JPH08661B2 - エレベータの防犯運転装置 - Google Patents

エレベータの防犯運転装置

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JPH08661B2
JPH08661B2 JP1150257A JP15025789A JPH08661B2 JP H08661 B2 JPH08661 B2 JP H08661B2 JP 1150257 A JP1150257 A JP 1150257A JP 15025789 A JP15025789 A JP 15025789A JP H08661 B2 JPH08661 B2 JP H08661B2
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elevator
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car
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JP1150257A
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正一 大窪
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、不特定多数の人が出入りできる事務所ビ
ル等において、特定階への利用を一時的に禁止し、上記
特定階への進入(降車)を管理するエレベータの防犯運
転装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、事務所ビル等に設置されるエレベータ、特に階
ごとに借用人が異なる貸事務所ビル等に設置されるエレ
ベータにおいては、ビルの業務が終了すると、指定され
た任意の階を特定階とし、その特定階を先行階とするか
ご内の先行呼びを無効として他の階からの進入(降車)
を防止し、そして特定階の乗場呼を有効としておき、こ
の階よりエレベータを利用して外へ出られるようにする
エレベータの防犯運転装置が要求されている。
従来、このようなエレベータの防犯運転装置としては
第3図に示す方式のものが知られている。本例は1階乃
至4階用のもので、3階を特定階とする場合である。
図において、先行呼び登録装置300には、1階,2階,4階
の先行ボタン信号1B,2B,4Bが直接入力されると共に、3
階の行先ボタン信号3BがANDゲート1を介して入力され
ている。ANDゲート1には3階の行先ボタン信号3Bの他
に3階の進入許可信号99が入力されている。400は乗場
呼び登録装置で、1〜3階の上り乗場呼びボタン信号10
2〜103と2〜4階の下り乗場呼びボタン信号202〜204が
それぞれ入力されている。600はエレベータの運転制御
装置で、行先呼び登録装置300及び乗場呼び登録装置400
から出力された各々の呼び登録信号が入力され、登録さ
れた呼びに応答してエレベータを運転させるよう構成さ
れている。
上記のように構成された従来のエレベータの防犯運転
装置において、3階への出入りが許可されている場合
は、3階の進入許可信号99が“H"となっているので、3
階の行先ボタンが押されるとANDゲート1の出力は“H"
となり行先呼び登録装置300に3階の行先呼びが登録さ
れ、エレベータは3階へサービスし乗客は3階で降車可
能となる。また、3階の下り乗場呼びボタン又は上り乗
場呼びボタンが押されて、これに対応する乗場呼びボタ
ン信号203又は103が“H"になると乗場呼び登録装置400
に3階の下り又は上りの乗場呼びが登録され、その呼び
にエレベータが応答することにより、3階乗場の待客は
エレベータに乗車して他の階へ行くことが可能となる。
次に3階への進入が禁止されている場合は、3階の進
入許可信号99は“L"となっているので、3階の行先ボタ
ン3Bを押してもANDゲート1の出力は“L"であるため、
3階の行先呼びは行先呼び登録装置300に登録されな
い。つまり、他の階より3階へはエレベータを利用して
行くことは不可能となる。ただし、3階で乗場呼びボタ
ン203又は103が押されると、上記3階への出入りが許可
されている場合と同様にエレベータが応答し、3階の待
客は他の階へ行くことが可能である。
[発明が解決しょうとする課題] 上記のような従来のエレベータの防犯運転装置では、
行先呼びでは特定階への進入が禁止されている場合で
も、その特定階の乗場呼びが登録されるとエレベータは
その特定階にサービスするため、かご内にいる乗客は進
入禁止の特定階に降車が可能となり、防犯上の効果が充
分でないといった問題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するために創案され
たもので、特定階への進入を確実に防止し、特定階から
他の階に行くことができるエレベータの防犯運転装置を
得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、この発明に係るエレベー
タの防犯運転装置は、行先呼び登録が禁止された特定階
の乗場呼びが登録された時、かご内に乗客がいないこと
を判定して無人かごを特定階の乗場呼びに応答させ直行
運転させる手段を備えてなるものである。
[作 用] この発明においては、進入を禁止した特定階の乗場呼
びが登録されると、かご内に乗客がいないことを判定
し、無人かごを特定階の乗場呼びに応答させるから、特
定階への進入を目的として故意に乗車した者がいても、
そのかごは特定階の乗場呼びに応答することがなく、し
かもサービス途中では他の階の乗場呼びサービスを禁止
するので途中階からの乗車を阻止できるから、特定階へ
の進入防止を確実にし得る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はこの発明によるエレベータの防犯運転装置の
一例を示すブロック図である。同図において、300は1
階〜4階の行先ボタン信号1B〜4Bにより行先呼びを登録
する行先呼び登録装置、400は1階〜3階の上り乗場ボ
タン信号101〜103及び2階〜4階の下り乗場ボタン信号
202〜204により乗場呼びを登録する乗場呼び登録装置、
500は乗場呼び登録装置400より出力された各階の乗場呼
びにエレベータを応答させるか否かを判定する乗場呼び
応答許可判定装置、600は行先呼び登録装置300又は乗場
呼び応答判定装置500より出力される行先呼び信号や乗
場呼び信号によってエレベータの運転方向や、走行及び
停止等の制御を行う運転制御装置、0はかご内負荷が無
負荷のとき“H"となる無負荷検出信号、99は特定階(本
実施例では3階を特定階とする)の先行呼び登録が許可
されているとき“H"となる進入許可信号、1は3階の行
先ボタン信号3B及び進入許可信号99を2入力とするAND
ゲートである。
第2図は、乗場呼び応答許可判定装置500の回路構成
を示す論理回路図である。同図において、101A〜103Aは
1階〜3階の上り乗場呼び登録信号、202A〜203Aは2階
〜4階の下り乗場呼び登録信号、3〜8はANDゲート、2
1〜23はORゲート、11はNOTゲート、101B〜103Bは1階〜
3階の上り乗場呼び応答指令信号、202B〜204Bは2階〜
4階の下り乗場呼び応答指令信号である。
次に、上記のように構成された本実施例のエレベータ
の防犯運転装置の動作について説明する。特定階(3
階)の進入が許可されている場合は、3階の進入許可信
号99は“H"にセットされている。このとき、3階以外の
階に停止しているエレベータかごに乗り込んだ乗客が3
階の行先ボタンを押すと、3階の先行ボタン信号3Bは
“H"となり、ANDゲート1の出力は“H"となる。これに
より行先呼び登録装置300は3階の行先呼びを登録す
る。先行呼び登録装置300より出力された3階の行先呼
び登録信号は運転制御装置600に送出され、その結果、
エレベータは3階の行先呼びに応答し、かごの乗客は3
階で降車可能となる。また、“H"にセットされている3
階の進入許可信号99は、乗場呼び応答許可判定装置500
のORゲート21,23にも入力されるので、そのORゲート21,
23の出力はいずれも“H"にセットされる。これに伴いOR
ゲート21の出力はANDゲート3,4の一方の入力端に加えら
れ、また、ORゲート23の出力はANDゲート5〜8の一方
の入力端に加えられる。このためANDゲート3〜8の他
の入力端に加えられる1階〜3階の上り乗場呼び登録信
号101A〜103A呼び、2階〜4階の下り乗場呼び登録信号
202A〜204Aのいずれかが“H"になれば、その“H"となっ
た乗場呼び登録信号が入力されるANDゲート3〜8の出
力が“H"となり、ANDゲート3〜8に対応した乗場呼び
応答指令信号101B〜103B,202B〜204Bが運転制御装置600
に送出される。その結果、各階の登録された乗場呼びに
エレベータは応答し、各階のエレベータ待客はかごに乗
り込み他の階へ移動することが出来る。つまり、特定階
の進入が許可されている時は、どの階からでもエレベー
タに乗車でき他の階へ移動可能となる。
次に、特定階への進入が禁止されている場合は、3階
の進入許可信号99は“L"にセットされている。この時、
3階以外の階に停止しているエレベータかごに乗り込ん
だ乗客が3階の行先ボタンを押し3階の行先ボタン信号
3Bが“H"となってもANDゲート1の出力は“L"のままで
あるため、3階の行先呼びは登録されない。つまり、エ
レベータかご内乗客は3階へは行くことが出来ない。ま
た、かご内に乗客が居れば無負荷検出信号0は“L"とな
っているのでORゲート21の出力は“L"となる。従って、
ANDゲート3,4の他方の入力である3階の上り又は下り乗
場呼び登録信号103A,203Aが“H"にセットされても、AND
ゲート3,4の出力信号である3階の上り又は下り乗場呼
び応答指令信号103B,203Bは“L"のままとなる。つま
り、3階の上り又は下り乗場呼びにはエレベータは応答
しない。この時、3階の上り又は下り乗場呼び応答指令
信号103B,203Bを2入力とするORゲート22の出力は“L"
であるから、NOTゲート11の出力は“H"となり、これに
よりORゲート23の出力は“H"となっている。このOゲー
ト23の出力“H"はANDゲート5〜8の一方の入力端に入
力されているため、ANDゲート5〜8の他方の入力に加
えられる1,2,4階の乗場呼び登録信号101A,202A,102A,20
4Aのいずれかが“H"であれば、それに対応するANDゲー
ト5〜8の出力信号である1,2,4階の乗場呼び応答指令
信号101B,202B,102B,204Bが“H"となり、運転制御装置6
00に送出される。その結果、3階を除く1,2,4階の乗場
呼びにエレベータは応答する。
次に、特定階への進入が禁止されている場合で、か
つ、かご内に乗客が居ない無人かごが検出された場合
は、ORゲート21の一方の入力端に加えられる無負荷検出
信号0が“H"となるため、そのORゲート21の出力は“H"
となる。ORゲート21の出力“H"がADゲート3,4の一方の
入力端に加えられているので、3階の上り又は下り乗場
呼び登録信号103A,203Aが“H"にセットされると、ANDゲ
ート3,4の出力信号である3階の上り又は下り乗場呼び
応答指令信号103B,203Bは“H"となる。つまり、3階の
上り又は下り乗場呼びにエレベータが応答する。また、
この時、3階の上り又は下り乗場呼び応答指令信号103
B,203Bが“H"になると、ORゲート22の出力が“H"となる
ので、NOTゲート11の出力は“L"となり、ORゲート23の
出力は“L"となる。ORゲート23の出力が“L"になるとAN
Dゲート5〜8の出力信号は“L"となるために、1階,2
階,4階の上り又は下り乗場呼び応答指令信号101B,102B,
202B,204Bは“L"となる。即ち、1階,2階,4階の上り又
は下り乗場呼びにエレベータは応答しなくなる。その結
果、無負荷のかごが3階の上り又は下り乗場呼びに応答
している時は、他の階の乗場呼びに応答することなく3
階に直行するので、かご内は無人状態でエレベータを3
階に到着させることが可能となる。
なお、上記実施例では、無人かご検出手段としてかご
内荷重で得られるデータを無負荷検出信号として用いた
が、かご内の行先呼びボタン信号の有無を検出する手段
でもよく、また、フォトセンサやカメラで乗客の有無を
検出する手段でもよいのであって、無人かご検出手段に
よって本発明の趣旨を妨げるものではない。なお、この
実施例ではエレベータ1台の場合で説明したが、複数台
を管理するエレベータ群であっても同様の効果を奏功す
る。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、無人かご検出信号
と、特定階への進入を禁止する信号とを処理する乗場呼
び応答許可判定装置を設け、これにより特定階の乗場呼
びに応答するかごを、無人かごに限定し、これを特定階
に直行運転させるようにしたので特定階への進入を確実
に防止できると共にそれに付随する他の災害も未然に防
止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック構成図、第
2図は乗場呼び応答許可判定装置の回路図、第3図は従
来のエレベータの防犯運転装置のブロック構成図であ
る。 300は行先呼び登録装置、400は乗場呼び登録装置、、50
0は乗場呼び応答許可判定装置、600は運転制御装置、0
は無負荷検出信号、99は進入許可信号である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定階の行先呼び登録を禁止する方式のエ
    レベータの防犯運転装置において、上記行先呼び登録が
    禁止された特定階の乗場呼びが登録された時、かご内に
    乗客がいないことを判定して無人かごを特定階の乗場呼
    びに応答させ直行運転させる手段を備えたことを特徴と
    するエレベータの防犯運転装置。
JP1150257A 1989-06-13 1989-06-13 エレベータの防犯運転装置 Expired - Lifetime JPH08661B2 (ja)

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