JPH087419Y2 - 高意匠性シュリンクラベル - Google Patents
高意匠性シュリンクラベルInfo
- Publication number
- JPH087419Y2 JPH087419Y2 JP13608289U JP13608289U JPH087419Y2 JP H087419 Y2 JPH087419 Y2 JP H087419Y2 JP 13608289 U JP13608289 U JP 13608289U JP 13608289 U JP13608289 U JP 13608289U JP H087419 Y2 JPH087419 Y2 JP H087419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- heat
- shrink label
- shrinkable
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、ガラス、プラスチック製容器又はボトル等
の表示、意匠性向上、強度上の保護、キャップ部分の保
護に用いるシュリンクラベル、キャップシール（以下合
わせてシュリンクラベルと呼ぶ）に関してであり、該ラ
ベルの反射光は有色のパール色であり、その透過光は反
射光の色調の補色で現れる意匠性の高いシュリンクラベ
ルに関するものである。
の表示、意匠性向上、強度上の保護、キャップ部分の保
護に用いるシュリンクラベル、キャップシール（以下合
わせてシュリンクラベルと呼ぶ）に関してであり、該ラ
ベルの反射光は有色のパール色であり、その透過光は反
射光の色調の補色で現れる意匠性の高いシュリンクラベ
ルに関するものである。
《従来の技術》 シュリンクラベルは、ガラス、プラスチック等のボト
ルや容器の表示、意匠性向上に広く用いられている。粘
着剤を用いる一般のラベルとは異なり、第１図に示すよ
うな筒状に形成し、容器形状に合わせて筒状の径方向に
熱収縮させ容器に密着させ用いられるが、通常は透明の
熱収縮フィルムに印刷を行い、表示や意匠性を高める効
果を持たせている。又アルミ蒸着を施して金属調の意匠
を出す等の事例があるに止まっている。しかしながら近
年の傾向は主な内容物である食品や飲料、アルコール飲
料はその内容物の差別性はさることながら、むしろ容器
の方に差別化を行う努力を進められていると言っても過
言でなく、シュリンクラベルもその例にもれない。先述
した現状の印刷や蒸着に限られた意匠効果を越える意匠
性のあるシュリンクラベルが求められている。
ルや容器の表示、意匠性向上に広く用いられている。粘
着剤を用いる一般のラベルとは異なり、第１図に示すよ
うな筒状に形成し、容器形状に合わせて筒状の径方向に
熱収縮させ容器に密着させ用いられるが、通常は透明の
熱収縮フィルムに印刷を行い、表示や意匠性を高める効
果を持たせている。又アルミ蒸着を施して金属調の意匠
を出す等の事例があるに止まっている。しかしながら近
年の傾向は主な内容物である食品や飲料、アルコール飲
料はその内容物の差別性はさることながら、むしろ容器
の方に差別化を行う努力を進められていると言っても過
言でなく、シュリンクラベルもその例にもれない。先述
した現状の印刷や蒸着に限られた意匠効果を越える意匠
性のあるシュリンクラベルが求められている。
《考案が解決しようとする課題》 本考案は、食品、飲料のボトル等の消費者商品の購買
請求を高めるためその意匠効果を高めるためのシュリン
クラベルを提供するにある。
請求を高めるためその意匠効果を高めるためのシュリン
クラベルを提供するにある。
《課題を解決するための手段》 本考案は熱収縮性のラベルであって、ポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン又はポリエステル等の透明でかつ熱
収縮可能な樹脂をベヒクルとし、二酸化チタンを薄膜状
にコーティングした鱗片状雲母を分散させた熱収縮フィ
ルムを用いたことを特徴とするシュリンクラベルであ
る。ボトル等に筒状にカバーし収縮させるため、その熱
収縮性は第１図の収縮前ラベルの円周方向に30〜200％
程度熱収縮し、円筒の軸方向にはほとんど収縮しない方
が好ましい。その為にはフィルムは円周方向には1.5〜
４倍程度延伸し、軸方向にはほとんど延伸しないフィル
ムを用いれば良い。
ル、ポリプロピレン又はポリエステル等の透明でかつ熱
収縮可能な樹脂をベヒクルとし、二酸化チタンを薄膜状
にコーティングした鱗片状雲母を分散させた熱収縮フィ
ルムを用いたことを特徴とするシュリンクラベルであ
る。ボトル等に筒状にカバーし収縮させるため、その熱
収縮性は第１図の収縮前ラベルの円周方向に30〜200％
程度熱収縮し、円筒の軸方向にはほとんど収縮しない方
が好ましい。その為にはフィルムは円周方向には1.5〜
４倍程度延伸し、軸方向にはほとんど延伸しないフィル
ムを用いれば良い。
筒状に加工するにはフィルムを筒状に溶融押出なが
ら、円周方向に気体で膨らませる方法、即ちインフレー
ション延伸もしくは、フィルムを平板状で溶融押出した
のち横方向に延伸するチンター方式で成膜したのち、筒
状にシールする方向が有る。一般には印刷の容易さから
後者が用いられる。
ら、円周方向に気体で膨らませる方法、即ちインフレー
ション延伸もしくは、フィルムを平板状で溶融押出した
のち横方向に延伸するチンター方式で成膜したのち、筒
状にシールする方向が有る。一般には印刷の容易さから
後者が用いられる。
ここで言う二酸化チタンはルチン型でも、アナターゼ
型でも良く、その厚みは好ましくは30〜500mμである。
鱗片状雲母は白雲母が好ましいが、本考案で規定するも
のではなく又その厚みは0.05〜2.0μｍが、大きさは10
〜200μが好ましい。二酸化チタンをコーティングした
鱗片状の雲母のベヒクル100重量部に対する添加量はフ
ィルムの厚み、用途により種々に変えることが出来るが
0.5〜10重量部が好ましい。
型でも良く、その厚みは好ましくは30〜500mμである。
鱗片状雲母は白雲母が好ましいが、本考案で規定するも
のではなく又その厚みは0.05〜2.0μｍが、大きさは10
〜200μが好ましい。二酸化チタンをコーティングした
鱗片状の雲母のベヒクル100重量部に対する添加量はフ
ィルムの厚み、用途により種々に変えることが出来るが
0.5〜10重量部が好ましい。
《考案の効果》 本考案に従うと、反射光が金、赤、紫、青、緑、色調
のパール色調であって、透過光がそれぞれの色調の補色
即ち紫、緑、黄、橙、赤に見えると言う機能的な意匠性
を持ち、かつその色調全体が淡い色調、いわゆるパステ
ルカラー調であるため、表示の目的で施される印刷を不
明確にすることはない。
のパール色調であって、透過光がそれぞれの色調の補色
即ち紫、緑、黄、橙、赤に見えると言う機能的な意匠性
を持ち、かつその色調全体が淡い色調、いわゆるパステ
ルカラー調であるため、表示の目的で施される印刷を不
明確にすることはない。
本考案のシュリンクラベルを用いた容器は周囲の明る
さ、透過光の入り方も内容物の色調、形態の各要因によ
って先に述べた「金対紫」、「赤対緑」、「紫対黄」、
「青対橙」「緑対赤」の補色関係で変化しかつ、表面は
パール調に光り、高い意匠性を与えることが出来る。
さ、透過光の入り方も内容物の色調、形態の各要因によ
って先に述べた「金対紫」、「赤対緑」、「紫対黄」、
「青対橙」「緑対赤」の補色関係で変化しかつ、表面は
パール調に光り、高い意匠性を与えることが出来る。
第１図は熱収縮前の筒状成形品（ラベル）の斜視図、第
２図はボトルに収縮密着されラベルとなった斜視図であ
る。 １…筒状成形品、２…シール部分、３…収縮後のラベ
ル、４…ボトル。
２図はボトルに収縮密着されラベルとなった斜視図であ
る。 １…筒状成形品、２…シール部分、３…収縮後のラベ
ル、４…ボトル。
Claims (2)
- 【請求項１】ガラスもしくはプラスチック製の容器又は
ボトル等の表示もしくは意匠製向上の為に用いる熱収縮
性のラベルであって、容器又はボトルの胴部分又は上部
の首部分に筒状に密着したラベルであり、かつポリ塩化
ビニル、ポリプロピレン又はポリエステル等の透明でか
つ熱収縮可能な樹脂をベヒクルとし、二酸化チタンを薄
膜状にコーティングした鱗片状雲母を分散させた熱収縮
フィルムを用いたことを特徴とするシュリンクラベル。 - 【請求項２】二酸化チタンがその厚みが30〜500mμであ
り、鱗片状雲母の厚みが0.05〜2.0μｍであることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載のシュリン
クラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13608289U JPH087419Y2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 高意匠性シュリンクラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13608289U JPH087419Y2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 高意匠性シュリンクラベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0375471U JPH0375471U (ja) | 1991-07-29 |
| JPH087419Y2 true JPH087419Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31683311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13608289U Expired - Lifetime JPH087419Y2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 高意匠性シュリンクラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087419Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP13608289U patent/JPH087419Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0375471U (ja) | 1991-07-29 |
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