振動検出手段で検出してなる角速度セン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記振動発生手段または振動検出手段の
    うち、少なくとも一方を圧電体から構成してなる請求項
    1または2記載の角速度センサ。
  4. 【請求項4】 前記第1振動梁に振動発生を行う振動発
    生手段または第1振動梁に発生する捩れ振動を検出する
    振動検出手段は、一の電極板となる重錘と該重錘に対面
    する基板上に設けられた他の電極板とから構成してなる
    請求項1または2記載の角速度センサ。
  5. 【請求項5】 前記第2振動梁に振動を発生させる振動
    発生手段または第2振動梁に発生する捩れ振動を検出す
    る振動検出手段は、一の電極板となる第2振動梁と該第
    2振動梁に対面する位置に設けられた他の電極板とから
    構成してなる請求項1または2記載の角速度センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000199714A (ja) * 1999-01-06 2000-07-18 Murata Mfg Co Ltd 角速度センサ
JP2004347475A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Denso Corp 容量式力学量センサ
FR2900144A1 (fr) * 2006-04-20 2007-10-26 Univ Franche Comte Etablisseme Microsysteme piezoelectrique pour l'isolation vibratoire active de composants sensibles aux vibrations

Cited By (4)

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WO2007122330A1 (fr) * 2006-04-20 2007-11-01 Universite De Franche-Comte Microsystème piézoélectrique pour l'isolation vibratoire active de composants sensibles aux vibrations

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