JPH087480B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH087480B2
JPH087480B2 JP63216692A JP21669288A JPH087480B2 JP H087480 B2 JPH087480 B2 JP H087480B2 JP 63216692 A JP63216692 A JP 63216692A JP 21669288 A JP21669288 A JP 21669288A JP H087480 B2 JPH087480 B2 JP H087480B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の現像器を収納した現像器収納装置を
画像形成装置本体に着脱自在に取付けた画像形成装置に
関するものであり、特に電子写真方式或いは静電記録方
式のマルチカラー或いはフルカラーの画像形成装置に好
適に具現化し得るものである。
従来の技術及び解決すべき課題 最近、特殊分野に限らず一般事務の分野でもカラー複
写或いはカラー記録の需要が急速に増大し、小型、簡易
の多色画像形成装置が希求されている。
現在、例えば電子写真複写装置においては、画像形成
装置内にそれぞれ異なる色の現像剤を収納した2つの現
像器を設置し、2色の複写物を得る複写装置が市販さ
れ、或いは提案されている。
このような複写装置は極めて有益なものであるが、例
えば複写装置内に装着されている色とは異なる色のカラ
ーコピーを得たい場合には、オペレータが好みの色の現
像器を手動で交換する必要があり、煩雑であった。又、
このような煩雑さをなくすには装置本体内に、使用する
可能性のある全ての色の現像器を装着する必要があり、
装置の大型化、高コスト化を余儀なくするものであっ
た。更に斯る構成の複写装置は、感光ドラムのような像
担持体の回りに複数の現像器が配設されるために所要画
像形成長が長くなり、画像形成速度が長くなるという問
題を有することとなる。
本出願人は、上記問題を解決するべく、複数の現像器
を収納した複数現像器収納装置を画像形成装置本体に取
付け、オペレータの要求に応じて画像形成装置本体内の
現像器と自動的に交換する画像形成装置を開発した。本
発明は斯る構成の画像形成装置の改良に関するものであ
る。
このような装置においては、画像形成装置本体と複数
現像器収納装置との間の情報交換が極めて重要であり、
特に、複数現像器収納装置が異常状態に落ち入ったとき
の画像形成装置の処理は極めて重要である。
このような場合に単に画像形成装置本体と複数現像器
収納装置との間に通信手段を設け、異常状態を表示手段
にてオペレータに知らせるだけでは十分ではない。例え
ば、異常状態が発生した後、複数現像器収納装置の修理
を行なうことなく画像形成装置による画像形成動作を起
動した後に、転写材が転写材供給通路に詰ったような場
合には、該紙詰まりを簡単に処理することが不可能とな
ることがあった。
斯る不測の事態が一旦発生すると、画像形成装置を作
動可能状態に復帰させるには、装置全体を分解修理する
か、或いは相当煩雑な修理を余儀なくされ、長時間にわ
たり画像形成装置の使用が停止された。
従って、本発明の目的は、画像形成装置本体と複数現
像器収納装置との間に設けた通信手段によって複数現像
器収納装置に異常状態が生じたことが画像形成装置本体
に伝えられた場合には、画像形成装置本体の作動を、複
数現像器収納装置の異常状態が解除されるまで停止する
ことによって、相当長時間の分解修理等を必要とするよ
うな不測の事故の発生を回避することのできる画像形成
装置を提供することである。
課題を解決するための手段 上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成され
る。要約すれば本発明は、静電像を担持する像担持体
と、この像担持体上の静電像を第1現像部で現像する現
像器と、第2現像部と、画像形成装置本体外と第2現像
部をつなぐ現像器移送路と、ジャム処理用の開放部と、
この開放部の開放を妨げる位置に移動可能で画像形成装
置本体に装着され複数の現像器から選択された現像器を
現像器移送路に搬入する複数現像器収納装置と、を有
し、複数現像器収納装置の装着の如何にかかわらず第1
現像部の現像器で現像が可能な画像形成装置であって、 前記画像形成装置本体と前記複数現像器収納装置との
間に互いに情報を伝える通信手段と、前記複数現像器収
納装置の異常状態を検出する検出手段と、前記検出手段
からの検出信号が前記通信手段により前記画像形成装置
本体に伝えられた場合には、第1現像部の現像器による
画像形成動作を禁止する制御手段とを設けたことを特徴
とする画像形成装置である。
実施例 次に、本発明に係る画像形成装置を図面に即して更に
詳しく説明する。
第1図に本発明に係る画像形成装置の一実施例を示
す。本実施例にて、本発明は2色或いはそれ以上の多重
画像形成が可能で且つ両面画像形成も可能な電子写真複
写装置に具現化されている。
第1図を参照すると、本実施例の電子写真複写装置に
おいて、像担持体である感光ドラム11が矢印方向に回転
自在に担持され、帯電器12により一様に帯電され、その
後露光手段にて原稿画像が照射され、該像担持体11上に
潜像が形成される。
露光手段は任意の構成とし得るが、本実施例では、原
稿載置ガラス1上に載置された原稿2を照明するランプ
3と、原稿2の画像を感光ドラム11上に走査露光するた
めの光学系、即ち、反射ミラー4、5、6、7、8、9
及びズームレンズ10から構成される光学系とを有する。
ランプ3及びミラー4、5、6は一体として矢印A方向
へ所定の速度で移動して原稿2を走査する。斯る光学系
を備えた露光手段は当業者には周知であるのでこれ以上
の詳しい説明は省略する。
感光ドラム11の周囲には感光ドラム11上の潜像を可視
化するための第1及び第2現像部が設けられる。本実施
例では第2現像部には色トナーを収納した色現像器13、
第1図では緑色のトナーを収納した緑現像器13Cが、又
第1現像部には、黒トナーを収納した黒現像器14が配設
される。現像器13C、14は、感光ドラムに対して近接し
た現像作動位置と、感光ドラム11に対して離間した現像
不作動位置とをとり得るように、それぞれ矢印C、C′
方向に移動可能とされる。第1図では、緑現像器13Cが
現像不作動位置にあり、黒現像器14が感光ドラム11に近
接した現像作動位置にあり、従って、感光ドラム11上の
潜像は黒トナーで顕画化され、感光ドラム11上に黒トナ
ー像が形成される。
感光ドラム11上のトナー像は転写帯電器15により転写
紙のような転写材17へ転写される。その後、感光ドラム
11はクリーナ16へ至りドラム表面の残留トナーが除去さ
れ、再び同様にして次の画像形成工程へと移る。
転写材17は、装置の下方部に設けられた複数の、本実
施例では2つのカセット18、24の中の選択された一方の
カセットから供給される。
カセット18に積載されている転写材17は給紙ローラ19
によりローラ対20へと送り込まれ、次いでガイド板21、
22、28、給送ローラ対50、ガイド板51、52、53を介して
レジストローラ23に至る。同様に、カセット24に積載さ
れている転写材17は給紙ローラ25によりローラ対26へと
送り込まれ、次いでガイド板27、28、21、給送ローラ対
50、ガイド板51、52、53を介してレジストローラ23に至
る。
レジストローラ23は感光ドラム11上のトナー像と転写
材17が一致するようにタイミングをとって回転を始め、
転写上ガイド31、転写下ガイド32を介して転写材17を感
光ドラム11の外表面へ送り込む。先に述べたように転写
材17は転写帯電器15により感光ドラム11の表面上のトナ
ー像を転写され、分離帯電器33によりドラム11の表面か
ら分離され搬送部34を介して加熱ローラと加圧ローラと
を有する定着器35へ送り込まれる。該定着器35で加熱及
び加圧された転写材17上の像は永久画像として定着され
る。
次いで転写材17は第1排出ローラ36へ送られ、その後
フラッパ37、38を介して第2排出ローラ39へ至って機外
へ排出される。
次に、両面画像形成モードと多重画像形成モードでの
転写材17の流れを説明する。
画像形成装置に両面画像形成モードが指示されると、
転写材17は上述の片面画像形成モードの場合と同様にし
て片面(第1面)に原稿画像が転写定着されると、該転
写材17は先ず、第2排出ローラ39へ送られ機外のトレイ
(図示せず)上へ送給される。このとき、転写材17の後
端が検知レバー40及び光センサー41からなる転写材検知
機構により検知され、その後所定の時間が経過すると、
即ち、転写材17の後端がフラッパ38を通過すると、第2
排出ローラ39は逆転を始め転写材17を再び機内へと送り
込む。
これにより、転写材17は後端を先にしてフラッパ38及
びフラッパ37の左側斜面及びガイド板42を介し、更には
ガイド板43、44を介して表裏を反転し第2面が表とされ
た状態でローラ45へ送られる。
その後、転写材17はローラ46を経て横レジストローラ
47に至る。この時点では、横レジストローラ47は停止し
ており、転写材17が該ローラ47に完全に突き当った後ロ
ーラ45、46も停止する。これにて転写材17は第2面への
画像形成動作のための待機状態となる。
次いで、第2面への画像形成信号が発せられると、横
レジストローラ47は回転を始めガイド板49、51を介して
レジストローラ23へ転写材17を送り込む。レジストロー
ラ23へ転写材17が到着する前に、転写材17の側端は光セ
ンサー(図示せず)により検知され、側端が第1面の画
像形成時と同位置になるように横レジストローラ47が転
写材17の進行方向と直角の方向、即ち、第1図の紙面に
対し垂直の方向に移動して転写材17の横方向位置を修正
する。転写材17がレジストローラ23へ到達した後の動作
は先の片面画像形成の場合と同様であり、第2面に画像
形成された転写材17は最終的には第2排出ローラ39によ
り機外のトレイ上へ排出される。
次に、画像形成装置に多重画像形成モードが指示され
た場合について説明する。多重画像形成モードが指示さ
れると、先の片面画像形成の場合と同様にして第1回目
の画像形成が行なわれる。しかしながら、フラッパ37
は、第1回目の画像形成後においては破線で示される状
態に位置しており、従って、転写材17は前端を先にして
第1排出ローラ36により送り出され、フラッパ37の右側
斜面に沿ってガイド42、43に送られ、更にガイド43、44
を経てローラ45へ送られる。その後、転写材17はローラ
46を経て横レジストローラ47に至る。
転写材17の後端が検知レバー40、光センサー41により
検知され、所定時間経過するとフラッパ37は実線の位置
へ復帰する。そして、第2回目の画像形成信号が発せら
れると横レジストローラ47は回転を始めるが、この時の
転写材17の動きは先の画面画像形成の第2面の画像形成
の場合と同様である。
このようにして第2回目の画像形成がなされた転写材
17は最終的に第2排出ローラ39により機外のトレイ上へ
と排出される。
なお、ここでは2回の多重画像形成についての説明を
したが、更に回数の多い多重画像形成の場合も転写材17
の動きは基本的に同じである。ただ、このような場合に
はフラッパ37の破線位置から実線位置への復帰は最終回
の画像形成の前に行なわれる。
次に、上記の如き構成とされる画像形成装置本体100
の外部に着脱自在に装備された複数現像器収納装置110
について説明する。
複数現像器収納装置110は、本実施例では、画像形成
装置本体100の第1現像部に固定設置されている黒現像
器14以外の色現像器を用いてカラー画像形成を所望する
場合に、所望の色現像器を画像形成装置本体100の第2
現像部、即ち感光ドラム11近傍へと現像器移動路を通っ
て供給移送するものである。
複数現像器収納装置110は、画像形成装置への着脱を
可能とする取付け手段(図示せず)を備えた外側ハウジ
ング111と、該外側ハウジング111に対して垂直方向(Y
方向)に可動に担持され、そして現像器を複数収納する
収納部が複数形成された現像器収納手段、即ち、収納ケ
ース112とを有する。
収納ケース112は、第2図及び第3図を参照すれば理
解されるように、4本の垂直フレーム113a、b、c、d
と、フレーム113a、d及び113b、d間に設けられた両側
板114a、bとを有する。両側板は、必要に応じて所定の
開口が形成され、後で説明する諸機能を達成し得るよう
に構成されているが、該両側板の詳細な形状等は添付図
面においては省略されている。
又、収納ケース112は、両側板114a、b間に配置され
た仕切板115a、b、cにて3つに分割され、3つの現像
器収納部151A、B、Cが形成される。本実施例では現像
器収納部は3つ設けられているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、場合によっては2つ、又は4つ或
いはそれ以上形成される。
現像器収納部151A、151B、151C上にはそれぞれ異なる
色トナーを収納した色現像器、例えば赤トナーを収納し
た赤現像器13A、青トナーを収納した青現像器13B、緑ト
ナーを収納した緑現像器13Cが、第2図にて左右方向に
移動可能に収納されている。各現像器は、収納ケース内
での移動を円滑にするべく、底部にガイド部材116を備
え、仕切板に設けられた案内レール117内を摺動するよ
うに構成するのが好適である。
複数現像器収納装置110は、第2図及び第3図を参照
すれば理解されるように、収納ケース移動手段Yにより
垂直方向に移動され、このケース移動手段Yによって所
望の色現像器を載置している収納部151が画像形成装置
本体100側の搬入口55と一致して停止され、次いで所望
の色現像器が現像器移動手段Xにて本体100内に搬入さ
れる。
第2図及び第3図を用いて、現像器収納ケース112を
上下方向に移動せしめるためのケース移動手段Yについ
て説明する。
収納ケース112は垂直フレーム113a及び113bの画像形
成装置本体100と対面する側にラック118a、118bが固定
されている。一方、該ラック118a、118bにはピニオン11
9a、119bが噛合しており、両ピニオンは回転軸120にて
連結されている。又、ピニオン119bは歯車121を介して
垂直モータM2の出力歯車122に噛合している。従って、
垂直モータM2の回転出力は収納ケース112のラック118
a、118bに伝達され、収納ケース112は、図示された上
(up)方向・下(down)方向へ移動する。
収納ケース112の垂直ホームポジションは、収納ケー
ス112に設けられたフラッグ125aと、外側ハウジング111
に取付けられたセンサ、即ち、ホトインタラプタ125bと
から成るホームポジションセンサ125にて制御される。
又、収納ケース112の各段の位置は、前記ホームポジ
ションセンサ125の位置からの垂直モータM2のエンコー
ダの出力カウントによって、或いはタイマのカウントに
よって決定する。
後で更に詳しく説明するように、収納ケース112内の
各段に載置されている色現像器13A、13B、13Cの色現像
機能が何であるか、つまり色現像器の色認識、及び各段
に現像器が収納されているか否か、つまり現像器の有無
は、各色現像器の側面に貼付された色検知マーク180A、
B、Cを、ケース移動手段Yにより収納ケース112を上
下方向に移動させることにより、外側ハウジング111に
設けた色検知センサ181にて検知することにより行なわ
れる。該色検知センサ181は、反射形のホトインタラプ
タを用いて色検知マーク180の情報を読み取り出力する
構成とされる。
次に、選択された現像器収納部の現像器を、現像器収
納ケース112から画像形成装置本体100内へと、或いは外
部より現像器収納ケース112へと移動せしめるための現
像器移動手段Xについて説明する。
特に第3図及び第4図を参照すると、現像器移動手段
Xは、現像器13を、第3図及び第4図では現像器13Cを
収納ケース112の収納部151Cと画像形成装置本体100との
間で水平移動せしめる移動手段131Aと、画像形成装置本
体100に搬入された現像器13Cを感光ドラム11の近傍の現
像部と収納ケース112の収納部151Bとの間で水平移動せ
しめる移動手段131Bと、収納ケース112の収納部151bと
外部との間で水平移動せしめる移動手段131Cとを有す
る。
現像器移動手段131Aは、第4図にて理解されるよう
に、画像形成装置本体100への搬入口55に一致した収納
部に載置された現像器、第3図では現像器13Cの両側部
に対応する位置にそれぞれ対称に設けられる。現像器移
動手段131Aは、現像器13Cの側面に設けられたラック135
a、135bに噛合する色現像器駆動用歯車132a、132bを有
する。該現像器駆動用歯車132a、132bはそれぞれ歯車13
3a、133b、歯車134a、134b、傘歯車135a、135b、傘歯車
136a、136b及びベルト駆動伝達装置137を介して水平モ
ータM1の回転力が伝達される。尚、水平モータM1から現
像器駆動用歯車132a、132bに伝達される回転力の断続は
クラッチCL2にて制御される。
又、現像器水平移動手段131Aは、現像器駆動用歯車13
2a、132bが現像器13Cのラック135a、135bに噛合するよ
うにバネ手段(図示せず)にて付勢されているが、前記
現像器垂直移動手段Yにより、第2図に示したup方向、
down方向へ現像器収納ケース112を移動する場合には水
平移動手段131Aが前記色現像器垂直移動手段Yの妨げと
ならないように、該現像器水平移動手段131Aはソレノイ
ドSL1a、SL1bにて収納ケース112より離間分離される
(第4図)。
従って、水平移動手段131Aには該手段が収納ケース11
2より十分離間されたことを検知するためのセンサー170
a、170bが配置されている。センサ170a、170bは公知の
ホトインタラプタとされる。
前記現像器水平移動手段131Bは、第3図にて理解され
るように、現像器13Cの上面に設けられたラック138a、1
38bに噛合する色現像器駆動用歯車56a、56bを有する。
該現像器駆動用歯車56a、56bはそれぞれ、歯車57a、57b
及びベルト駆動伝達装置58を介して水平モータM1の回転
力が伝達される。尚、水平モータM1から現像器駆動用歯
車56a、56bに伝達される回転力の断続はクラッチCL1に
て制御される。
同様に、前記現像器水平移動手段131Cは、現像器13C
の上面に設けられたラック138a、138bに噛合する色現像
器駆動用歯車161a、161bを有する。該現像器駆動用歯車
161a、161bはベルト駆動伝達装置162を介して水平モー
タM1の回転力が伝達され、水平モータM1から現像器駆動
用歯車161a、161bに伝達される回転力の断続はクラッチ
CL3にて制御される。
第5図は、上述の如くに構成される本発明に係る複数
現像器収納装置を備えた画像形成装置の制御部のブロッ
ク図である。画像形成装置の制御については、複数現像
器収納装置に関連する部分のみが明記されている。
制御部は、画像形成装置の制御部(以下「本体制御
部」という。)203と複数現像器収納装置110の制御部20
0とにて構成されている。本体制御部203と制御部200
は、当業者には周知のデータ通信(シリアル通信)によ
り、異常データ及び色現像器の色情報等を交換すること
により制御を行う。
本体制御部203は、制御部200により本体内部へ移送さ
れた色現像器13を前記感光ドラム11へ加圧するための加
圧駆動クラッチと、画像装置本体内に搬入された色現像
器13が現像器コネクタCNに接続されることにより入力さ
れる色現像器13の色コード信号CNa、CN7b、CNcと、本体
操作部204とを制御している。
本体操作部204は、第6図に図示されるように、画像
形成のためのスタートキー(コピーキー)の入力や、各
情報を入出力するマンマシンインターフェイスであり、
後で更に詳しく説明する。
複数現像器収納装置の制御部200は、本体制御部203か
ら送られてくる通信データにより、色現像器13を本体感
光ドラム11近傍へと搬入する制御、画像形成装置本体の
感光ドラム11近傍の色現像器13を複数現像器収納装置の
収納ケース112へと搬出する制御、色現像器13を複数現
像器収納装置のドア171の近傍へ移送し、色現像器13の
取出しを行うための制御、前記ドア171の近傍へマニュ
アルで搬入された色現像器を収納ケース112へと移送
し、固定する制御、収納ケース112内の色現像器13の色
検知マーク180を色検知センサ181からの出力より読み取
り、本体制御部へデータを伝送する制御、及び後述する
表示操作部205へ収納ケース112の収納部151A、151B、15
1C内の色を表示するLED224a、224b、224c、224dを点灯
する制御等を行う。
又、制御部200は、モータM1、M2の異常等を検出し本
体制御部へエラーデータを伝送する制御をも行う。
制御部200は、前記各センサー入力及びソレノイド、
クラッチを制御するための公知の入力回路及びドライブ
回路、前記水平モータM1のコントローラ201、垂直モー
タM2のコントローラ202とのI/F(インタフェイス)回
路、本体制御部と通信を行うための回路、並びに操作部
205のLEDドライブ回路、キー入力回路で構成されてい
る。
水平モータコントローラ201は、水平モータM1の速度
を制御する周知のPLL回路及び前記水平モータM1をドラ
イブする回路で構成されている。制御部200より、前記
水平モータコントローラ201への制御信号としては、モ
ータを回転させるスタート信号ON、モータの回転方向を
決める信号F/B、モータの回転にブレーキをかけるBLK信
号、モータの回転を決める周波数のクロック信号CLKが
入力される。モータの回転方向を決めるF/B信号は、現
像器水平移動手段のFoward方向(現像器収納装置から画
像形成装置本体に至る方向)、Back方向(現像器収納装
置から外部に至る方向)に対応している。
垂直モータコントローラ202には、制御部200より、前
記垂直モータM2を駆動する信号ON、モータの回転方向を
決める信号(U/D信号は現像器移動手段Yのup、down方
向に対応している)、及び水平モータコントローラ201
と同様にBLK、CLK信号が入力される。
第6図は、本体画像形成装置の操作部204及び複数現
像器収納装置の操作部205を示す。
本体操作部204内の入力スイッチ(キー)は、電源ス
イッチ213、テンキー205、入力された数値や前記画像形
成をストップするためのクリア/ストップキー209、多
重コピーモード等の特殊モードを入力するためのキー入
力エリア214で入力されたモード等をキャンセルするた
めのリセットキー206、現像器の色選択キー217、転写材
17の収納カセット18、24の給紙を選択するカセット(選
択)キー208、で構成されている。
又、マンマシンインターフェイスとしての操作部204
は、カセット18、24に収納されている紙サイズの表示及
びコピー(画像形成)の状態等を表示する液晶表示部21
5、並びに選択された現像器の色を表示するLED210
(黒)、211a(赤)、211b(青)、211c(茶)、211d
(緑)で構成されている。
第6図に示された操作部225は、収納ケース112の各収
納部151A、151B、151Cを選択するためのSelectキー22
0、現像器を複数現像器収納装置のドア171の近傍へ移送
を指示するEjectキー221、前記Seledキー220で指定され
た収納部を表示するSelect表示LED223a、223b、223c、
前記Selectキー220で指定された収納部内の現像器の色
を表示する色表示用LED224a(赤)、224b(青)、224c
(茶)、224d(緑)、及び色現像器移送中を表示するLE
D222で構成されている。
次に、本発明に係る画像形成装置の主たる作動態様に
ついて説明する。
・水平方向搬入シーケンス 第8図並びに第2図〜第4図を参照して現像器13Cを
収納ケース112の収納部151Cから、現像器移送路を通っ
て感光ドラム11の近傍に設けられた第2現像部へ導く場
合について説明する。
第2図、第3図に示すように、垂直移動手段Yの作用
により収納部151Cが前記本体搬入口55の位置に一致して
静止される。各現像器は、従って現像器13Cも又、両側
板114a、114bに設けられた現像器ロック用つめ165a、16
5bが現像器13Cの上面に形成された凹所166a、166bに係
合することにより収納部151Cに固定されている。
先ず、現像器ロック用つめ165a、165bは、現像器ロッ
ク解除用ソレノイドSL2a、SL2bにより色現像器13Cから
解除される(ステップ500)。前記色現像器ロック解除
ソレノイドSL2a、SL2bを駆動後、水平モータ140を回転
させ、前記水平移動手段131Aを駆動する。このとき、ソ
レノイドSL1a、SL1bも又駆動が解除され、水平移動手段
131Aは収納部151C内の現像器13Cに加圧される。
駆動歯車132a、132bをf方向に回転させることによ
り、現像器13Cは本体搬入口55へと移送される。本体搬
入口55へ移送された現像器13Cは、水平ホームポジショ
ンセンサ175a、bを作動させ、現像器の通過が検知され
る(ステップ504)。これによりクラッチCL1が作動し、
水平モータM1にて水平移動手段131Bが作動され(ステッ
プ505)、現像器13Cは、歯車56a、56bにより前記感光ド
ラム11の近傍、現像部へと移送される。
このとき、画像形成装置本体100内部の現像器加圧レ
バー60a、60bは、装置本体内部の黒現像器14を加圧して
おり、現像器13Cの移送の妨げとはならない。
画像形成装置本体100内に移動された現像器13Cは、こ
の状態にて、本体内の現像器コネクタCNに接続されてお
り、現像器コネクタCNからの入力信号CNcが本体制御部2
03へ伝えられる。
この後、本体制御部204からの指令により現像器13Cに
て画像形成が行われる場合には、前記加圧レバー60a、6
0bが回転され黒現像器14が感光ドラム11より離れ、現像
器13Cが加圧され、現像作動位置へと設定される。
・水平方向搬出シーケンス 次に、第9図並びに第2図〜第4図を参照して、装置
本体100内部の感光ドラム11の近傍へ存在する現像器13C
を収納ケース112の現像器収納部151Cへ移送する場合に
ついて説明する。
現像器13Cが装置本体100内部で感光ドラム11へと加圧
され、現像作動位置に設定されていれば、加圧レバー60
a、60bを回転させ、現像器13Cを解除する。次いで、水
平モータM1を回転し、クラッチCL1により水平移動手段1
31Bの現像器移送用の歯車56a、56bを回転する(ステッ
プ508)。現像器13Cは収納ケース112の方へと水平移動
する。
前記現像器搬送歯車56の回転と共に水平移動手段131A
も作動し、現像器13Cを画像形成装置本体100から収納ケ
ース112の収納部151C内に搬送する。現像器13Cは、ホト
インタラプタの如き水平ホームポジションセンサ170に
て収納ケース内に搬入されたことが検知され(ステップ
509)、所定距離移動した後停止され(ステップ511)、
同時に現像器ロック解除ソレノイドSL2a、SL2bを解除す
ることにより現像器ロックレバー165a、165bにて現像器
13Cを収納部151に固定する(ステップ512)。現像器13c
が固定されたことは現像器ロックセンサ167a、167bによ
って検知される。
・水平方向ドア閉時シーケンス 第2図に図示されるように、複数現像器収納装置は、
外部より収納装置へと現像器を搬入し得るように外側ハ
ウジング111にドア171が設けられており、該ドア171の
開閉はドアスイッチ172にて検知され、制御部200に入力
される。
次に、第10図並びに第2図〜第4図を参照して色現像
器13Cをドア171より複数現像器収納装置110に手動で搬
入する場合について説明する。
ドア171を開き、現像器13Cを手動にて複数現像器収納
装置の収納部151C内へと搬入した後ドア171を閉じると
(ステップ513)、現像器検出センサ174a、174bにて現
像器13Cが搬入されたか否かを検知し(ステップ514)、
搬入されていれば、水平モータM1及びクラッチCL3を駆
動して搬送用歯車161a、161bを回転せしめ、同時にソレ
ノイドSL1a、SL1bを解除して水平移動手段131Aを作動状
態とすることにより現像器13Cは収納部151C内へと移送
される(ステップ515〜517)。
収納ケース112内へと搬入された現像器13Cは水平ホー
ムポジションセンサ175により位置検出される(ステッ
プ518)。該位置検出により水平モータM1は反転され
(ステップ519)、現像器13Cは、前記第9図を参照して
説明した水平方向搬出シーケンスに従って所定距離移動
された後停止される(ステップ520)。
ここで説明した水平方向ドア閉時シーケンスは収納ケ
ースを上下方向に移動せしめる垂直方向シーケンスの直
前に保護シーケンスとして必らず実行される。又、ドア
開時には、各モータの駆動源は切られ、不可動になる。
第7図に、前記現像器検出センサ174a、b及び水平ホ
ームポジションセンサ175a、175bの構成の一実施例が示
される。本実施例によると、これらセンサは現像器13に
より直接に作動片176a及び現像器検出レバー(フラッ
グ)176bが運動され、該フラッグによりホトインタラプ
タ177が作動される構成とされる。
・水平方向外部取り出しシーケンス 次に、第11図及び第2図〜第4図を参照して、現像器
13Cを本発明の複数現像器収納装置110から外部へと取り
出す場合について説明する。
現像器ロック解除ソレノイドSL2a、SL2bを駆動し(ス
テップ522)、現像器ロックレバー165a、165bを現像器
より解除する(ステップ523)。次いで、水平モータM1
を駆動し、そしてソレノイドSL1a、SL1bを解除して水平
移動手段131A、131Bを作動させることにより、現像器13
Cを所定距離だけドア171の方へと駆動する(ステップ52
4〜526)。これにより、現像器13Cはドア171の近傍へと
移送され(ステップ527)、収納装置から外部への取出
しが容易とされる。
・現像器交換シーケンス 特に第12図を参照して、画像形成装置本体側でコピー
の色を指定した場合の現像器交換シーケンスの動作説明
を行う。
本体操作部204上の現像器色選択キーによって色が指
定されると(ステップ528)、第12図の現像器交換シー
ケンスに従って、指定色現像器が画像形成装置本体100
に搬入される。
本体制御部203に入力される色コード信号CNa、CNb、C
Ncによって判別された本体内色現像器の色及び収納ケー
ス112に収容された各段の現像器の色を指定色と比較す
る(ステップ529)。本体装置内の現像器の色が指定色
と等しい場合には、現像器交換シーケンスは終了する。
本体内に色現像器がない場合には、スッテプ534へと進
む。ステップ534以降の説明は後述する。
装置本体内に指定色と異なる色現像器が有する場合に
は、収納ケース112内で空の段を捜す(ステップ530)。
このとき上段及び下段から優先的に捜す方法があるが、
下段から捜した方が収納ケース112の移動距離が短かく
て済むという利点がある。
次に、収納ケース112を上述の垂直方向移動シーケン
スに従って垂直方向に移動し、空段を搬出口55に一致し
た位置に停止させる(ステップ531)。引続いて、本体
内の現像器を、第9図に示す搬出シーケンスにて所定の
収納ケース112の収納部に収納した後、収納ケース112を
垂直方向ホームポジションに戻す(ステップ532、53
3)。
次いで、収納ケースを垂直方向に移動させ、指定色の
現像器を収納した収納部を現像器搬入位置に合せる(ス
テップ534)。その後、第8図に示す搬入シーケンスに
従って現像器を本体内に搬入する(ステップ535)。
画像形成装置本体100側と複数現像器収納装置110との
間のやり取りはここで終わるので、画像形成装置本体10
0側は画像形成作動を開始してもかまわない。
複数現像器収納装置110は、その後、ホームポジショ
ンに戻される(ステップ536)。
この方法により、複数現像器収納装置110内に収納さ
れるすべての現像器は順次、本体内に設置することが可
能となるので、青、赤、黒、茶などの多色重コピーも可
能である。
・現像器外部取り出しシーケンス 次に、第13図を参照して、現像器を画像形成装置本体
100及び複数現像器収納装置110内より取り出すシーケン
スを説明する。
収納装置操作部225上のSelectキー220により取り出し
たい現像器の色を選択する(ステップ537)。Ejectキー
221を押すことにより、取り出したい色現像器を確定
し、画像形成装置本体100内にあるか、複数現像器収納
装置110内にあるかを判断する(ステップ538)。
画像形成装置本体内にある場合には、収納ケース112
内の空段を垂直方向移動手段Yを用いて、搬出位置に移
動し(ステップ539)、第9図で示した水平方向搬出シ
ーケンスに従って、現像器を収納ケース112内に移動す
る(ステップ540)。又、所望現像器が複数現像器収納
装置110内にある場合には、該現像器が収納されている
収納部を同様にして搬出口55に一致した搬出位置へと移
動する(ステップ541)。
次いで、上記両方の場合において、第11図で示した水
平方向外部取り出しシーケンスによって、現像器をドア
171の手前まで移動させる(ステップ542)。その後、オ
ペレータはドア171を開けて現像器を外部へと取り出す
ことができる。
・イニシャライズ・シーケンス 次に、第14図を参照して電源立上げ時に行なわれる、
複数現像器収納装置の各収納部に収納された現像器の色
及び現像器の有無を確認するためのイニシャライズ・シ
ーケンスの動作を説明する。
先ず、第10図にて説明したドア閉時シーケンスによっ
て現像器を収納ケース112内の所定位置に固定する(ス
テップ544)。次に、垂直ホームポジションセンサ125に
よって収納ケース112がホームポジションにあるか否か
を判定し(ステップ545)、ホームポジションにない場
合には、垂直移動手段Yを駆動して、垂直ホームポジシ
ョンに戻す(ステップ546、547)。続いて、カウントア
ップするまで、垂直移動手段Yの垂直モータM2を駆動し
収納ケース112を下方向に駆動する(ステップ548)。
本発明に従えば後で更に詳しく説明するように、各現
像器の側面に色検知マーク180A、B、Cが貼付されてお
り、該色検知マークは色検知センサ181により検知され
る(ステップ550)。該検知信号は制御部200に入力され
る。最後に垂直モータM2を上方向に駆動して、収納ケー
ス112をホームポジションまで戻す(ステップ552、55
3)。
・画像形成装置と現像器収納装置の連携動作 次に、画像形成時における画像形成装置と現像器収納
装置の連携動作について説明する。
画像形成装置本体操作部204上の色選択キー217で色を
選択し、又、その他のキーでコピー・モードを設定す
る。この時点で、色現像器を交換すると、コピー・キー
207が押される前に色を変更される可能性があるので、
コピー・キー207を押した時点で使用すべき色現像器を
確定し、第12図で示した現像器交換シーケンスに移行す
る。
2色以上を使用する場合には、画像形成装置本体内に
ある色現像器を優先させることで、現像器交換にかかる
時間を短縮することができる。又、画像形成装置本体10
0が、電源投入直後等のウェイト・アップ時間中である
場合に限り、色選択キーで選択された色現像器を交換し
たり、本体内の色現像器を加圧したり、更には現像器の
予備攪拌を行なう等の作動を行なわせることは、色現像
器使用時の時間短縮としては有効である。
現像器交換時に新たに現像器を搬入すると、収納ケー
ス112の動きは、画像形成装置本体の複写シーケンスと
は無関係となる。従って、収納ケース112が垂直方向ホ
ームポジションに戻る前に複写シーケンスを開始でき
る。
複写シーケンス途中に、転写紙及びトナーの補給が必
要となった場合には、画像形成装置本体内及び複数現像
器収納装置110内の現像器の交換を禁止するために本体
操作部204の色選択キー217、収納装置110の操作部225の
Ejectキー221の入力を禁止する。これは複写シーケンス
再開時に指定色の現像器を確保するためである。
・手差しシーケンス 本発明の好ましい実施態様によれば、複数現像器収納
装置110には、手差し給紙のために紙送りローラ191、19
2及びガイド板193、194、195、196を備えた手差し給紙
部が配置され、手差し給紙部により手差し給紙された転
写紙は画像形成装置本体内に設けた手差し給紙ローラ54
へと送給され、画像形成工程へと給紙される。手差し給
紙部のメンテナンスのため複数現像器収納装置110の外
側ハウジング111にはドア197とドア開閉検知用スイッチ
198が配置されている。
第15図を参照すると、手差し給紙部に設けられた手差
し紙検知センサ190が、手差し給紙部に紙が挿入された
ことを検知すると、前記水平モータM1を駆動し(ステッ
プ554)、クラッチCL4(図示せず)によって給紙ローラ
191、192を駆動する(ステップ556)。又、手差し給紙
部が稼動中は、クラッチCL2により前記水平移動手段131
A、131Bは、水平モータM1の駆動が伝わらない構成とな
っている。
又、垂直モータM2、水平モータM1を駆動する際には必
ず、第16図で示す水平・垂直同時駆動禁止フローにて示
される判断を行なった後に駆動する。これによって現像
器の水平及び垂直方向の同時駆動は不可能となるが、手
差し給紙部の駆動と収納ケース112の垂直方向移動は同
時駆動が可能となる。
指定された色現像器が本体内にない場合には、給紙ロ
ーラ191で手差し紙を給紙ローラ192の位置まで引き込ん
だ後に、水平モータM1の駆動を現像器搬送側に切り替
え、第12図で示した現像器交換シーケンスによって現像
器を交換する。色現像器を予備攪拌した後に給紙ローラ
191、192によって画像形成本体内に手差し紙を給紙す
る。
上述した本発明に係る画像形成装置は、第5図に図示
されるように、画像形成装置本体と複数現像器収納装置
とは、つまり本体制御部203と複数現像器収納装置制御
部200とは当業者には周知のシリアル通信によって情報
交換が行なわれている。
又、上述のように本発明に係る画像形成装置は、画像
形成装置本体と複数現像器収納装置との間に形成された
通信手段による情報交換の下に、種々の作動シーケンス
を達成することができる。
今、例えば、第12図に示す現像器交換シーケンスに従
って複数現像器収納装置が動作しており、収納ケース11
2が第1図一点鎖線にて示すように下降しているときに
垂直モータコントローラ202が異常をきたし、垂直モー
タM2が停止するといった異常状態に落ち入ったとする。
本発明に従えば、第17図に示されるように、制御部20
0は、この異常状態を検知して前記シリアル通信によっ
て本体制御部203に異常状態を伝える。本体制御部203は
本体操作部204を用いて異常状態の発生を警告すると共
に、以後、本体操作部204からの動作要求入力を全て拒
否し、オペレータによる画像形成装置本体100の稼動を
不可能とする。
収納ケース112が第1図に示すように下降位置にて停
止した場合に、画像形成装置の稼動が可能だとし、も
し、画像形成作動が行なわれ、転写材搬送ガイド52付近
で紙詰まり(ジャム)が発生したとすると、収納ケース
112が邪魔となってジャム処理用の開放部、即ち、ドア1
97を開けての紙の排除処理をなすのが不可能となる。
本発明によればこのような事態は未然に回避される。
発明の効果 以上説明したように、本発明に係る画像形成装置は、
複数現像器収納装置が異常をきたした場合には画像形成
装置本体側の動作が停止されるので、異常発生以後の動
作によって紙詰まり等の不測の事態を回避し、画像形成
装置の長時間にわたるような作動停止を防止し得るとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の断面
図である。 第2図は、複数現像器収納装置の断面図である。 第3図は、第2図の複数現像器収納装置の駆動系統を説
明する斜視図である。 第4図は、第2図の複数現像器収納装置の駆動系統を説
明する平面図である。 第5図は、第1図の本発明に係る画像形成装置の制御態
様を説明するブロック図である。 第6図は、第1図の本発明に係る画像形成装置の画像形
成装置本体及び複数現像器収納装置の操作部を示す平面
図である。 第7図は、現像器検知センサの一実施例を示す正面図で
ある。 第8図〜第16図は、第1図の本発明に係る画像形成装置
の主たる作動態様を説明するフロー図である。 第17図は、本発明に従った画像形成装置の制御態様を示
すフロー図である。 11:像担持体 13A、B、C:色現像器 14:黒色現像器 100:画像形成装置本体 110:複数現像器収納装置 111:外側ハウジング 112:現像器収納手段 151A、B、C:現像器収納部 180A、B、C:色検知マーク X:現像器移動手段 Y:現像器収納手段移動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電像を担持する像担持体と、この像担持
    体上の静電像を第1現像部で現像する現像器と、第2現
    像部と、画像形成装置本体外と第2現像部をつなぐ現像
    器移送路と、ジャム処理用の開放部と、この開放部の開
    放を妨げる位置に移動可能で画像形成装置本体に装着さ
    れ複数の現像器から選択された現像器を現像器移送路に
    搬入する複数現像器収納装置と、を有し、複数現像器収
    納装置の装着の如何にかかわらず第1現像部の現像器で
    現像が可能な画像形成装置であって、 前記画像形成装置本体と前記複数現像器収納装置との間
    に互いに情報を伝える通信手段と、前記複数現像器収納
    装置の異常状態を検出する検出手段と、前記検出手段か
    らの検出信号が前記通信手段により前記画像形成装置本
    体に伝えられた場合には、第1現像部の現像器による画
    像形成動作を禁止する制御手段とを設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
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