JPH0873514A - 2官能アリル単量体の重合方法 - Google Patents
2官能アリル単量体の重合方法Info
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- JPH0873514A JPH0873514A JP24078494A JP24078494A JPH0873514A JP H0873514 A JPH0873514 A JP H0873514A JP 24078494 A JP24078494 A JP 24078494A JP 24078494 A JP24078494 A JP 24078494A JP H0873514 A JPH0873514 A JP H0873514A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】取り扱いの安全な重合開始剤を用い、硬化度が
高く着色の少ない成型物を得る。 【構成】重合開始剤として一般式(1) 【化1】 (式中、R2は炭素数1〜3のアルキル基を表わす。)
で表わされるペルオキシケタールを使用することを特徴
とする2官能アリル単量体の重合方法。
高く着色の少ない成型物を得る。 【構成】重合開始剤として一般式(1) 【化1】 (式中、R2は炭素数1〜3のアルキル基を表わす。)
で表わされるペルオキシケタールを使用することを特徴
とする2官能アリル単量体の重合方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックレンズに
有用な2官能アリル単量体の重合方法に関する。ここ
で、2官能アリル単量体の重合方法とは、2官能アリル
単量体単独重合あるいは2官能アリル単量体と共重合可
能な他のビニル単量体との混合物を重合する共重合も含
めた意味で用いる。2官能アリル単量体からの重合物も
しくは共重合物は、着色が少なく、優れた透明性とガラ
スに匹敵する硬さおよび耐擦傷性を有するなどの利点が
あり、光学レンズ、メガネ用レンズ、コンタクトレンズ
等に広く用いられている。
有用な2官能アリル単量体の重合方法に関する。ここ
で、2官能アリル単量体の重合方法とは、2官能アリル
単量体単独重合あるいは2官能アリル単量体と共重合可
能な他のビニル単量体との混合物を重合する共重合も含
めた意味で用いる。2官能アリル単量体からの重合物も
しくは共重合物は、着色が少なく、優れた透明性とガラ
スに匹敵する硬さおよび耐擦傷性を有するなどの利点が
あり、光学レンズ、メガネ用レンズ、コンタクトレンズ
等に広く用いられている。
【0002】
【従来の技術】従来、2官能アリル単量体を重合させる
には、一般に重合開始剤としてジイソプロピルペルオキ
シジカーボネート(IPP)等のペルオキシジカーボネ
ートが用いられている(米国特許第3216958号明
細書)。また米国特許第3497478号明細書には、
重合開始剤としてベンゾイルペルオキシド(BPO)を
用いる方法が開示されている。また特公昭61−431
87号公報には特定の熱分解温度の有機過酸化物を併用
する方法が開示されている。また特開平3−54213
号公報には、重合開始剤として1,1−ジ−t−ブチル
ペルオキシシクロヘキサンを用いる方法が開示されてい
る。
には、一般に重合開始剤としてジイソプロピルペルオキ
シジカーボネート(IPP)等のペルオキシジカーボネ
ートが用いられている(米国特許第3216958号明
細書)。また米国特許第3497478号明細書には、
重合開始剤としてベンゾイルペルオキシド(BPO)を
用いる方法が開示されている。また特公昭61−431
87号公報には特定の熱分解温度の有機過酸化物を併用
する方法が開示されている。また特開平3−54213
号公報には、重合開始剤として1,1−ジ−t−ブチル
ペルオキシシクロヘキサンを用いる方法が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第32169
58号明細書に開示されているIPPは熱分解温度が低
く(10時間半減期温度はベンゼン中0.1M濃度で約
41℃である。)またその分解威力が大きいためその貯
蔵および取り扱いが困難である(90%純度品は消防法
第5類第1種自己反応性物質に分類される)。また米国
特許第3497478号明細書に開示されているベンゾ
イルペルオキシドを用いると得られた重合物が黄色に着
色するという欠点がある。また特公昭61−43187
号公報に開示された方法では、重合開始剤としてIPP
等のペルオキシジカーボネートを用いた場合以外では十
分に重合が完結せず、高温で重合させるためには耐熱性
のガスケットを必要とし、経済的に好ましくない。また
硬化度を上げるため重合開始剤を多量に用いると重合物
の硬度が低下し、またその分解残渣のために重合物が着
色する欠点がある。また特開平3−54213号公報の
1,1−ジ−t−ブチルペルオキシシクロヘキサンを用
いる方法でも、重合を完結させるためには、重合温度を
高くする必要がある。そのため、取り扱いが安全な重合
開始剤を用い、比較的低温で重合を完結できる重合方法
が要望されている。
58号明細書に開示されているIPPは熱分解温度が低
く(10時間半減期温度はベンゼン中0.1M濃度で約
41℃である。)またその分解威力が大きいためその貯
蔵および取り扱いが困難である(90%純度品は消防法
第5類第1種自己反応性物質に分類される)。また米国
特許第3497478号明細書に開示されているベンゾ
イルペルオキシドを用いると得られた重合物が黄色に着
色するという欠点がある。また特公昭61−43187
号公報に開示された方法では、重合開始剤としてIPP
等のペルオキシジカーボネートを用いた場合以外では十
分に重合が完結せず、高温で重合させるためには耐熱性
のガスケットを必要とし、経済的に好ましくない。また
硬化度を上げるため重合開始剤を多量に用いると重合物
の硬度が低下し、またその分解残渣のために重合物が着
色する欠点がある。また特開平3−54213号公報の
1,1−ジ−t−ブチルペルオキシシクロヘキサンを用
いる方法でも、重合を完結させるためには、重合温度を
高くする必要がある。そのため、取り扱いが安全な重合
開始剤を用い、比較的低温で重合を完結できる重合方法
が要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
法の問題点を長期にわたって研究した結果、特定のペル
オキシケタールを重合開始剤として用いることにより、
上記の問題点を解決し、本発明を完成するに至った。す
なわち本発明は、一般式(1)
法の問題点を長期にわたって研究した結果、特定のペル
オキシケタールを重合開始剤として用いることにより、
上記の問題点を解決し、本発明を完成するに至った。す
なわち本発明は、一般式(1)
【化3】 {式中、Rは−O−(R1−O)n−、(ここでR1は炭
素数2〜3のアルキル基、nは1〜4の整数を表わす)
またはフェニル基を表わす。}で表される2官能アリル
単量体を重合するに際し、重合開始剤として一般式
(2)
素数2〜3のアルキル基、nは1〜4の整数を表わす)
またはフェニル基を表わす。}で表される2官能アリル
単量体を重合するに際し、重合開始剤として一般式
(2)
【化4】 (式中、R2は炭素数1〜3のアルキル基を表わす)で
表わされるペルオキシケタールを使用することを特徴と
する2官能アリル単量体の重合方法である。
表わされるペルオキシケタールを使用することを特徴と
する2官能アリル単量体の重合方法である。
【0005】本発明において用いられる一般式(1)で
示される2官能アリル単量体としては例えば、エチレン
グリコールビス(アリルカーボネート)、プロピレング
リコールビス(アリルカーボネート)、ジエチレングリ
コールビス(アリルカーボネート)(商品名CR−3
9、米国PPG社製)、ジプロピレングリコールビス
(アリルカーボネート)、ジアリルフタレート、ジアリ
ルイソフタレート、ジアリルテレフタレート等が挙げら
れる。またそれらと共重合可能なビニル単量体として
は、メチルメタクリレート、トリアリルシアヌレート、
トリアリルイソシアヌレート、エチレングリコールジメ
タクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパンジメタクリレート、ジメチ
ルマレエート、ジメチルフマレート等を挙げることがで
きる。またジエチレングリコールビス(アリルカーボネ
ート)のオリゴマーを含む組成物(商品名RAV7H
I、三井石油化学工業(株)製等)あるいは予め少量の
重合開始剤を用いて一部を重合させた予備重合物を用い
ても良い。そして、全単量体のうち、式(1)で示され
る2官能アリル単量体が50%以上含まれるものが好ま
しい。
示される2官能アリル単量体としては例えば、エチレン
グリコールビス(アリルカーボネート)、プロピレング
リコールビス(アリルカーボネート)、ジエチレングリ
コールビス(アリルカーボネート)(商品名CR−3
9、米国PPG社製)、ジプロピレングリコールビス
(アリルカーボネート)、ジアリルフタレート、ジアリ
ルイソフタレート、ジアリルテレフタレート等が挙げら
れる。またそれらと共重合可能なビニル単量体として
は、メチルメタクリレート、トリアリルシアヌレート、
トリアリルイソシアヌレート、エチレングリコールジメ
タクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパンジメタクリレート、ジメチ
ルマレエート、ジメチルフマレート等を挙げることがで
きる。またジエチレングリコールビス(アリルカーボネ
ート)のオリゴマーを含む組成物(商品名RAV7H
I、三井石油化学工業(株)製等)あるいは予め少量の
重合開始剤を用いて一部を重合させた予備重合物を用い
ても良い。そして、全単量体のうち、式(1)で示され
る2官能アリル単量体が50%以上含まれるものが好ま
しい。
【0006】本発明において式(2)に示されるペルオ
キシケタールとしては具体的には例えば、1,1−ジ−
t−ブチルペルオキシ−2−メチルシクロヘキサン(1
0時間半減期温度T10=83℃)、1,1−ジ−t−ア
ミルペルオキシ−2−メチルシクロヘキサン(T10=8
0℃)、1,1−ジ−t−ヘキシルペルオキシ−2−メ
チルシクロヘキサン(T10=80℃)等が挙げられる。
それらのうち、1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−2
−メチルシクロヘキサンが重合物の硬化度が高くなる点
で優れている。これらのペルオキシドの90%純度品は
消防法第5類第2種自己反応性物質に分類される。
キシケタールとしては具体的には例えば、1,1−ジ−
t−ブチルペルオキシ−2−メチルシクロヘキサン(1
0時間半減期温度T10=83℃)、1,1−ジ−t−ア
ミルペルオキシ−2−メチルシクロヘキサン(T10=8
0℃)、1,1−ジ−t−ヘキシルペルオキシ−2−メ
チルシクロヘキサン(T10=80℃)等が挙げられる。
それらのうち、1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−2
−メチルシクロヘキサンが重合物の硬化度が高くなる点
で優れている。これらのペルオキシドの90%純度品は
消防法第5類第2種自己反応性物質に分類される。
【0007】本発明において、上記重合開始剤の使用量
は、重合温度その他の条件により異なるが、通常、用い
る単量体に対し、1〜5重量%である。1重量%未満で
は重合が不十分となるため機械強度が低下し、また5重
量%を越えると重合速度が大きくなり発熱により温度調
節が困難になると共に、重合開始剤の分解生成物が多く
なり機械強度の低下が起こり好ましくない。
は、重合温度その他の条件により異なるが、通常、用い
る単量体に対し、1〜5重量%である。1重量%未満で
は重合が不十分となるため機械強度が低下し、また5重
量%を越えると重合速度が大きくなり発熱により温度調
節が困難になると共に、重合開始剤の分解生成物が多く
なり機械強度の低下が起こり好ましくない。
【0008】本発明において、重合方法は注型重合が用
いられる。また重合温度は通常70〜130℃が用いら
れる。70℃未満では重合速度が小さく、また130℃
を越える温度では重合物の割れが起こりやすくなり何れ
も好ましくない。また、本発明において、添加物として
紫外線吸収剤、離型剤、顔料等、充填剤等を使用しても
よい。充填剤としては例えばガラスファイバー、シリ
カ、アルミナ、酸化チタン等が用いられる。
いられる。また重合温度は通常70〜130℃が用いら
れる。70℃未満では重合速度が小さく、また130℃
を越える温度では重合物の割れが起こりやすくなり何れ
も好ましくない。また、本発明において、添加物として
紫外線吸収剤、離型剤、顔料等、充填剤等を使用しても
よい。充填剤としては例えばガラスファイバー、シリ
カ、アルミナ、酸化チタン等が用いられる。
【0009】
【発明の効果】本発明の重合方法は、特定の重合開始剤
を用いることにより、着色度が少なく、高硬度の重合物
を高収率で得ることができる。また、従来知られている
ペルオキシジカーボネート以外の重合開始剤と比較し
て、低温で重合可能であり、且つ重合転化率が高い。ま
た本発明に用いられる重合開始剤は従来多用されている
ペルオキシジカーボネートと比較して熱分解温度が高
く、またその分解時の威力が小さいため取り扱いが容易
である。
を用いることにより、着色度が少なく、高硬度の重合物
を高収率で得ることができる。また、従来知られている
ペルオキシジカーボネート以外の重合開始剤と比較し
て、低温で重合可能であり、且つ重合転化率が高い。ま
た本発明に用いられる重合開始剤は従来多用されている
ペルオキシジカーボネートと比較して熱分解温度が高
く、またその分解時の威力が小さいため取り扱いが容易
である。
【0010】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。また例中の略号は以下の化合物を示す。 BuMC :1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−2−
メチルシクロヘキサン HxMC :1,1−ジ−t−ヘキシルペルオキシ−2
−メチルシクロヘキサン BuO :t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート Bu3M :1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン BuC :1,1−ジ−t−ブチルペルオキシシクロ
ヘキサン BPO :ベンゾイルペルオキシド CR−39:ジエチレングリコールジアリルカーボネー
ト(米国PPG社製商品名) DAIP :ジアリルイソフタレート
する。また例中の略号は以下の化合物を示す。 BuMC :1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−2−
メチルシクロヘキサン HxMC :1,1−ジ−t−ヘキシルペルオキシ−2
−メチルシクロヘキサン BuO :t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート Bu3M :1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン BuC :1,1−ジ−t−ブチルペルオキシシクロ
ヘキサン BPO :ベンゾイルペルオキシド CR−39:ジエチレングリコールジアリルカーボネー
ト(米国PPG社製商品名) DAIP :ジアリルイソフタレート
【0011】実施例1 CR−39、100gとBuMC3gを混合し、2枚の
円形ガラス板とエチレン・酢酸ビニル共重合体ガスケッ
トを用いた鋳型に注入し、空気浴恒温槽に入れ、70℃
〜110℃まで毎時4℃ずつ昇温しながら10時間、更
に110℃で2時間重合させた。厚さ2mm、直径80
mmの重合物を得た。これを用いて以下の試験を行っ
た。同栄商事(株)製バーコル硬度計GYZJ 934
−1を用い室温で硬度を測定した。また一部を粉砕した
後、塩化メチレンにより室温で1日抽出した後、塩化メ
チレンを揮発させることにより重合転化率を測定した。
また日本電色工業(株)製色差計Z−1001−DPを
用いて黄色度(YI値)を測定した。その結果を表1に
示す。
円形ガラス板とエチレン・酢酸ビニル共重合体ガスケッ
トを用いた鋳型に注入し、空気浴恒温槽に入れ、70℃
〜110℃まで毎時4℃ずつ昇温しながら10時間、更
に110℃で2時間重合させた。厚さ2mm、直径80
mmの重合物を得た。これを用いて以下の試験を行っ
た。同栄商事(株)製バーコル硬度計GYZJ 934
−1を用い室温で硬度を測定した。また一部を粉砕した
後、塩化メチレンにより室温で1日抽出した後、塩化メ
チレンを揮発させることにより重合転化率を測定した。
また日本電色工業(株)製色差計Z−1001−DPを
用いて黄色度(YI値)を測定した。その結果を表1に
示す。
【0012】
【表1】
【0013】実施例2及び比較例1〜4 実施例1においてBuMCの代わりに表1に示す重合開
始剤を使用した以外は実施例1に準じて実施した。その
結果は表1のとおりであった。実施例1,2及び比較例
1より本発明の重合方法は従来のBPOを重合開始剤と
して用いる方法と比較して、重合物の重合転化率、硬度
および着色が優れていることが判る。また実施例1,2
及び比較例2〜4より本発明の重合方法はその他の重合
開始剤を用いる方法と比較して、重合物の重合転化率お
よび硬度が優れていることが判る。
始剤を使用した以外は実施例1に準じて実施した。その
結果は表1のとおりであった。実施例1,2及び比較例
1より本発明の重合方法は従来のBPOを重合開始剤と
して用いる方法と比較して、重合物の重合転化率、硬度
および着色が優れていることが判る。また実施例1,2
及び比較例2〜4より本発明の重合方法はその他の重合
開始剤を用いる方法と比較して、重合物の重合転化率お
よび硬度が優れていることが判る。
【0014】実施例3 実施例1においてCR−39の代わりにCR−39とD
AIPの1/1(重量比)混合物を用いBuMCを3.
5g使用した以外は実施例1に準じて実施した。その結
果は表2のとおりであった。
AIPの1/1(重量比)混合物を用いBuMCを3.
5g使用した以外は実施例1に準じて実施した。その結
果は表2のとおりであった。
【0015】
【表2】
【0016】比較例5〜8 実施例3においてBuMCの代わりに表2に示す重合開
始剤を使用した以外は実施例3に準じて実施した。その
結果は表2のとおりであった。実施例3及び比較例5〜
8より2官能アリル単量体としてCR−39とDAIP
の混合物を用いた場合でも上記と同様の効果があること
が判る。
始剤を使用した以外は実施例3に準じて実施した。その
結果は表2のとおりであった。実施例3及び比較例5〜
8より2官能アリル単量体としてCR−39とDAIP
の混合物を用いた場合でも上記と同様の効果があること
が判る。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 {式中、Rは−O−(R1−O)n−、(ここでR1は炭
素数2〜3のアルキル基、nは1〜4の整数を表わす)
またはフェニル基を表わす。}で表される2官能アリル
単量体を重合するに際し、重合開始剤として一般式
(2) 【化2】 (式中、R2は炭素数1〜3のアルキル基を表わす)で
表わされるペルオキシケタールを使用することを特徴と
する2官能アリル単量体の重合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24078494A JPH0873514A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 2官能アリル単量体の重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24078494A JPH0873514A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 2官能アリル単量体の重合方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0873514A true JPH0873514A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=17064651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24078494A Pending JPH0873514A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 2官能アリル単量体の重合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0873514A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3057868A1 (fr) * | 2016-10-26 | 2018-04-27 | Arkema France | Composition a base de monomeres allyliques et de peroxyde(s) pour la fabrication de verres organiques |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP24078494A patent/JPH0873514A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3057868A1 (fr) * | 2016-10-26 | 2018-04-27 | Arkema France | Composition a base de monomeres allyliques et de peroxyde(s) pour la fabrication de verres organiques |
WO2018078291A1 (fr) * | 2016-10-26 | 2018-05-03 | Arkema France | Composition à base de monomères allyliques et de peroxyde(s) pour la fabrication de verres organiques |
JP2020504195A (ja) * | 2016-10-26 | 2020-02-06 | アルケマ フランス | アリルモノマーと過酸化物とをベースにした有機ガラス製造用組成物 |
US10851222B2 (en) | 2016-10-26 | 2020-12-01 | Arkema France | Composition based on allyl monomers and peroxide(s) for the manufacture of organic glasses |
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