JPH0875421A - 検査装置及び検査対象物保持台 - Google Patents

検査装置及び検査対象物保持台

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JPH0875421A
JPH0875421A JP6239419A JP23941994A JPH0875421A JP H0875421 A JPH0875421 A JP H0875421A JP 6239419 A JP6239419 A JP 6239419A JP 23941994 A JP23941994 A JP 23941994A JP H0875421 A JPH0875421 A JP H0875421A
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JP
Japan
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stage
rotor
inclination
spherical motor
inspection
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Application number
JP6239419A
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English (en)
Inventor
Yasutarou Miyatani
保太朗 宮谷
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 基台2の上に設けられた球面モータ11のロ
ータ14の上にステージ3を固定する。球面モータ11
は複数個のステータ13により球状のロータ14を支持
したものであって、ステータ13を駆動することにより
ロータ14を2方向に回転させることができ、ロータを
回転させることによってステージ3の傾きを2方向に変
化させることができる。基台2の上面にはステージ3の
下面までの距離を計測する距離センサ22が設けられて
おり、傾斜角演算部23によってステージ3の傾きが求
められる。従って、この検査テーブル1を用いることに
より基台2の上に載置された基板51等の検査対象物を
所望の傾きとなるように傾斜させることができ、傾斜さ
せた状態で撮像装置31によりモニターできる。 【効果】 ステージを傾けてもステージと撮像装置との
距離がほとんど変化せず、撮像装置の焦点ずれが起こり
にくい。従って、検査テーブルの制御も容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は検査装置及び検査対象物
保持台に関する。例えば、本発明は実装装置において基
板等の検査対象物を検査するための検査装置と、その検
査対象物を保持するための検査対象物保持台に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDカメラ等の撮像装置を用いて各種
検査を自動化することが行なわれている。例えば、電子
部品の実装工程においては、電子部品が基板に確実に実
装されているか否かを確認するのに撮像装置が用いられ
ている。具体的にいうと、基板実装後の電子部品を固定
焦点式の撮像装置によって撮影し、電子部品のリードが
基板のスルーホールに確実に挿入されているか、表面実
装用の電子部品が基板のパターンに確実に実装されてい
るか等をパターン認識によって検査している。
【0003】しかし、電子部品が複雑形状をしていた
り、電子部品のリードが特殊形状(Jリードなど)をし
ていたりすると、リードがケーシング等の死角になり、
撮像装置によって電子部品の検査をできないことがあ
る。このため検査対象となる基板を傾けることのできる
検査装置が提供されている。
【0004】このような検査装置に用いられている検査
テーブル61を図6に示す。この検査テーブル61にあ
っては、基台62上に4つの電磁式サーボモータ63を
固定し、各電磁式サーボモータ63によって回転させら
れるスクリューねじ部64をステージ65の下面4隅に
設けられた雌ネジ部66に螺合させてある。しかして、
サーボモータ63によって各スクリューねじ部64を回
転させることによってステージ65の4隅の高さを調整
し、ステージ65を傾けるようにしている。従って、図
7に示すようにステージ65を傾けることによってステ
ージ65の上に載置された基板51を傾け、例えばJリ
ード53の半田付け箇所のように電子部品52の下面側
の半田付け箇所などの検査も可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな検査装置においては、固定焦点式の撮像装置を用い
ているので、基板51を載置するステージ65を傾ける
場合には、撮像装置の焦点ずれを防ぐためにステージ6
5と撮像装置の距離が変化しないようにしてステージ6
5を動かす必要がある。このため従来の検査テーブル6
1においては、ステージ65の中心部の高さが変化しな
いようにして4つのサーボモータ63を同調させて駆動
していた。このため、検査テーブル61の制御が複雑と
なり、制御性が悪かった。
【0006】また、4つの駆動源(電磁式サーボモータ
63)等を用いているので、検査テーブル61の構造が
複雑となり、検査テーブル61の大きさも大型化すると
いう欠点があった。
【0007】さらに、4つの駆動源で構成し、しかもネ
ジ機構を用いているので、検査テーブル61のステージ
65にガタが発生し易く、検査対象物の高精度位置決め
ができなかった。
【0008】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、検査対象物
を載置するステージの傾き制御を容易にすると共にその
傾きを高精度に制御することができ、しかも構造が簡単
で小型化可能な検査テーブルを備えた検査装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の検査装置は、検
査対象物を載置されるステージと、任意の方向に回転駆
動が可能な球面モータからなり、前記ステージの少なく
とも傾きを変化させることができるステージ制御手段
と、前記ステージの傾きを検出する傾斜検出手段と、前
記ステージに載置された検査対象物を撮像する撮像手段
とを備えたことを特徴としている。
【0010】この検査装置に用いられる球面モータとし
ては、例えば複数のステータを略球状のロータの表面に
圧接させ、ステータに発生させた微小振動をロータへ伝
達させて該ロータを回転駆動させるようにしたものを用
いられる。
【0011】また、前記ステージは、前記球面モータの
回転部分であるロータに取り付けておくことが好まし
い。
【0012】また、前記傾斜検出手段としては、基準位
置からステージまでの距離を測定する距離センサを用い
ることができる。
【0013】さらに、この検査装置においては、球面モ
ータによりステージの傾き及び方向の両方を変化させる
ようにするのが好ましい。
【0014】本発明の検査対象物保持台は、検査対象物
を載置されるステージと、任意の方向に回転駆動が可能
な球面モータからなり、前記ステージの少なくとも傾き
を変化させることができるステージ制御手段と、前記ス
テージの傾きを検出する傾斜検出手段とを備えたことを
特徴としている。
【0015】この検査対象物保持台に用いられる球面モ
ータとしては、複数のステータを略球状のロータの表面
に圧接させ、ステータに発生させた微小振動をロータへ
伝達させて該ロータを回転駆動させるようにしたものを
用いることができる。
【0016】
【作用】本発明の検査装置及び検査対象物保持台にあっ
ては、任意の方向に回転駆動が可能な球面モータからな
るステージ制御手段によってステージの傾きを変化させ
るようにしているので、撮像装置によって目的とする箇
所をモニターし易い姿勢となるようにステージを傾ける
ことができる。従って、検査装置の死角をなくすことが
できる。しかも、球面モータによってステージの傾きを
変化させているので、ステージは球面モータの中心を回
転中心として傾き、ステージが傾いても検査対象物と撮
像装置との距離がほとんど変化せず、撮像装置の焦点ズ
レが起こらない。よって、ステージの傾き制御を簡単に
することができ、検査装置の制御性が向上する。
【0017】また、超音波モータの一種である球面モー
タを用いることにより、ステージの駆動部分の構造を簡
単にし、検査テーブルを小型化することができる。
【0018】特に、このような球面モータとして、複数
のステータで発生させた微小振動を略球状のロータの表
面へ伝達させてロータを回転駆動させるようにしたもの
を用いれば、構造を極めて簡単にし、ステージの駆動機
構を非常に小さくすることができるので、微小部品の検
査用などに好適となる。
【0019】さらに、超音波モータの一種である球面モ
ータは、例えばロータとステータの間の摩擦駆動である
ためにガタが発生しにくく、高精度位置決めが可能とな
る。
【0020】特に、ステージを球面モータの回転部分で
あるロータに取り付けておけば、ロータとステージの間
の動力伝達機構によるガタが無くなり、より一層ステー
ジの高精度位置決めが可能となる。
【0021】また、本発明の検査装置にあっては、ステ
ージの傾き(傾斜角)を検出する傾斜検出手段(例え
ば、基準位置からステージまでの距離を測定する距離セ
ンサ)を備えているから、ステージの傾きを検出でき、
あるいは所定の傾きとなるように球面モータをフィード
バック制御しながらステージを駆動することができ、精
確な傾きにステージを駆動することができる。
【0022】さらに、球面モータによりステージの傾き
及び方向の両方を変化させるようにすれば、ステージの
自由度が向上し、撮像装置によって目的箇所を最もモニ
ターし易い角度となるように調整することができる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例による検査装置Aを
示す概略正面図であって、電子部品52を実装された基
板51を検査するための検査装置Aである。この検査装
置Aは、基板51を保持するための検査テーブル(検査
対象物保持台)1と、検査テーブル1上の基板51を検
査するための撮像装置31と、傾斜検出部21と、検査
処理判定部32とから構成されている。
【0024】検査テーブル1の一部破断した斜視図を図
2に示す。基台2の上面中央部には円筒状をしたモータ
ケーシング部12が突設されており、モータケーシング
部12の内面には圧電体を用いた複数個のステータ13
が固定されており、球体状をしたロータ14が複数のス
テータ13によって回転可能に支持され、球面モータ1
1が構成されている。すなわち、ロータ14はステータ
13の非駆動時にはステータ13との間の摩擦によって
回転できないが、ステータ13を駆動してステータ13
表面にいわゆる超音波振動(圧電体表面のたわみ進行
波)を発生させると、それによってロータ14が回転す
る。また、駆動するステータ13を切り替えたり、ステ
ータ13の振動モードを変化させたりすると異なった方
向にロータ14が回転する。ロータ14の上面部分はモ
ータケーシング部12から露出しており、この部分には
突起部15が突設されている。ロータ14の上には基板
51を載置するためのステージ3が設けられており、突
起部15をステージ3の穴4に圧入固定することにより
ロータ14表面にステージ3を固定している。ステージ
3の両端縁にはそれぞれ基板固定治具5,6が設けられ
ており、一方の基板固定治具5には基板51の一方端部
を差込んで保持させるための溝7が形成され、他方の基
板固定治具6には、基板51の他方端部を載置するため
の支持面8と支持面8の上に載置された基板51を押え
るための押え爪9が設けられている。この押え爪9は上
下に回動し、基板51を着脱する際には上に開き、基板
51を押えている状態ではクリック機構やロック機構が
働くようになっている。
【0025】傾斜検出部21は、ステージ3下面までの
距離を検出するための4つの距離センサ22と、距離セ
ンサ22からの距離情報に基づいてステージ3の2方向
での傾きを求める傾斜角演算部23とから構成されてお
り、距離センサ22は基台2の四隅上面に設けられてい
る。
【0026】また、球面モータ11は球面モータ制御部
16によって回転角度を制御されており、球面モータ1
1と球面モータ制御部16とによってステージ制御部1
7が構成されている。
【0027】図1に示すように検査テーブル1の上方に
はCCDカメラ等のパターン認識用の撮像装置31が配
置されており、ステージ3上の基板51をモニターして
いる。
【0028】しかして、押え爪9が上方へ開いた状態に
おいてステージ3上に基板51が搬入されると、押え爪
9が閉じて基板51の両端が基板固定治具5,6によっ
て固定される。ついで、傾斜角演算部23は、距離セン
サ22によって検出されているステージ3下面までの距
離に基づいてステージ3の傾きを求め、球面モータ制御
部16は傾斜角演算部23で演算されたステージ3の傾
きをモニターしながら球面モータ11を駆動し、所定の
傾きになるようにステージ3を傾ける。こうして、ステ
ージ3及び基板51が所定の傾きになると、検査処理判
定部32は、撮像装置31によって基板51に実装され
ている電子部品52を撮影し、パターン認識等で登録パ
ターンと照合することにより電子部品52が正しく実装
されているか否かを判定する。特に、ステージ3を傾け
ることにより電子部品52のケーシングの下側に隠れて
いるJリード53などの半田付け部分なども確実に検査
することができる。
【0029】さらに、ステージ3はロータ14の回転に
よって傾きを制御され、常にロータ14の中心の回りに
傾くだけであるので、撮像装置31からの距離が傾きに
よらずほぼ一定となり、特に球面モータ11を小型化し
てロータ14の直径を小さくすれば同一の傾きでも基板
51と撮像装置31との距離変化が小さくなるので、撮
像装置31の焦点ズレが発生しにくくなる。そして、距
離変化が発生しても撮像装置31の被写界深度以内であ
れば問題がなく、焦点調整のための装置や制御も必要な
くなる。しかも、1個の球面モータ11を用いているだ
けであるから、ステージ3の傾き制御も容易になり、検
査テーブル1の制御性が向上する。
【0030】また、超音波モータの一種である球面モー
タ11を用いているので、アクチュエータ(球面モータ
11)を小型化して構造を簡単にでき、検査テーブル1
を小型にすることができるので、小型電子部品や小型基
板等の検査にも好適となる。
【0031】また、ステータ13とロータ14との間は
摩擦駆動となっているから、ステータ13にガタが発生
したり、非駆動時に動いたりすることもなく、ロータ1
4及びステージ3の高精度位置決めが可能になる。
【0032】この検査テーブル1に用いられる球面モー
タ11としては、例えば特願平5−252273号とし
て特許出願されているものを用いることができる。この
球面モータ11は、図3(a)に示すように、4個のス
テータ13を球面状をしたロータ14の最大円(赤道)
に沿って90度の角度をおいて配置し、4個のステータ
13によってロータ14を支持したものである。各ステ
ータ13は図3(b)(c)に示すような回転型表面波
振動子からなる。すなわち、金属等の弾性材料によって
形成された弾性体41は略皿状をしており、その外周部
表面には一定ピッチ毎に接触片42が突設されて環状に
配列しており、接触片42と対応して弾性体41の外周
部裏面にはPZT等の圧電素子43が貼り付けられてい
る。ステータ13は、接触片42をロータ14と接触さ
せるようにしてロータ14を支持するようになってお
り、そのため接触片42の上面にはロータ14の表面の
曲率と同一の曲率を有する凹状のアール面44が施され
ている。
【0033】しかして、ステータ13は超音波モータの
原理によってロータ14を駆動するものであって、圧電
素子43を振動させることによって弾性体41の接触片
42の表面にたわみ振動や伸縮振動等の表面波振動を発
生させるものである。しかして、この圧電素子43を所
定の駆動モードで駆動すると、弾性体41の表面を円周
方向に進む進行波(たわみ進行波)により接触片42の
表面の粒子が楕円軌道を描いて運動し、ロータ14の表
面がステータ13の円周方向に沿って移動する。この結
果、ロータ14は駆動されているステータ13の軸心の
回りに回転する。
【0034】従って、このような球面モータ11を用い
ることによりステージ3の角度を任意の方向に傾けるこ
とができる。また、このような球面モータ11では、ス
テータ13の配置されている面と垂直な方向の回りには
ロータ14を回転させることができないが、球面モータ
11による2軸回りの回転を複数回繰り返すことにより
ステージ3の向きを変えることができる。これに対し、
図4に示すように複数個のステータ13をロータ14の
最大円(赤道)よりも下に配置すれば、ステージ3の回
動範囲を大きくできると共にステータ13の配置されて
いる面と垂直な方向イの回りにロータ14を回転させる
ことができ、直接ステージ3を回転させてステージ3の
方向を変えることができるようになる。なお、本発明に
いう球面モータ11とは、ここで説明したような構造の
ものに限定されるものでなく、略球状のロータを回転さ
せることができるものであればよいことは、もちろんで
ある。
【0035】図5に示すものは傾斜検出部21の他例を
示す概略図であって、基台2の4隅に設けた突部24の
上面とステージ3の4隅の下面に対向させてそれぞれ電
極25,26を設けてあり、傾斜角演算部23では、こ
れらの電極25,26間の静電容量の変化から突部24
とステージ3との距離を求め、それよりステージ3の傾
きを求める。
【0036】なお、前記のようにロータ14の直径は小
さいほどステージ3を傾斜させたときのステージ3と撮
像装置31の距離の変化が小さいことを説明したが、球
体状をしたロータ14の一部を平らに切り欠き、この平
坦面にステージ3を固定するようにすれば、ステージ3
とロータ14の中心とを近づけることができ、ロータ1
4の直径を小さくしたのと同様な効果を得ることができ
る(図示せず)。
【0037】
【発明の効果】本発明の検査装置及び検査対象物保持台
にあっては、任意の方向に回転駆動が可能な球面モータ
からなるステージ制御手段によってステージの傾きを変
化させるようにしているので、撮像装置によって目的と
する箇所をモニターし易い姿勢となるようにステージを
傾けることができる。従って、検査装置の死角をなくす
ことができる。しかも、単一のアクチュエータ(球面モ
ータ)によってステージの傾きを制御することができる
ので、ステージの傾き制御を簡単にすることができ、制
御性が向上する。
【0038】また、超音波モータの一種である球面モー
タを用いることにより、ステージの駆動部分の構造を簡
単にし、検査テーブルを小型化することができる。
【0039】特に、このような球面モータとしては、複
数のステータで発生させた微小振動を略球状のロータの
表面へ伝達させてロータを回転駆動させるようにしたも
のを用いれば、構造を極めて簡単にし、ステージの駆動
機構を非常に小さくすることができるので、微小部品の
検査用などに好適となる。
【0040】さらに、超音波モータの一種である球面モ
ータは、例えばロータとステータの間の摩擦駆動である
ためにガタが発生しにくく、高精度位置決めが可能とな
る。
【0041】特に、ステージを球面モータの回転部分で
あるロータに取り付けておけば、ロータとステージの間
の動力伝達機構によるガタが無くなり、より一層ステー
ジの高精度位置決めが可能となる。
【0042】また、本発明の検査装置にあっては、ステ
ージの傾きを検出する傾斜検出手段(例えば、基準位置
からステージまでの距離を測定する距離センサ)を備え
ているから、ステージの傾きを検出でき、あるいは所定
の傾斜角度となるように球面モータをフィードバック制
御しながらステージを駆動することができ、精確な傾き
にステージを駆動することができる。
【0043】さらに、球面モータによりステージの傾き
及び方向の両方を変化させるようにすれば、ステージの
自由度が向上し、撮像装置によって目的箇所を最もモニ
ターし易い角度となるように調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による検査装置を示す概略正
面図である。
【図2】同上の検査テーブルを示す一部破断した斜視図
である。
【図3】(a)は同上の球面モータの構造を示す一部破
断した概略平面図、(b)(c)はステータの正面図及
び断面図である。
【図4】別な球面モータの構造を示す原理図である。
【図5】別な傾斜検出部を示す一部破断した概略図であ
る。
【図6】従来の検査テーブルを示す正面図である。
【図7】同上の作用説明図である。
【符号の説明】
1 検査テーブル(検査対象物保持台) 3 ステージ 11 球面モータ 13 ステータ 14 ロータ 16 球面モータ制御部 17 ステージ制御部 21 傾斜検出部 22 距離センサ 23 傾斜角演算部 31 撮像装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物を載置されるステージと、 任意の方向に回転駆動が可能な球面モータからなり、前
    記ステージの少なくとも傾きを変化させることができる
    ステージ制御手段と、 前記ステージの傾きを検出する傾斜検出手段と、 前記ステージに載置された検査対象物を撮像する撮像手
    段とを備えた検査装置。
  2. 【請求項2】 前記球面モータは、複数のステータを略
    球状のロータの表面に圧接させ、ステータに発生させた
    微小振動をロータへ伝達させて該ロータを回転駆動させ
    るようにしたものであることを特徴とする請求項1に記
    載の検査装置。
  3. 【請求項3】 前記ステージが、前記球面モータの回転
    部分であるロータに取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 【請求項4】 前記傾斜検出手段は、基準位置からステ
    ージまでの距離を測定する距離センサからなるものであ
    ることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の検査装
    置。
  5. 【請求項5】 前記球面モータにより前記ステージの傾
    き及び方向の両方を変化させることができるようになっ
    た請求項1,2,3又は4に記載の検査装置。
  6. 【請求項6】 検査対象物を載置されるステージと、 任意の方向に回転駆動が可能な球面モータからなり、前
    記ステージの少なくとも傾きを変化させることができる
    ステージ制御手段と、 前記ステージの傾きを検出する傾斜検出手段とを備えた
    検査対象物保持台。
  7. 【請求項7】 前記球面モータは、複数のステータを略
    球状のロータの表面に圧接させ、ステータに発生させた
    微小振動をロータへ伝達させて該ロータを回転駆動させ
    るようにしたものであることを特徴とする請求項6に記
    載の検査対象物保持台。
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