JPH0871283A - 工業用ミシンの糸切断装置 - Google Patents
工業用ミシンの糸切断装置Info
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- JPH0871283A JPH0871283A JP21513494A JP21513494A JPH0871283A JP H0871283 A JPH0871283 A JP H0871283A JP 21513494 A JP21513494 A JP 21513494A JP 21513494 A JP21513494 A JP 21513494A JP H0871283 A JPH0871283 A JP H0871283A
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- Japan
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- work
- cutter
- leading roller
- rear end
- sewing machine
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 32
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000001788 irregular Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 残糸の長さを短く一定長さに切断すること。
【構成】 送り歯９でワークａを送りつつ縫製すると共
に、縫製されたワークａを先引ローラ８によって、順次
送り出すようにした工業用ミシンであって、先に縫製さ
れたワークａとこれ続くワークａは縫い糸ｂによって繋
がった状態で先引ローラ８に供給されるものにおいて、
該送り歯９と先引ローラ８の中間に、昇降動自在のカッ
ター１１を設け、該カッター１１の直前をワークａの後
端が通過したことを検知したとき、先引ローラ８による
ワークａの送り速度を定速にすると共にカッター１１の
直後をワークａの後端が通過したことを検知したとき、
カッター１１を下動させて糸ａを切断させる。
に、縫製されたワークａを先引ローラ８によって、順次
送り出すようにした工業用ミシンであって、先に縫製さ
れたワークａとこれ続くワークａは縫い糸ｂによって繋
がった状態で先引ローラ８に供給されるものにおいて、
該送り歯９と先引ローラ８の中間に、昇降動自在のカッ
ター１１を設け、該カッター１１の直前をワークａの後
端が通過したことを検知したとき、先引ローラ８による
ワークａの送り速度を定速にすると共にカッター１１の
直後をワークａの後端が通過したことを検知したとき、
カッター１１を下動させて糸ａを切断させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】工業用ミシンの糸切断装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】工業用ミシンでの縫製は、ワークａとワ
ークａが糸ｂで繋がって順次縫製される。この糸ｂを切
断して、次の工程に送る必要があるが、従来はこの糸の
切断を、ミシン台に取付けた刃Ａに、人手によって糸を
押付けることで行っている。
ークａが糸ｂで繋がって順次縫製される。この糸ｂを切
断して、次の工程に送る必要があるが、従来はこの糸の
切断を、ミシン台に取付けた刃Ａに、人手によって糸を
押付けることで行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため糸端の長さが
区々となり、例えば、ワイシャツを縫製する場合、裾か
ら袖先間での長い距離を縫った後、次のワイシャツを差
込むまでに、多少の余裕を持たせるために、ワークａと
ワークａとを繋ぐ糸の長さが、４cm以上となり、これを
人手で切断すると、袖先側に２〜４cmの糸が残る場合が
あり、この残糸があると、次の工程のカフス付け、三っ
巻き等の作業の邪魔になるため、次の工程に移るまえ
に、残糸を１cm位に切詰める作業が別途必要になる。
区々となり、例えば、ワイシャツを縫製する場合、裾か
ら袖先間での長い距離を縫った後、次のワイシャツを差
込むまでに、多少の余裕を持たせるために、ワークａと
ワークａとを繋ぐ糸の長さが、４cm以上となり、これを
人手で切断すると、袖先側に２〜４cmの糸が残る場合が
あり、この残糸があると、次の工程のカフス付け、三っ
巻き等の作業の邪魔になるため、次の工程に移るまえ
に、残糸を１cm位に切詰める作業が別途必要になる。
【０００４】このための人手を用意しなければ成らず、
しかも、残糸を切詰めるために余分な作業時間もかかる
との不具合がる。本発明はこのような不具合を解消した
工業用ミシンの糸切断装置を提供することを目的とす
る。
しかも、残糸を切詰めるために余分な作業時間もかかる
との不具合がる。本発明はこのような不具合を解消した
工業用ミシンの糸切断装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
させるため、送り歯でワークを送りつつ縫製すると共
に、縫製されたワークを先引ローラによって、順次送り
出すようにした工業用ミシンであって、先に縫製された
ワークとこれ続くワークが縫い糸によって繋がった状態
で先引ローラに供給されるものにおいて、該送り歯と先
引ローラの中間に、昇降動自在のカッターを設け、該カ
ッターの直前をワークの後端が通過したとき、先引ロー
ラによるワークの送り速度を一定速度にすると共にカッ
ターの直後をワークの後端が通過したとき、カッターを
下動させて糸を切断させるようにし、ワークの後端の検
知は、光センサで行うようにした。
させるため、送り歯でワークを送りつつ縫製すると共
に、縫製されたワークを先引ローラによって、順次送り
出すようにした工業用ミシンであって、先に縫製された
ワークとこれ続くワークが縫い糸によって繋がった状態
で先引ローラに供給されるものにおいて、該送り歯と先
引ローラの中間に、昇降動自在のカッターを設け、該カ
ッターの直前をワークの後端が通過したとき、先引ロー
ラによるワークの送り速度を一定速度にすると共にカッ
ターの直後をワークの後端が通過したとき、カッターを
下動させて糸を切断させるようにし、ワークの後端の検
知は、光センサで行うようにした。
【０００６】
【作用】上記構成を備える工業用ミシンの糸切断装置に
あっては、カッターの直前をワークの後端が通過したと
き、先引ローラによるワークの送り速度は一定速度とな
る。したがって、次いでカッターを下動させて糸を切断
するとき、比較的短くしかも一定長さの残糸を残して切
断出来る。
あっては、カッターの直前をワークの後端が通過したと
き、先引ローラによるワークの送り速度は一定速度とな
る。したがって、次いでカッターを下動させて糸を切断
するとき、比較的短くしかも一定長さの残糸を残して切
断出来る。
【０００７】
【実施例】本発明実施の一例を別紙図面に付き説明す
る。図面で１はミシン台、２は該ミシン台１上に臨む腕
を示し、該腕２には、針棒３に支持させた２本の針４
と、押え棒５の下端に取付けた押え金６と、支持杆７の
先端に支持させて設けた先引きローラ８とを備え、ミシ
ン台１には、押え金６の下面に対向して送り歯９を備
え、該針４と送り歯９と先引きローラ８とは、共通のサ
ーボモータＭに連動して動作され、該サーボモータＭの
速度は足踏みペダル（図示しない）の踏込み量に応じて
その速度が変わる。１０は該押え金６の先端に設けた該
送り歯９との間にワークａを導く案内を示し、該送り歯
９と押え金６との間に送り込まれるワークａは、送り歯
９で漸次前方に送られつつ縫製されると共に、縫製され
たワークａは先引ローラ８に順次送り込まれる。このと
き、先に縫製されたワークａとこれ続くワークａは縫い
糸ｂによって繋がった状態で先引ローラ８に供給され
る。図示する実施例では、２本の針で縫製するものであ
るから、前後のワークａ，ａは２本の糸で繋がった状態
にある。
る。図面で１はミシン台、２は該ミシン台１上に臨む腕
を示し、該腕２には、針棒３に支持させた２本の針４
と、押え棒５の下端に取付けた押え金６と、支持杆７の
先端に支持させて設けた先引きローラ８とを備え、ミシ
ン台１には、押え金６の下面に対向して送り歯９を備
え、該針４と送り歯９と先引きローラ８とは、共通のサ
ーボモータＭに連動して動作され、該サーボモータＭの
速度は足踏みペダル（図示しない）の踏込み量に応じて
その速度が変わる。１０は該押え金６の先端に設けた該
送り歯９との間にワークａを導く案内を示し、該送り歯
９と押え金６との間に送り込まれるワークａは、送り歯
９で漸次前方に送られつつ縫製されると共に、縫製され
たワークａは先引ローラ８に順次送り込まれる。このと
き、先に縫製されたワークａとこれ続くワークａは縫い
糸ｂによって繋がった状態で先引ローラ８に供給され
る。図示する実施例では、２本の針で縫製するものであ
るから、前後のワークａ，ａは２本の糸で繋がった状態
にある。
【０００８】これまでの構成は従来知られるものと特に
変わる所はない。
変わる所はない。
【０００９】本発明はかかる構成を備える工業用ミシン
において、送り歯９と先引ローラ８との中間に、昇降動
自在の自動カッター１１を設け、該カッター１１の直前
をワークａの後端が通過したとき、先引ローラ８による
ワークａの送り速度を一定速度にすると共にカッター１
１の直後をワークａの後端が通過したとき、カッター１
１を下動させて，ワークａ，ａを繋ぐ糸ｂを切断するよ
うにした。この、該カッター１１の昇降動は、エアシリ
ンダ１２ａに摺動自在に装着したピストンロッド１２ｂ
の先端にカッター１１を取付け、該エアシリンダ１２ａ
に形成される上下の空気室への空気の供給を切換えて、
ピストンロッド１２ｂを昇降動させることにより行う。
尚、１３は、ミシン台１に設けたカッター１１の先端を
受ける受板を示す。
において、送り歯９と先引ローラ８との中間に、昇降動
自在の自動カッター１１を設け、該カッター１１の直前
をワークａの後端が通過したとき、先引ローラ８による
ワークａの送り速度を一定速度にすると共にカッター１
１の直後をワークａの後端が通過したとき、カッター１
１を下動させて，ワークａ，ａを繋ぐ糸ｂを切断するよ
うにした。この、該カッター１１の昇降動は、エアシリ
ンダ１２ａに摺動自在に装着したピストンロッド１２ｂ
の先端にカッター１１を取付け、該エアシリンダ１２ａ
に形成される上下の空気室への空気の供給を切換えて、
ピストンロッド１２ｂを昇降動させることにより行う。
尚、１３は、ミシン台１に設けたカッター１１の先端を
受ける受板を示す。
【００１０】図４はシーケンス回路を示し、図４におい
て、ｔ1 はタイマ、ｔ1 −１はその接点、ｔ2 はタイ
マ、ｔ2 −１はその接点、Ｔ31，Ｔ32はタイマ、Ｔ31−
１，Ｔ32−１はそのタイマ接点、Ｘ1 はリレー、Ｘ1 −
１はその接点、Ｘ2 はリレー、Ｘ2 −１はその接点、，
Ｘ3 はリレー、Ｘ3 −１はその接点、Ｘ4 はリレー、Ｘ
4 −１はその接点、Ｘｐはリレー、Ｘｐ−１はその接
点、Ｘｔはリレー、Ｘｔ−１はそのｂ接点を示し、Ｓ1
乃至Ｓ4 はミシン台１上のワークａの４位置を検出する
光センサからなる第１センサ乃至第４センサを示す。第
１センサＳ1 は、縫始め位置を検出するセンサであり、
第２センサＳ2 は、ワークａの縫終りを検出するセンサ
であり、第３センサＳ3 は、カッター１１の直前位置を
ワークａの後端が通過したことを検知するセンサであ
り、、第４センサＳ4 はカッター１１の直後位置をワー
クａの後端が通過したことを検知するセンサある。尚、
する光センサからなる第１センサ乃至第４センサを示
し、第１センサＳ1 と第２センサＳ2 の間隔は２５ｍ
ｍ，第２センサＳ2 と第３センサＳ3の間隔は２０ｍ
ｍ、第３センサＳ3 と第４センサＳ4 との間隔は１５ｍ
ｍに設定した。
て、ｔ1 はタイマ、ｔ1 −１はその接点、ｔ2 はタイ
マ、ｔ2 −１はその接点、Ｔ31，Ｔ32はタイマ、Ｔ31−
１，Ｔ32−１はそのタイマ接点、Ｘ1 はリレー、Ｘ1 −
１はその接点、Ｘ2 はリレー、Ｘ2 −１はその接点、，
Ｘ3 はリレー、Ｘ3 −１はその接点、Ｘ4 はリレー、Ｘ
4 −１はその接点、Ｘｐはリレー、Ｘｐ−１はその接
点、Ｘｔはリレー、Ｘｔ−１はそのｂ接点を示し、Ｓ1
乃至Ｓ4 はミシン台１上のワークａの４位置を検出する
光センサからなる第１センサ乃至第４センサを示す。第
１センサＳ1 は、縫始め位置を検出するセンサであり、
第２センサＳ2 は、ワークａの縫終りを検出するセンサ
であり、第３センサＳ3 は、カッター１１の直前位置を
ワークａの後端が通過したことを検知するセンサであ
り、、第４センサＳ4 はカッター１１の直後位置をワー
クａの後端が通過したことを検知するセンサある。尚、
する光センサからなる第１センサ乃至第４センサを示
し、第１センサＳ1 と第２センサＳ2 の間隔は２５ｍ
ｍ，第２センサＳ2 と第３センサＳ3の間隔は２０ｍ
ｍ、第３センサＳ3 と第４センサＳ4 との間隔は１５ｍ
ｍに設定した。
【００１１】次に本装置の動作を説明する。まず、ペダ
ル（図示しない）を踏んだ状態で、ワークａを案内１０
に差込むと、ワークａはペダルの踏込量に応じて動作す
るモータＭの回転によって送り歯９を駆動し順次縫位置
まで送り込まれる。そしてワークａが、縫い位置まで送
り込まれると、第１センサＳ1 がこれを検知する。する
とリレーＸ1 が励磁し、その接点Ｘ1 ー１を閉じる。こ
れに伴ってリレーＸｐを励磁し，タイマｔ1 が例えば
０、２秒後に接点ｔ1 −１を閉じる。尚、タイマｔ1 の
接点はｔ1 −１は、リレーＸ1 または後述するリレーＸ
3 の消磁によって開く。このため、モータＭの変速回路
Ｖに介在させたリレーＸｐのｂ接点Ｘｐ−１を開いた
後、０、２秒後にモータＭの定速回路Ｓに介在させたリ
レーＸｔのリレー接点Ｘｔ−１が閉じる。このため、モ
ータＭは０、２秒後に通常の速度よりは遅い定速回転に
移り、これに伴って、送り歯９と先引ローラ８と針４と
を駆動して、ワークａを一定速度で送りつつ縫製する。
そしてワークａの終端が縫い終位置を検出する第２セン
サＳ2 に検知されると、リレーＸ2 が励磁する。これに
伴って、リレー接点Ｘ2 −１が閉じてタイマｔ2 を動作
させる。これに伴って、モータＭの作動回路に介入させ
たタイマｔ2 のｂ接点ｔ2 −１をタイマｔ2 に設定され
る時間、例えば５秒だけ開き、モータＭを停止させ縫製
を休止する。この間にワークａを案内１０に差込む。５
秒にモータＭは、ペダルの踏込み量に応じた速度で駆動
され、送り歯９によってワークａを、縫い位置まで送り
込む。そして、先に縫製されたワークａの後端が、カッ
ター１１の直前位置を通過したことを第３センサＳ3 が
検知すると、リレーＸ3 が励磁し、第１センサＳ1 でワ
ークａを検出したときと同じように、リレーＸｐ並びに
タイマｔ1 を動作させる。このため、モータＭの変速回
路Ｖに介在させたリレーＸｐのｂ接点Ｘｐ−１を開いた
後、０、２秒後にモータＭの定速回路Ｓに介在させたリ
レーＸｔのリレー接点Ｘｔ−１が閉じる。このため、モ
ータＭは０、２秒後に通常の速度よりは遅い定速回転に
移り、これに伴って、送り歯９と先引ローラ８と針４と
を駆動して、ワークａを一定速度で送りつつ縫製する。
ル（図示しない）を踏んだ状態で、ワークａを案内１０
に差込むと、ワークａはペダルの踏込量に応じて動作す
るモータＭの回転によって送り歯９を駆動し順次縫位置
まで送り込まれる。そしてワークａが、縫い位置まで送
り込まれると、第１センサＳ1 がこれを検知する。する
とリレーＸ1 が励磁し、その接点Ｘ1 ー１を閉じる。こ
れに伴ってリレーＸｐを励磁し，タイマｔ1 が例えば
０、２秒後に接点ｔ1 −１を閉じる。尚、タイマｔ1 の
接点はｔ1 −１は、リレーＸ1 または後述するリレーＸ
3 の消磁によって開く。このため、モータＭの変速回路
Ｖに介在させたリレーＸｐのｂ接点Ｘｐ−１を開いた
後、０、２秒後にモータＭの定速回路Ｓに介在させたリ
レーＸｔのリレー接点Ｘｔ−１が閉じる。このため、モ
ータＭは０、２秒後に通常の速度よりは遅い定速回転に
移り、これに伴って、送り歯９と先引ローラ８と針４と
を駆動して、ワークａを一定速度で送りつつ縫製する。
そしてワークａの終端が縫い終位置を検出する第２セン
サＳ2 に検知されると、リレーＸ2 が励磁する。これに
伴って、リレー接点Ｘ2 −１が閉じてタイマｔ2 を動作
させる。これに伴って、モータＭの作動回路に介入させ
たタイマｔ2 のｂ接点ｔ2 −１をタイマｔ2 に設定され
る時間、例えば５秒だけ開き、モータＭを停止させ縫製
を休止する。この間にワークａを案内１０に差込む。５
秒にモータＭは、ペダルの踏込み量に応じた速度で駆動
され、送り歯９によってワークａを、縫い位置まで送り
込む。そして、先に縫製されたワークａの後端が、カッ
ター１１の直前位置を通過したことを第３センサＳ3 が
検知すると、リレーＸ3 が励磁し、第１センサＳ1 でワ
ークａを検出したときと同じように、リレーＸｐ並びに
タイマｔ1 を動作させる。このため、モータＭの変速回
路Ｖに介在させたリレーＸｐのｂ接点Ｘｐ−１を開いた
後、０、２秒後にモータＭの定速回路Ｓに介在させたリ
レーＸｔのリレー接点Ｘｔ−１が閉じる。このため、モ
ータＭは０、２秒後に通常の速度よりは遅い定速回転に
移り、これに伴って、送り歯９と先引ローラ８と針４と
を駆動して、ワークａを一定速度で送りつつ縫製する。
【００１２】そして先に縫製されたワークａの後端が、
カッタ−１１の直後を通過したことを、第４センサＳ4
が検知すると、リレーＸ4 が励磁し、その接点Ｘ4 −１
を閉じる。これによって、カッター１１を下げる回路に
接点Ｔ31−１を介入させたタイマＴ31と、カッター１１
を上げる回路に接点Ｔ32−１を動作するタイマＴ32が動
作する。このため、エアシリンダ１２ａ内に形成される
上側の空気室（図示しない）にエアを供給して、ピスト
ンロッド１２ｂを押下げてこの下端に設けたカッター１
１で糸を切断し、その直後エアシリンダ１２ａ内に形成
される下側の空気室（図示しない）にエアを供給して、
ピストンロッド１２ｂを押上げてカッター１１を元位置
に復帰させる。
カッタ−１１の直後を通過したことを、第４センサＳ4
が検知すると、リレーＸ4 が励磁し、その接点Ｘ4 −１
を閉じる。これによって、カッター１１を下げる回路に
接点Ｔ31−１を介入させたタイマＴ31と、カッター１１
を上げる回路に接点Ｔ32−１を動作するタイマＴ32が動
作する。このため、エアシリンダ１２ａ内に形成される
上側の空気室（図示しない）にエアを供給して、ピスト
ンロッド１２ｂを押下げてこの下端に設けたカッター１
１で糸を切断し、その直後エアシリンダ１２ａ内に形成
される下側の空気室（図示しない）にエアを供給して、
ピストンロッド１２ｂを押上げてカッター１１を元位置
に復帰させる。
【００１３】尚、タイマＴ31は、例えば０．１秒後に作
動し、タイマＴ32は例えば０．１２秒後に作動するもの
とする。尚、同シーケンス回路において、Ｔ33はタイマ
を示し、該タイマＴ33の接点Ｔ33−１を前記リレーＸ4
に介入させて、該タイマＴ33によって、リレーＸ4 を例
えば１秒だけ余分に励磁させることで、ワークａの後端
から髭状に突出する糸屑を第４センサＳ4 が検出し、こ
れによって、リレーＸ4 が再作動してカッター１１が再
度作動させる（２度落ちする）ことのないようにした。
また、カッター１１を下げる回路には、安全のために、
前記リレーＸ1 のｂ接点Ｘ1 −２と、リレーＸ2 のリレ
ーのｂ接点Ｘ2 −２と、リレーＸ3 のリレーのｂ接点Ｘ
2 −３と、リレーＸ4 のａ接点Ｘ4 −１とを介入させ
る。尚、カッター１１の上下げは、上述の実施例では、
タイマを用いて行ったが、これはカッター１１の上動位
置と下動位置を検出する近接スイッチを設けても同様の
動作を行えること申すまでもない。尚、上述の実施例で
は、２本の針４によって縫製する実施例を示したが、こ
れに限られるものでない。
動し、タイマＴ32は例えば０．１２秒後に作動するもの
とする。尚、同シーケンス回路において、Ｔ33はタイマ
を示し、該タイマＴ33の接点Ｔ33−１を前記リレーＸ4
に介入させて、該タイマＴ33によって、リレーＸ4 を例
えば１秒だけ余分に励磁させることで、ワークａの後端
から髭状に突出する糸屑を第４センサＳ4 が検出し、こ
れによって、リレーＸ4 が再作動してカッター１１が再
度作動させる（２度落ちする）ことのないようにした。
また、カッター１１を下げる回路には、安全のために、
前記リレーＸ1 のｂ接点Ｘ1 −２と、リレーＸ2 のリレ
ーのｂ接点Ｘ2 −２と、リレーＸ3 のリレーのｂ接点Ｘ
2 −３と、リレーＸ4 のａ接点Ｘ4 −１とを介入させ
る。尚、カッター１１の上下げは、上述の実施例では、
タイマを用いて行ったが、これはカッター１１の上動位
置と下動位置を検出する近接スイッチを設けても同様の
動作を行えること申すまでもない。尚、上述の実施例で
は、２本の針４によって縫製する実施例を示したが、こ
れに限られるものでない。
【００１４】
【発明の効果】このように、本発明によるときは、先引
ローラによるワークの送り速度を定速とし、カッターの
直後をワークの後端が通過したことを検知して、カッタ
ーが下動して糸を切るようにしたので、糸の長さを一定
に保たれて、残糸の長さが長く不揃になると言う、従来
の不具合を解消出来るの効果がある。
ローラによるワークの送り速度を定速とし、カッターの
直後をワークの後端が通過したことを検知して、カッタ
ーが下動して糸を切るようにしたので、糸の長さを一定
に保たれて、残糸の長さが長く不揃になると言う、従来
の不具合を解消出来るの効果がある。
【図１】 本発明実施の１例の側面図
【図２】 図１の要部の斜面図
【図３】 作動位置とセンサとの関係位置を現わす線図
【図４】 図１の作動回路図
【図５】 従来例を示す側面図
【符号の説明】 ８ 先引きローラ ９ 送り歯 １１ カッター ａ ワーク ｂ 糸
Claims (2)
- 【請求項１】 送り歯でワークを送りつつ縫製すると共
に、縫製されたワークを先引ローラによって、順次送り
出すようにした工業用ミシンであって、先に縫製された
ワークとこれ続くワークは縫い糸によって繋がった状態
で先引ローラに供給されるものにおいて、該送り歯と先
引ローラの中間に、昇降動自在のカッターを設け、該カ
ッターの直前をワークの後端が通過したことを検知した
とき、先引ローラによるワークの送り速度を一定速度に
すると共にカッターの直後をワークの後端が通過したこ
とを検知したとき、カッターを下動させて糸を切断させ
ることを特徴とする工業用ミシンの糸切断装置。 - 【請求項２】 前記ワークの後端の検知は、光センサで
行うことを特徴とする請求項１記載の工業用ミシンの糸
切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21513494A JPH0871283A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 工業用ミシンの糸切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21513494A JPH0871283A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 工業用ミシンの糸切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0871283A true JPH0871283A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16667273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21513494A Pending JPH0871283A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 工業用ミシンの糸切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0871283A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103757832A (zh) * | 2014-01-24 | 2014-04-30 | 苏州巨康缝制机器人有限公司 | 一种设有剪线装置的双针车缝纫机 |
| CN103757833A (zh) * | 2014-01-24 | 2014-04-30 | 苏州巨康缝制机器人有限公司 | 一种双针车剪线装置 |
| CN108842427A (zh) * | 2018-08-23 | 2018-11-20 | 广东溢达纺织有限公司 | 剪线机构及剪线方法 |
| CN109123865A (zh) * | 2018-08-23 | 2019-01-04 | 广东溢达纺织有限公司 | 剪线折叠机及剪线折叠方法 |
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1994
- 1994-09-08 JP JP21513494A patent/JPH0871283A/ja active Pending
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