JPH0871015A - ポータブルトイレ - Google Patents

ポータブルトイレ

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JPH0871015A
JPH0871015A JP21589194A JP21589194A JPH0871015A JP H0871015 A JPH0871015 A JP H0871015A JP 21589194 A JP21589194 A JP 21589194A JP 21589194 A JP21589194 A JP 21589194A JP H0871015 A JPH0871015 A JP H0871015A
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JP
Japan
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tray
toilet
toilet bowl
opening
water
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JP21589194A
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English (en)
Inventor
Toru Niisato
徹 新里
Masamiki Miwa
真幹 三輪
Tatsuya Nagata
達也 永田
Shigeo Imai
茂雄 今井
Shigeru Yokoyama
茂 横山
Shigeru Takagi
繁 高木
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ベース10上に便器12が設置され、排出口
24に開閉蓋36が設けられている。排出口24の下側
に受入口26を介してトレー収納器16が設置され、ト
レー14が収納されている。このトレー収納器内は冷却
コイル32により冷却されている。 【効果】 排泄物をトレー14に受け、その場で冷凍し
た後取出口28から取り出す。排泄物の廃棄処理作業中
における臭気の発生を著しく低減できる。トレー14を
運搬しているときに排泄物がこぼれることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病室や、個人住宅の寝
室などに置くことが可能なポータブルトイレに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢者時代の到来とともに在宅の
寝たきり老人の介護が大きな社会問題となりつつある。
この介護に際しては特に排泄物の処理が厄介である。現
状では、溲瓶などのポータブル(可搬式)排泄物受容器
を使用しているが、排泄物の処理は付添婦や家族の人が
行なうことが主であり、悪臭やそれらの洗浄など非常に
苦痛の伴う作業であった。このような受容器は、密閉し
ていても腐敗による悪臭を防ぐことができず、また、便
鉢内壁などのように洗浄水を流すこともできず汚れの付
着が起きやすいものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、従来のポ
ータブルな排泄物受容器では排泄物処理に著しい難点が
あった。また、排泄物受容器の使用中に発生する強い臭
気も介護者や同居者にとってかなりの苦痛になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1のポータブルト
イレは、便器と、該便器からの排泄物が導入されるトレ
ーを有したトレー収納器と、該トレー収納器内を冷却し
該トレー内の排泄物を冷凍する冷凍装置とを備えてなる
ものである。
【0005】請求項2のポータブルトイレは、請求項1
において、前記便器は底部が排泄物の排出口となってい
る便鉢と、該排出口に設けられた開閉蓋とを備えてな
り、前記トレー収納器は、前記便器の下方に配置されて
おり、該排出口と対峙した受入口を上面部に備え、前記
トレーの取出口を側面部に備えていることを特徴とする
ものである。
【0006】請求項3のポータブルトイレは、請求項1
又は2において、前記便器は水洗式便器であることを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1〜3のポータブルトイレにおいては、
便器使用者の排泄物がトレーに受容され、該トレー内に
おいて冷凍される。このように排泄物を冷凍することに
より、腐敗防止と相俟って臭気が著しく低減される。
【0008】トレー内において冷凍されて氷結された排
泄物は、トレーと共にトレー収納器から取り出され、ト
イレルームの便器などに廃棄される。この際、トレーと
氷結物との界面さえ融解すれば、氷結物はトレーから簡
単に剥れる。この場合、トレーをフッ素樹脂など撥水性
プラスチック製としておけば、氷結物はきわめて簡単に
剥れると共に、氷結物廃棄後のトレーの水洗いも簡単に
行なえる。
【0009】請求項2のポータブルトイレにおいては、
開閉蓋を開けることにより排泄物が便鉢からトレーに落
下する。このトレーはトレー収納器の側面の取出口から
出し入れできる。この開閉蓋を閉めておくと、トレー収
納器からの臭気の逆流が防止される。
【0010】請求項3のポータブルトイレにおいては、
便器を水洗することにより便器の汚れも簡単に除去でき
る。特に、請求項2のポータブルトイレにおいて便器を
水洗式とした場合、開閉蓋を閉めた状態で所要量の水を
便鉢底部に溜めておいて便器を使用し、排泄物をこの溜
水内に落とし込み、便器使用終了後、便鉢内に洗浄水を
供給すると共に開閉蓋を開放させるようにすることがで
きる。このようにすると便鉢内面に汚水が付着しにくく
なり、少量の洗浄水で便鉢を洗浄できるため、トレーを
小容量化でき、冷凍装置の容量も小型化できる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の第1の実施例に係るポータブルト
イレの縦断面図である。
【0012】このポータブルトイレは、ベース10上に
便器12が設置された構成のものとなっている。ベース
10は、トレー14を収納したトレー収納器16と、冷
凍装置18が設置された冷凍器設置室20とが一体とな
ったものである。トレー収納器16の上面には、便鉢2
2の排出口24と対面するように受入口26が設けられ
ている。トレー収納器16の側面はトレー14の取出口
28となっており、この取出口28には扉30が設けら
れている。
【0013】トレー収納器16を取り巻くように冷却コ
イル32が設けられており、冷凍装置18から冷却コイ
ル32内に冷媒が流通されることによりトレー収納器1
6内が冷却される。ベース10の後面部分には、冷凍装
置18に接続された放熱器34が設けられている。
【0014】前記排出口24を開閉するための開閉蓋3
6は、本実施例ではモータ38によって開閉駆動可能と
されている。モータ38にはスクリュ軸40が連結され
ており、スライダ42の雌螺子孔42aが該スクリュ軸
40に螺合している。スライダ42は開閉蓋36の下面
側にまで延在しており、該開閉蓋36とリンク44によ
り連結されている。
【0015】リンク44は、複数対のものが平行に配列
された平行リンク機構を構成しており、スライダ42が
前進すると、リンク44の先端が受入口26の前面壁4
6に当接し、開閉蓋36が押し上げられ、排出口24の
下端面に押し付けられる。スライダ42が後退すると、
開閉蓋36は受入口26の後面壁48に当接し、下降す
る。開閉弁36が排出口24の下端面から離れると、便
鉢22内の排泄物は該開閉蓋36の左右両脇を通り抜け
るようにしてトレー14に向かって落下する。
【0016】便器12は、前記排出口24を底部に備え
た前記便鉢22と、該便鉢22の上縁に周設されたリム
通水路50と、該リム通水路50に連通した導水路52
とを備えている。便器12の後部上面にはタンク54が
設置されており、導水路52を介してリム通水路50内
に便器洗浄水を供給可能としている。
【0017】このタンク54は、通常のロータンクと同
様の構成のものであり、前記導水路52に対峙する洗浄
水流出口に設けられたバルブシート56と、該バルブシ
ート56に着座可能なフロート弁58と、該フロート弁
58に対し鎖60によって連結されており、該フロート
弁58を引き上げ可能なレバーハンドル62と、バルブ
シート56から立設されたオーバーフロー管64と、該
タンク54内に所定水位まで水を供給するためのボール
タップ66とを備えている。
【0018】便鉢22の上方には便座68と便蓋70が
設けられており、それぞれ便器12に設けられた枢支部
72に枢支されている。
【0019】このように構成されたポータブルトイレを
用いて使用者が排泄行為を行なう場合、第1図に示す如
くスライダ42を前進させ、開閉蓋36を排出口24に
押し付け、該排出口24を閉鎖しておく。そして、レバ
ーハンドル62を小便使用側に回動し、所要量の水を便
鉢22内に供給し、便鉢22の内面を濡らすと共に排出
口24付近に所定量の水を溜め、開閉蓋36や便鉢22
の内面に汚れが付着しにくくしておく。この状態で排泄
行為を行なう。
【0020】このトイレ使用終了後、モータ38を回転
させることにより開閉蓋36を下降させ、排出口24を
開放する。これと共に、レバーハンドル62を大使用側
に回動させ、タンク54内の水を便鉢22に供給する。
これにより、便鉢22内の排泄物が受入口26を介して
トレー14上に落下すると共に、便鉢22の内面を洗浄
した洗浄水も該トレー14内に落下する。その後、モー
タ38を逆転させ、開閉蓋36を上昇させて排出口24
を閉鎖する。
【0021】トレー収納器16内は冷却コイル32によ
り十分に低温度に冷却されており、トレー14内に落下
した排泄物や洗浄水は凍結される。トレー14内の内容
物が凍結した後、扉30を開け、トレー14を取出口2
8から取り出す。このトレーをトイレルームなどに運
び、氷結物を便器等に廃棄する。
【0022】この際、トレー14の内面と氷結物との界
面とにおいて氷結物が若干融解すれば、氷結物は簡単に
トレー14から剥れる。なお、トレー14内に予めトイ
レットペーパーなどを敷いておいても良い。
【0023】上記の如く、トレー14内の内容物を氷結
させてからトレー14をトレー収納器16から取り出す
ため、トレー14の運搬中に内容物がこぼれたり、ある
いは内容物から臭気が発生することが防止される。な
お、トレー14内の内容物が氷結した場合には、臭気が
殆ど発生しないから、トレー14内の内容物の量が少な
いときには数回の便器使用が行なわれるまでトレー14
をそのままトレー収納器16内に装入しておいても良
い。
【0024】第2図ないし第5図は本発明の第2の実施
例に係るポータブルトイレを示すものであり、第2図は
ポータブルトイレの縦断面図、第3図は操作用メカボッ
クスの構成を示す第2,5図のIII-III 線に沿う断面
図、第4図はタンクのハンドルの構成を示す斜視図、第
5図は第3図のV−V線に沿う断面図である。
【0025】第2図に示す通り、本実施例のポータブル
トイレも、ベース80と便器82と、タンク84とを備
えている。ベース80はトレー86を内蔵したトレー収
納器88と、該トレー収納器88内を冷却するための冷
却コイル90と、該冷却コイル90に冷媒を供給する冷
凍装置92と、放熱器94と、トレー収納器88の上面
に開放する受入口96と、トレー収納器88の側面に開
放する取出口98と、該取出口98を覆う扉100とを
備えている。
【0026】便器82は、便鉢102と、リム通水路1
04と、導水路106とを備えている。便鉢102の底
部は下方に向かって開放する排出口108となってお
り、この排出口108と前記受入口96とは連結筒11
0により連通されている。連結筒110の上端には内向
き鍔部112が設けられ、この内向き鍔部112の内周
縁から下方にガイド筒114が垂設されている。
【0027】このガイド筒114の下端面に当接し得る
ように開閉蓋116がフラッパ状に設けられている。即
ち、この開閉蓋116はガイド筒114の外周側に配置
された枢軸118にその一端側が固着されており、該枢
軸118を回動中心として第2図の矢印θ方向に回動可
能とされている。枢軸118にはアーム120を介して
バランサ122が連結されており、このバランサ122
の重量により開閉蓋116がガイド筒114の下端面に
押し付けられている。
【0028】この開閉蓋116の開閉操作を行なうため
に、アーム120の途中部分がプッシュプルケーブル1
24を介してタンク84の操作用メカボックス126に
接続されている。なお、このプッシュプルケーブル12
4は、タンク84の底面から立ち上がるガイドパイプ1
28内に挿通されている。
【0029】この操作用メカボックス126は、該開閉
蓋116の開閉操作と、タンク84から便鉢102への
洗浄水流出の双方の操作を行なうためのものである。
【0030】この操作用メカボックス126は、第3〜
5図に示されるように、タンク84の内面に配置された
ハウジング130と、該ハウジング130に固着された
ギヤケース132と、該ギヤケース132内に配置され
た扇形ギヤ134と、該ハウジング130及びギヤケー
ス132を貫通しているシャフト136と、該シャフト
136の先端を折曲させることにより構成されたアーム
138と、タンク84外に配置されており、シャフト1
36に固着されたサブハンドル140と、タンク84外
に配置されており、該シャフト136に回転可能に外嵌
しているメインハンドル142と、前記扇形ギヤ134
に噛合しているラック144(第5図参照)と、該ラッ
ク144を収納しているラックケース146とを備えて
構成されている。
【0031】第4図に示す通り、メインハンドル142
は、ボス部150、軸部152及びギヤ係合部154が
同軸的に配置され、これらを貫通するように中心孔15
8が穿設されると共に、ボス部150から放射方向にレ
バー部156が突設されたものである。
【0032】この中心孔158に前記シャフト136が
回転自在に挿通されている。ボス部150の端面には周
方向に延在する溝160が設けられている。
【0033】サブハンドル140は、ボス部162と、
該ボス部162から放射方向に突設されたレバー部16
4とを備えており、ボス部162の中心孔166に前記
シャフト136の一端が挿入される。図示はしないが、
このシャフト136の端部外周面と該中心孔166の内
周面にはセレーションが刻設されており、サブハンドル
140はこれらセレーションの係合によりシャフト13
6に対し回転不能に固着されている。
【0034】このボス部162の端面には凸部168が
突設されており、この凸部168は前記溝160内に入
り込んでいる。
【0035】前記扇形ギヤ134の中心部にはメインハ
ンドル142のギヤ係合部154がきつく嵌まるように
六角形の孔が穿設されており、これら六角形の孔とギヤ
係合部154との係合により扇形ギヤ134はメインハ
ンドル142と一体的に回動されるよう構成されてい
る。
【0036】前記ラック144は、ラックケース146
内に上下方向移動自在に挿入されている。このラック1
44の背面には凸部170が突設されており、ラックケ
ース146に設けられたロック機構172の作動片17
4が該凸部170と係合可能とされている。作動片17
4はバネ176によりラック144に向かう方向に付勢
されている。
【0037】前記プッシュプルケーブル124は、アウ
タケーブル180内にインナケーブル182を挿通した
構成のものとなっており、該インナケーブル182の一
端が該ラック144に連結されている。インナケーブル
182の他端は、第2図に示されるように、アーム12
0の途中に連結されている。
【0038】前記シャフト136の先端のアーム138
には鎖184を介してフロート弁186(第2図)が連
結されており、このフロート弁186はタンク84の底
部の洗浄水流出口のバルブシート188に着座してい
る。このバルブシート188からはオーバーフロー管1
90が立設されている。
【0039】図示はしないが、タンク84にはボールタ
ップ装置が設けられている。また、便器82には便座及
び便蓋が枢支されている。
【0040】このように構成されたポータブルトイレの
使用例について次に説明する。
【0041】このポータブルトイレを用いて使用者が排
泄行為を行なう場合、まず次のようにして便鉢102内
に少量の洗浄水を供給し、該便鉢102内の底部に水を
溜めておく。
【0042】即ち、まずメインハンドル142のレバー
部156を第4図の矢印A方向に押し込む。そうする
と、扇形ギヤ134は第5図の矢印B方向に回転し、こ
れによりラック144が上方に引き上げられる。そし
て、凸部170がロック機構172の作動片174を押
しのけて上方に移動し、ラック144が作動片174に
よってロックされた状態(下降不能な状態)におかれ
る。
【0043】この状態でサブハンドル140のレバー部
164を手前に引くと、該サブハンドル140と一体の
シャフト136が回転し、アーム138、鎖184を介
してフロート弁186が引き上げられ、タンク84内の
水が便鉢102内に供給される。所要量の水が便鉢10
2に供給された後、サブハンドル140から手を離す。
これにより、フロート弁186がバルブシート188に
着座し、止水される。
【0044】なお、この間、メインハンドル142は回
動されず、ラック144はロックされたままとなってい
る。(サブハンドル140が回転しても凸部168は溝
160内を移動するだけであり、メインハンドル142
は回動しない。)従って、開閉蓋116は閉まったまま
となっている。
【0045】このように便鉢102内に所要量の水が溜
まった状態で便器82の使用を行ない、便鉢102内に
排泄物を溜める。この使用行為の終了後、メインハンド
ル142のレバー部156を第4図の矢印C方向に(即
ち手前側に)引く。そうすると、溝160の端部160
aが凸部168と係合し、この凸部168を矢印C方向
に押すことによりサブハンドル140もメインハンドル
142と共に回転する。
【0046】メインハンドル142が矢印C方向に回転
すると、扇形ギヤ134も第5図の矢印D方向に回転
し、ラック144がロック機構172の作動片174を
押しのけながら下方に移動する。これにより、インナケ
ーブル182が開閉蓋116のアーム120を付勢し、
バランサ122の重量に打ち勝って開閉蓋116が下向
きに回動され、便鉢102内の排泄物がトレー86に向
かって落下する。
【0047】また、このメインハンドル142の回転に
連動してサブハンドル140も回転し、フロート弁18
6が引き上げられ、タンク84内の洗浄水が便鉢102
内に導入され、便鉢102内の洗浄が行なわれる。この
洗浄水もトレー86に落下する。便鉢102内の排泄物
がすべて排出されたことを見届けた後、メインハンドル
142から手を離す。そうすると、フロート弁186が
着座して洗浄水が止水されると共に、開閉蓋116は第
2図に示すようにガイド筒114の下端面に当接した閉
鎖姿勢に復帰する。また、扇形ギヤ134も第5図に示
す待機状態に復帰する。
【0048】トレー86内に落下した排泄物及び洗浄水
は、前記第1図の実施例と同様に冷凍される。
【0049】本実施例においても、前記第1図の実施例
と同様に排泄物や洗浄水を凍結させて廃棄処理すること
ができる。
【0050】なお、上記第1図及び第2図〜第5図の便
器使用例においては、便器12,82の使用に先立って
便鉢22,102内に所要量の水を溜めるようにしてい
るが、もし便器82を小水放出のみに使用する場合に
は、便鉢22,102内に水を溜めることなくすぐに小
水放出を行なっても良い。
【0051】この場合には、便器使用終了後レバーハン
ドル62又はメインハンドル142を操作することによ
り、便鉢22,102内に洗浄水を供給し、便鉢22,
102を洗えば良い。
【0052】本発明では、タンク54,84内の水に着
色剤や芳香剤を溶解させても良い。
【0053】
【発明の効果】以上の通り、請求項1〜3のポータブル
トイレによると、排泄物や便器洗浄水を凍結して廃棄す
ることができ、排泄物の処理時における臭気の発生を著
しく低減することができる。また、トレーを運搬してい
る途中において排泄物がこぼれたりすることも確実に防
止される。従って、介護者の排泄物処理作業がきわめて
楽なものとなる。
【0054】請求項2のポータブルトイレにあっては、
便鉢の底部が開閉蓋で覆われているため、トレー収納器
側からの臭気の逆流が確実に防止される。
【0055】請求項3のポータブルトイレによると、便
器を水洗することができるため、便器の洗浄が容易であ
る。また、便器からの臭気発生も確実に防止されるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るポータブルトイレ
の縦断面図である。
【図2】第2の実施例に係るポータブルトイレの縦断面
図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】メインハンドル及びサブハンドルの斜視図であ
る。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10,80 ベース 12,82 便器 14,86 トレー 16,88 トレー収納器 18,92 冷凍装置 22,102 便鉢 24,108 排出口 26,96 受入口 36,116 開閉蓋 54,84 タンク 124 プッシュプルケーブル 140 サブハンドル 142 メインハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 達也 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 今井 茂雄 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 横山 茂 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 高木 繁 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器と、該便器からの排泄物が導入され
    るトレーを有したトレー収納器と、該トレー収納器内を
    冷却し該トレー内の排泄物を冷凍する冷凍装置とを備え
    てなるポータブルトイレ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記便器は底部が排泄物の排出口となっている便鉢と、
    該排出口に設けられた開閉蓋とを備えてなり、 前記トレー収納器は、前記便器の下方に配置されてお
    り、該排出口と対峙した受入口を上面部に備え、前記ト
    レーの取出口を側面部に備えていることを特徴とするポ
    ータブルトイレ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記便器は水
    洗式便器であることを特徴とするポータブルトイレ。
JP21589194A 1994-09-09 1994-09-09 ポータブルトイレ Pending JPH0871015A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005025397A1 (ja) * 2003-09-10 2005-03-24 Japan Science And Technology Agency トイレ装置
JP2009515642A (ja) * 2005-11-15 2009-04-16 ハンメディックスシーオー.,エルティーディー. 人体体液の定量及び定性分析装置

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