JPH086838B2 - 弁 - Google Patents

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JPH086838B2
JPH086838B2 JP3143046A JP14304691A JPH086838B2 JP H086838 B2 JPH086838 B2 JP H086838B2 JP 3143046 A JP3143046 A JP 3143046A JP 14304691 A JP14304691 A JP 14304691A JP H086838 B2 JPH086838 B2 JP H086838B2
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valve
insert
hole
front surface
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クリスチャン ペーテルセン ハンス
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ダンフォス アクチェセルスカベト
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    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/004Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by piezoelectric means
    • F16K31/007Piezoelectric stacks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
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  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンおよび弁座を
有する弁であって、閉弁位置において、ピストンが、そ
の前面が弁座の前面に押しつけられた状態に保たれ、加
圧流体が弁の入口に供給されるときに、ピストンの前面
と弁座の前面との間に漏洩する流体の流れが生じ、同時
に、加圧流体がピストンの前面から離れた側にあるピス
トンの表面に作用するように構成された弁に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この型式の切換弁においては、不正確な
製作または作動中に発生した亀裂のために、ピストンの
前面および弁座の前面の接触面が、ピストンを、弁座に
対して、移動させる程度まで減少して、弁が開く。しか
しながら、これは、望ましいことではない。
【0003】
【発明の目的】本発明は、ピストンおよび弁座を有する
弁であって、閉弁位置において、ピストンが、その前面
が弁座の前面に押しつけられた状態に保たれ、加圧流体
が、弁の入口に供給されるときに、前記ピストンの前面
と前記弁座の前面との間に漏洩する流体の流れが生じ、
同時に、加圧流体がピストンの前面から離れた側にある
ピストンの表面に作用するように構成された弁におい
て、開弁が必要であるときのみに、前記ピストンが開弁
方向に移動せしめられる弁を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【発明の構成および作用】本発明のかかる目的は、前記
ピストンの前面と前記弁座の前面との間の間隙が、これ
らの前面の少なくとも一部分にわたって拡大されるよう
に、物理的パラメータを供給することにより、変形可能
なインサートを、前記ピストンの前面または前記弁座の
前面の一方の内部に装着し、かつ、前記ピストン4を閉
弁位置に向かう方向に押圧するばね16を設けることに
よって達成される。
【0005】本発明によれば、インサートが、物理的な
パラメータを供給することにより変形されるときに、ピ
ストンが、弁を通る加圧流体の流れの方向の関数とし
て、開弁方向に移動される。その結果、選択した弁を通
る加圧流体の流れの方向にしたがって、物理的なパラメ
ータを供給し、または、取り去ることによって、弁を、
所望のように、開閉することができる。
【0006】好ましい実施態様によれば、この弁を、次
のように構成することができる。すなわち、ピストン
は、部分的に異なる直径を有するように構成され、か
つ、段のついたハウジングの穴の比較的に狭い部分内
に、シールされる関係に挿通された軸部分と、ハウジン
グの穴の広く形成された部分内に、所定の半径方向の間
隔を保って受け入れられた頭部とを有し、軸部分が、比
較的に狭い部分内に、軸線方向に移動可能であり、か
つ、頭部が、ハウジングの穴の大きく形成された部分内
で、軸線方向に移動可能であり、ピストンは、ハウジン
グの壁部に貫通した第1接続穴と接続された軸線方向の
貫通穴を有し、ハウジングは、ハウジングの穴の大きく
形成された部分と接続された第2接続穴を有している。
【0007】インサートは、単に、第2接続穴を囲むよ
うに形成されたリングであってもよい。また、このよう
な構成により、インサートとピストンとの間に流体圧力
を均一に分布することができる。その場合には、ピスト
ンに面したインサートの面を、ピストンの前面よりも小
さくすることができ、インサートを構成するために必要
な材料の量を、比較的に少なくてすませることができ
る。
【0008】また、インサートの外径をピストンの外径
よりも大きくすることができる。その場合には、ピスト
ンに面したインサートの前面は、なお、ピストンの前面
よりも小さい。それにもかかわらず、インサートとピス
トンとの間には、比較的に大きい力を作用させることが
できる。その理由は、これらの力が、ピストンの前面の
非常に大きい端縁部分に作用するからである。これに対
応して、ピストンに反対方向に作用する力の比の大きい
変化を、インサートの変形にしたがって、生じさせるこ
とができ、その結果、加圧流体の圧力が低いときでさえ
も、弁の確実な切換えが保証することができる。
【0009】また、別の実施態様として、インサートの
外径を、ピストンの頭部の外径よりも小さくし、かつ、
インサートの内径を、ピストンの貫通穴の直径と同じに
することもできる。この実施態様においては、インサー
トを構成するために、必要な材料の量が少なくてすむ。
また、さらに他の実施態様として、インサートの外径
を、ピストンの頭部の外径と同じにし、かつ、インサー
トの内径を、ピストンの貫通穴と同じにすることができ
る。この実施態様の場合には、インサートを構成するた
めに使用される材料の量が比較的に多量になるが、イン
サートとピストンとの間の表面積が、比較的に大きいた
めに、必要な加圧流体の圧力は、非常に低くてよい。
【0010】さらに、インサートを、ピストンに面した
側に、ピストンの軸線と同心の円錐形の凹部を有するデ
ィスクの形態に形成することもでき、かつ、ピストンの
穴には、流体の流れを絞るための絞り穴を形成すること
ができる。この実施態様の場合には、流体の流れを、供
給された物理的なパラメータの量にしたがって、常に調
節することができる。加圧流体が供給されたときに、絞
り穴部分に、圧力降下が生じ、この圧力降下により、ピ
ストンは、弁座に押しつけられるようになる。弁の開度
が増大するにつれて、流体の流れ量が増大し、したがっ
て、絞り穴における圧力降下量が増大する。その結果、
流体の流れ方向に作用する力もまた増大する。これによ
り、インサートの変形度に依存するピストンの中間位置
において力の平衡状態が生ずる。
【0011】このインサートは、圧電性材料または磁気
ひずみ材料により構成することができる。これらの材料
は、電圧または磁界の形の物理的なパラメータを印加す
ることにより、簡単に変形させることができる。しかし
ながら、直接または間接加熱により、変形させることの
できるインサート材料を選択することもできる。「形状
記憶」金属材料を使用することも有利であろう。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
につき、詳細に説明を加える。図1および図2は、本発
明の第1の実施例に係る弁の略断面図であり、図1は閉
弁状態を示し、図2は閉弁状態を示している。図1およ
び図2において、弁は、ハウジング部2およびカバー3
からなるハウジング1を有している。ハウジング部2内
には、弁閉鎖部材として作用する部分的に異なる直径を
有するように構成されたピストン4が、軸線方向に移動
可能に装着されている。この場合には、カバー3は、弁
座を形成している。ピストン4は、シールリング8によ
って、ハウジング1の穴5に対して、シールされるよう
に、ハウジング1の穴5の比較的に狭い部分を貫通する
軸部分6と、ハウジング1の穴5の大きく形成された穴
部分10内に、半径方向に、所定の間隔を保って、受け
入れられる頭部9とを有している。また、ピストン4
は、ハウジング1の壁部、この場合には、カバー3を貫
通した第1接続穴12と同軸に接続される軸線方向の貫
通穴11を有している。さらに、ハウジンク1は、ハウ
ジング部2において、ハウジングの穴5の大きく形成さ
れた穴部分10と接続された第2接続穴13を有してい
る。第1接続穴12には、負荷を接続することができ、
そして第2接続穴13には、流体、この場合には、流体
供給容器15内に収納された液体を供給するポンプ14
の圧力吐出側を接続することができる。
【0013】ばね16は、その一端部が、ハウジング穴
5の部分7の基部に支えられ、その他端部が、ピストン
4の軸部分6に形成された穴11の段部の肩部上に支え
られている。ばね16は、ピストン4の前面17を、弁
座3の前面18に押圧し、すなわち、閉弁位置に向かう
方向に押圧している。弁座3の前面18の環状のみぞ内
には、第1接続穴12を囲むように、リング状のインサ
ート19が設けられている。インサート19は、圧電性
材料から形成されており、したがって、インサート19
は、物理的なパラメータを与えることにより、この場合
には、電圧を印加することによって、変形可能であり、
図2に示したように、インサート19が、軸線方向に収
縮することにより、ピストン4の前面17、弁座3の前
面18の一部分にわたって、ピストン4の前面17と弁
座3の前面18との間の間隙を拡げるようになってい
る。
【0014】また、圧電性材料のかわりに、磁気ひずみ
材料または別の材料、例えば、熱変形可能な材料を使用
することができる。ピストン4に対向したインサート1
9の面は、ピストン4の前面17よりも小さく、かつ、
インサート19の外径は、ピストン4の外径よりも大き
く形成されている。したがって、インサート19の内径
は、ピストン4の外形よりも小さいが、ピストン4の内
径よりも大きく、ピストン4の前面17と、インサート
19の前面は、互いに、重なり合うようになっている。
【0015】インサート19に電圧が印加される前の状
態では、インサート19は、図1に示した形状を有して
おり、インサート19の前面は、弁座3の前面18と同
一の平面内に位置している。ポンプ14を作動させる
と、ポンプ14により、加圧流体が、第2接続穴13を
介して、ピストン4と穴10との間の空間内に供給され
る。したがって、ばね16が、ピストン4の前面17
を、弁座3の前面18に向けて、押圧しているが、ピス
トン4の前面17と弁座3の前面18との間に、出口側
に位置する第1接続穴12に向かう漏洩する流体の流れ
が生ずる。加圧流体の圧力P1は、外側から、ピストン
4の前面17と弁座3の前面18との間の隙間の内側に
向かって、その出発値Pp から、曲線20に沿って、半
径方向に減少し、実質的にゼロになる。しかしながら、
ピストン4の前面17のサイズと頭部9のピストン4の
前面17から遠い側の表面21のサイズとの比は、ピス
トン4に作用するばね力Fと、表面21に作用する加圧
流体の力Pp ×A(Aは頭部9の表面21の面積であ
る。)との和が、ピストン4の前面17に作用する押圧
力の積分値よりも大きくなるように、すなわち、次式の
関係が成立するように選択されている。
【0016】 式中、Ri は、ピストン4の頭部9の前面17の内径、
a は、ピストン4の前面17の外径である。
【0017】したがって、ピストン4に対して閉じる方
向に作用する力は、ピストン4に対して開く方向に作用
する力よりも大きく、その結果、弁は閉ざされた状態に
保たれる。しかしながら、インサート19に電圧が印加
されると、インサート19は、軸線方向に収縮して変形
し、図2に示される位置に位置することになり、ピスト
ン4と弁座3との接触面は、ピストン4の前面に作用す
る圧力P1が、図2に示される特性曲線20′となるよ
うに、減少する。したがって、インサート19の前面1
7の領域においては、開弁方向および閉弁方向の双方
に、同じ圧力Pp が作用し、一方、インサート19の内
側に、半径方向に延び、ピストン4に対向する弁座の環
状面のサイズは、環状面に作用する流体圧力による力
が、ばね16の力Fよりも大きくなるように選択されて
いる。この場合には、次式で表わされることになる。
【0018】 したがって、弁は開かれることになる。ここに、弁を通
して流す流体の方向は、逆にすることもできる。しか
し、その場合には、図2に示すように、インサート19
を変形させたときに、弁が閉ざされることになる。
【0019】図3は、本発明の第2の実施例に係る弁の
略断面図であり、閉弁状態を示している。図3におい
て、弁は、第一に、インサート19の外径が、ピストン
4の頭部9の外径よりも小さく、インサート19の内径
が、ピストンの穴11の直径、すなわち、ピストン4の
内径と同一である点、第二に、流体を流す方向が逆、す
なわち、ポンプ14の圧力吐出側が、第1接続穴12と
接続されている点で、図1および図2に示した第1の実
施例に係る弁と異なっている。この形態の環状インサー
ト19においては、インサート19に使用される材料の
量が、図1および図2に示した実施例の場合よりも少な
くて済むが、その作動モードは、図1および図2に示し
た実施例の作動モードと同じである。インサート19に
電圧が印加される前、すなわち、インサート19が、図
3の形状を有しているときには、加圧流体およびばね1
6により軸部分6の前面に作用する力は、前面17と前
面18との間の漏洩する流体の流れにより作用する押圧
力よりも大きく、その結果、弁は閉ざされた状態に保た
れる。しかしながら、インサート19に電圧が印加され
ると、インサート19が、図2に示されたのと同様に、
軸線方向に収縮し、その結果、ピストン4の前面17と
弁座3の前面18との間のインサート19の領域の間隙
が大きくなり、そして、その領域においては、ピストン
4の前面17には、軸部分6の前面に作用する圧力と同
じ圧力が作用する。ピストン4の前面17および弁座3
の前面18のサイズ比は、インサート19の半径方向に
外側に位置しているピストン4の前面17の表面領域に
作用する押圧力が、ばね16の力Fよりも大きくなり、
その結果、弁が開かれるように選択されている。
【0020】図4は、本発明の第3の実施例に係る弁の
略断面図であり、閉弁状態を示している。図4におい
て、弁は、図3に示された第2の実施例に係る弁とは、
第1接続穴12が、穴5の基部、すなわち、穴部分7の
基部を貫通している点のみで異なっているが、その作動
モードは図3に示した弁の作動モードと同じである。
【0021】図5は、本発明の第4の実施例に係る弁の
略断面図であり、閉弁状態を示している。図5におい
て、弁は、前述した実施例とは、インサート19の外径
が、ピストン4の頭部9の外径と同じであり、かつ、イ
ンサート19の内径が、ピストンの穴11の直径と同じ
である点のみで異なっている。この弁の場合には、この
弁のその他の寸法は、図1ないし図4に示した弁のその
他の寸法と同じであるが、インサート19に動作電圧が
印加されたときには、ポンプの圧力吐出側が、第1接続
穴12と接続されているか、あるいは、第2接続穴13
と接続されているかとは関係なく、弁を開くために必要
なポンプ圧力は比較的に低くて済む。
【0022】図1ないし図5に示した弁は、インサート
19に電圧が印加され続けるか否かとは関係無く、加圧
流体の流れが遮断されるまで、例えば、ポンプ14のス
イッチが切られるまでは、再び閉じないように構成され
ている。図6は、本発明の第5の実施例に係る弁の略断
面図であり、閉弁状態を示している。
【0023】図6において、弁は、図5に示した弁と
は、第一に、第1接続穴12が、ハウジング部2におけ
る穴5の基部を貫通し、第二に、インサート19が、ピ
ストン4の側にピストンの軸線と同心の円錐形の凹部2
2を有するディスク状に形成され、第三に、ピストンの
貫通穴11が、流体の流れを絞るための絞り穴23を有
している点のみで異なっている。この実施例において
は、弁の開口部の横断面、したがって、流体の流れを、
常に調節することができる。ポンプ14のスイッチを入
れたとき、すなわち、ポンプ14の圧力吐出側が、第1
接続穴12と接続されたときに、絞り穴23において発
生する圧力降下により、ピストン4を弁座3の前面18
に押しつける力が発生する。弁の開度が増大するにつれ
て、流体の流れと共に、絞り穴23における圧力降下量
もまた増大する。その結果、弁を閉ざす方向の力もまた
増大する。その結果、インサート19の変形度、したが
って、印加された電圧のレベルに依存するピストン4の
中間位置における力の平衡が得られる。したがって、印
加する電圧を変化させることにより、流体の流れを調節
することができる。
【0024】図7は、図5に示された弁を、2つ設けた
実施例を示す概略図である。図7において、負荷(図示
せず)に加圧流体を供給し、かつ、その供給を遮断する
ために、2個の弁V1 およびV2 が使用されている。切
換スイッチ24、給電線25、26および帰電線27、
28によって、直流電源29からの電圧を、弁V1 のイ
ンサート19、または、弁V2 のインサート19のいず
れか一方に、印加することができる。ポンプ14から弁
1 の第1接続穴12に至る圧力供給ライン30には、
慣用の弁31が連結されている。弁31の出口側は、負
荷と接続され、その作動側は、流体ライン32、33、
34を介して、一方において、弁V1 の第2接続穴13
と接続され、他方において、弁V2 の第1接続穴12と
接続されている。弁31は、ハウジング36内で軸線方
向に移動可能な閉鎖部材35を有している。
【0025】切換スイッチ24が図示位置にあるとき
に、弁V1 は閉ざされ、かつ、弁V2は開かれる。その
結果、閉鎖部材35は、ポンプ14により供給された加
圧流体により、弁座から持ち上げられ、流体の還流が、
ライン33、34および弁V2を経て、供給容器15に
流れ、弁V1 が閉ざされているので、加圧流体が、開い
た弁31を通して、負荷に供給される。スイッチ24
が、他方の位置にあるときに、ポンプ14から負荷への
加圧流体の流れが遮断される。
【0026】図8は、図5に示した弁を4つ使用した実
施例を示す概略図である。図8において、4つの弁V1
ないしV4 が、シリンダ38内のピストン37の位置を
制御するために使用されている。切替えスイッチ24′
が図示の位置にあるときに、弁V1 およびV4 が閉ざさ
れ、一方、弁V2 およびV3 が開かれる。その結果、加
圧流体は、ポンプ14から、弁V3 を通って、シリンダ
38の右側の室に流入して、ピストン4を左方に移動
し、流体の還流は、シリンダ38の左側の室から、弁V
2 を通って、供給容器15に流入する。他方、切替えス
イッチ24′が、他方の位置(図示せず)にあるとき
に、弁V1 およびV4 が開き、かつ、弁V2 およびV3
が閉ざされ、その結果、加圧流体が、弁V1 を通って、
シリンダ38の左側の室に供給され、その結果、ピスト
ン37が右方に移動され、流体の還流が、シリンダ38
の右側の室から、弁V4 を通って、供給容器15内に流
入する。
【0027】図9は、図6に示された弁2つ使用した実
施例を示す概略図である。図9において、慣用の比例弁
40内の軸線方向スライダ39の位置を調節するための
図6に示された2個の弁V1 およびV2 が使用されてい
る。切換スイッチ24が、図示の位置にあるときに、弁
1 のインサート19に、調節可能な電圧源29′から
の電圧が印加され、その結果、弁V1 が印加された電圧
のレベルに相当する範囲まで開かれ、一方、V2 は閉ざ
されている。その結果、ポンプ14からの加圧流体が、
弁V1 を通って、軸線方向スライダ39の左側の加圧側
に供給され、その結果、スライダ39が右方に移動さ
れ、同時に、流体の還流が、軸線方向スライダ39の右
側の加圧側から、絞り穴41を通って、供給容器15内
に流入し、また、弁V1 の出口側から、第2絞り穴42
を通って、供給容器15内に流入する。スイッチ24
が、他方の位置に切換えられたときに、軸線方向スライ
ダ39が左方に移動される。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ピストンおよび弁座を
有する弁であって、その閉弁位置において、ピストン
が、その前面が弁座の前面に押しつけられた状態に保た
れ、加圧流体が弁の入口に供給されるときに、ピストン
の前面と弁座の前面との間に漏洩する流体の流れが生
じ、それと同時に、加圧流体がピストンの前面から遠い
側に面したピストンの表面の一部分に作用するように構
成された弁において、開弁が必要であるときのみに、ピ
ストンが開弁方向に移動せしめられる弁を提供すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施例に係る弁の閉弁
状態を示す略断面図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施例に係る弁の開弁
状態を示す略断面図である。
【図3】図3は、本発明の第2の実施例に係る弁の閉弁
状態を示す略断面図である。
【図4】図4は、本発明の第3の実施例に係る弁の閉弁
状態を示す略断面図である。
【図5】図5は、本発明の第4の実施例に係る弁の閉弁
状態を示す略断面図である。
【図6】図6は、本発明の第5の実施例に係る弁の閉弁
状態を示す略断面図である。
【図7】図7は、図5に示された弁を、2つ使用した本
発明の実施例を示す概略図である。
【図8】図8は、図5に示された弁を、4つ使用した本
発明の実施例を示す概略図である。した型式の弁の別の
適用例を示した図である。
【図9】図9は、図6に示された弁を、2つ使用した本
発明の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ハウジング部 3 カバー 4 ピストン 5 ハウジングの穴 6 ピストンの軸部分 7 穴部分 8 シールリング 9 ピストン頭部 10 穴部分 11 貫通穴 12 第1接続穴 13 第2接続穴 14 ポンプ 15 供給容器 16 ばね 17 ピストンの前面 18 弁座の前面 19 インサート 21 ピストンの表面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン4および弁座3を有する弁であ
    って、その閉弁位置において、前記ピストン4が、その
    前面17が弁座3の前面18に押しつけられた状態に保
    たれ、加圧流体が、弁の入口13に供給されるときに、
    前記ピストン4の前面17と前記弁座3の前面18との
    間に漏洩する流体の流れが生じ、同時に、加圧流体が、
    前記ピストン3の前面17から離れた側の前記ピストン
    の表面21に作用するように構成された弁において、前
    記ピストン4の前面17と前記弁座3の前面18との間
    の間隙が、これらの前面17、18の少なくとも一部分
    にわたって拡大されるように、物理的パラメータを供給
    することにより、変形可能なインサート19を、前記ピ
    ストン4の前面17または前記弁座3の前面18の一方
    の内部に装着し、かつ、前記ピストン4を閉弁位置に向
    かう方向に押圧するばね16を設けたことを特徴とする
    弁。
  2. 【請求項2】 前記ピストン4が、部分的に異なる直径
    を有するように構成され、かつ、段のついたハウジング
    の穴5の比較的に狭い部分7に、シールされる関係に挿
    通された軸部分6と、ハウジングの穴5の大きく形成さ
    れた部分10内に、所定の半径方向の間隔を保って受け
    入れられた頭部9とを有し、前記軸部分6が、前記ハウ
    ジングの穴5の比較的に狭い部分7に、軸線方向に移動
    可能であり、かつ、前記頭部9が、前記ハウジングの穴
    5の大きく形成された部分10内で、軸線方向に移動可
    能であり、前記ピストン4が、前記ハウジング1の壁部
    に貫通した第1接続穴12と接続された軸線方向の貫通
    穴11を有し、前記ハウジング1は、前記ハウジングの
    穴5の大きく形成された部分10と接続された第2接続
    穴13を有することを特徴とする請求項1に記載の弁。
  3. 【請求項3】 前記インサート19が、前記第1接続穴
    12を囲むように形成されたリングであることを特徴と
    する請求項2に記載の弁。
  4. 【請求項4】 前記ピストン4に面した前記インサート
    19の面が、前記ピストン4の前面17よりも小さいこ
    とを特徴とする請求項3に記載の弁。
  5. 【請求項5】 前記インサート19の外径が、前記ピス
    トン4の外径よりも大きいことを特徴とする請求項4に
    記載の弁。
  6. 【請求項6】 前記インサート19の外径が、前記ピス
    トン4の前記頭部9の外径よりも小さく、かつ、前記イ
    ンサート19の内径が、前記ピストン4の穴11の直径
    と同じであることを特徴とする請求項4に記載の弁。
  7. 【請求項7】 前記インサート19の外径が、前記ピス
    トン4の前記頭部9の外径と同じであり、かつ、前記イ
    ンサート19の内径が、前記ピストン4の穴11の直径
    と同じである請求項3に記載の弁。
  8. 【請求項8】 前記インサート19が、前記ピストン4
    に面した側に、前記ピストン4の軸線と同心の円錐形凹
    部22を有するディスクにより形成され、かつ、前記ピ
    ストンの穴11が流れる流体を絞るための絞り穴23を
    有することを特徴とする請求項2に記載の弁。
  9. 【請求項9】 前記インサート19が、圧電性材料また
    は磁気ひずみ材料からなることを特徴とする請求項1な
    いし8のいずれか1項に記載の弁。
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DK116291D0 (da) 1991-06-17
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CA2042919C (en) 1994-08-30
JPH0617964A (ja) 1994-01-25
CA2042919A1 (en) 1992-01-07
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