JPH0875448A - 表面粗さ形状測定における傾斜補正方法及びその装置 - Google Patents

表面粗さ形状測定における傾斜補正方法及びその装置

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JPH0875448A
JPH0875448A JP23443994A JP23443994A JPH0875448A JP H0875448 A JPH0875448 A JP H0875448A JP 23443994 A JP23443994 A JP 23443994A JP 23443994 A JP23443994 A JP 23443994A JP H0875448 A JPH0875448 A JP H0875448A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの表面粗さ形状測定において、自由曲
面形状ワークでも、表面粗さ形状を正確に解析すること
が容易な表面粗さ形状測定における傾斜補正方法及びそ
の装置を提供する。 【構成】 測定データの演算対象長さを2つ以上の区間
に区分して境界を設定するとともに、測定データから各
境界における値を特定して境界点を設定し、スプライン
曲線、ベジェ曲線、Bスプライン曲線のいずれかで補間
曲線を設定して、設定された補間曲線を測定データから
除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークの表面粗さ形状
(表面粗さ・うねり・断面形状)を測定する表面粗さ形
状測定に係わり、特に、測定データからワークの輪郭形
状成分を除去する傾斜補正方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークの表面粗さ形状を測定する測定機
の測定部10は一般的に図7に示すような構成になって
いる。すなわち、ベース11に立設されたコラム12に
水平送り装置13が設けられ、触針15を有し触針15
の上下(Z)方向の変位を検出する検出器14が、水平
送り装置13に水平(X)方向移動自在に設けられてい
る。水平送り装置13には検出器14の水平方向の移動
量を検出するスケールが内蔵されている。これによっ
て、ワークWの測定位置に触針15を当接した状態で検
出器14をX方向に移動させると、触針15の上下方向
の変位が検出器14で検出され、検出器14の水平方向
の移動量が水平送り装置13のスケールで検出されて、
ワークの測定データが得られる。ワークの測定データは
図示しないデータ処理装置で演算され、ワークの表面粗
さ形状が出力される。また、ワークの表面を非接触式で
測定する表面粗さ形状測定機では、検出器14及び触針
15の代わりに光学式の検出器が用いられる。
【0003】いずれの場合も、測定データには粗さ成
分、うねり成分、輪郭形状成分が含まれているので、求
める測定内容によって測定データから不要な成分を除去
した上で、測定データを解析し表面粗さ形状を出力す
る。例えば、表面粗さを求める場合には、輪郭形状成分
を除去し、さらにうねり成分を除去して粗さ曲線を抽出
し、粗さ曲線から表面粗さを算出する。
【0004】輪郭形状成分を除去する方法が、「特開平
2−80909号(表面粗さ等輪郭形状測定機)」とし
て当出願人から開示されている。この方法は、曲面形状
ワークの表面粗さ等を測定するときに、測定データから
ワークの輪郭形状成分を除去するもので、測定データを
最小自乗3次曲線で補間し、算出した3次曲線を測定デ
ータから除去した上で、測定データを解析し表面粗さ形
状を出力する。これによって、従来困難であった曲面形
状ワークの表面粗さ形状を正確に測定することが容易に
なった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「特開
平2−80909号」の方法は、ワークの輪郭形状が円
弧等の場合はよいが、ワーク形状が自由曲面(輪郭形状
が自由曲線)の場合は、十分に補間しきれない可能性が
ある。したがって、自由曲面形状ワークの形状によって
は表面粗さ形状を正確に解析することができないおそれ
がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ワークの表面を接触式検出器または非接触式検
出器で測定し、得られた測定データを処理してワークの
表面粗さ形状を求める表面粗さ形状測定において、自由
曲面形状ワークでも、表面粗さ形状を正確に解析するこ
とが容易な表面粗さ形状測定における傾斜補正方法及び
その装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ワークの表面粗さ形状測定において、測定
データからワークの輪郭形状成分を除去する傾斜補正方
法を、 (イ)作業者が測定データの演算対象長さ及び曲線補間
方法を指示する。 (ロ)演算対象長さを2つ以上の区間に区分して境界を
設定する。 (ハ)測定データから境界における値を特定して境界点
設定する。 (ニ)作業者がスプライン曲線補間法を指示した場合に
は、すべての境界点を通るスプライン曲線で補間曲線を
設定する。 (ホ)作業者がベジェ曲線補間法を指示した場合には、
両端の境界点を通り、その他の境界点の近傍を通るベジ
ェ曲線で補間曲線を設定する。 (ヘ)作業者がBスプライン曲線補間法を指示した場合
には、両端の境界点を通り、その他の境界点の近傍を通
るBスプライン曲線で補間曲線を設定する。 (ト)設定された補間曲線を測定データから除去する。 以上のようにした。
【0008】この場合、演算対象長さを、表面粗さ形状
を求める評価長さ及びその前後の予備長さを含む長さと
する。
【0009】境界及び境界点の設定方法は次のいずれか
の方法にする。 (イ)作業者が境界の指示しなかった場合には、境界及
び境界点の設定を自動的に行う。 (ロ)作業者が境界を指示した場合には、境界点の設定
を自動的に行う。
【0010】境界点の設定方法は次のいずれかの方法に
する。 (イ)境界における測定データそのものを特定して境界
点とする。 (ロ)境界近傍の測定データの平均値で境界における値
を特定して境界点を設定する。
【0011】また、ワークの表面粗さ形状測定におい
て、測定データからワークの輪郭形状成分を除去する傾
斜補正装置を、 (イ)入力部21を設ける。入力部21では、作業者が
測定データの演算対象長さ及び曲線補間方法を指示する
とともに、演算対象長さを2つ以上の区間に区分して境
界を指示することができる。 (ロ)境界点設定部22を設ける。境界点設定部22で
は、作業者が入力部21で境界を指示した場合には、測
定データから境界における値を特定して境界点を設定
し、作業者が入力部21で境界を指示しなかった場合に
は、指示された演算対象長さを2つ以上の区間に区分し
て境界を設定するとともに測定データから境界における
値を特定して境界点を設定する。 (ハ)補間曲線設定部23を設ける。補間曲線設定部2
3では、作業者が入力部21でスプライン曲線補間法を
指示した場合には、すべての境界点を通るスプライン曲
線で補間曲線を設定する。また、作業者が入力部21で
ベジェ曲線補間法を指示した場合には、両端の境界点を
通り、その他の境界点の近傍を通るベジェ曲線で補間曲
線を設定する。さらに、作業者が入力部21でBスプラ
イン曲線補間法を指示した場合には、両端の境界点を通
り、その他の境界点の近傍を通るBスプライン曲線で補
間曲線を設定する。 (ニ)傾斜補正部24を設け、設定された補間曲線を測
定データから除去する。 以上のように構成した。
【0012】
【作用】本発明によれば、自動または作業者によって演
算対象長さが2つ以上の区間に区分されて境界が設定さ
れ、測定データから境界における値が特定されて境界点
が設定される。次に、スプライン曲線補間法が指示され
た場合には、すべての境界点を通るスプライン曲線で補
間曲線が設定される。また、ベジェ曲線補間法が指示さ
れた場合には、両端の境界点を通り、その他の境界点の
近傍を通るベジェ曲線で補間曲線が設定される。また、
Bスプライン曲線補間法が指示された場合には、両端の
境界点を通り、その他の境界点の近傍を通るBスプライ
ン曲線で補間曲線が設定される。この後、設定された補
間曲線が測定データから除去されて、測定データの傾斜
補正が完了する。
【0013】
【実施例】本発明に係る傾斜補正装置の実施例の構成を
図3で説明する。図3はワークの表面粗さ形状を求める
測定装置全体を表したブロック図で、測定部10、本発
明に係る傾斜補正装置20、表面粗さ形状解析部30か
ら構成されている。本発明に係る傾斜補正装置20は、
入力部21、境界点設定部22、補間曲線設定部23、
傾斜補正部24から構成されている。入力部21は作業
者が測定データの演算対象長さ及び曲線補間方法を指示
する。また、演算対象長さを2つ以上の区間に区分して
境界を指示することもできる。境界点設定部22は測定
データから境界における値を特定して境界点を設定する
が、作業者が入力部21で境界を指示しなかった場合に
は、指示された演算対象長さを2つ以上の区間に区分し
て境界を設定した後、境界点を設定する。補間曲線設定
部23は、作業者が入力部21でスプライン曲線補間法
を指示した場合には、すべての境界点を通るスプライン
曲線で補間曲線を設定する。また、作業者が入力部21
でベジェ曲線補間法を指示した場合には、両端の境界点
を通り、その他の境界点の近傍を通るベジェ曲線で補間
曲線を設定する。また、作業者がBスプライン曲線補間
法を指示した場合には、両端の境界点を通り、その他の
境界点の近傍を通るBスプライン曲線で補間曲線を設定
する。傾斜補正部24は設定された補間曲線を測定デー
タから除去する。なお、図3に示した測定部10は従来
の技術で説明したものと同様であり、表面粗さ形状解析
部30も従来のものと同様であるので、説明は省略す
る。
【0014】本発明に係る傾斜補正方法の実施例1のフ
ローチャートを図1に示す。実施例1は境界の設定が自
動的に行われる例である。図1において、入力部21か
ら作業者が測定データの演算対象長さ及び曲線補間方法
を指示すると(ステップ41)、境界点設定部22で演
算対象長さが2つ以上の区間に区分され境界が設定され
るとともに(ステップ42a)、測定データから境界に
おける値が特定されて境界点が設定され(ステップ43
a)、補間曲線設定部23で補間曲線が設定される(ス
テップ44)。さらに、設定された補間曲線が傾斜補正
部24で測定データから除去され(ステップ45)、傾
斜補正が完了する。
【0015】本発明に係る傾斜補正方法の実施例2のフ
ローチャートを図2に示す。実施例2は境界の指示を作
業者が行う例である。図2において、入力部21から作
業者が測定データの演算対象長さ及び曲線補間方法を指
示するととともに(ステップ41)、演算対象長さを2
つ以上の区間に区分して境界を指示すると(ステップ4
2b)、測定データから境界における値が特定されて境
界点が境界値設定部22で設定される(ステップ43
b)。ステップ44以下は実施例1の場合と同じである
ので、説明は省略する。
【0016】ここで、スプライン曲線補間法の概要を説
明する。図4に示すグラフは、演算対象長さを4つに区
分して5つの境界を設定した例で、測定位置をX軸、測
定値をY軸として表している。ただし、説明のために検
出器から出力された測定データそのものは表していな
い。また、図4には後述するベジェ曲線とBスプライン
曲線の例も記載している。図4において、自動または作
業者の指示によって境界Xa・Xb・Xc・Xd・Xe が設
定されると、境界における測定データそのもの、または
境界近傍の測定データの平均値から各境界における値Y
a・Yb・Yc・Yd・Ye が特定されて、境界点51・5
2・53・54・55が設定される。次に、境界点51
・52・53・54・55を通るスプライン曲線が演算
されて、補間曲線F(X)が設定される。一般的に、補間
曲線は3次曲線が用いられる。
【0017】次に、実施例1の具体例を説明する。図5
に示すグラフは、演算対象長さを10区間に均等区分す
るとともに、境界点を境界近傍の測定データの平均値に
よって設定し、スプライン曲線による補間曲線の設定を
した例で、測定位置をX軸、測定値をY軸として表して
いる。ただし、説明のために検出器から出力された測定
データそのものは表していない。入力部21から作業者
が測定データの演算対象長さL及び曲線補間法(スプラ
イン曲線補間法)を指示すると、境界点設定部22で演
算対象長さLが10区間に均等区分され、XfからXpま
での境界が設定される。次に、両端の境界Xf及びXpを
除く境界(XgからXoまで)では境界前後の幅A内にあ
る測定データの平均値が求められ、両端の境界Xf及び
Xpでは境界から内側に幅B内にある測定データの平均
値が求められて、境界点60から70が設定される。こ
の場合、境界XgからXoまででは境界の位置は変わらな
いが、両端の境界Xf及びXpでは幅Bの半分だけ位置が
移動されて境界点60及び70が設定される。こうし
て、11個の境界点が設定されると、補間曲線設定部2
3で、前述したスプライン曲線によって補間曲線F(X)
が設定される。なお、この例では幅AがLの1/10程
度、幅Bが幅Aの1/2程度である。
【0018】また、実施例2の具体例を図6に示す。こ
の場合は、境界XqからXzの指示を作業者が行うが、境
界点は実施例1の例と同様に、自動的に境界近傍の測定
データの平均値によって設定される。したがって、平均
値の算出の対象幅も実施例1と同様になっているととも
に、両端の境界Xq及びXzは幅Bの半分だけ移動され
る。この例では作業者が測定データの演算対象長さLを
9区間に区分し、Xq からXz までの境界を指示してい
るので、境界点設定部22で境界点71から80が設定
され、補間曲線設定部23でスプライン曲線によって補
間曲線F(X)が設定される。境界を作業者が指示する実
施例2の方法は、測定データを見ながら設定ができるの
で補間曲線がより正確に設定されやすくなる。
【0019】実施例1や実施例2のように、測定データ
の平均値で境界における値を特定して境界点を設定する
のは、測定データの特異点を拾わないようにするためで
あるが、一般的に平均値は平均値計算の幅Aや幅Bの中
央における測定データに近くなるので、境界を幅Aや幅
Bの中央に設定した方が平均値とその境界における測定
データの差が小さくなる。両端の境界を幅Bの半分だけ
移動するのはこのためである。したがって、測定データ
が両端で変化が小さい場合には両端の境界を移動しない
方法にしてもよい。
【0020】なお、表面粗さを求めるときにうねり成分
を除去するためにフィルタを通すが、一般的に、フィル
タを通すと両端の測定データが変動するので、表面粗さ
形状を求める評価長さの前後に予備長さを含めて演算対
象長さLを設定しておくと、評価長さの部分を正確に解
析することができる。
【0021】次に、ベジェ曲線補間法及びBスプライン
曲線補間法について概要を述べる。スプライン曲線補間
法ではすべての境界点を通り、かつ各境界点において両
側の微係数が一致するように補間曲線を設定するので、
ワークの輪郭形状に忠実な補間曲線を得ることができる
が、補間曲線の演算に時間がかかるという欠点もある。
これに対し、ベジェ曲線補間法及びBスプライン曲線補
間法では、図4に示す補間曲線G(X)のように、両端の
境界51及び55点のみを通り、その他の境界点ではそ
の近傍を通ってもよいように設定するので、スプライン
曲線補間法ほどワークの輪郭形状に忠実な補間曲線を得
ることはできないが、スプライン曲線補間法に比べて拘
束条件が少なくなるので、補間曲線の演算時間が短く、
次数の低い曲線(なだらかな曲線)が得やすいという特
徴がある。この場合、両端の境界点51及び55を除く
境界点52・53・54は、補間曲線G(X)の微係数を
設定する役目をする。また、ベジェ曲線では、境界点の
数によって補間曲線の次数が決められるので、補間曲線
の次数を変えるためには境界点の数を変更する必要があ
るが、Bスプライン曲線では、境界点の数を変更しなく
ても補間曲線の次数を変えることができるという特徴が
ある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ワ
ークの表面粗輪郭形状測定において、測定データからワ
ークの輪郭形状成分を除去する傾斜補正方法を、測定デ
ータの演算対象長さを2つ以上の区間に区分して境界を
設定するとともに、測定データから各境界における値を
特定して境界点を設定し、スプライン曲線、ベジェ曲
線、Bスプライン曲線のいずれかで補間曲線を設定し
て、設定された補間曲線を測定データから除去するよう
にした。したがって、自由曲面形状ワークでも、表面粗
さ形状を正確に解析することが容易な表面粗さ形状測定
における傾斜補正方法及びその装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る傾斜補正方法の実施例1のフロー
チャート
【図2】本発明に係る傾斜補正方法の実施例2のフロー
チャート
【図3】本発明に係る傾斜補正装置の実施例のブロック
【図4】本発明に係る補間曲線設定方法の説明図
【図5】本発明に係る傾斜補正方法の実施例1の具体例
の説明図
【図6】本発明に係る傾斜補正方法の実施例2の具体例
の説明図
【図7】ワークの表面粗さ形状を測定する一般的な測定
機の測定部の説明図
【符号の説明】
41……演算対象長さ/曲線補間方法指示ステップ 42a…境界設定ステップ 43a…境界点設定ステップ 44……補間曲線設定ステップ 45……傾斜補正ステップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの表面形状を接触式検出器または非
    接触式検出器で測定し、得られた測定データを処理して
    ワークの表面粗さ形状を求める表面粗さ形状測定におけ
    る、前記測定データからワークの輪郭形状成分を除去す
    る傾斜補正方法であって、 前記測定データの演算対象長さを設定し、 前記演算対象長さを2つ以上の区間に区分して境界を設
    定し、 前記測定データから前記境界における値を特定して境界
    点を設定し、 すべての前記境界点を通るスプライン曲線で補間曲線を
    設定し、 設定された前記補間曲線を前記測定データから除去する
    ことを特徴とする表面粗さ形状測定における傾斜補正方
    法。
  2. 【請求項2】ワークの表面形状を接触式検出器または非
    接触式検出器で測定し、得られた測定データを処理して
    ワークの表面粗さ形状を求める表面粗さ形状測定におけ
    る、前記測定データからワークの輪郭形状成分を除去す
    る傾斜補正方法であって、 前記測定データの演算対象長さを設定し、 前記演算対象長さを2つ以上の区間に区分して境界を設
    定し、 前記測定データから前記境界における値を特定して境界
    点を設定し、 前記境界点のうち両端の境界点を通るとともに、前記境
    界点のうち両端を除く境界点の近傍を通るベジェ曲線ま
    たはBスプライン曲線で補間曲線を設定し、 設定された前記補間曲線を前記測定データから除去する
    ことを特徴とする表面粗さ形状測定における傾斜補正方
    法。
  3. 【請求項3】前記演算対象長さを、表面粗さ形状を求め
    る評価長さ及びその前後の予備長さを含む長さとするこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表面粗
    さ形状測定における傾斜補正方法。
  4. 【請求項4】前記演算対象長さを作業者が指示すると、
    指示された前記演算対象長さを2つ以上の区間に自動的
    に区分して境界を設定するとともに、前記測定データか
    ら前記境界における値を特定して境界点を自動的に設定
    することを特徴とする請求項1から請求項3に記載の表
    面粗さ形状測定における傾斜補正方法。
  5. 【請求項5】前記演算対象長さ及び前記境界を作業者が
    指示すると、前記測定データから前記境界における値を
    特定して境界点を自動的に設定することを特徴とする請
    求項1から請求項3に記載の表面粗さ形状測定における
    傾斜補正方法。
  6. 【請求項6】前記境界近傍の測定データの平均値で前記
    境界における値を特定して前記境界点を設定することを
    特徴とする請求項1から請求項5までに記載の表面粗さ
    形状測定における傾斜補正方法。
  7. 【請求項7】ワークの表面形状を接触式検出器または非
    接触式検出器で測定し、得られた測定データを処理して
    ワークの表面粗さ形状を求める表面粗さ形状測定におけ
    る、前記測定データからワークの輪郭形状成分を除去す
    る傾斜補正装置であって、 作業者が前記測定データの演算対象長さ及び曲線補間方
    法を指示するとともに、前記演算対象長さを2つ以上の
    区間に区分して境界を指示することができる入力部と、 作業者が前記入力部で前記境界を指示した場合には、前
    記測定データから前記境界における値を特定して前記境
    界点を設定し、作業者が前記入力部で前記境界を指示し
    なかった場合には、指示された前記演算対象長さを2つ
    以上の区間に区分して前記境界を設定するとともに前記
    境界点を設定する境界点設定部と、 作業者が前記入力部で前記スプライン曲線補間法を指示
    した場合には、すべての前記境界点を通るスプライン曲
    線で補間曲線を設定し、作業者が前記ベジェ曲線補間法
    を指示した場合には、前記境界点のうち両端の境界点を
    通るとともに、前記境界点のうち両端を除く境界点の近
    傍を通るベジェ曲線で補間曲線を設定し、作業者がBス
    プライン曲線補間法を指示した場合には、前記境界点の
    うち両端の境界点を通るとともに、前記境界点のうち両
    端を除く境界点の近傍を通るBスプライン曲線で補間曲
    線を設定する補間曲線設定部と、 設定された前記補間曲線を前記測定データから除去する
    傾斜補正部と、 から構成されたことを特徴とする表面粗さ形状測定にお
    ける傾斜補正装置。
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