JPH0869656A - 光メモリ装置 - Google Patents
光メモリ装置Info
- Publication number
- JPH0869656A JPH0869656A JP6205146A JP20514694A JPH0869656A JP H0869656 A JPH0869656 A JP H0869656A JP 6205146 A JP6205146 A JP 6205146A JP 20514694 A JP20514694 A JP 20514694A JP H0869656 A JPH0869656 A JP H0869656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- cam gear
- memory device
- protrusion
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トレイを固定するために本体シャーシに設け
られる突起部を可動式とすることにより、省スペース化
を実現し、装置の小型化、薄型化を図れる光メモリ装置
を提供することを目的とする。 【構成】 トレイ3を固定するために、本体シャーシ1
側のカムギア9の内部にバネ材25とカム26により上
下動する可動式の突起部10を設け、トレイ3には係合
部14を設ける。トレイ3が本体シャーシ1に収納され
ている時は、突起部10がカムギア9から突出して係合
部14と係合することでトレイ3を固定し、トレイ動作
時にはカムギア9の内部に突起部10を没入させ、トレ
イ3の出し入れの際に係合部14と接触しないようにす
る。
られる突起部を可動式とすることにより、省スペース化
を実現し、装置の小型化、薄型化を図れる光メモリ装置
を提供することを目的とする。 【構成】 トレイ3を固定するために、本体シャーシ1
側のカムギア9の内部にバネ材25とカム26により上
下動する可動式の突起部10を設け、トレイ3には係合
部14を設ける。トレイ3が本体シャーシ1に収納され
ている時は、突起部10がカムギア9から突出して係合
部14と係合することでトレイ3を固定し、トレイ動作
時にはカムギア9の内部に突起部10を没入させ、トレ
イ3の出し入れの際に係合部14と接触しないようにす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの外部メ
モリなどとして用いられるCD−ROMドライブのよう
な光メモリ装置に関するものである。
モリなどとして用いられるCD−ROMドライブのよう
な光メモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の光メモリ装置の内部構造図
である。図6において、1は本体シャーシ、2はトレイ
3を本体シャーシ1から排出、収納させる動力源となる
モータ、4はトレイ3を動作させたり、本体シャーシ1
内に配置された光ピックアップの位置を移動させるモー
タ2から発生した動力を伝達する歯車、5はトレイ3に
載置されたディスク、6はディスク5のデータを読み込
む光ピックアップ、7は光ピックアップ6を所定の位置
に上下動させるリフター、8はディスク5を光ピックア
ップ6に密着固定させるクランパー、9はトレイ3を移
動させたり、リフター7を駆動させるカムギア、10は
トレイ3を固定するための突起部、11はディスク5の
再生装置の制御を行う回路が設けられた電気基板、12
は本体シャーシ1に組み付けられた部品を覆うカバー、
13はトレイ3の排出、収納を指示するイジェクトボタ
ン、14はトレイ3に設けられた固定用の係合部であ
る。トレイ3を本体シャーシ1の内部に収納すると、突
起部10は係合部14に係合し、トレイ3を固定する。
である。図6において、1は本体シャーシ、2はトレイ
3を本体シャーシ1から排出、収納させる動力源となる
モータ、4はトレイ3を動作させたり、本体シャーシ1
内に配置された光ピックアップの位置を移動させるモー
タ2から発生した動力を伝達する歯車、5はトレイ3に
載置されたディスク、6はディスク5のデータを読み込
む光ピックアップ、7は光ピックアップ6を所定の位置
に上下動させるリフター、8はディスク5を光ピックア
ップ6に密着固定させるクランパー、9はトレイ3を移
動させたり、リフター7を駆動させるカムギア、10は
トレイ3を固定するための突起部、11はディスク5の
再生装置の制御を行う回路が設けられた電気基板、12
は本体シャーシ1に組み付けられた部品を覆うカバー、
13はトレイ3の排出、収納を指示するイジェクトボタ
ン、14はトレイ3に設けられた固定用の係合部であ
る。トレイ3を本体シャーシ1の内部に収納すると、突
起部10は係合部14に係合し、トレイ3を固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、光メモリ装置の
傾向として、デスクトップパソコンからノートブックパ
ソコンへの搭載が進みつつあることから、薄型化が重要
視されている。しかしながら、上記のような従来の光メ
モリ装置では、トレイ3引き込み時の固定を行うカムギ
ア9の上面に固定型の突起部10を設けているため、ト
レイ3の固定を解除し、可動させる際に係合部14との
接触を避けるためのスペースが必要となり、小型化、薄
型化を進めていく上で大きな障害となっていた。
傾向として、デスクトップパソコンからノートブックパ
ソコンへの搭載が進みつつあることから、薄型化が重要
視されている。しかしながら、上記のような従来の光メ
モリ装置では、トレイ3引き込み時の固定を行うカムギ
ア9の上面に固定型の突起部10を設けているため、ト
レイ3の固定を解除し、可動させる際に係合部14との
接触を避けるためのスペースが必要となり、小型化、薄
型化を進めていく上で大きな障害となっていた。
【0004】そこで本発明は、上記カムギアの突起部の
ためのスペースを不要にして、小型化、薄型化が図れる
光メモリ装置を提供することを目的とする。
ためのスペースを不要にして、小型化、薄型化が図れる
光メモリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、本
体シャーシに、カムギアと、このカムギアを回転させる
モータと、このカムギアに突没自在に装着された突起部
と、この突起部がこのカムギアの内部に没入する方向に
付勢するバネ材と、このカムギアが回転することにより
この突起部がこのカムギアから突出するように押し上げ
るカムを設け、またトレイに、トレイが本体シャーシの
内部に収納された状態でカムギアから突出した突起部が
係合する係合部を設けたものである。
体シャーシに、カムギアと、このカムギアを回転させる
モータと、このカムギアに突没自在に装着された突起部
と、この突起部がこのカムギアの内部に没入する方向に
付勢するバネ材と、このカムギアが回転することにより
この突起部がこのカムギアから突出するように押し上げ
るカムを設け、またトレイに、トレイが本体シャーシの
内部に収納された状態でカムギアから突出した突起部が
係合する係合部を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記構成により、トレイが本体シャー
シに収納されている時は、カムギアの内部から突起部が
突出して係合部に係合することによりトレイを固定し、
またトレイ動作時には突起部をバネ材のバネ力によりカ
ムギアの内部に没入させる。
シに収納されている時は、カムギアの内部から突起部が
突出して係合部に係合することによりトレイを固定し、
またトレイ動作時には突起部をバネ材のバネ力によりカ
ムギアの内部に没入させる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の一実施例の光メモリ装置の内
部構造図、図2は同光メモリ装置のトレイ収納時の断面
図、図3は同光メモリ装置のトレイ排出時の断面図、図
4は同光メモリ装置のカムギアの拡大図、図5は同光メ
モリ装置のカムギアの拡大断面図である。各図におい
て、図6に示す従来例と同一のものには、同一符号を付
すことにより説明は省略する。
説明する。図1は本発明の一実施例の光メモリ装置の内
部構造図、図2は同光メモリ装置のトレイ収納時の断面
図、図3は同光メモリ装置のトレイ排出時の断面図、図
4は同光メモリ装置のカムギアの拡大図、図5は同光メ
モリ装置のカムギアの拡大断面図である。各図におい
て、図6に示す従来例と同一のものには、同一符号を付
すことにより説明は省略する。
【0008】図1〜図3において、この光メモリ装置の
全体構成は、図6に示す従来例と同様であるが、以下に
述べるように、トレイ3を固定するためにカムギア9に
設けられる突起部10の配設構造が相違している。すな
わち図4および図5において、突起部10は可動式であ
って、バネ材25のバネ力に付勢されてカムギア9に突
没自在に設けられている。24はバネ材25の押え板で
ある。本体シャーシ1の底部には突起部10が当接する
カム26が形成されており、カムギア9が回転すると、
突起部10はカム26に押し上げられ、カムギア9の上
面から突出する。
全体構成は、図6に示す従来例と同様であるが、以下に
述べるように、トレイ3を固定するためにカムギア9に
設けられる突起部10の配設構造が相違している。すな
わち図4および図5において、突起部10は可動式であ
って、バネ材25のバネ力に付勢されてカムギア9に突
没自在に設けられている。24はバネ材25の押え板で
ある。本体シャーシ1の底部には突起部10が当接する
カム26が形成されており、カムギア9が回転すると、
突起部10はカム26に押し上げられ、カムギア9の上
面から突出する。
【0009】次に、光メモリ装置のトレイ3の出し入れ
およびトレイ3の固定動作について説明する。本体シャ
ーシ1に取り付けられたイジェクトボタン13を押す
と、電気基板11にトレイ3の排出命令がモータ2に伝
達され、モータ2が動作を開始する。モータ2の動作に
伴い、モータ2の動力が歯車4によりカムギア9に伝達
され、その回転に伴い突起部10が下がりトレイ3の固
定が解除され、さらにトレイ3に設けられたラックギア
に伝達し、本体シャーシ1からトレイ3が排出される。
そして、ディスク再生装置の操作者が本体シャーシ1か
ら排出されたトレイ3にディスク5を載置する。ディス
ク5がトレイ3に載置された状態で、再びイジェクトボ
タン13を押すと、電気基板11にトレイ3の収納命令
がモータ2に伝達され、前記のトレイ排出動作と同様に
歯車4とカムギア9の動作により、突起部10がカムギ
ア9の上方へ押し上げられ、トレイ3に設けられた係合
部14と係合し、トレイ3を本体シャーシ1に固定す
る。
およびトレイ3の固定動作について説明する。本体シャ
ーシ1に取り付けられたイジェクトボタン13を押す
と、電気基板11にトレイ3の排出命令がモータ2に伝
達され、モータ2が動作を開始する。モータ2の動作に
伴い、モータ2の動力が歯車4によりカムギア9に伝達
され、その回転に伴い突起部10が下がりトレイ3の固
定が解除され、さらにトレイ3に設けられたラックギア
に伝達し、本体シャーシ1からトレイ3が排出される。
そして、ディスク再生装置の操作者が本体シャーシ1か
ら排出されたトレイ3にディスク5を載置する。ディス
ク5がトレイ3に載置された状態で、再びイジェクトボ
タン13を押すと、電気基板11にトレイ3の収納命令
がモータ2に伝達され、前記のトレイ排出動作と同様に
歯車4とカムギア9の動作により、突起部10がカムギ
ア9の上方へ押し上げられ、トレイ3に設けられた係合
部14と係合し、トレイ3を本体シャーシ1に固定す
る。
【0010】図2と図3はトレイ3の固定時とトレイ3
の動作時の突起部10を示している。図2の場合はトレ
イ3を固定するために突起部10がカム26により押し
上げられており、トレイ3の係合部14と係合してトレ
イ3の位置ずれを防止している。図3の場合はトレイ3
が動作状態にあるため、突起部10はバネ材25のバネ
力によりカムギア9の内部に没入し、トレイ3と接触し
ないようにしている。
の動作時の突起部10を示している。図2の場合はトレ
イ3を固定するために突起部10がカム26により押し
上げられており、トレイ3の係合部14と係合してトレ
イ3の位置ずれを防止している。図3の場合はトレイ3
が動作状態にあるため、突起部10はバネ材25のバネ
力によりカムギア9の内部に没入し、トレイ3と接触し
ないようにしている。
【0011】次に、突起部10の上下動の詳細について
述べる。図5は突起部10がカムギア9の内部に没入し
ている状態から、カムギア9の矢印27方向(図4)へ
の回転により突起部10の下面が本体シャーシ1のカム
26と接触し、突起部10がカムギア9の上方へ押し上
げられている状態を示しており、このときバネ材25は
圧縮される。またカムギア9が矢印28方向へ回転する
と、突起部10はカム26から離れ、圧縮されたバネ材
25のバネ力により突起部10はカムギア9の内部に収
納される。
述べる。図5は突起部10がカムギア9の内部に没入し
ている状態から、カムギア9の矢印27方向(図4)へ
の回転により突起部10の下面が本体シャーシ1のカム
26と接触し、突起部10がカムギア9の上方へ押し上
げられている状態を示しており、このときバネ材25は
圧縮される。またカムギア9が矢印28方向へ回転する
と、突起部10はカム26から離れ、圧縮されたバネ材
25のバネ力により突起部10はカムギア9の内部に収
納される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、トレイを
固定するために本体シャーシに設けられる突起部を可動
式とし、トレイを固定する時は、この突起部をカムギア
から突出させ、またトレイの動作時にはトレイとの接触
を避けるため突起部をカムギアの内部にバネ材のバネ力
により没入させるようにしているので、突起部のための
スペースを不要にし、光メモリ装置の小型化、薄型化が
可能となる。
固定するために本体シャーシに設けられる突起部を可動
式とし、トレイを固定する時は、この突起部をカムギア
から突出させ、またトレイの動作時にはトレイとの接触
を避けるため突起部をカムギアの内部にバネ材のバネ力
により没入させるようにしているので、突起部のための
スペースを不要にし、光メモリ装置の小型化、薄型化が
可能となる。
【図1】本発明の一実施例の光メモリ装置の内部構造図
【図2】本発明の一実施例の光メモリ装置のトレイ収納
時の断面図
時の断面図
【図3】本発明の一実施例の光メモリ装置のトレイ排出
時の断面図
時の断面図
【図4】本発明の一実施例の光メモリ装置のカムギアの
拡大図
拡大図
【図5】本発明の一実施例の光メモリ装置のカムギアの
拡大断面図
拡大断面図
【図6】従来の光メモリ装置の内部構造図
1 本体シャーシ 2 モータ 3 トレイ 5 ディスク 6 光ピックアップ 9 カムギア 10 突起部 14 係合部 25 バネ材 26 カム
Claims (1)
- 【請求項1】光ピックアップを備えた本体シャーシと、
ディスクが装着されてこの本体シャーシに出し入れされ
るトレイとから成る光メモリ装置であって、前記本体シ
ャーシに、カムギアと、このカムギアを回転させるモー
タと、このカムギアに突没自在に装着された突起部と、
この突起部がこのカムギアの内部に没入する方向に付勢
するバネ材と、このカムギアが回転することによりこの
突起部がこのカムギアから突出するように押し上げるカ
ムを設け、また前記トレイに、前記トレイが前記本体シ
ャーシの内部に収納された状態で前記カムギアから突出
した前記突起部が係合する係合部を設けたことを特徴と
する光メモリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6205146A JPH0869656A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 光メモリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6205146A JPH0869656A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 光メモリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0869656A true JPH0869656A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16502188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6205146A Pending JPH0869656A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 光メモリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0869656A (ja) |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6205146A patent/JPH0869656A/ja active Pending
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