JPH086722Y2 - 容器用蓋の開閉装置 - Google Patents

容器用蓋の開閉装置

Info

Publication number
JPH086722Y2
JPH086722Y2 JP4166690U JP4166690U JPH086722Y2 JP H086722 Y2 JPH086722 Y2 JP H086722Y2 JP 4166690 U JP4166690 U JP 4166690U JP 4166690 U JP4166690 U JP 4166690U JP H086722 Y2 JPH086722 Y2 JP H086722Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
ring
opening
container
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4166690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH041101U (ja
Inventor
勉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hisaka Works Ltd filed Critical Hisaka Works Ltd
Priority to JP4166690U priority Critical patent/JPH086722Y2/ja
Publication of JPH041101U publication Critical patent/JPH041101U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH086722Y2 publication Critical patent/JPH086722Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closing Of Containers (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、レトルト装置その他の容器に用いる容器用
蓋の開閉装置に関するものである。
従来の技術 従来のレトルト装置による容器用蓋の開閉装置として
は、第3図〜第5図に示すような構成がある。
13は蓋で、レトルト装置本体の出入口に密圧着可能に
配設されている。14、14はブラケツトで、蓋13の左右両
端に設けられ、蓋を支持するようになっている。15、15
はタワーで、蓋13の両側に立設されている。16は開閉リ
ングで、蓋13の外周縁で回動可能に設けられ、内周には
等間隔に取付けられた万力部17を有する。18はエアーシ
リンダで、前記開閉リング16を蓋13の周りで回動させる
ものである。19は昇降テーブルで、前記ブラケツト14、
14を支持すると共に蓋13を水平方向に摺動させるための
レール20を有し、エアーシリンダ21を設けている。22は
支持腕で、昇降テーブル19を上下方向に円滑に駆動でき
る装置となっている。
23はボールネジで、タワー15、15内に垂直方向に設置
されている。24はボールネジナットで、昇降テーブル19
に固定されている。25はシャフトでベベルギア26、減速
機27等を介して回動し、前記ボールネジ23の回動に伴い
昇降テーブル19に設けられたボールネジナット24がネジ
に沿って上下動する。
第4図、第5図は、開閉リング16及び万力部17を示す
もので、蓋13に突設した係合部28及び本体側に設けられ
た係合部29とは間隙をあけて設置され、開閉リング16が
エアーシリンダ18によって回動され、前記係合部28、29
が合致したところで、万力部17により狭着固定されるよ
うになっている。
この従来例において、蓋13はブラケット14、14を介し
て支持され、このブラケット14、14は昇降テーブル19上
で支持されると共に、エアーシリンダ21によって水平方
向のレール20上を摺動可能とされ、本体側へ接近した
後、別途の駆動手段により開閉リング16が回動され、係
合部28、29が開閉リング16の万力部17によって固定さ
れ、蓋13の密閉が得られる。
尚、上記エアーシリンダの駆動、停止等は全てマイク
ロスイッチ等を利用して自動制御されるようになってい
る。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記の構成においては、蓋をレトルト装置本
体に密圧着させるために、上下動機構及び水平方向移動
機構の2つを有する蓋昇降装置が必要であり、しかも、
蓋を容器本体に密圧着させた後、開閉リングを蓋の外周
縁上で回動させ万力部によるシールをする必要があっ
た。
本考案の目的は、開閉リングを回動させることなく、
蓋を上下動させる機構だけで容器用蓋を容器開口部に密
圧着させることのできる容器用蓋の開閉装置を提供しよ
うとするものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するため、円形の容器用蓋を
中央水平両端縁で支持すると共に上下動可能とした昇降
機構と、前記蓋の円周に沿ってリング状とし、水平に中
央で2つ割りして断面を倒置コ字形とした開閉リング
と、円形の容器開口部周縁に設けたパッキングボックス
とを備え、前記2つ割り開閉リングの内、上部リングは
前記蓋の上方半円周部に取付けられ、下部リングは前記
容器開口部の下方半円周部でパッキングボックスのリン
グ状フランジ部に取付けられ、前記蓋が上方から下降し
た時、該蓋の下方周縁が前記下部リングに嵌合すると共
に上部リングが容器開口部のパッキングボックスのリン
グ状フランジ部と嵌合し閉蓋されるようにした容器用蓋
の開閉装置とした。
作用 本考案では、円形の容器用蓋を中央水平両端縁で支持
すると共に上下動可能とした昇降機構を備えることによ
り、この蓋を安定して上下動させることができる。ま
た、リング状で中央で2つ割りした開閉リングが、上部
リングと下部リングとに分かれており、上部リングが前
記蓋の上方半円周部に取付けられ、下部リングは容器開
口部の下方半円周部でパッキングボックスのリング状フ
ランジ部に取付けられている。従って、蓋を下降させた
時該蓋の下方半円周部が下部リングの倒置コ字形部に入
り自動的に係合され、上部リングの倒置コ字形部が容器
開口部に設けてあるパッキングボックスのリング状フラ
ンジ部と嵌合することにより閉蓋される。
実施例 以下、一実施例として示した容器用蓋の開閉装置を図
面に従って説明する。
第1図及び第2図において、1は容器用蓋で、中央水
平両端縁でブラケットにより支持され、上下動可能とし
た昇降機構に取付けられている。2は容器本体である。
3はパッキングボックスで、容器本体2の円形の開口部
周縁に設けられている。4はパッキングボックス3の凸
部で、蓋1の当板5と当接して、蓋の位置を固定できる
ようになっている。6はパッキングで、パッキングボッ
クス3の中央の溝に設けてあり、エアー溝6aを通じ裏側
からエアー圧を加え当板5に圧着され蓋1をシールする
ことができるようになっている。
7は開閉リングで、蓋1の円周に沿ってリング状と
し、中央で水平方向に2つ割りして倒置コ字形とし、上
部リング8と下部リング9に分割した。8aは上部リング
取付ボルトで、上部リング8を容器用蓋1の上方半円周
部に取付けている。
9は下部リングで、容器開口部の下方半円周部で、パ
ッキングボックス3のリング状フランジ部10に取付けら
れている。9aは下部リング取付ボルトである。11は容器
用蓋の係合部で、開閉リング7の倒置コ字形部と係合で
きるようにした。12は容器用蓋の昇降機構で、ギアやシ
ャフト等の伝導機構を備えている。
上記の構成において、本実施例の動作について説明す
る。
上部リング8を取付けた容器用蓋1を上方から昇降機
構を介して下降させた時、上部リング8はパッキングボ
ックス3のリング状フランジ部10と嵌合し、下部リング
9は容器用蓋1の係合部11と嵌合して閉蓋される。その
後、パッキングボックス3内の中央の溝に設けられたパ
ッキング6にエアー溝6aよりエアー圧をかけることによ
り、蓋位置と容器本体2とをシールすることができる。
考案の効果 本考案は上記のような構成を採ったことにより、容器
用蓋を上下方向に移動させる昇降機構のみによって閉蓋
し、シールすることができ、従来の蓋開閉装置における
ような上下及び水平移動装置を必要とせず、容器用蓋の
開閉が非常に容易に行なえるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一部省略要部断面図、第2図は容
器用蓋の昇降状態を示す正面図、第3図は従来例におけ
る蓋の開閉装置の斜視図、第4図は従来例における開閉
リングの正面図、第5図は従来例における開閉リング内
部を示す拡大断面図である。 1……蓋、2……容器本体 3……パッキングボックス、6……パッキング 7……開閉リング、8……上部リング 9……下部リング、10……リング状フランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形の容器用蓋を中央水平両端縁で支持す
    ると共に上下動可能とした昇降機構と、前記蓋の円周に
    沿ってリング状とし、水平に中央で2つ割りして断面を
    倒置コ字形とした開閉リングと、円形の容器開口部周縁
    に設けたパッキングボックスとを備え、 前記2つ割り開閉リングの内、上部リングは前記蓋の上
    方半円周部に取付けられ、下部リングは前記容器開口部
    の下方半円周部でパッキングボックスのリング状フラン
    ジ部に取付けられ、前記蓋が上方から下降した時、該蓋
    の下方周縁が前記下部リングに嵌合すると共に上部リン
    グが容器開口部のパッキングボックスのリング状フラン
    ジ部と嵌合し閉蓋されるようにしたことを特徴とする容
    器用蓋の開閉装置。
JP4166690U 1990-04-18 1990-04-18 容器用蓋の開閉装置 Expired - Lifetime JPH086722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4166690U JPH086722Y2 (ja) 1990-04-18 1990-04-18 容器用蓋の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4166690U JPH086722Y2 (ja) 1990-04-18 1990-04-18 容器用蓋の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH041101U JPH041101U (ja) 1992-01-07
JPH086722Y2 true JPH086722Y2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=31552530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4166690U Expired - Lifetime JPH086722Y2 (ja) 1990-04-18 1990-04-18 容器用蓋の開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH086722Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6753078B2 (ja) * 2016-03-08 2020-09-09 三浦工業株式会社 殺菌装置
JP6753079B2 (ja) * 2016-03-08 2020-09-09 三浦工業株式会社 殺菌装置
JP7339853B2 (ja) * 2019-10-31 2023-09-06 株式会社ジェイテクトサーモシステム 熱処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH041101U (ja) 1992-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111959923B (zh) 一种助老药箱
JPH086722Y2 (ja) 容器用蓋の開閉装置
CN204006545U (zh) 一种空净机出风口自动升降机构
CN115625424B (zh) 一种用于双层保温瓶内外胆的无缝焊接工艺及设备
JPH0738170Y2 (ja) 容器用蓋の開閉装置
CN210150694U (zh) 一种果酱罐装装置
CN206267726U (zh) 一种异轴双轮医用平移门
CN211520405U (zh) 一种自动开合的饰品包装盒
CN214343564U (zh) 一种智能紫外线消毒灯
CN205396636U (zh) 一种旋转式真空封口机的开盒机构
CN207204949U (zh) 一种金属罐压边机构
CN2573113Y (zh) 单刀轧盖机构
JPH0525438Y2 (ja)
CN208471498U (zh) 一种双头轧盖机
CN206212902U (zh) 一种铁皮石斛种植架
CN209667482U (zh) 纸箱底部折叠机
CN205366224U (zh) 给袋式包装机机夹微调机构
JPH0720074Y2 (ja) 缶切り装置
CN218261901U (zh) 一种易拉罐封膜定型机构
CN218008873U (zh) 一种无腿浴室柜支撑结构
CN216509662U (zh) 一种物料输送装置及物料拆包机
CN219360452U (zh) 一种纸盒印刷用纸盒辅助翻转机构
CN219427291U (zh) 一种对开式超临界流体发泡设备
CN112109749B (zh) 一种电力机车砂箱盖
CN209431978U (zh) 一种快速手动启闭式防爆装置