JPH0868017A - 道路間の遮音装置 - Google Patents
道路間の遮音装置Info
- Publication number
- JPH0868017A JPH0868017A JP20509094A JP20509094A JPH0868017A JP H0868017 A JPH0868017 A JP H0868017A JP 20509094 A JP20509094 A JP 20509094A JP 20509094 A JP20509094 A JP 20509094A JP H0868017 A JPH0868017 A JP H0868017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roads
- panels
- gap
- road
- sound insulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな撓みが発生し易い個所、道路間の隙間
が変化する個所、隙間が大きい個所、縦断差の在る個所
などにも設置が可能であること、また大きな遮音効果が
あることなどを目的とする。 【構成】 上面に吸音板が装着された複数のパネルが道
路の幅方向に互いにヒンジを介して連結され道路間の隙
間に張設されるように構成する。
が変化する個所、隙間が大きい個所、縦断差の在る個所
などにも設置が可能であること、また大きな遮音効果が
あることなどを目的とする。 【構成】 上面に吸音板が装着された複数のパネルが道
路の幅方向に互いにヒンジを介して連結され道路間の隙
間に張設されるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高架道路などに適用さ
れる道路間の遮音装置に関する。
れる道路間の遮音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は高架道路などを通る自動車から下
方へ伝播する騒音を遮断するために道路間の隙間に設け
られている従来の道路間の遮音装置の説明図である。図
において、従来はシートやFRP(繊維強化プラスチッ
クス)等のフレキシブルな材料で作られた1枚のパネル
などの遮音材01を道路05の間に張設し、道路05上
を通る自動車から道路05下方へ伝播する騒音を遮断し
ている。
方へ伝播する騒音を遮断するために道路間の隙間に設け
られている従来の道路間の遮音装置の説明図である。図
において、従来はシートやFRP(繊維強化プラスチッ
クス)等のフレキシブルな材料で作られた1枚のパネル
などの遮音材01を道路05の間に張設し、道路05上
を通る自動車から道路05下方へ伝播する騒音を遮断し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の道路間の遮音装置においては、フレキシブ
ルな材料で作られた1枚のパネル構造であるため、約1
0cmにも及ぶ大きな撓みが発生し易い高架上の道路05
などには設置が困難である。また、シート材を用いた場
合は耐久性に劣る。また、道路05間の隙間が変化する
箇所、隙間が大きい箇所、縦断差の在る箇所などには設
置が困難である。また、フレキシブルな材料で作られる
ため、遮音材01の板厚に限界があり、大きな遮音効果
は見込めない。
ような従来の道路間の遮音装置においては、フレキシブ
ルな材料で作られた1枚のパネル構造であるため、約1
0cmにも及ぶ大きな撓みが発生し易い高架上の道路05
などには設置が困難である。また、シート材を用いた場
合は耐久性に劣る。また、道路05間の隙間が変化する
箇所、隙間が大きい箇所、縦断差の在る箇所などには設
置が困難である。また、フレキシブルな材料で作られる
ため、遮音材01の板厚に限界があり、大きな遮音効果
は見込めない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る道路間の遮
音装置は上記課題の解決を目的にしており、道路の幅方
向に互いにヒンジを介して連結され道路間の隙間に張設
される複数のパネルと、該パネルの上面に装着された吸
音板とを備えた構成を特徴とする。
音装置は上記課題の解決を目的にしており、道路の幅方
向に互いにヒンジを介して連結され道路間の隙間に張設
される複数のパネルと、該パネルの上面に装着された吸
音板とを備えた構成を特徴とする。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係る道路間の遮音装置において
は、上面に吸音板が装着された複数のパネルが道路の幅
方向に互いにヒンジを介して連結され道路間の隙間に張
設されるようになっており、複数のパネルが互いにヒン
ジを介して連結されていることにより曲折自在に張設さ
れる。また、パネルの上面に吸音板を装着することによ
り騒音が吸収される。
は、上面に吸音板が装着された複数のパネルが道路の幅
方向に互いにヒンジを介して連結され道路間の隙間に張
設されるようになっており、複数のパネルが互いにヒン
ジを介して連結されていることにより曲折自在に張設さ
れる。また、パネルの上面に吸音板を装着することによ
り騒音が吸収される。
【0006】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係る道
路間の遮音装置の説明図である。図において、本実施例
に係る道路間の遮音装置は高架道路などを通る自動車か
ら下方へ伝播する騒音を遮断するために道路間の隙間に
設けられるもので、図における符号1はパネル、2はセ
ラミックス製の吸音板、3はヒンジ、4は道路5に発生
するモーメントがヒンジ3に直接作用するのを防ぐ補剛
板である。本遮音装置は図1に示すように道路5上を通
る自動車から道路5下方へ伝播する騒音を遮断するよう
にヒンジ3で互いに道路5の幅方向に連結された複数の
パネル1を道路5の間に張設し、各パネル1の上にセラ
ミックス製の吸音板2を装着している。
路間の遮音装置の説明図である。図において、本実施例
に係る道路間の遮音装置は高架道路などを通る自動車か
ら下方へ伝播する騒音を遮断するために道路間の隙間に
設けられるもので、図における符号1はパネル、2はセ
ラミックス製の吸音板、3はヒンジ、4は道路5に発生
するモーメントがヒンジ3に直接作用するのを防ぐ補剛
板である。本遮音装置は図1に示すように道路5上を通
る自動車から道路5下方へ伝播する騒音を遮断するよう
にヒンジ3で互いに道路5の幅方向に連結された複数の
パネル1を道路5の間に張設し、各パネル1の上にセラ
ミックス製の吸音板2を装着している。
【0007】本遮音装置はヒンジ3が回動自由であるこ
とにより、図2(a)に示すように高架上の道路5の一
方に10cm程度の撓みが発生する場合でも問題無く設置
することができる。また、同図(b)に示すように道路
5間の隙間が変化する箇所や、同図(c)に示すように
縦断差がある個所などにも問題無く設置が可能である。
また、同図(d)に示すように隙間が大きい箇所はパネ
ル3の連結枚数を調整することにより対応が可能であ
る。また、パネル1上にセラミックス製の吸音板2を装
着したことにより、騒音が吸収されて大きな遮音効果を
発揮することができる。
とにより、図2(a)に示すように高架上の道路5の一
方に10cm程度の撓みが発生する場合でも問題無く設置
することができる。また、同図(b)に示すように道路
5間の隙間が変化する箇所や、同図(c)に示すように
縦断差がある個所などにも問題無く設置が可能である。
また、同図(d)に示すように隙間が大きい箇所はパネ
ル3の連結枚数を調整することにより対応が可能であ
る。また、パネル1上にセラミックス製の吸音板2を装
着したことにより、騒音が吸収されて大きな遮音効果を
発揮することができる。
【0008】従来の道路間の遮音装置においては、フレ
キシブルな材料で作られた1枚のパネル構造であるた
め、約10cmの大きな撓みが発生し易い高架上の道路な
どには設置が困難である。また、シート材を用いた場合
は耐久性に劣る。また、道路間の隙間が変化する箇所、
隙間が大きい箇所、縦断差が在る箇所などには設置が困
難である。また、フレキシブルな材料で作られるため、
遮音材の板厚に限界があり、大きな遮音効果は見込めな
いが、本道路間の遮音装置においてはヒンジ3で互いに
道路5の幅方向に連結された複数のパネル1を道路5の
間に張設し、各パネル1の上にセラミックス製の吸音板
2を装着しており、高架上の道路5などにおける大きな
撓みを吸収することができる。また、道路5間の隙間が
大きく変化する箇所、縦断差のある箇所などにも設置が
可能である。また、セラミックス製の吸音板2を装着す
るために遮音性も良い。
キシブルな材料で作られた1枚のパネル構造であるた
め、約10cmの大きな撓みが発生し易い高架上の道路な
どには設置が困難である。また、シート材を用いた場合
は耐久性に劣る。また、道路間の隙間が変化する箇所、
隙間が大きい箇所、縦断差が在る箇所などには設置が困
難である。また、フレキシブルな材料で作られるため、
遮音材の板厚に限界があり、大きな遮音効果は見込めな
いが、本道路間の遮音装置においてはヒンジ3で互いに
道路5の幅方向に連結された複数のパネル1を道路5の
間に張設し、各パネル1の上にセラミックス製の吸音板
2を装着しており、高架上の道路5などにおける大きな
撓みを吸収することができる。また、道路5間の隙間が
大きく変化する箇所、縦断差のある箇所などにも設置が
可能である。また、セラミックス製の吸音板2を装着す
るために遮音性も良い。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る道路間の遮音装置は前記の
ように構成されており、パネルが曲折自在に張設される
ので、高架上の道路などにおける大きな撓みが発生し易
い個所、道路間の隙間が変化する箇所、隙間が大きい箇
所、縦断差の在る箇所などにも設置が可能である。ま
た、騒音が吸収されるので、大きな遮音効果がある。
ように構成されており、パネルが曲折自在に張設される
ので、高架上の道路などにおける大きな撓みが発生し易
い個所、道路間の隙間が変化する箇所、隙間が大きい箇
所、縦断差の在る箇所などにも設置が可能である。ま
た、騒音が吸収されるので、大きな遮音効果がある。
【図1】図1(a)は本発明の一実施例に係る流路間の
遮音装置の斜視図、同図(b)はその要部詳細図であ
る。
遮音装置の斜視図、同図(b)はその要部詳細図であ
る。
【図2】図2はその使用説明図である。
【図3】図3は従来の道路間の遮音装置の断面図であ
る。
る。
1 パネル 2 吸音板 3 ヒンジ 4 補剛板 5 道路
Claims (1)
- 【請求項1】 道路の幅方向に互いにヒンジを介して連
結され道路間の隙間に張設される複数のパネルと、該パ
ネルの上面に装着された吸音板とを備えたことを特徴と
する道路間の遮音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20509094A JPH0868017A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 道路間の遮音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20509094A JPH0868017A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 道路間の遮音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868017A true JPH0868017A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16501269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20509094A Withdrawn JPH0868017A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 道路間の遮音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0868017A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008075298A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 吸音パネル、その組立方法およびその施工方法 |
JP2016084574A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | Jfe建材株式会社 | 防音パネル |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20509094A patent/JPH0868017A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008075298A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 吸音パネル、その組立方法およびその施工方法 |
JP4616813B2 (ja) * | 2006-09-20 | 2011-01-19 | 三菱化工機株式会社 | 吸音パネル、その組立方法およびその施工方法 |
JP2016084574A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | Jfe建材株式会社 | 防音パネル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |