JPH087092A - 解像度変換装置及び解像度変換方法 - Google Patents

解像度変換装置及び解像度変換方法

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JPH087092A
JPH087092A JP6141702A JP14170294A JPH087092A JP H087092 A JPH087092 A JP H087092A JP 6141702 A JP6141702 A JP 6141702A JP 14170294 A JP14170294 A JP 14170294A JP H087092 A JPH087092 A JP H087092A
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JP
Japan
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Application number
JP6141702A
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English (en)
Inventor
Eiji Kikko
英治 橘高
Hiroyuki Tamura
裕之 田村
Takeyasu Saito
武靖 斉藤
Jun Hasegawa
潤 長谷川
Kazuo Kosho
和夫 古庄
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 解像度の異なるイメージデータを印刷して
も、等倍の印刷結果が得られ、さらにその画質の劣化を
抑えることを目的とする。 【構成】 パラレル−シリアル変換回路やカウンター等
で構成されたデータをM倍し、そのデータの端よりN個
ずつ区切って1をカウントし、そのカウント値に誤差拡
散処理特有の模様を目立たなくする為に、ランダムなわ
ずかな値を設定する3ドット×3ドット付加パタンを加
算し、多値データをスレッショルド値Tと比較して黒か
白か決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージデータを処理
する解像度変換装置及び解像度変換方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、事務機器は複写機、ファクシミ
リ、プリンター、スキャナーなどのようにその用途に応
じて個別に存在していた。ところが省スペース、投資効
率向上等の要望が増してくるようになり、これらの要望
に応えて、複合機器が企画されるようになってきた。
【0003】図7は従来の解像度変換装置の構成図であ
る。ここで、1はメモリなどの各周辺回路を制御し、デ
ータを処理するCPU(中央処理装置、以下CPUと呼
ぶ。)、2はセントロニクスやRS−232CやSCS
I等の外部I/F回路、3はフォントメモリ、4はプロ
グラムメモリ、5はデータバッファ、6はFAX回線制
御回路、7はスキャナ制御回路、8はCCDイメージセ
ンサや密着イメージセンサ等のイメージセンサ、9は紙
送り制御回路、10は紙位置等を検知するセンサ回路、
11はレーザービームプリンターの現像や転写等に必要
な高電圧を発生する高電圧回路、12は電源回路、13
は紙送りや現像、転写、定着等に必要な機構装置を示
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ファクシミリのイメージデータは主走査
方向に8本/mm(約203DPI(Dot Per Inch))、副
走査方向に3.85本/mm(約98DPI、ノーマル
時)、7.7本/mm(約196DPI、ファイン時)、1
5.4本/mm(約391DPI、スーパーファイン時)で
あり、さらにプリンターのイメージデータは300DP
I、400DPI、600DPIであるため、ファクシミリの
データをそのまま印刷すると、縮小または拡大された印
刷結果となってしまうという問題があった。
【0005】この問題を解決するために、ソフトウエア
またはハードウエアにてイメージデータを単純に間引い
たり、周期的に増加させたりしたが、画質が良くないと
いう問題もあった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決し、解像度の
異なるイメージデータを印刷しても、等倍の印刷結果が
得られ、さらにその画質の劣化を抑えることのできる解
像度変換装置及び解像度変換方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、解像
度変換前後でデータ数が何倍になるかに注目し、変換後
の1ドットに相当する範囲の中に、変換前のデータで何
個の黒があるかをカウントすることで原2値データを多
値データ化した。そしてこの多値データを誤差拡散法で
再度2値化することで、2値化によって発生した原多値
データとの誤差を周辺ドットに分散させることができ、
面積的に原画像データが保存され、解像度の異なるイメ
ージデータを印刷しても、等倍の印刷結果が得られ、さ
らにその画質の劣化を抑えることができる。
【0008】
【作用】上記の構成により、解像度の異なるイメージデ
ータを印刷しても、等倍の印刷結果が得られ、さらにそ
の画質の劣化を抑えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は、本発明の一実施例における解像度
変換装置の構成図を示している。ここで、1はメモリな
どの各周辺回路を制御し、データを処理するCPU(中
央処理装置、以下CPUと呼ぶ。)、2はセントロニク
スやRS−232CやSCSI等の外部I/F回路、3
はフォントメモリ、4はプログラムメモリ、5はデータ
バッファ、6はFAX回線制御回路、7はスキャナ制御
回路、8はCCDイメージセンサや密着イメージセンサ
等のイメージセンサ、9は紙送り制御回路、10は紙位
置等を検知するセンサ回路、11はレーザービームプリ
ンターの現像や転写等に必要な高電圧を発生する高電圧
回路、12は電源回路、13は紙送りや現像、転写、定
着等に必要な機構装置、14は解像度変換(拡大縮小)
装置を示す。
【0011】図2は、本実施例における解像度変換(拡
大縮小)装置の機能ブロック図を示している。
【0012】ここで、15はパラレル−シリアル変換回
路やカウンター等で構成されたデータ個数M倍ブロック
(シリアル出力タイミングを縮めたり伸ばしたりするこ
とでデータ個数をM倍する。)、16は加算器やカウン
ター等で構成され、データの端よりN個ずつ区切って1
(黒画素に相当する。)をカウントするカウントブロッ
ク、17は乗算ブロック、18は副走査方向の変換に関
連する重み係数W1を設定するW1レジスタブロック、
19は副走査方向の変換に関連する重み係数W2を設定
するW2レジスタブロック、20は副走査方向の変換に
関連する重み係数W3を設定するW3レジスタブロッ
ク、21は加算ブロック、22は誤差拡散処理特有の模
様を目立たなくする為に、ランダムなわずかな値を設定
する3ドット×3ドット付加パタンレジスタブロック、
23は多値データをスレッショルド値Tと比較して黒か
白か決定する2値化ブロック、24は減算ブロック、2
5は誤差拡散の拡散係数を決定する拡散係数ブロック、
26は2値化後の誤差を記憶しておく誤差メモリブロッ
クを示している。
【0013】実際には乗算回路は回路規模が大きいの
で、図6に示すように、原データが1の時だけ重み係数
Wを足すように構成して、16のカウントブロックと1
7の乗算ブロックを兼ねている。
【0014】ここで、200DPIのイメージデータを3
00DPIに変換する場合を例にとって動作を説明する。
200DPIは1インチ内に200個のドットがあること
を示し、300DPIは1インチ内に300個のドットが
あることを示す。本解像度変換装置はこの場合、200
個のデータを300個に増やす比率でデータ数を増加さ
せることになる。この比率をM/N倍と表現することに
する。ここでMやNは機能ブロック図中に出てきたMや
Nと同じ意味である。この場合では、M/N=300/
200=3/2倍となる。
【0015】この3/2倍を実現するために、まず主走
査方向に200DPI原データの個数を3倍にする。例え
ば黒が200個の原データは600個の黒データとな
る。こうして増やしたデータを今度は、端から順に2個
ずつに区切って、その中の黒の数をカウントする。2個
ずつに区切ったので、カウント結果は0,1,2のどれ
かの多値データになる。こうして先ほどの600個のデ
ータは、300個の多値データとなる。
【0016】副走査方向も同様の考え方ではあるが、1
ライン分のデータが決定してから3倍のライン数にし、
2ラインずつ区切るというのはメモリ容量が大きくなる
し、スピードも遅くなる。そこで主走査方向の計算と同
時に副走査方向の計算も行えるように工夫をした。それ
が重み係数W1、W2、W3とINDEXである。
【0017】INDEXとはW1の係数をかけるライン
が原ラインの何番目に相当するかを表している。W2の
係数をかけるラインはINDEX+1となり、W3に対
してはINDEX+2となる。
【0018】例えば3/2倍の場合、各原ラインをそれ
ぞれ3倍のライン数にし、2ラインずつ区切って先頭ラ
インからながめてみると、最初の区切りは1番目の原ラ
インが2ライン分、次の区切りは1番目の原ラインが1
ライン分と2番目の原ラインが1ライン分、次の区切り
は2番目の原ラインが2ライン分となっており、後はこ
の関係の繰り返しであることが分かる。このことは、主
走査方向の計算結果を単純に何倍かして足し合わせれば
よいことを示している。
【0019】さらにいろいろな倍率について調べたとこ
ろ、重み係数W1,W2,W3の3系列を使用すればか
なりの倍率をカバーできることが分かった。
【0020】上記の3/2倍の場合では、原ラインの1
番目をINDEX=0とすると、最初はW1、W2、W
3、INDEX=2、0、0、0となり、1ライン分の
変換が終了したところでW1、W2、W3、INDEX
=1、1、0、0、そして次はW1、W2、W3、IN
DEX=2、0、0、1となり、後はこの繰り返しで表
現できる。
【0021】いろいろな倍率に対応させる場合の、重み
係数とINDEXの計算の手順を示すフローチャートを
図3、図4及び図5に示す。
【0022】上記のように主走査方向の計算と同時に副
走査方向の計算も行ない求められた変換後の多値データ
を、再度黒か白かの2値データに誤差拡散法を用いて変
換する。誤差拡散法とはこの倍率の場合、0、1、2の
多値データの内、真の白は0、真の黒は2となる。スレ
ッショルドを1とし、1以上ならば黒とすると、多値デ
ータが1の時、真の黒2と同じ判定となるので、判定誤
差は1−2=−1となる。この誤差を周辺ドットに拡散
するのである。この場合は、実際よりも黒く判定したの
で周辺を白くする方向にずらすことで全体のバランスを
取ろうというものである。実際は図2のように、前ライ
ンと1ドット前の誤差データをメモリ等に保存してお
き、左斜め上、真上、右斜め上、左横の誤差データにそ
れぞれ拡散係数(この係数は合計して1となるように選
択している。)をかけて、変換後の多値データに加算す
る。そして再2値化し、判定誤差をメモリに保存するの
である。
【0023】ソフトウエア側からの使い方としては、こ
の倍率の場合、まず倍率や重み係数、INDEX等を設
定し、3ライン分の原データをデータバッファに転送す
る。
【0024】そして変換スタートさせる。変換装置はデ
ータバッファよりデータを読み込み変換後のデータをデ
ータバッファに書き込む。1ラインの変換が終了した
ら、終了割り込みをかける。後はこの繰り返しとなる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上記構成により、解像度の異
なるイメージデータを印刷または液晶表示装置等に表示
しても、等倍の印刷または表示結果が得られ、さらにそ
の画質の劣化を抑えることができる。
【0026】さらに画質の劣化を抑えながら、拡大縮小
印刷または拡大縮小表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における解像度変換装置の構
成図
【図2】本実施例における解像度変換(拡大縮小)装置
の機能ブロック図
【図3】本実施例における重み係数とINDEXの計算
手順を示すフローチャート
【図4】本実施例における重み係数とINDEXの計算
手順を示すフローチャート
【図5】本実施例における重み係数とINDEXの計算
手順を示すフローチャート
【図6】本実施例における乗算合計回路の回路構成を示
す図
【図7】従来の解像度変換装置の構成図
【符号の説明】 1 CPU 2 外部I/F回路 3 フォントメモリ 4 プログラムメモリ 5 データバッファ 6 FAX回線制御回路 7 スキャナ制御回路 8 イメージセンサ 9 紙送り制御回路 10 センサ回路 14 解像度変換(拡大縮小)装置 15 データ個数M倍ブロック 16 カウントブロック 17 乗算ブロック 18 W1レジスタブロック 19 W2レジスタブロック 20 W3レジスタブロック 21 加算ブロック 22 3ドット×3ドット付加パタンレジスタブロック 23 2値化ブロック 24 減算ブロック 25 拡散係数ブロック 26 誤差メモリブロック
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/403 G06F 15/68 320 A H04N 1/40 103 A (72)発明者 長谷川 潤 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 古庄 和夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラレル−シリアル変換回路やカウンター
    等で構成されたデータ個数M倍ブロックと、加算器やカ
    ウンター等で構成され、データの端よりN個ずつ区切っ
    て黒画素をカウントするカウンタと、副走査方向の変換
    に関連する重み係数W1を設定するW1レジスタブロッ
    クと、副走査方向の変換に関連する重み係数W2を設定
    するW2レジスタブロックと、副走査方向の変換に関連
    する重み係数W3を設定するW3レジスタブロックと、
    ランダムなわずかな値を設定する付加パタンレジスタブ
    ロックと、多値データをスレッショルド値Tと比較して
    黒か白か決定する2値化ブロックと、誤差拡散の拡散係
    数を決定する拡散係数ブロックと、2値化後の誤差を記
    憶しておく誤差メモリブロックとからなることを特徴と
    する解像度変換装置。
  2. 【請求項2】解像度の異なるイメージデータの解像度を
    変換して印字する印字装置の解像度変換方法であって、
    解像度変換前後でデータ数が何倍(M/N倍(M,Nは
    整数))になるかを求め、データをM倍し、N個づつ区
    切り変換後の1ドットに相当する領域中(N個分)に、
    変換前のデータで何個の黒データがあるかをカウント
    し、原2値データを多値データ化する、そしてこの多値
    データを誤差拡散法で再度2値化させ、2値化によって
    発生した原多値データとの誤差を周辺ドットに分散させ
    ることを特徴とする解像度変換方法。
JP6141702A 1994-06-23 1994-06-23 解像度変換装置及び解像度変換方法 Pending JPH087092A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079005A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び感光体ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079005A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び感光体ユニット

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