JPH0875197A - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
- Publication number
- JPH0875197A JPH0875197A JP21563594A JP21563594A JPH0875197A JP H0875197 A JPH0875197 A JP H0875197A JP 21563594 A JP21563594 A JP 21563594A JP 21563594 A JP21563594 A JP 21563594A JP H0875197 A JPH0875197 A JP H0875197A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- canopy
- water tank
- cover
- heating water
- packing
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 外装ケース２内に加熱水槽３を格納し、加熱
水槽３にヒータ５を当該加熱水槽３内の水を加熱し得る
ように設ける。本体９および中蓋部１０からなる天蓋７
を外装ケース２の開口部に開閉自在に装着し、天蓋７に
蒸気導出路１１、蒸気通過孔１０ａを形成する。天蓋７
にパッキン１２を当該天蓋７が閉じられた状態で加熱水
槽３との隙間をシールする形で設け、天蓋７の本体９に
水滴回収リブ１３を当該天蓋７が開けられた状態でその
先端が加熱水槽３に向く形で設けて加湿器１を構成し
た。 【効果】 コンパクトで低廉であると同時に、加熱水槽
３を手洗いで簡便に洗浄することができる。また、天蓋
７を開けた際に、中蓋部１０やパッキン１２を伝って下
方へ流れ落ちた水滴が水滴回収リブ１３によって加熱水
槽３内に回収される。従って、天蓋７の開放時に水滴が
外部へ流れ落ちることがない。
水槽３にヒータ５を当該加熱水槽３内の水を加熱し得る
ように設ける。本体９および中蓋部１０からなる天蓋７
を外装ケース２の開口部に開閉自在に装着し、天蓋７に
蒸気導出路１１、蒸気通過孔１０ａを形成する。天蓋７
にパッキン１２を当該天蓋７が閉じられた状態で加熱水
槽３との隙間をシールする形で設け、天蓋７の本体９に
水滴回収リブ１３を当該天蓋７が開けられた状態でその
先端が加熱水槽３に向く形で設けて加湿器１を構成し
た。 【効果】 コンパクトで低廉であると同時に、加熱水槽
３を手洗いで簡便に洗浄することができる。また、天蓋
７を開けた際に、中蓋部１０やパッキン１２を伝って下
方へ流れ落ちた水滴が水滴回収リブ１３によって加熱水
槽３内に回収される。従って、天蓋７の開放時に水滴が
外部へ流れ落ちることがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭用または業務
用として用いるに好適なヒータ式の加湿器に関するもの
である。
用として用いるに好適なヒータ式の加湿器に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図３は先願に係る加湿器の構造を示す断
面図である。
面図である。
【０００３】従来の加湿器は、例えば特開平４−３２７
７４１号公報に開示されているように、カートリッジタ
ンクから導水管を通って加熱水槽に供給された水を加熱
して水蒸気を生成し、この水蒸気を加湿器の外側に向け
て放出する所謂タンク式のものが主流であった。
７４１号公報に開示されているように、カートリッジタ
ンクから導水管を通って加熱水槽に供給された水を加熱
して水蒸気を生成し、この水蒸気を加湿器の外側に向け
て放出する所謂タンク式のものが主流であった。
【０００４】しかし、これでは、加熱水槽とは別にカー
トリッジタンクを格納する必要があるので、必然的に加
湿器が大型化し、コストが高くなるばかりか、加熱水槽
が小さいので、その手洗いによる洗浄が面倒であるとい
う不都合があった。
トリッジタンクを格納する必要があるので、必然的に加
湿器が大型化し、コストが高くなるばかりか、加熱水槽
が小さいので、その手洗いによる洗浄が面倒であるとい
う不都合があった。
【０００５】この不都合を解消するため、別置きのカー
トリッジタンクを使用しない加湿器を先に特願平６−１
７９１４６号として提案した。その構造的な特徴は、図
３に示すように、加熱水槽３が格納された外装ケース２
の上側開口部に天蓋７がピン８を中心として矢印Ａ、Ｂ
方向に回動することによって開閉自在に装着されてお
り、天蓋７を閉じた状態で、加熱水槽３内の水１５をヒ
ータ５で加熱し、天蓋７に形成された蒸気導出路１１か
ら水蒸気として放出する機構を採用しているため、カー
トリッジタンクを設ける必要がない点である。
トリッジタンクを使用しない加湿器を先に特願平６−１
７９１４６号として提案した。その構造的な特徴は、図
３に示すように、加熱水槽３が格納された外装ケース２
の上側開口部に天蓋７がピン８を中心として矢印Ａ、Ｂ
方向に回動することによって開閉自在に装着されてお
り、天蓋７を閉じた状態で、加熱水槽３内の水１５をヒ
ータ５で加熱し、天蓋７に形成された蒸気導出路１１か
ら水蒸気として放出する機構を採用しているため、カー
トリッジタンクを設ける必要がない点である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この加湿器
１においては、コンパクトで低廉であると同時に、加熱
水槽３を手洗いで簡便に洗浄することができるという長
所はあるものの、加湿器１の使用中に給水などのために
天蓋７を開けた場合、天蓋７の中蓋部１０に付着した水
滴１６が天蓋７と外装ケース２との接続部から外装ケー
ス２の外周面を伝って流れ落ち、電源コード接続端子６
が水で濡れてしまったり、当該加湿器１が載置されてい
る台１７が水で濡れてしまったりするという欠点があ
る。
１においては、コンパクトで低廉であると同時に、加熱
水槽３を手洗いで簡便に洗浄することができるという長
所はあるものの、加湿器１の使用中に給水などのために
天蓋７を開けた場合、天蓋７の中蓋部１０に付着した水
滴１６が天蓋７と外装ケース２との接続部から外装ケー
ス２の外周面を伝って流れ落ち、電源コード接続端子６
が水で濡れてしまったり、当該加湿器１が載置されてい
る台１７が水で濡れてしまったりするという欠点があ
る。
【０００７】本発明は、上記事情に鑑み、コンパクトで
低廉であると同時に、加熱水槽を手洗いで簡便に洗浄す
ることができるのは勿論のこと、天蓋の開放時に水滴が
外部へ流れ落ちる事態の発生を未然に防止することが可
能な加湿器を提供することを目的とする。
低廉であると同時に、加熱水槽を手洗いで簡便に洗浄す
ることができるのは勿論のこと、天蓋の開放時に水滴が
外部へ流れ落ちる事態の発生を未然に防止することが可
能な加湿器を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明による加湿
器は、外装ケースを有し、この外装ケース内に加熱水槽
を格納し、この加熱水槽にヒータを当該加熱水槽内の水
を加熱し得るように設け、本体および中蓋部からなる天
蓋を前記外装ケースの開口部に開閉自在に装着し、この
天蓋に蒸気導出経路を形成し、前記天蓋にパッキンを当
該天蓋が閉じられた状態で前記加熱水槽との隙間をシー
ルする形で設け、更に、前記天蓋の本体に水滴回収リブ
を当該天蓋が開けられた状態でその先端が前記加熱水槽
に向く形で設けて構成される。
器は、外装ケースを有し、この外装ケース内に加熱水槽
を格納し、この加熱水槽にヒータを当該加熱水槽内の水
を加熱し得るように設け、本体および中蓋部からなる天
蓋を前記外装ケースの開口部に開閉自在に装着し、この
天蓋に蒸気導出経路を形成し、前記天蓋にパッキンを当
該天蓋が閉じられた状態で前記加熱水槽との隙間をシー
ルする形で設け、更に、前記天蓋の本体に水滴回収リブ
を当該天蓋が開けられた状態でその先端が前記加熱水槽
に向く形で設けて構成される。
【０００９】また、本発明による加湿器は、外装ケース
を有し、この外装ケース内に加熱水槽を格納し、この加
熱水槽にヒータを当該加熱水槽内の水を加熱し得るよう
に設け、本体および中蓋部からなる天蓋を前記外装ケー
スの開口部に開閉自在に、かつ着脱自在に装着し、この
天蓋に蒸気導出経路を形成し、前記天蓋にパッキンを当
該天蓋が閉じられた状態で前記加熱水槽との隙間をシー
ルする形で設け、更に、前記天蓋の本体に水滴回収リブ
を当該天蓋が開けられた状態でその先端が前記加熱水槽
に向く形で設けて構成される。
を有し、この外装ケース内に加熱水槽を格納し、この加
熱水槽にヒータを当該加熱水槽内の水を加熱し得るよう
に設け、本体および中蓋部からなる天蓋を前記外装ケー
スの開口部に開閉自在に、かつ着脱自在に装着し、この
天蓋に蒸気導出経路を形成し、前記天蓋にパッキンを当
該天蓋が閉じられた状態で前記加熱水槽との隙間をシー
ルする形で設け、更に、前記天蓋の本体に水滴回収リブ
を当該天蓋が開けられた状態でその先端が前記加熱水槽
に向く形で設けて構成される。
【００１０】
【作用】上記した構成により、本発明では、天蓋を開け
た際に、中蓋部やパッキンを伝って下方へ流れ落ちた水
滴が水滴回収リブによって加熱水槽内に回収されるよう
に作用する。
た際に、中蓋部やパッキンを伝って下方へ流れ落ちた水
滴が水滴回収リブによって加熱水槽内に回収されるよう
に作用する。
【００１１】また、天蓋を外装ケースから取り外した状
態で、天蓋の中蓋部などに付着した水垢を容易に清掃・
除去することが可能となるように作用する。
態で、天蓋の中蓋部などに付着した水垢を容易に清掃・
除去することが可能となるように作用する。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１３】図１は本発明による加湿器の一実施例を示
す断面図、図２は図１に示す加湿器を構成する天蓋の底
面図である。
す断面図、図２は図１に示す加湿器を構成する天蓋の底
面図である。
【００１４】本発明による加湿器１は、図１に示すよう
に、円筒形の外装ケース２を有しており、外装ケース２
内には有底円筒形の加熱水槽３が格納されている。更
に、加熱水槽３の下部外周面にはヒータ５が周設されて
いる。
に、円筒形の外装ケース２を有しており、外装ケース２
内には有底円筒形の加熱水槽３が格納されている。更
に、加熱水槽３の下部外周面にはヒータ５が周設されて
いる。
【００１５】また、外装ケース２の上側開口部には、図
１に示すように、天蓋７がピン８を中心として矢印Ａ、
Ｂ方向に所定の角度（例えば、１００°）だけ回動する
ことによって開閉自在に、かつ着脱自在に装着されてお
り、天蓋７は本体９、中蓋部１０、パッキン１２及び水
滴回収リブ１３から構成されている。即ち、天蓋７は円
盤状の本体９を有しており、本体９の中心部には蒸気導
出路１１が形成されている。また、本体９の内面には中
蓋部１０が固着されており、中蓋部１０には、図２に示
すように、多数個の蒸気通過孔１０ａが形成されてい
る。更に、中蓋部１０の周囲にはパッキン１２が取り付
けられており、パッキン１２と前記ピン８との間の本体
９部分には水滴回収リブ１３が、その先端を加熱水槽３
に向けた形で設けられている。
１に示すように、天蓋７がピン８を中心として矢印Ａ、
Ｂ方向に所定の角度（例えば、１００°）だけ回動する
ことによって開閉自在に、かつ着脱自在に装着されてお
り、天蓋７は本体９、中蓋部１０、パッキン１２及び水
滴回収リブ１３から構成されている。即ち、天蓋７は円
盤状の本体９を有しており、本体９の中心部には蒸気導
出路１１が形成されている。また、本体９の内面には中
蓋部１０が固着されており、中蓋部１０には、図２に示
すように、多数個の蒸気通過孔１０ａが形成されてい
る。更に、中蓋部１０の周囲にはパッキン１２が取り付
けられており、パッキン１２と前記ピン８との間の本体
９部分には水滴回収リブ１３が、その先端を加熱水槽３
に向けた形で設けられている。
【００１６】また、外装ケース２の下部には、図１に示
すように、電源コード接続端子６が外側に向けて突設さ
れており、電源コード接続端子６はリード線（図示せ
ず）を介して前記ヒータ５に電気的に接続されている。
すように、電源コード接続端子６が外側に向けて突設さ
れており、電源コード接続端子６はリード線（図示せ
ず）を介して前記ヒータ５に電気的に接続されている。
【００１７】本発明による加湿器１は以上のような構成
を有するので、この加湿器１を用いて加湿する際には、
図１実線で示すように、天蓋７が開放された状態で、加
熱水槽３内に所定量の水１５を入れた後、図１想像線で
示すように、天蓋７を閉じると共に、ヒータ５に通電さ
せる。すると、加熱水槽３内の水１５がヒータ５によっ
て加熱されて水蒸気となり、天蓋７の中蓋部１０の蒸気
通過孔１０ａ及び本体９の蒸気導出路１１を経て加湿器
１の上方に向けて放出される。この際、天蓋７の中蓋部
１０の周囲にはパッキン１２が取り付けられているの
で、中蓋部１０の加熱水槽３に対する密封性は高く、中
蓋部１０と加熱水槽３との隙間から水蒸気が外部へ漏れ
る虞はない。
を有するので、この加湿器１を用いて加湿する際には、
図１実線で示すように、天蓋７が開放された状態で、加
熱水槽３内に所定量の水１５を入れた後、図１想像線で
示すように、天蓋７を閉じると共に、ヒータ５に通電さ
せる。すると、加熱水槽３内の水１５がヒータ５によっ
て加熱されて水蒸気となり、天蓋７の中蓋部１０の蒸気
通過孔１０ａ及び本体９の蒸気導出路１１を経て加湿器
１の上方に向けて放出される。この際、天蓋７の中蓋部
１０の周囲にはパッキン１２が取り付けられているの
で、中蓋部１０の加熱水槽３に対する密封性は高く、中
蓋部１０と加熱水槽３との隙間から水蒸気が外部へ漏れ
る虞はない。
【００１８】こうして加湿器１を使用するうちに、天蓋
７の中蓋部１０の表面やパッキン１２の溝（図示せず）
に水滴１６が付着して溜まってくるが、給水などの目的
で天蓋７を開けた場合には、この水滴１６が自重によっ
て中蓋部１０やパッキン１２を伝って下方へ流れ落ち
る。しかしながら、パッキン１２の下方には水滴回収リ
ブ１３が設けられているので、先程の水滴１６は水滴回
収リブ１３を伝って流下し、加熱水槽３内に回収される
こととなる。その結果、天蓋７を開けたときに、天蓋７
の中蓋部１０等に付着した水滴１６が天蓋７と外装ケー
ス２との接続部（ピン８の近傍）から外装ケース２の外
周面を伝って流れ落ち、電源コード接続端子６が水で濡
れてしまったり、当該加湿器１が載置されている台１７
が水で濡れてしまったりする事態の発生を未然に防止す
ることが可能となる。
７の中蓋部１０の表面やパッキン１２の溝（図示せず）
に水滴１６が付着して溜まってくるが、給水などの目的
で天蓋７を開けた場合には、この水滴１６が自重によっ
て中蓋部１０やパッキン１２を伝って下方へ流れ落ち
る。しかしながら、パッキン１２の下方には水滴回収リ
ブ１３が設けられているので、先程の水滴１６は水滴回
収リブ１３を伝って流下し、加熱水槽３内に回収される
こととなる。その結果、天蓋７を開けたときに、天蓋７
の中蓋部１０等に付着した水滴１６が天蓋７と外装ケー
ス２との接続部（ピン８の近傍）から外装ケース２の外
周面を伝って流れ落ち、電源コード接続端子６が水で濡
れてしまったり、当該加湿器１が載置されている台１７
が水で濡れてしまったりする事態の発生を未然に防止す
ることが可能となる。
【００１９】また、加湿器１の使用に伴なって天蓋７の
中蓋部１０等に水垢が付着するので、衛生を保つために
は定期的に清掃して水垢を除去する必要があるが、天蓋
７は、上述したように、外装ケース２に対して着脱自在
に装着されていることから、天蓋７を外装ケース２から
取り外した状態での清掃が可能となるので、中蓋部１０
等に付着した水垢を容易に除去することができる。
中蓋部１０等に水垢が付着するので、衛生を保つために
は定期的に清掃して水垢を除去する必要があるが、天蓋
７は、上述したように、外装ケース２に対して着脱自在
に装着されていることから、天蓋７を外装ケース２から
取り外した状態での清掃が可能となるので、中蓋部１０
等に付着した水垢を容易に除去することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外装ケースを有し、この外装ケース内に加熱水槽を格納
し、この加熱水槽にヒータを当該加熱水槽内の水を加熱
し得るように設け、本体および中蓋部からなる天蓋を前
記外装ケースの開口部に開閉自在に装着し、この天蓋に
蒸気導出路１１、蒸気通過孔１０ａ等の蒸気導出経路を
形成し、前記天蓋にパッキンを当該天蓋が閉じられた状
態で前記加熱水槽との隙間をシールする形で設け、更
に、前記天蓋の本体に水滴回収リブを当該天蓋が開けら
れた状態でその先端が前記加熱水槽に向く形で設けて構
成したので、従来のカートリッジタンクが不要であるた
め、コンパクトで低廉であると同時に、加熱水槽を手洗
いで簡便に洗浄することができるのは勿論のこと、天蓋
を開けた際に、中蓋部やパッキンを伝って下方へ流れ落
ちた水滴が水滴回収リブによって加熱水槽内に回収され
ることから、天蓋の開放時に水滴が外部へ流れ落ちる事
態の発生を未然に防止することが可能な加湿器を提供す
ることができる。
外装ケースを有し、この外装ケース内に加熱水槽を格納
し、この加熱水槽にヒータを当該加熱水槽内の水を加熱
し得るように設け、本体および中蓋部からなる天蓋を前
記外装ケースの開口部に開閉自在に装着し、この天蓋に
蒸気導出路１１、蒸気通過孔１０ａ等の蒸気導出経路を
形成し、前記天蓋にパッキンを当該天蓋が閉じられた状
態で前記加熱水槽との隙間をシールする形で設け、更
に、前記天蓋の本体に水滴回収リブを当該天蓋が開けら
れた状態でその先端が前記加熱水槽に向く形で設けて構
成したので、従来のカートリッジタンクが不要であるた
め、コンパクトで低廉であると同時に、加熱水槽を手洗
いで簡便に洗浄することができるのは勿論のこと、天蓋
を開けた際に、中蓋部やパッキンを伝って下方へ流れ落
ちた水滴が水滴回収リブによって加熱水槽内に回収され
ることから、天蓋の開放時に水滴が外部へ流れ落ちる事
態の発生を未然に防止することが可能な加湿器を提供す
ることができる。
【００２１】また、本発明によれば、外装ケースを有
し、この外装ケース内に加熱水槽を格納し、この加熱水
槽にヒータを当該加熱水槽内の水を加熱し得るように設
け、本体および中蓋部からなる天蓋を前記外装ケースの
開口部に開閉自在に、かつ着脱自在に装着し、この天蓋
に蒸気導出路１１、蒸気通過孔１０ａ等の蒸気導出経路
を形成し、前記天蓋にパッキンを当該天蓋が閉じられた
状態で前記加熱水槽との隙間をシールする形で設け、更
に、前記天蓋の本体に水滴回収リブを当該天蓋が開けら
れた状態でその先端が前記加熱水槽に向く形で設けて構
成したので、上述の効果に加えて、天蓋を外装ケースか
ら取り外した状態で、天蓋の中蓋部などに付着した水垢
を容易に清掃・除去することができることから、衛生的
でメンテナンス性に優れた加湿器を提供することが可能
となる。
し、この外装ケース内に加熱水槽を格納し、この加熱水
槽にヒータを当該加熱水槽内の水を加熱し得るように設
け、本体および中蓋部からなる天蓋を前記外装ケースの
開口部に開閉自在に、かつ着脱自在に装着し、この天蓋
に蒸気導出路１１、蒸気通過孔１０ａ等の蒸気導出経路
を形成し、前記天蓋にパッキンを当該天蓋が閉じられた
状態で前記加熱水槽との隙間をシールする形で設け、更
に、前記天蓋の本体に水滴回収リブを当該天蓋が開けら
れた状態でその先端が前記加熱水槽に向く形で設けて構
成したので、上述の効果に加えて、天蓋を外装ケースか
ら取り外した状態で、天蓋の中蓋部などに付着した水垢
を容易に清掃・除去することができることから、衛生的
でメンテナンス性に優れた加湿器を提供することが可能
となる。
【図１】本発明による加湿器の一実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図２】図１に示す加湿器を構成する天蓋の底面図であ
る。
る。
【図３】先願に係る加湿器の構造を示す断面図である。
１……加湿器 ２……外装ケース ３……加熱水槽 ５……ヒータ ７……天蓋 ９……本体 １０……中蓋部 １０ａ……蒸気導出経路（蒸気通過孔） １１……蒸気導出経路（蒸気導出路） １２……パッキン １３……水滴回収リブ
Claims (2)
- 【請求項１】 外装ケースを有し、この外装ケース内に
加熱水槽を格納し、この加熱水槽にヒータを当該加熱水
槽内の水を加熱し得るように設け、本体および中蓋部か
らなる天蓋を前記外装ケースの開口部に開閉自在に装着
し、この天蓋に蒸気導出経路を形成し、前記天蓋にパッ
キンを当該天蓋が閉じられた状態で前記加熱水槽との隙
間をシールする形で設け、更に、前記天蓋の本体に水滴
回収リブを当該天蓋が開けられた状態でその先端が前記
加熱水槽に向く形で設けて構成した加湿器。 - 【請求項２】 外装ケースを有し、この外装ケース内に
加熱水槽を格納し、この加熱水槽にヒータを当該加熱水
槽内の水を加熱し得るように設け、本体および中蓋部か
らなる天蓋を前記外装ケースの開口部に開閉自在に、か
つ着脱自在に装着し、この天蓋に蒸気導出経路を形成
し、前記天蓋にパッキンを当該天蓋が閉じられた状態で
前記加熱水槽との隙間をシールする形で設け、更に、前
記天蓋の本体に水滴回収リブを当該天蓋が開けられた状
態でその先端が前記加熱水槽に向く形で設けて構成した
加湿器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21563594A JPH0875197A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21563594A JPH0875197A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 加湿器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0875197A true JPH0875197A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16675676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21563594A Pending JPH0875197A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 加湿器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0875197A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018118135A (ja) * | 2003-06-20 | 2018-08-02 | レスメド・リミテッドＲｅｓＭｅｄ Ｌｉｍｉｔｅｄ | 加湿器を備えた呼吸可能なガス供給装置 |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP21563594A patent/JPH0875197A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018118135A (ja) * | 2003-06-20 | 2018-08-02 | レスメド・リミテッドＲｅｓＭｅｄ Ｌｉｍｉｔｅｄ | 加湿器を備えた呼吸可能なガス供給装置 |
| US10850053B2 (en) | 2003-06-20 | 2020-12-01 | ResMed Pty Ltd | Breathable gas supply apparatus |
| US11260187B2 (en) | 2003-06-20 | 2022-03-01 | ResMed Pty Ltd | Breathable gas supply apparatus |
| US11413412B2 (en) | 2003-06-20 | 2022-08-16 | ResMed Pty Ltd | Breathable gas supply apparatus |
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