JPH087286A - 光学式ピックアップ装置 - Google Patents
光学式ピックアップ装置Info
- Publication number
- JPH087286A JPH087286A JP6130597A JP13059794A JPH087286A JP H087286 A JPH087286 A JP H087286A JP 6130597 A JP6130597 A JP 6130597A JP 13059794 A JP13059794 A JP 13059794A JP H087286 A JPH087286 A JP H087286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light receiving
- track
- light
- receiving surface
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/13—Optical detectors therefor
- G11B7/131—Arrangement of detectors in a multiple array
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0901—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/095—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
- G11B7/0953—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for eccentricity of the disc or disc tracks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/13—Optical detectors therefor
- G11B7/133—Shape of individual detector elements
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/14—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam specially adapted to record on, or to reproduce from, more than one track simultaneously
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
したトラッキング動作を可能にすると共に信号を適切に
読み取ることができる光学式ピックアップを提供する。 【構成】 光検出器の受光面をトラックキング制御用及
び信号読取用で個別に記録媒体の結像面上に互いに近傍
に配置し、トラッキング制御用の受光面を記録媒体のト
ラック接線方向に2分割し、そのトラック接線方向に垂
直な方向の幅を受光面上のトラック像のトラックピッチ
の2倍からトラック像の幅を差し引いた値より大なるよ
うに設定する。 【効果】 結像面で記録信号を読み取る検出する方式の
光学式情報記録再生装置において簡単な構成で安定にト
ラッキング制御をすることができる。
Description
式記録媒体の記録信号を読み取る光ピックアップ装置に
関する。
ジタル化して光ディスクに記録再生することが計画され
ている。この高精細度テレビジョン信号を処理するに当
っては、単位時間当たり転送すべき信号の量が50Mbps
(bpsは1秒当りの情報転送量(ビット)を表わす単
位)となり、現在用いられているコンパクトディスクの
転送量(1.2Mbps)の40倍程度と極めて多いので、
大きな情報転送レートが要求されるのである。
は、内周より1つの記録ビームを用いて単一螺旋状のト
ラック上に情報を記録していき、これを1つのビームに
よって再生する方法がとられている。この再生の際、ト
ラック上を適切にトレースするためのトラッキング制御
用に3つのビームを用いた3ビーム法が一般に行われて
いる。
ク上での光の分布を示したものである。ディスク上に形
成されたトラック14〜16のうちのトラック15に記
録された情報が読み取られる場合を示しており、トラッ
ク14,16はトラック15に隣接したトラックであ
る。ハッチング部分はトラック上に形成されたピットで
ある。光ビームは図示しない回折格子によって3つに分
けられてディスク上に照射され、3つのスポット11〜
13を形成する。スポット11はトラック15に対して
1/4トラックピッチ分だけディスク内周側(トラック
14側)に位置し、スポット12はトラック15上の中
央に位置し、スポット13はトラック15に対して1/
4トラックピッチ分だけディスク外周側(トラック16
側)に位置している。
ポット位置からの反射光による各光検出器の受光像を示
したものである。すなわち、光検出器17受光面にはス
ポット11部分のディスクからの反射光が到達し、光検
出器18の受光面にはスポット12部分のディスクから
の反射光が到達し、光検出器19の受光面にはスポット
13部分のディスクからの反射光が到達する。ここで、
光検出器17〜19はディスク上のスポット像の結像位
置からずれて配置されており、従って、対物レンズの横
倍率とディスク上のスポット径の積によって求められる
結像位置におけるスポット像の大きさより光検出器17
〜19の受光面上でのビーム径は大きくなっている。更
に、ディスク上のスポットがピックアップ内の対物レン
ズを駆動することによって移動しても反射ビームを全て
受光するように光検出器17〜19の受光面の大きさは
このビーム径よりも更に大きくとられている。このとき
のビーム径は光学系の結像倍率で決まる結像点像の大き
さが更に非結像点に光検出器17〜19を配置したこと
によって広がっているのでトラックピッチに結像倍率を
かけた値より更にずっと大きくなっている。
号はスポット12がトラック15中央上にあるときには
0となり、トラック15の内周側又は外周側に外れるに
従って互いに逆極性で差分信号は大きくなる。よって、
差分信号に基づいて対物レンズを駆動することにより、
ディスク上で常にスポット12の位置がトラック15の
中央にあるように制御することが可能となり、スポット
12の反射光を受光する光反射器18の出力信号からト
ラック15上の記録信号を読み出すことが可能となる。
このように3ビーム法では3ビームのうち情報の再生に
用いる光ビームは1つだけである。
スク上のスポットをトラック中央上に位置させるように
制御しているので、対物レンズの駆動によって光検出器
の受光面上を反射像が移動する。よって、トラッキング
制御において反射像が光検出器の受光面から外れないよ
うに光検出器の受光面は大きくする必要がある。従来の
トラッキング制御方法としては3ビーム法以外にはプッ
シュプル法が知られている。プッシュプル法において
は、2分割の受光面を有する光検出器が用いられ、それ
は非結像位置に配置される。図3に示すように2分割の
受光面65,66においてトラックによる回折光が符号
67で示すような分布形状となる。受光面65,66は
光スポットより十分大きな面積を有し、受光面65,6
6による出力差分が等しくなるようにディスク上のスポ
ット位置が制御され、同時にこの反射光からディスクの
記録信号を読み取ることが行なわれる。このプッシュプ
ル法のトラッキング制御方法を用いた場合でも記録信号
を読み出すための光ビームは1つだけである。
取る場合に、転送レートを高めるためには、ディスクの
回転数を速めたり、情報記録密度を高めることが必要で
ある。しかしながら、情報を読み取るためのピックアッ
プ内の対物レンズをディスクの面振れ等のフォーカスエ
ラー量に応じて正確に制御するためには、ディスクの回
転数は現在の5倍程度まで高めることが限界であり、光
ビームの波長を短くして情報記録密度を高めることは、
青色の光を用いたとしても2倍程度しか高めることがで
きないので、双方を合わせても10倍程度しか転送レー
トが向上できないという問題がある。
(1993年(20−1))において発表された3ビー
ムハイビジョンディスク方式情報再生方法がある。この
方法は、3本の光ビームを隣接する3トラックに同時に
照射し、3本のトラックに対し同時に読み出しを行って
転送レートを向上させるのである。光検出器の受光面は
ディスクの非結像位置に配置しており、ディスク上の光
スポット径を回折限界まで絞り込んで、その反射光に含
まれる情報をすべて1チャンネルの信号として取り込む
ことが行なわれる。また、かかる方法においては、光ス
ポットをディスク上の記録トラックに正確に追従させる
必要があるので、例えば、図1及び図2に示したような
3ビーム法のトラッキング制御方法が用いられている。
ては、ディスク上に図4に示すような位置関係で光スポ
ット21〜23が形成される。すなわち、光スポット2
1はトラック24の中心より僅かに外周側に位置し、光
スポット22はトラック24の外周側に隣接するトラッ
ク25の中央上に位置し、光スポット23はトラック2
5の外周側に隣接するトラック26の僅かに内周側に位
置している。
ポット位置からの反射光による各光検出器の受光像を示
したものである。すなわち、光検出器29の受光面には
スポット23部分のディスクからの反射光が到達し、光
検出器28の受光面にはスポット22部分のディスクか
らの反射光が到達し、光検出器27の受光面にはスポッ
ト21部分のディスクからの反射光が到達する。
のトラッキング制御方法と同様に3つの光検出器が用い
られ、スポット21,23による反射光強度の差分を用
いてスポットの位置制御が行なわれる。この場合、スポ
ット21,23位置の反射光からはトラック24,26
に記録された信号を読み取ることができるので、転送レ
ートを向上させることができる。
ンディスク方式の情報再生方法を用いて転送レートを高
めるためには更にスポットの数を増やすことが必要とな
り、構成が複雑になるという欠点があった。この欠点を
解決するためには光検出器の受光面を結像位置にもって
くることが考えられる。このような構成にすると、ディ
スク上には光スポットではなく複数トラックに亘る大き
さの光を照射し、光検出器の受光面上ではその照射され
たディスクの複数のトラックの像を得ることができる。
あって、信号が反射率の変化として記録されている場合
にそのディスク上の反射率分布の像がそのまま光検出器
の受光面上に投影されることになり、或いは、信号がピ
ットと呼ばれる小さな凹凸によって記録されている場合
には、十分に大きな開口によって観測すればその凹凸の
端部が黒い縁取りの像として観測されるべきところが、
開口数が制限されているが故にその縁取りが広がりをも
つことによって、ピット全体が黒く観察されるようにな
る。また、光磁気記録のような偏光を用いた記録方法の
場合には、いわゆる偏光顕微鏡と同様の光学系をもって
観察することで、記録部を黒くすることができる。いず
れの場合においても光検出器が置かれる結像位置におい
てディスク上の記録信号を像として観察することができ
るのである。
うな方法を用いると光検出器の受光面上にトラックの像
を維持する結像方式におけるトラッキング制御が困難と
なるので、信号読取用とは別に従来と同様の光学系を用
いて3ビーム方式などのトラッキング制御用の光学系を
準備する必要があった。また、このようにトラッキング
制御用の光学系を信号読取用とは個別に設けると、トラ
ッキング検出位置と信号読取位置との間にずれが生じる
ので、特にディスクに偏芯があるような場合において信
号読取位置にずれが生じるという問題点があった。
れたものであり、その目的とするところは、光検出器の
受光面を結像位置に配置して安定したトラッキング動作
を可能にすると共に信号を適切に読み取ることができる
光学式ピックアップ装置を提供することにある。
ップ装置は、記録媒体のトラック上に記録された信号を
読み取る光学式ピックアップ装置であって、記録媒体上
の信号を読み取るべき少なくとも1トラックに光ビーム
を照射する光源と、記録媒体上の光ビームの照射部分の
反射による実像を所定の面上に結像させる結像手段と、
所定の面上に受光面が配置された光検出手段とからな
り、光検出手段の受光面は、トラック接線方向に2分割
されたトラッキング制御用の少なくとも1つの第1受光
面と、第1受光面で受像されるトラック上の記録信号を
読み取るべく第1受光面の近傍に設けられた信号読取用
の第2受光面とからなり、第1受光面のトラック接線方
向に垂直な方向の幅を第1受光面上のトラック像のトラ
ックピッチの2倍からトラック像の幅を差し引いた値よ
り大なる値に設定したことを特徴としている。
光検出器の受光面がトラックキング制御用及び信号読取
用で個別に記録媒体の結像面に互いに近傍に置かれ、ト
ラッキング制御用の受光面は記録媒体のトラック接線方
向に2分割され、そのトラック接線方向に垂直な方向の
幅dは、結像光学系の横倍率をα、記録媒体のトラック
像のトラックピッチをp、トラック像の幅又はピット像
の幅をsとしたときに、
細に説明する。図6は本発明によるディスクの記録信号
読取装置の光学系を示している。この光学系において
は、光源31から発生られた光ビームはビームスプリッ
タ32、そして対物レンズ33を介して光ディスク34
上に照射される。光ディスク34においては、記録信号
が読み取られるべき少なくとも1トラックに対して照射
が行なわれる。光ディスク34で反射した光ビームは対
物レンズ33を介してビームスプリッタ32に戻り、そ
こで反射して進行方向が曲げられて光検出器35に達す
るのである。また、ディスク34上のフォーカシングが
焦点位置検出手段36によって検出され、その検出出力
に応じて焦点制御駆動機構37が駆動されるようになっ
ている。また、後述するトラッキングエラー信号に応じ
て駆動されるトラッキング制御駆動機構38が設けられ
ている。
スク上のトラックとの関係で示している。ここで、トラ
ック44〜46は光検出器35の受光面に反射光として
照射された像であるとする。また、トラック44が現読
取トラックであり、トラック45,46はトラック44
の隣接トラックである。光検出器35の受光面はトラッ
キング制御用の第1受光面である受光面41,42と、
信号読取用の第2受光面43とからなる。受光面41,
42は1つの受光面をトラック接線方向に2分割した形
状をしており、ディスク上においてトラック方向におい
て同一位置からの反射光を受光する。受光面43は第1
及び第2受光面より若干トラック方向にずれた位置から
の反射光を受光する。
ィスク上のトラックピッチpに対し、結像面である光検
出器35の受光面上におけるトラック44,46のピッ
チ若しくはトラック44,45のピッチは、
含む幅の合計dは、ディスク上でのトラック幅或いはピ
ット幅をsとして表わすと、
5,46の記録信号の影響を受けることなく現読取トラ
ック44とその周囲の像だけを取り込める幅にすること
ができる。
出することが不可能になるので、トラッキングエラー検
出が行なえなくなる。dは上記の式(2)を満足すれば
トラッキング位置検出を行うことが可能であり、その値
は光の波長、開口数、ディスクのピット幅、トラックピ
ッチに応じて最良の値を得ることができる。
手段36で焦点位置を測定し、光検出器35の各受光面
41〜43が対物レンズによるディスクの結像面に一致
するように焦点制御駆動機構37を制御することによっ
て常に光検出器35の受光面41〜43上でディスクの
ピット像が得られる。このとき、光検出器35の受光面
41〜43上にはトラック44のピット像が結像する
が、受光面41,42の分割線の延長上に受光面43を
トラック接線方向に2分割する中心線があり、受光面4
1,42の分割線がトラック像の中心に乗っていれば受
光面43もトラック像の中央に位置する。よって、受光
面41,42による各出力を比較すると、受光面43が
トラック44の像の中央にあれば受光面41,42双方
の受光量は等しくなる。受光面43がトラック44より
もトラック45側に寄っていれば受光面41の受光量は
小さくなる。逆に、トラック46側に寄っていれば受光
面42の受光量は小さくなる。従って、図8に示した差
動増幅器47を用いて受光面41,42による出力の差
分信号をトラッキングエラー信号として算出し、差動増
幅器47からのトラッキングエラー信号に応じてトラッ
キング制御駆動機構38を駆動すれば受光面43はトラ
ック44の記録信号を読み取ることができる。
検出器の受光面の形状をディスク上のトラックとの関係
で示している。ここで、図6に示した光検出器35は図
7に示した受光面41〜43とは異なる5つの受光面5
1〜53,57,58を有している。受光面51,52
はトラッキング制御用に互いにトラック接線方向に2分
割された第1受光面であり、受光面57,58もトラッ
キング制御用に互いにトラック接線方向に2分割された
第1受光面である。受光面53は記録信号読取用であ
る。トラック54は現読取トラックの像であり、トラッ
ク55,56はトラック54に隣接するトラックの像で
ある。
横倍率がαとすると、ディスク上のトラックピッチpに
対し、結像面である光検出器35の受光面上ではトラッ
ク54,56間のピッチ又はトラック54,と55の間
のピッチは上記の式(1)と同様である。また、受光面
51,52の分割間隙を含む幅の合計d、又は受光面5
7,58の分割間隙を含む幅の合計dは、媒体上でのト
ラック幅或いはピット幅をsとして表すと、上記した式
(2)と同様の関係を有するように設定されている。よ
って、隣のトラック55,56の記録情報の影響を受け
ることなくトラック54とその周囲の像だけを取り込む
ことができる。
36で焦点位置を測定し、光検出器35が対物レンズ3
3による媒体結像面にくるように焦点制御駆動機構37
を制御することによって、常に光検出器35の受光面上
で媒体の像が得られている。このとき、光検出器35の
受光面上にはトラック54のピット像が結像している
が、受光面51,52及び受光面57,58の各分割線
の延長上に受光面53をトラック接線方向に2分割する
中心線があるようにされているので、受光面51,52
及び受光面57,58の分割線がトラック像の中心に乗
っていれば受光面53もトラック像の中央に位置する。
ここで、受光面51,52の出力を比較すると、ディス
クに偏芯があったり、ピックアップの配置される角度に
ずれが生じているような場合には受光面53がトラック
像の中心にあれば受光面51,52に当たる光量の差と
受光面57,58に当たる光量の差は等しい。ただし、
ここではサーボ信号に必要な信号帯域を考え、ピット各
々の明暗はサーボ帯域には影響しないものとする。
ば受光面51,57各々の光量は小さくなり、受光面5
3がトラック56側に寄っていれば受光面52,58各
々の光量は小さくなる。よって、図10に示すように、
4つの差動増幅器59〜62を用いた構成によってトラ
ッキングエラー信号及びディスクの偏芯量を示す偏芯信
号を得ることができる。すなわち、差動増幅器59は受
光面51による出力信号から受光面52による出力信号
の差レベルを検出し、差動増幅器60は受光面57によ
る出力信号から受光面58による出力信号の差レベルを
検出を検出する。差動増幅器61は差動増幅器59,6
0の各差レベルを加算し、その加算結果をトラッキング
エラー信号として生成する。このトラッキングエラー信
号に応じてトラッキング制御駆動機構38を駆動すれば
受光面53は、ディスクに偏芯があったり、ピックアッ
プの配置される角度にずれが生じているような場合にお
いても読み取るべきトラック像を中央に受像するように
制御され、トラックの記録信号を適切に読み取ることが
できる。また、差動増幅器62は差動増幅器59の差レ
ベルから差動増幅器60の差レベルを差し引いてその差
引結果を偏芯信号として生成する。この偏芯信号のディ
スクが1周する間の変化からディスクの偏芯量が分か
り、偏芯信号の定常的な成分から光検出器角度のずれ量
を知ることができる。偏芯量が得られると、例えば、特
定のトラックを検索する場合にピックアップが横切るべ
きトラックの数を予め演算することができるので、検索
にかかる時間を短縮することができるという効果があ
る。
の記録情報を再生する場合を例にとって説明したが、予
めガイド用の溝が切られているディスクに記録を行なう
際にも同様の構成によってトラッキング制御を行うこと
が可能である。また、上記した各実施例においては、光
ディスクを例にとって説明したが、本発明は光カード、
光テープ等の他の光学式記録媒体にも適用することがで
きる。
るには、図11に示したような形状の受光面71〜81
を有する光検出器を用いて複数のトラックを同時に読み
出せば良い。受光面71,72及び受光面73,74は
トラッキング制御用であり、受光面75〜81は連続す
る7トラックの信号読取用である。この場合、ディスク
が単一螺旋のトラック形状を持つものであれば、適宜ト
ラックジャンプを繰返して読み取って同一トラックが重
複して読み取られないように構成することが可能であ
る。
出器として説明を行なったが、これは複数の光検出器に
分割されていても良い。例えば、いくつかの素子が連続
して並ぶ1次元あるいは2次元のアレー形状であって
も、記録信号の読み取りが可能な形状であれば様々な形
状が可能である。また、上記した各実施例においては、
各受光面を方形状として形成したが、これは、三角形、
長円形、台形等の様々な形状が可能である。また、受光
面の分割部分の形状も平行な直線である必要はなく、部
分によって幅が異なっても、また、レンズ収差等に応じ
て曲線によって分割をしても同様の効果を奏することが
できる。
ラッキング制御用の受光面51,52と受光面57,5
8とを信号読取用の受光面を中心として対称に構成した
が、このように対称に配置する必要はなく、例えば、ピ
ット形状が非対称であって、これを補正するために信号
読取用の受光面の位置をオフセットさせるというような
構成を用いることも可能である。
検出器の受光面がトラックキング制御用及び信号読取用
で個別に記録媒体の結像面上に互いに近傍に配置され、
トラッキング制御用の受光面は記録媒体のトラック接線
方向に2分割され、そのトラック接線方向に垂直な方向
の幅は受光面上のトラック像のトラックピッチの2倍か
らトラック像の幅を差し引いた値より大なるように設定
されている。よって、結像面で記録信号を読み取る検出
する方式の光学式情報記録再生装置において簡単な構成
で安定にトラッキング制御をすることができる。
スク上の照射スポットを示す図である。
態を示す図である。
光検出器の受光状態を示す図である。
ング制御方法によるディスク上の照射スポットを示す図
である。
態を示す図である。
成を示す図である。
スク上のトラックとの関係で示す図である。
る。
形状をディスク上のトラックとの関係で示す図である。
す回路図である。
の形状をディスク上のトラックとの関係で示す図であ
る。
光面 47,59〜62 差動増幅器
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体のトラック上に記録された信号
を読み取る光学式ピックアップ装置であって、 前記記録媒体上の信号を読み取るべき少なくとも1トラ
ックに光ビームを照射する光源と、 前記記録媒体上の前記光ビームの照射部分の反射による
実像を所定の面上に結像させる結像手段と、 前記所定の面上に受光面が配置された光検出手段とから
なり、 前記光検出手段の受光面は、前記記録媒体のトラック接
線方向に2分割されたトラッキング制御用の少なくとも
1つの第1受光面と、前記第1受光面で受像されるトラ
ック上の記録信号を読み取るべく前記第1受光面の近傍
に設けられた信号読取用の第2受光面とからなり、前記
第1受光面のトラック接線方向に垂直な方向の幅を前記
第1受光面上のトラック像のトラックピッチの2倍から
前記トラック像の幅を差し引いた値より大なる値に設定
したことを特徴とする光学式ピックアップ装置。 - 【請求項2】 2つの前記第1受光面を前記第2受光面
を中心にしてトラック接線方向に対称に設けたことを特
徴とする請求項1記載の光学式ピックアップ装置。 - 【請求項3】 2つの前記第1受光面の一方による2分
割の各受光出力信号の差分と2つの前記第1受光面の他
方による2分割の各受光出力信号の差分との和をトラッ
キングエラー信号として発生する手段を有することを特
徴とする請求項1又は2記載の光学式ピックアップ装
置。 - 【請求項4】 前記記録媒体は円盤状の光ディスクであ
り、2つの前記第1受光面の一方による2分割の各受光
出力信号の差分と2つの前記第1受光面の他方による2
分割の各受光出力信号の差分との差を前記光ディスクの
偏芯量を示す信号として発生する手段を有することを特
徴とする請求項1又は2記載の光学式ピックアップ装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13059794A JP3736812B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 光学式ピックアップ装置 |
US08/489,440 US5612937A (en) | 1994-06-13 | 1995-06-12 | Optical pickup apparatus having a bisected optical receiving element for tracking control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13059794A JP3736812B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 光学式ピックアップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087286A true JPH087286A (ja) | 1996-01-12 |
JP3736812B2 JP3736812B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=15038021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13059794A Expired - Fee Related JP3736812B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 光学式ピックアップ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5612937A (ja) |
JP (1) | JP3736812B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6801491B1 (en) * | 1999-02-24 | 2004-10-05 | Pioneer Corporation | Focus error detecting apparatus of optical pickup with a light separating and astigmatism generation optical element and detection method thereof |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4283777A (en) * | 1979-05-14 | 1981-08-11 | Xerox Corporation | Optical memory having a parallel read out |
US4695992A (en) * | 1983-01-31 | 1987-09-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical information recording-reproducing apparatus in which the relative position of a primary beam and secondary beams on recording medium is varied during recording and reproduction of information |
EP0224853B1 (en) * | 1985-11-30 | 1992-02-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical head |
US5155718A (en) * | 1988-01-25 | 1992-10-13 | Olympus Optical Co., Ltd. | Optical record medium reading apparatus having a de-focussed light beam projected on an optical record medium |
JPH05128536A (ja) * | 1991-11-01 | 1993-05-25 | Olympus Optical Co Ltd | 光記録媒体の再生装置 |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP13059794A patent/JP3736812B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-12 US US08/489,440 patent/US5612937A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3736812B2 (ja) | 2006-01-18 |
US5612937A (en) | 1997-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0345456B2 (ja) | ||
US7668064B2 (en) | Optical pickup unit and information recording/reproduction apparatus | |
EP0523334B1 (en) | Optical information recording medium and reproducing apparatus for reproducing information from the medium | |
JPS63214919A (ja) | 光デイスクおよびその再生方法 | |
JPH06195728A (ja) | 光学ヘッド | |
JP2672618B2 (ja) | 光情報記録再生装置 | |
JP3736812B2 (ja) | 光学式ピックアップ装置 | |
EP0762402A1 (en) | Optical read-out head capable of improved read-out of media with different pit heights | |
JP2003099984A (ja) | 光学的情報記録または再生装置および光学的情報記録媒体 | |
JP2568490B2 (ja) | 光学ピツクアツプ装置 | |
JPS61280035A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
JPH01146138A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
JPS62239333A (ja) | トラツキング信号検出方法 | |
JPH01144236A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
JPH08338904A (ja) | 光学素子及び光学的情報記録再生装置 | |
JPH0750531B2 (ja) | 光学式情報再生装置 | |
JPH04245038A (ja) | 光学的情報記録装置 | |
JPH0656661B2 (ja) | スポツト位置合わせ方法および光ディスク装置 | |
JPH0482030A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
JPS605431A (ja) | 情報記録媒体の傾き検出方式 | |
JPH0973657A (ja) | 光学式記録媒体再生装置 | |
JPH0770088B2 (ja) | 光検出器 | |
JPH0447528A (ja) | 光学式再生装置 | |
JPS61211847A (ja) | 光学ヘツド | |
JPH06215390A (ja) | 光情報記録再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031226 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040226 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051024 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101104 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |