JPH0866475A - 投薬ペン用針ディスペンサ - Google Patents

投薬ペン用針ディスペンサ

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JPH0866475A
JPH0866475A JP7206974A JP20697495A JPH0866475A JP H0866475 A JPH0866475 A JP H0866475A JP 7206974 A JP7206974 A JP 7206974A JP 20697495 A JP20697495 A JP 20697495A JP H0866475 A JPH0866475 A JP H0866475A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 針アッセンブリを安全に且つ便利に保持し小
分けする装置の提供。 【解決手段】 装置３０は、小分け端部３４及び挿入端
部３６、並びにこれらの端部間を延びる細長い通路を持
つ全体に管状のホルダ３２を有する。管状ホルダ３２
は、針アッセンブリ２０を互いに軸線方向に整合した状
態で内部に摺動自在に受け入れるような寸法になってい
る。ホルダ内の隣接した針アッセンブリ間にはセパレー
タディスク５２が配置されており、ホルダの挿入端部
と、この挿入端部と隣接した針アッセンブリとの間には
終端ディスク５４が配置されている。セパレータディス
ク及び終端ディスクには、ホルダの窓４０を通して容易
に視認できるように色分けが施してある。小分け端部に
最も近い針アッセンブリは、投薬ペンに取り付けてホル
ダから取り出すことができる。使用済みの針アッセンブ
リはホルダの挿入端部から挿入できる。このプロセスを
針を使い切るまで繰り返す。残りの針アッセンブリの数
は、窓を通してセパレータディスクを観察することによ
り確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮下注射針用ホル
ダに関し、更に詳細には投薬ペン(medication delivery
pen) 用の殺菌針を保持しこれを小分けし、針を使用後
に安全に収容する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】糖尿病患者のような多くの患者は、正確
に計量した投与量の医薬を一日に何回も自分で注射しな
ければならない。これは、今日では、投薬ペンと呼ばれ
る便利な皮下注射器によって容易に行うことができる。
従来技術の投薬ペンは、図１で全体に参照番号１０が附
してある。ペン１０には、数回分の医薬が入ったカート
リッジが収容されている。従来技術のカートリッジは、
基端及び先端を有する。先端は、穿刺可能であり且つ再
封止可能なゴム製の隔膜で閉鎖されている。図１では、
この隔膜に参照番号１２が附してある。基端は、ストッ
パーを摺動液密係合で受け入れる。従来技術のカートリ
ッジは、基端（図示せず）及びこの基端とは逆側の先端
１６を持つ細長いペン状ボディ１４内に配置される。ペ
ンのボディの基端には、カートリッジのストッパーを先
端方向に選択的に移動するためのプランジャ、及びこの
プランジャ及びストッパーが移動できる距離を決定する
ための投与量設定機構が設けられている。ペンのボディ
１４の先端１６には、ペン針アッセンブリ２０と螺合す
るためのねじ山１８からなるアレイが設けられている。
従来技術のペン針アッセンブリ２０は、基端尖端２４及
び先端尖端２２を持つ針カニューレ２１及び基端尖端２
４を取り囲む取り付けキャップ２６を含む。取り付けキ
ャップ２６は、ペンのボディ１４の先端１６と螺合す
る。針で不意に刺すことがないようにするため、安全シ
ールド２８が先端尖端２２及びキャップ２６の部分に取
り外し自在に被せてある。
【０００３】所定の投与量の医薬を定期的に注射しなけ
ればならない人は、投薬ペン１０及び予備のペン針アッ
センブリ２０を持ち運ばなければならない。各ペン針ア
ッセンブリ２０の針カニューレ２１はそれ自体のシール
ド２８内に安全に且つ殺菌を施して密封収容されてお
り、所定の投与量の医薬を投与する直前にシールドを外
す。次いで、従来技術のペン針アッセンブリ２０を従来
技術のペン１０の先端１６に取り付ける。この取り付け
によって、針カニューレ２１の基端尖端２４でカートリ
ッジのゴム製の隔膜１２を穿刺し、針カニューレ２１を
医薬と連通させる。次いで、ペン１０を使用して選択し
た投与量の医薬を注射する。注射の完了後、針アッセン
ブリ２０をペン１０から取り外し、廃棄する。ペン１０
は、医薬が空になるまでこのようにして繰り返し使用で
きる。
【０００４】従来技術のペンは非常に便利であり且つ効
率的である。しかしながら、針の収容及び使用済みの針
の処分には問題がある。特に、予備の新たな針は、大抵
の場合、財布や書類入れの底に拘束なく入れてあり、使
用済みの針は、大抵の場合、安全策を講じることなく処
分されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、皮下注射器
とともに使用するための針アッセンブリ用の収容−小分
け装置に関し、好ましくは投薬ペンとともに使用される
ペン針に関する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この装置は、第１端及び
第２端の両端及びこれらの間を延びる通路を持つ細長い
管状ホルダを含む。通路は、シールド及び取り付けキャ
ップを夫々含む複数の針アッセンブリを軸線方向に端部
と端部とを当接させた関係で収容するような寸法及び形
体を有する。ホルダには通路内に収容された針アッセン
ブリを観察できるようにする細長い窓が設けられてい
る。ホルダには、第１端にヒンジ連結された蓋及び第２
端に取り付けられた指保護リングが更に設けられてい
る。指保護リングは、使用済みの針を、指を刺すことな
く挿入できるような形体になっている。
【０００７】本発明の装置は、ホルダ内に摺動自在に受
け入れられた目で見ることのできる複数のセパレータを
殺菌針アッセンブリ間に更に有する。これらのディスク
は、ホルダの第１端にヒンジ連結された蓋に摩擦で保持
されるような寸法になっているのがよい。
【０００８】本発明の装置は、更に、管状ホルダに固定
的に連結され且つ投薬ペンに取り外し自在に連結された
クリップを有する。
【０００９】針の製造者は、複数の殺菌針アッセンブリ
を各殺菌針カニューレの基端が管状ホルダの第１端を指
すようにホルダ内に置くことができる。殺菌針アッセン
ブリは、セパレータによって分離されているのがよい。
セパレータから視覚的に区別できる終端マーカーをホル
ダの第２端とこれに最も近い殺菌針アッセンブリとの間
に配置できる。セパレータのうちの少なくとも幾つかを
ホルダの細長い窓を通して見ることができる。ホルダの
第１端に配置された針の螺合自在の取り付けキャップ
は、ペン又は他の注射器に設けられた協働ねじ山を備え
た先端を受け入れるため、外側に配置されている。かく
して、針アッセンブリがペンに取り付けられてホルダか
ら容易に引き抜くことができるように、ホルダの第１端
及びペン又は他の注射器の先端を組み合わせて互いに関
して廻す。安全シールドを針の先端から取り外すと、ペ
ンは注射を行う準備ができる。
【００１０】使用後、安全シールドを針カニューレの周
りに再び配置し、シールドされた針アッセンブリを第２
端からホルダに戻す。特定的には、ペンに取り付けられ
ている使用済みの針アッセンブリを先端を先にしてホル
ダの第２端に指保護リングを通して挿入する。ペンを捩
じって針アッセンブリから外し、次いでホルダから取り
外す。フィンガ保護リングは、針アッセンブリをホルダ
内に保持する。挿入中、使用済みの針が、他の使用済み
の針アッセンブリ及び殺菌針アッセンブリ、セパレー
タ、及び終端マーカーを第１端に向かって押圧し、次の
殺菌針アッセンブリを取り出し位置に置く。連続した針
を使用し再挿入するときのセパレータ及び終端マーカー
のホルダを通した前進は、細長い窓を通して見ることが
でき、利用できる針アッセンブリの数がわかる。窓に終
端マーカーもセパレータも見えなくなったとき、ホルダ
内の全ての針アッセンブリを使用し終える。使用済みの
針アッセンブリは、ホルダ内で反対の方向に配向され、
従ってペンに不注意で取り付けられることがない。
【００１１】
【発明の実施の形態】図２乃至図８において、本発明に
よる収容−小分け装置の全体に参照番号３０が附してあ
る。装置３０は、小分け端部３４及び挿入端部３６を両
端に備え且つこれらの端部間を延びる通路３８を持つ全
体に管状のホルダ３２を含む。通路３８は、実質的に均
等な内径「ａ」を有し、この内径は、図１に示すよう
に、針アッセンブリ２０の最大外径とほぼ等しいか或い
はこれよりも僅かに大きい。かくして、シールドされた
針アッセンブリ２０を管状ホルダ３２内に摺動自在に受
け入れることができる。更に、ホルダ３２は外径「ｂ」
を有し、この外径は、装置３０を使用できるペン１０の
外径とほぼ等しい。
【００１２】装置３０は、ホルダ３２の小分け端部３４
にヒンジ連結された蓋４２を更に有する。蓋４２は、ホ
ルダ３２の通路３８が構成する直径とほぼ等しい所定の
直径「ａ」を持つ中空内部キャビティ４４を持つ短い円
筒形部材である。蓋４２のホルダ３２への関節連結はヒ
ンジ４６によって行われる。ヒンジ４６は、ホルダ３２
及び蓋４２の両方と一体に成形されている。しかしなが
ら、ヒンジ４６は蓋４２又はホルダ３２のいずれかから
分離でき且つこれにスナップ係合できてもよい。
【００１３】指保護リング４８がホルダ３２の挿入端部
３６に固定されている。指保護リング４８は、全体に半
径方向に整合した内方に突出した可撓性フィンガ５０か
らなるアレイを含む。指保護リング４８の可撓性フィン
ガ５０は、指をホルダ３２に入れるのが困難であるよう
にするのに十分に近接しており且つ十分な抵抗を提供す
る。しかしながら、可撓性フィンガ５０は、以下に詳細
に説明するように、従来技術の針アッセンブリ２０が発
生した力に応じて撓む。フィンガ５０は、更に、使用済
みの針アッセンブリ２０をペン１０に再び取り付けるこ
とを阻止する。
【００１４】装置３０は、ホルダ３２の通路３８の内径
「ａ」とほぼ等しい直径の複数のセパレータディスク５
２を更に有する。かくして、セパレータディスク５２を
ホルダ３２に挿入し、これに沿って軸線方向に摺動させ
ることができる。更に、セパレータディスク５２は、蓋
４２に摺動自在に挿入してこの蓋で保持することができ
る。セパレータディスク５２には色分けが施してあり、
好ましくは、同じ色彩（例えば緑色）である。更に、セ
パレータディスク５２は、十分に厚味があるため実質的
に剛性であり、ホルダ３２の窓４０を通して容易に視認
できる。
【００１５】装置３０は、色彩以外の全ての点について
セパレータディスク５２と実質的に同じである終端ディ
スク５４を更に有する。かくして、緑色に着色されたセ
パレータディスク５２に対し、終端ディスク５４は赤色
に着色されているのがよい。
【００１６】図７及び図８を参照すると、装置３０は、
弾性プラスチック材料から一体成形された組み合わせク
リップ５６を更に有する。このクリップには、反対方向
に向いたＣ字形状クリップ部分５８及び６０が夫々形成
されている。本明細書中に説明してあるように、クリッ
プ５６の各Ｃ字形状クリップ部分５８、６０は、ホルダ
３２又はペンのボディ１４のいずれかと弾性的に係合す
るような寸法を有する。
【００１７】装置３０は、先ず最初に終端ディスク５４
をホルダ３２の小分け端部３４に挿入することによって
使用される。次いで、針アッセンブリ２０を安全シール
ド２８及び針カニューレ２１の先端尖端２２がホルダ３
２の挿入端部３６に向いた状態でホルダ３２の小分け端
部３４に挿入する。このとき、針カニューレ２１の基端
尖端２４は、ホルダ３２の小分け端部３４に向く。針ア
ッセンブリ２０をホルダ３２の小分け端部３４に挿入す
ると、終端ディスク５４がホルダ３２の挿入端部３６に
より近づくように押圧される。次いで、セパレータディ
スク５２をホルダ３２の小分け端部３４に挿入する。針
アッセンブリ２０とセパレータディスク５２をホルダ３
２の小分け端部３４に交互に挿入することによって装置
３０の装填を続ける。最後の針アッセンブリ２０を小分
け端部３４に挿入することによって、これと対応するセ
パレータディスクを挿入することなく装填を完了する。
かくして、ホルダ３２は、ディスクと針アッセンブリを
同数収容する。ディスクは、一つの終端ディスク５４及
び針アッセンブリの数「ｎ」から１を引いた（即ち、ｎ
−１）数に等しい多数のセパレータディスクを含む。代
表的な実施例では、ホルダ３２は針アッセンブリ２０を
全部で五個収容する。しかしながら、これよりも大きな
又は小さなホルダを提供することができる。
【００１８】装置３０は、先ず最初に、殺菌針アッセン
ブリ２０の取り付けキャップ２６及び対応する針カニュ
ーレの基端尖端２４が小分け端部３４の外を向くように
蓋４２を開けることによって使用される。取り付けキャ
ップ２６及び針カニューレ２１を保護封止するため、箔
又は紙製の安全シールが安全シールド２８の基端を越え
て延びているのがよい。装置３０の使用者は、先ず最初
に、針アッセンブリ２０に設けられた保護シールを外し
て取り付けキャップ２６及び基端尖端２４を露呈する。
次いで、従来技術のペン１０の先端１６を小分け端部３
４に押し込んで針カニューレ２１の基端尖端でペン１０
のカートリッジのゴム製の隔壁１２を穿刺する。ペン１
０及び装置３０を互いに向かって軸線方向に十分に移動
させた後、ペン１０を回転させて針アッセンブリ２０の
取り付けキャップ２６と螺合させる。次いで、ペン１０
とホルダ３２とを分離して殺菌針アッセンブリ２０をホ
ルダ３２から引き抜く。
【００１９】次いで、投与量を設定し、安全シールド２
８を取り外し、選択された投与量の医薬を注射すること
によってペン１０を従来の方法で使用する。次いで、安
全シールド２８を針カニューレ２１の先端尖端２２に再
び被せる。その後、使用者は、ペン１０を片方の手で保
持し、ホルダ３２を別の手で保持し、ペン１０の先端１
６に設けられた針アッセンブリ２０をホルダ３２の受け
入れ端部３６に押し込む。このように挿入するには指保
護リング４８の可撓性フィンガ５０を撓ませる必要があ
る。更に、針アッセンブリ２０をホルダ３２に挿入する
ことによって終端ディスク５４及び隣接した軸線方向に
整合した針アッセンブリ２０及びセパレータディスク５
２からなるアレイが小分け端部３４に向かって押され
る。針アッセンブリ２０の全体が実質的にホルダ３２内
にあるため、ペン１０をホルダ３２に対して回転させて
ペン１０を針アッセンブリ２０から捩じって離すことが
できる。ペン１０を針アッセンブリ２０から分離する
際、指保護リング４８のフィンガ５０は、ホルダ３２の
挿入端部３６と隣接した使用済みの針カニューレ２１の
基端２４で不時に刺すことをなくすため、撓んでいない
状態に向かって弾性的に戻る。この際、一つのセパレー
タディスク５２は、ホルダ３２の小分け端部３４から摺
動自在に取り出される所定位置にあり、キャップ４２の
円筒形開口部４４内に収容できる。これによって、次の
針アッセンブリを、次の必要な投薬の直前にペン１０に
取り付けることのできる所定位置に残す。
【００２０】装置３０は、針アッセンブリ２０のペン１
０への取り付けを容易にし、使用済みの針アッセンブリ
の取り外し及び安全な処分を更に容易にする。更に、セ
パレータディスク５２及び終端ディスク５４は、殺菌針
アッセンブリ２０を装置３０から取り出して使用済みの
針アッセンブリ２０をホルダ３２の反対側の端部に挿入
する度毎に小分け端部３４に向かって漸次移動するとい
うことは理解されよう。ディスクのこの漸次移動は、窓
４０を通して容易に観察できる。かくして、装置３０を
最初に使用する前に窓４０は色分けが施された全てのセ
パレータディスク５２を図２及び図５に示すように表示
する。最初の針アッセンブリを取り出し、使用し、挿入
端部３６に再び挿入した後、終端ディスク５４が窓４０
の挿入端部３６に近い部分に見えるようになる。色分け
が施されたセパレータディスク５２は、窓４０を通して
終端ディスク５４とホルダ３２の小分け端部３４との間
に配置された殺菌針アッセンブリ２０間に見える。次の
針アッセンブリを取り出し、使用し、ホルダ３２に挿入
した後、終端ディスク５４が小分け端部３４に一つ分近
づく。更に、窓４０を通して見える色分けが施されたセ
パレータディスク５２の数が一つ減り、ホルダ３２の挿
入端部近くにディスクによって分離されていない二つの
使用済みの針アッセンブリ２０が見える。図６は、殺菌
針アッセンブリ２０が二つ残っているホルダ３２を示
す。
【００２１】装置３０の使用者は、窓４０にディスク５
４が一つしかなく、色分けが施されたセパレータディス
ク５２がないことによって、利用できる針アッセンブリ
がホルダ内に一つしかないことを警告される。全ての針
アッセンブリを使用し終えたとき、窓４０を通して見え
るディスクはない。この時点で、使用者は、使用済みの
封入された針アッセンブリを安全に廃棄でき、或いはホ
ルダに戻して使用済みの針アッセンブリを適正な処分の
ため薬局や健康管理設備(health care facility)に返す
ことができる。
【００２２】更に、最後の殺菌針アッセンブリを取り出
し、使用し、挿入した後、ホルダ３２は使用済みの針ア
ッセンブリの再使用を積極的に阻止するということに着
目されたい。これに関し、使用済みの針アッセンブリを
夫々の先端２２がホルダ３２の小分け端部３４を指した
状態でホルダ３２に挿入する。このように配向された針
アッセンブリ２０は、指保護リング４８のフィンガ５０
によってねじの螺合が邪魔されるため、投薬ペンに取り
付けることができない。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来技術の針及び本発明で使用される従来技術
の投薬ペンの先端の分解斜視図である。
【図２】本発明による針小分け装置の側面図である。
【図３】図２の左側から見た針小分け装置の端面図であ
る。
【図４】図２の右側から見た端面図である。
【図５】図４の５−５線に沿った断面図である。
【図６】使用済みの針が三つ入っているホルダを示す、
図５と同様の断面図である。
【図７】本発明の針ホルダを投薬ペンディスペンサに取
り付けるための組み合わせクリップの平面図である。
【図８】組み合わせクリップに取り付けられたペン及び
ホルダの正面図である。
【符号の説明】
１０ 投薬ペン １４ ボディ ２０ 針アッセンブリ ２１ 針カニュ
ーレ ２２ 先端尖端 ２４ 基端尖端 ２６ 取り付けキャップ ２８ 安全シー
ルド ３０ 収容−小分け装置 ３２ 管状ホル
ダ ３４ 小分け端部 ３６ 挿入端部 ３８ 通路 ４０ 窓 ４２ 蓋 ４４ 中空内部
キャビティ ４６ ヒンジ ４８ 指保護リ
ング ５０ 可撓性フィンガ ５２ セパレー
タディスク ５４ 終端ディスク ５６ 組み合わ
せクリップ ５８、６０ Ｃ字形状クリップ部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ビー・ウィルソン アメリカ合衆国ニュージャージー州07465, ワナケ，キャノンボール・ロード 42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数の針アッセンブリを収容し、前記針
    アッセンブリを選択的に小分けするための装置におい
    て、 複数の前記針アッセンブリを、実質的に端部と端部とが
    当接して整合した状態で保持するような寸法の貫通通路
    を有し、殺菌針アッセンブリを使用のために選択的に取
    り出すための小分け端部及び使用済みの針アッセンブリ
    を収容のために選択的に挿入するための挿入端部を有す
    る細長い管状ホルダと、 前記ホルダの前記小分け端部と取り外し自在に係合する
    蓋と、 内部の一つの前記針アッセンブリと不意に接触しないよ
    うにするため前記ホルダの前記挿入端部に取り付けられ
    た保護体と、を有する装置。
  2. 【請求項２】 前記蓋は、前記ホルダの前記小分け端部
    にヒンジ連結されている、請求項１に記載の装置。
  3. 【請求項３】 前記ホルダを投薬ペンに固定的に連結す
    るためのクリップを更に有する、請求項１に記載の装
    置。
  4. 【請求項４】 前記ホルダには、前記通路を見るための
    細長い窓が設けられている、請求項１に記載の装置。
  5. 【請求項５】 前記殺菌針アッセンブリの各々の間に配
    置された着色を施した複数のセパレータディスクを更に
    有する、請求項４に記載の装置。
  6. 【請求項６】 前記殺菌針アッセンブリと前記ホルダの
    前記挿入端部との間に配置された終端ディスクを更に有
    する、請求項５に記載の装置。
  7. 【請求項７】 基端及び先端の両端を持ち、薬液カート
    リッジがこれらの端部間に収容され、前記先端に取り付
    け構造が設けられた投薬ペンと、 基端尖端及び先端尖端の両端を持つ針カニューレ、前記
    基端尖端及び先端尖端の両端の間で前記針カニューレに
    固定された、前記投薬ペンの前記取り付け構造と選択的
    に係合するための取り付け構造を持つ取り付けキャッ
    プ、前記針カニューレの前記先端尖端に被せられ且つ前
    記取り付けキャップと取り外し自在に係合できる安全シ
    ールドを各々有し、前記基端尖端が全て実質的に共通の
    方向に向くように互いに端部と端部とを整合させた状態
    で配置された複数の殺菌針アッセンブリと、 前記針アッセンブリの間に夫々配置された複数のセパレ
    ータディスクと、 小分け端部、小分け端部と反対側の挿入端部、これらの
    端部間を延びる通路を有する実質的に管状のホルダと、
    を有し、 前記針アッセンブリ及び前記セパレータディスクは、前
    記針カニューレの各々の基端尖端が前記小分け端部を指
    すように前記通路内に摺動自在に配置されており、前記
    セパレータディスクを観察できるようにするため、前記
    ホルダには細長い窓が設けられ、前記ホルダの前記小分
    け端部は、前記投薬ペンの前記先端を前記針アッセンブ
    リの前記取り付けキャップと係合させて前記針アッセン
    ブリを前記ホルダから取り出すことができるようにする
    ため、前記投薬ペンの前記先端を受け入れるような寸法
    になっており、前記ホルダの前記挿入端部は、前記針ア
    ッセンブリを使用後に安全に収容するため、前記針アッ
    センブリの各々の先端部分を使用後に順次受け入れるよ
    うな寸法になっている、投薬システム。
  8. 【請求項８】 前記殺菌針アッセンブリと前記ホルダの
    前記挿入端部との間に配置された終端ディスクを更に有
    し、前記終端ディスクは、針アッセンブリが使用された
    後に、前記ホルダの前記挿入端部に挿入されるとき、前
    記ホルダの前記小分け端部に向かって漸次移動できる、
    請求項７に記載の投薬出システム。
  9. 【請求項９】 前記セパレータディスクは第１の色であ
    り、前記終端ディスクは第２の色である、請求項８に記
    載の投薬出システム。
  10. 【請求項１０】 前記ホルダは、内部にある前記針アッ
    センブリとの不意の接触を阻止するため、前記挿入端部
    に固定的に取り付けられた指保護リングを更に有する、
    請求項７に記載の投薬出システム。
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