JPH0866539A - 弾球遊技機島設置構造 - Google Patents

弾球遊技機島設置構造

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JPH0866539A
JPH0866539A JP6223937A JP22393794A JPH0866539A JP H0866539 A JPH0866539 A JP H0866539A JP 6223937 A JP6223937 A JP 6223937A JP 22393794 A JP22393794 A JP 22393794A JP H0866539 A JPH0866539 A JP H0866539A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】玉を均一に、かつ玉切れすることなく各島に自
動的に配布する。 【構成】複数のブロック1,2,34を備えた遊技場の
弾球遊技機島構造であって、ブロック1,2,3,4の
複数の島の中の親島1a,2a,3a,4aに、景品玉
計数器5を配置し、この景品玉計数器5からの景品玉を
景品玉貯蔵タンク、島タンク、予備タンク等に貯蔵す
る。各島及び各ブロック間を連結樋6,7,8,9,1
1で相互に連結し、ブロック間で玉を移送手段で移送し
玉を融通し各島の玉を平均化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾球遊技機島設置構造
に関する。更に詳しくは、貯留玉タンク、景品玉研磨
機、補給リフトなど島以外の場所に設置された機械室設
備、不足する景品玉を補給する補給回路、景品玉を回収
するために床下に配置された地下誘導樋等を廃止できる
弾球遊技機島設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコホールでは複数台の弾球遊技機
を並べて互いに裏面を向き合わせて2列に配置されてい
る弾球遊技機群を島と呼んでいる。この島を1単位とし
て複数単位設置してパチンコホールが構成されている。
弾球遊技機に使用される玉(弾球、パチンコ玉ともい
う。)は、通常客は弾球遊技機の間等に設置された玉貸
機で貨幣と交換して玉を手にいれる。
【0003】この玉を使用して弾球遊技機でプレイし、
客は玉を得ることができるがこの玉は通常景品玉と呼ば
れている。景品玉は弾球遊技機から放出される数が、玉
貸機で交換され打ち込まれるアウト玉数より多いので、
島内で循環している玉の数は営業時間中に徐々に減少す
る。この減少割合は、各遊技機の稼働率、出玉率などに
より異なるので、結局島により玉のストック数、循環数
が異なり偏在する。この偏在を放置していると、場所に
より景品玉が放出されない事態になることがある。
【0004】このため各島の玉の数を平均化する必要が
あり、この玉数を平均化するものは数多く提案されてい
る。例えば、特公昭62−24110号で提案されたパ
チンコ島のパチンコ玉保有量平均化装置は、景品玉計数
器を各島に設置して、客が景品玉計数器に景品玉を投入
したものを計数しこの計数後の景品玉を島に還元させ、
パチンコ玉の保有量が所定以上に達すると景品玉計数器
の使用を停止させて平均化させるものである。
【0005】同様のもので、特開平6−32687号公
報には、交換球プールタンク内の球量の増減によって交
換球計数器(景品玉計数器)の使用を可能にしたり停止
させたりするゲート部材を設け、アウト球タンク内の球
量が減少すると補給球プールタンク内の補給球を研磨リ
フトに導き、補給球プールタンク内の球量が減少すると
交換球プールタンク内の交換球を補給プールタンクに導
き、さらに交換球プールタンク内の球量が減少するとゲ
ート部材を作動させて交換球計数器を使用可能にしたも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記したシステムは、
過剰な玉が島内に還流することは防ぐことができる、島
間の玉のアンバランスを防ぐために玉を移送する地下又
は天井等に樋を配置する必要がないので、美観上は好ま
しい等の優れた特徴がある。しかしながら、実際のパチ
ンコホールでは客の人気による弾球遊技機の使用頻度の
違い、景品玉の放出量の違い等で玉の絶対量が不足する
ことが頻繁に生じている。
【0007】このため人手により過剰な島から玉を抜取
り少ない島へ追加補充する必要がある。追加補充した玉
は営業終了時に過剰球となることもあり、この過剰球は
再度人手で移動し、島間を平均化しなければならない。
【0008】本発明は、以上のような技術背景で発明さ
れたものであり、次の目的を達成する。
【0009】本発明の目的は、島間の玉の量を常時平均
化出来る弾球遊技機島設置構造を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、島内に過剰な玉
でも貯蔵できる弾球遊技機島設置構造を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、次のような手段を採る。
【0012】すなわち本発明は、複数の弾球遊技機から
なる島と、複数の前記島を1ブロックとし、複数の前記
ブロックを備えた遊技場の弾球遊技機島構造において、
前記ブロックの複数の島の中の特定の島である親島と、
前記親島に配置された景品玉計数器と、前記親島に配置
され、前記景品玉計数器からの景品玉を貯蔵するための
景品玉貯蔵タンクと、前記景品玉を複数の前記ブロック
間で移送するための移送手段とからなることを特徴とす
る弾球遊技機島設置構造である。
【0013】前記移送手段は前記景品玉を前記景品玉貯
蔵タンクの上方に移送するための搬送装置と、前記ブロ
ックから他のブロックに移送するための樋とからなると
良い。
【0014】更に、前記景品玉貯蔵タンクから前記1ブ
ロック内の他の島の前記景品玉の減少にともなって前記
景品玉を補給するための補給手段とからなると良い。
【0015】
【作用】複数の島からなるブロックを備えた遊技場の弾
球遊技機島構造であって、ブロックの中の特定の島であ
る親島に景品玉計数器を配置し、この景品玉計数器から
の景品玉を島内の島タンク景品玉貯蔵タンク、予備タン
ク等に貯蔵する。各島及び各ブロック間を連結樋で相互
に連結し、ブロック間で玉を移送手段で移送し玉を融通
し各島及びブロックの玉を平均化する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、パチンコホールに弾球遊技機設置島
を配置した平面図である。図2は図1の矢視Aから見た
図であり、図3は矢視Bから見た図である。本実施例の
ものは、1島ブロック3つの島から成り、この単位が4
島ブロック1,2,3,4からなる島が配置されてい
る。島ブロック1は、親島1a、子島1b及び枝島1c
から構成されている。同様に島ブロック2、島ブロック
3及び島ブロック4も、親島2a,3a,4a、子島2
b,3b,4b及び枝島2c,3c,4cから構成され
ている。
【0017】親島1aには景品玉計数器5が配置されて
いる。同様に、他の各親島2a,3a及び4aにも景品
玉計数器5が配置されている。親島1aの一端には揚送
研磨装置15が配置されている。親島1aの揚送研磨装
置15の上部から、子島1bの上部には玉を移動させる
ための親−子島供給樋6が傾斜して配置されている。親
−子島供給樋6は玉が重力により転動するように親島1
aの上部から、子島1bに傾斜して取り付けられてお
り、玉を親1aから子島bに一方的に供給する。
【0018】同様に、他の各親島2a,3a及び4aの
揚送研磨装置15の上部から、子島2b,3b及び4b
上部には親−子島供給樋6が傾斜して配置されており、
玉を親島1aから子島1bに一方的に供給する。また、
各親島1a,2a,3a及び4aの上部から、枝島1
c,2c,3c及び4cの上部には親−枝島供給樋7が
傾斜して配置され玉が重力により転動する。図3に示す
図は島ブロック1と島ブロック2との境界の島ブロック
間連絡樋8の連絡を示す図である。
【0019】島ブロック1の子島1bの上部から島ブロ
ック2の子島2bの上部間には、島ブロック間連絡樋8
が傾斜して配置され、玉は子島1bから子島2bにのみ
一方向に移送される。島ブロック4の子島4bと島ブロ
ック3の子島3bとの間にも同様に島ブロック間連絡樋
8が傾斜して配置され、玉は子島4bから子島3bに一
方向にのみ移送される。
【0020】島ブロック1の親島1aから島ブロック1
の子島1bには、親−子連絡樋9が傾斜して配置され、
玉を親島1aから子島1bに一方向にのみ送る。同様
に、島ブロック4の親島4aから子島4bに玉を一方向
にのみ送る親子連絡樋9が傾斜して配置されている。島
ブロック2の子島2bから親島2aには、子−親供給樋
10が配置され、玉を子島2bから親島2aに一方向に
のみ送る。同様に、島ブロック3の子島3bから親島3
aに玉を一方向にのみ送る子−親供給樋10が傾斜して
配置されている。
【0021】島ブロック2の親島2aから島ブロック4
の親島4aには、親−親供給樋11が傾斜して配置さ
れ、玉を親島2aから親島4aに一方向にのみ送る。同
様に、島ブロック3の親島3aから島ブロック1の親島
1aには、親−親供給樋11が傾斜して配置され、玉を
親島3aから親島1aに一方向にのみ送る。
【0022】弾球の移動 以上説明したのは、各島ブロック1,2,3及び4間の
連絡樋について説明した。この説明で理解されるよう
に、客が景品玉、すなわち玉をいずれかの景品計数器5
に投入する。投入された景品玉は揚送研磨装置15によ
り上部に揚げられ、各島ブロック1,2,3及び4の子
島連絡樋6により子島1b,2b,3b及び4bの一方
向にのみ移送される。
【0023】更に、揚送研磨装置15で揚げられた玉
は、各島ブロック1,2,3及び4の枝島連絡樋7によ
り、親島2a,3a,4aから枝島1c,2c,3c及
び4cの一方向にのみ移送される。島ブロック1の親島
1a及び島ブロック4の親島4aでオーバーフローした
玉は、揚送研磨装置14から親−子連絡樋9で子島1b
及び子島4bに夫々移送される。
【0024】更に、島ブロック1の子島1b及び島ブロ
ック4の子島4bでオーバーフローした玉は、島ブロッ
ク間連絡樋8により島ブロック2の子島2b及び島ブロ
ック3の子島3bに夫々移動する。島ブロック2の子島
2b及び島ブロック3の子島3bでオーバーフローした
玉は、島ブロック2の親島2a及び島ブロック3の親島
3aに夫々移動する。島ブロック2の親島2a及び島ブ
ロック3の親島3aでオーバーフローした玉は、島ブロ
ック4の親島4a及び島ブロック1の親島1aに夫々移
送される。
【0025】結局、玉は島ブロック1、島ブロック2、
島ブロック4、島ブロック3及び島ブロック1と一方向
にのみ常時循環され、各島ブロックの間で玉の保有量を
均一化することになる。この玉の移動は概略の説明であ
り、厳密には前記移動とは異なり後記するような方法で
制御される。親島1a 図4は親島2aを長手方向に切断したときの断面図であ
る。図5は貯留タンク揚送研磨装置14の詳細断面図で
ある。図6は、貯留タンク揚送研磨装置14に組み込ま
れた研磨リフトの断面図である。図7は貯留タンク揚送
研磨装置14の上部にある揚送玉処理タンク40の詳細
断面図である。貯留タンク揚送研磨装置14に組み込ま
れた研磨リフト16は、玉を床上に配置された貯留タン
クから上部に揚送するのと、揚送中に油、埃等の汚れを
除去するための装置である。
【0026】研磨リフト16のメインパンプ17は断面
が円筒であり、下部は水平部分を有しこれと連続して垂
直に配置されている。メインパイプ17の下部はペレッ
トを貯蔵するペレット貯留タンク18に挿入されてい
る。ペレット貯留タンク18はペレットを貯蔵するため
のタンクである。メインパイプ17の水平部分には螺旋
状にサブスプリング19が配置され、このサブスプリン
グ19の一端にはサブモータ20の出力軸に連結されて
いる。メインパイプ17の水平部分の上部は開放されて
いるので、この開放部分17aから玉がサブスプリング
19部分に入る。メインパイプ17の垂直部分にはスパ
イラルスプリング21が挿入配置されている。
【0027】スパイラルスプリング21の上端は軸22
に連結されている。軸22は歯車23を介してメインモ
ータ24に連結されている。結局、サブモータ20及び
メインモータ24が回転駆動されると、ペレット貯留タ
ンク18内の合成樹脂製のペレットと玉は上部に揚送さ
れる。研磨リフト16の上部にはペレットを集合させる
ペレット集合部25が配置されている。
【0028】揚送玉処理タンク40内にはスノコ26が
配置されている。スノコ26は玉とペレットを分離する
ための一種のフルイであり、鋼線を平行に配置した分離
機構である。スノコ26の上部には複数のブレーキゴム
27が垂直方向に平行に配置されている。ブレーキゴム
27は、玉が塊として対流しないようにペレットと分離
するスノコ26の上で平均化させるためのものである。
【0029】マイクロスイッチ28は揚送玉処理タンク
40が玉で満杯になるのを検知するための近接スイッチ
であり、満杯になるとサブモータ20及びメインモータ
24を停止させる。揚送玉処理タンク40からのペレッ
トは下方に落下してクリーンボックス29に誘導され
る。クリーンボックス29には縦方向に攪拌スプリング
30が配置されている。攪拌スプリング30の上端は攪
拌モータ31の出力軸に連結されている。
【0030】攪拌スプリング30は攪拌モータ31によ
り回転駆動される。クリーンボックス29には、パイプ
32により揚送玉処理タンク40からゴミ、油等の汚れ
を吸着したペレットが落下してくる。クリーンボックス
29の下部には集塵パイプ33が配置されている。集塵
パイプ33には外周に集塵用の孔が開けられており、こ
の孔から空気を吸引しゴミのみを吸塵し、ペレットとゴ
ミを分離する。集塵パイプ33の下端は集塵パック34
に連結されており、この集塵パック34は空気のみを通
す袋であり、この中にゴミを収納する。
【0031】集塵パック34を包む外周のカバーはダク
トホース35に接続されている。ダクトホース35は空
気吸引装置36に接続されており、集塵パック34内の
空気を常時吸引されている。一方、集塵パイプでごみの
みが吸引された後の清浄なペレットは、パイプ37を通
ってペレット貯留タンク18内に誘導される。この後、
再度サブモータ20で駆動されるサブスプリング19に
より駆動されて循環を繰り返す。
【0032】揚送玉処理タンク40 図7は図6の貯留タンク揚送研磨装置14の上部の詳細
図であり、研磨リフト16のスノコ26,41で分離さ
れた玉を分配する揚送玉処理タンク40の詳細断面図で
ある。前記したように揚送玉処理タンク40は板金材で
作られ内部にペレットと玉を分離するスノコ26を有し
ている。揚送玉処理タンク40のスノコ26で玉とペレ
ットが分離された玉は、スノコ26の側部下方に傾斜し
て配置されたスノコ41に誘導される。スノコ41は傾
斜して配置されているので、玉はスノコ41上を加速さ
れるように転がる。玉がスノコ41上を転動中に玉とペ
レットは分離されペレットはペレット受39で集合され
ペレット集合部25に流れる。一方、分離された玉は、
板金材で作られた玉流路変更部材42に衝突してその流
れの方向が変更され下方に落下する。
【0033】下方に落下した玉は分配板43a,43b
の上に乗る。分配板43a,43bは、傾斜しているの
で玉は図示上左右に分配されて流れる。前記した揚送玉
処理タンク40を下部から全体をカバーするように板金
材で作られた玉貯留用の貯留タンク44が設けられてい
るので、分配板43a,43bの両端から転がった玉は
貯留タンク44の貯留タンク底部45に落下する。貯留
タンク底部45は左右の本流樋46a,46bに連結さ
れている。
【0034】本流樋46a,46bは、2列に背面を向
かい合わせて設置された弾球遊技機へ玉を供給し、景品
玉とするものである。本流樋46a,46bには、各弾
球遊技機へ景品玉を供給するためにその各位置に対応し
て配置されたミニ貯留タンク(図示せず)を介してパイ
プが接続され、各弾球遊技機へ夫々景品玉を供給するた
めのものである。
【0035】本流樋46a,46bから景品玉が流れる
玉数より、研磨リフト16により揚送される玉が多いと
本流樋46a,46bは満杯になる。本流樋46a,4
6bが満杯になると、玉は貯留タンク底部45を満杯に
して図7の2点鎖線の位置まで上昇する。図10に示す
ように、貯留タンク44の中央位置には2個の角筒状で
板金材で作られた玉通路47,48が配置されている。
【0036】玉通路47の高さh1 は、玉通路48の高
さh2 より高さが低い。玉通路47の下端の半分の面積
は下端開放口49で開口されており、この下端開放口4
9は第1予備タンク誘導樋50に連通されている。第1
予備タンク誘導樋50は第1予備タンク56に通じてお
り、貯留タンク44でオーバーフローした玉は玉通路4
7の上部から入り、下端開放口49から第1予備タンク
誘導樋50に流れ、第1予備タンク56に流入する(図
4,5参照)。
【0037】一方、玉通路48の下端の半分の面積は下
端開放口51を形成し、この下端開放口51は第1島タ
ンク誘導樋52に連通されている。第1島タンク誘導樋
52は第1島タンク115に通じており、貯留タンク4
4で上昇した玉は玉通路48の上部から入り、下端開放
口51から第1島タンク誘導樋52に流れ、最終的には
第1島タンク115に流入する(図4参照)。
【0038】結局、貯留タンク44でオーバーフローし
た玉は、最初に玉通路47へ優先して流れることにな
り、この玉は第1予備タンク56を満杯にするまで続く
ことになる。第1予備タンク56が満杯になると、貯留
タンク44内の玉は更に嵩を増して行き玉通路48の上
端のレベルまで上昇する(図9参照)。この位置まで玉
の嵩が増して来ると玉通路48に玉が流入し、第1島タ
ンク誘導樋52に流れ、第1島タンク115に流れ込
む。
【0039】オーバーフローして第1予備タンク誘導樋
50に流れた玉は、垂直に配置された第1予備タンク玉
供給パイプ55に入る(図4参照)。第1予備タンク玉
供給パイプ55は第1予備タンク56に接続されている
ので、玉は第1予備タンク玉供給パイプ55から第1予
備タンク56に入り貯蔵される。第1予備タンク56の
底板57は傾斜しているので玉はこの上を転動する。
【0040】玉の転動方向の前方の第1予備タンク56
には玉停止装置ST2が配置されている。玉停止装置S
T2は、モータで玉停止板が上下動されるものであり、
玉停止板が上がると玉は第1予備タンク56内に止めら
れる。玉停止装置ST2の構造については後記する。貯
留タンク44の側面には他の島でオーバーフローした玉
が継手60に流入される。
【0041】継手60から玉供給パイプ61に落下して
二股管62の上端に接続される。親島1aの場合は、こ
この位置で他の島からの玉を受け取ることはないので継
手60は塞いである。継手59は子−親連絡樋9と接続
される継手であり、貯留タンク44がオーバーフローす
ると子島に流すためのものである。ただし、親島2a,
3aは子島2a,3bから玉を受け取るのみであり、塞
いである。親島1a,4aの場合は子島1b,4bと連
結されており、玉を一方的に流す。
【0042】二股管62は下方で分岐し、吐出口64,
65を構成している。吐出口64は打込玉・貯留玉導出
樋65に接続されているので、玉は玉取入口66に転動
される。吐出口65は第1予備タンク56に接続された
打込玉・貯留玉導出樋67に接続されているので、玉は
貯留タンク18の玉取入口66に転動される。結局、他
の島からの玉は、直接打込玉・貯留玉導出樋67,玉取
入口66に集められ、研磨リフト16で揚送される。
【0043】第1予備タンク56の出口に玉停止装置S
T2が配置されている(図5参照)。玉停止装置ST2
は第1予備タンク56の玉の流れをオンオフし、玉取入
口66への玉の流れ込みを制御するためのものである。
第1予備タンク56にその位置での玉の有、無を検知す
るための近接センサーLS3,LS4が配置されている
(図4参照)。
【0044】近接センサーLS3が玉を検知すると玉停
止装置ST3を閉鎖し、玉の流入を停止する。近接セン
サーLS3が玉を検知できないときは、第1予備タンク
56に玉が不足していることを意味するので、玉停止装
置ST3を開放し玉を流入させる。すなわち、可能な限
り第1予備タンク56に玉を貯留させることを優先す
る。
【0045】近接センサーLS4が玉を検知すると玉停
止装置ST4を閉鎖し、他の島へ玉の流入しないように
し、自島の玉を最優先して玉を確保する。
【0046】揚送研磨装置15 揚送研磨装置15は、親島2aの一端部に配置されてい
る。以下、この構造、機能について説明する。景品計数
器5は親島2aの一端に配置されているが、この景品玉
計数器5は景品玉の数量をカウントするものであり、そ
の構造、機能は周知であり説明を省略する。客は景品玉
を景品玉計数器5の投入口70に投入する。景品玉計数
器5はこの数量をカウントしてその裏面の排出口71か
ら玉を二股玉通路72に排出する。
【0047】玉はこの排出の勢いにより、二股玉通路7
2から景品玉計数器第1タンク誘導樋73に大部分が誘
導される。第2島タンク誘導樋73は、傾斜しているの
でこの上を玉は転動し、景品玉計数器第1タンク74内
に誘導される。景品玉計数器第1タンク74は主に景品
玉計数器5からの玉を貯蔵するためのタンクである。景
品玉計数器第1タンク74の底面75は傾斜しているの
で玉はこの底面15の傾斜方向に転動される。
【0048】景品玉計数器第1タンク74には貯留玉導
出樋76が連結され、この貯留玉導出樋76は傾斜して
取り付けられているので、玉はこれに沿って転動する。
この後玉は玉取込口77に流れ込む。玉取込口77は前
記した研磨リフト16(図6参照)と実質的に同一構
造、機能の研磨リフト80が配置されている。研磨リフ
ト80は玉を上部に揚送する機能と、揚送中に油、埃等
の汚れを除去するための機能を有する装置である。
【0049】他方、景品玉計数器5から投入された景品
玉は、景品玉計数器第1タンク誘導樋73が満杯であれ
ば、二股玉通路72で分岐され景品玉計数器第2タンク
78に流入される。景品玉計数器第2タンク78の玉は
その排出口79から吐出され、前記玉取入口77に流入
される。
【0050】搬送パイプ81は断面が円筒であり、下部
は水平部分を有しこれと連続して垂直に配置されてい
る。搬送パイプ81の水平部分には螺旋状にサブスプリ
ング(図示せず)が配置され、このサブスプリングの一
端は搬送モータ82の出力軸に連結されている。搬送パ
イプ81の水平部分の上部は玉取入口77と接続されて
いるので、これから玉がサブスプリング部分に入る。搬
送パイプ81の垂直部分にはスパイラルスプリング(図
示せず)が挿入配置されている。
【0051】スパイラルスプリングの上端は揚送モータ
83に連結されている。結局、搬送モータ82及び揚送
モータ83が回転駆動されると、貯留玉導出樋76の玉
は汚れを吸着する合成樹脂のペレットと共に上部に揚送
され、上部の玉出口84から吐出される。玉取入口77
の両側には玉の流入を阻止するまたは開放玉停止装置S
T6の玉停止板が上下動自在に配置されている。
【0052】玉停止装置ST6は上部の分岐管107の
近接スイッチLS6によりON・OFFされる。研磨リ
フト80の上部には揚送玉処理タンク85が配置されて
いる。揚送玉処理タンク85内にはスノコ86及び86
aが配置されている。スノコ86は玉とペレットを分離
するためのものであり分離機構である。スノコ86の上
部には複数のブレーキゴム87が垂直方向に平行に配置
されている。ブレーキゴム87は、ペレットと玉を分離
しやすいように設けたものである。スノコ97も同様に
玉とペレットを分離するものである。
【0053】揚送玉処理タンク85からのペレットは下
方に落下してペレット落下パイプ88に誘導される。ペ
レット落下パイプ88から更にペレットはペレット粉塵
集合装置89に入りペレットと粉塵が分離される。ペレ
ット粉塵集合装置89の下部はダクトホース90に接続
され、ダクトホース90は空気吸引装置91に接続され
ており、ペレット粉塵集合装置89内の空気を常時吸引
する。一方、ペレット粉塵集合装置89でごみのみが吸
引された後の清浄なペレットは、玉取入口77に再び誘
導される。
【0054】揚送玉処理タンク85内に配置された非常
用スイッチ92は、揚送玉処理タンク85に玉が溢れた
ときに作動するものであり、この事態は故障と判断して
搬送モータ82及び揚送モータ83を停止させ玉の揚送
を停止する。
【0055】揚送玉処理タンク85 図12は揚送玉処理タンク85の詳細な断面図である。
揚送玉処理タンク85のスノコ86で玉とペレットが分
離された玉は、反転玉通路96で反転されスノコ97に
誘導される。スノコ97で更にペレットと玉に分離さ
れ、ペレットはペレット集合部98に落下し連通口99
に入り、その後ペレット落下パイプ88に入り落下す
る。
【0056】スノコ97は傾斜して配置されているの
で、玉はスノコ97上を加速されるように転がる。この
加速された玉は、板金材で作られた玉流路変更部材10
0に衝突してその流れの方向が変更され下方に落下す
る。
【0057】下方に落下された玉は分配板101a,1
01bの上に乗る。分配板101a,101bは、傾斜
を有しているので玉は図示上左右に分配されて流れる
が、玉流路変更部材100により優先して101b側に
流れる。分配板101bから転がった玉は玉通路102
上を転動する。玉通路102は底部に孔が開けられてお
り、この孔から玉は落下して玉出口103より排出され
る。玉通路102の下部から回り込んだ玉も玉出口10
3より排出される。
【0058】玉通路102で落下しない玉は連絡継手1
04に接続されている。連絡継手104は、子島1bへ
連絡している親−子島連絡樋6、及び枝島1cへ連絡し
ている親−枝島供給樋7と接続されている。親−子島供
給樋6及び親−枝島供給樋7は、左右に均等に傾斜され
ているので、オーバフローした玉は均等に子島1b及び
枝島1cに配分される。玉通路102を介して玉出口1
03から出た玉は、玉通路105から玉供給パイプ10
6に落下される。一方、揚送玉処理タンク85が玉で満
杯になると玉は分配板101aの側に転動される。
【0059】分配板101aを転動した玉は分岐管10
7に入る。分岐管107は景品玉計数器第1タンク74
に接続されている玉供給パイプ108と、親−親供給樋
11とに分岐している。玉供給パイプ108の下端は玉
流路切換タンク110(図11)に接続されている。玉
流路切換タンク110の下端は、景品玉計数器第1タン
ク誘導路73に接続されている供給パイプ111及び第
1島タンク誘導樋113に接続されている。オーバーフ
ローパイプ112の上端に接続されている。
【0060】玉流路切換タンク110の上部には本流樋
46aの先端と接続されているが、使用時にはシャッタ
ー114で仕切られており玉は流れることはない。ま
た、玉流路切換タンク110の上部には第1島タンク誘
導樋52の先端と接続されているので、貯留タンク揚送
研磨装置14でオーバーフローした玉は玉流路切換タン
ク110を通して第1島タンク115に流れることにな
る。
【0061】第1島タンク115及び第2島タンク12
図13は、図4のA−A線で切断した切断断面図であ
る。図14は、第1島タンク及び第2島タンクの拡大図
である。図13が示すように、第1島タンク115が親
島2aの中央付近に配置されている。第1島タンク11
5は、弾球遊技機で打込まれた打込み玉及び貯留玉をス
トックして置くためのタンクである。第1島タンク11
5の上段の左右には打込玉誘導樋116a,116bが
配置されている。
【0062】打込玉誘導樋116a,116bは、両サ
イドに配置された各弾球遊技機から打込まれた玉をその
裏面に取り付けられた打込玉・導出樋117a,117
bから流すための樋である。打込玉・導出樋117a,
117bの間には第1島タンク誘導樋113が配置され
ている。第1島タンク誘導樋113は玉を第1島タンク
115に誘導するための樋である。
【0063】第1島タンク115と第2島タンク123
との間には、第1島タンク115から高い位置にある第
2島タンク123に、玉を揚送するスモールリフト11
9が配置されている。第1島タンク115の底板の最下
部には、スモールリフト119の玉取込口120が連結
され、この玉取込口120から玉を取り込む(図1
4)。
【0064】玉取込口120は円筒状の搬送筒121の
一端の上面に開口して形成されている。搬送筒121の
先端の玉出口122は第2島タンク123の上面で開口
されている。搬送筒121内には螺旋体124が挿入配
置されている。螺旋体124の一端は搬送モータ125
の出力軸に連結されている。結局、第1島タンク115
の玉は、玉取入口120から搬送筒121に取り込まれ
螺旋体124により揚送され玉出口122から排出され
る。
【0065】第2島タンク123の深さ方向の中間位置
には近接スイッチLS7が配置されている。近接スイッ
チLS7が玉を検出できなくなると、第2島タンク12
3に玉が不足している状態であり、搬送モータ125を
起動し第1島タンク115から玉を揚送し第2島タンク
123に移送する。第2島タンク123の上部位置には
近接スイッチLS9が配置されている。近接スイッチL
S9が玉を検知したら満杯であるので搬送モータ125
を止める。
【0066】玉停止装置(ST)130 図15は本実施例の各位置に使用されている玉停止装置
(ST1)130の正面図である。玉通路131の上に
は玉が重力の力で転動する。玉通路131の経路の下部
から玉停止板132が上下動自在に配置されている。玉
停止板132の下端にはラック133の上端が連結固定
されている。ラック133は可逆回転可能なモータ13
4で回転駆動されるピニオン(図示せず)に噛み合って
おり、モータ134の回転により上下に駆動される。
【0067】ラック133の最下端にはドッグ135が
固定されている。ドッグ135の上下位置は、上限検知
スイッチ136及び下限検知スイッチ137により検知
される。この検知により玉停止板132の上下位置の確
認、すなわち玉の転動のオン・オフを確認し検知する。
玉を停止させる時は、玉停止板132を玉通路131の
下方から行うことで玉の圧力を玉停止板132にかけな
いようにしている。
【0068】小島・枝島1b,1c 図16は子島の左正面図である。貯留タンク揚送研磨装
置140の構成は前記した親島2aに設置された貯留タ
ンク揚送研磨装置14と実質的に同一であり説明を省略
する。貯留タンク揚送研磨装置140から出た玉は本流
樋141a,141bに流される。本流樋141a,1
41bからの玉は景品玉として弾球遊技機から出され
る。本流樋141a,141bが満杯になり、揚送研磨
装置140からオーバーフローした玉は第1島タンク誘
導樋142に流れる。
【0069】第1島タンク誘導樋142は、第1島タン
ク143に接続されているので、オーバーフローした玉
は第1島タンク誘導樋142に流れ第1島タンク143
で貯蔵される。第1予備タンク143の玉はスモールリ
フト144に接続されており、このスモールリフト14
4は更に第2島タンク145の上端に接続されている。
スモールリフト144は、搬送モータ146により駆動
される。
【0070】結局、第1島タンク143の玉は第2島タ
ンク145に移送される。第1島タンク143の上部の
第1島タンク誘導樋142には、第1島タンク142の
満杯を検知するための近接センサーLS15が配置され
ている。近接センサLS15が玉を検知すると、玉停止
装置ST15が作動し親島2aからの流入を止める。貯
留タンク揚送研磨装置140の貯留タンク150の上下
位置には、近接センサーLS11,LS12が配置され
ている。近接センサーLS11は貯留タンク150が満
杯を検出するためのものである。近接センサーLS12
は、貯留タンク150の空状態を検出するためのもので
ある。
【0071】第2島タンク145には前記した玉停止装
置ST11が配置されている。玉停止装置ST11の玉
停止板が下降すると、第2島タンク145内の玉は揚送
研磨装置140側の玉取込口146側には移動する。第
1島タンク誘導樋142が満杯になると、オーバーフロ
ーした玉は予備タンク誘導樋147に流れる。予備タン
ク誘導樋147と予備タンク148は接続されているの
で、玉は第2島タンク148を満たす。
【0072】第2島タンク145の深さ方向の中間位置
には近接スイッチLS19が配置されている。第1島タ
ンク145の上部には近接スイッチLS17が配置され
ている。近接スイッチLS19が玉を検知しなくなると
搬送モータ146を起動し、玉を第1島タンク143か
ら第2島タンク145に移送する。近接スイッチLS1
7が玉を検知すると玉が満杯であるから搬送モータ14
6を停止させ、常時玉が第2島タンク145を満たすよ
うにする。
【0073】予備タンク148には、前記した玉停止装
置ST12が配置されている。玉停止装置ST12の玉
停止板が下降すると、予備タンク148内の玉は、その
移動が停止され揚送研磨装置140側の玉取込口146
には移動しない。予備タンク148の上下位置には、近
接センサーLS13,LS14が配置されている。近接
センサーLS13は、予備タンク148が満杯を検出す
るためのものである。近接センサーLS14は、予備タ
ンク148の空状態を検出するためのものである。
【0074】玉管理装置160 図17は玉管理装置160の機能ブロック図である。玉
停止装置(ST1)130は前記した構造を有し、上限
検出スイッチ136及び下限検出スイッチ137のオン
・オフはスイッチ検出回路161でシャッター、すなわ
ち玉停止板132の開閉が検知される。玉停止板132
の駆動はモータ駆動回路152で制御される。
【0075】玉管理装置160は、プログラマブル・コ
ントローラと呼ばれているシーケンサである。玉停止装
置(ST1)130はインターフェイス163を介して
MPU(中央演算処理装置)164に接続されている。
玉管理装置160のシステムプログラムはROM165
に記憶保持されている。一時的なデータなどはRAM1
66に記憶されている。各近接センサLS1〜19、玉
停止装置ST1〜15及び搬送モータ146はインター
フェイス163に接続され、以下のような制御動作を行
う。
【0076】作動 親島2aの制御動作 以下、前記玉管理装置160の動作例をフロー図にした
がって説明する。図18は親島2aの近接スイッチLS
1〜LS7と玉停止装置ST1〜ST7の作動を示すフ
ロー図である。最初に親島1a,2a,3a,4a内の
研磨リフト16のメインモータ24及びサブモータ2
0、研磨リフト80のメインモータ83及びサブモータ
82、スモールリフト119の搬送モータ125を起動
する。同様に子島1b,2b,3b,4b及び枝島1
c,2c,3c,4cのスモールリフト144の搬送モ
ータ146を起動させる。図18はスモールリフト11
9の動作の概要を示すフロー図である。
【0077】近接スイッチLS7が玉切れを検知する
と、搬送モータ125を起動させて第1島タンク115
から高い位置にある第2島タンク123に玉を揚送す
る。第2島タンク123の上部にある近接スイッチLS
9が玉有りを検知すると、第2島タンク123が満杯で
あるから搬送モータ125を停止させる(ステップ
2 )。玉を検知できなければ、短時間(本例では5秒
間)待って搬送モータ125を起動させる(ステップP
4 ,P5 )。これらの制御はこのシステムの稼働中は常
時作動し、常に第3予備タンク123を満たしている。
【0078】図19は玉管理装置160の親島2aの玉
管理の動作を示すフロー図である。玉管理装置160
は、次のような制御動作を開始する。貯留タンク44内
の近接スイッチLS1が玉切れを検知すると、近接スイ
ッチLS2の検出信号状態に係わらず玉停止装置ST1
及び玉停止装置ST2の玉停止板を開ける(ステップP
4 ,P7 )。
【0079】玉は第2島タンク123から打込玉・貯留
玉導出樋65、玉取入口66に入り、研磨リフト16に
より上部の貯留タンク44に揚送される。同時に玉停止
装置ST2をオープンし、第1予備タンク56から玉を
導入し、玉研磨リフト16に供給する。
【0080】近接スイッチLS1が玉切れでなく、近接
スイッチLS2が玉切れでない状態のとき、すなわち貯
留タンク44が満杯でないときには玉停止装置ST1は
オープンし、玉停止装置ST2は閉じて第1予備タンク
56からの玉の流入を防ぐ(ステップP5 ,P8 )。近
接スイッチLS1及び近接スイッチLS2が玉切れでな
い状態、すなわち貯留タンク44が満杯のときには玉停
止装置ST1及びST2の両方を閉じる。
【0081】以上の動作から、玉停止装置ST1のオー
プンは主に第2島タンク123からの玉を優先して取り
込み、研磨リフト16で貯留タンク44に揚送され、景
品玉として使用されていることを意味する。次に近接ス
イッチLS3が玉を検知しているか否かを判断する。近
接スイッチLS3が玉を検知出来なければ玉停止装置S
T3をオープンにして玉通路47の上部からの玉を第1
予備タンク56に取り入れる。
【0082】近接スイッチLS3が玉を検知、すなわち
第1予備タンク56が満杯であれば玉停止装置ST3を
閉じて貯留タンク44からの玉の流入を停止させる。次
に、近接スイッチLS4が玉を検知、すなわち第1予備
タンク56が満杯でない状態の場合、この島に玉が不足
していることを意味するので玉停止装置ST4をオープ
ンして隣の子島2bから玉を導入できる態勢にする。
【0083】図20は近接スイッチLS4から出た玉無
し信号aの子島2bでの信号処理のフロー図である。親
島2aからの近接スイッチLS4が玉を検知、すなわち
優先的に玉が貯留されている第1予備タンク56が満杯
でない状態の場合、この親島2aに玉が不足しているこ
とを意味するのでその玉無し信号aを隣の島である子島
2bに送る。
【0084】子島2bでは玉無し信号aを受ける(図1
参照)と、近接スイッチLS13の状態(P20)、すな
わち第2島タンク148が満杯であるか否かの状態を検
知する。近接スイッチLS13が玉を検知できれば第2
島タンク148が満杯であるから、玉停止装置ST11
及び玉停止装置ST12を開く。近接スイッチLS13
が玉を検知できなければ、第2島タンク148に玉が不
足しているので親島2aに玉を送る余裕がない状態であ
るから、玉停止装置14を閉じて隣の親島2aに玉が行
かないように自島を優先する(P21)。
【0085】次に、第1島タンク誘導樋113の近接ス
イッチLS5により玉の有無を検知する(P16)。近接
スイッチLS5の玉の有無の検知は、第1島タンク11
5に他の島から玉を受け入れる余地があるか、否かの検
知である。近接スイッチLS5が玉を検知できないと、
玉停止装置ST5を開き揚送研磨装置15から玉を受け
入れる。玉を受け入れる余地がないときは、玉停止装置
ST5を閉じる(ステップP17)。
【0086】最後に揚送玉処理タンク95の近接スイッ
チLS6が玉の有無を検知する。この位置で玉を検知し
たときは玉がこの島で満杯であるとして揚送玉研磨装置
15の玉停止装置ST6を閉鎖してしまう。次に、近接
スイッチLS7により第2島タンク123の玉量が所定
量あるか否かを検出する。第2島タンク13の玉量が少
ないということは自身の親島2aの玉量が不足している
状態なので、自島の玉量の確保のために、玉無し信号b
(図1参照)を発して子島2bの玉停止装置ST13及
び枝島2cの玉停止装置ST13(図示せず)を閉鎖す
る(P29,P30)。
【0087】子島2bの制御動作 図22は子島2bの制御動作の概要を示すフロー図であ
る。スモールリフト144の搬送モータ144も前記親
島2aと同様の作動で運転されている。上部の貯留タン
ク150内の近接スイッチLS11が玉切れを検知する
と、近接スイッチLS12の検出信号状態に係わらず玉
停止装置ST11及び玉停止装置ST12の玉停止板を
開ける(ステップP4 ,P7 )。
【0088】玉は第2島タンク145から研磨リフトに
より上部の貯留タンク150に揚送される。同時に玉停
止装置ST12をオープンし、予備タンク148から玉
を導入し、玉研磨リフト(図示せず)に供給する。
【0089】近接スイッチLS11が玉切れでなく、近
接スイッチLS12が玉切れでない状態のとき、すなわ
ち貯留タンク150が満杯でないときには玉停止装置S
T11はオープンし、玉停止装置ST12は閉じて予備
タンク148からの玉の流入を防ぐ(ステップP5
8)。近接スイッチLS11及び近接スイッチLS1
2が玉切れでない状態、すなわち貯留タンク150が満
杯のときには玉停止装置ST11及びST12の両方を
閉じる。
【0090】以上の動作から、玉停止装置ST11のオ
ープンは主に第2島タンク145からの玉が優先して使
用されていることを意味する。次に予備タンク148の
近接スイッチLS13が玉を検知しているか否かを判断
する。近接スイッチLS13が玉を検知、すなわち予備
タンク148が満杯であれば玉停止装置ST13を閉じ
て貯留タンク150からの玉の流入を停止させる。次
に、近接スイッチLS14が玉を検知、すなわち予備タ
ンク148が満杯でない状態の場合、この子島2bに玉
が不足していることを意味するので玉停止装置ST14
をオープンして隣の1ブロックである子島1bから玉を
導入できる態勢にする。
【0091】図22は近接スイッチLS14から出た玉
無し信号c(図1参照)の子島1bでの信号処理のフロ
ー図である。親島2aからの近接スイッチLS14が玉
を検知、すなわち優先的に玉が貯留されている予備タン
ク148が満杯でない状態の場合、この子島2bに玉が
不足していることを意味するのでその玉無し信号cを隣
の島である子島1bに送る。
【0092】子島1bでは玉無し信号cを受けると、子
島1bの近接スイッチLS19(図示せず)の状態(P
20)、すなわち第2島タンク145が満杯であるか否か
の状態を検知する。近接スイッチLS19が玉を検知で
きれば第2島タンク145に玉が充足しているから、玉
停止装置ST11及び玉停止装置ST12を開く。近接
スイッチLS19が玉を検知できなければ、第2島タン
ク145に玉が不足しているので子島2bに玉を送る余
裕がない状態であるから、玉停止装置ST14を閉じて
隣の子島2bに玉が行かないように自島を優先する(P
21)。
【0093】次に、子島2bの第1島タンク143の上
部に配置された近接スイッチLS15により玉の有無を
検知する(P16)。近接スイッチLS15の玉の有無の
検知は、第1島タンク115に他の島から玉を受け入れ
る余地があるか、否かの検知である。近接スイッチLS
15が玉を検知できないと、玉停止装置ST15を開き
親島2aから玉を受け入れる。玉を受け入れる余地がな
いときは、玉停止装置ST15を閉じる(ステップ
17)。
【0094】次に、近接スイッチLS19により第2島
タンク145の玉量が所定量あるか否かを検出する。第
2島タンク145玉量が少ないということは自身の子島
2bの玉量が不足している状態なので、自島の玉量の確
保のために、玉無し信号j(図1参照)を発して親島2
aの玉停止装置ST7及び枝島2cの玉停止装置ST1
3(図示せず)を閉鎖する(P24,P27)。
【0095】以上が子島2bの動作の概要であり、他の
子島1b,3b及び4cも同様であり説明を省略する。
枝島1c,2c,3c及び4cも子島と同様の動作を行
うものであり説明を省略する。ブロック間の動作 図25は全体の流れを管理するフロー図である。親島1
aの近接スイッチLS4が玉切れ、すなわち第1予備タ
ンク56(親島2aと同一構造)の玉が不足しているか
否かを判断する。
【0096】玉切れでなければステップP4 に進む。玉
切れであれば、このブロック1での玉不足であると判断
し、3ブロックの近接スイッチLS7に玉不足である旨
の玉無し信号dを送信する。玉無し信号dを受けた1ブ
ロックの子島3b、親島3a、枝島3cの近接スイッチ
LS7を全て玉無し信号dに切り換える。この結果、図
21に示す近接スイッチLS7が玉無し状態と同じ信号
を作り、この結果生じた余剰玉を親島3aから親島1a
に親−親供給樋11を通して玉を供給する。
【0097】玉無し信号dは同時に親島1aの玉停止装
置ST7(親2aと同一構造)を作動させて親−親供給
樋11を通して玉を供給できるようにする。次に親島1
aの玉処理タンク95の近接スイッチLS6が満杯であ
れば、ブロック1の玉が過剰であると判断して満杯信号
eを子島2bに信号を出す。満杯信号eが発信されれ
ば、子島2bの玉停止装置ST14を開き、過剰玉が島
ブロック間連絡樋8を通して玉を1ブロックから2ブロ
ックに供給できるようにする。
【0098】次に親島2aの近接スイッチLS6(図2
1に示すように玉停止装置ST6の制御にも利用されて
いる。)が満杯信号fを出していれば、この信号を親島
4aに発信する。満杯信号fが発信されれば、2ブロッ
クの玉が満杯であることを意味するので親島2aから親
島4aへ玉を供給できるようにするために玉停止装置S
T7を開く。
【0099】以後同様に、親島4aは玉無し信号g、過
剰玉信号h、親島3aは過剰玉信号iを発信して各間の
玉の状態を管理する。
【0100】[その他の実施例]前記実施例の玉管理装
置はシーケンサを用いたものであったが、リレー回路を
用いて同様の制御を実現しても良い。また、前記玉管理
装置は時分割で各種プログラムを時分割で順次動作させ
るものであるが、複数台の制御装置を使用しても良い。
更に、前記玉停止装置はモータで駆動させるタイプであ
ったがモータでなく、ソレノイドで駆動させるタイプで
あっても良い。
【0101】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明は玉が均一
に各島を行き渡り偏在することはない。貯留玉タンク、
景品玉研磨機、補給リフトなどの機械室設備、景品玉を
補給する補給回路、景品玉を回収するための地下誘導樋
などが景品玉回収回路を廃止できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、パチンコホールに弾球遊技機設置島を
配置した平面図である。
【図2】図2は、図1の矢視Aから見た図である。
【図3】図3は、図1の矢視図Bである。
【図4】図4は、親島1aを長手方向に断面したときの
断面図である。である。
【図5】図5は、貯留タンク揚送研磨装置の詳細断面図
である。
【図6】図6は、貯留タンク揚送研磨装置内の研磨リフ
トの断面図である。
【図7】図7は、貯留タンク揚送研磨装置の上部にある
揚送玉処理タンクの詳細断面図である。
【図8】図8は、貯留タンク揚送研磨装置の上部にある
揚送玉処理タンクの作動を示す詳細断面図である。
【図9】図9は、貯留タンク揚送研磨装置の上部にある
揚送玉処理タンクの作動を示す詳細断面図である。
【図10】図10は、貯留タンク揚送研磨装置の上部に
ある揚送玉処理タンクのオーバーフローの原理を示す図
である。
【図11】図11は、揚送研磨装置の断面図である。
【図12】図12は、揚送研磨装置の玉処理タンクの詳
細な断面図である。
【図13】図13は、図4のA−A線の切断断面図であ
る。
【図14】図14は、第2及び第4予備タンクの拡大図
である。
【図15】図15は、本実施例の各位置に使用されてい
る玉停止装置(ST)の正面図である。
【図16】図16は、子島の左正面図である。
【図17】図17は、弾球遊技機設置島管理装置の機能
ブロック図である。
【図18】図18は、スモールリフトの動作を示すフロ
ー図である。
【図19】図19は、玉管理装置の親島2aの動作を示
すフロー図である。
【図20】図20は、玉管理装置の子島2bの動作を示
すフロー図である。
【図21】図21は、玉管理装置の親島2aの動作を示
すフロー図である。
【図22】図22は、玉管理装置の子島2bの動作を示
すフロー図である。
【図23】図23は、玉管理装置の子島2bの動作を示
すフロー図である。
【図24】図24は、玉管理装置の子島2bの動作を示
すフロー図である。
【図25】図25は、玉管理装置のブロック間の玉信号
のフロー図である。
【符号の説明】
1a,2a,3a,4a…親島 1b,2b,3b,4b…子島 1c,2c,3c、4c…枝島 1,2,3,4…ブロック 5…景品玉計数器 6…親−子島連絡樋 7…親−枝島供給樋 8…島ブロック間連絡樋 9…親子連絡樋 10…子−親供給樋 11…親−親供給樋 14…貯留タンク揚送研磨装置 15…揚送研磨装置 16…研磨リフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の弾球遊技機からなる島と、 複数の前記島を1ブロックとし、 複数の前記ブロックを備えた遊技場の弾球遊技機島構造
    において、 前記ブロックの複数の島の中の特定の島である親島と、 前記親島に配置された景品玉計数器と、 前記親島に配置され、前記景品玉計数器からの景品玉を
    貯蔵するための景品玉貯蔵タンクと、 前記景品玉を複数の前記ブロック間で移送するための移
    送手段とからなることを特徴とする弾球遊技機島設置構
    造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記移送手段は前記景品玉を前記景品玉貯蔵タンクの上
    方に移送するための搬送装置と、 前記ブロックから他のブロックに移送するための樋とか
    らなることを特徴とする弾球遊技機島設置構造。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記景品玉貯蔵タンクから前記1ブロック内の他の島の
    前記景品玉の減少にともなって前記景品玉を補給するた
    めの補給手段とからなることを特徴とする弾球遊技機島
    設置構造。
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