JPH086926A - 文書表示装置 - Google Patents

文書表示装置

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JPH086926A
JPH086926A JP6135843A JP13584394A JPH086926A JP H086926 A JPH086926 A JP H086926A JP 6135843 A JP6135843 A JP 6135843A JP 13584394 A JP13584394 A JP 13584394A JP H086926 A JPH086926 A JP H086926A
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JP6135843A
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Toshikazu Nagaie
利和 長家
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者の使いやすい文書表示装置を提供す
る。 【構成】 文書表示装置は文書データの構成要素リスト
を有し、そこには構成要素とその構成要素の表わすデー
タが記憶されているファイル名が記憶されている。文書
表示装置において表示デバイスに要素表示を行なうとき
は、文書データの構成要素リスト部から指定IDレコー
ドを検索し、対応するファイルをメモリ上に展開するが
(ナンバー51〜ナンバー54)、その際ファイルアク
セスに失敗すると、その表示デバイス上の位置にはその
ファイル中のデータが表示されるべき領域のみが表示さ
れる(ナンバー55でY,ナンバー58,ナンバー60
でY,ナンバー62)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は文書表示装置に関して
特にワードプロセッサや汎用コンピュータ、ワークステ
ーションなどの上の文書処理アプリケーションなど、文
書処理装置や情報表示装置に用いられる文書表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】文書中に複数の種類のデータを統合する
ような文書処理装置、あるいはそのような文書処理装置
において時刻変化に伴って表示内容を変化させるような
装置では、処理の都合上表示内容を正しく処理できない
場合がある。たとえば以下のような場合である。
【0003】(1) 表示すべきデータが格納されてい
るフロッピィディスク等の二次記憶メディアがその時点
で存在しない場合。
【0004】(2) 表示すべきデータがネットワーク
上の別の機種にあり、ネットワークの過負荷で処理時間
がかかったり、ネットワーク構成の変更や事故でデータ
が取出せない場合。
【0005】(3) 表示すべきデータが別に既に削除
されている場合。 (4) デコード処理や表示処理自身に処理時間がかか
り、望まれる時間内に処理できない場合。
【0006】(5) 異機種で作成されたデータであり
互換性がとれない場合。 (6) 高速検索機能などで表示処理の処理時間がとれ
ない場合。
【0007】従来ではこのような場合、表示できない状
況が発見された時点でエラーメッセージを表示し処理を
終わるか、エラーメッセージを表示し処理を中断しその
後そのデータを表示せずに処理を続けるか、あるいは、
エラーメッセージを表示せずにそのデータを表示せずに
処理を続ける、という処理を行なっていた。
【0008】このような処理の例はたとえば特開平5−
334285号公報に開示されている。同公報によれ
ば、各種データにフラグを設け、フラグによって表示・
非表示を制御し、表示処理においてそのフラグを参照し
てデータを表示したりあるいは表示しなかったりという
ことを行なう。その結果フラグ操作によってデータを表
示せずに処理を続ける処理を行なうことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に陥
り、正しく表示処理ができない、またはその時間的余裕
のない場合に従来技術のような方法では次のような問題
がある。
【0010】エラーメッセージを表示して処理を終了し
てしまう場合には、エラー原因を取除かなければ処理を
続けることができず、エラーの原因が操作者の処理でき
るものでないかぎり、望みの処理を実行することができ
ない。
【0011】また、エラーメッセージを表示して確認を
求める場合には、処理を中段するため操作者が直接望み
の処理を得られず操作性が悪くなる。
【0012】さらに、そのデータの表示を省いて処理を
続行すると、そこにそのデータが存在することや、どの
ようなデータが存在するのかがわからないので操作者に
とって文書全体の視認性が悪くなる。
【0013】たとえば、上記した特開平5−33428
5号公報に開示されるように、フラグの操作によってデ
ータを表示したりしなかったりするように表示処理を制
御すると次のような問題が生じる。すなわち、データを
表示しないように制御してしまうと、そのように表示さ
れた画面中の文書において、表示していないデータの存
在が操作者に視認できないという問題が生じる。
【0014】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、操作者の使いやすい文書表示装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る、文書とともに所望のデータを表示する文書表示装置
は、表示を行なうための表示手段と、所望のデータを記
憶した第1記憶手段と、所望のデータの表示手段への表
示の可否を判定する手段と、判定手段が所望のデータの
表示が不可であると判定したとき、そのデータの表示エ
リアのみを表示するよう表示手段を制御する手段とを含
む。
【0016】請求項2に係る文書表示装置においては、
請求項1の文書表示装置がさらに所望のデータの概要を
記憶する第2記憶手段を含み、制御手段は判定手段が表
示が不可であると判定したときは、表示エリア内に第2
記憶手段の記憶した所望のデータの概要を表示するよう
表示手段を制御する。
【0017】請求項3に係る、所望のデータを文書とと
もに表示する文書表示装置は、表示を行なうための表示
手段と、所望のデータとそのデータの概要を記憶する手
段と、第1の表示方法と第1の表示方法より簡便な第2
の表示方法のいずれかを選択する手段と、選択手段の選
択に応じて、所望のデータまたはその概要のいずれかを
選択的に表示手段に表示するよう表示手段を制御する手
段とを含む。
【0018】
【作用】請求項1に係る文書表示装置においては、文書
とともに所望のデータを表示する文書表示装置におい
て、所望のデータの表示が不可のときは、その表示エリ
アのみが表示されて表示処理が続行される。
【0019】請求項2に係る文書表示装置においては、
所望のデータの概要が第2記憶手段に記憶されており、
所望のデータの表示が不可のときは、その表示エリア内
に所望のデータの概要が表示される。
【0020】請求項3に係る文書表示装置においては、
操作者の選択に応じて所望のデータとその概要のいずれ
かが選択的に表示手段に表示される。すなわち、操作者
が十分な時間を持っているときは、所望のデータを表示
手段に表示させ、時間がないときはその概要のみを表示
させることができるため、操作者のニーズに応じた表示
が可能になる。
【0021】
【実施例】以下この発明の実施例は図面を参照して説明
する。
【0022】図1はこの発明に係る文書処理装置の主要
部を示すブロック図である。図1を参照して、この発明
に係る文書処理装置は、操作者が操作するキーボードや
マウスのような入力デバイス11と、入力デバイス11
からの入力イベントを処理されるまで保持しておくメモ
リである入力キューバッファ12と、入力キューバッフ
ァ12に接続され、入力に対して入力編集機能を実現す
るモジュールである入力処理部13と、入力処理部13
に接続され、入力編集対象の文書データを展開する文書
データメモリ15と、入力処理部13に対してファイル
への入力、ファイルからの出力を行なうための制御モジ
ュールであるファイル入出力制御部16と、ファイル入
出力制御部16に接続された二次記憶デバイス17を含
む。二次記憶デバイス17はファイルを格納した二次記
憶メディアを利用するためのデバイスモジュールであ
る。
【0023】文書表示装置はさらに、入力処理部13に
接続され、操作の結果として文書の内容を画面上に表示
するモジュールである表示処理部14と、表示処理部1
4およびファイル入出力制御部に接続され、独立のタス
クとして他のモジュールと並行処理を行なう、動画を処
理する動画処理部18と、表示処理部14に接続され、
文書を構成する各データに対して付与された補助情報を
格納する補助情報メモリ19と、表示処理部14に接続
され、画面に表示するイメージデータをストアする画面
イメージメモリ20と、画面イメージメモリ20に接続
され、その内容を表示するための表示デバイス21とを
含む。
【0024】図2はこの発明に係る文書表示装置におけ
る表示例を示す図である。図2を参照してこの例では文
書表示装置を時刻変化するごとに次々と新車についての
情報を表示する新車情報表示装置に適用した例を示して
いる。この場合表示デバイス21には、タイトル部3
1、名称部32、仕様部33および動画部34の各部が
表示される。これらのうち時間が変化すれば名称部3
2、仕様部33および動画部34の各部が次の情報に変
化していく。これらのうちタイトル部31、名称部3
2、仕様部33がテキストデータであり、動画部34は
動画データであるとする。
【0025】図3はこの発明に係る文書表示装置で処理
される文書情報の構造を示す図である。図3を参照し
て、文書情報は時刻変化に伴った処理を記述した処理リ
スト41と、文書を構成するデータを示した構成要素リ
スト42と、それら構成要素のデータ実体を格納する実
体データ部43の各部からなる。
【0026】図4に図3で示した構成要素リスト42の
内容を示す。図4を参照して構成要素リストは各要素に
付与される識別番号、画面上の位置・大きさ、データの
種別、データの状態等を管理している。すなわち、要素
“ID”は識別番号を示し、要素“X,Y,W,H”は
画面上の位置・大きさを示し、要素“typ”はデータ
の種別がテキストデータ(txt)であるかまたは動画
(mov)であるかを示し、要素“flg”はデータの
状態を示しており、データが文書データメモリ15上に
存在しているときは“M”が格納され、文書データメモ
リ15上に存在していないときは“F”が格納される。
また、DATA POINTER部には文書データメモ
リ15中の実体データ部内でデータ実体が格納されてい
るアドレスまたは文書データメモリ15上に存在してい
ないときはデータ実体が格納されているファイル名が格
納される。なお、ここには図2に表示されているタイト
ル部31以外のデータに関する情報が記憶されている。
【0027】次に具体的に説明する。要素IDが“k”
の要素が名称部32に表示されている要素であり、その
位置・大きさが“X,Y,W,H”によって管理されて
いる。データ種別は“txt”となっているのでテキス
トデータである。データの状態は“M”となっているた
め、文書データメモリ15上に存在していることがわか
る。DATA POINTER部には文書データメモリ
15中の実体データ部内でデータ実体が格納されている
アドレス(adr1)が格納されている。
【0028】次の要素IDが“k+1”の要素は仕様部
33に表示されている要素であり、その位置・大きさが
管理されている。データ種別はテキストデータであり、
データは文書データメモリ15上に存在し、その実体デ
ータ部内でのデータ実体が格納されているアドレスはa
dr2であることがわかる。
【0029】要素IDが“k+2”の要素は動画部34
に表示されている要素であり、その位置・大きさが管理
されている。データの種別は動画データであり、データ
の状態は文書データメモリ15上に存在していないこと
がわかる。また、データ実体が格納されているファイル
名が“XXXXXPRM.MPG”であることがわか
る。
【0030】図5は時刻とそのときに処理される内容と
の関係を示す処理リストの例を示す図である。この例は
図2の状態が時刻Tnに起ころうとした場合の例であ
る。すなわち、時刻Tnに達すると、画面全体を消去し
た後、要素a(図4には示さなかったが、同様に管理さ
れるタイトル部31のことである)を表示し、続いて順
にk,k+1およびk+2を表示する。この処理を経て
図2の状態に到達する。
【0031】次に時刻Tnになって図2の状態になる処
理を例にとってこの発明の動作について説明する。図6
は、入力処理部13の動作を示すフローチャートであ
る。入力処理部13は性格上種々のコマンドに対応する
処理があるが、このフローでは本発明の実施例の解説に
必要な部分だけを記述している。
【0032】図6を参照して、入力処理部13は処理の
始めにモジュール内部のカウンタである時刻カウンタ
(tmcnt)に0をセットして初期化し、そのときの
現在時刻(curtime)をモジュール内部の変数で
ある開始時刻(sttime)にセットする(ステップ
ナンバー11、図中#11と略す、以下ステップを省略
する)。なお、現在時刻はシステムコールによってOS
に問合わせることによって取得できるものとする。画面
を初期表示にするために時刻カウンタの値(今は0)を
与えて表示処理を行なう(ナンバー12)。表示が終了
すると単位時間分だけ時刻カウンタを更新する(ナンバ
ー13)。そして、入力キューバッファ11に入力があ
るかどうかを確認し(ナンバー14)、入力がある場合
にはその入力を取出して解釈し各コマンド処理機能に分
岐する(ナンバー14でN,ナンバー15,ナンバー1
6)。
【0033】入力がない場合は、現在時刻と先に対比し
ておいた開始時刻を比較して(ナンバー19)、その差
が時刻カウンタ以上の場合、処理すべき時刻に到達した
として表示処理を行なう。すなわち、現在の時刻カウン
タの内容を表示処理に引き渡して表示処理を行ない(ナ
ンバー20)、処理後、時刻カウンタを次の時刻に更新
する(ナンバー21)。処理すべき時刻に達していない
場合は再び入力の確認をおこない、以後ここまでの処理
をループする(ナンバー19でN,ナンバー14)。
【0034】次に表示処理部14の動作について図7を
参照して説明する。表示処理部14は入力情報として時
刻Tnを指定されるものとする。
【0035】図7を参照して、まず指定された時刻に関
する処理が処理リストに存在するかどうかを検索し(ナ
ンバー31)、存在する場合に処理カウンタ(cnt)
および処理レコードポインタ(rp)の初期設定を行な
う(ナンバー32でY,ナンバー33,34)。
【0036】次に処理リストの中に処理内容があれば
(ナンバー35でY)、処理レコードポインタで示され
た処理リスト中のレコードから処理内容を読出し(ナン
バー36)、その内容を解析して処理ごとに分岐する
(ナンバー37〜ナンバー39)。
【0037】各処理を終了後、処理カウンタcntをデ
クリメントし(ナンバー40)、処理レコードポインタ
rpを次のレコードに更新する(ナンバー41)。今の
場合、時刻Tnに対応して図5のような処理が記述され
てるのでまず消去処理を行ない(ナンバー38)、その
後各要素の表示処理を行なう(ナンバー39)。
【0038】図8は要素表示処理の内容を示すフローチ
ャートである。要素表示処理は入力に表示すべき要素I
Dをとるものとする。まず指定された要素IDに関する
レコードを構成要素リストから検索する(ナンバー5
1)。レコードが存在する場合、そのレコードのデータ
状態フラグ(flgフィールド)の内容によって分岐す
る(ナンバー52でY,ナンバー53)。フラグの内容
が“M”の場合、データはメモリ上に存在するので構成
要素リストのDATA POINTERフィールドに格
納されているデータ実体のアドレスをポインタpにセッ
トする(ナンバー57)。フラグの内容が“F”の場合
は、データはファイル上に存在するので、構成要素リス
トのDATA POINTER部に格納されているファ
イル名をもとにファイルにアクセスし、メモリ上に展開
し(ナンバー54)、展開したアドレスをポインタpに
セットする(ナンバー55でN,ナンバー56)。
【0039】データのポインタのセットが終わると、該
当レコードから位置・大きさの情報を取得し(ナンバー
59)、同一レコードのデータ種別情報(“typ”)
の内容によってデータ種別ごとに実際の表示処理に分岐
する。すなわち、文字表示の場合は文字表示処理(ナン
バー63)に、動画の表示の場合は動画表示処理(ナン
バー64)というように分岐する。ここまで述べてきた
ような処理によって時刻Tnについて図2に示したよう
な画面状態になる。
【0040】今、自動車の映像部分(要素ID=k+
2)を表示するときに、ネットワークの断絶や回線の過
負荷によるタイムアウトあるいはファイルデータの消失
などで、データを含んだファイル(図4の構成要素リス
トよりファイル名は“XXXXXPRM.PMG”)の
アクセスに失敗したとする。この場合は図8のフローチ
ャートにおいてファイルアクセス処理後の処理状態チェ
ックにおいて失敗を検出し(ナンバー55でY)、デー
タのポインタに“NULL”をセットする(ナンバー5
8)。さらに要素の位置・大きさ情報を取得した後に、
データのポインタpが“NULL”である場合には、領
域表示を行ない(ナンバー62)、以後通常どおりの処
理を終了する。
【0041】図9は図8のナンバー62で示した領域表
示処理の内容を示すフローチャートである。領域表示処
理は入力データとして図4に示した要素IDをとるもの
とする。
【0042】まず、指定された要素IDに関する構成要
素リスト中のレコードを検索し(ナンバー71)、存在
する場合、そのレコードから該当要素の位置・大きさを
取得する(ナンバー72でY,ナンバー73)。その情
報に従ってそのデータの領域を示す矩形を描画する(ナ
ンバー74)。次に指定された要素IDに関する補助情
報メモリ19の中のレコードを検索し(ナンバー7
5)、存在する場合そのレコードから該当要素に付与さ
れている補助情報のアドレスとデータ長を取得する(ナ
ンバー76でY,ナンバー77)。補助情報を表示する
位置を決定して(ナンバー78)、補助情報のデータ種
別によってそれぞれの表示処理に分岐する(ナンバー7
9〜ナンバー81)。
【0043】図10は補助情報メモリ19の中の補助情
報の例を示す図である。図10を参照して、補助情報メ
モリ19は要素ID、補助情報のデータ種別(ty
p)、データ長(len)、データ格納先のアドレス
(adr)を管理しているテーブル部と、実際のデータ
内容を格納しているデータ部(dat)とから構成され
る。
【0044】今の場合には、要素“k+2”に対して、
データ種別がテキストデータ(“txt”)が補助情報
として設定されており、その長さが22バイトで格納先
アドレスがp番地である。このような補助情報を参照し
た後、補助情報がテキストデータであるので文字表示処
理を行なう(ナンバー80)。その結果、画面は図11
に示すように動画を表示する部分が領域を示す矩形と補
助情報であるコメント文に置換えられて表示される。
【0045】以上述べてきたことから明らかなように、
補助情報としては補助情報メモリ19に管理されるデー
タであればよく、たとえばイメージデータが管理されて
いる場合(すなわち補助情報メモリ19の該当レコード
のデータ種別フィールドに“img”と記録されている
場合)には、図9中のイメージ表示処理を行なうように
すればよい(ナンバー81)。また、これも明らかでは
あるが、補助情報メモリ19に管理される補助情報を別
途に操作者に設定させることなく、予めシステムが各要
素の構成要素リスト中に管理されるファイル名を格納し
ておくことで補助情報としてファイル名を表示すること
ができる。
【0046】また、予め構成要素リスト中に管理される
データ種別ごとのイメージデータを設定しておくことで
操作者がとくに入力しなくても規定のイメージデータを
表示することができる。
【0047】(2) 第2実施例 第1実施例においては、図9に示したように処理エラー
時に本願発明を適用したが、第2実施例においては、操
作者によって簡易表示モードとして本願発明を設定して
いる。
【0048】図12および図13は第2実施例の動作を
説明するためのフローチャートである。図12および図
13を参照して、ナンバー91からナンバー99までの
処理は図8に示した第1の実施例と同じであるのでそこ
までの処理についてはその説明を省略する。第2実施例
においては、ナンバー100で実際の表示処理を行なう
前に簡易表示モードかどうかをチェックする。簡易表示
モードであれば(ナンバー100でY)、無条件に領域
表示処理を行なう(ナンバー103)。簡易表示モータ
でないときは(ナンバー100でN)、第1の実施例と
同様の処理を行ない、レコードのデータ種別情報によっ
てその処理が分岐される(ナンバー104,105)。
【0049】(3) 第3実施例 次に本願発明の第3実施例について説明する。第3実施
例においては、処理不可能な(互換性のない)データタ
イプのデータの表示が予期された場合に本願発明を適用
する場合の実施例である。ここでは、図8のナンバー6
4で現れる動画表示処理に本願発明を適用した例につい
て説明する。
【0050】動画表示処理では動画処理部18にデータ
を与えて動画表示を行なうのが主な処理である。しかし
ながら、処理出来ないデータタイプのデータである場合
に動画を表示する代わりに本願発明であるところの領域
表示処理を行なう。
【0051】図14は動画表示処理の内容を示すフロー
チャートである。図14を参照して、動画表示処理は入
力として表示位置と表示すべきデータの存在するアドレ
スを指定するものとする。まず、指定アドレスのデータ
先頭にあるデータヘッダ部分を解析し(ナンバー11
1)、その動画データが処理できるデータタイプかどう
かをチェックする(ナンバー112)。処理可能なタイ
プであればその動画の処理を動画処理部18に依頼する
が、処理できないときは処理をしないのではなく、本発
明による領域表示処理を行なう(ナンバー114)。こ
のような処理にすると、互換性のないデータタイプのデ
ータを処理できないときでも、そのデータが存在する領
域を示すとともにその内容を補助情報によって示すこと
ができる。
【0052】なお、第3実施例においても文書表示装置
の基本的な構成は第1実施例と同じであるのでその説明
は省略する。
【0053】(4) 第4実施例 次にこの発明の第4実施例について説明する。第4実施
例においては、時刻変化に伴って表示内容を変化させる
ような処理において、処理の都合上遅延を発生してしま
った場合に本願発明を適用して時刻遅延を回復する実施
例である。
【0054】図15および図16は上記適用を施した入
力処理部13の動作を示すフローチャートである。基本
的に第1実施例の図6に示したものと同様であるが(ナ
ンバー121〜ナンバー129)、実際に表示処理を行
なう前に、現在時刻と時刻カウンタの差を求め、それが
予め決めておいてしきい値より大きいかどうかをチェッ
クする、ナンバー130が異なる。しきい値未満であれ
ばそのまま表示処理を行なう(ナンバー130でN,ナ
ンバー135)、しきい値以上であるときは時刻遅延が
発生したとして表示モードを簡易モードに設定し(ナン
バー130でY,ナンバー131)、表示処理を行なう
(ナンバー132)。この際、表示処理は第2実施例の
図12および図13の処理になっており、その中で簡易
モードであることを検出して本発明の領域表示処理を行
なう。表示処理後表示モードをもとへ戻して通常の処理
に戻る(ナンバー133)。
【0055】第4実施例においては、領域表示処理にお
いて処理時間が通常の表示処理より短くできるため、こ
れによって時刻遅延が発生したときに処理全体の時刻回
復を実現できる。
【0056】なお、第4実施例においても文書処理装置
の基本的構成は第1実施例と同様であるのでその説明は
省略する。
【0057】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明におい
ては、文書とともに所望のデータを表示する文字表示装
置において、所望のデータの表示ができないときはその
表示エリアのみが表示される。したがって、所望の表示
データが処理不能の場合でも不都合なく表示処理の続行
が行なわれる。
【0058】請求項2に係る発明によれば、所望のデー
タにアクセスできなくても、そのデータの概要が表示さ
れるため、操作者はアクセスできなかったデータの具体
的な内容がわからなくても、そのデータの概要を知るこ
とができる。
【0059】請求項3に係る発明においては、ユーザの
選択に応じて通常の表示モードと簡易表示モードとのい
ずれかによってデータの表示が行なわれる。時間があれ
ば所望のデータの表示をおこない、時間がなければ簡便
な再生が可能になり、操作者のニーズに応じた表示が可
能になる。
【0060】その結果、操作者の使いやすい文書表示装
置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る文書表示装置の要部を示すブロ
ック図である。
【図2】この発明に係る文書表示装置の通常に表示され
た画面の一例を示す図である。
【図3】文書情報の構造を示す図である。
【図4】構成要素リストの例を示す図である。
【図5】処理リストの例を示す図である。
【図6】入力処理部の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図7】表示処理部の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図8】要素表示処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【図9】領域表示処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【図10】補助情報メモリ中の補助情報の例を示す図で
ある。
【図11】この発明が適用された場合の文書表示装置の
表示例を示す図である。
【図12】第2実施例における要素表示処理の内容を示
すフローチャートである。
【図13】第2実施例における要素表示処理の内容を示
すフローチャートである。
【図14】動画表示処理の内容を示すフローチャートで
ある。
【図15】第4実施例における入力処理部の内容を示す
フローチャートである。
【図16】第4実施例における入力処理部の内容を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
11 入力キューバッファ 12 入力デバイス 13 入力処理部 14 表示処理部 15 文書データメモリ 16 ファイル入出力制御部 17 二次記憶デバイス 18 動画処理部 19 補助情報メモリ 20 画面イメージメモリ 21 表示デバイス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書とともに所望のデータを表示する文
    書表示装置であって、 前記表示を行なうための表示手段と、 前記所望のデータを記憶した第1記憶手段と、 前記所望のデータの前記表示手段への表示の可否を判定
    する手段と、 前記判定手段が前記所望のデータの表示が不可であると
    判定したとき、前記所望データの表示エリアのみを表示
    するよう前記表示手段を制御する手段とを含む、文書表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記装置は前記所望のデータの概要を記
    憶する第2記憶手段をさらに含み、 前記制御手段は前記判定手段が前記所望データの表示が
    不可であると判定したときは、前記表示エリア内に前記
    第2記憶手段の記憶している前記所望データの概要を表
    示するよう前記表示手段を制御する、請求項1に記載の
    文書表示装置。
  3. 【請求項3】 所望のデータを文書とともに表示する文
    書表示装置であって、 前記表示を行なうための表示手段と、 前記所望のデータと前記所望のデータの概要を記憶する
    手段と、 第1の表示方法と前記第1の方法より簡便な第2表示方
    法のいずれかを選択する手段と、 前記選択手段の選択に応じて前記所望のデータまたは前
    記所望のデータの概要のいずれかを選択的に前記表示手
    段に表示するよう前記表示手段を制御する手段とを含
    む、文書表示装置。
JP6135843A 1994-06-17 1994-06-17 文書表示装置 Pending JPH086926A (ja)

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