JPH0868442A - 振動機体の防振装置 - Google Patents

振動機体の防振装置

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Publication number
JPH0868442A
JPH0868442A JP20581294A JP20581294A JPH0868442A JP H0868442 A JPH0868442 A JP H0868442A JP 20581294 A JP20581294 A JP 20581294A JP 20581294 A JP20581294 A JP 20581294A JP H0868442 A JPH0868442 A JP H0868442A
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JP
Japan
Prior art keywords
vibration
machine body
engine
rubber
machine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20581294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Moritaka
好行 森高
Fujio Sakane
富士夫 坂根
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication of JPH0868442A publication Critical patent/JPH0868442A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防振ゴム及び規制部材による防振装置とする
ことにより振動機体の防振を良好に行なう装置を提供す
る。 【構成】 エンジン5等の振動機体を防振ゴム4aを介
して取付用の機台に載置する防振装置4において、該機
体から突設し、前記防振ゴム4aに接続する取付片5b
に規制孔5cを穿設し、該規制孔5c内に前記機台3に
立設した規制部材9aを振動許容間隙を有して嵌挿する
ことにより振動機体の振れ止めを行なうようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設機械あるいはトラク
タ等の走行作業機、又は一般の産業機器の機台に防振ゴ
ムを介して搭載されるエンジン又はバランサー等の振動
を発生する振動機体の振れを規制する振動機体の防振装
置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、パワーショベルやトラクタ等の走行
作業機に搭載されるエンジンは、通常は機台フレームに
4個程度の防振ゴム(マウントゴム)を取り付け、この
防振ゴム上にエンジンの機体から突設した取付片をボル
トで締着して防振機構を介して搭載支持している。
【0003】そして前記防振ゴムはエンジンの許容量以
上の振動あるいはこの種の走行作業機の防振装置として
実施されている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかし、前記従来の防
振ゴムはエンジンの許容量以上の揺れに対して防振ゴム
自体をストッパーに接当させて規制を行なうようにして
いるために過大な振動や機体の揺れに対して防振規制が
不安定となる欠点を有している。そのため前記防振ゴム
のゴム部材は比較的硬質で剛性を備えた材質で形成する
必要があり、このような特性を持つゴム部材を使用する
と微細な振動を吸収できずに機台に微振動を与えること
が多く、防振性に劣る問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記従来の装置の問題点
を解消するため本発明は、エンジン5等の振動機体を防
振ゴム4aを介して取付用の機台に載置する防振装置4
において、該機体から突設し、前記防振ゴム4aに接続
する取付片5bに規制孔5cを穿設し、該規制孔5c内
に前記機台3に立設した規制部材9aを振動許容間隙を
有して嵌挿することにより振動機体の振れ止めを行なう
ようにしている。また、規制部材を機台に立設する取付
ボルト9cに着脱可能に取着される偏心カラーで構成し
たことを特徴としている。
【0006】
【作 用】振動機体5の振動は防振ゴム4aにより吸振
されるとともに、振動機体5が規制部9の振動許容間隙
H、h以上に振動されようとするとき、取付片5bは規
制孔5cが規制部材9aに接当規制されることにより振
動機体5の激しい振動及び大きな揺れを防止することが
できる。
【0007】
【実 施 例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。1はクローラ式の走行装置2を有する機台3の
後部に、本発明に係る防振装置4を介して取り付けられ
るエンジン5を搭載したパワーショベル(走行作業機)
を示している。そしてこのエンジン5をエンジンカバー
6で覆ってエンジンルーム6aを形成するとともに、そ
の前方に運転席7及び油圧で作動されるバケット等のヤ
ロント作業部8を備え掘削作業および走行作業を行なう
ことができるように構成している。
【0008】前記走行装置2は図5に示すように、覆帯
20を張架する遊動輪21側にスクレーパ22を備え、
この遊動輪21の外周面に付着しようとする土を除去す
るようにしている。即ち、前記スクレーパ22は、トラ
ックフレーム23にスライド可能に張圧支持されて遊動
輪21を枢支する支持杆24に取付ボルト25により前
後調節可能に取付けられ、中央部に切欠して形成した凹
欠部26を遊動輪21の外周に嵌挿するように近接して
土落とし作用を良好に行なうようにしている。
【0009】前記エンジン5はその機体(機壁)5aの
前後或いは左右の適所から側方に適数突設した取付片5
bと機台3に形成された取付部3aとの間に防振装置4
を介装し、微振動及び大きな振れ振動を吸収し且つ規制
することができるように防振構造に搭載支持している。
即ち、防振装置4は側面視でV字状に形成したゴムを挟
持して構成される主として上下振動吸収用の防振ゴム4
aと振動規制部材9(図2)とからなり、この防振ゴム
4aはその取付ネジ部を取付片5bの先端部に穿設した
取付孔内に嵌挿してナット10で締着固定する。規制部
材9には図4に示すように規制部材9aを前後方向と左
右方向の振動許容間隙Hとhを有して嵌挿している。
【0010】前記規制部9は取付部3aに締着固定して
構成される。このときストッパ座9d,9dは取付片5
bとの間に上下方向の振動許容間隙L,mを有するよう
に設置するとともに、前記規制部材9aは断面を楕円形
状の偏心カラーで構成するとともに、規制孔5c内でそ
の短径方向を前後部にまた長径方向を左右部となるよう
に固定し、前記防振ゴム4aが振動を許容規制する以上
の振巾となったとき、即ち、前後方向に振動許容間隙
H、及び左右方向に振動許容間隙hを超えたときに規制
孔5cが規制材9aに接当して取付片5bを介してエン
ジン5のそれ以上の振動及び揺れを適確に規制し防止す
ることができるようにしている。
【0011】また前記規制部材9aは取付部3aから取
り外すことができるので、偏心カラーの形状や寸法の異
なる規制部材9aと交換して装着することにより、振動
許容間隙H,hを簡単に調節することができる。以上の
構成によりエンジン5は適数の防振ゴム4aにより安定
よく支持されるとともに、前後左右方向並びに上下方向
の振動を防振ゴム4aが柔らかく対応して吸収して防振
されるのである。
【0012】またエンジン5がその振動許容間隙以上に
激しく、或いは大きく振動されようとするとき、その取
付片5bが上方並びに下方のストッパ座9dに接当して
それ以上の振動及び揺れを防止することができる。従っ
てエンジン5を微小振動に対しても吸振性の高い比較的
柔らかな防振ゴムの使用を可能とすることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る振動機体の防振装置は、エ
ンジン5等の振動機体を防振ゴム4aを介して取付用の
機台に載置する防振装置4において、該機体から突設
し、前記防振ゴム4aに接続する取付片5bに規制孔5
cを穿設し、該規制孔5c内に前記機台3に立設させた
規制部材9aを振動許容間隙を有して嵌挿することによ
り振動機体の振れ止めを行なうように構成している。
【0014】従って、振動機体が発生する様な振動及び
揺れに対し防振ゴムがその防振許容範囲における振動に
対しては適確に防振を行なって振動機体を良好に支持す
ることができるとともに、それ以上の振動或いは揺れを
規制部材が確実に規制して防止するので、比較的軟質な
防振ゴムにより振動機体を支持することができて微小な
振動を良好に防止することができる。
【0015】また、揺れ止めをする規制量は規制部材を
取り替えることにより各振動機体に対して適切に行なう
ことができ、この規制部材を偏心させた形状のカラー部
材とすることにより所望方向の規制を簡単な構成で容易
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例に係わる走行作業機の側面図であ
る。
【図2】図1のエンジン部分の側面図である。
【図3】防振装置の要部を示す平面図である。
【図4】(A)は図3の要部の側断面図、(B)は同図
(A)の平断面図である。
【図5】(A)は走行装置の遊動輪を示す側面図、
(B)はその平面図である。
【符号の説明】
3 機台 3a 取付部 4 防振装置 4a
防振ゴム 5 エンジン 5b 取付片 5c 規制孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン5等の振動機体を防振ゴム4a
    を介して取付用の機台に載置する防振装置4において、
    該機体から突設し、前記防振ゴム4aに接続する取付片
    5bに規制孔5cを穿設し、該規制孔5c内に前記機台
    3に立設させた規制部材9aを振動許容間隙を有して嵌
    挿することにより振動機体の振れ止めを行なうように構
    成した振動機体の防振装置。
  2. 【請求項2】 規制部材を機台に立設する取付ボルト9
    cに着脱可能に取着される偏心カラーで構成する請求項
    1記載の振動機体の防振装置。
JP20581294A 1994-08-30 1994-08-30 振動機体の防振装置 Withdrawn JPH0868442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20581294A JPH0868442A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 振動機体の防振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20581294A JPH0868442A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 振動機体の防振装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0868442A true JPH0868442A (ja) 1996-03-12

Family

ID=16513111

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20581294A Withdrawn JPH0868442A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 振動機体の防振装置

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JP (1) JPH0868442A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010203827A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Honda Motor Co Ltd 車両用物体検知装置のエイミング構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010203827A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Honda Motor Co Ltd 車両用物体検知装置のエイミング構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011106